紫外線による光老化とは?原因と対策を考える!|エイジングケア化粧品ナールス
医師監修の下、紫外線による光老化の症状・原因と予防や改善の対策をご紹介します。
また、紫外線対策やエイジングケアにおすすめのナールスの化粧品の組み合わせをご紹介します。
あわせて、医薬品や皮膚科での光老化の治療法もご紹介します。
この記事の監修医師
東中野皮フ科クリニック
院長加藤 雄一郎先生
光老化とは?症状と特徴
光老化とは?
光老化とは、慢性的に紫外線に当たることで生じる皮膚の老化のことです。
エイジングによる肌老化は、皮膚の厚さや肌の色が薄くなります。
一方、光老化は皮膚が厚くゴワゴワになり、肌の色が濃くなるのです。
たとえば、高齢のゴルファーや漁師、農夫などのお肌の角質が厚くなったり、黒っぽい方がいらっしゃいますが、それらは単なる日焼けではなく、光老化の影響なのです。
光老化による肌の変化は、紫外線を浴びた時間と強さに比例して進みますが、
米国皮膚科学会(American Academy of Dermatology=AAD)では、肌老化の約80%が、紫外線による光老化など外部環境が影響していると声明を出しています。
<光老化で片方だけ老け顔の男性>
参考記事
光老化による肌の症状
光老化にはさまざま症状がありますが、顔のたるみが原因のほうれい線やしわ、たるみ毛穴、シミなどは、光老化によってもたされることが多いエイジングサインです。
また、真皮のダメージがひどい場合は、エラスチンが破壊され、まるでお肌が団子のような状態になる「solar elastosis(日光弾性線維症)」になってしまうこともあります。
さらに、老人性色素班(シミ)から、それが隆起してイボになる脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)、後頚部に深いひし形の溝のようなしわができる「後部菱形皮膚(こうぶひしがたひふ)」、
高齢の方で顔に面皰がたくさんできる「Farvre-Racouchot症候群(ファーブルラクーショしょうこうぐん)」などもあります。
さらに、光老化は、基底細胞上皮癌や有棘細胞がんなど、メラノーマを除く皮膚がんの原因にもなります。
ほかにも、最近では肝斑も紫外線による光老化で症状が悪化することもわかっています。
<加齢による自然老化と光老化による肌の違い>
自然老化 |
光老化 |
・しわが細かい ・真皮が薄くなる ・年齢相応のたるみがでる |
・細かいしわと深いしわの両方ができる ・黄色味がかった肌色になる ・真皮が厚くなる ・皮膚が厚くごわつく ・年齢より深いたるみが出る |
参考記事
目も光老化で白内障などに進むことも
光老化は肌だけではなく、目にも影響を及ぼします。
たとえば、白内障は目の光老化が影響していると考えられています。
また、ドライアイや加齢黄斑変性などを引き起こす可能性があります。
参考記事
光老化の原因
<太陽光線の種類と波長>
主な原因は紫外線
紫外線によってお肌に発生する活性酸素や細胞へのダメージが蓄積すると、お肌は老化します。
地上に届く紫外線には、UVAとUVBがあります。光老化は、お肌に急激な変化は与えないものの、照射量が多く、曇や窓ガラスも通り抜けるほど浸透力が高いUVAが主な原因です。
また、紫外線が原因で活性酸素が過剰に生成されると、活性酸素の一部が体の細胞を壊して酸化させてしまいます。その結果、肌老化が進みます。
参考記事
近赤外線やブルーライト
最近では、近赤外線やブルーライトなども光老化の原因の1つであることがわかってきました。
近赤外線は、赤外線の1つで紫外線や可視光線より波長が長い電磁波です。
近赤外線には、熱作用、血管拡張作用があります。また、真皮や皮下組織まで浸透して炎症を促す物質を増やすはたらきがあります。
そのため、近赤外線には目や肌へのダメージを与えるリスクがあります。
一方、ブルーライトとは青色の可視光線です。380~500nm(ナノメートル)と波長が短く、エネルギーが強く散乱しやすい特徴があります。
ブルーライトは、太陽光線に加えて、パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイから多く放出されています。
参考記事
紫外線による光老化の対策におすすめのナールスのエイジングケア化粧品
朝の光老化対策
ナールスゲン、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体で紫外線ビフォーケア
夜の光老化対策
(*)おすすめの化粧品に関しては、医師監修の対象ではありません。
ナールスのエイジングケア化粧品を使った体験&感想 by TAKA❤︎美容ライターさん
30代に入り、紫外線のダメージによるお肌の老化が気になりだしました。
基本的なケアとして、光老化の予防のために日焼け止めは年中塗っています。
また、外で過ごす日は帽子をかぶるようにしています。
紫外線のアフターケアとしてシートパックも毎日しています。
ナールスのエイジングケア化粧品は、どれも肌なじみがよく、お肌をしっとりとさせてくれるので、
使い始めてからお化粧ノリがよくなり、ファンデーションを乗せる時間も短くなって
朝の忙しい時の時短になって助かっています。
エイジングケア化粧水のナールスピュアは、サラッとした使い心地ながらもお肌をしっかりと潤わせてくれます。
特に、肌が敏感になりやすい花粉の時期も、刺激やかゆみを感じることなく使用することができました。
鏡を見るたびに肌がツヤっとしてるなぁと感じるのが増えたのは、きっとナールスピュアのお陰です。
使い心地もよくて30代~40代の女性が抱える悩みにぴったりのエイジングケア化粧品だと思います。
光老化の対策として、なんといっても紫外線対策が大切です。
まずは日焼け止めを使って、日常のスキンケアやエイジングケアのナールスのエイジングケア化粧品を使うのが良いと思います。
TAKA❤︎美容ライターさんのInstagramはこちら
*内容は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。また、化粧品には特定の肌悩みを改善・治療する効果は認められていません。
*体験・感想については、医師監修の対象ではありません。
光老化の予防の対策
光老化は、紫外線の強さと紫外線を浴びる時間の掛け算で決まります。
つまり、強い紫外線を長時間浴びるほど進行が早くなります。
だから、子どもの頃から光老化対策に取り組むことが大切です。
紫外線カットが光老化予防の基本
光老化の予防は紫外線をカットすることです。
まず、春や夏は紫外線の強い時間帯を避けることや外出時は必ず日焼け止めを塗ることが基本です。
ただし、日焼け止めは使用方法が適切でないと、効果が十分発揮できません。十分な量を使用し、指先で細かく円を描くように、むらなく皮膚に塗りましょう。
また、日焼け止めは、紫外線で劣化するので2~3時間ごとに塗りなおしましょう。特に、紫外線散乱剤は劣化が早いので、こまめに塗り直すことが大切です。
特に、汗をかく暑い夏は何度も塗り直すことを徹底しましょう。
ほかにも日傘や帽子を利用する、袖や襟のある衣服で体を覆う、UVカットサングラスをかける、日陰を利用することも必要です。
<光老化予防の基本をチェック>
- 紫外線の強い午前10時頃~午後2時頃は外出を避けている
- できるだけ日陰に入っている
- 日傘や帽子を使っている
- 手袋やスカーフなどで露出しているお肌を覆っている
- UVカット効果のあるサングラスをかけている
- 季節やシーン、肌質に合わせて日焼け止めを正しく使っている
(参考:環境庁「2020 紫外線環境保全マニュアル」)
日焼け止めの選び方や塗り方は下記を参考にしてください。
紫外線のアフターケアも大切
日焼け止めや衣類などによる紫外線対策と同じくらい大切なのは、紫外線のアフターケアです。なぜなら、いくら予防に努めても、完全に紫外線カットをするのは難しいからです。
紫外線を浴びた後は、肌の酸化を防ぐためにアフターケアとして抗酸化成分や十分な栄養、質の高い睡眠を取ることが大切です。
ビタミンA、C、Eやポリフェノールなどの抗酸化物質を含む果物や野菜を摂ることも大切です。
しかし、食べ物による紫外線のアフターケアでは、すぐに栄養分がお肌に届きません。
お肌への速やかな吸収を考えると、紫外線を浴びた後には、ビタミンA、C、Eの誘導体やナールスゲンなど、
抗酸化作用のある成分を配合したエイジングケア化粧品でアフターケアを行うことも良い方法です。
参考記事
スキンンケアやメイクも予防に役立つことも
光老化予防のメインの対策にはなりませんが、日焼け止めの前にナールスゲンやビタミンC誘導体などの抗酸化成分を配合した
エイジングケア化粧品を使うことで紫外線ビフォーケアになります。
また、メイクをすることでも少し紫外線をブロックすることが可能です。
ただし、これらはあくまで補完的なものなので、決して日焼け止めの代わりにはなりません。
個別に相談したい方へ
エイジングケア化粧品のナールスでは、みなさまがより気軽で簡単にお肌悩みの相談などができるように、公式LINEでの個別対応を行っております。
ぜひ気軽にご利用ください。
光老化の治療法
光老化はさまざま症状があるので、美容医療ではそれぞれの肌悩みにあった治療を行います。
たとえば、顔のたるみやほうれい線にはHIFU(ハイフ)やサーマクールなどで治療を行います。
シミの場合なら、シミ取りレーザーを使うことが多いです。
そんな中で、さまざまな光老化の症状に効果が期待できるのが、
IPL(Intense Pulsed Light=インテンス・パルス・ライト)(光)治療です。これは主にフォトフェイシャルという機器によって、光を照射して行う光老化の治療法です。
侵襲が少なくてダウンタイムが短く、安全かつ扱いが簡便であることから、現在では代表的な光老化の治療法になりました。
フォトフェイシャルは、光老化によるシミ・そばかす、くすみに対しての効果が高く、また毛細血管の拡張や赤にきび跡にも有効です。
ほかにも、線維芽細胞の活性化によってコラーゲンやエラスチンの産生を増やすことで、お肌のハリを取り戻す効果も期待できます。
参考記事
もっと美容医療を知りたい方へ
「もっと詳しく美容医療について知りたい」
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このようなご希望にぴったりの情報を手軽にゲットするなら「ナールス美容医療アカデミー」の公式LINEがおすすめです。
まとめ
光老化の症状やそれが元になる肌悩み、原因をご紹介しました。
また、スキンケアやエイジングケア、衣類などによる予防の対策、アフターケア、美容医療による治療などを幅広くご紹介しました。
光老化は、紫外線ダメージの蓄積によって肌の組織が変性することで、しわやシミほか、さまざまな肌の老化症状として現れます。
紫外線ダメージによって老化した肌は、 加齢で老化した肌とは違い、ゴワゴワした状態になってしまいます。また、延長線上には、皮膚がんになるリスクもあります
そのため、予防のためには、紫外線をしっかりブロックすることが大切です。
日焼け止めや衣類、帽子、UVカットサングラスほか、さまざまな手段を使って光老化を防ぎましょう。
また、しわやシミなどの光老化は、レーザー治療や光治療のほか、いくつかの治療手段があります。
気になる場合は、美容クリニックで相談しましょう。
ナールスでは、日焼け止めやUVカットサングラスによる光老化予防やエイジングケア化粧品によるアフターケアから、
「ナールスエイジングケアアカデミー」や「ナールス美容医療アカデミー」を通して、光老化対策に関する情報提供まで、幅広くサポートしております。
ぜひ、自分に合った紫外線対策や光老化予防法を見つけていただければ幸いです。
この記事の監修医師
■ 経歴
- 2008年 帝京大学医学部卒業
- 2008年 千葉西総合病院 初期研修医
- 2009年 上尾中央総合病院 初期研修医
- 2010年 東京医科大学病院皮膚科 入局
- 2016年 東京医科大学病院皮膚科 助教
- 2018年 上尾中央総合病院 皮膚科 部長
- 2019年 戸田中央総合病院 皮膚科 部長
- 2020年 大手美容外科 院長
- 2021年 今泉スキンクリニック 常勤医師
■ 保有資格
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医/日本医師会認定 産業医
■ 所属学会
日本皮膚科学会 会員/日本美容皮膚科学会 会員/日本皮膚悪性腫瘍学会 会員/日本美容外科学会(JSAS) 会員
■ 診療外実績
アラガン・ジャパン株式会社 ボトックスビスタ® 認定医
この記事の執筆者
株式会社ディープインパクト 代表取締役
ナールス美容医療アカデミー編集長
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
富本 充昭Mitsuaki Tomimoto
経歴
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務。その後、医学出版社、医学系広告代理店勤務を経て、ナールスブランドのエイジングケア化粧品開発に従事。
医薬品の開発支援業務、医学・薬学・香粧品の学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
自ら美容医療を体験するとともに、美容外科医、美容皮膚科医へのインタビュー経験、動画出演経験も豊富。
経歴
HIFU、Qスイッチレーザー(フラクショナル、トーニング)、ピコレーザー(ピコフラクショナル)、 ハイドラフェイシャル、高濃度ビタミンC点滴、白玉点滴、幹細胞上清液点滴、マイヤーズカクテル、テロメア点滴
この記事の編集者
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
保有資格
コスメコンシェルジュ
-
化粧品検定1級
-
日本エステティック協会認定エステティシャン
-
日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
-
ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
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