エイジングケア化粧品ナールスのお客様は40代や50代が多いと聞いています。
私自身は、エイジングケアも20代の早い時期から始めた方が良いと考えていますし、糸リフトやハイフ、ヒアルロン酸注射などの美容医療・美容整形も早い段階から行った方が良いと考えています。
この記事では20代で美容医療を行った方が良い理由や、おすすめの施術をお届けいたします。
20代でもエイジングケアはできる?
スキンケアで使うエイジングケアという言葉は、「年齢を重ねてからのケア」と誤解されることもありますが、「年齢に応じたケア」の意味です。
つまり、10代20代のスキンケアも、「年齢に応じた」ものであれば、エイジングケアと言えるのです。
だからこそ、それぞれの年代において、肌の状態や肌質に合わせて、将来の美しさを意識して正しいエイジングケアを行うことが大切なのです。
肌の衰えは20代から始まります。
そのため、早い時期からエイジングケアを始めましょう。
<参考記事>
20代が美容医療に最も関心が高い
株式会社ジェイメックが実施したアンケート調査「美容医療に関する意識調査」によると、男性も女性も20代が美容医療に対する関心が最も高いという結果でした。
20代男性では約45%、20代女性はなんと65%近くもの方が興味を持っているようです。
現在では美容クリニックや美容医療メディアが、ウェブメディアや動画サイトやSNSを通して美容医療に関する情報発信を積極的に行っています。
また、一部の大手美容クリニックは積極的にTV-CMを使った広告を行っています。
こうしたことから好奇心旺盛な年代である20代の男女の関心が高まっていると思います。
美容医療の情報は玉石混交なので、良い情報を選択することが大切ですが、20代が大きな関心を持っていることは私たち美容医療に携わる医師にとっては喜ばしいことだと思います。
<参照元>
美容医療は20代から始めることがおすすめ?
1)私は20代からの美容医療をおすすめします
では実際に20代からの美容医療は、本当におすすめなのでしょうか?
私の考えでは、20代の早い段階から美容医療を受けることをおすすめします。
なぜなら、早い時期から予防美容的に自分に合った施術を受けることで、ずっと若々しい状態でいられる可能性が高まるからです。
これは、化粧品でのエイジングケアも同じですね。
実際の年齢を止めることや老化を止めることは美容医療でも不可能です。
それでも、上手に美容医療と付き合うことができれば、見た目年齢を若々しく保てる時間が長くなります。
逆に化粧品によるエイジングケアを怠ってしまったり、スキンケアでは消せない深いシワやほうれい線を放置すると、気づいた頃には治療も難しいことがあります。
20代でも、1日でも早くエイジングケアを始めることが正解です。
スキンケアも美容医療も正しい情報をもとに、また良い医師と相談して早い時期から始めましょう。
<美容外科による見た目年齢の遅延>
[提供:グローバルビューティークリニック]
2)20代の美容医療は未来を見据えることが大切
化粧品を使ったエイジングケアと美容医療で大きく違うのは、施術を医師に委ねる必要があることです。
そのため、20代の美容医療では、施術する際も、施術後の未来を想定し、より美しく年を重ねられるようデザインすることが大切です。
私は、美容外科医として、次のことを意識して美容医療に携わっています。
ゴール |
美容医療の施術を受けるお客様に最小限のリスクで最高の結果を提供する |
ポイント |
・丁寧なカウンセリングでお客様の希望を把握するともに不安・疑問を解消する
・日々最新の知識や技術のアップデートとともに同僚・先輩医師から技術を学ぶ
・体に負担が少なく、最小限の痛みとなる麻酔での施術を行う
|
<参考記事>
20代にもおすすめ施術3選
1)ボトックス注射
ボトックス注射とは、「A型ボツリヌストキシン(天然のタンパク質)」を含有する薬剤を緊張している筋肉に注入することでその筋肉をリラックスさせ、シワを軽減する治療です。
本来は、ボツリヌストキシン製剤の注射のことですが、アラガン社のブランド「ボトックス」が有名なため、このように呼ばれます。
短時間、低予算ででき、ダウンタイムもほとんどない治療であるため、20代で初めて美容医療を受ける方にもおすすめの施術です。
また、浅いシワのうちからボトックス治療をすることによって、深いシワの予防になるので、20代など若い方におすすめです。
なぜボトックスを20代からおすすめするかの根拠の1つに海外の研究報告があります。(*)
その研究は、双子の姉妹でボトックス注射を打った妹と何もしなかった姉の顔を比較したものです。
ボトックス注射を打ち続けていた妹と打たなかった姉では見た目の差は歴然でした。
妹は25歳から眉間とおでこにボトックス注射を打ち始めることで、38歳になってもきれいな肌をキープできています。また、ボトックス注射の美肌効果でハリやツヤがあります。
さらに、妹は目尻へのボトックス注射は行っていませんが、目尻のシワも予防できています。
一方でボトックス注射を行っていない姉は、額や眉間だけではなく目尻のシワも目立っています。
こうした研究からもボトックス注射は20代からおすすめしたいエイジングケアの美容医療の施術です。
*出典:Long-Term Effects of Botulinum Toxin Type-A (Botox) on Facial Lines
<参考記事>
2)HIFU(ハイフ)
HIFU(ハイフ)とは、「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字を取った略称で、「高密度焦点式超音波」のことです。
高密度の超音波を顔や体に照射することで、皮膚の深い部分にあるタンパク質を熱で凝固・収縮させ組織を一度破壊します。
その後、組織が元に戻る過程で肌質の改善や引き締め効果を、たるみの改善、リフトアップを狙う治療です。
20代のエイジングケアとしてHIFU(ハイフ)をおすすめするのは、たるみの予防美容になるからです。エイジングが進んでもたるみが目立ちにくい肌作りが期待できます。
また、たるみが少ない若いうちから始めると施術回数が少なくて済むこともメリットです。
ただし、最初からたるみが少ない人は施術効果を実感できないことや脂肪の少ない人には向かないこともあります。
20代でもおすすめのHIFU(ハイフ)ですが、自分に合うかどうかはクリニックで医師と相談しましょう。
<参考記事>
3)糸リフト
糸リフトは皮膚の組織に特殊な医療用の溶ける糸を挿入することで顔のたるみをリフトアップする施術です。
ほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインなどの顔のたるみを改善するだけでなく、顔効果やハリ・ツヤ感アップも期待できます。
<グローバルビューティークリニックの糸リフトの施術部位>
●頬
●顎
●顎下
●ほうれい線
●マリオネットライン
●ゴルゴライン
糸リフトのメリットは、フェイスリフトに比べて手軽な上に、効果の即効性があることです。
また、メスを使わずダウンタイムも短いこと、麻酔を使えば痛みを抑えられることもメリットです。
そんな糸リフトは、グローバルビューティークリニックでも人気の施術で、最近では20代でも糸リフトの施術を受ける人も増えています。
また、当院では糸リフトとHIFU(ハイフ)の併用をおすすめしています。
ゴルゴラインやマリオネットラインが目立つ人や頬が以前よりやや下がったと感じている人にとても効果的です。
施術内容 |
傷のつかない固定型糸リフト |
施術期間 |
before:術前
after:1ヶ月目 |
回数と料金 |
1本20,475円~46,000円 |
一般的な副作用 |
【糸のリフトアップにおける注意点】
腫れ、内出血、痛み、違和感、左右差、ひきつれ感、感染など |
リスクの掲載 |
【糸のリフトアップにおける注意点】
腫れ、内出血、痛み、違和感、左右差、ひきつれ感、感染など |
[提供:グローバルビューティークリニック]
<参考記事>
なお、最近では目の下のクマ取り治療も人気があります。
グローバルビューティークリニックのクマ取り治療の症例をご紹介します。
施術内容 |
目の下の切らないたるみ取り+シルキーファット注入(ナノCRF) |
施術期間 |
before:術前
after:3ヶ月目 |
回数と料金 |
437,000~693,000円 |
一般的な副作用 |
【目の下のクマ手術における注意点】
腫れ、内出血、痛み、違和感、左右差、個人差、感染など |
リスクの掲載 |
【目の下のクマ手術における注意点】
腫れ、内出血、痛み、違和感、左右差、個人差、感染など |
[提供:グローバルビューティークリニック]
<参考記事>
20代から美容医療を受ける際のポイント
20代の方を始め美容医療を受けるに際しては、注意すべき3つのポイントがあります。
1) 美容医療は「美容医療機関」で受ける
当たり前ですが、「美容医療機関」で受けることが大切です。
具体的には、美容外科・美容皮膚科・形成外科・皮膚科・美容内科などです。
常駐の医師がいる医療機関でしっかりと診察を受けた上で、医師や医療従事者の施術を受けることが大切です。
2)適切な医師の施術を受ける
美容クリニックはとても多く、医師によっても得意施術は異なります。
二重整形が得意な医師がいれば、鼻整形が得意な医師もいますし、小顔整形が得意な医師もいます。
ベテランでもセンスがない医師、経験年数が浅くても美的センスがある医師もいます。
医師選びは、美容医療を受けるうえで最も大切といっても過言ではありません。
症例件数や施術実績を見て、慎重にクリニックを選びましょう。
3)自分に合う施術を受ける
美容医療は自分の希望や肌悩み、肌状態に合った施術を受けることが大切です。
とくに切開を伴う手術を受けると、元に戻すことが難しくなる場合もあります。
そのため、医師としっかりコミュニケーションを取り、どんな施術を受けるのかを納得したうえで決めるとこが大切です。
また、施術の内容やリスクなど、不安や疑問はしっかりと解消しましょう。
その点からは、カウンセリングが丁寧な医師、コミュニケーションが気軽にできる医師がいる美容クリニックがおすすめです。
<参考記事>