エイジングケアをいつから始めるか、つまり、何歳でスタートするのが良いかを知りたい方は多いのではないでしょうか。
おそらく多くの方は30代と考えているのではないでしょうか?
しかし、実際は10代でも20代でも良いのです。この記事では、美容外科・美容皮膚科フローラクリニック池袋院のさくちゃん先生からエイジングケアを始めるタイミングについてメッセージをいただきました。
また、ナールスからエイジングケアを始めるためのおすすめの化粧品を紹介します。
エイジングケアを始めるなら「今」|さくちゃん先生のメッセージ
エイジングケアといえば、30代後半から始めるイメージをお持ちではないでしょうか?
でも、実はいつ始めても良いのです。
エイジングケアとは、「年齢に応じたお肌のお手入れ」のことで、「若返り」の意味ではありません。
だから、20代であっても70代であっても、それぞれの年代に合ったスキンケアを行えば良いのです。
そんなエイジングケアでどの年代にとっても大切なことは、紫外線対策、保湿、洗顔の3つです。この3つを正しく行えば、肌悩みや肌老化のない美肌をキープできる可能性が高くなります。
肌は年齢とともに衰えますが、年齢に加えて季節や肌質、肌状態にあったエイジングケアを行うことで、その速度をゆるやかにすることは可能です。
良いエイジングケア化粧品は、それをサポートしてくれるのです。
良いエイジングケア化粧品とは、高い保湿力を持つ美容成分や機能性の高い美容成分が配合されていて、アルコール(エタノール)などの刺激になる成分ができるだけ配合されていないものです。
化粧品に関する正しい知識を身につけて、今すぐエイジングケアを始めましょう。
それに加えて、毎日の生活習慣も大切です。バランスの良い食事、質の高い十分な睡眠、適度な運動など、健康を意識した生活も美肌のために大切です。
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エイジングケアを始める前に年齢別の肌の老化の進み方を知ろう
年齢別の肌老化の指標「エイジングインデックス」とは?
肌の老化は、エイジングに加えて日々のスキンケアや生活習慣のよって、個人差があります。
30代でも40代に見える方もいれば、逆に50代でも40代に「若見え」する方もいます。
とはいっても、誰でもエイジングに抗うことはできないため、少しずつ肌の老化を感じてしまうことが多いのではないでしょうか。
ナールスでは、独自に「エイジングインデックス」という指標を作成して、年代別の肌老化の進み方を可視化できるようにしました。
エイジングインデックスとは、肌のターンオーバーの速度、女性ホルモン量、角質の水分量、皮脂の量、セラミドの量、コラーゲンの量、エラスチンの量、ヒアルロン酸の量の8つを指標として、年代ごとの変化をレーダーチャートで表したものです。
<お肌のエイジングインデックス>
<参考記事>
年代別のエイジングインデックス
20歳から70歳までのエイジングインデックスを示します。
年齢を重ねるほどレーダーチャート内の面積が減っていくことがわかります。
つまり、美肌に必要な成分が減っていくことで、肌の老化が進展するのです。
それに伴ってエイジングサインが増えたり、肌悩みの種類が異なります。
<20歳のエイジングインデックス>
<30歳のエイジングインデックス>
<40歳のエイジングインデックス>
<50歳のエイジングインデックス>
<60歳のエイジングインデックス>
<70歳のエイジングインデックス>
年代別に多い肌悩み
年代別の特徴的な肌悩みについてまとめます。
人によっては早く経験したり、その年代でも肌質や肌状態の違いで肌悩みが無い場合もあります。
エイジングケアを始めるのに早すぎることも遅すぎることもありません。
肌のことが気になったらすぐに始めましょう。
年代 |
肌悩みや肌老化 |
20代 |
シワやシミなどの肌悩みは少なく、乾燥肌や脂性肌、毛穴の黒ずみなどで悩むことが多い。敏感肌で悩む方もいる。 |
30代 |
肌のハリや潤いが減って、小ジワやシミ、くすみが目立つなどを経験し始めるのも多い年代。深いシワが目立つことは少ない。 |
40代 |
大きなシミや深いシワなどが目立つこともある。また、ほうれい線やフェイスラインのたるみも進み始める。 |
50代 |
ほうれい線は深くなりがちで、たるみも進むことがある。目の下のクマやたるみも気になることが増える。 |
60代 |
顔全体のシワが増えたり、ゴルゴライン、マリオネットラインなどが気になるケースが増える。 |
70代 |
顔のしわはさらに増える。また、顔以外のさまざまな部位の乾燥が進む。 |
エイジングケアを始めるって何をすれば良いの
実がエイジングケアといっての特別なことをする必要はありません。
スキンケアに基本である保湿、紫外線対策、洗顔やクレンジングを年齢に合わせて正しく行うことが大切です。
保湿ケアがエイジングケアの基本
健やかな素肌は、十分に保湿されて潤った肌です。
お肌の角質層には、健康なお肌なら20%~30%程度の水分が含まれます。
水分量が減るとお肌は乾燥し、乾燥肌が原因となるさまざまな肌悩みが目立つリスクが高まります。
そのため、どの年代であってもスキンケアの基本は保湿です。
そんな保湿は、年代をかさねるほど高保湿で低刺激な成分を使うことが基本です。
また、若い年代ではスクワランオイルやシアバターなどの油性成分は必要が無いことが多いですが、年齢とともに必要性が高まります。
紫外線対策は10代でも始めよう
紫外線対策は全ての年代で大切です。
また、できるだけ早い年代から意識して行いましょう。
シミやシワなどの原因の多くは、紫外線ダメージの蓄積です。
早くから紫外線対策を行うことで、紫外線ダメージの蓄積を避けることができます。
また、年齢を重ねると刺激の小さなノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。
洗顔やクレンジングも優しく
肌を清潔に保つことはターンオーバーを正常に保ったり、皮脂の酸化による角栓や毛穴の悩み、肌荒れなど防ぐ上で大切です。
その手段が洗顔やクレンジングです。
これらは少なからず肌の負担になります。
そのため、年代に関わらず正しく行うことが大切です。
洗顔やクレンジングは1日2回まで、所用時間は、すすぎを入れて1分30分までを目安にしましょう。
また、年齢を重ねるにつれ刺激の少ない洗顔料やクレンジング料を使いましょう。
おすすめはアミノ酸系界面活性剤(洗浄成分)配合の洗顔料やクレンジング料です。
エイジングケア化粧品は何歳から使えば良いの
エイジングケア化粧品とは、明確な定義はありませんが、「肌の老化のケアに良い機能性の高い美容成分や高保湿成分を配合した化粧品」のことです。
ドラッグストアなどで販売している化粧品と比べて高価な傾向にあります。
では、エイジングケア化粧品はいつか使えば良いのでしょうか。
10代や20代はプチプラでもエイジングケアができる!
エイジングケアの定義は、「年齢に応じた肌のお手入れ(スキンケア)」です。
必ずしも高価なエイジングケア化粧品を使うことではありません。
10代や20代なら、エイジングケア化粧品を使わなくてもプチプラコスメを使っても大丈夫です。
なぜなら、まだお肌本来の力が高く、正しいスキンケアやエイジングケアを行えば、高機能な美容成分を使う必要はないからです。
しかし、外でスポーツをする機会の多い方や紫外線ケアが不十分だと感じる方は、20代からエイジングケア化粧品を使うことをおすすめします。
また、どんな化粧品を使っても正しく使うことが大切です。
10代や20代のエイジングケアは、エイジングケア化粧品を使うよりも正しい使い方を身につけましょう。
また、毛穴パックの過度な使用をはじめ間違ったスキンケアを避けることに重点をおきましょう。
10代や20代にエイジングケアは、良いエイジングケア化粧品を使うことより、10年後や20年後のために、肌を「擦らない」、「叩かない」、「引っ張らない」を徹底しましょう。
25歳はお肌の曲がり角
個人差はありますが、25歳ごろから初期のエイジングサインが気になる方も少なからずいます。
10代や20代前半でスキンケアを怠ったり、間違ったケアを行っていると小じわやくすみが目立つこともあります。
そんな場合は、20代でもエイジングケア化粧品を使うことをおすすめします。
30代からは良いエイジングケア化粧品を使おう
では、何歳からエイジングケア化粧品を使えばよいのでしょうか?
目安としては、30歳前後ではないでしょうか?
先ほども触れましてが、30代になると肌のハリや潤いが減って、小ジワやシミ、くすみが目立ち始めます。特に、30代後半になるとその傾向が強くなります。
そのため30代半ばからは本格的に良いエイジングケア化粧品を使ってスキンケアをすることをおすすめします。
次のようなサインが気になるときは、エイジングケア化粧品を使いましょう。
- 目元のシワが気になることが多い
- 口元のほうれい線が目立ってきた
- 頬に縦長のたるみ毛穴が気になる
- ファンデーションが浮く日が多くなってきた
- 今まで使っていた化粧品が合わない気がする
100歳までエイジングケアを
今は人生100年時代。
その点から言えば、40代や50代はまだ若い世代です。
エイジングケアを始めたらずっと続けましょう。
近い将来、老化が治療できる時代が来ることも夢ではありません。
そんな時代が来れば60代や70代、80代でも元気な方が増えるでしょう。
いつエイジングケアを始めたとしても100歳まで美肌をキープする気持ちを持ち続けることが大切だと思います。
初めてのエイジングケアにおすすめ!ナールスの化粧品
初めてエイジングケア化粧品を使う方ためにおすすめのナールスのアイテムを3つ紹介します。
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エイジングケアケア化粧水「ナールスピュア」で1st ステップ
初めてエイジングケア化粧水を使う方におすすめです。
ナールスゲンやヒト幹細胞培養液、ナイアシンミド、ビタミンC誘導体など機能性の高い成分を配合した本格派のエイジングケア化粧水。
クレンジングジェル「ナールスエークレンズ」もおすすめ
アミノ酸系洗浄成分配合のクレンジングジェルです。
ダブル洗顔不要でマツエクOKです。
何歳でも日焼け止めは「ナールスヴェール」で!
ノンケミカルながらSPF50+、PA++++、ブルーライトも85%カットの日焼け止めです。
ウォータープルーフなので夏場にピッタリです。
まとめ
エイジングケアをいつから始めるかについて解説しました。
エイジングケアの定義から言えば、何歳から始めても良いことがわかりました。
必ずしも高価なコスメを使う必要はありませんが、若い時から正しい知識を身につけて、年齢に応じて正しいスキンケアを行えば、それがエイジングケアです。
また、いくつになっても手遅れではありません。
意識できたときにエイジングケアを始めれば良いのです。
私たちはナールスのエイジングケア化粧品を通して、全年代の正しいスキンケアをサポートしたいと願っています。