みなさんには、5月の終わり頃にナールス ネオの試作品を提供し、お使いいただきました。
今回のvol.1では、みなさんのお肌の悩みと対策、『ナールス ネオ』の使い心地や実感をご紹介します。
様々なお肌の老化とコラーゲンの関係は?
- 司会:
本日は、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。
よろしくお願いします。さて、みなさん、お美しく、
お肌の悩みなど無いように思うのですが、いかがでしょうか。
- 一同:
そんなことはなく、やはり年齢とともに色んなお肌の悩みがあります。
「お肌の酸化を防ぐには?」「お肌の糖化を防ぐには?」
「ほうれい線の取り方は?」「シワを深く刻み込まないための対策は?」
などを知りたいですし、毛穴やシミも気になっています。
- 司会:
色々、多岐にわたるお悩みですね。これらは一見、原因が別のようですが、多くの部分で共通しています。ほうれい線やシワは、真皮の線維芽細胞で作られる「コラーゲン」や「エラスチン」の変性、減少が原因なんです。
また、表皮と真皮のつながりが弱くなることや表情筋の衰えなども、たるみやシワを増やす原因です。今日は、一つひとつを詳しく説明する時間がありませんので、こうしたお悩みと関係の深い「コラーゲン」や「エラスチン」と、「肌悩み」の関係から、原因と対策を説明いたします。
お肌が酸化する例の1つは、紫外線が当たることで、真皮がダメージを受けて、コラーゲンやエラスチンが傷つき、変性してしまうことです。
お肌の糖化は、体内で「糖」とたんぱく質が結びつくことで、お肌でコラーゲンが「焦げた」状態になることです。その結果、お肌がくすんだり、ツヤやハリを失います。
酸化や糖化でコラーゲンやエラスチンが変性するので、この2つはお肌の「大敵」と言えます。
さらに、女性ホルモンであるエストロゲンもコラーゲン生成をサポートするのですが、年齢とともに減少するので、当然、お肌の状態にも影響が出ます。つまり、お肌の「たるみ」によるほうれい線、真皮ジワ、たるみ毛穴などは、コラーゲンやエラスチンの質の低下や、減少することが大きな原因となっています。年齢に関係なく、乾燥による小ジワや開き毛穴などのお肌の悩みは、保湿を中心としたスキンケアで、十分改善が可能です。
一方、真皮の線維芽細胞やコラーゲンのダメージによる真皮ジワ、たるみ、ほうれい線、たるみ毛穴などのエイジングサインは、スキンケアだけでは改善が難しく、外科的な方法や再生医療など、医療に頼らざるを得ない場合が多いのです。
エイジングケアの基本は結局のところ・・・
- 司会:
加齢には抗えませんが、それ以外で予防可能なコラーゲンやエラスチンへのダメージの軽減は、スキンケアだけでなく、体全体のケアを実践することが大切です。つまり、みなさんのお悩みの対策の大きなポイントは、コラーゲンやエラスチンを作る真皮にある「線維芽細胞を若々しい状態に維持すること」なのです。
たとえば、
- 紫外線を避けて、「酸化」を避ける
- 糖分の多い食事や過食を避け、「糖化」を避ける
- 良質のたんぱく質のビタミンなどバランス良く摂って、コラーゲンやエラスチンを作る力を高める
- 十分な睡眠や適度な運動を行う
- 明るく楽しい毎日を送る
などです。
スキンケアでは、「保湿」と「紫外線対策」が基本となります。まずは、この2つをしっかり行うことが大切です。
その上で、次のステップとして、エイジングケア成分が配合された化粧品を使うことですね。
実は、コラーゲンは30種類以上!?Ⅲ型コラーゲンとは?
- 仲井:
コラーゲン配合の化粧品では、コラーゲンは増やせないんですか?
- 司会:
はい。化粧品に配合されているコラーゲンは、「保湿成分」です。保湿成分としては優れていますので、コラーゲン配合化粧品自体は、良いものの1つです。しかし、化粧品に配合されているコラーゲンは、お肌の中でコラーゲンになるわけではありません。ですから、自分自身のコラーゲンを増やすことを目的に、使用しても意味がないと言えます。
コラーゲンは、30種類以上あることが確認されていて、肌、骨、髪の毛、靭帯などにあって、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型というように分類されています。これらの中で、お肌と深い関係があるのは、Ⅰ型とⅢ型のコラーゲンです。
Ⅰ型は、皮膚のコラーゲンの90%を占め、お肌の弾力や強さに大きな影響を与えます。
Ⅲ型は、Ⅰ型がある場所に多く、お肌の真皮や大動脈に多く存在します。また、子宮などにも存在します。Ⅲ型は、Ⅰ型よりも柔らかいコラーゲン線維で、「若返りコラーゲン」と言われることもあります。若いお肌の目安として、I型とⅢ型の比率があります。 Ⅲ型の比率が多いと、「若いお肌」と言われます。コラーゲンと言えば、Ⅰ型のことを指す場合が多いのですが、Ⅲ型に着目することも大切なんですね。繰り返しになりますが、コラーゲンは、誰でも年齢とともに減少していきます。
そして、真皮ジワは、主にコラーゲンの減少が原因で、また、ほうれい線やマリオネットラインは、コラーゲンやエラスチンの減少、筋肉の衰えなどが重なって起こるものであることが多いのです。
コラーゲンとエラスチン
- 司会:
コラーゲンの源は「アミノ酸」です。毎日、様々な食品から良質のたんぱく質を摂取することで、コラーゲンの原料が体内に吸収されて、 コラーゲンを体内で作るはたらきが高まります。
また、コラーゲンを作るには、ビタミン類を含んだ食品を摂ることも大切です。コラーゲンは真皮の70%を占めていますが、一方、エラスチンは、たった2~3%と言われています。
しかし、エラスチンは「弾性線維」と呼ばれるように、お肌の弾力を支える大切な成分です。
エラスチンは、コラーゲンの周囲でバネのような役割をしてお肌に弾力を与えています。
コラーゲンにも弾力性はありますが、エラスチンの弾力性の方が高いため、これが減少するとお肌がたるんできます。
コラーゲンとは、アミノ酸の鎖がいくつも繋がってできている細長い繊維状のタンパク質です。3本のらせん構造になっているので、お肌のハリにかかせない弾力を作り出しています。
エイジングケア成分とコラーゲンの関係は?
- 司会:
コラーゲンを増やす成分をご紹介します。よく知られているのは、「ビタミンA誘導体」と「ビタミンC誘導体」です。新しい成分では、『ナールス ネオ』に配合している「ナールスゲン」と「ネオダーミル」もそうです。ナールス製品に配合しているナールスゲンが増やすサポートをするコラーゲンは、「Ⅰ型コラーゲン」のことです。ヒトの線維芽細胞を取り出して培養し、それにナールスゲンを加える試験結果では、Ⅰ型コラーゲンを2倍~3倍に増やすことが実験データとして示されています。また、同じ試験で、エラスチンを1.5倍に増やすデータもあります。
一方、ネオダーミルには、Ⅰ型、Ⅲ型、両方のコラーゲンを増やす実験データがあります。ネオダーミルは、Ⅰ型コラーゲンを1.79倍に、Ⅲ型コラーゲンを1.93倍に増やすことが実験で示されています。つまり、Ⅲ型コラーゲンの比率を高めるのが、ネオダーミルの大きな特徴の1つです。
■ 未処理 ■ ネオダーミル0.5%
ネオダーミル0.5%で処理または未処理の
ヒト皮膚外植片におけるコラーゲンIII型
含量の変化(画像解析による)さらに、エラスチンを1.9倍に、エラスチンができる前の物質であるトロポエラスチンを1.5倍に増やす実験データも得られています。
ただし、これらのデータは培養した細胞でのデータなので、必ずしもヒトの肌で同様の結果を示すものではありませんが、エイジングケア成分としての秀逸さを示すデータです。
ネオダーミルって、どんな成分?
- 司会:
ネオダーミルは 、スイスのインデュケム社(Induchem AG)によって開発された新しいエイジングケア成分です。
一言で言えば、お肌の細胞エネルギー源で、コラーゲン、エラスチンをサポートする成分です。実は、ネオダーミルは単一の成分ではなく、細胞のエネルギー分子である主軸成分「メチルグルコシド6 リン酸(MG6P)」と「銅」などが含まれます。
メチルグルコシド6 リン酸は、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンなどのたんぱく質を作るサポートします。
銅は、コラーゲンやエラスチンを形作るサポートをします。
また、ネオダーミルには、
1.基礎実験で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを有意に増加させた。
2.臨床試験、深いシワを2週間で、体積で13%、深さで15%減少させた。
3.臨床試験で、お肌のハリや弾力、コラーゲン密度を好転させた。
などのデータがあります。
こうした点が評価されて、2013年パリで開催された“In-cosmetics2013”にてイノベーションアワード金賞を受賞しました。
(*in-cosmeticsとは、世界中の化粧品原料企業が集う、化粧品原材料の国際展示会)
まだ日本ではなじみが薄い成分ですが、期待の成分の1つだと思います。
team シンデレラが、ナールスを斬る!
- 司会:
そんなネオダーミルを配合したのが、7月29日に新発売する『ナールス ネオ』です。『ナールス ネオ』には、ナールスゲン、ネオダーミルともに推奨最高濃度を配合して、コラーゲンやエラスチンに着目して開発した製品です。
ナールスピュアやナールス ユニバとの違いは、III型コラーゲンにも着目したことです。よりエイジングケアにフォーカスして、目元や口元など目立つエイジングサインへのケアを考えた美容液です。
さて、みなさん、実際にお使いになって、どんなご実感がありましたか?また、使い心地はどうでしたでしょうか?
- 司会:
最初に、使い心地の印象を教えてください。
- 中川:
美容液なので、もっと粘性のあるものをイメージしていました。でも、ナールス ネオは、乳液っぽい感じで、ベタつきがなくサラッとしていて良く伸びました。それで、顔の一部だけでなく、全体に使いました。
他のナールス製品と同じで、軽い感じで使いやすかったです。
- 美保:
私は、今回初めてナールスブランドを使いました。ブランド色のバーガンディ色のボトルは、アグレッシブですごく印象的でした。もし中身も赤い液体だったら嫌だなと思ったんですが、無色でにおいもなく、安心しました。
ナールス ネオは、以前から使っていたものに加えて使いましたが、ベタつかなくて伸びるテクスチャーが好みで、毎日朝晩、気になる目元や口元に集中的に使いました。
- 仲井:
私は、においがあるものはダメなので、においのないのが良かったです。顔全体に使いましたが、すごく伸びるので少量で十分でした。ところで、どのくらい使えば良いのでしょうか?
- 司会:
お悩みの部位は人それぞれなので、「適量」は違ってくるかと思いますが、基本は気になるところへワンプッシュ、小豆大もあれば十分だと思います。
- 宮田:
すごく伸びたので、大事に使いました。私もにおいがない点が良かったです。
- 司会:
皆さんは、お使いいただいて、刺激感や肌荒れなど問題は無かったですか?
- 一同:
はい、全く問題はありませんでした。
- 司会:
『ナールス ネオ』には、キャリーオーバー成分としてフェノキシエタノールやパラベンが配合されています。
キャリーオーバー成分とは、「持ち越された成分」という意味です。つまり、『ナールス ネオ』を製造する際に加えたのではなく、使用している原料の一部に元々配合されているものです。
キャリーオーバー成分は、表示義務がないのですが、微量とはいえ、場合によっては刺激を感じられるお客様もおられます。そのため、ナールスブランドの製品では、すべて情報を開示しています。もし、他の製品でフェノキシエタノールやパラベンで刺激を感じる方は、注意が必要です。
- 一同:
容量は20mLということですが、どれくらいの期間使えますか?
- 司会:
スタッフなどで確認したところ、毎日朝晩、小豆粒程度で使って、2ヵ月くらいです。
- 司会:
次に、お肌でのご実感はいかがでしたか?
- 中川:
私は、目が大きいせいか、目元のシワがすごく気になります。また、涙袋もあるので、よけいです。
まつ毛のモデルもしているんですが、ナールス ネオを使いだしてから、カメラマンさんから目元がふっくらしてきたと、変化を指摘されました。
また、笑った時やたくさんしゃべった後の化粧崩れも減った感じがします。撮影される際も、自信が持てるようになりました。
- 美保:
この時期は、陽射しが強くなってきて、乾燥もしてきますよね。
外出したり、女将として乾燥した室内で夜まで仕事をしているので、お肌の潤いが気になります。ピュア、ネオ、ユニバと3つを使っていると、潤いが出てきて、お肌のトーンも上がったように思います。
- 仲井:
私は、二の腕がぶつぶつとして肌荒れが気になっていたんですが、そこにナールス ネオとユニバを使ってみたところ、少し治まったように感じています。
- 宮田:
ホルモンバランスによる肌荒れが周期的に起こるんですが、ナールス ネオを使っていた間は、肌荒れしなかったです。また、疲れたりした場合は、目元がプツプツした状態になるのですが、それも改善したような感じがしました。口元やTゾーンなどのかさつきも、あまり気にならなくなりました。
- 司会:
ナールス ネオに関しては、みなさんに製品の説明をしないまま使っていただきました。今回、説明を受けて、印象はいかがでしょうか?
- 中川:
実は、私は『ナールス ネオ』のことを少し聞いていましたが、今日、やっとみんなに公開していただいて、すっきりしました。良い製品であると再認識したので、大切に使っていきたいです。
- 美保:
私は事前の情報がなく使い始めたので、使い方もよくわかっていませんでした。中川さんのご紹介だったので抵抗なく使えましたが(笑)。まず、お肌で実感しましたが、今日詳しいお話を聞けて、理解できたのは良かったです。
新しいものって不安を覚えるタイプなので、どんな成分が入っているのかを知って使うのと知らないのでは違うと思います。これから、しっかり使っていきたいと思います。
- 仲井:
ナールスブランドは、よく知っている大学で研究された、しっかりした成分が入っている安心感があります。
ただ、長年愛用している製品があるので、今回のような機会がなければ、新しいブランドを使う必要性はありませんでした。
今回、ナールス ネオなどを試してみて、今までのブランドとは違う実感がありました。切り替えたことでお肌が驚いたのかな?とも思っていましたが、しばらく使っていて、実感が深まりました。勉強にもなって良い機会でした。
- 宮田:
しっかり研究された成分が配合されているので、安心感があることを認識しました。今回、紫外線の話や美白の話なども聞けて、勉強になりました。
(*紫外線や美白のお話は、vol.2でご紹介します。)
- 司会:
ナールス ネオをはじめ、今後ともナールスブランドをよろしくお願いします。スキンケア製品は、あくまでもサポート役なので、まずは毎日、食事、運動、睡眠などバランスの良い生活をして頂ければ幸いです。
vol.2では、中川さんから、ご披露いただいた女性ホルモンのお話、線維芽細胞とホルモンの不思議な関係、美白と紫外線の関係などをご紹介します。ぜひ、お楽しみに。
ナールス ネオは
どんな美容液?
『ナールス ネオ』の名前の由来ですが、「ネオダーミル」という新しい成分を配合したことで、この美容液が新しいタイプのものであるイメージを持っていただきたかったので、『ネオ』と名付けました。『ナールス ネオ』には、ナールスゲンやネオダーミルに加えて、プロテオグリカン、ダエダリンAといった特徴的な成分を配合しています。
「プロテオグリカン」は、国立大学と企業で研究開発された成分です。
糖とたんぱくが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポートします。また、ヒアルロン酸産生をサポート。高い保湿力を持っており、潤いのあるふっくらしたお肌をキープします。
「ダエダリンA」は、国立大学と企業で開発された成分です。
ホウロクタケの菌糸体から抽出された成分で、お肌の細胞にはたらきかけターンオーバーをサポートし、健やかで透明感のあるお肌をキープします。
ナールスゲンで「育む」エイジングケアをサポート
- コラーゲン
- お肌のハリ、弾力に必須!
- エラスチン
- コラーゲンをしっかり束ねる
- HSP47
- コラーゲンを正しい形に導く
さらに3つの成分で「攻める」エイジングケア
ネオダーミル
ネオダーミルが、
コラーゲンⅠ型・Ⅲ型&
エラスチンをサポート
ハリとツヤをキープ
プロテオグリカン
高い保湿力を持つ
プロテオグリカンが、
保湿をサポート
ふっくらしたお肌をキープ
ダエダリンA
抽出されたダエダリンA。
お肌の細胞&
ターンオーバーをサポート
お肌をキープ
どうしても気になる目元、口元。
そんな気になるエイジングサインに対して、
「攻める」エイジングケアにフォーカスした美容液
2015年7月29日新発売
販売価格 9,990円(税込)
<全成分>
水、BG、グリセリン、ペンチレングリコール、マルチトール、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、パルミトイルトリペプチド-1、パルミトイルテトラペプチド-7、メチルグルコシドリン酸、(リシン/プロリン)銅、レチノイン酸トコフェリル、アスコルビルグルコシド、水溶性プロテオグリカン、ホウロクタケ菌糸体培養液、ユビキノン、セラミド2、エルゴチオネイン、グリチルリチン酸2K、トレハロース、パンテノール、ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニン、PCA-Na、クオタニウム-73、ベタイン、ソルビトール、スクワラン、水添レシチン、褐藻エキス、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、DPG、PPG-4セテス-20、PEG-60水添ヒマシ油、ポリソルベート20、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、水酸化K
<キャリーオーバー成分>
トコフェロール、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェノキシエタノール、塩化Na、塩化K、リン酸Na、リン酸K、乳酸Na
無香料、無着色、無鉱物油。石油系界面活性剤は配合していません。