エイジングケアやスキンケアを考える上で、私たちが大切だと考えているのは、「食事」、「運動」、「睡眠」などをしっかり考えた適切な日常生活です。
それを基本として、お肌の仕組みを理解すること、老化の原因と基本的な対策を知ること、そして、ご自分のお肌のタイプや状態を知ることから始めていただきたいと思っています。
その後、化粧品の成分や役割をしっかり理解して、自分に合った化粧品を選び、正しく使ってくださいね。
- 1. お肌のしくみを知る
- 2. 老化の原因と対策を知る
- 3. 肌のタイプ・状態を知る
- 4. 化粧品の役割と成分を知る
- 5. 目的&自分に合った化粧品を選ぶ
- 6. 正しい使い方とスキンケアの実践
皮膚は、表皮と真皮に分かれ、表皮の厚さは0.2mm、真皮は1.8mmです。
皮膚は「生命の活動を守る最大の器官」で、バリアの役割、体温の調節、脂質の分泌、知覚の作用、吸収、自己再生などの役割があります。
表皮を見た際に、気になるのは「キメ」だと思います。
キメが整っているというのは、模様が整然としていて、1つ1つが小さな状態、つまり、皮溝が深くて細い状態を言います。
キメが細かく整っていると、肌表面がツルンツルンで透明感もアップします。キメの整ったお肌は、若々しくてイキイキしたお肌の証で、お肌の機能が十分に発揮されているのです。
お肌の機能「バリア機能」は、とても大切です。バリア機能は、表皮の一番表面の角層が主な役割を担っていて、
- 体を外界から「身体を保護する」こと
- 病原菌や有害な物質の侵入を防ぐこと
- 紫外線や熱などを防ぐこと
- 体内の水分や養分の喪失を防ぐこと
- 潤いを維持すること
を言います。
もともと健やかなお肌には、保湿成分をつくり、角質層内に水分を蓄える力があり、そのおかげでバリア機能が保たれています。
バリア機能を保つために必要な保湿成分は、・天然保湿因子(NMF)・細胞間脂質・皮脂膜の3つです。
角質細胞内にある「天然保湿因子(NMF)」は、半分がアミノ酸で、ほかには尿素や乳酸も含まれています。天然保湿因子(NMF)には、角質層の中で水分を保持する役割があり、潤いを維持するための大切な成分です。
角質細胞同士をつなぐのが「細胞間脂質」で、セラミドやコレステロールといった成分が含まれています。細胞間脂質はお肌の中の水分を留める役割があり、天然保湿因子を安定させています。細胞間脂質は、細胞をレンガブロックに例えると、レンガブロックを固定するセメントのような役目をしています。つまり、細胞間脂質によって、細胞同士が剥がれないようにすることで、角質層は健全な層構造を形成し、水分の蒸発を防ぐことができるのです。また、この細胞間脂質は、それ自体が保湿成分としてはたらいています。
最後に、「皮脂膜」は皮脂に汗などの水分が混ざってできたものです。皮脂膜は、皮脂に含まれるコレステロール、リン脂質などの「天然の乳化剤」によって乳化され、クリームになります。つまり、自分で作っている天然の保湿クリームなのです。この皮脂膜で、お肌の表面の水分の蒸散を防いでいるのです。
- うるおいのバリア機能でブロック 紫外線、ウイルス、細菌、花粉、汚れ、化学物質(PM2.5等)から守る!
- 皮脂膜 適度に皮脂が分泌することでお肌表面に油分の膜が形成され、水分蒸発をブロック
- 角質層 角質細胞が集まっている角質層が、お肌の表面をガード
- 天然保湿因子(NMF) 細胞内にうるおいを蓄えて、弾力のある状態で角質細胞をキープ
- 細胞間脂質 ゼリー状の物質で、細胞の間のすき間を埋めて、お肌のうるおいと弾力をキープ
このように、お肌にもともと備わった「天然保湿因子(NMF)」、「細胞間脂質」、「皮脂膜」が 充分にある状態が、理想的なバリア機能を保っているということになります。
アミノ酸が角質に安定して留まりますので、お肌のpH値は弱酸性です。
常在菌のバランスも整うので、にきび・吹き出物もできにくい状態です。
皮脂の少ない「敏感肌」になったり、「乾燥肌」になったりしますが、
この場合、お肌は弱アルカリ性になっているケースが多いのです。
角質層は、表皮の最上部のたった0.02mmの薄い部分ですが、このようにとても大切なバリア機能を担っているのです。
バリア機能が低下する原因の1つに、「ターンオーバーの乱れ」があります。ターンオーバーは、お肌の表皮で行われる新陳代謝の繰り返しのことです。
表皮の一番深部の「基底層」で表皮細胞として誕生した細胞が、だんだんと表皮の上部へと移動していき、一番上の角質層に達します。ここで、お肌の水分を蓄える角質細胞になります。そして、最後に全ての役目を終えて「垢(あか)」として剥がれ落ちるのです。
このサイクルを「ターンオーバー」と呼び、20歳前後の女性で約28日間、その後、年齢を重ねるとその期間は長くなり、だいたい「年齢×1.5倍程度」の日数がかかると言われています。
ターンオーバーの乱れには、“遅すぎる場合”と“早すぎる場合”の2種類あります。ターンオーバーが遅すぎる場合は、本来なら垢として剥がれ落ちるはずの古い角質細胞が、はがれ落ちずに皮膚表面にとどまります。その結果、お肌が「くすみがち」になったり、薄皮を重ねたような「ごわつき」が出てきます。また、メラニンの排出ができず、色素沈着を招き、シミができてしまうこともあります。また、睡眠不足や過度なストレスなど体調が悪い場合なども、ターンオーバーが遅くなる原因の1つです。
一方、洗顔のしすぎなどで、過度に角質細胞を剥がしてしまえば、お肌が炎症を起こすことがあります。こうした場合、お肌を元の状態に戻そうと、ターンオーバーのサイクルが過度に速くなることがあります。
その結果、お肌が敏感になって化粧品に刺激を感じたり、お肌がごわついたり、さらには赤みが出たりします。これが、お肌が「敏感」な“状態”です。このようなお肌になる原因は、細胞が未成熟なまま角層まで押し上げられることで、バリア機能が十分に発揮されていないからです。
つまり、「天然保湿因子(NMF)」、「細胞間脂質」、「皮脂膜」が不十分で、バランスの悪い状態になっているのです。「敏感肌」が自分のお肌の“タイプ”だと思っている方の多くは、洗顔やクレンジングで過剰に角質細胞を取りすぎて、ターンオーバーが早くなっている場合が多いと言われています。この場合も、皮膚表面の保湿力が低下して、皮膚のバリア機能が低下してしまうのです。
健やかで潤ったお肌を保つためには、ターンオーバーが正常な状態を維持し、バリア機能がしっかりはたらくことが大切です。 そのためには、先に挙げました、天然保湿因子(NMF)・細胞間脂質・皮脂膜が、十分な量で、バランス良くはたらくことが大切です。基本は、スキンケアだけでなく、食事、睡眠、運動など、トータルバランスの取れた生活を続けることです。しかし、どうしてもお肌内部の保湿に関わる成分は年齢とともに減ってしまいます。それを補うのが保湿成分によるスキンケアです。 ひとくちに「保湿成分」といっても、化粧品で使用されている成分には、たくさんあるので迷ってしまいますよね。実は、「役割によって、大きく2種類に分けることができる」というポイントを覚えておいてください。
その2つとは、天然保湿因子に近い成分と細胞間脂質に近い成分です。
「天然保湿因子」のはたらきに近いのが、ナールスゲンなどのアミノ酸やヒアルロン酸、尿素、水溶性コラーゲン、グリセリンなどの「ヒューメクタント」と呼ばれる成分です。これらは水溶性の成分で、水分を抱え込んで保湿します。もう一方、「細胞間資質」のはたらきも近いのが、セラミド、スクワランなどです。これらは、脂溶性の成分で「エモリエント」と呼ばれ、水分を挟み込むように保湿します。
保湿をしっかりするためには、「ヒューメクタント」と「エモリエント」の両方の成分をバランスよく補うことが必要です。
お肌のバリア機能を発揮させるには、“ターンオーバーが正常であることが大切”なことは、お話したとおりです。
その基本は、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質、皮脂膜の3つの保湿成分に近い成分を補うことによる「保湿」です。
『ナールス ユニバ』は、ナールスゲンやグリセリンなどの水溶性成分と、セラミドやスクワランなどの脂溶性成分をバランス良く配合しています。
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また、お肌にしみることもなく、お肌が敏感な状態にあっても使えます。初回限定割引と1ヵ月間の返金保証もあるのでご自分のお肌に合うかどうか、ぜひお試しください。
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