乳酸Na(ナトリウム)という化粧品成分をご存知でしょうか?
乳酸Naは、お肌の表皮の天然保湿因子(NMF)に含まれています。
また、化粧品成分としては保湿力の高い成分です。
この記事では、乳酸Naの特性やエイジングケアへの効果、安全性についてご紹介します。
また、乳酸Na配合のオススメのエイジングケア美容液をご紹介します。
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.乳酸Na(ナトリウム)に興味があるあなたへ
乳酸Na(ナトリウム)という成分をご存知でしょうか?
乳酸Naは、皮膚の表皮にあってバリア機能をサポートする天然保湿因子(NMF)の構成成分の1つです。
また、化粧品成分としての乳酸Naは、保湿効果のある化粧品成分です。
だから、美肌を目指すための化粧水や美容液をはじめ、エイジングケア化粧品にも配合されます。
アンチエイジングやエイジングケアを正しく実践するためには、乳酸Naをはじめさまざまな化粧品成分について理解することも大切です。
この記事では、乳酸Naの特性や効果、安全性について詳しくご紹介します。
また、乳酸Na配合のオススメのエイジングケア美容液をご紹介します。
「乳酸Naってどんな化粧品成分?」
「どんな効果が期待できるの?」
「乳酸Naの保湿力は?」
「安全性や刺激性について知りたい!」
「乳酸Na配合のオススメのエイジングケア化粧品は?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<オススメの乳酸Na配合エイジングケア美容液なら>
乳酸Na&ナールスゲン配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」
- 乳酸Naは、お肌の中では天然保湿因子(NMF)に含まれる成分の1つです。だから、お肌のバリア機能にとって大切な成分です。
- 乳酸Naには、高い保湿効果や離水防止効果があります。だから、乾燥肌の予防や改善に役立ちます。
- 化粧品成分としての乳酸Naは、水溶性の保湿成分です。つまり、水となじみやすい性質があります。
- そのため、乳酸Naは、保湿成分として化粧水、美容液ほかさまざまなスキンケアアイテムに配合されます。また、他のアミノ酸成分と一緒に配合されることが多い成分です。また、中和剤やパーマ液としても使われます。
- 乳酸Naは、医薬部外品にも使われる安全性の高い保湿成分なので、肌質を選ばずに使用できます。
2.乳酸Naとは?
乳酸Naは、ナトリウムの乳酸塩です。
糖の発酵により生じる乳酸を水酸化ナトリウムで中和することで合成されます。
乳酸Naには、保湿作用に加えて抗菌作用もあります。また、幸いなことに「乳」と名前はついていますが、アレルギーのリスクはありません。
乳酸Naのこうした特性を活かして、日持ちや風味を向上させる目的で酸味料、pH調整剤などの食品添加物として利用されたり、医薬品として腹膜透析液や代謝性アシドーシスの治療にも利用されます。
もちろん、保湿効果を活かして、医薬部外品や化粧品の保湿成分としても利用されます。
3.化粧品成分としての乳酸Na
1)乳酸Naの基本特性は?
乳酸Naは、グリセリンと同じ程度の力で水分を吸着して保湿力を発揮します。
また、その保湿力は湿度によって吸湿力が変わらないので、湿度の低い冬でも保湿効果が下がることはありません。
さらに、乳酸Naは天然保湿因子(NMF)を構成する成分であることから、乳酸Na単体で保湿効果を期待するのではなく、グリシンなど他のアミノ酸やPCA-Naなどと一緒に、天然保湿因子(NMF)の組成に成分構成を近づけるために配合されることが多いのです。
化粧品成分としての全成分表示では、「乳酸Na」と表記されます。
一方、医薬部外品に配合される場合は、「乳酸ナトリウム液」と表記されます。
2)乳酸Naの安全性
乳酸Naは、体内にもあり、毒性や皮膚刺激性がほとんどなく、安全性が高い成分です。
また、眼刺激性やアレルギーの報告もないことから肌トラブルのリスクの少ない成分と考えられます。
したがって、普通肌や脂性肌はもちろん、混合肌、乾燥肌、敏感肌、インナードライ肌のどんな肌質の方でも使うことが可能です。
しかし、どんな成分でも誰にでも安全とは言えません。
だから、肌荒れやかゆみ、赤みが出るほか、刺激を感じる可能性を100%否定することはできません。
アトピー性皮膚炎や肌が弱いなどで気になる方は、パッチテストをすることをおすすめします。
4.乳酸Naの化粧品としてのはたらきや効果
1)乳酸Naの効果は?
乳酸Naは、ヒドロキシプロリン、グリシン、プロリン、セリン、アラニン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンといった天然保湿因子に含まれる他のアミノ酸やPCA-Naと一緒に配合することで、乾燥肌の予防や改善が期待できます。
また、その吸水力が湿度の影響を受けないことから、秋の乾燥肌対策や冬の乾燥肌対策のための保湿成分としても有用です。
しかし、乳酸Naやアミノ酸系成分だけで保湿が完結するわけではないので、他のタイプの保湿成分を補うことも大切です。
エイジングケアのためには、乳酸Naとは作用が異なる水分を抱えて保湿効果を発揮するプロテオグリカンやヒアルロン酸、水分を挟み込んで保湿効果を発揮するセラミドなど高保湿な成分が一緒に配合されたエイジングケア化粧品を使うことがオススメです。
乾燥肌が改善すれば、ターンオーバーが正常化して肌のキメが整います。
また、肌のハリやツヤのキープができて、透明感のあるお肌が得られます。
さらに、乾燥肌が原因で目立つほうれい線、小じわ、くすみ、毛穴の黒ずみなどの肌悩みや肌老化の予防が期待できます。
上手に乳酸Na配合の化粧品をスキンケアに活用しましょう。
2)乳酸Naはどんな化粧品に配合されるの?
乳酸Naは、保湿効果を期待して、他のアミノ酸成分とともにさまざまな基礎化粧品やスキンケア用品などに配合されます。
具体的には、クレンジングリキッドやクレンジングジェルなどのクレンジング料、洗顔フォーム、酵素洗顔パウダーなどの洗顔料、保湿化粧水、美白化粧水、保湿美容液、乳液、保湿クリーム、フェイスマスク、オールインワン化粧品、口紅など唇ケアのアイテム、ハンドクリーム、日焼け止め、ボディマッサージやフェイスマッサージ用のクリームなどに使われます。
さらに、シャンプーやコンディショナーなど毛髪や頭皮のケア用品、UV化粧下地やリキッドファンデーションなどメイクのアイテム、香水にも使われます。
また、エイジングケア化粧水やエイジングケア美容液などにも配合されます。
5.オススメの乳酸Na配合エイジングケア美容液は?
乳酸Na配合のオススメのエイジングケア美容液がナールス ネオです。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。
私たちの美容液ランキングの第1位です。
そんなナールス ネオは、2019年5月にリニューアルしました。
1)ナールス ネオの開発コンセプト
目元のハリや口元のハリやツヤをキープして、「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
ナールス ネオは、他のアミノ酸成分と一緒に乳酸Naを配合することで保湿力アップと質の高いエイジングケアをサポートすることを目指しました。
乳酸Na配合以外には、次のような特徴があります。
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47を増やします。また、身体や肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。
2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
コラーゲン産生をサポートするとともに、皮脂をコントロールすることで毛穴ケアも期待できます。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも保湿力に定評のあるヒト型セラミドを6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)配合したセラミド美容液です。
お肌のバリア機能を守ります。
⑦9種のアミノ酸配合
乳酸Naに加えて、ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合してNMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
アミノ酸は水分を吸着して保湿するヒューメクタントで、お肌のバリア機能を守ります。
⑧抗酸化成分を複数配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるコエンザイムQ10やエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎます。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
そんなナールス ネオは、冬の乾燥肌対策だけでなく春のスキンケアや乾燥肌対策、また夏でも乾燥肌対策使えるエイジングケア美容液です。
また、たるみ毛穴ケアの美容液やほうれい線ケアの美容液としても使えます。
3)新しいナールス ネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して生まれ変わりました。
従来の成分はそのままに3つの成分を追加しました。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで、線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
顔のたるみが原因のエイジングサインやシワ、ほうれい線の予防が期待されています。
これら3つの成分は、刺激性がなく、敏感肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
6.まとめ
乳酸Naとはどんな成分か、また化粧品成分としての特性、保湿効果や安全性について詳しくご紹介しました。
また、オススメの乳酸Na配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」についてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
乳酸Naは、肌の表皮で天然保湿因子(NMF)をつくる保湿作用のあるナトリウムの乳酸塩です。
化粧品成分としては、湿度に影響されずに保湿効果を発揮する成分です。
さらに、安全性も高いことから、エイジングケアにも使いやすい成分です。
ぜひ、乳酸Na配合の化粧品を上手にエイジングケアに活かしてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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