コエンザイムQ10は、化粧品成分として使用される場合は、ユビキノンと表記されます。
コエンザイムQ10は、医薬品として使用されていましたが、今では抗酸化作用を期待して、化粧品やサプリメントにも配合されるようになりました。
この記事では、主に化粧品成分としてのコエンザイムQ10(ユビキノン)の特性、効果や安全性についてご紹介します。
また、コエンザイムQ10(ユビキノン)配合のエイジングケア美容液をご紹介します。
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.コエンザイムQ10(ユビキノン)をエイジングケアに活かしたいあなたへ
健康や美容に興味がある方は、コエンザイムQ10(ユビキノン)という成分の名前を聞いたことがありますね?
コエンザイムQ10は、今ではエイジングケア化粧品やサプリメントによく配合されるようになっています。
なぜなら、サプリメントとして摂ることで、エイジングによるエネルギー代謝の低下を防ぎ、身体や肌の酸化を防ぐはたらきが期待されているからです。
また、コエンザイムQ10には、血行を促進する作用も期待されています。
化粧品成分としては、お肌の悩みであるくすみ、小ジワ、ほうれい線などの肌老化の予防が期待されています。
そんなコエンザイムQ10(ユビキノン)とは、どんなエイジングケア化粧品成分なのでしょうか?
アンチエイジングやエイジングケアを正しく行うためには、コエンザイムQ10(ユビキノン)をはじめ、さまざまな化粧品成分について理解することも大切です。
この記事では、コエンザイムQ10(ユビキノン)の特性、効果や安全性についてご紹介します。
また、コエンザイムQ10(ユビキノン)配合のエイジングケア美容液をご紹介します。
「そもそもコエンザイムQ10(ユビキノン)って何?」
「どのような効果が期待できるの?」
「コエンザイムQ10(ユビキノン)の抗酸化力は高いの?」
「安全性や刺激性に問題はないの?」
「コエンザイムQ10(ユビキノン)配合のオススメのエイジングケア化粧品は?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
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- コエンザイムQ10は、酵素反応を促進して細胞を元気にする補酵素で、ヒトの体内でつくることができます。しかし、年齢とともにその量が低下してしまいます。
- コエンザイムQ10は、1970年代からユビデカレノン製剤としてうっ血性心不全の改善薬として使われていました。21世紀に入ると、サプリメントや化粧品として使えるようになりました。
- コエンザイムQ10は、ミトコンドリア内でエネルギーをつくり、細胞を活性化させるはたらきがあります。そのため、心臓を保護したり、疲労回復をサポートします。
- コエンザイムQ10は、化粧品成分としては「ユビキノン」と呼ばれ、抗酸化作用や保湿作用を発揮することで、エイジングケアをサポートします。
- 化粧品成分としてのユビキノンは、刺激性やアレルギーなどがない安全性の高い成分なので、どんな肌質でも使えます。
2.コエンザイムQ10とは?
1)コエンザイムQ10とは?
いつの頃からかよく名前を聞くようになったコエンザイムQ10。
かつてビタミンQといわれたビタミン様化合物です。
コエンザイムQ10は、脂溶性の物質であり人間の体内に存在しています。
つまり、もともと油に溶けやすい物質です。
人間の身体は、約60兆個の細胞から成り立っています。
その1つ1つに補酵素という形で存在するのがコエンザイムQ10です。
補酵素とは、酵素反応を助ける物質のことです。
コエンザイムQ10は、ミトコンドリア内膜や原核生物の細胞膜にある電子伝達体の1つですが、体内の含有量は20代をピークに減少することがわかっています。
2)コエンザイムQ10の基本的な特徴
コエンザイムQ10には、さまざまな特徴やはたらきがあります。
1つ目は、エネルギーを産生する上で欠かせない物質であるという点です。
身体を動かすためのエネルギーは、主に細胞内のミトコンドリアでつくられています。
コエンザイムQ10は、ミトコンドリア内でエネルギーをつくり、人体の活動を促進する手助けをしているのです。
このはたらきによって、心機能の向上、疲労回復、免疫力アップ、体力増強、血行促進、睡眠の質の向上など、健康によい効果をもたらすことが期待されています。
また、抗酸化力がとても高いこともコエンザイムQ10の大きな特徴です。
活性酸素による酸化から細胞を守ることで若々しいお肌を維持できるだけでなく、糖尿病や高血圧、脂質異常症など生活習慣病予防にも効果を期待できるのです。
さらに、抗酸化力を失ったビタミンEに対し、再び抗酸化作用を発揮させるはたらきがあることがあげられます。
ビタミン類の中でも高い抗酸化作用を持つことで知られているビタミンEですが、活性酸素を除去した後、ビタミンEラジカルという物質に変化して抗酸化力を失います。
コエンザイムQ10には、そのビタミンEラジカルを再びビタミンEに戻す力があるのです。
だから、ビタミンEはコエンザイムQ10と一緒に摂ることがおすすめです。
そんなコエンザイムQ10は、エイジングとともに体内合成量が減少してしまいます。
これが老化を促進してしまう原因の1つです。
健康によい効果が期待されるコエンザイムQ10ですが、そのエビデンスはまだ十分と言えるレベルではなく、さまざまな効果はまだ研究途上です。
3)医薬品としてのコエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、心臓病の薬としての使用が1974年に認可されました。
現在は、健康や美容に効果的な成分として認識されているコエンザイムQ10ですが、もともとは、うっ血性心不全症状の改善のための医療用医薬品、つまり病院やクリニックで処方されるお薬として「ノイキノン錠」(「ユビデカレノン製剤」)という名前で使われるようになったのです。
コエンザイムQ10は、心筋ミトコンドリアの電子伝達系に位置してエネルギー産生に重要な役割を果たすことが確認されています。
また、さまざまな心臓疾患でユビデカレノンが欠乏している人が多いこと、実験的に高血圧の動物をつくると、血圧が上昇すればユビデカレノンの欠乏が高まることが証明されました。
コエンザイムQ10は、こうしたエビデンスをもとに医薬品として今も軽症から中等症のうっ血性心不全に処方されています。
4)コエンザイムQ10が化粧品やサプリメントで使われるようになったのは?
2001年に厚生労働省がコエンザイムQ10を食品として扱えるように許可を出しました。
これによってサプリメントして摂取することが可能になり、多くの製品に使われるようになったのです。
また2004年に薬事法が改正され、化粧品にも用いられるようになりました。
実際にコエンザイムQ10配合のサプリメントや化粧品を使った人の多くが「肌のハリがよくなった」「肌のツヤが戻った」などの効果を実感したことからブームを巻き起こします。
現在では知名度もアップし、さまざまな化粧品やサプリメントにコエンザイムQ10が使われるようになったのです。
サプリメントで使用されているコエンザイムQ10には、酸化型と還元型の2種類があります。
酸化型コエンザイムQ10は、一度小腸で吸収され還元型コエンザイムQ10に戻ってから本来のコエンザイムQ10の効果を発揮する点が特徴です。
ただし、吸収された後全てが還元型コエンザイムQ10に戻るわけではなく、変換過程で何割かを失います。
そのため、一般的に酸化型コエンザイムQ10よりも還元型コエンザイムQ10の方が効果が高いと言われています。
5)コエンザイムQ10は、食べ物で摂れる?
コエンザイムQ10は、食べ物にも微量ながら含まれています。
いわし、さば、牛肉、野菜ならほうれん草など、コエンザイムQ10が含まれている食材を意識的に摂取することも健康や美肌のためにおすすめです。
なお、コエンザイムQ10は脂溶性の補酵素であり、油と一緒に摂取すると吸収率が高まる傾向があります。
コエンザイムQ10には、血行を促進させる作用があることから、血行不良が原因の顔や身体のむくみ、冷え症、顔冷えなどにも効果が期待されています。
3.化粧品成分ユビキノンの効果と安全性
1)化粧品成分ユビキノンの基本特性
コエンザイムQ10は、化粧品の全成分表示では「ユビキノン」と記載されます。
一方、医薬部外品では、「ユビデカレノン」と記載されます。
また、成分の分類としてはベンゾキノン誘導体です。
ユビキノンの化粧品成分としての効果で有名なのは、ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体などと同じ抗酸化作用です。
つまり、身体や肌の老化の原因のひとつである活性酸素を除去します。
また、紫外線A波(UVA)によるDNA損傷を抑えるというデータもあります。
さらに、ユビキノンは、角質層の水分を増やす作用や角質層の水分蒸散量を減らすことから、保湿効果があることも認められています。
ユビキノンが、化粧品に配合される場合の上限濃度は、0.03g/100g(0.03%)で、粘膜に使用する化粧品には配合できません。
2)ユビキノンの安全性
ユビキノンの効果と同時に気になるのが安全性です。
化粧品は、直接肌に触れるものですし、効果があるとわかっていても安全性に問題があるものは使いたくないでしょう。
ユビキノンは、長期にわたり「コエンザイムQ10」として医薬品としても認可されている成分であり、安全性についての問題はない成分と考えられます。
また、もともと生体内にある補酵素の一つですし、皮膚刺激性もアレルギー性もほぼありません。
眼刺激性に関してはデータが不足しており詳細は不明ですが、化粧品なのでは目に入れることはないので、それほど気にする必要はありません。
つまり、ユビキノンは、安全性に問題がある可能性の低い成分です。
したがって普通肌や脂性肌はもちろん、混合肌、乾燥肌、敏感肌、インナードライ肌のどんな肌質の方でも使うことが可能な化粧品成分だと言えます。
しかし、どんな成分でも誰にでも安全とは言えません。
だから、肌荒れやかゆみ、赤みが出るほか刺激を感じる可能性を100%否定することはできません。
初めて使う商品の場合は、自分のお肌に合っているか確かめてから使いましょう。
肌が弱いなどで気になる方は、パッチテストをすることをおすすめします。
また、使用する時は、製品に記載されている化粧品の使用量を守ることが大切です。
3)ユビキノンはどんな化粧品に使われるの?
ユビキノンは、抗酸化作用と保湿効果を期待して、さまざまな基礎化粧品やスキンケア用品などに配合されます。
具体的には、クレンジングリキッドやクレンジングジェルなどのクレンジング料、洗顔石けんや洗顔フォーム、酵素洗顔パウダーなどの洗顔料、保湿化粧水、保湿美容液、乳液、保湿クリーム、フェイスマスク・フェイスパック、オールインワンゲルやオールインワンジェル、アイケア製品、化粧下地やUV化粧下地、日焼け止めに使われます。
さらに、シャンプーやコンディショナー、ヘアパックなど毛髪や頭皮のケア用品、パウダーファンデーションやリキッドファンデーションなどメイクのアイテムにも使われます。
また、エイジングケア化粧水やエイジングケア美容液などにも配合されます。
4.ユビキノンでケアできる肌悩みや肌老化は?
ここからはユビキノンでケアできる肌悩みや肌老化に関して個別にご紹介します。
1)しわ
ユビキノンは、しわ対策のエイジングケア化粧品によく配合されます。
しわは、乾燥やエイジングに伴い目元のしわ、口元のしわほか、さまざまなパーツで目立ちます。
ユビキノンは、加齢とともに悩まされる人が多いしわを予防することに効果的です。
しわの原因は複数ありますが、特に紫外線の光老化を予防するしわ対策に効果的です。
紫外線を浴びると、肌の弾力を保つ真皮のコラーゲンやエラスチンがダメージを受けます。
若い時は自己修復機能が高いですが、加齢とともに再生力や修復力が低下するため、ダメージから回復できずシワが目立ってくるのです。
また、乾燥が原因で肌のうるおい成分が失われることもしわの原因と言えます。
ユビキノン配合の化粧品による抗酸化作用で、紫外線ダメージからの回復が期待できます。
美肌づくりに欠かせないビタミンEに作用することもお肌にとってプラスです。
しかし、ユビキノンで顔のたるみによる深いしわを消すことはできません。
2)シミ
主に紫外線を浴びると皮膚の中にメラニン色素が蓄積され、部分的にお肌の色が濃くなってしまうことがあります。
その部分がシミです。
通常、メラニン色素は肌のターンオーバーに伴って体外に排出されますが、ターンオーバーが乱れていると排出がうまくいきません。
また、年齢とともに紫外線ダメージが蓄積することで、メラニンが過剰につくられすぎてシミになってしまうことがあります。
ユビキノンは保湿効果もあるので、ターンオーバーが促進され、増えすぎたメラニンがスムーズに体外に排出されるようになるのでシミ対策に有効です。
シミやソバカスを予防することにも役立ちます。
ただし、ユビキノンは厚生労働省が承認した美白成分ではないので、配合されていても正式には美白化粧品、美白化粧水とは言えません。
3)ほうれい線
ユビキノンは、ほうれい線対策の化粧品にも配合されます。
エイジングケア世代の肌悩みの代表格と言えば、ほうれい線があげられます。
ほうれい線の原因は複数ありますが、その一つが乾燥です。
ユビキノンには、保湿効果があります。
加齢に伴って失われがちな保湿力を高めることによって、乾燥を防ぎます。また、抗酸化作用もあるのでほうれい線の予防に役立つのです。
また、ユビキノンで乾燥による薄いほうれい線を消すことも可能ですが、顔のたるみでできた深いほうれい線を解消することはできません。
4)目の下のくま
生活習慣が乱れたり、疲労が蓄積すると目の下のくまが目立ちます。
くまの原因も一つに限らず、メラニンの過剰生成であったり、血行不良、たるみ、眼精疲労などたくさんありますが、ユビキノンで、お肌のターンオーバーが正常化したり、保湿効果でくまの原因を減らすことに役立ちます。
くまに悩まされがちな人にとって嬉しい成分と言えるでしょう。
しかし、ユビキノンでたるみが原因の目の下の黒くまを解消することはできません。
5)薄毛予防
髪の付け根部分である頭皮は、大きく表皮、真皮、皮下組織の3つに分かれています。
髪と付け根部分の皮膚が接している部分は毛包と呼ばれています。
実はその毛包の一番下部にある毛乳頭に髪をつくる際に重要な毛母細胞があるのです。
髪の毛は毛母細胞でつくられますが、ユビキノンには、毛母細胞を健やかに保つ効果もあります。
そのため薄毛や白髪予防にも効果があります。
血行促進の作用があることも、美髪や美肌に有効な要素です。
薄毛と聞くと男性の悩みと思いがちですが、実は日本人女性の約10人に1人が薄毛に悩んでいると言われています。
ユビキノンは、頭皮ケアアイテムで女性の薄毛対策にも有効なエイジングケア化粧品成分です。
もちろん、生活習慣の乱れなどが薄毛を加速させることはありますので、頭皮ケアだけでなく美肌によい食べ物を摂るなどアンチエイジングを意識した生活を習慣化することが大切です。
6)肌疲労や夏老け肌など
疲れているとお肌のコンディションが悪くなりますよね。
ユビキノンは、夏老け肌など肌疲労による肌ダメージの回復をサポートします。
お肌の疲労が回復することで、肌のキメが整い透明感のあるお肌がよみがえるのです。
5.おすすめのユビキノン配合エイジングケア化粧品
ユビキノン配合のオススメのエイジングケア美容液がナールス ネオです。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元専用美容液です。
そんなナールス ネオは、2019年5月にリニューアルしました。
1)ナールス ネオの開発コンセプト
目元のハリや口元のハリをキープして、「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
ユビキノン配合以外には、次のような特徴があります。
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47を増やします。また、身体や肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。
2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC誘導体美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
毛穴ケアも期待できます。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。
また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも、保湿力に定評のあるヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。
⑦9種のアミノ酸配合
ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合してNMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
アミノ酸は水分を吸着して保湿するヒューメクタントで、お肌のバリア機能を守ります。
⑧抗酸化成分を複数配合
コエンザイムQ10(ユビキノン)に加えて、半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎます。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
3)新しいナールス ネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して生まれ変わりました。
従来の成分はそのままに3つの成分を追加しました。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。つまり、マトリキシル3000ともよく似たはたらきがあります。
また、FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
顔のたるみが原因のエイジングサインやシワ、ほうれい線の予防が期待されています。
これら3つの成分は、刺激性がなく、敏感肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
6.まとめ
コエンザイムQ10(ユビキノン)の特性、効果や安全性についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
また、コエンザイムQ10(ユビキノン)配合のエイジングケア美容液についてもご紹介しました。
もともと、医薬品として古くから使われていたコエンザイムQ10ですが、今ではエイジングケア化粧品やサプリメントでもよく配合されるようになってきました。
それは、コエンザイムQ10(ユビキノン)にエイジングケアにとって有用なエネルギー賦活作用や抗酸化作用があるからです。
しかしながら、エイジングケア化粧品で期待できる効果はあくまで予防美容的な範囲です。
期待できる範囲と限界を理解して、コエンザイムQ10(ユビキノン)配合の化粧品を上手にエイジングケアにいかしてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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