医者が教える最高の美肌術(小林暁子 著、株式会社アスコム、2018年8月)の活用法と内容・特徴をご紹介します。
本書は、内科・皮膚科を診療している医師の小林暁子先生による、美肌術のためのアンチエイジング本。
キーワードは、美肌菌。
私たちは、食べ物や便秘、腸内環境などに関する記事を執筆する際に参考にしてします。
CONTENTS
1.「医者が教える最高の美肌術」の私たちの活用法
『「医者が教える最高の美肌術」(小林暁子 著、株式会社アスコム、2018年8月)でキレイになれる?活用法と内容・特徴』をお届けします。
本書「医者が教える最高の美肌術」は、数十年にわたって、15万人以上ものさまざまな患者さんと接してきた医師によるアンチエイジング本です。
といってもフォーカスしているのは、エイジングケア化粧品の使い方やスキンケアではなく、からだの内側からのアンチエイジング。
豊富な経験から、からだの衰えを加速させる最大の原因が、生活習慣の乱れによる腸の乱れと考えて、それを改善するさまざまな方法を、一般の方でも理解できるようにわかりやすく解説しています。
著者が言う美肌のもとなるのが、美肌菌。
医学的に正しい食事と簡単なメソッドを続ければ、美肌菌のバランスが整う「美肌菌育成プログラム」を実践することで、マイナス10歳肌が手に入れられるとのこと。
医師が執筆した書籍では最も本格的なのが、「あたらしい皮膚科学第3版」ですが、本書「医者が教える最高の美肌術」はエイジングケアやスキンケアを中心としてないので、「美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐ 山﨑まいこ」や「化粧いらずの美肌になれる3つのビューティケア 菅原由香子」に近い書籍です。
ナールスエイジングケアアカデミー編集部では、食べ物や便秘、腸内環境などに関する記事を執筆する際に活用してします。
果たして、「医者が教える最高の美肌術」でキレイになれるのでしょうか?
2.「医者が教える最高の美肌術」の内容や特徴は?
「医者が教える最高の美肌術」は、第1章から第4章で構成されています。
まず、第1章で美肌のための食事については、実践的な方法を詳しく紹介されているので、とても参考になります。
食品添加物の問題、糖化を防ぐ食事、酸化を防ぐ食事、肌荒れを防ぐ食事などが具体的に紹介されています。
例えば、糖化を防ぐ食べ物としては、お酢、レモン、オリーブオイルが紹介されています。
酸化を防ぐ食べ物としては、緑黄色野菜、柑橘系のフルーツ、カカオやダークチョコレート、飲料としてはコーヒーや緑茶が紹介されています。
また、食物繊維や乳酸菌、ヨーグルトなどの効用も紹介されています。
さらに、ストレスによる肌荒れの問題、紫外線対策の大切なども触れられています。
続いて、第2章の美肌菌育成プログラムは、腸マッサージ、股関節ストレッチ、呼吸法の3つですが、ちょっと頑張れば誰でもできそうです。
さらに、頭皮や顔筋(表情筋)のマッサージも紹介されています。
これらは、顔のむくみ、たるみ、目の下のクマやクスミに効果が期待できます。
ナールスでも60日間美肌プログラムを提供していますが、美肌菌育成プログラムもお肌だけではなく、からだの健康にも良いので、エイジングケア世代の女性が実践するにはとても良いプログラムだと思います。
続いて第3章では、美肌作りの方法として、洗顔やクレンジング、化粧品の使い方、紫外線対策などについてもポイントをわかりやすく紹介しています。
また、肌質別のケアや日焼けした後の洗顔方法なども取り上げています。
さらに、風邪に抗生物質が効かず腸内細菌に悪影響を与えることにも触れています。
最後の第4章では、目元の小じわのケア、顔のたるみや肌のハリのない状態を改善する方法、ほうれい線が目立ちやすいタイプやほうれい線を消す方法、くすみを解消して透明感のある肌を手に入れる方法、シミの対策に対する美白ケアの注意点、乾燥肌や敏感肌の対策、脂性肌、むくみ、肌荒れ、更年期対策などがQ&A形式で改善のポイントをわかりやすく解説されています。
からだの内側からのアンチエイジングやエイジングケアを学ぶには、ピッタリの一冊です。
私たちも、まだまだ食べ物や便秘、腸内環境などの記事を執筆する際に参考にできることがたくさんありそうです。
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3.「医者が教える最高の美肌術」の基本情報と目次
1)基本情報
単行本:234ページ
著者:小林暁子(小林メディカルクリニック東京院長)
出版社:株式会社アスコム
出版年月日:2018年8月20日
定価:1,300円+税
2)目次
はじめに
- 美肌菌が増える「食事術」
- 美肌菌育成プログラム
- 美肌づくりの「新習慣」
- 肌のお悩み別“特効ワザ”
おわりに
著者紹介
4.「医者が教える最高の美肌術」から考える睡眠とストレス対策
「医者が教える最高の美肌術」の第3章では、美肌のための睡眠方法やストレスを取り除く方法が紹介されています。
眠る前にブルーライトを発するスマホ画面をみることはNGです。
また、スマホは目の老化の原因にもなってしまいます。
ストレス対策には、アロマセラピーや音楽、ウォーキングやストレッチも良い方法です。
これらを上手に取り入れましょう。
<参考記事>
*スマホ老眼やPCの見過ぎによる目の疲れを解消する5つのコツ!
*ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10
*ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査
*無重力まくらで快眠と美肌を!頭の動きに合わせたフィット感が大切
5.編集後記
『「医者が教える最高の美肌術」(小林暁子 著、株式会社アスコム、2018年8月)でキレイになれる?活用法と内容・特徴』をお届けしました。
本書は、TVやメディアでも登場機会の多い人気皮膚科医の手による美肌術の本。
といっても、エイジングケアやスキンケアよりも内側からの美肌を中心とした内容です。
これはナールスエイジングケアアカデミー編集部でも大切だと考えています。
この記事「医者が教える最高の美肌術」でキレイになれる?活用法と内容・特徴」がエイジングケア世代の女性のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ)
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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