女性のあなたは薄毛で悩んでいませんか?
薄毛と言えば確かに男性に多い悩みですが、今では女性でも薄毛で悩む方が増えています。
そんな女性の薄毛の原因は男性とは違うので、予防や改善の対策も異なります。
ぜひ、正しく理解した上で薄毛対策を行いましょう。
CONTENTS
1.薄毛が気になる女性のあなたへ
現代では男性だけではなく、女性でも薄毛で悩んでいる人が増えています。
現在日本人女性で薄毛の悩みを持つ方は500万人を超えていると言われており、女性の10人に1人が悩んでいる計算になります。
「髪は女の命」と昔から言われているように、髪の毛によって人の印象は大きく変わります。
顔の額縁とも言われる髪の毛は、とても重要なポジションにあると言っても過言ではありません。
そんな薄毛は女性ならなんとか予防したいでしょうし、もし悩んでいるなら改善したいですね。
女性同士でも人それぞれ薄毛の原因や毛が抜けていく部分は異なっています。
自分の薄毛の種類や原因に気がつかなければ対応することはできないので、まずは見極めが重要なポイントになります。
ですから自分の薄毛の状態や原因に向き合うことがとても大事なのです。
「最近、地肌が目立つようになってきた」
「洗髪後、排水溝にたまる髪の毛の量が多くなった気がする」
「薄毛なのか、以前のように、うまく髪の毛がまとまらなくなってきた」
「去年より確実に薄毛が進んでいる」
などで悩んでいませんか?
この記事では、なかなか人に聞きづらい、女性にとって大切な髪が抜けてしまう薄毛の原因や特徴、今後薄毛にならないようにする予防法や改善対策をまとめてみました。
<女性の薄毛対策を早く始めたいなら!>
<女性の為の薄毛治療なら!>
- 現代社会では、女性の薄毛が増加してきています。
- ストレスの多い生活、洗髪のし過ぎ、偏った食生活をしている女性は、薄毛予備軍です。
- FAGAなど女性の薄毛の大きな原因は、女性ホルモンのバランスの乱れやエストロゲン、プロゲステロンの減少です。だから、女性ホルモンをキープすることが薄毛の予防に大切です。
- 女性の薄毛は日常生活や食生活に気をつけたり、シャンプー、トリートメントなどを正しく使うことで、予防が可能です。
- 頭皮への負担を少なくすることで、薄毛を予防・改善し美髪を維持できます。
2.まずはあなたの薄毛のリスクチェック
女性の薄毛の対策の前に、まずセルフチェックを行いましょう。
今、それほど薄毛で悩んでいなくても、リスクが大きい方は早めに予防を行うことが大切です。
1)毛髪や頭皮で薄毛のリスクをチェック!
- 髪の毛が柔らくなってコシがなくなってきた
- 髪の毛が細くなった
- 髪の毛のトップのボリュームが減ってきた
- 髪の毛の伸びが遅くなってきた
- 髪の色が薄くなったり、茶色や白っぽいパーツがある
- 直毛からウエーブに変わってきた
- 分け目が目立つ
- 短い毛の抜け毛が増えた
- 頭皮にかゆみが出てきた、また赤みがある
- 髪の毛や頭皮がベタベタして脂っぽい
- フケが多くなっている
この中で1つでも気になることがあれば、すでに薄毛が始まっている可能性があります。
まだ、それほど薄毛や抜け毛が気にならなくても、早く予防の対策を始めましょう。
2)生活の状態で薄毛のリスクをチェック!
- ストレスを感じている
- 冷え症や貧血などがある
- バランスのよい食事が摂れていない
- 睡眠不足を感じる
- 喫煙習慣がある
- お酒をよく飲む
- 急激なダイエットをしている
これは、薄毛だけでなく乾燥肌や肌老化の原因になるリスクです。
美髪、美肌を目指したい方は、早く生活習慣を改めることが大切です。
冷え性がひどかったり、貧血がひどいなら、病院やクリニックを受診して治療を行いましょう。
このように女性の薄毛の対策とお肌のエイジングケアは、共通している部分が多いのです。
なぜなら、頭皮もお肌の一部なので対策もよく似ているのです。
3.女性の薄毛が増えてきたワケ
1)栄養不足で女性の薄毛が増える
お肌と同じで髪の毛は栄養が不足すれば成長はできません。
過度なダイエットや食欲不振になると、当然髪の毛にも栄養が回らなくなってしまいます。
また、髪の毛は睡眠中に出る成長ホルモンによって成長していきます。
慢性的な睡眠不足や睡眠障害になったり、質のよい睡眠ができていないと成長ホルモンの分泌量が減ってしまうため、髪の毛の成長が止まってしまいます。
つまり、栄養と睡眠は、髪の毛の生成にとても大切な要素と言えます。
しかし、この大切な2つについて、しっかりできていない人が増えてきています。
女性も社会進出をして、多忙な生活を送るようになったからと言えるでしょう。
2)ストレスや女性ホルモンの乱れが女性の薄毛を増やす
また、ストレスや女性ホルモンの乱れなどからも抜け毛が増えて、髪が薄くなる傾向があります。
女性ホルモンの1つである「エストロゲン」が髪を作り出しますが、女性ホルモンは更年期を迎える頃に徐々に減少していくため、それにともない髪の毛が細くなったり、毛量が少なくなってきます。
過度なストレスがある場合にも女性ホルモンが乱れるため、正常なホルモン分泌ができなくなるので同じように髪が薄くなってしまいます。
ストレスも上手に発散していかなければ、髪の毛にも影響が出てしまうのです。
3)女性の薄毛の原因の1つは毛髪へのダメージ
その他に、髪の毛にダメージを与えることもよくありません。
カラーリングやパーマをかける事は頭皮にとってダメージを受ける要因の1つですが、何もしていない人の方が少ないくらい、現代ではお洒落のためにカラーやパーマをしている人が増えています。
こういったいろいろな要因が重なって、女性の薄毛が増えてきたと言えます。
4.女性の薄毛の根本原因を知ろう!
1)頭皮の環境悪化で薄毛が進む
今、女性の薄毛が増えている原因が、栄養バランスの悪さ、ストレス、女性ホルモンのバランスの乱れ、髪や頭皮へのダメージであることをお伝えしました。
もう1つの女性の薄毛の原因が、エイジング、つまり加齢です。
この5つによって頭皮の環境が悪化してしまうことが女性の薄毛の根本的な原因なのです。
お肌の乾燥や老化が、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れで起こるのと同じく、頭皮でもよく似たことが起こっているのです。
お肌の場合は、乾燥肌が原因で毛穴やほうれい線、シワやしみなどのエイジングサインが目立ちますが、髪の毛の場合は、薄毛や抜け毛が進むのです。
2)更年期からは女性の薄毛が進みやすい
女性ホルモンは40代半ばの更年期にさしかかると急激に減少し、閉経を迎えるとほとんど分泌が無くなってしまいます。
女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。
エストロゲンはお肌や髪の毛の新陳代謝や潤いをもたらすホルモンです。
一方、プロゲステロンは皮脂の分泌を活発にしたり、髪の毛の量を増やすはたらきがあります。
このように2つの女性ホルモンは毛髪や頭皮にとってとても大切なのです。
しかし、更年期になると女性ホルモンが急激に減ってしまうことが、薄毛や抜け毛の原因になってしまうのです。
また、出産も女性ホルモンが乱れる原因の1つです。だから、出産を契機に薄毛に悩む女性もいるのです。
3)コラーゲンの減少で薄毛に!
実は、白髪や薄毛とコラーゲンには深い関係があることが、近年の医学研究でわかってきました。
コラーゲンと言えば、肌のハリをもたらすⅠ型コラーゲンやベビーコラーゲンと呼ばれるⅢ型コラーゲンが有名ですが、毛包幹細胞が発現する17型コラーゲンが無くなると、白髪はもとより薄毛が進み、脱毛を引き起こすことがわかってきたのです。
エイジングによってDNAが傷ついてしまうと、毛包幹細胞が少しずつ減っていきます。その結果、17型コラーゲンが減ることで、白髪や薄毛の原因になってしまうのです。
4)女性の薄毛の原因はまだある!
今、挙げた5つ以外にも、女性の薄毛の原因があります。
それは、薄毛の遺伝、アレルギー、血行不良、心臓の病気や糖尿病、身体や肌の酸化、糖化などです。
これらは肌荒れほか様々な肌悩み、肌トラブルの原因とも似ています。
5.女性のAGAとは?
1)AGAとFAGA
女性の薄毛の原因や種類、特徴は男性とは異なります。
男性の薄毛は、「男性ホルモン依存性脱毛症」。
つまり、「AGA(Androgentic Alopecia」です。
これは、発症に男性ホルモンが大きく関与しています。
男性ホルモンであるテストステロンが毛包のなかに存在するⅡ型5aリダクターゼという酵素と結びつき、「ジヒドロテストステロン(DHT=Dihydrotestosterone)」という物質を生み出します。
この「DHT」が薄毛の原因物質で、髪の成長をさまたげるのです。
実は、女性でも男性ホルモンの影響で薄毛になることがあります。
これは、男性のAGAと区別して「女性男性型脱毛症(FAGA=FemaleAGA)」と呼ばれることがあります。
また、FAGAは、びまん性脱毛症とも呼ばれます。
2)女性にも男性ホルモンがある
知らない方が少なからずいますが、女性の体内にも男性ホルモンは存在しています。
だから、男性ホルモンであるテストステロンやジヒドロテストステロンが体内で合成され毛髪に影響を及ぼすことがあるのです。
しかし、女性の場合、20代や30代では女性ホルモンであるエストロゲンが豊富です。
そして、女性ホルモンの分泌が活発なら、血中のテストステロンの濃度が男性の20分の1程度です。
だから、女性が若い時にAGAになるリスクは小さいのです。
3)女性ホルモンの減少がFAGAの要因
しかし、女性ホルモンは加齢とともに減少してしまいます。そうなると、男性ホルモンが相対的に優位になって、FAGAのリスクが増えるのです。
また、ストレス、過度なダイエットなども女性ホルモンが乱れるので、FAGAのリスクになります。
4)AGAとFAGAの違い
男性の場合は、AGAで頭頂部と髪の生え際など、局所的に薄くなるのが特徴です。
一方、女性の場合は、FAGAで頭髪が細く弱まり全体的に薄くなります。
また、FAGAでは女性ホルモンは減少するものの、分泌があるので薄毛になっていく速度は、AGAほどではありません。
ただし、AGAはフィナステリドという治療薬で改善が期待できますが、FAGAでは使えません。
FAGAの改善は、ホルモンバランスを整えることがもっとも大切です。
だから、生活を見直し、アンチエイジングを意識した生活習慣を心がけることが大切なのです。
5)女性のAGAの治療
薄毛を治療する美容クリニックや病院では、原因や症状に応じて内服薬、外用薬、AGAメソセラピー、HARG治療、自毛植毛などが行われます。
中には、女性の薄毛治療に特化したクリニックもあります。
その1つが、東京ビューティークリニックです。
FAGA(女性薄毛)でお悩みの場合は、まず相談してみることもよい方法です。
特徴としては、次のポイントがあります。
- 女性専用に開発したオリジナル発毛薬
- 女性に特化した薄毛治療・発毛・育毛専門病院
- 発毛・育毛体験診断が完全無料
- 各院駅から近くて通いやすい立地
- 発毛実感率99.4%の実績
また、湘南美容クリニックでは、女性の薄毛治療の前に頭髪の状態、ストレス、家計、食生活を含めた生活習慣を伺うことからスタートし、マイクロスコープで頭皮及び毛髪の状態を診察してもらえます。
そして、最適な治療法、内服薬、育毛剤を提案する「オーダーメイド治療」が実施されています。
また、専門医の診察が無料で受けられる「カウンセリング予約」や忙しくて時間が取れない方のために「画像メール相談」も実施されています。
6.女性の薄毛の種類と特徴
FAGAを含め女性の薄毛は、大きく分けて5種類あり、抜け毛の場所によっても原因が変わってきます。
効果的な薄毛対策をするためにも、しっかりと種類や原因、特徴を確認しましょう。
1)頭頂部の地肌が薄い
女性の薄毛は、ほとんど頭頂部の抜け毛から始まるといえます。種類は2つあり、「ひこう性脱毛症」と「脂漏(しろう)性脱毛症」にわかれます。
①ひこう性脱毛症
「ひこう性脱毛症」の特徴は、乾燥したかさぶた状のフケが出ることです。
原因は、頭皮の乾燥や、間違った洗髪が挙げられます。
フケが発生した頭皮は、毛穴が塞がれて発赤して髪の成長が妨げられるため毛が薄くなります。
②脂漏性脱毛症
「脂漏性脱毛症」は、頭皮に過剰に皮脂が分泌されることで起こります。
皮脂の過剰分泌の原因としては、定期的に洗髪をしないことや、頭皮に合わないシャンプーを使用している、シャンプー後のすすぎが不十分などが挙げられます。
このようなことで毛根が皮脂で塞がれて、髪が生えづらくなってしまうのです。
2)分け目が薄い
分け目が薄いのは「牽引性脱毛症」と言います。
髪の毛の長い人に多くみられ、髪の分け目に負担をかけ続けた結果の薄毛です。
牽引性脱毛症の原因は、頭皮への負担と紫外線ダメージになります。長年にわたり頭皮に負担のかかる髪型を続けていると、血行が悪くなり毛根に栄養が行きづらくなります。そして毛が細くなり、抜けたり切れたりします。
また、分け目を同じ場所にし続けていると、その部分に紫外線が当たり続けてしまい、その部分の皮膚がダメージを受けて、髪の毛を作りづらくなってしまいます。
3)全体的に薄くなる
全体的に薄くなるタイプの女性の薄毛を「瀰漫(びまん)性脱毛症」と言います。頭部全体が均等に薄くなります。
原因は、頭皮の肌老化、ストレス、ダイエット、ピルの服用、過度のヘアケアなどが挙げられます。
だいたい30代から中年以降の女性にみられます。
髪の毛全体が徐々に抜けて薄くなっていくので、初期の段階ではなかなか自覚する事は難しく、髪の毛のコシがなくなってきて、自分のしたいスタイリングができなくなった時に気がつく事が多いのです。
4)出産をきっかけに薄くなる
出産した人は誰もが経験する症状で、「分娩後脱毛症」と言います。子供を出産すると一時的に髪が薄くなりますが、その原因は、女性ホルモンが産後に一気に減少するためです。
産後6ヵ月~1年くらいで自然に回復するので特に心配する必要はありません。
そういうものとして受け止めるしかないのです。
しかし、体力が回復しなかったり、ストレスが重なると抜け毛が止まらず、ひどいと円形脱毛症を併発する可能性もあります。
5)丸型または楕円形に抜ける
丸型や楕円形に髪の毛が抜けるのを「円形脱毛症」と言います。突然発症して、1ヵ所だけではなくて数ヵ所に見られるのが特徴で、髪の長い人は気がつきにくい傾向にあります。ストレスやアレルギーが原因と考えられます。
この円形脱毛症は、「単発型円形脱毛症」と「多発型円形脱毛症」とにわかれています。
単発型が最も多い症状で、500円玉くらいの脱毛が1~3ヵ所に出来ますが、自然治癒率は50%以上です。
多発型は、単純型が周期的に何度も繰り返し起こる症状です。脱毛範囲が大きくなる恐れがあるので、医師に相談する必要があります。
7.こんな女性は薄毛に要注意
「私は薄毛とは無縁」、「私は大丈夫」、だと思っている人はいませんか?
そんなあなたも、実は薄毛予備軍かもしれません。今は悩まされていなくても、今から挙げることに心当たりがある人は、注意が必要です。
1)ストレスの多い生活をしている
何と言ってもストレスは女性の薄毛の最大の敵になります。
でも、ストレスが全くない人はいないのではないでしょうか。
社会進出している女性は、当然仕事のストレスを抱えています。
仕事以外にも、家庭内の問題や将来への不安、人間関係などによるストレスを抱えている人もいるでしょう。
こういったストレスは身体の変調を引き起こし、毛髪や頭皮に及ぼす影響も大きくなります。
さらに、引き起こされた薄毛に対し、過剰な反応をするのもストレスの1種となって、悩みを大きく長引かせてしまう原因になることがあります。
現代の女性の薄毛には、何らかの形でストレスが関係している可能性が高いでしょう。
2)偏った食生活をしている
過剰なダイエットや偏った食事などによって、身体が必要とする栄養分が不足してしまうと、全身の栄養バランスが崩れ、体調不良になったり、なんらかの病気が引き起こされることもあります。
身体の栄養状態が悪いと、当然、髪や頭皮に行き渡る栄養も不足状態に陥ってしまうため、抜け毛が増えてきて、新しい健康な髪も作られなくなります。
だから、偏った食生活をしている女性は、薄毛の原因を自ら作っていると言えるのです。
また、欧米化した食生活を続ける事もよくありません。高カロリー・高脂肪食は、中性脂肪やコレステロールが増える原因となり、頭皮の毛細血管が詰まって、髪に栄養が回らなくなる可能性があります。
そうなると、脱毛症にもかかりやすくなるので注意が必要です。
たとえしっかり食事をしていても、偏っていれば女性の薄毛の原因になってしますのです。
3)洗髪のし過ぎ
洗顔のし過ぎと同様に、洗髪もし過ぎてしまうと、頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまいます。
そうなると、身体の機能として頭皮を守ろうと、より皮脂を分泌するようになります。
つまり、頭皮が乾燥してしまうのです。これは顔で言えば、インナードライ肌です。
頭皮に回ってきた栄養はすべて皮脂を分泌するために使われるようになってしまうので、髪の毛の生成へと回らなくなります。
だから、結果的に女性の薄毛の原因になるのです。
ですから、1~2日に1回しっかりと洗えば十分です。
洗いすぎる必要はありません。頭皮に悪い影響がでないよう、注意すべき点は、頭皮についたシャンプーやトリートメントなどをしっかりと洗い流すことです。
8.女性の薄毛の予防と改善の対策
女性の薄毛は、生活習慣を見直したり、自宅でのヘアケアを見直すことで防ぐことが可能です。
また、薄くなってしまった場合のケア方法もありますので、参考にしてみて下さい。
1)シャンプー、リンス、トリートメントの選び方と使い方
自分に合った物を使うことが基本になります。
かゆみが出る物は論外です。
シャンプーは石鹸系・アミノ酸系・高級アルコール系の3種類に分類されますが、薄毛対策としてはアミノ酸系界面活性剤のシャンプーを選ぶようにしましょう。
あまり洗浄力があるシャンプーだと頭皮の乾燥を起こしたり、皮脂の過剰分泌を起こしたりします。
リンスやトリートメントは、シャンプーと同じ系列の物を使うのがよいでしょう。
これらは、キューティクルを保護したり、毛髪の傷みを補修したり栄養補給することが目的なので、頭皮につかないよう、髪の毛の部分だけにつけるようにします。
頭皮用ではないので、頭皮につくと刺激が起きて炎症を起こす場合もあり、また抜け毛の原因になることもあります。
2)育毛剤の使い方
使うタイミングは、洗髪後、タオルドライをした後ドライヤーで8割ほど乾かした頭皮に直接適量を塗布します。この際、髪の毛にはつかないように気をつけましょう。
少しずつ塗布し、指の腹を使って優しくもみこむようにします。それを何度か繰り返します。薄毛が気になる部分を重点的に、その他の部分は軽めに行うようにします。
ただし、塗布してすぐに頭皮マッサージをしたりするのは避けましょう。
塗布して数分後の、育毛剤がしっかりと浸透した頃にマッサージするようにします。
その後、育毛剤により濡れた状態になっている頭皮や毛髪は自然乾燥させます。
もし急いでいる場合は、ドライヤーを冷風モードにして乾かします。
3)頭皮マッサージ
頭皮マッサージを行うことにより、頭皮の血行がよくなって抜け毛を防ぐことができます。
小指以外の指の腹を使い、適度な力を入れて頭皮を下から頭頂部に向かって押していきます。
これを5回ほど繰り返します。次に、頭皮を軽くつまんで前後に動かします。
長時間マッサージをしてしまうと、頭皮に負担がかかるため、5分程度で終えるようにしましょう。
また、力の入れすぎも頭皮の負担になるので、ほんの軽く力を入れた程度で行いましょう。
9.女性の薄毛におすすめのシャンプーと育毛剤
女性の薄毛や抜け毛対策に効果的なシャンプーを使ったり、育毛剤を使うこともよい方法です。では、どんなシャンプーや育毛剤を選べばよいでしょうか。
ここでは、おすすめのシャンプーや育毛剤をいくつかご紹介します。
1)女性の薄毛対策におすすめのシャンプー
▼抜け毛・白髪をシャンプー1本で解決!悩める女性のためのシャンプーharu黒髪スカルプ・プロ
▼頭皮トラブルや頭皮環境を考えぬいてつくられたスカルプシャンプーマイナチュレ・シャンプー
2)女性の薄毛対策におすすめの育毛剤
▼お肌が弱い人でも使える、安心と効果を追求した女性用の無添加育毛剤マイナチュレ
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10.身体の内側から考える女性の薄毛対策
1)女性の薄毛は食べ物で予防
女性の薄毛を予防する食べ物や栄養素の基本は、美肌のための食べ物と同じです。
食べ物の栄養バランスに注意して、さまざまな種類の栄養素をまんべんなく摂取しましょう。
中でも、たんぱく質やアミノ酸、ビタミン、亜鉛などのミネラルが大切です。
たんぱく質は、肉、魚、卵、大豆製品(納豆、豆腐など)などに豊富です。
亜鉛は、魚介類、海藻類に豊富です。
ビタミンAは、緑黄色野菜、レバーなどに、ビタミンB群は、卵、大豆、レバー、緑黄色野菜、乳製品、まぐろ、かつお、さば、いわし、ピーナッツ、キャベツ、バナナなどに、ビタミンCは、アセロラやピーマンほかさまざまな野菜や果物に、ビタミンEは、アーモンドなどのナッツ類、魚介類、野菜類、植物油に豊富です。
また、女性ホルモンに似たはたらきをする大豆イソフラボンを含む豆腐や納豆などを積極的に食べることが女性の薄毛対策に特におすすめです。
逆に、砂糖の摂りすぎやアルコールの摂りすぎは髪へ行き渡る栄養分が減少してしまうので、控えましょう。
アルコールに関しては、「飲み方と成分を知って美肌に!お酒とエイジングケアのいい関係」を参考にしてください。
ただし、食べ物による薄毛対策は、摂った栄養素が有効であっても、3カ月から数カ月は続けないと効果を実感できません。
なぜなら、毛髪の成長のサイクルは
- 毛穴の奥の方で新しい毛が育ちはじめる
- その毛が頭皮の表面に到達する
- 髪の毛が地肌を覆うくらいまで太く長く成長する
ことに、3カ月から6カ月かかるからです。
すぐに効果が現れなくても、よい食習慣を継続することが毛髪の育成や薄毛対策に大切なのです。
2)冷え性を改善して女性の薄毛を予防
血行が悪くなって身体が冷えるとプロゲステロン分泌が停滞してしまいます。
だから、プロゲステロンを増やすためには冷え性の改善が大切です。
十分にお風呂に入ったり、シルクの下着で温活したり、靴下で足元を温めるなどでカラダの冷えを予防したり改善することも女性の薄毛対策の1つなのです。
また、身体を温める食べ物を積極的に摂ることもよい方法です。
冬が旬、寒冷地で育つ、地中で育つ、暖色系、水分が少ない、発酵食品などが身体を温める食べ物の条件です。
そんな食べ物は、ショウガ、ニンジン、カボチャ、タマネギ、レンコン、ゴボウ、ジャガイモ、自然薯、玄米、鮭、納豆、キムチなどです。
3)生活習慣を見直して薄毛を予防
紫外線、タバコの喫煙、首や肩のこりは美肌の敵ですが、女性の薄毛や抜け毛の原因にもなってしまうのです。
お肌だけではなく頭も日中の外出時は帽子をかぶるなど、紫外線対策を行いましょう。
薄毛が気になる方は、冬も紫外線対策をおすすめします。
タバコは、身体や肌を酸化させてしまうので頭皮の老化を進めます。
喫煙は健康のためにも控えることをおすすめします。
また、美肌や薄毛予防のためには、最近問題になっている受動喫煙にも注意することが大切です。
タバコに関しては、「喫煙がお肌の老化を加速!タバコで老け顔になる原因と対策」をご覧ください。
また、適度な運動やストレッチで身体の不調を整え、髪も身体も健康に保つよう心がけましょう。
もちろん他にも、ウォーキングやストレッチなど適度な運動習慣を取り入れると毛髪にも身体の健康にもよいでしょう。
アンチエイジングを意識した生活習慣を続けることが、エイジレスな美肌や毛髪、健康のポイントです。
4)サプリメントでも女性の薄毛予防
亜鉛などのミネラル、エクオール、イソフラボン、ビオチン、葉酸、プラセンタなど頭皮や毛髪によいと考えられる栄養素をサプリメントで摂取することも女性の薄毛対策の1つの方法です。
しかし、食事や食べ物と同様にすぐに効果が現れて薄毛が解消できるわけではありません。
食べ物による栄養素の摂取を基本として、サプリメントはどうしても不足が心配な栄養素を補助的に摂ることで薄毛を予防するものと考えましょう。
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11.まとめ
女性の薄毛の種類と原因、予防や改善の対策をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。現代の生活にはストレスは切っても切れないものになっています。
ストレスは上手に発散をしておかないと、薄毛の原因になってしまいます。
女性はストレスと女性ホルモンとの関わりが大きいので特に注意が必要です。
ストレスを抱えると女性ホルモンの分泌が滞りますし、当然髪の毛以外にも大きな影響を与えてしまうので、健康のためにも気をつけたいですね。
また女性は、全体的な薄毛になる方が多い傾向にありますが、自分ではわかりにくいため、進行してから気がつく方がほとんどです。
ですから、他人事とは思わず、日頃からここに挙げた原因と対策に気をつけてください。
特に、毎日行うシャンプー・リンス・トリートメントの正しい方法をしっかり実践して、できるだけ頭皮の負担を避けるようにしましょう。
小さな積み重ねで、いつまでも美しい髪でいられるようにしていきたいですね。
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著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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