ひび割れやあかぎれは、手荒れのひどい状態。
できれば予防したいですし、ひび割れやあかぎれになってしまったら、すぐにでも治したいですね。
では、美しい手のためにどんな対策ができるでしょうか?
この記事では、ひび割れとあかぎれの予防や改善の対策、治療法についてご紹介します。
- ひび割れやあかぎれは、手荒れのひどい状態です。手肌の乾燥によってバリア機能が大きく低下しています。だから、それを予防することが大切です。
- ひび割れは、手肌に亀裂があっても傷害が表皮で留まっている状態です。一方、あかぎれは、ひび割れがさらに悪化して、傷害が真皮にまで及んでいる状態です。つまり、ひび割れが悪化するとあかぎれになるのです。
- ひび割れやあかぎれの予防は、しっかりと保湿を行うこと、物理的な刺激や化学的な刺激を避けることが基本となります。できるだけ予防することが大切です。
- 血行不良もひび割れやあかぎれの原因になります。手の保温はもちろん、からだ、手足などを温めることも大切です。適度な運動や血管マッサージを行ったり、温かい食べ物などを摂りましょう。
- ひび割れやあかぎれがひどい場合は、薬局で薬剤師さんに相談したり、皮膚科などを受診して改善のための治療を行いましょう。ひどくなり過ぎないうちに対処することをおすすめします。
*手荒れの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.ひび割れやあかぎれを予防・改善したいあなたへ
「ひどい手荒れ、ひび割れとあかぎれの予防と改善の対策とは?」をお届けします。
手肌がひび割れやあかぎれになると、本当につらいですね。
冬に多い手荒れの代表、ひび割れやあかぎれの主な原因は、手の乾燥。
手肌の乾燥をそのまま放置していると、バリア機能が低下し、ひび割れやあかぎれに進んでいくのです。
だから、ひび割れやあかぎれの予防とは、手の乾燥肌対策が基本になります。
そして、乾燥対策は手肌のエイジングケアの1つです。
つまり、手肌の老化を防いだり、手のシワや手のシミを防ぐことにもつながります。
また、ひび割れやあかぎれで悩んでいる方は、少しでも早く改善したいですよね。
ひび割れやあかぎれの改善や治療の基本は、手肌の炎症を抑えることと保湿、つまり乾燥肌対策なのです。
この記事では、手荒れの代表、ひび割れとあかぎれの原因、予防法、改善の対策や治療法についてご紹介します。
また、手荒れ予防におすすめのハンドクリームをご紹介します。
「なぜ手荒れがひどくなってひび割れやあかぎれになるの?原因を知りたい!」
「ひび割れやあかぎれを予防するコツを知りたい!教えて!」
「ひび割れやあかぎれで悩んでいるので早く治したい!良い治療法は?」
「手のエイジングケアで手荒れ知らずの肌をキープしたい!おすすめのアイテムは?」
「手のケア以外でひび割れやあかぎれ対策ができる方法を知りたい!」
とお考えの方は、ぜひ、続きをチェックしてみてくださいね。
ひび割れやあかぎれを防ぐことは、手のエイジングケアの1つです。
ぜひ、手のエイジングケアでひび割れやあかぎれを防ぎましょう。
また、すでにひび割れやあかぎれで悩んでいる方は、早く改善しましょう。
<手荒れ予防におすすめ>
ひび割れ、あかぎれになる前に手荒れを予防したい!
2.ひび割れとあかぎれって、どんな手荒れ?
1)ひび割れとあかぎれはどう違うの?
手荒れは、手湿疹または進行性指掌角皮症とも呼ばれますが、それがひどい状態になるとひび割れやあかぎれが起こります。
では、ひび割れとあかぎれはどう違うのでしょうか?
ひび割れは、手のお肌の乾燥で、手の皮膚表面の溝に沿ってできる亀裂です。
そして、ひび割れが悪化して、亀裂が表皮を超え、真皮にまで達したものがあかぎれです。
つまり、ひび割れとあかぎれは、手荒れの1つで、症状が軽いか、重いかで呼び方が変わるだけなのです。
大きく分けると、手荒れの進行が皮膚組織の表皮で留まっていればひび割れで、真皮まで進めばあかぎれです。
ひび割れになると、手肌に、ひびが入ったような状態になります。
ひびが細かい場合、ささくれやかさつきが気になることもあります。
また、乾燥でかゆみを感じたり、お肌が赤くただれたりする場合もあります。
あかぎれまで進めば、さらにやっかいなことに、ひびは深い亀裂になり、水が手にしみる、痛む、赤く腫れて出血するなどのつらい症状がでることがあります。
ひび割れやあかぎれになってしまうと、ちょっとした水仕事やクレンジング、洗顔などでも水がしみて刺激を感じたり、出血するなど、つらい状況に陥ってしまうのです。
手指の関節部分がひび割れやあかぎれになると、関節を曲げるたび患部が開きます。
そのため、なかなか治らなくなります。
2)ひび割れとあかぎれはどんな人に多いの?
ひび割れやあかぎれも、ほかのタイプの手荒れと同じく、主婦、美容師、飲食店店員など、水仕事をする機会の多い人のほうがそのリスクが高まります。
また、寒い時期、寒い地域ほど血行が悪くなるので、ひび割れやあかぎれになる可能性が高まります。
さらに、もともと敏感肌の方、アトピー性皮膚炎などアトピー素因のある方、冷え性のある方もひび割れやあかぎれになりやすいと考えられます。
ひび割れやあかぎれは、なってしまうとつらいので、リスクの高い方は特にハンドケアやエイジングケアでの予防が大切です。
<参考記事>
*手肌のエイジングケアは、ハンドクリームと化粧水とアロマ!
3.ひび割れ、あかぎれの原因は?
1)ひび割れ、あかぎれの主な原因は手肌の乾燥
ひび割れ、あかぎれの原因の大きな要素は、手のお肌の乾燥です。
さらに、気温の低下や冷え性による血行不良がそれを後押しするのです。
手のお肌も、健康な状態であれば、皮脂膜、NMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質の3つがバランスよくはたらき、保湿され、また、バリア機能が維持されています。
しかし、乾燥によってこのバランスが崩れると、バリア機能も維持できません。
冬は最も乾燥しやすい季節で、気温も低く、汗をかくことが減ります。
そうすると、まず皮脂と汗で作られる「皮脂膜」が減ることになります。
皮脂膜は、油性成分であり、お肌表面で水分の蒸発を防ぐ保湿クリームの役割をしています。
つまり、冬の乾燥によって、保湿の機能の1つである「水分の蒸発を防ぐ」力が弱まるのです。
ここで保湿クリームやハンドクリームでハンドケアができれば進行が止まりますが、放置したり、ケアが不十分であったりすれば、バリア機能はさらに低下してしまいます。
これは、お顔の肌のエイジングケアでも同じことです。
ハンドケアもエイジングケアも悩みが深くなる前に、対策することが基本です。
2)血行不良もひび割れやあかぎれの原因に
また、気温の低さと相まって、手の血行が悪くなると、肌細胞に充分な栄養が届きにくくなります。
その結果、手の肌細胞の活力も下がり、細胞分裂する力も低下するのです。
特に、手はからだの末端の組織なので、この傾向が強くあらわれます。
エイジングケアの基本が、お肌の乾燥対策、保湿であることは、いろいろな記事でも常々お伝えしていますが、ひび割れとあかぎれも例にもれず、ポイントは同じところにあるのです。
3)手肌の特徴がひび割れやあかぎれが治りにくい原因
「手荒れ予防と改善の対策とは?丸わかり!ハンドケア」で詳しく、手のひらと手の甲の特徴を解説しましたが、手のひらには皮脂腺がありません。
手の甲にはありますが、少ないのです。
皮膚の構造や役割の基本は、手肌も顔も同じですが、特徴は違うのです。
そのため、「水分の蒸発を防ぐ」機能がもともと低いのです。
その分、角質層が厚くなっていますが、一旦、バリア機能が低下して、お肌が傷つくと、それがかえって災いとなって、回復や再生に時間がかかってしまいます。
また、手肌はターンオーバーに時間がかかることもひび割れやあかぎれが治りにくい理由の1つです。
このように、ひび割れやあかぎれをはじめ、手荒れが長期化する原因は、手の特徴によるものなのです。
4)物理的・化学的刺激もひび割れ、あかぎれの原因
職業上、水を使うことが多い方は、ひび割れ、あかぎれをはじめ、手荒れのリスクが高く、改善するまで長引くことが多いので、特に注意が必要です。
中でも、調理師、美容師・理容師などの方は、洗剤やシャンプーほか化学物質に触れる機会が多く、界面活性剤の影響を大きく受けることになります。
界面活性剤そのものは、生活やスキンケアの中では大切な化学物質ですが、過度に手肌に触れることで、ひび割れ、あかぎれの原因になってしまうのです。
水を頻繁に使う方は、今、何も問題なくても、早い時期からエイジングケアを意識して、ひび割れやあかぎれにならないように気をつけましょう。
5)過度な手洗いや消毒
新型コロナウイルス感染予防のため、手洗いをする機会やアルコールで消毒する機会が増えています。
これらも手荒れやひび割れ、あかぎれのリスクを増やすことになります。
詳しくは、「新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!」をご覧ください。
ほかにも、スマホの使いすぎも手荒れのリスクになるので注意しましょう。
4.ひび割れ、あかぎれの予防と対策
1)ひび割れ、あかぎれの予防の基本
ひび割れ、あかぎれの原因は、乾燥と血行不良ですから、あらかじめこの2つを避けることが予防になります。
お顔のお肌のエイジングケアでも同じですが、手の場合も、手とからだ全体を意識することが大切です。
基本的な対策は、保湿と手の冷えを避けること。
また、必要以上の刺激を手に与えないことです。
とくに、年齢を重ねるほど、リスクは高まるので、エイジングケアを意識しましょう。
2)ハンドクリームによる保湿でひび割れ、あかぎれ予防
ひび割れ、あかぎれ予防は、手荒れ予防のための保湿が基本です。
こまめにハンドクリームを塗って、保湿をしっかりしましょう。
特に、水仕事の後の保湿は忘れないようにしましょう。
ハンドクリームは、保湿効果が高く、抗菌効果のあるもの、血行を改善するビタミンE誘導体が含まれたものなどを使いましょう。
水溶性の保湿成分には、水分を保持するグリセリン、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、尿素などがあります。
尿素は、手肌がゴワゴワする際には柔らかくする作用があり、その場合はよいのですが、ひび割れやあかぎれの場合は手肌を薄くするので、使い続けることはあまりオススメできません。
また、油溶性の保湿成分には、水分を保持するセラミド、水分の蒸発を防ぐシアバター、ワセリン、スクワランなどがあります。
また、ホホバオイル、馬油などの美容オイルもその名のとおり油分なので、油溶性の保湿成分です。
これらはエモリエント成分と呼ばれます。
春や夏でもハンドクリームを使うことで手荒れの予防ができますが、油分が多いものは春夏にはべたつくため、水溶性の成分が多いジェルタイプのものがオススメです。
一方、冬場は水分の蒸発を防ぐことが大切なので、油溶性の成分が多いハンドクリームでしっかり保湿しましょう。
もちろん、楽しみリラックスしながらハンドクリームを使うことも大切です。
保湿、抗菌作用、リラックス効果を同時に求めるなら、無香料でも植物由来の香りに優れたバラ、なかでもダマスクローズ配合のハンドクリームも選択肢の1つです。
そんなハンド美容ジェルなら、ナールスゲンとダマスクローズ配合のハンド美容ジェル「ナールスロゼ」がオススメです。
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン47や抗酸化物質であるグルタチオンを増やします。
ダマスクローズは高価な成分で、エイジングケア化粧品や高級ハンドクリームに配合されますが、保湿、抗菌作用、リラックス効果があるので、楽しみながらのハンドケアが可能です。
ダマスクローズについては、「絶世の美女愛用!バラの女王ダマスクローズの5つの効果で憧れの美肌」でご紹介していますので、ご覧ください。
<参考記事>
*春こそ手肌のエイジングケアが大切!ハンドクリームを使おう
3)ひび割れ、あかぎれ予防のための冷えと乾燥を防ぐポイント
冬場は、部屋の気温だけでなく、湿度にも注意しましょう。
加湿器を使う、洗濯を室内干しにするなどもよい方法です。
冬場は、寝るときも、木綿などの手袋などで冷え対策を心がけましょう。
お風呂は、シャワーで済ませずに湯船に使って、からだも手足も温めましょう。
湯船につかるのは、全身のエイジングケアにもよいので、42度以下のお風呂に汗がにじむ程度の時間入りましょう。
また、マッサージや適度な運動で血行をよくすることも必要です。
とはいっても、冬の寒い時期に外での運動の際は、必ず手袋をしてくださいね。
手肌だけではなく、からだ全体を温めることや足元を温めることも大切です。
下着による温活や足元の温活などを取り入れることもオススメです。
4)水を使う場合のポイント
手荒れ、ひび割れ、あかぎれの予防のためには、水を使う場合には冷たい水を避け、33~35度程度のぬるま湯で水仕事をしましょう。
また、冬場に水仕事をするときは、ゴム手袋をつけるなどで予防します。
ゴムアレルギーがある場合などは、先に木綿の手袋をはめてから、ゴム手袋をつけるようにしてくださいね。
手洗い用の製品は、刺激の少ないものを使い、洗いすぎには注意して、手洗い後はタオルなどですぐ乾かして、水分蒸発を防ぐことも大切です。
5.ひび割れ、あかぎれの改善と治療
1)ひび割れ、あかぎれの治療の基本
ひび割れ、あかぎれになってしまったら、早く治療することが大切です。
あかぎれにまで進み、痛みが強い場合、なかなか改善しない場合は、薬局で薬剤師に相談したり、皮膚科医など専門家に相談しましょう。
同時に手肌の保湿やスキンケアやからだのケアも大切なので、予防法で説明した対策もあわせて実施しましょう。
そのほかのポイントとしては、次のとおりです。
- ひび割れは、絆創膏などで保護しましょう。ただし、貼りっぱなしだと角質層がふやけてしまうので逆効果になる場合も。1日1回をめどに、適度に貼りかえましょう。
- 市販薬は、ワセリンやビタミンE配合のクリームや軟膏で保湿と血行改善を意識しましょう。
- 赤みや痒みが強く炎症が進行しているときは、充分な抗炎症作用をもったステロイド外用剤が選択肢の1つです。あかぎれで出血がある場合は、抗菌作用のあるものが選択肢となります。薬剤師さんと相談するなどで、症状に合ったものを選びましょう。
2)薬局で買えるひび割れ、あかぎれの薬
薬局で買えるひび割れ、あかぎれのお薬にはたくさんの種類があります。
そんな薬の成分としては、次のようなものがあります。
- ワセリン
水分の蒸発を防いでくれます。
ひび割れやあかぎれで割れた手肌の皮膚組織の修復を助けます。
肌細胞の正常なはたらきを助けます。
血行を促進し、患部の回復を早めます。
- ジフェンヒドラミン
ひび割れ・あかぎれにともなうかゆみをおさえます。
薬局で買える薬は、皮膚科や病院で処方される薬よりも効果が緩やかで副作用が少ないのが一般的です。
薬局でひび割れやあかぎれの薬を買う場合は、薬剤師さんに相談しましょう。
また、薬局でも炎症を鎮めるステロイド外用薬を買うことができます。
ステロイド外用薬は、その作用の強さで5つのランクに分かれます。
高いものから、次の順になります。
- ストロンゲスト
- ベリーストロング
- ストロング
- ミディアム
- ウィーク
ランクが高いほど、お薬の体内への吸収率が高く、患部の炎症の度合いに応じて、使用するステロイド軟膏を選ぶことになりますが、薬局で買える市販薬にはストロンゲストとベリーストロングの薬はありません。
3)皮膚科や病院でのひび割れ、あかぎれの治療
皮膚科や病院で処方されるひび割れ、あかぎれの治療薬も保湿剤やステロイド外用薬が中心になります。
保湿剤としては、ワセリン、ヘパリン類似物質、尿素などが使われますし、血行促進にはビタミンEが処方されます。
これらの医薬品は、副作用の心配はあまりありません。
一方、炎症を鎮めるためにステロイド外用薬も処方されますが、こちらは5つのタイプをひび割れ、あかぎれの症状の重さで使い分けます。
ステロイド外用薬は、炎症が治まるまでの期間の短期的な対症療法として使う医薬品です。
ステロイドには、線維芽細胞が増えるのを抑える力があります。
長期間使用すると、皮膚の菲薄化や皮膚萎縮などの副作用が起こるリスクもあるので、長期連用は控えるべき医薬品です。
医師の指導のもとに正しく使いましょう。
<参考記事>
*現役美容師がおすすめ!手ごわい手荒れの予防と改善の5つの実践術
*手の老化で年齢がばれる!老け手の原因と予防と改善のエイジングケア
*手荒れの原因は男女で違う!?よりこだわった手荒れ対策とは?
<参考図書>
*「できるオンナは「手」を捨てない 仕事にも家事にも育児にも負けない、手と爪の守り方」(かずのすけ・川上愛子 著、トランスワールドジャパン株式会社)
6. ひび割れ、あかぎれに関するよくある質問
Q1.ひびやあかぎれを早く治すには?
まず患部のある手肌に刺激を与えないことが大切です。
洗いものなどの際は、直接、熱いお湯に触れないようにしましょう。
また、お風呂に入った後や水・お湯に触れた後は、保湿力の高い成分が含まれたクリームで保湿ケアを行いましょう。
さらに、ひどくなる前に皮膚科を受診することも早く治す方法です。
Q2.あかぎれを放置するとどうなる?
ひび割れやあかぎれを放置すると、傷口から細菌などの病原微生物が入り、感染症を起こすことがあります。
また、そこまでではなくてもひび割れやあかぎれが治りにくくなります。
そのため、早めに治療することをおすすめします。
Q3.ひび割れやあかぎれが治らないのですが、別の病気でしょうか?
ひび割れやあかぎれなど手湿疹が治らない場合、ほかの皮膚疾患である可能性があります。
可能性の1つは、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)です。
金属アレルギーや扁桃や鼻腔などへの細菌感染、喫煙などが原因で、手のひらに、赤み、白黄色の小さな水疱(小膿疱)、皮の剥がれる状態などが現れます。
掌蹠膿疱症は、原因を取り除くとともに、かゆみや傷などの症状に合わせた対症療法を行います。
手白癬(てはくせん)の可能性があります。
白癬菌による感染で、手の皮膚が厚くなり、フケのように剥がれかかったような状態になります。
手白癬は、白癬菌の増殖を抑えるために、クリームタイプや液体タイプの外用薬や内服薬などで治療を行います。
7.まとめ
冬に多い手荒れ、ひび割れとあかぎれの原因、予防のための対策や改善、治療法についてご理解いただけましたでしょうか。
ひび割れやあかぎれは、なってしまうと見た目もよくなく、痛みもともなうつらい手荒れです。
エイジングケアと同様、保湿をしっかりすることで、予防をこころがけましょう。
冬場は、特にこまめにハンドクリームを使うことほか、この記事で説明した方法を実践することで、手荒れになりくい状態を維持することが大切です。
また、ひび割れやあかぎれになってしまったら、薬局で薬剤師に相談して医薬品を使ったり、皮膚科を受診してしっかり治療しましょう。
この記事「ひどい手荒れ、ひび割れとあかぎれの予防と改善の対策とは?」が、つらいひび割れやあかぎれの予防、改善にお役に立てば幸いです。
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著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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