あなたは、「マリオネットライン」という肌悩みについて、ご存知ですか?
マリオネットラインは、ほうれい線などと同様に顔のたるみが原因で目立つ肌悩みです。
この記事では、マリオネットラインの原因と改善の対策をご紹介します。
また、マリオネットラインが目立ちやすいかどうかのチェックリストも用意しましたので、たるみに不安がある方は、ぜひ、読んでみてくださいね。
さらに、マリオネットラインの予防におすすめのエイジングケア美容液もご紹介します。
この記事では、各章のまとめを用意したので、全体像を理解するには各章のまとめをお読みください。
また、インデックスもあるので、先に必要な情報をチェックしていただくことも可能です。
- マリオネットラインの主な原因は、顔の口角付近のたるみです。たるみが原因の肌悩みは改善が難しいことが特徴です。
- マリオネットラインは、表情筋の衰えが主な原因となります。口角のたるみは、「口輪筋(こうりんきん)」、「広頸筋(こうけいきん)」、「口角下制筋(こうかくかせいきん)」の3つの表情筋の衰えが深く関係しています。
- 真皮の衰えや皮下組織の衰えもマリオネットラインの原因の1つです。これは、深いほうれい線やしわと同じです。
- マリオネットラインの予防は、食べ物をバランスよく摂ることが基本です。また、適度な運動や質の高い睡眠なども予防に役立ちます。
- エイジングケア化粧品ではマリオネットラインは解消できません。あくまで、予防的なスキンケアアイテムとして使いましょう。
- 表情筋のエクササイズ、美顔器もマリオネットラインの対策になります。しかし、劇的な改善は難しいのが実際です。
- マリオネットラインの解消のための美容医療は、いくつかの選択肢があります。美容整形などの専門医と相談の上、メリット、デメリットを理解して、納得した上で選択することが大切です。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*たるみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.マリオネットラインが気になるあなたへ
エイジングケア世代の深い肌悩みの1つが、マリオネットライン。
年齢とともにお肌は衰え、乾燥肌をはじめ、さまざまなお肌の老化の原因が重なり合って、肌悩みがたくさん出てきます。
鏡を見て「何だか老けたな…」と感じる時、ふと口元をみると「顔のたるみ」ができていたなんて経験はありませんか?
この記事では、マリオネットラインの症状、原因、予防から改善の対策をご紹介します。
その範囲はスキンケアやエイジングケアだけにとどまらず、アンチエイジングを意識した日常まで網羅しています。また、マリオネットラインの予防におすすめのエイジングケア美容液をご紹介します。
「あの人形のような口元、ひょっとしてマリオネットライン?」
「最近、自分の顔が老けてきたと感じる!」
「マリオネットラインは目立たないけど、将来が不安」
「顔のたるみが気になっている!」
「マリオネットラインを予防するエイジングケアを知りたい!」
と、お考えの女性、そして男性も、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<マリオネットラインの原因の顔のたるみを3分間動画でチェック!>
*顔のたるみの改善のためには?
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2.マリオネットラインとは
マリオネットラインとは、口唇の両側から顎にのびる2本の溝のことをいいます。
この名前は、腹話術師が使う人形(マリオネット)にある口の線に似ていることから、「マリオネットライン」と名付けられました。
1)マリオネットラインの症状チェック
あなたも一度鏡で自分の顔をチェックしてみてください。
鼻の両脇から出ている溝が一般的に知られている「ほうれい線」と呼ばれるものです。
このほうれい線を消すことは、普段から意識している人も多いのではないでしょうか。
そして、口の横から下にもう1つのたるみのサインであるマリオネットラインが出ていませんか。
マリオネットラインは、20代や30代で目立つことはまれです。
40代、50代、60代と年齢を重ねるほど目立つリスクが高まります。
マリオネットラインは、上唇と口角を下のほうに動かす表情筋の1つである「口角下制筋(こうかくかせいきん)」が、縮んだり硬くなったりすることが大きな原因です。
ほうれい線とマリオネットラインは、口周りにできる代表的なエイジングサインです。
この2つが、目で見てわかるということは、老化がかなり進行しているということ。
はじめはよく見ないとわからない程度のラインだったものが、年齢とともにどんどん進行して、目立つマリオネットラインができてしまうのです。
そんな老化のサインであるマリオネットラインですが、年齢を重ねれば当たり前にできるものではなく、予防することで防げるものなのです。
気になったら1日でも早くマリオネットラインの予防や改善を考えましょう。
2)マリオネットラインができやすい人って?
そもそも、同じ年代でもマリオネットラインができやすい人もいれば、できにくい人もいます。
その違いってとても気になりますよね。
①マリオネットラインのできやすさをチェックしよう!
以下のチェック項目に1つでも当てはまった方は、マリオネットラインができやすい可能性があります。
【マリオネットラインができやすい人】
- 笑う機会が少ない、人と会話をする機会が少ない
- 口角が下がり気味
- 硬い食べ物が苦手、よく噛まない
- 日頃から姿勢が悪いと言われる、猫背である
- どちらかというと乾燥肌だ
- 仕事が忙しく食事や睡眠が不規則
- ほとんど運動をしない
- 頬杖をつく癖がある
歯の噛み合わせが悪い、虫歯がある
いかがでしたか?
あなたはいくつ当てはまりましたか?
1つも当てはまらなかったあなたはとても優秀です。
日頃からあなたが意識的に気を付けていることが、マリオネットラインを防ぐことに繋がります。
残念ながらたくさん当てはまってしまったあなたは、一度鏡を見てください。
いつもは気にしておらず、気付かなかったマリオネットラインが薄っすらと出ているかもしれません。
自分の顔は毎日見ているので、ちょっとした変化に気付けない場合もあります。
久しぶりに会った友人などに聞いてみると、客観的な意見を聞くことができるので、いいかもしれませんね。
②たるみ毛穴はマリオネットラインのサイン!
マリオネットラインとの関係で、もう1つチェックしたい大切なことが毛穴の状態。
頬の付近に、縦長、あるいは涙型の毛穴が目立っていませんか?
こうした毛穴を「たるみ毛穴」と呼びますが、これは顔のたるみの初期症状でもあるのです。
もし、マリオネットラインが気にならなくても、たるみ毛穴が目立っているようなら、早く対策を行いましょう。
これは、ほうれい線やゴルゴラインでも同じことが言えます。
マリオネットラインと同様、たるみ毛穴は要注意のサインなのです。
<第2章のまとめ>
マリオネットラインとは、口唇の両側から顎にのびる2本の溝のことです。
主に40代頃から目立つ肌悩みの1つで、口の周りの表情筋の弱い方、生活習慣に問題のある方はそのリスクが高い可能性があります。
たるみの初期症状は、たるみ毛穴なので、もしたるみ毛穴が目立っているなら早めにマリオネットラインの対策を行いましょう。
3.マリオネットラインの原因は?
1)マリオネットラインは、たるみが原因
マリオネットラインができる原因は、顔または顔付近の「たるみ」です。
たるみは、年齢を重ねれば重ねるほど深くなって目立ちやすくなり、特に40代~50代以上のエイジングケア世代の女性に多いのが特徴です。
「たるみ」の進行には差がありますが、エイジングケア世代の女性なら、マリオネットラインを少しでも目立たないようにできたらと思うのが女心ですね。
さらに、たるみがひどくなってくると、「マリオネットライン」と「ほうれい線」の二重奏や、最悪の場合は、「ゴルゴライン」も重なって三重奏になってしまうこともあります。
そんな顔のたるみ全体については、「顔のたるみの症状と原因から予防のエイジングケアと改善対策」がおすすめです。
2)口角のたるみの原因は?
では、そんな「たるみ」とマリオネットラインの関係をもう少し詳しく見てみましょう。
年齢を重ねてくると出てくる口角のたるみですが、原因となっているのは大きく分類して、
の3つの原因があります。
他にも、もともと顔の骨格的に口元のたるみが出やすい人もいます。
顎が小さい人は一見シュッとして美しいのですが、筋肉の衰えが出やすく、たるみをつくり出す原因となってしまうことがあるのです。
1)口周りの表情筋の衰え
顔の「たるみ」の原因となるのは「表情筋の衰え」によるものだとされています。
そもそも表情筋とは、人間の顔にある口や鼻などを動かしている筋肉のことをいいます。
表情筋は加齢が原因で衰え、皮膚とのバランスが取れなくなり、たるみやシワの原因をつくり出してしまうのです。
そんな表情筋の中で、次の3種類の筋肉が衰えて固くなったり、弱くなることで、マリオネットラインの原因となります。
- 「口輪筋」(こうりんきん):口の周りにある表情筋である
- 「広頸筋」(こうけいきん):口元から下顎、首にかけて広がる表情筋
「口角下制筋」(こうかくかせいきん):上唇と口角を下方に引く表情筋
②真皮層の衰え
たるみによるマリオネットラインは、肌の内部のハリや弾力を保つ「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」「エラスチン」などが年齢とともに減少していくことも原因の1つです。
1枚に見える皮膚には外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層でできています。
真ん中にある「真皮」は、厚さが2mmほどあり、皮膚組織の大部分を占め、お肌の本体となります。
肌のハリや弾力を担う線維芽細胞はこの真皮にあり、加齢、生活習慣、ストレスや紫外線などが重なり、ダメージを受けます。
線維芽細胞は、「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」をつくる細胞ですが、同じ年齢でも、その活力の差でお肌に保持されている量が変わります。
線維芽細胞が減少したり、衰えたりすることで、肌の内部にある真皮層が薄くなり、マリオネットラインをつくり出す原因となってしまうのです。
③皮下組織・皮下脂肪の衰え
健康なお肌のためには、「表皮」と「真皮」のはたらきが重要とされていますが、お肌の一番下にある「皮下組織」もこの2つを支える重要な役割をしています。
皮下組織は、大半が「皮下脂肪」で構成されており、そこには動脈や静脈が通り、周りの細胞に栄養を届けています。
皮下組織が衰えて肥大化したり、表情筋の衰えと相まってと皮下脂肪が重力に負けて下に下がるとマリオネットラインの原因になります。
④長時間の悪い姿勢
猫背や顎を突き出すなど悪い姿勢を長時間続けると、広頸筋が衰えやすくなります。
その結果、マリオネットラインが目立つリスクが増えます。
また、広頸筋の衰えは二重アゴや首のしわのリスクです。
⑤よくない噛み合わせ
よくない噛み合わせがマリオネットラインの原因になることもあります。虫歯や歯が弱い、また片方ばかりで咀嚼するなどのクセも問題です。
マリオネットラインだけでなく、下あごのシワ(梅干しジワ)の原因になります。
⑥紫外線には特に注意
特に、UV-Aは長期間で肌の細胞を衰えさせます。特に、ロングUVAは真皮の奥まで届くので危険です。
また、最近では近赤外線も肌のたるみの原因となることがわかってきました。
これは、マリオネットラインだけでなくさまざまな肌老化の原因です。
だから、紫外線対策が大切です。
⑦気を付けたいその他の要因
マリオネットラインで気を付けたいもう1つの要因は「顔のむくみ」。
エイジングケア世代は、むくみが続くと皮下脂肪の肥大化と重なって、重力で皮下脂肪が垂れ下がってしまうこともあります。
これが口角の付近で起こればマリオネットラインの要因になってしまいます。
<第3章のまとめ>
マリオネットラインの原因は口角付近のたるみです。
主な原因は、口の周りやあごの付近の表情筋である「口輪筋(こうりんきん)」、「広頸筋(こうけいきん)」、「口角下制筋(こうかくかせいきん)」の衰え、真皮や皮下組織の衰えです。
また、むくみもマリオネットラインを進行させる原因の1つです。
4.マリオネットラインの予防と改善の対策
マリオネットラインができる原因がわかっても、目立つ状態を対策せずにそのまま放っておくとどんどん進行してしまいます。
少しずつでもマリオネットラインを改善できるように、毎日の生活でアンチエイジングを意識して工夫することが大切です。
マリオネットラインを完全になくすのは難しいかもしれませんが、今以上に進まないようにする方法はあります。
また、まだマリオネットラインが目立っていなくても、冒頭のチェックで当てはまる項目が多い方は、特に注意が必要です。
そんなマリオネットラインの予防と改善は、以下の5つが対策となります。
【マリオネットラインの予防と改善の対策】
- エイジングケア化粧品による予防
- 栄養バランスのよい食べ物など日常生活で予防
- 口元・口の周りの筋肉を鍛える対策
- 美顔器を使った改善
- 美容医療による解消
では、それぞれの具体的な方法を詳しくみていきましょう。
1)エイジングケア化粧品による予防
①しっかり保湿でマリオネットラインを予防
マリオネットラインの原因は「顔のたるみ」であることは説明しましたが、「乾燥肌」もマリオネットラインを進行させる要因の1つです。
「乾燥肌」は、マリオネットラインだけでなく、シワ、くすみ、しみといったさまざまな肌トラブルの原因なので、まずは保湿をしっかり行い乾燥肌対策をすることが大切です。
若い頃のお肌は触れただけでモチモチしていて、健康なお肌に大切な水分・油分のバランスが一定に保たれています。
しかし、年齢を重ねると水分量に加え、皮脂など油分の量も低下してしまうので、お肌の乾燥の原因が増え、乾燥肌になるリスクが高くなります。
毎日、化粧水や美容液でスキンケアをしているから大丈夫、と思っているあなたもご自分のお肌を触ってみてください。
もし、お肌がゴワゴワしていたり、角質肥厚がある場合はもちろん、少しでもカサカサしていると感じれば潤い不足です。
そんなときは、化粧品を見直してみてはいかがでしょうか?
水溶性の保湿成分(ヒューメクタント)としては、プロテオグリカン、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、アミノ酸、グリセリン、BGなどがあげられます。
これらは、主にエイジングケア化粧水やエイジングケア美容液で補うことができます。
セラミド、シアバター、スクワランや美容オイル成分などは油溶性の保湿成分(エモリエント)で、主に美容液や乳液、保湿クリームで補うことができます。
②エイジングケア化粧品成分も使う
機能性の高いエイジングケア化粧品成分や、抗酸化作用を持つ成分もマリオネットラインの予防の一環として、口元のケアに使いましょう。
目立ってしまったマリオネットラインを解消することはできませんが、予防的なケアとしてエイジングケア化粧品を使うことは30代からのエイジングケアにオススメです。
もちろん、40代のエイジングケアや50代のエイジングケア、さらには60代や70代のエイジングケアとしてエイジングケア化粧品成分を補うことは、マリオネットライン以外のケアでも大切です。
コラーゲンやエラスチンを増やす成分としては、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンA誘導体(レチノール・レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体(水溶性ビタミンC誘導体・油溶性ビタミンC誘導体)などがあります。
抗酸化成分としては、アスタキサンチン、フラーレン、コエンザイムQ10、プラセンタ、ビタミンC誘導体(APPSやVCエチル、VC-IPがおすすめ)、ビタミンE誘導体、リコピン、エルゴチオネイン、ポリフェノールの1種であるレスベラトロールなどがあります。
2)マリオネットラインは食べ物で予防!
マリオネットラインの予防には、やはり食べ物による栄養素を考えてみることも大切です。
特にお肌のハリやツヤを取り戻すには、たんぱく質、ビタミンC、鉄分などのミネラルをバランスよく摂りましょう。
なぜなら、たんぱく質はアミノ酸に分解され、体内でコラーゲンやエラスチンの原料となります。
たんぱく質は、肉、卵、魚などや大豆などに含まれます。
ビタミンCは、赤ピーマン、生キャベツなどの野菜、アセロラやレモンなどの柑橘類のフルーツに豊富に含まれます。
鉄分は、アサリなどの貝類、ひじきやカツオ、岩海苔、きくらげなどの海産物に豊富に含まれます。
ビタミンCや鉄分は、コラーゲンをつくるお手伝いをするのです。
ビタミンCには、さらに、シミ、くすみの抑制や、活性酸素の抑制、免疫力アップ、皮脂のコントロールなど健康や美肌に嬉しい作用がたくさんあります。
また、鉄分は、貧血の予防にもつながります。
さらに、女性ホルモンを増やす食べ物や酸化を防ぐ食べ物も摂りたいですね。
女性ホルモンと関係が深いのは、大豆です。また、ダークチョコレートに豊富なカカオ、コーヒー、緑茶は酸化を防ぎます。
マリオネットラインの予防だけではなく、健康のためにも食べ物は大切です。
なお、食べ物と美肌の関係については、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」や「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」も参考にしてください。
3)口の周りの筋肉を鍛えてマリオネットラインを改善
表情筋を衰えさせないためにできることは、毎日笑顔でいることだと言われています。
日常のふとした時も「表情筋の衰え」を意識して、毎日笑顔で生活を送るようにしましょう。
個人差はありますが、表情筋を鍛えるだけで見た目年齢が5~10歳も若返ると言われています。
マリオネットラインを改善するために大切な「表情筋の衰え」を防ぐためにも、口元や口の周りの筋肉をエクササイズで鍛えることが重要になります。
芸能人や、美容に詳しい女性の間で流行っているのが「顔ヨガ」です。
何でもハリウッドセレブにもとても人気で、教室に通わなくても自宅で手軽にできることもあって、注目されているようです。
顔ヨガの中でもいちばん取り入れやすく、効果が高いと言われている方法をご紹介します。
顔ヨガは表情筋が動いていることを確認しながら行う必要がありますので、鏡の前で行うのがおすすめです。
マリオネットラインの予防にぜひ試してみましょう。
【顔ヨガのやり方】
①口を縦に大きく開いて「お」を発音します。そのまま鼻の下を伸ばして10秒キープしましょう。この状態から目線と眉だけを天井を見るように上げ、10秒キープしてください。
②このとき、額にシワができてしまう人がいますが、シワが癖になってしまうので注意しましょう。
③一度表情を戻して、目を大きく見開きましょう。
④前歯が見えるようににっこり笑い、口角を上げた状態を10秒キープしてください。
①~④を5セット、1日2回取り入れるようにしてみましょう。
特に朝行うと、寝ている間に凝り固まった顔の筋肉がほぐれるので表情が柔らかくなりますし、血行もよくなります。
すぐに効果は実感できないかもしれませんが、毎日継続することで表情筋は鍛えられていきますので取り入れてみてくださいね。
また、表情筋だけでなく小顔効果も期待できるので、顎の下のたるみを解消するのにも効果的です。
4)美顔器を使ったマリオネットライン改善の対策
美顔器も顔のたるみやマリオネットラインの改善に役立つアイテムの1つです。
しかし、美顔器はさまざまなタイプがあるので、どれを選んでいいか難しいですね。
ここでは、その目的から美顔器を3つに分類してそれぞれのタイプをご紹介します。
なお、エステでも美顔器を使ったマッサージを行っているところもあるので、エステティシャンに相談してみるのもよいかもしれません。
①リフトアップ効果を期待する美顔器
最近では、EMSや超音波など表情筋にシグナルを送ってたるみの改善を期待するタイプの美顔器があります。
また、EMSより弱い微弱電流を流すことで刺激を少なくした「マイクロカレント」と呼ばれる美顔器もあります。
口周りの表情筋は、動かしにくいので、美顔器と表情筋のエクササイズを組み合わせることで、マリオネットラインの改善が期待できます。
マスク型EMS美顔器「ヤーマン メディリフト」
★1日10分着けるだけ!
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②美容成分の浸透を高める美顔器
イオン導入、超音波導入、エレクトロポレーションなどの美顔器があります。
イオン導入は、分子が小さくイオン化できるビタミンC誘導体やビタミンE誘導体など、イオン導入に適したエイジングケア化粧品成分の浸透に向く美顔器です。
一方、超音波導入やエレクトロポレーションは、分子の大きな成分やイオン化できないエイジングケア化粧品成分でも浸透させることが可能です。
とは言っても、美容成分で表情筋や改善はできませんので、マリオネットラインの予防と考えて使うのがよさそうです。
一台6役のオールインワン美顔器「RFボーテ フォトプラスEX」
★毛穴ケア、リフトケア※1、エイジングケア※2、目元ケア、ひきしめ、うるおい
★その日のお肌に合わせて自由にカスタマイズ!コースは全63通り!
★サークルRFリフトテクノロジーで角質層のすみずみまでアプローチ
★温めながら毛穴ケア・うるおい保湿
★海外でも使える
★販売価格:49,500円(税込)送料無料・代引手数料無料
※1引き上げるように動かすこと ※2年齢に応じた肌ケアのこと
③コラーゲン生成を促進する美顔器
ラジオ波やRF波などの「高周波」、「LED(赤色)」の美顔器は、コラーゲン生成を促進することができます。
コラーゲンの生成をサポートし、真皮をふっくらさせることでマリオネットラインの改善を期待するものです。
いずれのタイプの美顔器を選ぶ場合も、メーカーの説明を受けたり、説明書などを読んで、期待される効果を確認したうえで使いましょう。
<第4章のまとめ>
マリオネットラインの予防や改善の対策には、以下の4つの項目があります。
- エイジングケア化粧品
- 食べ物など日常生活
- 口元・口の周りの筋肉を鍛える対策
- 美顔器を使った改善
マリオネットラインが目立つとエイジングケア化粧品では改善しないので、若い時期から食べ物やスキンケアをはじめ、いくつかの手段で予防を心掛けましょう。
また、美顔器にもさまざまな種類がありますが、それぞれの特徴を理解して選びましょう。
5.マリオネットラインの予防におすすめのエイジングケア美容液
マリオネットラインの予防美容にオススメのエイジングケア美容液がナールス ネオです。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ています。
私たちの美容液ランキングの第1位です。
そんなナールス ネオは、2019年5月にリニューアルしました。
1)ナールス ネオの開発コンセプト
目元のハリや口元のハリやツヤをキープして、「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
もちろん、マリオネットラインのケアに使えます。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
エイジングケアと保湿をしっかり行えるように、高機能な美容成分を凝縮しました。
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47を増やします。また、身体や肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。
マリオネットラインの予防にピッタリの成分です。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
コラーゲン産生をサポートするとともに、皮脂をコントロールすることで毛穴ケアも期待できます。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
ほうれい線対策やシワ対策に使うビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
ナールス ネオは、セラミドの中でも保湿力に定評のあるヒト型セラミドを6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)配合したセラミド美容液です。
お肌のバリア機能を守ります。
⑦9種のアミノ酸配合
ヒドロキシプロリンほかグリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合してNMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
高い保湿力でマリオネットラインを予防します。
⑧抗酸化成分を複数配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるコエンザイムQ10やエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎます。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
このように、ナールス ネオは、水分保持のパターンが異なる3種の保湿成分、コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分、抗酸化作用のある成分をバランスよく配合し、安全性にも配慮したエイジングケア美容液なのです。
そんなナールス ネオでしっかりマリオネットラインを予防しましょう。
3)新しいナールスネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗たるみ」を強化して生まれ変わりました。
そのため、よりマリオネットラインの予防ケアが強化できるようになったのです。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
マリオネットラインの予防のほかシミやくすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
マリオネットラインの予防のほかシミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくったペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで、線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
マリオネットラインをはじめとする顔のたるみが原因のエイジングサインの予防が期待されています。
これら3つの成分は、刺激性がなく、敏感肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
<第5章のまとめ>
エイジングケア美容液「ナールス ネオ」は、エイジングケアと保湿をしっかり行えるように高機能な美容成分を凝縮しました。
だから、マリオネットラインの予防ケアにピッタリです。
しかし、目立ってしまったマリネットラインを目立たないようにすることまでは期待できません。目立つ前から予防的に使い始めましょう。
6.美容医療によるマリオネットラインの解消の対策
マリオネットラインを解消するための美容医療・美容整形には、プチ整形と呼ばれるものから、侵襲の大きな外科手術までさまざまあります。
費用、効果、リスクも異なれば、医師の技量によって改善できるレベルや持続期間が異なります。
ここでは簡単にいくつかの方法を紹介しますが、それぞれの方法の是非について言及するものではありません。
マリオネットラインの解消法の参考情報としてご活用ください。
実際に、美容医療をご検討の場合は、信頼できる医師や専門家とご相談ください。
1)ヒアルロン酸の注入でマリオネットライン解消
マリオネットラインの治療方法として、比較的よく行われるのは、「ヒアルロン酸注入」などのプチ整形です。
ダウンタイムも短く、比較的安全な方法で、費用も美容医療の中では安く済みます。
一方、効果の持続期間が平均6カ月と短いため、すぐに元に戻ってしまいます。
他にも、肌が薄い方は、ヒアルロン酸の種類によって凹凸が目立ったり、ヒアルロン酸の重みで顔が角ばったりするなどのリスクもあります。
2)ボトックスの注入でマリオネットライン解消
マリオネットラインは、口角下制筋の過度な緊張、収縮が原因でもあるので、その場合はボトックスの注入で筋肉をやわらげることが可能です。
施術は5分程度で、ダウンタイムもほとんどないので、安全かつ費用も美容医療の中でも安く済みます。
一方、効果の持続期間は平均6カ月なので、永続的なマリオネットラインの解消の対策にはなりません。
ボトックスは、副作用も少なく安全な美容医療ですが、医師の技量でそのリスクが変わります。
3)糸を使ったリフトアップでマリオネットライン解消
マリオネットライン解消のための糸を使ったリフトアップも多くの手法があります。
例えば、こめかみから側頭部の皮下組織に糸を通して、顔全体を引き上げることで、たるみを少なくし、マリオネットラインを目立たなくする方法があります。
切開が不要なので、それほど侵襲が大きくないこと、ダウンタイムも少ないことがメリットですが、多くは効果持続期間が1~3年なので、永続的なものではありません。
ただし、最近、普及しつつある「スプリングスレッド」は効果が3年以上続き、仕上がりも自然、といった他にはないメリットがあります。
マリオネットラインに対する糸を使ったリフトアップはさまざまありますが、手法や医師の技量で副作用や効果は異なるので、専門医と十分に相談を行って検討することが大切です。
4)脂肪の除去でマリオネットライン解消
マリオネットラインができる原因となる「バッカルファット」という頬の脂肪を除去するバッカルファット除去手術という治療法があります。
頬の脂肪であるバッカルファットが加齢によって下垂すると、マリオネットラインほか、ブルドック顔やほうれい線の原因となります。
そこで、バッカルファットを除去することで、たるみの予防や改善をさせ、マリオネットラインを目立たなくすることが可能です。
この施術は、口の中を2cm程切開するので、皮膚の傷跡が残りません。
ダウンタイムは、強い腫れは5日前後で引き、1カ月程度で完全に落ち着くようです。
切開をするのでリスクがあること、脂肪だけの問題ではく靭帯や表在性筋膜などの支持組織がゆるんでいるとたるみの改善が期待できず、マリオネットラインに効かないことなどのデメリットもあります。
最近では、たるみのための美容医療も選択肢が増え、マリオネットラインを改善する可能性のある方法もたくさんあります。
その中で、自分に合った治療法を選ぶのは難しいことですが、信頼できる専門医を見つけて、納得いくまで相談することをおすすめします。
全国27店舗展開している美容整形クリニック<湘南美容外科クリニック>
<マリオネットラインの美容クリニックを探すなら>
<第6章のまとめ>
マリオネットラインの大きな改善や解消のための手段は、美容医療です。もちろん、費用もかかりリスクはありますが、最も効果が見える手段です。
最近では、マリオネットラインの美容医療の選択肢は増えていますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
信頼できる美容外科や美容クリニックを見つけ、十分に相談して納得した上で治療を受けましょう。
7.マリオネットラインのよくある質問
Q1.マリオネットラインをどうやって隠すの?
“マリオネットラインもコンシーラーを使って隠します。 お肌より1段明るめの色を選んで、マリオネットラインの下部分に光を与えるようにブラシでコンシーラーを伸ばして、マリオネットラインの影ができにくくなるようにします。 もし、口のまわりの青みやくすみが気になるときは、オレンジ色のコンシーラーを使ってカバーするとよいですよ。”
<参照元>
30代以上のマリオネットラインを目立たなくするメイクポイントの動画
Q2.20代でもマリオネットラインはできますか?
一般的には20代でマリオネットラインは目立つことは多くありません。
しかし、顎の骨格や歯並びの問題、猫背など良くない姿勢、急激なダイエット、良くない生活習慣の継続などで20代でもマリオネットラインが目立つことがあります。
Q3.マリオネットラインは太るとできる?
太ることで顔の脂肪、特に頬に脂肪が増えると、表情筋が脂肪を支えることができなくなることがあります。その結果、マリオネットラインができる可能性があります。
8.まとめ
マリオネットラインの症状、原因、予防から改善の対策をご紹介しました。
また、マリオネットラインの予防ケアのための美容液をご紹介しました。
いかがでしたか?
マリオネットラインは厄介な肌悩みで、エイジングケア化粧品では改善、解消することはできません。
だから、目立っていない場合でも、「たるみは誰にでもやってくる!」ことを念頭に置いて、予防を心掛けましょう。
マリオネットラインは、年齢とともに必ずできてしまうものではなく、日常生活やお手入れ次第で予防が可能です。
食べ物や栄養素をはじめ、日常生活の対策も合わせて行いましょう。
鏡を見て、マリオネットラインがくっきりと出ている方も、薄っすらとでも出ている方も、顔ヨガなどで筋肉を鍛えつつ、マリオネットラインを少しずつ改善していけるようにしましょう。
マリネットラインの大きな改善を目指すなら、美容医療や美容整形も検討してみてもいいかもしれません。
選択肢はたくさんあります。
色んな手段を上手に組み合わせてマリオネットラインの対策を行いましょう。
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著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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