おでこのしわは、目立つ原因が異なり、またいくつかの種類があります。
そのため、おでこのしわの予防や改善の対策も種類によって異なります。
この記事では、そんなおでこ(額)のしわの原因と予防・改善のための対策を幅広くご紹介します。
- おでこ(額)のしわは、特に老けて見えたり、疲れた印象を与えます。女性にとっても男性にとっても、目立ってしまうと厄介な肌悩みの1つです。だから、できてしまう原因を避け、予防することが大切です。
- おでこ(額)のしわには、3つの種類があります。横、縦に目立つ深いしわとちりめんじわです。それぞれ原因が異なります。
- おでこ(額)のしわの原因には、加齢や紫外線、乾燥などのほか、表情のクセなど、いくつかが考えられます。また、頭皮のたるみが原因になることもあります。
- おでこ(額)のしわのなかで、エイジングケア化粧品でも消すことができるのは、乾燥によるちりめんじわなど浅いタイプだけです。表情筋やたるみが原因のタイプは、エイジングケア化粧品で消すことはできません。
- おでこ(額)のしわのスキンケアやエイジングケアでの予防対策は、保湿が基本です。また、洗顔やクレンジングを優しく行うことや紫外線対策も大切です。
- おでこ(額)のしわ対策は、スキンケアやエイジングケア化粧品に頼るだけでなく、食べ物やエクササイズなどで日常のケアを行いましょう。それが予防の近道です。
- 深いおでこ(額)のしわの改善のためには、美容医療に頼る必要があります。さまざまなクリニックから信頼できる施設や医師を選びましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.おでこ(額)のしわが気になるあなたへ
「おでこ(額)のしわを消す!7つの原因と予防・改善のための全対策」をお届けします。
年齢とともに現れるしわは、女性にとって気になるエイジングサインの1つ。
なかでも、おでこ(額)にできるしわは、顔のなかでも面積が広いために目立ちやすく、見た目年齢が一気にアップしてしまいます。
さらに、疲れた印象を与えてしまうことも。
だから、おでこに刻まれたしわを鏡で見るたび、「何とかしたい…」「消してしまいたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。
しわは、皮膚が薄い目元や口元でできやすく、また、おでこ(額)などの表情筋の影響を受けやすい場所でも目立ってしまうのです。
一度できてしまうと、エイジングケア化粧品を使っても解消することが難しいといわれるおでこのしわ。
美肌から遠ざかる嫌な肌悩みなので、目立つ前から予防美容でケアしたいですね。
この記事では、そんなおでこのしわの原因とともに、できにくくするための予防や改善のための対策について幅広くご紹介します。
おでこのしわが気になりだした方はもちろん、できる前に予防したい方は、ぜひ続きをお読みください。
なお、しわ対策の全般については、「しわを取る、消す対策は本気で!10の改善法と7の美容医療」をご覧ください。
また、ナールスエイジングケアアカデミーでは、ほかにもしわに関するさまざまな記事をご用意しています。
しわ全般に関する知識やエイジングケアについての詳細は、こちらの記事も参考にしてください。
*シワ対策のエイジングケア化粧水!選び方の3つのポイントと使い方
<しわの対策を動画で学ぶなら>
*50代のおでこや眉間のシワをカバーするメイク法|レッスン動画
*小じわを消す3つのエイジングケア|動画で3分間エイジングケア
*しわ対策のエイジングケアにおすすめ美容液の選び方の3分間動画!
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2.おでこのしわの種類は3つ
顔のしわにはいろんな種類がありますが、おでこのしわにも種類があります。
まず、自分自身のしわの種類を知るとともに、それぞれのしわの原因にあった対策を行うことが大切です。
1)おでこの横ジワ
おでこの中心から左右にかけて、横に入る「横ジワ」。
おでこにできるしわのほとんどがこの横ジワです。
くっきりと刻まれた横ジワは、目立つだけでなく、一度できてしまうと解消するのが難しいともいわれています。
横に入るしわの原因は、加齢によっておでこの部分にある「前頭筋」と呼ばれる表情筋が衰えてしまうことがあげられます。
前頭筋は、眉を上げたりするときに動く筋肉で、この前頭筋の筋力低下がたるみをもたらし、横ジワができてしまうのです。
このほか、頭皮のたるみやまぶたのたるみ、水分保持能力の低下、真皮のコラーゲン減少なども、横ジワの原因と考えられます。
2)おでこの縦ジワ
眉間からおでこにかけてできる縦ジワは、「皺眉筋」(しゅうびきん)と呼ばれる眉毛の上にある表情筋の動きによってできるといわれます。
このタイプのしわは、「ものを考えるときに眉を寄せる」、「目を細めてものを見る」といった日常のクセのほか、しかめっ面など不機嫌な表情を続けているとできやすくなります。
また、こうした表情筋のクセとともに、真皮の衰えも原因の1つと考えられます。
3)おでこのちりめんジワ
横ジワや縦ジワのように目立たないものの、ちりめんのようにおでこに細かく入るしわです。
いわゆる小じわです。
ファンデーションのノリが悪くなったり、目立たないからと放置しておくと、深いしわへと発展してしまいます。
ちりめんジワができる原因は、お肌の乾燥。
おでこは、皮脂分泌が多いため、乾燥しているとは感じずに、スキンケアやエイジングケアも、つい手を抜いてしまうパーツではないでしょうか。
乾燥は、おでこだけでなく、顔のしわができる大きな原因です。
しわ対策の基本として、保湿を中心とした乾燥肌対策は常に意識したいですね。
さて、ここまでは、おでこにできるしわの種類をご紹介し、主な原因について簡単に説明しました。
ここからは、もう少し詳しくおでこのしわの原因を考え、その対策についてもみていきましょう。
3.おでこにしわができる7つの原因
おでこのしわは、できてしまうと完全に消すことは難しいとされていますが、薄く、目立たなくするのは不可能ではありません。
また、しわが浅いうちにエイジングケアすることによって、それ以上深いしわになるのを防ぐことができます。
そのためには、しわができてしまう原因を1つ1つ理解することが大切。
おでこのしわの原因を知っておくことで、適切なしわ対策につなげることができるのです。
1)紫外線ダメージがおでこのしわを深くする
紫外線は、お肌の老化の80%を占めるともいわれるほど、エイジングケアにとっての大敵です。
紫外線によるお肌の老化は、光老化と呼ばれますが、おでこのしわの原因にもなるのです。
その理由として、紫外線がお肌の乾燥を進行させることに加え、真皮層にまで達し、お肌のハリや弾力を支えているコラーゲンやエラスチンなどを破壊して、その構造を劣化させてしまうからです。
また、コラーゲンやエラスチンをつくる線維芽細胞にもダメージを与えてしまいます。
この真皮のダメージをもたらすのは、紫外線のなかでも紫外線A波(UVA)。
曇りの日でも地上にまで届き、窓ガラスも透過するといわれています。
なかでも波長の長いロングUVAは真皮の奥まで浸透します。
おでこは、からだのなかでも高い位置にあって日差しを受けやすく、ヘアスタイルによっては露出も大きいため、紫外線の影響を受けてしまう場所といえます。
だから、冬でも紫外線対策が必要です。
1年中日焼け止めを塗るのはもちろん、汗をかいたときなどは、こまめに塗り直すようにしましょう。
なお、最近では紫外線以外の有害光線であるブルーライトや高エネルギー可視光線(HEV)、近赤外線が、しわなど肌老化の原因になるとして注目されています。
ブルーライトは、紫外線同様に活性酸素を発生させることがわかっています。
HEVは、目の網膜にある「黄斑」という部分に強いダメージを与え、目の老化を促進するため、最近注目されるようになってきました。
さらに、近赤外線には熱作用、血管拡張作用があります。また、真皮や皮下組織まで浸透して炎症を促す物質を増やします。
2)お肌の乾燥もおでこのしわの原因
Tゾーンと呼ばれる部分にあたるおでこ(額)は、顔のなかでも皮脂の分泌の多い場所。
そのため、テカるのを気にして保湿を控えたり、あぶらとり紙で皮脂を取り過ぎたりすることで、意外にも乾燥が進んでしまうのです。
また、日頃のスキンケア、エイジングケアでも、おでこは乾燥しがちな目元や口元、頬に比べて適当に済ませてしまいがち。
乾燥は、ちりめんジワをつくるだけでなく、表情ジワが付きやすくなったり、さまざまな肌トラブルを引き起こすので注意が必要です。
乾燥の原因や肌トラブル、またその対策についての情報は、「乾燥肌の予防や改善対策は正しいエイジングケアが大切!」や「乾燥肌とは?原因は12の要素!メカニズムを知ることで対策」などの記事を参考にしてください。
3)加齢にともなう女性ホルモン減少で真皮が衰える
加齢にともない、真皮にある線維芽細胞も活力が低下します。
その結果、真皮の衰えとともにコラーゲンやエラスチンが減少します。
真皮の衰えは、エストロゲンなどの女性ホルモンの減少によっても進みます。
これがおでこのしわの原因の1つです。
4)表情のクセだっておでこのしわをつくる
おでこのしわの特徴的な原因として、何気なくやってしまう日常のクセがあります。
たとえば、目を大きく開けて眉を上げる表情のクセは、おでこにしわをよせてしまいます。
また、アイメイクの時やコンタクトレンズを入れるときにも、目を開こうとしておでこにしわがよっていませんか?
また、眉間にしわをよせて考え込んだり、不機嫌な顔や困った顔ばかりしていると、眉間からおでこにかけての縦ジワを呼び込んでしまいます。
無意識に行っているこうした表情のクセによって、おでこのしわとして定着してしまうことがあるので、仕事の合間などには鏡で自分の表情をチェックしておきたいものですね。
5)表情筋が衰えてもおでこにしわができる
表情筋とは、顔の目や口、鼻などを動かす筋肉で、顔には30種類以上の筋肉のことです。
表情筋は、人間の複雑な表情をつくり出しています。
また、からだの筋肉は骨と骨とをつないでいますが、顔の筋肉は骨と皮膚につながっているので、細かな表情をつくり出すことができるのです。
おでこのしわには、この顔の筋肉の衰えが関係していると考えられています。
無表情で筋肉を使わなかったり、加齢によって衰えてしまうと、おでこのしわやたるみになってしまいます。
おでこのしわと関係の深い表情筋としては、次の3つがあります。
①前頭筋
前述のように、眉の上から頭頂部まで伸びている前頭筋には眉を引き上げるはたらきがあり、前頭筋の衰えによってピンと張ったおでこの皮膚がゆるみ、横ジワができやすくなります。
②皺眉筋
まゆげの上にあり、目を細めたり、眉間を引き寄せたりするときに使う筋肉です。この筋肉を鍛えることで、眉間からおでこにかけてできる縦ジワを防ぐことができます。
逆に、弱まると、目を細めたりする日常のクセでできるしわが戻りにくくなり、くっきりとした深いしわへと発展します。
また、おでこの皮膚が垂れ下がり、目の上に重みがかかるため、目が細くなってしまうこともあります。
③眼輪筋
目の周りを囲んでいる筋肉で、目を開閉させるはたらきがあります。
この筋肉が衰えると、目尻のしわや目の下のたるみ、上まぶたのたるみになります。
さらに、最近ではスマホ操作で下を向いていることが多く、眼輪筋が弱くなってしまい、上を向くときにおでこの筋肉を使って引き上げようとするためにおでこに負荷がかかり、横ジワにつながるのです。
6)頭皮のたるみでおでこにしわが!
顔と頭皮は、1枚の皮膚でつながっています。
そのため、頭皮がたるんで下にさがることで、おでこにしわがよってしまうことがあります。
頭皮のたるみは、加齢によるものだけでなく、たとえば、いつも同じように髪を結んだり、髪を強く引っ張りながらブローするといった日常の習慣も関係しています。
頭皮がたるむ原因や頭皮の特徴、またたるみ予防とその対策などの詳細は、「頭皮のたるみで、ほうれい線に!予防と改善のエイジングケア」をぜひお読みください。
7)まぶたのたるみもおでこのしわに!
まぶたの皮膚がたるんで垂れ下がってくると、視界が狭くなるため、目を開けようとして眉や額を上げてしまいます。
この動きによっておでこにしわがより、習慣化してしまうことで、おでこのしわが定着してしまうのです。
また、目の疲れによってもまぶたはたるみ、これもおでこのしわの原因になります。
パソコンやスマホなどで目に負担をかけている人は、ふだんから目をリラックスさせることを意識したいですね。
4.おでこのしわのエイジングケア対策
ここまで説明したように、おでこのしわにはいくつかの原因があり、複数の原因が重なってできてしまうこともあります。
繰り返しになりますが、おでこのしわは1度できてしまうと解消することは難しいので、できる前からしっかりと予防することが大切。
また、自分自身のしわの原因を知ることで、目立たなくしたり、いま以上にしわをつくらないためのスキンケア、エイジングケアで、効果的なしわ対策を実践しましょう。
1)おでこのしわ対策のスキンケア
①やさしい洗顔とクレンジング
皮脂分泌の多いTゾーンだからといって、洗顔時にゴシゴシあらったりしていませんか?
刺激の強い洗顔や過剰な回数の洗顔は、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥をまねくことにもなります。
朝のスキンケアでは、おでこもお肌に負担の少ない洗顔を基本に、生え際などに泡が残らないよう、ていねいにすすぎましょう。
もちろん、夜のスキンケアでメイクを落とす際のクレンジングも同じです。
おでこのしわの対策には、優しいクレンジングが大切です。
敏感肌でも使えるクレンジング料などしわを予防できるメイク落としを選びましょう。
また、クレンジングは正しい使い方で進めることも大切。
クレンジングの際のマッサージは控えましょう。
一方、メイクを落とさず寝てしまうのはNGです。
肌の酸化が進むので、おでこのしわの原因になってしまいます。
②保湿
おでこのしわ対策のためには、スキンケアの基本である保湿を見直してみましょう。
乾燥が原因のちりめんジワなら、保湿を徹底することで改善が可能です。
しっかり保湿を行い、おでこのお肌の正常なバリア機能とターンオーバーを維持しましょう。
おでこは意外と手抜きになりやすい場所。
化粧品をつける時には、中心部分だけでなくこめかみなどの部分にも行き渡るようにつけるのがポイントです。
また、テカるのが気になるからと保湿クリームなどを敬遠しがちですが、紫外線や外気にさらされやすいおでこは、知らず知らずのうちに乾燥が進んでしまうことも。
保湿化粧水なら、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、NMF(天然保湿因子)の元であるグリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニン、PCA-Naなどのアミノ酸、プラセンタエキスなどの水溶性の保湿成分を配合しているものがオススメです。
セラミドは、おでこの皮膚のバリア機能を正常化することから、しわ予防に効果的な保湿成分です。
特に、ヒトのセラミドと同じ構造のヒト型セラミドがオススメです。
セラミドは油溶性成分なので、セラミド配合化粧水よりもセラミド配合美容液やセラミド配合クリームで補うことをオススメします。
またワセリン、シアバターなどは、保湿クリームで補うことでおでこのお肌の水分の蒸発を防ぐことが可能です。
スクワラン、ホホバオイル、馬油、オリーブオイルなどの美容オイルも乾燥が気になる場合は効果的です。
保湿について、深く理解したい場合は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をお読みください。
③紫外線対策
紫外線ケアも、スキンケア、エイジングケアの基本ですね。
おでこは紫外線を浴びやすいので、季節を問わず日焼け止めを塗るとともに、外出時などは帽子や日傘などで額を覆うように心がけましょう。
また、うっかり紫外線を浴びた日は、アフターケアとしてビタミンACEを補うことも大切です。
紫外線対策については、下記の記事を参考にしてください。
*紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策
*外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
このほかにも、紫外線のカテゴリーでたくさんの記事をご紹介しています。
④頭皮ケア
すでに説明したように、顔の皮膚と頭皮はつながっています。
頭皮も顔のお肌と同じ構造なので、加齢とともにハリ・弾力の低下によってたるみが生じます。
また、疲れなどによって頭皮が固くなると、固くなった頭皮を支えるためにおでこに負荷がかかったり、血行不良を起こしてしまうのです。
これらが、おでこのしわの原因になるので、スキンケアと同じように、頭皮ケアも毎日の習慣にすることが大切です。
具体的な方法は、「5.おでこのしわの予防と改善の方法 – 2)マッサージ」でご紹介します。
2)おでこのしわ対策のエイジングケア化粧品
おでこのしわのなかでも、エイジングケア化粧品で解消できるのは、ちりめんジワや比較的浅い横ジワ、縦ジワです。
深くなった表情ジワは、エイジングケア化粧品を使っても、完全に消すことは難しいので、まずはそのことを理解しておきましょう。
また、エイジングケア化粧品と同時に、生活習慣の改善でアンチエイジングにも取り組むことが必要です。
その上で、おでこのしわ対策として取り入れたいエイジングケア化粧品は、セラミドなどの保湿成分に加え、お肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンの生成を促すエイジングケア化粧品成分が配合されたものです。
そんなおでこのシワ対策のエイジングケア化粧品は、さまざまなアイテムがあり、ウェブ上では化粧水ランキングや美容液ランキングなどもたくさんあります。
しかし、ランキングだけに頼らずしっかりと成分を理解して、自分の年齢や肌質に合ったものを選びましょう。
コラーゲンやエラスチンを増やすサポートをするエイジングケア化粧品成分としては、ナールスゲンやネオダーミルがあります。
また、ビタミンC誘導体(VCエチルなど水溶性ビタミンC誘導体やVCIPなど油溶性ビタミンC誘導体)やビタミンA誘導体(レチノールやレチノイン酸トコフェリル)も有効です。
最近では、APPS(アプレシエ)という浸透度の高いビタミンC誘導体も注目されています。
ほかにもビタミンE誘導体、アスタキサンチン、フラーレン、レスベラトロール、金コロイド、エルゴチオネイン、ブドウエキス、コエンザイムQ10 などの抗酸化作用のある成分もよい選択肢です。
3)おでこのしわのエイジングケアにおすすめの化粧水
おでこのしわのエイジングケアにぴったりのおすすめのエイジングケア化粧水なら、ナールスゲン配合「ナールスピュア」。
保湿成分として、プロテオグリカン、ウィルブライドS-753、グリセリンなどを配合。
また、ナールスゲン、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体の3つのエイジングケア化粧品成分は、ともに抗酸化作用があります。
そのため、おでこのお肌の酸化を防いだり、お肌の老化を防ぐのにはピッタリの組み合わせなのです。
また、ナールスピュアは、香料・着色料・界面活性剤はもちろん、アルコール(エタノール)を含まないシンプルな処方のアルコールフリー化粧水であり、無添加化粧水です。
だから、どんな肌質の方でも使いやすく、インナードライ肌や敏感肌でも使えるエイジングケア化粧水です。
おでこのしわが目立つのを防ぐために使っていただきたいエイジングケア化粧水です。
なお、ナールスピュアは2020年秋にナイアシンアミド、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸、PCA-Naを追加してリニューアルします。
5.おでこのしわの予防と改善の方法
しわ対策のエイジングケア化粧品とあわせて取り入れたいのが、日常の生活習慣をベースにした内側からのケアです。
お肌を修復する成長ホルモンの分泌が促されるよう、毎晩一定時刻に寝る習慣をつけたり、イライラして眉間のしわが増えるのを防ぐため、ストレス解消に努めるなど、できることから工夫していきたいですね。
さらに、おでこのしわ対策としてオススメしたいものとしては、次の方法があります。
1)食べ物でおでこのしわを予防
美肌の基本は食べ物です。
お肌の酸化はおでこのしわの大敵です。
おでこに限らず、しわの予防・改善には、お肌を老化させる活性酸素を除去するはたらきのある抗酸化物質を積極的に摂取しましょう。
抗酸化力の高いビタミンA・C・Eは、まとめて摂ることによって抗酸化作用の相乗効果が期待できるため、上手な食べ合わせを考えたいものです。
なかでも、ビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートしてお肌のハリやうるおいをキープします。
また、血行を促すはたらきのある鉄分を摂るのも効果的です。
このほか、ポリフェノールの1種で、野菜や果物に含まれる黄色系統の色素成分フラボノイドも、お肌の水分量を増やし、血流をよくするので、しわの予防・改善対策におすすめです。
また、コラーゲンに豊富なアミノ酸であるグリシンは良質な睡眠をサポートします。
また、最近の研究でグリシンが老化予防に役立つことがわかってきました。
さらに、トリプトファンも良質な睡眠をサポートします。
これらの栄養素も意識して摂りましょう。
(オススメの食品)
赤パプリカ、黄パプリカ、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、キャベツ、キウイ、グレープフルーツ、うなぎ、まぐろ、レバー、赤身肉、豆腐や納豆などの大豆製品、ココア、緑茶
一方、糖質の多い食べ物や焼き物・揚げ物はお肌の糖化もたらすため、おでこのシワをつくりやすくしてしまいます。
揚げ物、フライ、ステーキ、炒め物、フライドポテト、ベイクドケーキ、人工甘味料の多いジュースなどを過度に摂らないように気をつけましょう。
なお、食べ物や栄養素全般についての詳しい情報は、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」や「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」をご覧ください。
2)マッサージ
①頭皮マッサージ
おでこのしわ対策として取り入れたいのは、なんといっても頭皮マッサージです。
マッサージをすることによって、血行がよくなり、栄養が頭皮全体に行き渡ります。
また、固くなっていた頭皮がほぐれ、たるんでいた皮膚が持ち上がることで、おでこのしわが薄くなる効果が期待できます。
マッサージをするタイミングは、毎日のシャンプー時を利用しましょう。
ポイントは、次のとおりです。
- 爪を立てずに指の腹で行う
- うなじや生え際から頭のトップに向かって行う
頭皮をほぐすようなイメージでシャンプーするといいでしょう。
エイジングケア向けのシャンプーや美容室専売のシャンプーがおすすめです。
②パドルブラシによるマッサージ
ブラシが頭皮に刺激を与えて、マッサージ効果が高いヘアブラシとして注目のパドルブラシ。
空気穴があるブラシで、カヌーのパドルのようなかたちの少し大きめのものです。
ちょうど、マッサージするような気持ちよさでブラッシングでき、自分では難しい頭皮ケアが簡単にできるので人気を呼んでいます。
ブラッシングする時は、上から下にとくのではなく、下から頭の上方向にとくと血行が促進され効果的。
少し圧をかけるようにして、頭皮をゆっくりと押していく方法もおすすめの使い方です。
3)エクササイズでおでこのしわを改善
①表情筋エクササイズ
- おでこを片手で押さえておでこが動かないように固定する
- 10秒間大きく目を見開く
- その後目を閉じ、再度10秒間目を開ける
- この開いて閉じる動きを10回〜20回繰り返す
表情筋を鍛えることで、しわをできにくくし、さらに目力のアップも期待できます。
②しわ伸ばしエクササイズ
- 人差し指、中指、薬指、小指の先にクリームやオイルを塗る
- 4本の指の腹を眉の上にあて、髪の生え際に向かってゆっくりと5秒ほどかけて引き上げる
- この動きを3回繰り返す
できてしまったおでこのしわを消すよりも、できにくくなるエクササイズのほうが、しわ対策としては有効です。
ちょっとした時間を利用して継続する習慣をつけましょう。
ただし、やり過ぎはかえってマイナスになってしまうのでご注意ください。
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4)ほかにも気をつけたいおでこのしわ対策
おでこのシワ対策には、ほかにも睡眠不足、喫煙、ストレス、スマホの見すぎなどの生活習慣を改善することも必要です。
次の記事もおでこのしわ対策の参考にしてください。
*美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策
*スマホ習慣がたるみやシワ、老け顔の原因!美肌への影響とは?
6.おでこのしわの美容医療
しわ対策のエイジングケア化粧品やエクササイズで消えないおでこのしわは、美容医療によるしわ治療も選択肢の1つです。
おでこのしわの比較的、侵襲の少ない治療法としては、次の方法があります。
1)ボトックス注射でおでこのしわを治療
ボトックス注射は、筋肉の緊張を和らげ、動きをスムーズにすることで、しわを目立たなくする効果があります。
特に、おでこの横ジワには効果的で、自然な形でしわを薄くするとともに、しわが深くなるのを予防します。
ただし、効果の持続は半年程度と一時的で、料金は5万円前後が一般的です。
2)ヒアルロン酸注射でおでこのしわを治療
体内にもともとあるヒアルロン酸をしわの部分に注入することにより、自然な仕上がりでしわを目立たなくし、女性らしい丸みのある額に整える効果も期待できます。
効果は半年〜1年間、金額は5万円〜10万円が一般的です。
美容医療は、ほかにもメスを使わないものからメスを使うものなどさまざまあります。
メスを使うなど侵襲の大きな美容医療は、効果がある反面、リスクもともないます。
美容医療でおでこのしわの改善を目指す場合は、信頼できる病院やクリニックで、きちんと医師からの説明を受けた上で治療を受けることが大切です。
しわ対策の美容医療については、「しわを取る、消す対策は本気で!10の改善法と7の美容医療」の「5.美容医療によるしわの治療」にも治療方法を説明していますので、こちらも参考にしてください。
<おでこのしわの美容医療なら>
7.まとめ
おでこのしわの種類からできてしまう原因をご紹介しました。
また、しわ対策の基本のスキンケア、エイジングケア、さらに効果的な美容医療についてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
おでこのしわ対策のためには、頭皮や目の周辺など、おでことは無関係と思われる部分にもアプローチすることが大切。
また、予防を基本に、エイジングケア化粧品でのお手入れをはじめ、しわの原因となる生活習慣を見直すなど、根気よく毎日のケアを継続しましょう。
それでも改善しないなら美容医療も選択肢です。
この記事「おでこ(額)のしわを消す!7つの原因と予防・改善のための全対策」を参考に、おでこのしわが目立たない美肌を手に入れていただければ幸いです。
◎おすすめのエイジングケアローション
「育む」エイジングケアでしわの予防をサポートする「素肌サプリメント」という新しいカテゴリーのエイジングケアローションです。
ナールスゲンを推奨濃度で配合し、水溶性ビタミンC誘導体と水溶性ビタミンE誘導体を配合しています。
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◎おすすめのエイジングケア保湿クリーム
しわケアのためのエイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」
「育む」「攻める」「守る」のエイジングケアを同時に実現することをサポートする保湿クリームです。
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おでこのちりめんジワ対策にも効果的な、保湿成分とエイジングケア化粧品成分をバランスよく配合しています。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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