唇に縦のシワが目立つと、口紅も映えないので気分がすぐれませんね。
唇は、顔のお肌と違って粘膜でできています。
だから、ケアの方法もちょっと違うのです。
そんな唇のシワの原因や対策は?
この記事では、唇の縦のシワの原因、予防と改善の対策をご紹介します。
また、おすすめのリップ美容液やメイクで隠す方法をご紹介します。
- 唇は、粘膜で角質層が薄く、ダメージを受けやすいパーツです。だから、乾燥や老化で縦のシワが目立ちやすいのです。
- 唇の縦のシワの原因は、老化、乾燥、紫外線、喫煙、舐めるクセ、生活習慣です。これらの原因を1つずつなくすことで予防が可能です。
- 唇の縦のシワの予防で大切なのは、保湿と紫外線対策です。また、清潔に保つことも大切です。
- ほかにも、栄養素、マッサージ、パックなどによる予防法もあります。できることを行って唇の縦のシワを予防しましょう。
- メイクで上手に隠す方法もあります。いざというときは、唇の縦ジワはメイクで隠しましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*シワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.唇のシワが気になるあなたへ
「唇の縦のシワの7つの原因は?改善・解消のためのエイジングケア」 をお届けします。
でも、年齢とともに唇にも目立ってくる縦のシワ。
そうなるとエイジングケアで何とか消したい!改善したい!と思いますよね。
唇は、顔のお肌の構造と少し違いますが、よく似た部分もあります。
だから、唇の縦のシワの原因や改善の対策は、顔のシワと同じものもあれば違う点もあります。
この記事では、老け顔の原因の1つである唇の縦のしわの特徴、原因、改善の対策をご紹介します。
また、メイクで隠す方法をご紹介します。
「唇の縦のシワが気になる!目立たなくしたい!」
「唇のシワを消したい!よい方法を教えて!」
「唇のシワを予防したい!どんな対策があるの?」
「唇のエイジングケアってどうするの?リップ美容液がよいの?」
「プリプリとした血色のよい唇をキープしたい!」
などとお考えの方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<唇の縦のシワを隠すメイクを動画で学ぶ>
50代のメイクレッスン 目元やくちびるのエイジングを隠すメイク術
2.唇の特徴
唇は、顔のお肌と違う特徴があります。
唇の特徴は、次のとおりです。
この特徴から、唇は顔のお肌と比べて、次のようなメリットとデメリットがあります。
回復は早いももの、角質細胞間脂質(セラミドなど)が少なく刺激には弱いことから、唇は乾燥肌、敏感肌にもなりやすいのです。
また、エイジングで真皮は衰え、コラーゲンやエラスチンも減ってしまいます。
3.唇のシワの原因
1)唇の老化
若々しい唇には、ふっくらとした弾力があります。
適度な保湿力があるのでうるおいが保たれており、シワもありません。
しかし、加齢にともなってハリや弾力、ツヤのなくなった唇は、シワができやすくなります。
さらに老化が進行すると、深い縦ジワが刻まれてしまうのです。
また、血行が悪くなり、唇の血色が損なわれることで、シワも目立ちやすくなる傾向にあります。
2)唇の乾燥
顔の皮膚と違って皮脂膜ができないという特徴がある唇は、乾燥しやすい部分といえます。
刺激にも弱いため、リップケアを怠っているとすぐに乾燥してしまいます。
空気の乾燥にも敏感な部分です。特に冬は湿度が低く、外気が乾燥しているので荒れやすくなります。
室内でも、暖房器具の使用によって湿度が低下し、唇が乾燥してしまうこともあるので注意しましょう。
3)紫外線のダメージ
唇は特に紫外線に弱い顔のパーツです。
お肌は、紫外線などの刺激を受けるとメラニンをつくり、肌を守ります。
しかし、唇は、肌に比べてメラニンが少ないため、紫外線からのダメージをダイレクトに受けてしまうのです。
お肌のUVケアに熱心な人でも、意外と唇のケアを忘れていることがあるので、注意が必要です。
4)喫煙習慣
タバコは老け顔の原因です。
喫煙することで、血管が収縮し、一酸化酸素が発生するため、肌細胞への必要な酸素が不足してしまいます。
また、女性ホルモンの分泌や体温、代謝も低下してしまい、ターンオーバーが乱れがちになって、乾燥が生じます。
その結果、唇から若さを奪ってしまうのです。
タバコの怖いところは、実年齢が若くとも、喫煙によって老化が進行してしまう点です。
美容だけでなく健康にもよくないので、できるだけ早めに禁煙することがオススメします。
5)唇を舐めるクセ
唇が乾いたときについペロッと舐めてしまいたくなりますが、唇は舐めれば舐めるほど乾燥しやすいのです。
唇の表面についた水分が蒸発するときに、本来持っている水分まで奪ってしまうからです。
「なんだかいつも唇が荒れやすい」という人のなかには、無意識に唇を舐めることがクセになっている人もいます。
無意識なので、自分では気付きにくいですが、乾燥しがちな人は、注意して自分の普段の行動を振り返ってみることも効果的でしょう。
クセがついていることに気付けば、直すことも可能です。
6)食べ物などの生活習慣
辛い食べ物や塩分の多い食べ物をとりすぎると、唇が荒れやすくなるといわれています。
個人の嗜好もありますので、完全に我慢するというのは難しいでしょうが、辛い食べ物や塩分の多い食べ物を食べ終わった後は、唇を洗うことを習慣にするなど、配慮することが大切です。
栄養バランスの悪い食事を続けてしまうことも、唇をはじめ、からだ全体が不健康になり老けやすくなる原因となります。バランスのよい食事を心がけましょう。
また、水分不足も唇の乾燥を引き起こし、シワを生み出す原因です。
7)睡眠不足やストレス
ストレスで肌荒れになるように、唇も荒れます。
その結果、シワが目立つことも。
さらに、睡眠が不十分だったり、運動不足でからだの血行が滞りがちになり、体内に十分な栄養が届かないことも唇にシワを生む要因となります。
4.唇のシワの予防・改善のエイジングケアの基本
1)唇に潤いを与えシワ予防
まず唇の乾燥対策が大切です。
唇の線維は縦方向に構成されています。
そのため、健康な唇であっても、よく見ると縦の線がうっすらと見えるものです。
一方、老化によって生じる縦ジワは、シワが深くなりすぎて目立ちやすくなった状態といえます。
顔の深いシワでも、一旦生じると取れにくいように、唇の縦ジワもできてから取るのは難しいです。
できるだけ、シワが深くならないように日ごろからケアしておくことがポイントとなります。
リップクリームや唇専用美容液で潤いを保ち、唇が乾燥しないようにリップケアをしましょう。
おすすすめは、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿効果のある水溶性成分と
スクワランやホホバ油、オリーブ油、シア脂(シアバター)など水分の蒸発を防ぐエモリエント成分が入っているアイテムがおすすめです。
また、酸化を防ぐビタミンE誘導体やコエンザイムQ10などもおすすめの成分です。
塗るときにもポイントがあります。
唇の繊維は縦方向なので、横にリップクリームを滑らすのは、好ましくありません。
繊維の方向に逆らってしまい、保湿成分などの有効成分が浸透しにくくなるのです。
むしろシワを広げる要因になるので注意しましょう。
縦ジワに沿って、唇の端から端までを丁寧に塗ることが大切です。
一本ずつ縦線で埋めていくようなイメージを持つとわかりやすいでしょう。
繊維の溝にしっかり成分が行き届けば、潤いをキープしやすくなります。
口紅やグロスを塗るときも同様です。
リップクリームもあまり繰り返すと唇の負担になるので、1日に3~5回程度におさえることがポイントとなります。
食事の後に塗るなど、手順を決めておくと忘れません。
外部刺激に弱い部位なので、グリグリ塗り込むのではなく、優しい力加減でケアしましょう。
より刺激を和らげたいなら、クリームが固くなりがちなスティックタイプを避け、指や綿棒、ブラシなどを使って塗るバームタイプに切り替える方法もオススメです。
特に冬場の乾燥の季節はクリームが固くなりがちなので、塗る前に一旦体温で温めて柔らかくするなど、一手間かけることで効果がアップします。
2)唇の紫外線対策

紫外線による光老化は、唇にも悪影響を与えます。
唇もしっかり紫外線対策を行いましょう。
UVカット効果のあるリップクリーム、あるいは口紅やグロスを使う方法がオススメです。
UVカット効果だけでなく、SPFやPAにも着目しましょう。
SPFは紫外線B波(UVB)を主に防御する力の数値です。PAは主に紫外線A波(UVA)をカットする力の数値にあたり、「+」の数が多いほど効果が高くなります。
リップクリームの場合は、最低でもSPF15以上・PA+以上のものを選ぶことがポイントです。
外出の20分位前に塗っておくと、さらに効果が高くなります。
1回塗って終わりではなく、こまめに塗り直しましょう。特に食事の後などは、要注意です。
日焼け止めが取れてしまっていては、紫外線カット効果がありません。
下地にUVカット効果のあるリップクリームを使い、さらにUVカット効果のある口紅を合わせて使うとより高い効果を期待できます。
また、からだの日焼け止めを、唇に塗るのはNGです。
唇は、皮膚と粘膜の中間のようなパーツなので、通常からだにつける日焼け止めでは負担が大きく、ダメージを与えてしまいます。
日焼け止めの説明書きには、唇NGの表記があるものがほとんどです。
間違って塗らないように気をつけましょう。
紫外線対策に関しては、紫外線が強い時間帯の外出を避ける方法も有効です。
午後2時くらいは紫外線量がピークを迎えるので、外に出ない選択肢を選ぶのも賢いやり方といえます。
また、UVカット効果のある日傘や帽子を活用し、顔や唇を影で覆うようにすると、なおよいでしょう。
夏場だけでなく、紫外線は年中降り注いでいるので、冬でも紫外線対策が必要です。
紫外線対策については、次の記事も参考にしてください。
汚れが残っていると唇のダメージになり、シワを助長させてしまう可能性があります。
注意をしたほうがよいのは、食事後と歯磨き後です。
食事をした後にリップクリームを塗り直す方法をご紹介しましたが、汚れが残っていると有効成分が浸透しにくくなってしまうので、しっかり拭き取りましょう。
歯磨き後は、気付かず歯磨き粉などが残っている場合があるので、こちらもキチンと洗い流しましょう。
3)唇をあまり触らない、皮をむかない
無意識に唇を触ってしまうクセがある人がいますが、唇の負担になるので、意識的に直すことをオススメします。
心理学的に唇を指で触る行為は、精神的に不安な状態のときに安心を得るために行う行動とされています。
ストレスなどを抱えて不安になっている場合もあるので、軽い運動やストレッチ、趣味などでストレスを発散し、精神的に安定した状態になるように工夫しましょう。
規則正しい生活習慣はアンチエイジングやストレス解消に役立ちます。
また、唇を触り過ぎているうちに、ガサガサになった経験はありませんか?
唇の角質層は剥がれやすいので、気になってついむしってしまいたくなるかもしれませんが、これはやめましょう。
無理に剥がすと、乾燥を悪化させてしまいます。
乾燥が悪化すると、シワが生じやすくなり、見た目にも老けて見えてしまうのです。
もし水ぶくれなど状態がひどい場合は、皮膚科に相談しましょう。
傷口から雑菌が入って炎症を起している可能性があります。
不安なら医師に診てもらって、必要なら適切な治療を受けることが大切です。
4)唇のメイクは優しく落とす
唇を清潔に保つこともシワの予防美容です。
唇は、顔のなかでも濃いメイクをしがちなポイントです。
色の濃い口紅などを使ったときに、しっかり落としたくてゴシゴシこすってしまう人がいますが、これは逆効果といえます。
ただし、メイクをしっかり落とさないとくすみの原因にもなってしまいます。
唇は繊細な場所なので、夜のスキンケアの際に、優しく丁寧にメイクオフしてあげましょう。
最近のクレンジング料は進化しているので、本来力を込めなくても、メイクが自然と落ちるように成分が工夫されています。
無理な力を込めて唇の健康を損なうことなく、健やかな唇を保つためにも、優しくメイクを落としましょう。
下唇→上唇→唇の真んなかの順で落としていくこともポイントです。
また、口紅が周りに広がらないように、先に口紅だけある程度落としてから、最終的にベースメイクと一緒に落とすようにすると、より綺麗に落ちやすいでしょう。
敏感肌用のクレンジング料ほか口紅専用リムーバーや、リップクレンジングなど、専用のクレンジング料を上手く使う方法も有効です。
メイクオフは長時間かけて行うと肌の負担になります。
顔全体含めても、すすぎまでのすべての工程を1分程度で手早く済ませるとよいでしょう。
クレンジング後、ダブル洗顔する場合も、洗顔料をしっかりと泡立て、やさしく、また手早く洗うことがポイントです。
5.おすすめの唇のしわ対策のアイテム
1)タカミリップ 唇用美容液
①容量:7g
②価格:2,420円(税込み)
③特徴
多数のベストコスメ賞を獲得したリップ美容液。
唇の縦のシワ以外も、荒れやくすみを予防するためにバランスよく美容成分を配合しています。
まず、唇のエイジングケアには、パルミトイルトリペプチド-1、ジパルミトイルヒドロキシプロリンを配合。
保湿成分として、ヒト型セラミドを配合し、くすみ予防に酢酸トコフェロール、唇の荒れ予防に、グリチルレチン酸ステアリル、グアイアズレン、アラントインを配合しています。
さらに、肌代謝に着目してクロレラエキスやパンテノールを配合しています。
1アイテムでエイジングケアから唇の乾燥肌対策までできる逸品です。
2)DHC薬用リップクリーム
①容量:1.5g
②価格:770円(税込み)
③特徴
医薬部外品の指定成分として液状ラノリンを配合。
また、オリーブバージンオイル配合で、うるおう唇をもたらし縦ジワを予防する薬用のリップクリームです。
べたつきがなく唇に自然になじんでしっとり感が持続。クッション性のある保護膜を形成することで、うるおいとツヤを一日中キープします。
ほかにもアロエエキスや甘草誘導体、ビタミンEなどの保護成分を配合することで、高い保湿力で唇をやさしく守ります。
無香料・無着色・パラベンフリーです。
3)美創人エロイーナ リップトリートメント グロス
①容量 6g
②価格 3,520円 (税込)
③特徴
メイクしながらエイジングケアができ、リップグロス・リップ下地・リップトリートメントとしてマルチに使えるアイテムです。
唇の荒れを防いでキメを整える美容液としての機能と、下地などのメイク機能を完備。ケアとメイクが同時に叶います。
ヒト幹細胞培養液を配合しており、塗るたびにうるおう唇をもたらします。
ほかにもハリ成分のトウガラシ果実エキスをはじめ、セラミド、加水分解シルク、ユキノシタエキス、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸などを配合しています。
<参考記事>
*美意識の高い30代~50代女性のエイジングケアとヒト幹細胞培養液
6.一歩進んだ唇のシワ対策
1)食事で摂取する栄養素で唇のシワ対策
ビタミンB2は目、皮膚、粘膜を正常に保つはたらきをします。
つまり、肌荒れの予防になる栄養素です。
だから、唇の荒れを予防したり改善するにはよい栄養素です。
ビタミンB2を多く含んでいる食品は、レバーや鮭、卵、納豆、乳製品などです。
野菜類よりも動物性食品に多く含まれています。
バランスのよい食事をすることが前提になりますが、積極的にビタミンB2を摂取して唇のシワを防ぎましょう。
2)唇の周りの表情筋やツボの対策を
唇の周りをマッサージでほぐすことで血行がよくなり、栄養素がスムーズに唇に届くようになります。
また、血色もよくなって瑞々しい唇を保ちやすくなるのです。
ポイントは優しい力加減で行うこと。
グイグイと強い力で行ったからといって効果が高まるわけではなく、むしろ負担になります。
唇の周りの表情筋をマッサージする時は、ワセリンなどを塗って、唇の輪郭に沿うようにして指でなぞりマッサージをしていきます。
上唇、下唇、両方行いましょう。
ツボを押しも効果的です。口角の横5mmのところにある地倉というツボを押してみましょう。
指または綿棒で軽い力で押すだけで、ぷるんとした唇が手に入るでしょう。
3)唇のパック
唇には保湿パックも効きます。ハチミツやワセリンを使ったパックがオススメです。
ハチミツには、栄養が豊富に詰まっています。
パックすることで、唇に栄養を与えてハリやツヤを得ることが可能です。
食べることができるものなので安全な点もポイントが高いでしょう。
やり方はとっても簡単。
まず、蒸しタオルなどを使って、唇を適度に温めましょう。
次に、唇にまんべんなくハチミツを塗り、ラップで蓋をします。
3~5分ほど置いたら、ラップを取ってぬるま湯ではちみつを軽く洗い流します。
最後にリップクリームや唇専用の美容液で保湿をしたら完成です。
ワセリンパックの場合は、ハチミツの代わりにワセリンを使います。
保湿・保護に優れた軟膏なので、最後は洗い流さず放置してもOKです。
もっと効果を得たい時は、ハチミツとワセリンを1:1で混ぜてパックする方法も有効です。
混ぜたものを唇に塗り、3分くらいおいてラップをはがします。
こちらも洗い流さずそのまま保湿可能です。
ラップで口を覆うことが苦しくて苦手な方は、空気穴を開けておくと息苦しさを緩和できます。
楊枝などでプツプツ穴をあけるだけなので、簡単です。
4)唇のマッサージ
唇の周辺だけでなく、唇そのものをマッサージする方法も有効でしょう。
リップクリームかワセリンを唇に少し多めに塗り、中央部分から口角に向かってクルクルと小さな円を描くようにマッサージしていきます。
上唇と下唇、両方を各10回程度マッサージしてあげましょう。
ポイントは、優しい力加減で行うことです。
あまり力の入らない、小指や薬指などを使ってマッサージする方法がオススメできます。
ポンポンと軽くプッシュするようにして、唇全体をじんわり叩く方法も有効です。
こちらも優しい力加減で行うように注意しましょう。
マッサージの後にパックをすると相乗効果が得られます。
7.いざというときはメイクで隠す
できてしまった唇の縦ジワが解消するには長い時間がかかります。
その間、唇をなんとかしたいと思ったら、メイクの力を使ってみましょう。
まず、保湿効果のあるリップクリームを唇全体に塗ります。
少し多めにつけましょう。シワの部分にしっかり浸透するように、シワを埋めるように塗ることがポイントです。
5分程度放置してなじませた後、一度軽くティッシュオフをします。こうすることで仕上がりが綺麗になるのです。
続いて、口紅を塗っていきます。優しく丁寧に全体に塗布しましょう。
後は仕上がりを確認したら完成です。
口紅を塗る前に、顔用のコンシーラーでシワを埋めて、目立ちにくくする方法もあります。
<唇の縦のシワを隠すメイクを動画で学ぶ>
*50代のメイクレッスン 目元やくちびるのエイジングを隠すメイク術
8.まとめ
唇の縦のシワの原因や予防、改善・解消のためのエイジングケアをご紹介しました。
また、メイクで隠す方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
唇は、ほかの皮膚よりも刺激に弱く、デリケートなパーツ。
乾燥しやすく老化のスピードも速いのです。
だから唇には縦ジワができやすいのです。
唇は、顔のなかでも見た目の印象を左右する大切なパーツですね。
顔のスキンケアやエイジングケアと同じように、唇もエイジングケアを心がけることによって、唇のシワの予防や改善につなげましょう。
この記事「唇の縦のシワの7つの原因は?改善・解消のためのエイジングケア」を参考に、シワのない美しい唇をキープしていただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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