あなたは、小じわやちりめんじわができてお悩みではありませんか?
エイジングケア世代の女性のほぼ全員が、経験するといっても過言ではない、小じわやちりめんじわ。
幸いなことに、小じわやちりめんじわは予防も可能ですし、早くケアすればエイジングケア化粧品で消すことも可能です。
この記事では、小じわやちりめんじわの予防、改善の対策を幅広く取り上げます。
- 小じわやちりめんじわは、表皮性のしわです。目元などが目立ちやすいパーツです。
- 小じわやちりめんじわは、お肌の乾燥が主な原因です。エイジングケア化粧品で改善することができます。
- 小じわとちりめんじわは、基本は同じですが、分けて考える場合もあります。目元や口元のしわだけを小じわと言い、目元や口元に限らず顔のどこかにできる細かいちりめん状のシワをちりめんじわと呼ぶ場合もあります。
- 小じわやちりめんじわ対策の基本は、お肌の乾燥対策である「保湿」です。保湿力の高いエイジングケア化粧品がおすすめです。
- コラーゲンやエラスチンを増やすナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体も小じわのエイジングケアにおすすめの成分です。
- 小じわのエイジングケア対策には、紫外線対策を取り入れたり、優しい洗顔やクレンジングを行うことが大切です。また、選んだエイジングケア化粧品を上手に使うことも有効です。
- 小じわは食べ物をはじめ、アンチエイジングを意識した日常生活でも対策しましょう。
*シワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.小じわ・ちりめんじわが気になるあなたへ
しわといってもさまざまなものがあります。
その中で、最も初期の小さなしわが小じわです。
そんな小じわの中でも、イラストやマンガなどで、老けた印象を出したいときに描かれるのが「目元のしわ」。
目元にしわがあるだけで、5歳も10歳も実年齢より上に見えることもあり、悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
目元は小じわやちりめんじわなど、細かいしわが出来やすい場所です。
目元の皮膚は、ゆで卵の薄皮のようにとても薄くて、デリケートなところ。
そのため、乾燥やちょっとした身体の変化で、小じわやちりめんじわができやすいのです。
また、口元も同じように小じわやちりめんじわが目立ちやすいパーツです。
実は、目元や口元の小じわやちりめんじわは、放置すると深いしわになるリスクがあります。
だからこそ、小じわやちりめんじわの予防には、毎日のエイジングケアが必要です。
毎日のケアでしっかりと対策していれば、エイジングケア化粧品などで、小じわやちりめんじわのような細かいしわは、予防できたり、目立っていてもなかったことにできるのです。
そこでこの記事では、小じわ、ちりめんじわの原因と、改善するために実践したいエイジングケアを考えていきます。また、小じわ対策のおすすめのエイジングケア化粧品をご紹介します。
しわの種類として、小じわやちりめんじわの他に、真皮の衰えからくるしわ(真皮じわ)や、表情筋の動きによるシワ(表情じわ)があり、できる原因もさまざまです。
しわ全般に関するエイジングケアの基本について知りたい方は、「しわの種類(小じわ・真皮じわ・表情じわ)とエイジングケア」をご覧ください。
また、しわの原因や対策について深く知りたい場合は、「しわ対策 | エイジングケアの10の対策と7つの美容医療」をはじめとして、次に挙げる記事も参考としてご覧ください。
<小じわ対策を3分間動画で学ぶなら>
小じわのエイジングケア
しわ対策のエイジングケア美容液の選び方
<しわのエイジングケアなら>
小じわの保湿&エイジングケアなら
ナールスゲン配合エイジングケアローション「ナールスピュア」
初回限定 4,950円 → 3,465円(税込)
目元や口元の小じわの保湿&エイジングケアなら
初回限定 9,900円 → 6,600円(税込)
2.あきらめないで!小じわ・ちりめんじわはエイジングケアで改善できます
いつの頃からか気になりはじめる目元の小じわやちりめんじわ。
「出来てしまったものは仕方ないよね…」
「しわって、一度できると戻らないのでは?」
エイジングを意識するあなたにとって、しわは脅威に見えるかもしれません。
確かに、放っておくと本格的に刻まれていくことになってしまいます。
でも、あきらめないでください!
目元や口元の小じわやちりめんじわは、保湿など、しっかりとエイジングケアをしてあげれば、多くの場合は改善するので、落ち込むのはまだまだ早いのです。
毎日しっかりとケアすることで、ピーンと張ったハリのあるお肌が戻ってくる可能性があります。
大切なことなので、もう一度言います。
たとえ今は可愛らしい小じわやちりめんじわでも、エイジングケアを怠って、後回しにしておくと、すぐに“立派なしわ”になってしまいます。
真皮にまで到達するようなしわにまで成長してしまうと、通常のケアだけでは消すことは不可能になってしまいます。
さらに、表情筋や皮下組織が衰えれば、顔のたるみによる肌悩みであるほうれい線がめだつこともあります。
「シワ対策のスタートは、小じわ、ちりめんジワのうちに!」が基本。
しわ対策のエイジングケアは、スピードと継続が命です。
今すぐ行動しましょう。
もちろん、まだ小じわが目立っていない方も予防美容に取り組みましょう。
3.小じわとちりめんじわは、どう違うの?
小じわとちりめんじわって、どう違うの?同じなの?
と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、基本的には同じと考えてもよいのですが、分けて考えるケースもあります。
小じわとは、その名のとおり「小さなしわ」です。
ちりめんじわも、その名のとおりで、「ちりめん」が語源です。
ちりめんとは、絹を平織りにしてつくった織物のことで、布の縮みによる細かな凹凸が現れます。
この様子が、しわに見えることから、小さなしわは、ちりめんじわと呼ばれるのです。
この2つのしわを厳密に分けるのは難しいのですが、分けて考える場合は、若い時期に乾燥でできる目元や口元のしわだけを小じわと言い、目元や口元に限らず顔のどこかにできる細かいちりめん状のシワをちりめんじわと呼ぶ場合もあります。
どちらにも共通しているのは、表皮性のものなので、真皮にまで溝があるしわではないことです。
だから、小じわもちりめんじわも、正しいスキンケアで消すことができるのです。
また、指でしわを広げた時、しわが伸びて消えるならば、そのしわは小じわかちりめんじわです。
逆に、消えないなら真皮じわか表情じわです。
小じわかちりめんじわのどちらかにこだわる必要はありませんが、予防や改善にはこだわり消してしまいましょう。
4.小じわ・ちりめんじわの原因
小じわやちりめんじわの原因には、いくつかありますが、いずれの場合も「短期的な影響」を及ぼしていることです。
この影響が、「短期的な」うちにしわ対策を行えば、消すことが可能です。
逆に、放置すると、しわが深くなって、真皮まで達すると消せないようになるのです。
1)お肌の乾燥が小じわの主な原因
小じわ、ちりめんじわを引き起こす最大の原因は、お肌の乾燥です。
目元の細かいシワに悩んでしまうのは、目元の皮膚が薄く水分を保持する力が弱いことと、乾燥した外気にさらされることで水分を奪われてしまうことに原因があると考えられます。
「美容液や化粧水で乾燥対策やエイジングケアはしている」という方でも、使っている化粧品の保湿力が不十分であったり、表情の癖など何らかの原因で、小じわやちりめんじわに悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
肌表面の角質は乾燥すると薄く硬くなり、肌のツヤやハリ、弾力が失われてしまいます。
乾燥で弾力を失った肌は、表情の変化による癖がつきやすく、小じわやちりめんじわができやすい状態になってしまいます。
お肌の乾燥は、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れでもたらされますが、その原因は、次のとおりです。
<内部的な原因>
- 加齢と肌の質(肌タイプ)
- 女性ホルモンのバランスの乱れや減少
- ライフスタイル(食生活、睡眠、運動など)
- 皮膚病などの病気
- 間違った洗顔やクレンジング
間違ったスキンケアや化粧品の使い方
<外部的な原因>
- 紫外線
- 外気の乾燥
- 急激な温度や湿度の変化
- 大気汚染
詳しくは、「乾燥肌とは?原因は12の要素!メカニズムを知ることで対策」で取り上げていますが、ここでは関連の深い原因と小じわの関係を紹介します。
2)紫外線
小じわやちりめんじわを引き起こす最大の原因の2つ目は、紫外線です。
紫外線が、お肌の乾燥をさらに進めてしまうことがあります。
しかし、紫外線が本当に怖いのは、小じわやちりめんじわを、真皮に達するしわ、つまり “真皮じわ” にまでしてしまうこと。
さらに、たるみやシミも紫外線によるダメージが原因です。
エイジングケア世代のお肌悩みのほとんどが、紫外線によるダメージからはじまっています。
小じわやちりめんじわとは無縁の元気なお肌には、コラーゲンやエラスチンといったお肌のハリ成分やセラミドやヒアルロン酸などの肌を潤わせるのに必要な成分が十分にあり、ハリや弾力に満ち溢れています。
ところが、これらの成分は紫外線によってダメージを受けやすく、ほんの数分間紫外線を浴びただけで破壊されてしまいます。
20代前半くらいまでのお肌は、ダメージからの回復が早いので、少々ダメージを受けても元気な状態を保つことが出来るのですが、20代後半くらいから回復力が衰えるため、紫外線によるダメージが確実にお肌に現れてきてしまいます。
ハリや弾力を失った肌は、表情の変化による癖がつきやすく、小じわやちりめんじわができやすい状態になってしまいます。
小じわやちりめんじわをそのまま放っておいたらあっという間に手遅れのシワになりかねませんので、紫外線はできるだけカットしましょう。
紫外線がお肌にどんな影響を与えるかについては、「光老化とは?紫外線による肌老化のメカニズムと対策・治療法」をご覧ください。
3)誤ったクレンジングや洗顔
保湿は小じわやちりめんじわ対策の基本ですが、保湿の前のクレンジングや洗顔で失敗してしまっている方も多いようです。
洗いすぎ、擦りすぎ、流しすぎの洗顔は、小じわやちりめんじわにとって避けたい「乾燥」を助長させます。
また、強すぎる界面活性剤が入ったクレンジングや洗顔料も乾燥の原因になります。
なぜなら、刺激の強いクレンジングや洗顔、長すぎるクレンジングや洗顔、さらには、洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔などは、保湿にとって大切な皮脂やNMF(天然保湿因子)、さらにはセラミドなどを洗い流してしまうからです。
例えば、皮脂はお肌にとっての天然の保湿クリームである皮脂膜の主成分ですが、1日に何度も洗顔すると、洗顔料で皮脂を取り過ぎたり、また摩擦で皮膚を擦り過ぎたりし、古い角質層だけでなく、若い角質層までも剥がしかねません。
このことが、お肌の乾燥や肌荒れを引き起こすことになります。
また、NMFやセラミドも保湿にとって大きな役割を担っているので、これらをクレンジングや洗顔で洗い流さないことが大切なのです。
だから、やさしい洗顔を心掛けることも、小じわやちりめんじわの対策になります。
なお、小じわ対策のクレンジングについては、「しわを予防・改善するクレンジング料の選び方と使い方」をご覧ください。
4)身体の異常など
何らかの原因による脱水症状、過度なダイエット、便秘による肌荒れなどで体内の水分が不足した結果、表皮の水分が一時的に減ってしまうことで小じわやちりめんじわの原因になる場合があります。
この場合は、スキンケアをしなくても、身体が健康な状態に戻れば、体内の水分量が戻り、その結果、表皮の水分ももとに戻るのでしわが消えます。
とはいっても、病気や身体に異常が続く場合、保湿によるスキンケアを行った方がよいでしょう。
ただし、乾皮症や皮脂欠乏性湿疹など皮膚の病気が原因の場合は、皮膚科医や主治医と相談しましょう。
5.小じわ・ちりめんじわなどのシワ対策の基本は“十分な保湿”と紫外線対策
シワ対策の基本は、十分な保湿によるお肌の乾燥対策と紫外線対策です。
これは、小じわでもちりめんじわでも同じことです。
1)基礎化粧品による小じわとちりめんじわの対策
小じわ、ちりめんじわに気が付いたらすぐに、保湿力の高い成分が配合された化粧水、美容液、保湿クリームなどでスキンケアやエイジングケアをしてあげましょう。
化粧水なら、水溶性の保湿成分であるプロテオグリカン、ナールスゲン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがオススメの成分なので、これらを含んでいるものがよいでしょう。
まずは、お肌に水分を与えるとともに、乾いて硬くなってしまったお肌を柔らかくしてあげてください。
しかし、保湿化粧水だけでは保湿は不十分な場合も多いのです。
油溶性の保湿成分であるセラミド、なかでも保湿力の高いヒト型セラミドが配合されたエイジングケア美容液などで、しっかり保湿を意識したエイジングケアを心がけましょう。
そして、スキンケアの最終ステップには、水分の蒸発を防ぐ成分が入ったエイジングケア用の保湿クリームや乳液といった、油溶性の保湿成分が配合されたアイテムを使いましょう。
たっぷりの水分が逃げ出さないように、油分で蓋をするのが目的です。
具体的には、シアバターやスクワランなどが配合された保湿クリームがオススメです。
さらに乾燥がきついと感じるなら、オリーブオイルやアルガンオイルなどの美容オイルを使ったり、ワセリンなどで、小じわの目立つパーツに蓋をすることもよい方法です。
初期の段階でしっかりと保湿してあげることで、小じわ程度なら改善することが出来ます。
簡単には改善しなくても、焦らず慌てず、じっくりとケアしましょう。
お肌は必ず応えてくれます。
「これくらいならまだ大丈夫」と油断しているとあっと言う間に進行して「真皮ジワ」に早変わりしてしまいます。
小じわやちりめんじわを発見したら、その夜のスキンケアから集中的に保湿ケアを開始してください。
なお、保湿と乾燥肌対策については、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」や「乾燥肌の予防や改善対策は、正しいエイジングケアが大切!」を参考にしてください。
2)紫外線対策も小じわやちりめんじわ対策の基本
また、小じわやちりめんじわをつくらないためには、保湿ケアとともに、できるだけ紫外線を浴びないようにすることも大切です。
季節や場所に応じて、日焼け止め化粧品やUVカットサングラス、帽子、日傘など使って紫外線から肌を守りましょう。
ほんの数分間紫外線を浴びただけでも、お肌はダメージを受けています。ちょっとの油断も禁物です。
紫外線の対策については、次の記事を参考にしてください。
3)正しいクレンジングと洗顔
正しいクレンジングとは、自分のメイクに合ったクレンジング料を選ぶ、お肌に不要な刺激を与えず、適度な洗浄力でメイクや皮脂などをしっかり落とすことです。
どんなクレンジング料を選ぶかは、自分のメイクによって異なりますが、メイクが濃いと洗浄力の強いクレンジング料を選ばなければなりません。
目元や口元などは、皮膚が薄く乾燥しやすいため、乾燥による小じわやちりめんじわが出来やすいので、強いクレンジング料は避けたいパーツです。
だから、しわ対策の観点からは、濃いメイクは避けた方がよいのです。
しわ対策を考えるなら、オイルタイプのクレンジング料ではなく、ミルクタイプやジェルタイプのクレンジング料を使うのが基本です。
なお、クレンジングについての詳しい情報は、「クレンジングの効果アップ!メイク落としの選び方と使い方」や「セラミドを減らさないクレンジングと洗顔の選び方とは?」をご覧ください。
また、正しい洗顔とは、お肌に不要な刺激を与えず、適度な洗浄力のある洗顔料で汚れや皮脂などをしっかり落とすことです。
洗顔については、「乾燥肌の予防や改善対策は、正しいエイジングケアが大切!」の「2.正しい洗顔とクレンジングによる乾燥肌の改善」を参考にしてください。
4)夕方に気になる小じわ対策は?
「朝から昼は、小じわが目立たなかったのに、夕方、オフィスを出ようと鏡を見たら、なぜか小じわが目立っている!」という経験がある方もいるのではないでしょうか?
これは空気の乾燥や化粧下地・ファンデーションなどの影響で、お肌が乾燥したことが原因の場合が多いです。
例えば、目元や口元にはしっとりタイプの化粧下地を使ったり、保湿成分が含まれているメイク化粧品を使うことで、あらかじめ乾燥対策を行っておくと夕方の小じわの予防策になります。
また、ファンデーションはパウダータイプではなく、リキッドタイプを選ぶなども乾燥の対策となります。
さらに、昼間の化粧直しの際に、ミスト式の化粧水などを使って保湿するのもよいでしょう。
夕方に目立つ小じわは、こうした乾燥肌対策で防ぎましょう。
なお、小じわ対策にもなるファンデーションの選び方は、「乾燥肌の方のためのファンデーションの選び方と使い方」をご覧ください。
5)週1回程度のスペシャルケアで小じわ・ちりめんじわ対策
小じわやちりめんじわのスペシャルケアとして、週1回程度のフェイスマスクもオススメの方法です。
今、お使いの化粧水や美容液とは違った美容成分が配合されたフェイスマスクや、バイオセルロースなど浸透性の高い素材でできたフェイスマスクを使うことでより保湿効果がアップし、小じわを消すサポートができます。
6.エイジングケア化粧品による集中ケアで小じわの予防と改善
1)30代からは小じわ対策とエイジングケアを意識しよう
20代なら小じわ・ちりめんじわは、安い保湿化粧水やプチプラ化粧品でも予防や改善が可能です。
しかし、30代、40代、50代と年齢が進むにつれて、お肌の老化は進み乾燥しやすくなります。
そうなると高い保湿力のある成分や機能性の高いエイジングケア化粧品成分が配合されたエイジングケア化粧品が必要になります。
エイジングケアをいつから開始するかは、人それぞれですが、小じわだけでなく深いシワの予防を考えれば、30代からはエイジングケア化粧品をお使いになることをオススメします。
そんな年代別のエイジングケアについては、次の記事を参考にしてください。
*50代のエイジングケアと化粧品の選び方と大切な7つの真実!
*60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
2)小じわに効くエイジングケアにオススメの成分
小じわ・ちりめんじわ対策のエイジングケア化粧品に入っていて欲しいエイジングケア化粧品成分のご紹介です。
①ナールスゲン
ナールスゲンは、京都大学化学研究所と大阪市立大学院の共同研究で開発されたアミノ酸誘導体です。
ナールスゲンは、分子量331.26の小さな水溶性成分で、非常に小さな成分です。
そのため、角質層の奥まで浸透しイオン導入にも適した成分です。
だからナールスゲン配合のイオン導入化粧水として使えます。
ナールスゲンには、コラーゲンを2~3倍に、また、エラスチンを1.5倍に、「HSP(ヒートショックプロテイン)47」を1.3倍に増やす基礎実験でのエビデンスがあります。
さらに、ナールスゲンにビタミンCを加えることで、コラーゲンの増加に相加効果を発揮します。
したがって、小じわやシワ対策のエイジングケア化粧品では、ナールスゲンとビタミンC誘導体が配合されているものがオススメです。
②ネオダーミル
ネオダーミルは、スイスのインデュケム社によって開発された新しいエイジングケア化粧品成分です。
2013年の世界の化粧品展示会(in cosmetics)で、イノベーションアワード金賞を受賞しました。
ネオダーミルは単一の成分ではなく、グリセリン、水およびメチルグルコシド6リン酸・銅・リシン・プロリン複合体の混合物です。
メチルグルコシド6リン酸が、細胞のエネルギー源です。
リシン・プロリンは、コラーゲンの成分であるアミノ酸です。
銅は、コラーゲンの生成を助けます。
ネオダーミルには、I型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンの産生を増やすエビデンスがあります。
Ⅲ型コラーゲンは、お肌の中ではⅠ型コラーゲンより少ないのですが、Ⅰ型より柔らかく、「若さのコラーゲン」とも呼ばれています。
ネオダーミルは、Ⅲ型コラーゲンを増やすデータを持つ、数少ないエイジングケア化粧品成分で、小じわ・ちりめんじわのケアにもオススメです。
③ビタミンC誘導体
ビタミンCは、抗酸化作用を持つとともに、コラーゲンの生成をサポートする成分で「美肌のビタミン」「万能のビタミン」と呼ばれます。
そんなビタミンCの安定性、浸透性を高めて化粧品として使いやすくしたのがビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体には、3つのタイプがあります。
1つは、水溶性ビタミンC誘導体で「リン酸アスコルビン酸3Na」、「リン酸アスコルビルNa」、「リン酸アスコルビルMg」「VCエチル」などが代表的です。
もう1つは、油溶性ビタミンC誘導体で、VCIPなどが代表的です。
さらに、最近登場したのが、両親媒性のAPPS(アプレシエ)というビタミンC誘導体です。
これは、水溶性ビタミンC誘導体を改良したもので、とても高い浸透力があることとから小じわ対策には特にオススメの成分です。
また、ビタミンC誘導体には、美白作用もあるので、美白化粧水にもよく配合されます。
さらには、皮脂の抑制作用もありますので、脂性肌の方やニキビ対策にも向く成分です。
水溶性のビタミンC誘導体のメリットは、即効性があることですが、デメリットは、刺激があることです。
敏感肌や乾燥肌がきつい方は、注意が必要です。
ビタミンC誘導体化粧水についての詳しい情報は、「ビタミンC誘導体化粧水の選び方はエイジングケアの視点で」をご覧ください。
③トコフェリルリン酸Na
トコフェリルリン酸Naとは、ビタミンE誘導体であるトコフェロールにリン酸を加えて改良した両親媒性の成分です。両親媒性とは水にも脂にも溶けやすい性質です。
ビタミンE誘導体であるトコフェロールは、抗酸化作用や血行促進作用などエイジングケアによいはたらきがありますが、本油溶性の成分です。
一方、トコフェリルリン酸Naは、水溶性の性質も併せ持っているので、クリームではなく小じわケアの化粧水に配合しやすくなったのです。
④プラセンタエキス
プラセンタエキスは、馬、豚、羊の胎盤(プラセンタ)から抽出した成分です。
プラセンタは栄養素の宝庫で、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、EGF(上皮成長因子)などが豊富です。
保湿、抗酸化、美白などの作用があります。
その他では、ナイアシン(ビタミンB3)、コエンザイムQ10、フラーレン、アスタキサンチン、レスベラトロールやブドウエキスのようなポリフェノール、ピクノジェノールなどの抗酸化作用を持つエイジングケア化粧品成分などもオススメです。
7.小じわ対策におすすめのエイジングケア化粧品
1)小じわの予防に使える優しいクレンジング料
ナールス エークレンズは、乾燥肌などが原因の小じわ予防にぴったりのクレンジング料です。
水性のオイルフリーのクレンジングジェルで、アミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naが主な洗浄成分の優しいタイプです。
毛穴のトラブルを防ぐアーチチョーク葉エキス、毛穴汚れを落とすクレイ、小じわの原因となる酸化を抑える金コロイド、潤い成分グルコシルセラミドを配合した優しいクレンジング料です。
保湿力もあるので、夜のスキンケアで小じわの予防が可能です。
2)小じわのケアにおすすめのエイジングケア美容液
小じわケアにオススメの美容液が、6種のヒト型セラミドを配合したナールスゲン配合のエイジングケア美容液「ナールス ネオ」。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。私たちの美容液ランキングの第1位です。
ナールスネオは、プロテオグリカンも配合した美容液で、高い保湿力で小じわをケアします。
この他、乾燥肌の予防や改善のために、ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合しました。
さらに、2019年5月のリニューアルで、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキス、アセチルデカペプチド-3の3成分を追加配合することで小じわケアを強化しました。
3)小じわをカバーするUV化粧下地
小じわカバーするUV化粧下地が、ナールスゲン推奨濃度配合「ナールス ヴェール」。
ナールス ヴェールは、敏感肌でも使える優しいタイプでありながら、SPF40、PA+++という高いUVカット力を実現した化粧下地です。
さらに、独自処方でつけているのを忘れるほど軽いテクスチャーであることも大きな特徴です。
日焼け止め成分としては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄などの紫外線散乱剤だけを配合しています。
他にも、次の特徴があります。
- お肌になじみやすい独自処方の肌色で白浮きしない
- べとべとしないノンオイリー処方でとても軽いつけ心地
- 汗や水でもメイクが崩れにくいウォータープルーフ処方
乾燥肌を防ぐとともに、小じわをしっかりカバーします。
<目元の小じわのメイクなら>
8.日常生活での小じわ・ちりめんじわの予防や改善
小じわ、ちりめんじわ対策のプラスαとして、他にも有効な方法がありますので、いくつかご紹介します。
1)規則正しい生活と食べ物・飲み物で小じわ対策
生活習慣によるアンチエイジングは、小じわやちりめんじわの予防になります。
質のよい睡眠や、適度な運動、栄養バランスに偏りのない食事など、身体の内側からのエイジングケアがしわ予防の基本です。
食べ物は、たんぱく質、糖質、炭水化物をバランスよく摂るとともにビタミンやミネラルも十分摂りましょう。
日本の伝統的な食べ物である納豆・味噌・漬物・酒粕などの発酵食品もオススメです。
また、乾燥肌を予防する食べ物、セラミドを増やす食べ物を積極的に摂ることも小じわ予防にとって大切な生活習慣です。
小じわの予防や改善のためには、飲み物にも気をつけましょう。
特に、冷たい飲み物は代謝を悪くさせて血行不良や乾燥肌、むくみの原因になるリスクがあります。
だから、冷たい水を飲むよりも白湯がオススメです。
また、代謝アップのためには、生姜湯、紅茶、ハーブティーがオススメです。
コーヒーや緑茶は、美肌やアンチエイジングに役立ちますが、カフェインの摂りすぎもよくないので、デカフェにする、1日1~2杯にする、睡眠前は飲まないなどの工夫をしましょう。
食生活や睡眠の基本は、次の記事を参考にしてください。
2)便秘を防いで小じわ・ちりめんじわ予防
胃腸の不調も美肌の敵です。
腸内細菌叢のバランスが整えば、お肌も潤ってシワの予防が可能です。
一方、崩れればさまざまな肌トラブルが。
とくに、ちりめんじわは、身体の不調に反応して目立つ場合があるので、水分を適切にとったり、便秘などにも気を付けることが大切です。
便秘と美肌の関係や便秘対策の食べ物は、「腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ」や「便秘からくる肌荒れの予防や解消は食事の方法の見直しから」も参考にしてください。
3)喫煙・受動喫煙を避けて小じわ・シワ予防
喫煙は活性酸素を増やしてお肌の老化を促進します。
だから、小じわだけではなく深いシワの原因にもなるのです。
また、自分はタバコを吸わない場合も、他の人のタバコの煙を吸ってしまう受動喫煙もお肌や体に大きな悪影響があります。
シワ予防には、喫煙も受動喫煙も避けることが望ましいのです。
詳しくは、「喫煙がお肌の老化を加速!タバコで老け顔になる原因と対策」をご覧ください。
4)冬の乾燥対策で、小じわ・ちりめんじわ予防
小じわやちりめんじわは、乾燥の季節である冬に特に目立ちやすいのです。だから、冬はスキンケアやエイジングケア以外の乾燥対策も大切です。
加湿器などでエアコンによる部屋の乾燥を防ぐことや静電気による乾燥を防ぐことも、小じわやちりめんじわの予防や改善につながります。
特に、敏感肌の方にとってスキンケアはシンプルな方がよいので、冬の乾燥肌対策、小じわ対策は、化粧品以外の手段も併せて行うことをオススメします。
5)お風呂・温泉も注意が必要
お風呂や温泉に入ることは、体の健康のためにも美肌のためにもよいことはご存知だと思います。
温泉に入った後は、お肌がツルツルになりますし、お風呂も最近では免疫力アップのためのヒートショックプロテインを増やす入浴法なども知られています。
しかし、長時間の入浴、過度な回数の入浴、アルカリ性や酸性に偏った温泉の入浴は乾燥をもたらして、小じわやちりめんじわの原因になることもあります。
お風呂は、乾燥肌予防の観点では、次の点などを意識しましょう。
- 温度は38℃から40℃までを基本する
- 入浴時間の目安としては、39度なら20分程度、40度なら15分程度
入浴剤や温泉の成分をチェックする
詳しくは、「乾燥肌、敏感肌の方のためのお風呂と温泉の知識」をご覧ください。
6)紫外線のアフターケア
紫外線でダメージを受け、日焼けしたお肌は、まず冷たいシャワーなどで冷やしてから、たっぷりの化粧水で水分補給をしてください。
その際、コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分が配合された化粧品を使うと、小じわやちりめんじわが、真皮じわに進行するのを防ぐこともできます。
水分をたっぷりと補った後は、保湿クリームなどでケアしましょう。
ビタミンA、C、Eの誘導体は、抗酸化作用があり、ターンオーバーの正常化をサポートするので、紫外線のアフターケアに適した化粧品成分です。
また、エイジングケア化粧品成分の1つであるナールスゲンには、抗酸化物質であるグルタチオンを増やすなどで紫外線から線維芽細胞を守るはたらきもあります。
紫外線のアフターケアには、これらの化粧品成分が入ったエイジングケア化粧品がオススメです。
外出後のケアについては、「外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!」もご覧ください。
また、ナールスゲンの紫外線から線維芽細胞を守るはたらきについては、以下をご覧ください。
9.まとめ
小じわやちりめんじわの予防、改善の対策を幅広くご紹介しました。
また、小じわ対策のおすすめのエイジングケア化粧品をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
小じわやちりめんじわが気になりはじめたら、エイジングケア適齢期の証拠です。
小じわやちりめんじわは、今、説明してきたように、乾燥や紫外線、身体の不調が原因なので、エイジングサインではないという見方もできます。
しかし、小じわやちりめんじわは、「今から、しっかりエイジングケアを始めなさい」というお肌からのメッセージと理解してはいかがでしょうか。
エイジングケアは、早めの対策が肝心です。
いくつになっても美しい美魔女やセレブ達は、若い頃から本格的なエイジングケアを行っていたはず。
きちんと手をかけてあげれば、お肌は必ず応えてくれます。
小じわやちりめんじわくらいなら簡単に改善するので、エイジングケア化粧品による効果を楽しみながらエイジングケアを行ってください。
毎日ケアすることで、「ほったらかし」との差は歴然です。
小じわやちりめんじわのケアは早期発見・早期解決のケアが大切です。
早めの対策と継続を心掛けてください。
そのためには、「保湿 + 紫外線対策 + 正しい洗顔」に加え、十分な睡眠とバランスのよい食事が基本です。
エイジングケア化粧品で、真皮じわになるのを防ぎましょう。
◎紫外線のアフターケアには、ナールスゲン と セラミド配合のナールス ユニバを!
◎ナールスゲンとネオダーミル配合のエイジングケア美容液ナールス ネオでしわのケア!
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
SNS Share
\ この記事をシェアする /