コラーゲンペプチドに美肌効果や健康への良い効果があることが、様々な研究報告で明らかになりつつあります。
そんな中で、隠れジミの改善ができるという研究データも。
この記事では、コラーゲンペプチドの隠れジミへの効果のデータ紹介とその結果を検証します。
また、おすすめのナールスのアイテムをご紹介します。
- コラーゲンを細かく分解したコラーゲンペプチドは、隠れシミを改善したという研究報告があります。これは、国内でヒトの臨床試験によるものです。
- 隠れシミとは、まだ肌表面では目立たない肌の中にあるシミのことで、肉眼では確認できません。だから、皮膚科などで特殊なカメラで確認する必要があります。
- 隠れシミは、紫外線ダメージやストレス、女性ホルモンの乱れなどでターンオーバーが乱れて、メラニンが蓄積したものです。将来的には肌表面で目立つ可能性が高いのです。
- コラーゲンペプチドで隠れシミが改善できるのは、摂ったものすべてが体内でアミノ酸に分解されることなく、活性のあるペプチドとして線維芽細胞や肌に直接はたらきかけることができるからです。活性を持つペプチドが、ターンオーバーを改善する因子にはたらきかけ、メラニンの排出を促進するのです。
- 隠れシミの予防はコラーゲンペプチドだけに頼らず、ほかの手段でも行うことが大切です。紫外線対策、保湿、洗顔やクレンジング、美白化粧品、良い生活習慣などでターンオーバーを正常化しましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
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CONTENTS
1.隠れジミへのコラーゲンペプチドの効果が気になるあなたへ
「隠れシミがコラーゲンペプチドで改善するってホント?」をお届けします。
肌の中にあるメラニンの蓄積で、隠れジミと呼ばれることも。
将来のことを考えると、この段階で何とか改善したいエイジングサインの1つです。
そんな隠れジミを、コラーゲンを細かくしてサプリメントやドリンクの成分として使われるコラーゲンペプチドが、改善したという日本の研究報告があります。
コラーゲンのサプリメントといえば、かつては、「摂っても意味がない!」といった声も多くありましたが、最近では肌悩みや肌老化、毛髪、骨などへの効果を示す研究報告がたくさん登場し、その効果に対して、ポジティブな声が増えています。
もちろん、研究の規模や質といった課題から、確実に効果があるとはいえない点もあります。
それでも、アミノ酸が結びついたコラーゲンペプチドが美肌や健康に役立っても何の不思議もありません。
また、コラーゲンペプチドは、かつて、体内ですべてアミノ酸に分解されると考えられていましたが、最近では、一部が分解されずに血液や肌の線維芽細胞などへ届くことがわかってきました。
コラーゲンペプチドが隠れシミの改善に効果があったのも、そのメカニズムが関係していると考えられています。
そこで、この記事では、コラーゲンペプチドの隠れジミへの効果のデータ紹介とその結果を検証します。
また、おすすめのナールスのアイテムをご紹介します。
「隠れシミって何?放置するとまずいの?」
「コラーゲンペプチドで隠れシミが改善するって本当?信用できるの?」
「なぜ、コラーゲンペプチドが隠れシミや美肌に良いの?ほかには何に効果があるの?」
「コラーゲンペプチドの種類や飲み方で効果は違うの?」
「コラーゲンペプチド以外でも隠れシミは予防や改善できる?教えて!」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
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2.コラーゲンペプチドで隠れシミが改善した研究データのご紹介
1)コラーゲンペプチドで隠れシミが改善した研究データ
①研究データの出典は?
コラーゲンペプチドで隠れシミが改善した研究データは、ヒトによる臨床試験です。
本研究は、「Ingestion of bioactive collagen hydrolysates enhance facial skin moisture and elasticity and reduce facial ageing signs in a randomised double-blind placebo-controlled clinical study」というタイトルの学術論文で紹介されています。
<参照元>
J Sci Food Agric. 2016 Sep;96(12):4077-81. doi: 10.1002/jsfa.7606. Epub 2016 Feb 10.
また、ポイントは新田ゼラチン「Web 研究所ペプチド研究室」や『コラーゲン完全バイブル』(真野博 著、株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング、2011年9月)のP78〜P81でも紹介されています。
②臨床試験の内容は?
35歳〜50歳の肌荒れの肌悩みのある女性26人を2つのグループ(群)に分けて、
1つにはコラーゲンペプチドを、もう1つにはプラセボ(デンプンの一種であるデキストリン)を飲んでもらいました。
その量は、どちらのグループも5g/日で8週間続けました。
結果のバイアス(*1)を避けるために、試験を主導した研究者も、試験を受けた女性(被験者)も、どちらを飲んでいるかが明かされない「プラセボ(*2)二重盲検法」という手法でこの臨床試験が行われました。
そして、コラーゲンペプチドまたはプラセボを飲む前と、飲んだ後4週間後、8週間後で、隠れシミがどのように変化したかを、統計的に解析しました。
(*1)思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識の歪みのこと。
(*2)プラセボ:プラシーボともいいます。偽薬といって、実際の効果が期待できない成分を試験の対象となる薬や成分に似せつくったもの。
<参考記事>
*プラセボは化粧品やメイクアイテムを使う際も効果的!美肌をサポート
③臨床試験の結果は?
隠れジミの分布を測定する機器を使って画像解析を行った結果、4週間後、8週間後ともに、コラーゲンペプチドを飲んだグループでは、飲む前に比べて、統計的に有意に改善することが示されました。
また、8週目では4週目以上の隠れシミの面積が小さくなりました。
2)本研究データをどう解釈する?
新田ゼラチン「Web 研究所ペプチド研究室」や『コラーゲン改善バイブル』によると、コラーゲンペプチドが吸収・代謝されてできる活性成分であるPO(プロリンとヒドロキシプロリンが結びついたペプチド)やOG(ヒドロキシプロリンとグリシンが結びついたペプチド)が、ヒアルロン酸を増やすなど線維芽細胞を活性化させることで紫外線ダメージを修復したり、肌のターンオーバーに寄与する因子に直接作用することで、シミの元であるメラニン色素の排出を促進したためと推測されています。
こうした推察の根拠は、コラーゲンペプチドを食べてもらった人の血液を調べたところ、血液中に吸収されたコラーゲンペプチド由来のアミノ酸のうち、70~80%はほかのたんぱく質と同様に単体の「アミノ酸」として存在していたことを示した研究報告です。
この研究によって、コラーゲンペプチドの効果のメカニズムが、細胞や組織への直接的なはたらきかけであることがわかり始めたのです。
3.隠れシミは予防が大切
1)隠れシミとは?
隠れシミとは、表皮の中にある目では確認できないメラニンの塊です。
これは、皮膚科や美容皮膚科など医療機関などで使われる、特殊なUVカメラを使わないと確認することができません。
隠れシミは、紫外線ダメージ、ストレスや女性ホルモンの乱れにともなうターンオーバーの乱れ、血行が良くないことで肌への栄養が不十分な場合できてしまいます。
また、加齢に応じて、肌が老化することでもターンオーバーが遅くなるので、30代のエイジングケア世代から、できやすくなります。
隠れシミは、将来、老人性色素斑や肝斑として目立つことがあります。
2)スキンケアやエイジングケアによる隠れシミの対策
今回は、コラーゲンペプチドが隠れシミを改善したデータをご紹介しましたが、ほかにも予防する手段はあります。
スキンケアやエイジングケアでも対策しましょう。
①紫外線対策
隠れシミの予防で、最も大切なことは紫外線対策です。
紫外線はシミだけではなく、シワやたるみ、ほうれい線などの光老化をもたらします。
日焼け止めをはじめ様々な手段で紫外線をブロックしましょう。
また、目から入った紫外線もシミの原因になります。
だから、UVカット機能のついたサングラスなどもかけましょう。
②十分な保湿ケア
セラミドをはじめ高保湿成分を配合したエイジングケア化粧品などでしっかり保湿ケアを行うことも、ターンオーバーの正常化やバリア機能の維持につながります。
その結果、メラニンの排出が進んで、隠れシミの予防につながります。
また、美白化粧品などを取り入れたスキンケアも有効です。
③洗顔やクレンジング
適切な洗顔やクレンジングはメイク、皮脂、汚れを落として、ターンオーバーを活性化させます。
だから、隠れシミの予防効果が期待できます。
逆に、メイクが夜も残っていたり、皮脂が酸化したままで放置すると、肌表面で過酸化脂質が発生します。
これが隠れシミや肌荒れなどの原因になったり、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えることになってしまいます。
隠れシミをはじめ、肌悩みの予防美容には、今、ご紹介した3つが大切です。
<参考記事>
3)コラーゲンペプチド以外でもできる対策
①良い生活習慣
隠れシミの原因からもわかるとおり、アンチエイジングや健康に良い生活習慣を身につければ、ストレスが減ったり、女性ホルモンのバランスを整えることができます。
栄養バランスの良い食生活、質の高い睡眠、笑いのある楽しい生活などを心がけましょう。
②ビタミンやミネラルも隠れシミを予防
酸化の予防が期待できるビタミンACEを野菜や果物で摂ることは隠れシミの予防に有効です。
特にとりたいのは、シミの原因となる活性酸素に効果的なβカロテンやコラーゲンを増やすビタミンC。
また、ターンオーバーの正常化には、亜鉛や鉄、銅などのミネラルも大切です。
<参考記事>
③コーヒーや緑茶
コーヒーに含まれるクロロゲン酸、緑茶に含まれるカテキンといったとポリフェノールは、酸化を防ぐことで、隠れシミの予防や改善に効果が期待されます。
ただし、コーヒーや緑茶はカフェインを含むので、摂りすぎは要注意です。
<参考記事>
4.コラーゲンペプチドのそのほかの肌悩みなどへの効果は?
1)コラーゲンとコラーゲンペプチド
ここでコラーゲンとコラーゲンペプチドについて、おさらいしておきましょう。
コラーゲンは、人間のからだ全体で6%、お肌の真皮の70%以上を占めている「たんぱく質」です。
そんなコラーゲンは体内で約30種類あるといわれています。
それらは、Ⅰ型やⅡ型などと呼ばれます。
肌に多いのは、Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンです。
また、表皮と真皮の間には、Ⅳ型コラーゲンがあります。
そんなコラーゲンは、細かく分解されてラーゲンペプチド(加水分解コラーゲン)になります。
<コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチドの関係>
肌や骨にあるコラーゲンは3重のらせん構造からなる強くて伸びにくい線維組織ですが、コラーゲンペプチドには、その構造はなく水に溶けやすくなっています。
サプリメントやドリンクに含まるコラーゲンの多くは、コラーゲンペプチドです。
<参考記事>
2)コラーゲンのそのほかの肌への効果
コラーゲンペプチドには、隠れジミ以外にも乾燥肌の改善や肌のキメ、肌の透明感をアップさせたという国内の臨床試験の研究報告があります。
また、国内外で、肌以外でも骨や毛髪などの効果のさまざまな研究報告があります。
<参考記事>
*コラーゲンをサプリメントで摂れば効果的。エビデンスを知って美肌に!
*コラーゲンは、NHK「ためしてガッテン!」でも効果が紹介された!
*毛髪に朗報!ノニと魚由来コラーゲン入りドリンクで抜け毛が減った
5.おすすめのコラーゲンペプチド
1)コラーゲンペプチドは魚由来が優勢
サプリメントや化粧品に使われるコラーゲンの原料は、動物由来と魚由来があります。
最近では、吸収がよく臭いが少ない魚由来のコラーゲンが人気です。
魚由来のコラーゲンは、フィッシュコラーゲンと呼ばれます。
天然魚の表皮由来のものと養殖魚の鱗由来のものにわかれます。
天然魚の表皮由来のものだけが、パッケージにマリンコラーゲンや天然海水魚由来コラーゲンと表記することが可能です。
マリンコラーゲンは、加熱と酵素だけでコラーゲンが抽出できます。
だから、活性を失うリスクが小さいことがメリットです。
また、吸収がよいこともメリットです。
その結果は、明治製菓の論文「コラーゲンペプチド経口摂取による皮膚角質水分量の改善効果」でも反映されています。
2)ナールスのコラーゲンペプチドは天然魚の皮由来
ナールスモイストコラーゲンは、美しい海で獲れる天然海水魚(タラ科)の皮を原料とするコラーゲンペプチドが主成分。
高品質なコラーゲンペプチドに、北海道産の鮭から抽出される鮭卵巣膜抽出物(マリンプラセンタ®)、プロテオグリカン、グルコシルセラミド、桜の花エキスなどを加えました。
飽きのこないほんのりピーチ風味で、そのままでも、ヨーグルトなどに混ぜても美味しくお召し上がりいただけます。
隠れシミの予防を始め、エイジングケア世代の方の健康や美肌づくりにおすすめのコラーゲンサプリです。
<参考記事>
*コラーゲンはなぜ必要?おすすめの低分子コラーゲンサプリご紹介!
6.まとめ
コラーゲンペプチドの隠れジミ改善の臨床試験の研究データをご紹介しました。
また、おすすめのコラーゲンペプチドもご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
かつてはその効果にネガティブな意見の多かったコラーゲンペプチド。
今では、今回ご紹介した隠れシミへの効果をはじめ、さまざまな肌悩みや毛髪、骨などにも良い効果をもたらす研究報告がたくさんあります。
しかし、まだその研究の規模や質に疑問を投げかける声もあり、確実なことをいえるエビデンスとは言えません。
それでも、研究が進み、コラーゲンペプチドの肌や健康への効果のメカニズムが明らかになって来ているのは好ましいことです。
ぜひ、コラーゲンペプチドをはじめ、さまざまな手段で隠れシミの予防や改善に取り組みましょう。
この記事「隠れシミがコラーゲンペプチドで改善するってホント?」が、エイジングケア世代の男女の美肌や健康のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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