紫外線は、赤ちゃんや子供にとっても浴びるとよくありません。
日焼けでバリア機能が低下すると感染症などのリスクが高くなります。
また、将来のシミなど肌老化の原因にも。
この記事では、子供や赤ちゃんの紫外線対策について、幅広くご紹介します。
また、おすすすめの日焼け止めをご紹介します。
- 赤ちゃんや子供にとっても、紫外線をブロックすることは大切です。大人同様に将来の肌老化、目の病気などの原因になってしまうからです。
- 赤ちゃんや子供の紫外線対策にはいくつかの方法があります。まず、紫外線の多い季節、時刻などは外出を避けたり、外出の場合は日陰を上手に選ぶことが大切です。また、帽子、衣類、サングラスなども利用しましょう。さらに、日焼け止めも刺激の小さなものなら、生後3か月くらいを目安に使用可能です。
- 赤ちゃんや子供向けの日焼け止めは、基本的には小児専用のものを使いましょう。ノンケミカルで香料、着色料・アルコールなどがフリーのものがおすすめです。
- 赤ちゃんや子供がうっかり日焼けした場合は、しっかりアフターケアを行いましょう。まず、水で冷やす、そして保湿成分配合の化粧品でケアしましょう。水ぶくれや炎症がある場合は、皮膚科や小児科を受診しましょう。
- 紫外線を100%ブロックすることは骨の成長に必要なビタミンD生成に悪影響を与えるのでデメリットが大きくなります。夏なら数分、冬なら1時間程度の日光浴をしましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.赤ちゃんや子供の日焼けや紫外線ダメージが気になる方へ
「子供や赤ちゃんの日焼けを防ごう!紫外線対策の方法は?」をお届けします。
かつては、子供が夏に日焼けして黒くなるのは健康のシンボルでした。
また、紫外線はビタミンDの合成を促進することから、積極的に浴びることが良いとされていました。
しかし、今では赤ちゃんや子供にとって、紫外線を浴びることのデメリットが大きいことがわかってきました。
そのため、日本では、日本小児皮膚科学会や環境省などが子供の紫外線対策について啓発のための情報を提供しています。
また、20年以上も前の1998年には、母子手帳の生後3~4か月児の生活指導から日光浴を推奨する文章が削除されています。
また、世界でもWHOが、子供の時期こそ日焼け予防や紫外線対策を徹底したほうが良いという見解を示しています。
では、なぜ紫外線が赤ちゃんや子供にとってそんなに問題なのでしょうか?
また、日焼けを予防するための方法やうっかり日焼けしてしまった場合の対処はどうすれば良いのでしょうか?
この記事では、子供や赤ちゃんの紫外線の問題や対策について、医学論文や学会などの情報を基に、幅広くご紹介します。
「赤ちゃんや子供への紫外線ダメージには日焼け以外にもあるの?教えて!」
「ビタミンDも必要だと思うけど、どれくらいの時間、太陽に当たれば良いの?」
「赤ちゃんはいつから日焼け止めを使えば良いの?また、おすすめは?」
「日焼け止め以外の紫外線対策の方法はどんなものがあるの?」
「子供がうっかり日焼けした場合は、どんなケアが必要?」
など、赤ちゃんや子供の紫外線対策について興味のある方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<動画で見る紫外線対策>
【紫外線対策】肌老化の80%は紫外線が原因!知っておくべき最低限のこと
<子供の紫外線対策にも使える!>
2.赤ちゃんや子供にとっての紫外線の悪影響は?
赤ちゃんや子供にとっての紫外線の悪影響や肌ダメージについて整理します。
1)バリア機能低下で水ぶくれやアレルギーのリスクアップ
日焼けには、紫外線を浴びてすぐに皮膚が赤くなる「サンバーン」と、その後に黒くなる「サンタン」の2種類あります。
サンバーンは紫外線による火傷で、医学的には日光皮膚炎と呼ばれますが、肌の表皮のバリア機能へ大きなダメージを与えます。
赤ちゃんや子供は、まだ皮膚が未成熟なため、一層ダメージが多いのです。
バリア機能の低下は子供の乾燥肌の原因になります。
また、水ぶくれなどができてしまうと、細菌などが入って感染症を引き起こすリスクが高くなります。
さらに、花粉などのアレルゲンがつくと、アレルギーになるリスクも高くなります。
2)将来のシミやシワ、皮膚がんの原因に
紫外線をせずに日焼けを繰り返すと、将来のシミやシワ、顔のたるみなど肌老化の原因になることも。
なぜなら、紫外線のダメージは蓄積するからです。
こうした紫外線による肌老化は光老化と呼ばれます。
また、肌表面でシミとして目立っていなくても、肌内部で隠れシミができて、それが将来、表面化することもあります。
さらに、怖いのは皮膚がんです。
紫外線ダメージが長年蓄積することで、DNAに異常が起こり将来の皮膚がんのリスクになってしまいます。
3)将来の目の病気のリスクアップ
紫外線ダメージは、肌だけではありません。
紫外線ダメージは、目の角膜にダメージを与え、紫外線角膜炎の原因になることも。
また、目の老化による病気である白内障、加齢黄斑変性症、翼状片(よくじょうへん)などになるリスクも高くなります。
白内障は、水晶体のたんぱく質が変性し、視力が落ちてくる目の老化による病気です。
加齢黄斑変性は、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、モノが見えにくくなる病気です。
翼状片は、白目と黒目の境界が紫外線で傷つくことで、白目の組織が異常増殖して黒目にかかってしまう病気です。
このほか、ドライアイも紫外線の影響が考えられます。
<参考記事>
*紫外線による免疫低下は皮膚がんや感染症の原因になるリスクが!
3.紫外線とは何か?
1)紫外線とは?
紫外線は太陽から放出される光線の成分のひとつで、目に見えない「不可視光線」です。
可視光線の1つである「紫」の外側に位置することから、ラテン語で「Ultra Violet」の名がついたのです。
<さまざまな太陽光線と波長>
2)紫外線の種類
紫外線は、波長の違いによって、UVA、UVB、UVCに分かれます。
このうち、地上に届くのはUVAとUVBです。
①UVA
UVAは紫外線A波や生活紫外線とも呼ばれます。
波長が長いため、大気による吸収をあまり受けずに地表に到達し、全紫外線の約9割を占めています。
また、曇りでも届きますし、部屋のなかへも窓ガラス越しに侵入します。
そんなUVAは、エネルギーは大きくないため短期的なダメージは少ないのですが、肌の真皮へ届くため、蓄積されると大きなダメージになります。
波長が315~400 nmと最も長い紫外線で、なかでも340~400nmの長波長のUVAをロングUVAと呼びます。
②UVB
UVBは紫外線B波やレジャー紫外線とも呼ばれます。
波長が280~315 nmの紫外線で、サンバーンなど短期的なダメージを与えるエネルギーが大きいのが特徴です。
幸いにも、オゾン層でほとんどが吸収され、残りが地表に到達します。
これは、紫外線全体の1割程度で、太陽光線全体では0.1%の量です。
<UVAとUVBの月別の紫外線量>
3)紫外線以外の有害光線
可視光線のブルーライトやそのひとつである高エネルギー可視光線(HEV)、赤外線の1つである近赤外線も地上に届きます。
これらも有害光線で肌の老化や目の老化の原因になります。
4.赤ちゃんや子供の紫外線ブロックの方法は?
紫外線は、太陽の高度(仰角)によって、その照射量が決まります。
具体的には、季節、時刻、天候、標高、オゾン層の大きさによって変わります。
赤ちゃんは、紫外線にダメージがあることを意識することはできませんし、子供も知識や意識が低いため、保護者や学校がサポートしたり、啓発することが大切です。
紫外線をブロックする方法には次のようなものがあります。
1)季節・時間・天候・場所を考えて紫外線を防ぐ
紫外線対策は1年中必要ですが、秋や冬に比べて、春や夏のほうが照射量は多いことから、より注意が必要です。
特に、5月〜9月は紫外線が強い時期です。
また、1日のうちでは、午前10時〜午後2時までの時間帯が紫外線が強くなります。
だから、この時間帯に長い時間外へ出ることは控えるようにしましょう。
外へ出る場合は、テントやパラソル、屋根、ひさしなどを積極的に利用して、日陰に入ることが重要です。
なぜなら、日陰は日向の約50%も紫外線が減るからです。
また、天気では、晴天>曇り>雨の順です。
ただし、曇りでも晴天の約80%の紫外線が出ているのでブロックする必要があります。
さらに、山地は標高が高くなって紫外線量が増えます。
海は反射する紫外線が増えます。
だから、山や海へ出かける場合は、保護者が赤ちゃんや子供の紫外線対策を強く意識して、サポートすることが必要です。
ほかでも、プールや水遊びの場合も紫外線対策が必要です。
学校生活における紫外線対策に関する日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会の統一見解では、次のように記載されています。
- 室内プールの利用、プールの上に天幕を張るなどして泳ぐ時の紫外線を防ぐのが理想
- プールサイドにテントを用意すれば、泳がない時の紫外線から肌を守ることができる
プール外での体操着の着用や、泳ぐ時にラッシュガードを着用するのも紫外線防御に役立つ
2)帽子や衣類やサングラスで対策
帽子は、顔に照射する紫外線をできるだけ小さくするために、つばの広いものがおすすめです。
また、帽子は熱中症予防にも効果的なので、子供の健康のためにも大切です。
衣類は、肌の露出が少ないものがより紫外線をカットできます。
また、デニム生地、目の詰まった布、白か淡い色の衣類は紫外線カット力が高くなります。
さらに、紫外線防止効果のある繊維でできた子供服もあります。
最近では、目の紫外線対策のために、子供用のUVカットサングラスも登場しています。
おしゃれで可愛いものも多いので、上手に活用しましょう。
3)日焼け止め(サンスクリーン剤)
日焼け止めは、小さい赤ちゃんから使うことができます。
生後、何か月から使って良いかが気になるところですが、明確な決まりはありません。
赤ちゃんの肌質や肌状態にもよりますが、日焼け止めを使いはじめて良い時期は、外出時間が増える生後3か月頃からといわれています。
あるいは、生後6か月頃が望ましいとの声もあります。
一方、最近では生まれてすぐ使える日焼け止めも販売されています。
赤ちゃんへの日焼け止めの使用に不安がある場合は、皮膚科医や小児科医に相談してみるのも良い方法です。
赤ちゃんや子供向けの日焼け止めの選び方については、次の章で詳しくご紹介します。
<参考記事>
5.赤ちゃんや子供の日焼け止目の選び方と使い方
1)日焼け止めの選び方
日焼け止めは、赤ちゃん向けや子供向けとして販売されているものがおすすめです。
これらは、低刺激なものが多いからです。
日焼け止めには、刺激の小さな紫外線散乱剤だけ使ったノンケミカルタイプと、やや刺激のある紫外線吸収剤を使ったケミカルタイプがあります。
赤ちゃんや子供向けの多くは、ノンケミカルの日焼け止めなのでそちらを選びましょう。
ノンケミカルの日焼け止めは、紫外線ブロック力が時間とともに低下する光劣化が少ないこともメリットです。
また、ほかの条件としては、香料、着色料、アルコールが配合されていないものがおすすめです。
紫外線ブロック力としては、UVAを防ぐPAとUVBを防ぐSPFがあります。
目安としては、次のとおりです。
- 日常の生活ではSPF15~20、PA++
海や山ではSPF20~40、PA++~+++
また、水遊びしたりする夏場は、汗や水で落ちにくい、ウォータープルーフがおすすめです。
<シーン別日焼け止めのSPFとPAの目安>
(出典:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「Q13.サンスクリーン剤の使い方」)
<参考記事>
*紫外線防止の基本 | 日本化粧品工業連合会
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
2)日焼け止めの使い方
紫外線をブロックするためには、日焼け止めをたっぷりと均一に塗ることが大切です。
一般的に、顔に塗る量はクリームならパール大、液なら1円玉大くらいを2度塗りするのが適量です。
顔以外の首、胸元、腕や背中など太陽光線が当たるパーツにも、塗り忘れや塗りむらがないよう注意しましょう。
また、時間が経つと汗など落ちてしまうので、2〜3時間おきに塗り直すことでしっかり紫外線をブロックできます。
<参考記事>
*日焼け止めは正しい塗り方と使い方が大切!紫外線をカットするコツ
3)日焼け止めの落とし方
日焼け止めは、使用後はきちんと洗い流しておくことが大切です。
全成分表示の最初に「水」と表記のあるジェルタイプ、クリームでもさっぱりタイプのものは、石けんやボディーソープでも落とせます。
一方、シクロペンタシロキサンなどのシリコーンが全成分表示の最初にあるコッテリしたタイプやウォータープルーフの日焼け止めは、クレンジング料でないと落ちにくいものもあります。
赤ちゃんや子供の肌には、クレンジング料は負担になるので、できれば控えたいですね。
そんな場合は、「ベビーオイル洗顔」も試してみても良いと思います。
これは、美容愛好家である歌手の「mimiさん」が考案した方法です。
ベビーオイルとティッシュを使うことで日焼け止めを落とすことが可能です。
実際、ナールス ヴェールを使って、ベビーオイル洗顔をした結果、ちゃんと落とすことができました。
少し手間はかかりますが、赤ちゃんや子供の肌の負担を考えれば良い方法です。
<参考動画>
6.うっかり紫外線を浴びて日焼けしたら?
なぜなら、紫外線による日焼け(サンバーン)は、やけどそのもので、肌から水分が失われ、炎症を起こしている状態です。
見た目に水ぶくれや赤みが目立たなくても、放置したまま1日(24時間)経てば、ひどくなることがあります。
だから、うっかり日焼けの後は、保湿ケアや抗炎症ケアが必要です。
まず、冷水で冷やすことが大切。その後、セラミドなど低刺激で保湿力の高い保湿成分を含んだ化粧品などでケアしましょう。
また、熱いお風呂に入る、日焼けのあとを擦るなど、肌への刺激になることは控えましょう。
もし、水ぶくれや蕁麻疹などの症状がみられる場合は、皮膚科や小児科などを受診しましょう。
7.ビタミンDと紫外線の関係は?
赤ちゃんや子供を紫外線から守ることの重要性についてご理解いただけたと思います。
一方で、適度な紫外線を浴びることで、骨を強くするためのビタミンDをつくることが可能です。
ビタミンDは、健康な骨の成長のためには赤ちゃんや子供にも必要なので、100%紫外線をブロックすることはデメリットになります。
そんなビタミンDをつくるためには、紫外線をどの程度浴びれば良いのでしょうか?
目安としては、東京の場合なら夏場に1日3分間、冬場に1日50分間の外出が必要といわれています。
東京より北の地域ならこれより少し多め、南なら少し少なめになります。
天候や時刻、標高でも異なりますが、夏場ならおおむね1日数分、冬場ならおおむね1日1時間程度が適度な時間です。
<参考文献>
1)上出良一:小児の日焼け 子どもはどこまで日焼けしてよいのか?ビタミンDとの関連について:日本小児皮膚科学会雑誌 34(3)171-178.2015 2)中野英司,錦織千世子:紫外線から小児の皮膚を守る:小児科57(8),1003-1009.2016
今回、赤ちゃんや子供の紫外線対策に焦点をあてて記事を作成しましたが、健康と健やかな美肌をキープするためには、老若男女問わず大切です。
<参考記事>
*高齢の方の紫外線対策は肌だけでなくカラダの健康のために大切!
*男性も紫外線対策は重要!老け顔を防ぐ日焼け止めとエイジングケア
8.まとめ
赤ちゃんや子供の紫外線対策について、幅広くご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
紫外線対策は、今や大人だけでなく赤ちゃんや子供にとっても大切であることが明らかになっています。
そのため、WHOや日本の医学界も啓発のために、ホームページやSNSで積極的に情報を発信しています。
今回、それらを参考にしながら、いくつかの視点を追加してまとめてみました。
この記事「子供や赤ちゃんの日焼けを防ごう!紫外線対策の方法は?」が、お子さまを持つナールスエイジングケアアカデミーの読者にとってお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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