顔のくすみには、さまざまな種類がありますが、
なぜか、夕方になるとお肌のくすみが目立つものがあります。
朝起きてもう一度、鏡を見ると、元に戻ってくすみはありません。
ところが、夕方になるとまたくすんだ状態に・・・
こんな夕方のくすみは早く改善して、2度と出ないように予防したいですね。
この記事では、そんな夕方のくすみの原因、予防や改善の方法をご紹介します。
*くすみケアのエイジングケア化粧品なら、「ナールスコム」で!
- 朝は保湿たっぷりのお肌なので、夕方のくすみに気付かないことがあります。でも、もともと乾燥肌の方は要注意です。
- 夕方のくすみの原因も、基本的にはくすみの原因と同じくさまざまです。だから、対策も原因に合わせて行います。
- 日中の過ごし方に気を付けるだけで、夕方の顔のくすみが改善されます。保湿などの方法を工夫しましょう。
- 夕方のくすみを放置していると、本格的な「くすみ」へと進んでしまいます。だから、早くスキンケアやエイジングケアで改善を考えましょう。また、血行を促進させることも大切です。
- 夕方のくすみに早急に対策したい時は、メイク直しで工夫を。イベントの前などの時間がない場合には、メイクが心強い味方です。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*血行不良等のくすみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.夕方になると顔がくすむあなたへ
「夕方になるとお肌にくすみが!改善のコツは保湿とエイジングケア」をお届けします。
なぜか夕方になるとくすみが目立ってくるのが悩みの種。
最近では、エイジングケア世代だけでなく、20代、30代の女性まで、夕方のくすみに悩む人が増えています。
お肌がくすむと顔色も悪くなって、疲れ顔に。
また、一気に老けて見えたり、不健康そうな印象を与えてしまいかねないですよね。
さらに、化粧崩れもしやすい肌状態です。
くすみは、何らかの原因で、お肌本来の透明感やうるおいだったり、お肌の白さや明るさが失われてしまい、顔全体がだんだんと暗く見えるようになってくるお肌の状態を指します。
お肌にくすみが起こるとメイクも映えなくなってきて、かえって暗い印象を与えてしまうこともあります。
だから、美肌をキープしたいあなたにとっては、エイジングケア化粧品などで少しでも早く改善したい肌悩みですね。
では「くすみの原因は?」というと、さまざまあって、主に、次のとおりです。
- 血行不良
- メラニン色素の蓄積
- 乾燥肌
- ターンオーバーの乱れ
- 毛穴の汚れ
- 糖化
でも、普段はくすみなんて気にならないのに、夕方だけ顔のくすみが目立ち始めてくる場合があります。
はたして、そんなくすみは何が原因なのでしょうか?
また、そんなくすみには、エイジングケアは必要でしょうか?
今回は、幅広い世代の女性にとって、気になる夕方のくすみの原因と対策を紹介します。
スキンケアからエイジングケア、メイクやマッサージなど幅広い方法を取り上げます。
「朝の顔と比べて、夕方になると顔全体のくすみが進んできて、疲れた印象を与えている?」
「夕方のくすみの原因って何?教えて欲しい!」
「夕方のくすみを予防する方法ってあるのかな?スキンケアやエイジングケアのコツは?」
「夕方に鏡を見るのが憂鬱。早急にくすみを改善・解消したいので、対策が知りたい!」
「夕方のくすみをカバーして、明るい印象でアフターファイブを過ごしたい!メイク法は?」
などとお考えの方は、エイジングケアと通じる部分もありますので、ぜひ、チェックしてみて下さい。
もし、朝・夜問わず、お肌のくすみが気になる場合は、
こちらを参考にしてください。
<動画で見るくすみ対策>
*くすみの無い美肌を得る3つの基本!|動画で3分間エイジングケア
寒いこの時期は要注意!くすみの原因と対策
<夕方のくすみをケアするエイジングケア化粧水>
「ナールスピュア」をはじめ、本気のエイジングケア化粧品ナールスシリーズが手軽に試せるナールストラベルセットが初回半額
本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
<くすみの参考記事>
*なぜか冬はお肌がくすむ?飯塚美香さんおすすめ冬のくすみ対策
2.夕方のくすみは、なぜ起こるの?その原因は?
夕方になるとくすみが目立ってくる原因として考えられるのは、主に4つあります。
同じくすみなのでその根本的な原因は共通しているのですが、くすみ方が異なる場合もあるので、1つ1つしっかり理解しましょう。
1)血行不良や冷えで夕方にくすみが目立つ
これは特に、オフィスなどで働く女性に多いようです。
朝から長時間、同じ姿勢で作業をしたり、デスクワークをしていると、血流が悪くなりがちになり、夕方には疲れも溜まってきます。
血液の流れが悪いので、末梢組織である真皮の毛細血管まで栄養分や酸素、血液が十分に届きません。
そうなると、お肌の組織や細胞に十分な栄養が行きわたりにくくなり、お肌がくすんできてしまうのです。
それだけでなく、基礎代謝で温められた血液がからだ中にいきわたる前に血液が冷えてしまって、体温調節がうまくできなくなり、からだが冷えることになります。
そうなると、血管が収縮して、ますます血液の流れが悪くなっていくという悪循環。
このタイプのくすみの1つが、目の下のクマの1つである青クマです。
青クマは目元のくすみで、赤みのあるキレイな色とは程遠くなってしまうことになっていきますし、からだや顔がむくむといった、別の悩みも抱えることになります。
とくに、むくみは、最新の研究でたるみの原因になることがわかってきたので、くすみ以上に要注意です。
2)乾燥によるお肌の水分量低下で夕方にくすむ
オフィスや室内で1日過ごしていると、エアコンによってお肌から水分が奪われていき、お肌が乾燥していきます。
特に、エアコンの風がお肌に直接あたっていると、さらにお肌の乾燥を招いてしまいます。
このほか、仕事中は十分な水分補給を怠りがちになる場合もあります。
また、冬場は湿度が低いため外気自体も乾燥しており、常にお肌は「乾燥している環境」にさらされています。
だから、乾燥肌やくすみのリスクが高いのです。
お肌が健やかで、お肌のキメが整っていると、お肌の表面にあたる光も均等に反射して、お肌が白く綺麗に見えます。
これが透明感のあるお肌です。
しかし、乾燥している環境のなかにいることで、お肌の水分量は低下していき、乾燥肌となり、お肌が荒れてきたり、キメが乱れてきます。
そうなると、お肌の表面が凸凹となり、そこに光があたると乱反射を起こした部分が影になって暗く見えてしまいます。
夕方のくすみは、こうして目立つことになります。
つまり、朝はスキンケアでお肌が潤っていたのに、昼間に保湿しないことで水分がお肌の角質からどんどん失われて、くすみが目立ってしまうのです。
3)朝や昼には目立たなかったメラニン色素や血管でくすみが目立ってしまう。
このタイプの夕方のくすみは、少しトリッキーな原因です。
乾燥肌で未成熟な角質がある場合、幸か不幸か、朝や昼間は透明感がないために、お肌の なかのメラニンを隠している、つまり見えにくくなっている場合があります。
それが、夕方になって乾燥からお肌を守ろうと皮脂が過剰に増えることで角質層がうるおってきて、少しお肌に透明感が増すことがあります。
その結果、夕方になって、それまで見えなかったメラニン色素、つまり薄いシミが見えてしまうことで、くすみが目立ってしまうのです。
これは、お肌の乾燥で潤いが失われて夕方のくすみが目立つ場合と現象面では逆なのですが、くすみ自体の原因は、お肌が乾燥してしまっていること、メラニンができてしまっていること、また、ターンオーバーの遅れなどでうまくメラニンが排泄されていないことによります。
なお、くすみとは別に、お肌のバリア機能の低下による角質が未成熟であることも改善する必要があります。
4)お肌の酸化で夕方にくすみが目立つ
そして、夕方のくすみのもう1つの原因は、お肌の酸化。
夕方になってくると、特にTゾーンから分泌される皮脂は、朝から空気に触れていることで酸化し、黒ずんでしまうことがあります。
また、朝はお肌が潤っているので気付きませんが、ファンデーションなどのメイク化粧品に含まれる油分も同じく酸化してきて、地肌よりも濃い色になってしまう傾向にあります。
これらも、夕方になってくすみが目立ってくる原因の1つです。
さらに、オフィスや室内が乾燥していると、皮脂の分泌が促進されて、酸化が早く進んでしまうこともあります。
夏のくすみはこのケースが多くなります。
また、毛穴の黒ずみや開きが目立つこともあります。
酸化による毛穴の黒ずみ対策全般について詳しい内容は、
こちらの記事を参考にしてください。
以上、夕方のくすみの主な原因を挙げましたが、これは、本格的な「くすみ」が起こる原因の一部、あるいは手前の肌状態です。
夕方にしか起こらないからと、くすみのケアを適当にして放置していると、老けた印象を顔に貼り付けているだけでなく、そのくすみが蓄積して行って、やがて顔からくすみが抜けない、といった状態になる可能性もあります。
ですから、夕方のくすみは気付いた時に、すぐに改善の対策をはじめましょう。
3.夕方のくすみ対策の根本はエイジングケアと同じ
いま、夕方のくすみの原因を見てきましたが、くすみ改善・対策の方向をまとめますと、次のとおりです。
- 日中から夕方までのお肌の乾燥を防ぐこと
- 冷えを防いで血行をよくすること
- そもそもメラニンをつくらないように紫外線対策を行うこと
- バリア機能を改善して角質層を健やかな状態に保つこと
- お肌の酸化を防ぐこと
この5つでターンオーバーも正常化し、夕方はもちろん、常にくすみのないお肌が手に入るのです。
この5つは、スキンケアやエイジングケアの基本ではないでしょうか?
つまり、夕方のくすみは、スキンケアやエイジングケアの基本を理解して、実践すれば予防や改善が可能なのです。
だからこそ、清潔、保湿、紫外線対策の3つのエイジングケアの基本をしっかり実践し、お肌の細胞の力を育むことで、お肌を元からつくる力、生まれ変わる力、自ら潤う力を育てましょう。
4.実践!夕方のくすみの改善の対策
それでは、ここからは夕方に目立つくすみの1つ1つの原因に合わせた改善や予防の具体的な方法をご紹介します。
1)血行不良によるくすみの改善には、軽いストレッチでくすみ対策
1日中同じ姿勢やデスクワークをしていると、からだが固まっていきます。
お昼休みに軽い運動をしたり、少しオフィスなどのまわりを散歩やウォーキングするなどしてみましょう。
また、デスクで楽にできるのは、脚のストレッチです。
1時間に1回でもいいので、夕方のくすみ予防のために脚を定期的に動かしてみて下さい。
- 脚を揃えて、床から数センチ足を浮かしてその状態をなるべくキープしてから降ろす。
これを数回繰り返す。 - 脚を水平に伸ばして、かかとをゆっくりと上げたり下げたりするのを繰り返して、アキレス腱からふくらはぎまでを伸ばすようにする。
- 脚全体を小刻みに揺らすようにする。(貧乏ゆすりになるので、ちょっとお行儀は悪いですが…)
そのほかに、歩くときや電車に乗っているときなど、下腹部に力を入れて、頭のてっぺんから引っ張られているような感じでお腹を引き締めてみるのもよいでしょう。
これで血行が促進すれば夕方のくすみが目立たなくなります。
冷え性の方の場合は、ぜひ、やっていただきたい改善対策です。
2)乾燥によるくすみには「しっかり保湿」で対策
①日中も保湿ケアでくすみを改善
毎日のエイジングケア・スキンケアの基本中の基本は、「十分な保湿」です。
お肌が潤っていると、正常なバリア機能とターンオーバーを維持させることができ、皮脂の過剰な分泌が抑えられて、くすみは改善されます。
日中に簡単にできる夕方のくすみ予防のための乾燥肌対策としては、次のとおりです。
- こまめに美容成分の入ったミストタイプの化粧水でお肌の水分を補給
- 飲み物(水など)をこまめに補給
- 卓上の加湿器などを利用
- 携帯できるハンディタイプのフェイススチーマーの利用
日ごろお手入れする化粧品は、保湿成分であるセラミド、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、コラーゲンの入った化粧水や美容液を使うようにして、潤いを補うようにしてください。
また、エイジングケア化粧品成分のナールスゲンは、お肌内部の水分量をアップさせるので、ナールスゲンの入った化粧品を使うのも効果的な方法です。
夕方のくすみがすごく目立つ場合は、昼間にスキンケアを行いたいところです。
なぜなら、朝に美容オイルや油分で水分の蒸発を防いでも夕方までは効果が持続しないからです。
ただ実際問題として、日中に基礎化粧品を使うのは一旦、メイクを落とさないといけないので、オフィスで働く女性には難しい方法ですね。
だから、日ごろのスキンケアで、「保湿力の高いお肌」育てることが一層、大切なのです。
くすみ対策のエイジングケア化粧品の選び方やおすすめは次の記事を参考にしてください。
*失敗で老け肌!くすみ対策の化粧水の正しい選び方の3つのコツとは?
*おすすめや人気のくすみ対策化粧水の厳選11種!あなたはどれを選ぶ?
②日頃の洗顔やクレンジングでくすみ予防
皮脂汚れやメイク汚れは、洗顔やクレンジングでしっかり落とすことが夕方のくすみ予防の基本です。
もちろん、洗顔やクレンジングは、絶対にゴシゴシこすったり、洗いすぎないように注意しましょう。
お肌に刺激を与えすぎると、お肌の表皮の角層が薄くなり、バリア機能が低下して、乾燥を悪化させます。
だから、かえってくすみの原因になるのです。
洗顔もクレンジングも正しい方法で行うことが大切です。
洗顔やクレンジングについては、次の記事を参考にしてください。
*洗顔の正しい知識でランキング不要のオススメの洗顔料の選び方
③毎日の入浴で冷え対策を
乾燥肌や敏感肌では熱すぎるお風呂は控えることが大切です。
適度な温度で入浴しましょう。
そのほかに、ぬるめのお風呂でゆっくりと半身浴をして、汗をかいて天然の保湿成分を補給するのも夕方のくすみ対策としてよいでしょう。
十分に保湿されたお肌とは、
『 適切な量の水分が、保湿成分によってお肌の中につなぎ止められ、さらに油分によって水分の蒸発を防ぎ、お肌にしっかり保持されている状態 』
をいいます。
ぜひ、スキンケア、エイジングケアの基本である保湿ケアを普段から心がけましょう。
このことは、角質層のバリア機能の改善にもつながります。
保湿に関する詳しい情報は、
こちらをご覧ください。
3)そもそもメラニンをできにくくする紫外線予防でくすみ対策
メラニンができるのは、本来、お肌の防御反応です。
お肌表面が未成熟な角質のため、夕方になってメラニンが目立つことによるくすみには、紫外線対策をしっかり行うことで、メラノサイトがメラニンをつくらないですむ状態を目指しましょう。
また、バリア機能の低下もメラニンの産生量を増やすので、いち早く回復させることも大切です。
メラニン対策を、「美白」と考えるのは対症療法なので、美白化粧品を使うよりも、メラニンができにくいお肌の状態をつくることが根本的な解決策です。
もちろん、美白をサポートしたりターンオーバーを改善する成分をエイジングケア化粧品で補うこともよい方法です。
APPSやVCエチル、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸などを配合したビタミンC誘導体化粧水やプラセンタエキス、ナイアシンアミドなどを配合したコスメはおすすめです。
なお、紫外線対策は、日焼け止めを使う以外に、ファッションで考えたり、アフターケアを行うことも大切です。
<夕方のくすみ予防の紫外線関連記事>
*外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
4)酸化によるくすみは、お肌の皮脂をこまめにオフ
お肌がテカっていたら、それは、皮脂が余分に分泌されているということです。
脂性肌(オイリー肌)の傾向にある方なら、こまめにあぶらとり紙や柔らかいティッシュなどで軽くお肌を押えて、皮脂をオフするようにしましょう。
テカリをそのままにしていると、皮脂が酸化していき、毛穴の黒ずみを招いてしまいます。
また、イチゴ鼻が目立つこともあります。
ただし、皮脂の過剰分泌が皮脂の取り過ぎや角栓の取り過ぎの結果なら、逆効果です。
皮脂を取りすぎるケアでバリア機能が低下し、未成熟な角質層を守るために皮脂が過剰に分泌されている場合があるからです。
だから、皮脂は過度にならないように適度に落とすことが大切です。
皮脂が酸化すると角質が落ちにくい状態になることもあるので、そんな場合は酵素洗顔を使うことをオススメします。
酵素洗顔については、次をご覧ください。
また、普通肌、脂性肌の方の場合は、毎日のスキンケアは、ビタミンC誘導体化粧水を使うこともよい方法です。
さらに、夕方のくすみケアはクレンジングも大切です。
脂性肌対策のクレンジング料や毛穴対策のクレンジング料を上手に選びましょう。
一方、ビタミンC誘導体には、刺激もあるので敏感肌や乾燥性敏感肌、インナードライ肌の方の場合は、慎重になりましょう。
5)メイク化粧品は、「保湿力の高いもの」で夕方のくすみ対策
毎日のスキンケアやエイジングケアに加えて、朝にたっぷりと保湿をして、1日の乾燥を防ぐのも、夕方のくすみを予防する1つですが、メイク化粧品にもこだわりたいですね。
化粧下地やファンデーションは、保湿力を重視したものを選びましょう。
リキッドやクリームタイプならば、お肌の状態にあわせて、乳液などを混ぜて保湿力をより高めるようなカスタマイズも選択肢の1つです。
ただし、カスタマイズの是非は化粧品メーカーに確認して問題のない場合だけにしてくださいね。
また、夏場は皮脂の余分な分泌を避けるため、油分の多いリキッドやクリームタイプよりも、パウダータイプのほうがオススメです。
なお、古いメイク化粧品の使用は禁物です。
化粧品に含まれる油分が酸化している可能性が大で、酸化したものを顔に塗ることになりかねません。
乾燥による夕方のくすみ対策のファンデーションは、「乾燥肌の方のためのファンデーションの選び方・使い方の3つのコツ!」も参考にしてください。
6)からだを温めてくすみを予防・改善
血行不良、からだの冷えを防ぐには、お腹まわりを冷やさないようにしましょう。
ブランケットや使い捨てカイロを利用して、お腹まわりを温めるようにします。
また、冷えに効くツボを温めるのもよいでしょう。
最近では、貼るだけのお灸も売られているので利用するのもいいですね。
冷え性に効くツボとしては、肩井(けんせい)、足三里(あしさんり)があります。
<肩井(けんせい)>
<足三里(あしさんり)>
そのほかに、からだを冷やさないような、食べ物、飲み物を摂るように意識してみてはいかがでしょう。
飲み物は冷たいものでなく室温のものだったり、からだを温めるものを意識的に飲みましょう。
からだを温める代表的な食材といえば、生姜。
お料理に生姜をたっぷり使ってみたり、飲み物だと、たとえば、紅茶に生姜(チューブ入りでもOK)と蜂蜜を入れたものは簡単に飲めますね。
また、お白湯もデトックス効果があるといわれています。
日々のちょっとした工夫で、からだ全体のエイジングケアにもつながるので、くすみ対策以外でも有効です。
夕方のくすみを防ぐには、食べ物で美肌を意識しましょう。
ぜひ、「からだを温める食べ物で冷えの予防と改善!」も参考にしてください。
そのほかに、からだを温めるくすみ対策には、次の記事も参考になります。
*体温アップで免疫を高める!不眠・肩こりを改善して健康と美肌へ
*低体温は体調不良のもと!体温を高く保つ5つの生活習慣で健康と美肌
5.夕方のくすみを意識したメイク直し
夕方のくすみから見た目を少しでも解消するため、メイク直しで顔の印象を明るくしてみましょう。
ただし、これらの夕方のくすみ対策は、あくまで応急処置なので、根本的な改善対策はしてくださいね。
また、メイクの前にフェイスマッサージも行いましょう。
ぜひ、次の記事と動画を参考にしてください。
*40代の血行の悪いくすみ肌はメイク前のマッサージの動画レッスン
1)ファンデーション
メイク直しをするときに、何もしないで、とりあえずファンデーションを塗っていませんか?
それだと、ファンデーションがヨレたりして、かえってお肌が汚く見えてしまいます。
まず、お顔全体の余分な皮脂をティッシュで押さえて、上からミストタイプの美容液をつけます。
その後、ファンデーションを薄く塗るのがよいです。
もし、手元にあるなら、パール入りのハイライトをTゾーンに入れるのも、顔色がアップするのでオススメです。
これで夕方のくすみの予防が可能です。
2)唇のまわり
口紅を塗る前に、唇の形を整えましょう。
口角が下がっていると、疲れた印象を与えるので、口角の線上にコンシーラーを塗って伸ばして、口角が上がるように補正します。
これも夕方のくすみを隠す1つの方法です。
3)目の下のハイライトとチーク
目の下に薄くハイライトを入れるだけで、顔が引き締まります。
また、チークも使うことで、お肌のトーンが明るくなります。
その結果、夕方のくすみが目立たなくなります。
なお、「30代の目元のくすみをパッと明るくするメイク術のレッスン動画紹介」も参考にしてください。
6.まとめ
くすみにはいろいろなタイプがありますが、エイジングケア世代だけでなく、20代、30代の若い女性が夕方だけ気になるくすみもあります。
そんなくすみ対策の基本は、保湿ケアによる、お肌のバリア機能とターンオーバーの正常化。
そして、血行不良や冷え対策。
これらは、そのままエイジングケアにもつながる対策です。
夕方のくすみも将来の老化のサインです。
夕方だけのくすみは、ちょっとした工夫で改善できますが、放置しておくと本格的なくすみになってしまうこともあります。
エイジングケア化粧品に頼らなくても簡単にできることも多いので、エイジングケアの1つだと考えて、すぐに予防美容を実践しましょう。
この記事「夕方になるとお肌にくすみが!改善のコツは保湿とエイジングケア」が、幅広い世代の女性の肌悩み改善に役立てば幸いです。
★くすみのエイジングケアをサポートするナールスブランド製品
ナールスゲン、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体配合エイジングケアローション
ナールスゲン、ヒト型セラミド、ビタミンC誘導体、スクワラン、シアバター配合エイジングケア保湿クリーム
*「ナールスピュア」、「ナールスユニバ」をはじめ、本気のエイジングケア化粧品ナールスシリーズが手軽に試せるナールストラベルセットが初回半額
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
SNS Share
\ この記事をシェアする /