皮脂が過剰に分泌すると毛穴が詰まります。それを放置すると酸化して黒ずみます。
さらに進むとアクネ菌が過剰に増えて炎症を起こし、ニキビになってしまうのです。
このように毛穴の詰まりは、ニキビができる始まりなのです。この記事では、毛穴とニキビの関係から予防や改善の対策までをご紹介します。
CONTENTS
1.毛穴とニキビがともに気になるあなたへ
毛穴とニキビには深い関係があります。
たとえば、脂性肌の方は毛穴が詰まりやすく、ニキビになりやすいことがよく知られています。
また、思春期に皮脂が過剰に分泌すると毛穴が詰まり、ニキビが目立ってしまうこともあります。
つまり、毛穴の詰まりは、ニキビが発生する最初のシグナルなのです。
毛穴の詰まりを放置すると、ニキビは進み炎症を起こします。さらにひどくなると、毛穴の周りがクレーターのように広がって、ニキビ痕として残ってしまうこともあります。
そうなると、スキンケアやエイジングケアでは改善しないので、皮膚科や美容クリニックでの治療が必要になります。
だからこそ、毛穴の詰まりを予防したり、早い時期に改善することでニキビへ進むことを防ぐことが大切です。
<毛穴とニキビの関係>
この記事では、毛穴とニキビの深い関係について取り上げます。
また、スキンケアやエイジングケア、日常生活での予防法、皮膚科などでの美容医療による改善法をご紹介します。
毛穴の詰まりを防いでニキビやニキビ痕を予防したい方、また、毛穴の詰まりやニキビの美容医療での治療法を知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
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<参考記事>
皮脂を抑えるエイジングケアで美肌になる!不足もやりすぎもNG
「ためしてガッテン」の毛穴ケアは効果がある?ない?今検証する!
2.毛穴の役割
<正常な毛穴>
一般的に毛穴の悩みは、毛包やその付近の肌の悩みです。
毛包は、皮脂腺と一体となって存在しますが、3種類あります。
その中で、毛穴の目立ちやニキビと関係が深いのが脂腺性毛包です。
これは、顔に最も多くあって、胸やデコルテ、背中の上部にある毛穴です。
皮脂腺は発達していますが、毛は細く短いことが特徴です。
皮脂を大量につくり出すことが大きな役割です。
私たちの毛穴の悩みの多くは、この脂腺性毛包の悩みです。
顔や胸、デコルテ、背中で毛穴の詰まりやニキビがよく目立つのは、脂腺性毛包がたくさんあるからです。
なお、数は少なくて皮脂腺も小さく、毛も短い産毛(うぶげ)が生える毛穴は、軟毛性毛包です。
また、頭皮やひげなどの毛穴で、そこに生える毛が太く長いのが、終毛性毛包です。
<3種の毛包>
<参考記事>
毛穴の構造・特徴とはたらきは?目立つ理由とNG&おすすめ対策
3.ニキビとは
ニキビとは、前額部(おでこ)、頬、口の周り、下あごなどにできる発疹です。医学的には、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれます。
過剰な皮脂は毛穴に詰まります。それが進むと、毛穴の出口が炎症を起こしてしまいます。
炎症を起こす前に治るものもありますが、ひどい炎症でクレーターのようなニキビ痕が残る重症のものまであります。
一般的にニキビは、思春期にできることが多いのですが、大人になってからできるものは「大人ニキビ」と呼ばれます。
思春期のニキビの多くは、肌がオイリーな状態で過剰な皮脂分泌が原因です。
一方、大人ニキビは原因が少し複雑です。
単に脂性肌で皮脂が過剰に分泌するのではなく、女性ホルモンのバランスの乱れ、ストレス、乾燥肌などが原因となってバリア機能が低下して、肌がそれを守るために皮脂が過剰に分泌して大人ニキビになるのです。
<参考記事>
初期のニキビの治し方!毛穴の詰まりを解消する効果的なスキンケア
4.毛穴の詰まりからニキビが発生するメカニズム
1)毛穴詰まりでできる「マイクロ・コメド」がニキビの始まり
マイクロ・コメドとは、過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり始めた状態です。微小面皰とも呼ばれます。
毛穴の開きは、少し目立ちますが、ふくらみはまだないため自分自身でニキビと認識することは難しい状態です。
<マイクロコメド>
2)進行するとコメドとして目立つ
マイクロ・コメドが進むとコメド(面皰)になります。
コメドは、毛穴に過剰に分泌された皮脂がたまって膨れた状態です。毛穴の頭の部分がポツンと白くみえる「白ニキビ」(閉塞面皰)と、毛穴が黒ずんだ「黒ニキビ」(開放面皰)の2種類があります。
①白ニキビ
毛穴が閉じた状態で、皮脂が詰まっています。
酸化が進んでいいないので、白くプクッとふくれたコメドです。
触るとザラツキがあるので気になることもありますが、小さいと見逃すこともあります。
②黒ニキビ
古い角質と皮脂が混ざり合った角栓によって、毛穴が蓋をされたコメドです。
角栓の酸化が進んでいるため、毛穴が黒ずんで見えます。
<白ニキビと黒ニキビ>
3)炎症が起きると赤ニキビや黄ニキビに
コメドをそのまま放置すると、炎症を起こすこことがあります。
これが、「赤ニキビ」です。また、さらに進んで化膿すると「黄ニキビ」へと悪化します。
ここまでくると、自分自身でもニキビであると認識できます。
③赤ニキビ
コメドが悪化し、炎症が起きた状態です。
毛穴の中で増殖したアクネ菌が盛んに活動し、炎症を起こす原因となっています。
④黄ニキビ
赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態です。毛穴に膿が溜まって黄色く見えるようになります。
<赤ニキビと黄ニキビ>
4)うまく治らないとニキビ痕に
毛穴の詰まりから始まるニキビの最終形が、肌が凸凹になってしまうニキビ痕です。
赤ニキビや黄ニキビを上手に治療しないと、リスクが高くなります。
<ニキビ痕の種類>
<参考記事>
5.スキンケアや日常生活による毛穴の詰まり改善とニキビ予防
マイクロ・コメドやコメド段階、つまり皮脂が毛穴に詰まった状態や角栓が酸化した段階ならスキンケアやエイジングケアで改善が可能です。
この段階で毛穴の詰まりや黒ずみを解消すれば、炎症のあるニキビへ進むのを予防できるのです。
1)洗顔やクレンジング
洗顔は手で擦るのではなく、洗顔料の泡をしっかり大きく立てて摩擦なく洗いましょう。
ただし、長時間の洗顔は必要な皮脂まで洗い流してしまいます。洗顔は1分程度で済ませましょう。
また、洗顔の回数が多すぎることも問題なので、朝晩の1日2回に留めましょう。
毛穴の詰まりや黒ずみがひどい場合は、酵素洗顔も適度に行うことがおすすめです。
また、クレンジングも洗顔同様に摩擦のないように行うことや、刺激の小さいクレンジングジェルを使うことをおすすめします。
<参考記事>
洗顔の正しい方法と洗顔料の使い方10選!乾燥肌なら特に注意!
毛穴汚れにおすすめのクレンジング料の選び方とおすすめ・人気12選
2)保湿ケア
脂性肌でも保湿ケアが大切です。
また、大人ニキビは乾燥が原因で、皮脂が過剰に分泌することで起こるので、しっかり保湿を行うことが大切です。
保湿成分としてはセラミドやアクアインプール、ウィルブライドS-753などがおすすめです。
また、ナイアシンアミドやライスパワーNo.11、セラミドプロモーター、ビタミンE誘導体など、セラミドを増やす成分もおすすめです。
<参考記事>
毛穴の詰まり・開き・たるみに効果的なおすすめ化粧品成分48選公開
セラミドを増やす3つの美容成分と日常生活でバリア機能正常化!
3)皮脂をコントロールする成分
スキンケアやエイジングケアでは、皮脂を抑えるビタミンC誘導体、ライスパワーNo.6、ピリドキシンHClなどを使うこともおすすめです。
<参考記事>
ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!
4)紫外線対策
紫外線ダメージは、酸化の原因になったり、バリア機能低下の原因になってしまいます。だから、季節を問わず紫外線対策を行いましょう。
<参考記事>
目立つ毛穴と紫外線の深い関係を知って対策を!(飯塚美香さん)
5)メイクアップも毛穴詰まりに要注意
メイクアップで毛穴を目立たなくすることが可能ですが、注意も必要です。厚塗りのファンデーションや化粧崩れを防ぐための無駄なパウダーの使用は、毛穴を詰まらせる原因となります。
メイクはナチュラルメイクがおすすめです。
<参考記事>
30代以上必見! 毛穴を目立ちにくくするメイク術|メイクレッスン動画
化粧崩れはエイジングケアで予防!原因と対策は?
6)毛穴の詰まりを防ぐ食生活を
毛穴の詰まりを防ぎニキビを予防するためには、バランスの良い食生活も大切です。
<参考記事>
<参考動画>
【永久保存版】ニキビを減らす食材&栄養素をプロが徹底解説
7)過度なストレスを避けることが大切
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。リラックスした状態では副交感神経が優位で、心理的ストレスを感じると交感神経が優位になります。交感神経が優位な場合、アンドロゲンやアドレナリンといったホルモンがたくさん分泌されます。また、男性ホルモンのテストステロンの分泌も増えます。これらのホルモンには皮脂分泌促進のはたらきがあるため、毛穴の詰まりの原因になってしまいます。その結果、コメドやニキビのリスクが高くなります。
毛穴の詰まりやニキビを防ぐには、心理的なストレスを防ぐことも大切です。
質の高い睡眠や趣味などでリラックスする時間を確保しましょう。
<参考記事>
ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査
6.コメド治療で毛穴が詰まりにくい肌へ
毛穴が詰まりやすい肌はニキビができやすい肌です。
たとえば、目につきやすい赤ニキビが治っても、その付近にあるコメドが炎症を起こすとまた、赤ニキビや黄ニキビになってしまうことがあります。
皮膚科専門医の間では、炎症を起こしたニキビを治療するだけでなく、そもそもコメドができにくい肌質に改善すること、つまり毛穴の詰まりを改善する治療の重要性が唱えられています。
これはコメド治療と呼ばれます。
皮膚科などで保険診療による薬物治療を受けることが可能で、治療期間の目安は3カ月です。
どの薬剤を使うかは、肌状態などで変わりますので、皮膚科で医師に相談しましょう。
また、使い始めに皮むけや乾燥などの刺激症状が現れることがあります。使い方は、医師の指導に従いましょう。
コメド治療に使われる保険診療可能な医薬品は3種です。
1)ベピオゲル
「過酸化ベンゾイル」を医薬有効成分とする白濁したゲル状の医薬品です。
活性酸素を発生させことによってアクネ菌を殺菌する抗菌作用があります。
また、角質の詰まりを解消させる「角層剥離作用」によって、古い皮脂や角質を毛穴の外で出すことで、毛穴の詰まりを改善します。
白ニキビに効果的で、炎症が起きた赤ニキビの治療にも使われることがあります。
2)ディフェリンゲル
一般名を「アダパレン」といい、レチノイド(ビタミンA誘導体)様作用を持つ外用薬です。
皮膚のターオーバーを正常化し、皮膚の角化異常を改善することで毛穴の詰まりを改善します。特に白ニキビへの効果が高く、赤ニキビに対しては緩やかに改善します。
3)エピデュオゲル
アダパレンと過酸化ベンゾイルの2種の医薬有効成分を配合したゲル状の医薬品です。
高いニキビ改善効果が期待できる一方、ピーリング作用が強いため、副作用も出やすいデメリットがあります。
<参考記事>
「ためしてガッテン!」で紹介のニキビ治療薬!大人ニキビに危険?
7.炎症のあるニキビの皮膚科や美容皮膚科での治療
炎症のあるニキビに保険診療で使える医薬品もあります。
また、難治性のニキビは自由診療で内服薬を使うこともあります。
1)デュアック配合ゲル
過酸化ベンゾイルと抗菌薬クリンダマイシンの2種の医薬有効成分を配合したゲル状の医薬品です。
保険診療で炎症のあるニキビに使われます。
治療ガイドラインでは炎症期における軽症、中等症、重症どちらでも推奨度Aに位置付けられている医薬品です。
2)イソトレチノイン
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の1種です。
皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果を発揮します。
ニキビ治療の先進国であるアメリカやカナダなどでは、治療に必要不可欠な基本薬として認知されています。
しかし、日本では保険診療で使えないため、自由診療となります。
<参考記事>
8.毛穴の詰まりや黒ずみ解消しニキビを防ぐ美容医療
毛穴の詰まりや黒ずみを防ぐ、つまりコメド段階でニキビを治療できる美容医療もあります。また、肌質を改善する施術もあります。
これらはすべて自由診療です。
1)ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルとは、渦巻き水流とバキュームを利用したマシンピーリングです。
水の力を活用することで肌への負担を最小限におさえながら肌表面や毛穴の奥にある古い角質、角栓、余分な皮脂だけを吸収・洗浄することが可能です。
定期的に受ければ毛穴が詰まりにくい肌質へと改善することが可能です。
ダウンタイムも少なく、施術後数分経過して肌の状態が落ち着けば当日からメイクも可能です。
<ハイドラフェイシャル>
<参考記事>
ハイドラフェイシャルの毛穴への効果は?メリット・デメリットも解説!
2)エレクトロポレーション
エレクトロポレーションとは、日本語では電気穿孔(せんこう)法と呼ばれる美容医療の施術の1つです。
専用の美顔器を使って、肌へ電圧をかけることで、細胞と細胞の間に微細な隙間を開けます。
イオン導入では浸透させることができない分子の大きな美容有効成分を肌の奥に届けることが可能です。
ビタミンCやグリシルグリシンを導入して毛穴の詰まりや開きを改善し、ニキビを予防することが可能です。
<イオン導入とエレクトロポレーションの浸透の違い>
<参考記事>
エレクトロポレーションの効果はいつから?頻度や回数、間隔は?
3)ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、主に酸性の薬剤を使用して肌表面の余分な角質や毛穴汚れを除去し、肌トラブルを改善する美容医療の施術です。肌のターンオーバーを整えて、ニキビやニキビ痕を改善する効果も期待できます。
<ケミカルピーリングのメカニズム>
<参考記事>
ケミカルピーリングの効果はいつから?ニキビ跡や毛穴にも効果が?
9.毛穴の開きやニキビ痕の美容医療
毛穴の開きやニキビ痕まで進んだ場合の美容医療の治療法を5つ紹介します。
1)ダーマペン4
ダーマペン4とは、超極細の針で肌を傷つけることで肌本来が持つ自然治癒力を高め、毛穴の開きやニキビ痕を改善させる治療法です。
男性も受けることができる美容医療の施術です。
ダーマペン4で肌に穴を開けると、ターンオーバーが促されて肌の水分量がアップし、角栓ができにくくなって毛穴の開きが改善されていきます。
さらに、ダーマペン4によって傷をつけた肌が回復する過程では、コラーゲンの生成が活発になります。その結果、肌にハリが出て、加齢によるたるみ毛穴も目立ちにくくなるのです。
改善が難しいすり鉢毛穴(クレーター毛穴、ボコボコ毛穴)も、施術回数を重ねることで効果が期待できます。
<ダーマペン>
<参考記事>
2)マッサージピール
マッサージピールとは、イタリア製の「PRX-T33」と呼ばれる専用の薬剤を使った、浸透型のケミカルピーリング治療です。コラーゲンの生成を促すためコラーゲンピールとも呼ばれます。
PRX-T33は、TCA(トリクロロ酢酸)が真皮にはたらきかけて線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を促進することによって、毛穴の開きやニキビ痕などの改善が期待できます。
また、肌のキメの乱れや毛穴のざらつきなどの改善も期待できます。
<参考記事>
3)ポテンツア
ポテンツァは、マイクロニードルRF治療器で、無数の細い針で肌に穴を開けた後、薬剤を塗布して皮膚の深部まで浸透させることで、毛穴の開きなどを改善します。
また、ニキビやニキビ痕、傷跡のクレーターといった肌の凹凸の改善にも効果があります。
<参考記事>
ポテンツァとは?効果やダウンタイム、費用、ダーマペンとの違い
4)IPL治療
IPLとは、光治療の一種です。
IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれるさまざまな周波数の光を顔に照射することで、毛穴の開きやニキビ痕をはじめとするさまざまな肌トラブルを改善します。
手軽に受けられることから大人気のフォトフェイシャルは、IPL治療機器の一つです。
フォトフェイシャルがあまりに有名なので、IPL治療=フォトフェイシャルというイメージが浸透しています
<参考記事>
5)フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーとは、レーザーを肌表面にごく微細なドット状に照射することで、意図的に肌を傷つけ、小さな点のような穴を開けるレーザー治療です。
肌の自己再生を促し、ニキビ痕やクレーター、毛穴の開きなどを改善させる治療です。
最近では、ピコ秒単位でレーザーを照射できるピコレーザーを使ったピコフラクショナルというダメージの小さい照射方法も登場しています。
ピコフラクショナルのほうがダメージを小さくした治療が可能です。
<ピコフラクショナルと従来のフラクショナルレーザー>
<参考記事>
フラクショナルレーザーの効果は?治療期間とダウンタイムも解説
ピコフラクショナルレーザーの効果はいつから?毛穴や小じわに効く?
10.まとめ
毛穴の詰まりとコメドやニキビとの関係について深く掘り下げました。
毛穴の詰まりを放置すると、炎症のあるニキビへと進んでしまいます。そのため、毛穴が詰まった段階でそれを改善することが大切です。また、そもそも皮脂分泌が過剰にならない肌質に改善することが大切です。
そのためには、スキンケアやエイジングケアで行えること、日常生活で気をつけることがあります。
また、最近では皮膚科でコメド治療という考え方が進み、炎症が起こる前の白ニキビの段階から保険診療で使える医薬品もあります。
さらに、美容医療でも毛穴の詰まりを除いたり、ニキビやニキビ痕の治療の選択肢も増えています。
毛穴の悩みとニキビは切っても切れない関係にあります。
毛穴が気になったり、コメドが気になる早い段階でケアや治療を行い、炎症のあるニキビへと進むのを防ぎましょう。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報をご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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