多くの女性は、たるみ毛穴のケアに美容液を使っていますね。
でも、その選び方や使い方は少し複雑です。
あなたは、たるみ毛穴とほかの毛穴では改善の対策が違うことをご存知でしょうか?
たるみ毛穴は、その名のとおり顔のたるみが原因の肌悩み。
単純に美容液を使えばよいというわけではありません。
だから、毛穴の黒ずみや開きなどと比べると、改善の対策が少し複雑です。
今回は、そんなたるみ毛穴の改善のための美容液の選び方や使い方をご紹介します。
また、おすすめの美容液をご紹介します。
- たるみ毛穴を予防・改善する美容液の選び方のコツがわかります。
- おすすめや人気のたるみ毛穴ケア美容液の情報を知ることができます。
- たるみ毛穴を予防して美肌をキープする方法がわかります。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.たるみ毛穴の改善に美容液を使いたいあなたへ
「たるみ毛穴を改善するオススメの美容液の選び方と使い方のコツ!」をお届けします。
毛穴の悩みといえば、毛穴の黒ずみや開きを思い出す女性が多いと思いますが、エイジングケア世代になると多くなるのが、たるみ毛穴。
たるみ毛穴が目立っては、美肌から遠ざかりますね。
そんなたるみ毛穴の改善のために、どんなエイジングケア美容液が有効なのでしょうか?
また、あなたは、「たるみ毛穴」の症状や目立つ原因を、ご存知ですか?
これらのポイントを知らないと間違った美容液を選ぶリスクも!
たるみ毛穴とは楕円形に広がって、目視でも毛穴が見える状態のことをいいます。
多くは小鼻から頬にかけてほうれい線と並行して現れる肌トラブルで、肌トラブルとは気付かずケアを怠りがちになってしまう症状です。
今回は、そのたるみ毛穴の原因と症状の改善に適した美容液の選び方や使い方をご紹介します。
また、オススメのエイジングケア美容液をご紹介します。
「たるみ毛穴のスキンケア方法を知りたい!特に美容液を使ったケアは?」
「私の使っている美容液を使い続けて大丈夫?注意する成分は?」
「たるみ毛穴とほかの毛穴の関係ってあるの?教えて!」
「たるみ毛穴の改善にオススメの美容液の選び方を知りたい!コツは?」
「たるみ毛穴の予防にはどんな美容成分がよいの?よいものを知りたい!」
「オススメのたるみ毛穴ケアのエイジングケア美容液って?なぜよいの?」
「たるみ毛穴対策の美容液の効果的な使い方は?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<動画で見るたるみ毛穴ケア>
*たるみ毛穴の3つの予防法と改善のコツ|動画で3分間エイジングケア
<たるみ毛穴にオススメのアイテム>
ナールスゲンとネオダーミルでたるみ毛穴のエイジングケア。
*たるみ毛穴対策のエイジングケア美容液なら「ナールス ネオ」
アーチチョーク葉エキスでたるみ毛穴を予防!
医師監修で敏感肌・乾燥肌でも安心して使える
美容液の前に使いたいクレンジング料
*エイジングケアクレンジングジェル『ナールス エークレンズ』
- たるみ毛穴とは、目立つ毛穴にたるみが加わって、帯状や涙型で頬に目立つことが多い毛穴です。保湿美容液だけでは、根本的な改善が難しい肌悩みです。だからエイジングケア美容液を使うことがおすすめです。
- たるみ毛穴を改善するには、そもそもの目立つ毛穴を改善することとたるみを改善する2つのアプローチがあります。そのためには、保湿とプラスアルファのエイジングケアを行ないましょう。
- 美容液が担うのは、保湿をメインとして、そもそもの目立つ毛穴を改善することです。その結果、たるみ毛穴が目立たなくなります。
- 最近では、機能性の高いエイジングケア化粧品成分が登場していますが、たるみを改善することはできません。だから、たるみ毛穴を根本的に改善するのは難しいのです。だからこそ美容液で予防することが大切です。
- たるみ毛穴の改善は、美容液だけではなく生活習慣の改善も大切です。美容液だけに頼らず、内側からのアンチエイジングも意識しましょう。
2.毛穴のたるみの症状と原因は?
美容液の選び方や使い方の前に、まず、たるみ毛穴についておさらいしましょう。
たるみ毛穴の症状や原因、改善対策の全般については、
「たるみ毛穴を改善するエイジングケア!原因・症状と10の対策」
で詳しく取り上げていますので、ここではポイントをおさらいしましょう。
1)たるみ毛穴の症状は
たるみ毛穴の典型的な症状は、帯状、涙型、毛穴と毛穴がつながっているように見える毛穴のことです。
たるみ毛穴は、頬で目立つことが多く、毛穴が縦に延びているのが特徴で、顔を上に引っ張ると目立たなくなることも特徴の1つです。
20代や30代前半では少なく、30代半ばのエイジングケア世代以降の40代、50代で多くなる肌悩みです。
もちろん、男性でも毛穴のたるみは目立ちます。
毛穴の開きとの違いは、「毛穴の開きとたるみは違う?原因と改善のエイジングケア対策」を参考にしてくださいね。
2)たるみ毛穴が目立つ原因は?
毛穴のたるみの原因は、皮膚や細胞の「老化現象」である顔のたるみです。
しかし、たるみ毛穴が目立つのは、たるみそのもの以前の毛穴の状態です。
もともと毛穴の黒ずみや開きが少なからずあって、そこに「顔のたるみ」が加わっって目立つのです。
つまりは、
たるみ毛穴 = 元から目立つ毛穴 + 顔のたるみ
で、目立つのです。
3)たるみ以外の毛穴の原因は?
たるみ毛穴以外の毛穴は、
「毛穴ケアで黒ずみや開きをなくす!?目立つ毛穴の原因と対策」
をご覧ください。
こちらでご紹介しているとおり、目立つ毛穴には次にあげるものがあります。
- 古い皮脂と角質でできた角栓などが詰まってできる詰まり毛穴やいちご鼻
- 皮脂分泌過剰な開き毛穴
- さらに皮脂が酸化して黒くなった黒ずみ毛穴
- 乾燥肌が原因で、毛穴の影が目立つ乾燥毛穴
- 紫外線によって目立つメラニン毛穴
たるみ毛穴が目立っているのは、今、挙げたたるみ毛穴以外の毛穴の問題かもしれないのです。
これらの毛穴が目立つ原因を整理すると、お肌の乾燥、紫外線ダメージ、皮脂過剰、角栓、脂性肌などになります。
このように毛穴が目立つ原因はさまざまですが、多くはお肌の乾燥が絡んでいます。
また、紫外線も毛穴の悩みに大きな影響を与えます。
もちろん、毛穴の黒ずみではもともと脂性肌で角栓が溜まっている場合もあるので、ターンオーバーが遅くなっている場合は、美容液を使う前に酵素洗顔やピーリングなどを行う必要がある場合もあります。
4)顔のたるみの原因は?
たるみ毛穴の根本的な原因である顔のたるみ。
その原因は何でしょうか?
たるみの原因は、多くのお肌の老化の原因と同じです。
それを理解するには、肌を構成する皮膚の性質について知る必要があります。
人間の皮膚は、大きく分けて3つの層に分けられます。
一番外側で「肌」として私たちのからだを外的要因から守ってくれる役割を果たしているのが「表皮」です。
その下にあって毛根や汗腺、線維芽細胞などがあるのが真皮です。
さらに、その下にあるのが主に皮下脂肪でできた皮下組織と呼ばれる部位です。
そして、それより深いところが表情筋です。
顔のたるみの主な原因は、次の3つです。
- 真皮の衰えによるお肌の弾力の低下
- 表情筋の衰えによるお肌の筋力の低下
- 皮下脂肪の衰え・肥大化
また、からだ全体の姿勢の影響を受け、たるむこともあります。
顔のたるみは、ほうれい線、目の下のたるみ、目の下のクマ(黒クマ)、ゴルゴライン、マリオネットラインなどの原因でもあるのです。
そんな顔のたるみの中で、毛穴のたるみの原因として注目したいのが、真皮です。
この真皮は、細胞外マトリクスとして、コラーゲン、エラスチンといったたんぱく質、ヒアルロン酸(ムコ多糖類)やプロテオグリカン(糖タンパク)などによって構成されています。
しかし、肌が老化現象(加齢)によって変化していく過程でこれらの成分は減少し、表皮を支える真皮が緩むことでたるみとして現れます。
また、紫外線による光老化もたるみの原因です。
たるみ毛穴が目立ちはじめた場合は、真皮の衰えの場合が多いようです。
つまり、まだ表情筋や皮下組織までは衰えていない段階でも、毛穴が目立っていれば、「たるみ毛穴」となって目立ってしまいます。
だから、たるみ毛穴は、たるみの初期症状ともいえるのです。
もし、たるみ毛穴に気付いたら、顔のたるみも始まっているので、いち早く対策をすることが大切です。
そんな早めのたるみ毛穴の対策の要となるのがエイジングケア美容液なのです。
3.たるみ毛穴を改善する美容液の選び方の基本
たるみ毛穴の美容液の前に、美容液の選び方全体については、
「美容液ランキングとエイジングケア美容液の選び方7つの秘密」
をご覧ください。
また、エイジングケア化粧品の選び方そのものを知りたい方は、
「エイジングケア化粧品の効果とその選び方は、7ステップで!」
をご覧ください。
ここでは、たるみ毛穴を改善する美容液の選び方の3つのポイントをご紹介します。
1)まずは、美容液は毛穴解消に保湿を重視
たるみ毛穴は、毛穴そのものを改善できれば、顔のたるみを改善しなくても目立たなくなります。
つまり、お肌のキメ(肌理)を整え、肌のハリやツヤが戻れば、ある程度は目立たないようになるのです。
だから、まずはたるみ以外の毛穴の目立ちを改善することでたるみ毛穴対策を行えばよいことになります。
毛穴の黒ずみや開きなど、目立ちの多くの原因は、「お肌の乾燥」が関係しています。
そのため、たるみ毛穴でも改善策の基本は、何といっても保湿です。
だから乾燥肌の原因にアプローチして、保湿力の高さを重視して乾燥肌対策ができる保湿美容液を選べばよいのです。
つまり、最初にたるみ毛穴美容液に求めるのは乾燥肌の改善対策なのです。
2)エイジングケアでたるみ毛穴美容液を選ぶ
続いて、美容液選びで考えるポイントは、顔のたるみのためのエイジングケアです。
最近のエイジングケア化粧品成分には、次の2つのはたらきが期待できます。
- 抗酸化作用
- コラーゲンやエラスチンなどへのはたらきかけ
この2つは、あくまでも化粧品成分の機能であって、美容液の効果を保証するものではありませんが、エイジングケアやたるみ毛穴のケアとしては好ましいものです。
つまり、次の美容成分が配合されている美容液が、たるみ毛穴用としてオススメです。
- コラーゲンやエラスチンを増やすデータのあるエイジングケア化粧品成分
- 紫外線でダメージを受けたお肌を、抗酸化作用で癒してくれるエイジングケア化粧品成分
ただし、化粧品で目立つたるみを改善することはできませんし、表情筋や皮下組織などの影響も化粧品ではサポートできません。
どんなに優れたエイジングケア化粧品成分が配合されたエイジングケア美容液であっても、たるみを根本的に改善することはできないことを理解しましょう。
3)刺激や安全性で美容液を考える
いくら評判の高い保湿成分やエイジングケア化粧品成分が配合されていても、また、いくら人気ランキングの高い美容液であっても、安全性に問題があったり、刺激が強いと使えませんね。
合成着色料、合成香料、アルコール(エタノール)、PGなどには注意しましょう。
一方、美容液に含まれる界面活性剤、カルボマーなどの高分子ポリマー、防腐剤(パラベン、フェノキシエタノール)などは、基本的には安全なので、それほど気にする必要がありませんが、自分に合わない防腐剤があるかどうかは確認しましょう。
4)たるみ毛穴美容液の選び方のコツ
現在、美容液は百貨店から専門店、ドラッグストアからアマゾンや楽天などの通販でも買えます。
ブランドも資生堂などの大手から海外ブランドまでさまざま。
さらに、プチプラの安い美容液から高価な美容液まで価格帯も幅広くあります。
とはいっても、たるみ毛穴の美容液の選び方は、次の点を意識して選べばよいのです。
- 保湿力の高い保湿成分
- 機能性の高いエイジングケア化粧品成分
- 自分にとって刺激がなく安全性の高い成分
この条件さえクリアすれば、お好みの化粧品メーカー、ブランド、テクスチャーなどからたるみ毛穴美容液を選びましょう。
その上で、経済的にも続けられる価格帯の美容液を選べばよいのです。
しかし、たるみ毛穴対策のエイジングケア美容液は、よい美容成分が入っているなら5000円以上を目安としましょう。
もう1つは、美容液の前に使うたるみ毛穴ケア化粧水と異なる成分のアイテムを選ぶこともおすすめです。
4.実践!たるみ毛穴美容液の選び方
ここからは、実際にどんな化粧品成分を配合した美容液がたるみ毛穴ケアによいかを具体的にご紹介します。
1)たるみ毛穴美容液のための保湿成分
①基本となる保湿成分
ベースとなる保湿成分としては、BG(ブチレングリコール)、グリセリン、天然保温因子(NMF)、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。
グリセリンやNMFは、吸水性があり、コラーゲンやヒアルロン酸は水分を抱え込んで保持します。
代表的なヒューメクタントです。
天然保温因子(NMF)は、もともと角質層内にある保湿の3大因子の1つですが、複数のアミノ酸と尿素などからできています。
化粧品成分としては、ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンなどのアミノ酸とピロリドンカルボン酸ナトリウム(PCA-Na)が美容液や化粧水に配合されます。
②プロテオグリカン
また、最近ではプロテオグリカンもその高い保湿力で評価が上がっている保湿成分です。
プルテオグリカンは、水溶性の保湿成分で、ヒアルロン酸に勝るとも劣らない保湿力があります。
ヒアルロン酸やコラーゲンを増やす作用、EGF(上皮成長因子、Epidermal Growth Factor)のようなはたらきがあることから、たるみ毛穴ケア用のエイジングケア美容液やエイジングケア化粧水にも配合されます。
プロテオグリカン配合化粧水、プロテオグリカン配合美容液は毛穴対策全般にオススメです。
③セラミド
乾燥肌を改善する上では、これらの水溶性成分に加えて、セラミド、中でもヒト型セラミドが配合されたセラミド美容液がオススメです。
なぜなら、セラミドはほかの保湿成分とは少し違った性質で、水分を挟み込んで保持するとともに、ラメラ構造を形成してお肌のバリア機能の正常化をサポートするからです。
④スクワラン
オイルですが比較的サッパリしたテクスチャーなので美容液でも使いやすい成分です。
皮脂膜のようなはたらきをして、お肌の水分の蒸発を防ぐ代表的なエモリエントです。
たるみ毛穴だけでなく、毛穴対策全般でも使いたい成分の1つです。
2)たるみ毛穴美容液のためのエイジングケア化粧品成分
①ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体には、水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体、さらに両親媒性ビタミンC誘導体がありますが、美容液に配合されるのは、主に水溶性ビタミンC誘導体と両親媒性ビタミンC誘導体です。
水溶性の代表は、アスコルビン酸NaやVCエチルです。
両親媒性の代表は、APPSです。
また、最近ではセラミドを増やす3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸も登場しました。
ビタミンC誘導体は、美白作用、コラーゲンの生成を促す作用、抗酸化作用、皮脂の過剰分泌を抑える作用など、エイジングケアにとっては嬉しいはたらきのある成分です。
こうしたはたらきからたるみ毛穴ケア以外でも、シミをはじめさまざまな肌老化の対策に使える成分です。
ただし、ビタミンC誘導体には刺激性があるので、肌質が敏感肌や乾燥性敏感肌、インナードライ肌などのバリア機能が低下している方は要注意です。
また、高齢の方の乾燥肌でも同じです。
②ビタミンA誘導体
ビタミンA誘導体であるレチノールの刺激性を減らすためにビタミンE誘導体を引っ付けたレチノイン酸トコフェリルなどがあります。
コラーゲン生成を助けたり、肌の新陳代謝であるターンオーバーを促します。
コラーゲン生成力が高いため、たるみ毛穴の予防・改善にぜひ取り入れたい成分です。
医薬品のトレチノイン(レチノイン酸)ほどの効果は期待できませんが、たるみ毛穴対策の美容液では試してみたい成分の1つです。
ただし、ビタミンA誘導体には刺激性があるので、肌質が敏感肌やインナードライ肌などのバリア機能が低下している方は要注意です。
また、レチノールやレチノイン酸トコフェリルは光に弱いので、これらを使う場合は紫外線対策も行ってくださいね。
「毛穴ケアにレチノールクリームや美容液は効果があるの?」も参考にしてくださいね。
③ナールスゲン
ナールスゲンは、京都大学と大阪市立大学で共同開発されたアミノ酸誘導体です。
ナールスゲンには、コラーゲン、エラスチンや、ヒートショックプロテイン(HSP)47を増やすはたらき、表皮で抗酸化物質であるグルタチオンを増やすはたらきもあります。
さらには、保湿作用、抗酸化によって光老化を軽減する作用もあります。
その上、最近、シミを防ぐヒートショックプロテイン(HSP)70やヒアルロン酸を増やすこともわかりました。
刺激性はなく、普通肌や脂性肌の方をはじめ、敏感肌、乾燥肌、混合肌など、どんな肌質でも使いやすい成分です。
また、分子量が小さく角質層の奥まで浸透するので、たるみ毛穴だけでなくさまざまな肌悩みにも使えます。
④ネオダーミル
ネオダーミルは、「in-cosmetics 2013(パリ)」で、「イノベーションアワード金賞」を受賞したスイス発の最新バイオテクノロジーでつくられた成分です。
ネオダーミルには、エラスチンやⅠ型コラーゲンを増やす作用があります。
さらに、「若さのコラーゲン」と呼ばれるⅢ型コラーゲンを増やすことがネオダーミルの特徴です。
ネオダーミルは、刺激性がなくどんな肌質にも使いやすい成分です。
ほかにもフラーレンやアスタキサンチン、ナイアシンアミド、コエンザイムQ10(ユビキノン)などの抗酸化作用を持つエイジングケア化粧品成分もたるみ毛穴美容液で使ってみたい成分です。
ただし、これらの成分の特徴がそのままたるみの改善にまでつながるとはいえないので、あくまでたるみの予防にこれらを使う意味があります。
今、ご紹介した美容成分がバランスよく配合されたエイジングケア美容液を選んで上手にたるみ毛穴をケアしてくださいね。
5.オススメのたるみ毛穴美容液
1)ナールス ネオとは?
たるみ毛穴ケアの美容液として、ナールス ネオをオススメします。
私たちのランキングNo1の美容液です。
ぜひ、たるみ毛穴ケアに試していただきたい逸品です。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ています。
口元や目元のハリやツヤをキープして、「エイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
そんなナールス ネオは、2019年5月にリニューアルしました。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンを推奨濃度で配合することで、たるみ毛穴のエイジングケアへの期待ができます。
肌の酸化も防ぎます。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。
2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC誘導体美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
たるみ毛穴ケアも期待できる美容液です。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポートするプロテオグリカンで、潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも保湿力に定評のあるヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。
⑦9種のアミノ酸配合
ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合してNMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
アミノ酸は水分を吸着して保湿するヒューメクタントです。
また、アミノ酸を含む褐藻エキスも配合しています。
⑧抗酸化成分を複数配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるコエンザイムQ10やエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎます。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベンフリー、フェノキシエタノールフリーほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
ナールス ネオは、水分保持のパターンが異なる3種の保湿成分、コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分、抗酸化作用のある成分をバランスよく配合し、安全性にも配慮したたるみ毛穴対策美容液なのです。
また、冬の乾燥肌を防ぐことでたるみ毛穴が目立つことを予防する美容液です。
もちろん、冬だけでなく夏の乾燥肌対策や春の乾燥肌対策、秋の乾燥肌対策にもお使いいただけます。
3)新しいナールス ネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して生まれ変わりました。
従来の成分はそのままに褐藻エキスとははたらきの異なる3つの成分を追加しました。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで、線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
顔のたるみが原因のエイジングサインやシワ、ほうれい線の予防が期待されています。
これら3つの成分は、刺激性がなく、敏感肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
6.たるみ毛穴美容液の使い方
1)美容液を使う順番
たるみ毛穴の美容液だからといって特別な使い方があるわけではありません。
使い方の基本は同じで、美容液は、化粧水の後、乳液の前です。
乳液を使わない場合は、保湿クリームの前となります。
また、最近では美容オイルをお使いの方もいますが、美容液は美容オイルの前に使うことをオススメします。
たるみ毛穴美容液は、しっかり美容成分、有効成分をお肌に浸透させることを意識して、肌全体にしっとりと美容液がなじんでモチモチ感が感じられるまで優しく押さえましょう。
美容液の使い方についての詳しい情報は、「化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?」や「美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開」をご覧ください。
2)気をつけたいポイント
①適量を使う
美容液はたくさん使えば効果が上がるわけではないので、適量を使いましょう。
適量は、美容液のブランドなどそれぞれの商品で違うので説明書に従いましょう。
美容液に限らず、化粧品は適量を使うことが大切です。
②重ねづけは気になる箇所だけ
重ねづけは、目元や口元など気になる箇所があれば2回程度まではOKですが、何度も重ねづけしたり、顔のパーツすべてに重ねづけすることは避けましょう。
たるみ毛穴は頬で目立つことが多い肌悩みですが、1回塗れば十分です。
③肌荒れなどの場合は控える
美容液でまれに化粧品かぶれや接触皮膚炎になることもあります。
肌荒れがある場合や使ってかゆみ、赤みがでる場合は、美容液を使うことを控えましょう。
④優しく使う
美容液は、気になるパーツは指の腹で優しく抑えて使いましょう。
ゴシゴシこすり込むのはお肌のダメージになるので止めましょう。
最後は、手のひらで顔全体を覆ってハンドプレスで美容液を浸透させることがポイントです。
⑤開封後はなるべく早く使い切る
美容液を開封したら、1ボトルあたりの使用期間+2~3か月を目安に使い切りましょう。
容量が1か月程度なら3~4か月程度です。
7.まだある!たるみ毛穴の対策
1)クレンジングや洗顔でも毛穴対策を
メイクが残ったままだとお肌が酸化してたるみ毛穴の原因になってしまいます。
夜のスキンケアでは、毛穴の汚れをクレンジングでしっかり落とすことが大切です。
エイジングケア世代の女性は、優しいながらも毛穴の汚れをしっかり落とすクレンジング料を使いましょう。
エイジングケア世代にオススメは、刺激や摩擦の少ないアミノ酸系界面活性剤のクレンジングジェルです。
<お肌にやさしいクレンジング>
毛穴対策にオススメのクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
こちらも優しいながら皮脂や汚れがしっかり落ちるものを選びましょう。
もし、毛穴汚れや角栓、いちご鼻などが気になるなら、酵素洗顔がオススメです。
毛穴の汚れをしっかり落とせば、たるみ毛穴も目立ちにくくなります。
摩擦が強かったり、洗浄力が強すぎる洗顔料やクレンジング料は毛穴ケアの失敗につながるので気をつけましょう。
2)いざという時はメイクでたるみ毛穴をカバー
たるみ毛穴は美容液では即効的に改善するのが難しい肌悩みです。
でも、お出かけ前やイベントなどの前には、何とか目立たないようにしたいですね。
そんな時は、メイクの出番です。
たるみ毛穴のメイクのポイントは次のとおりです。
- メイク前に美容液などでしっかり保湿する
- 保湿力の高い化粧下地を塗る
- 円を描くようにして、毛穴部分にコンシーラーをつける
- ファンデーションは薄くつける
- パールのフェイスパウダーで毛穴の影をカバーする
「30代以上必見! 毛穴を目立ちにくくするメイク術|メイクレッスン動画」も参考にしてくださいね。
3)大切なのはアンチエイジングを意識した生活習慣
たるみ毛穴の予防や進行を防ぐうえで大切なのは、何といってもアンチエイジングを意識した生活習慣。
タンパク質やビタミン、ミネラルをはじめとする美肌を意識した食べ物をバランスよく摂りましょう。
果物や野菜もビタミンなどが豊富です。果物や野菜を上手に摂ることも大切です。
また、適度な運動、質の高い十分な睡眠、ストレスを過度にかけないことなどもお肌の老化を防ぐのでたるみ毛穴の予防になります。
4)美容液でも何をしても改善しないなら美容医療も選択肢
美容液ほかさまざまな方法でたるみ毛穴のケアをしても、改善しない場合や早く解決したい場合は、レーザー治療やイオン導入などの美容医療も選択肢です。
<参考記事>
<参考書籍>
*ヘアピンでもできる!毛穴スッキリ!美肌メソッド(吉田貴子 著、秀和システム)
8.まとめ
たるみ毛穴対策の美容液の選び方と使い方をご紹介しました。
また、たるみ毛穴にオススメの美容液もご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
たるみ毛穴は、先に目立つ毛穴があって、その毛穴がたるみによって帯状や涙型に目立ってしまった毛穴です。
だから、改善のアプローチは、たるみの改善と毛穴の改善の2つを考える必要があります。
美容液では、毛穴の改善対策を第一に考えることで、たるみ毛穴が目立たなくなることもあります。
同時に、たるみの対策を考える必要もあります。
こちらはエイジングケア美容液では予防は期待できても改善までは難しいのが現実です。
たるみ毛穴は、食生活の改善や運動による代謝アップなど生活習慣を含めて対策を考えましょう。
この記事「たるみ毛穴を改善するオススメの美容液の選び方と使い方のコツ!」が、エイジングケア世代の男性や女性の皆様の参考になれば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
SNS Share
\ この記事をシェアする /