普通肌のあなたは、肌の水分量と皮脂量のバランスがよい理想の肌質。
肌悩みも少なく、うらやましいタイプの肌です。
どんな化粧品もあまり気にせず使えます。
でも、そんな普通肌の方も加齢で乾燥肌になることも。
だからこそ、スキンケアとエイジングケアでの保湿が大切なのです。
この記事では、普通肌の特徴と正しいスキンケアやエイジングケアをご紹介します。
普通肌でも30代からはエイジングケアを!
- 肌質は、普通肌、乾燥肌、脂性肌、乾燥性脂性肌(インナードライ肌)が基本の4タイプです。皮脂の量と水分量で分類されます。
- 普通肌は、そのなかで皮脂と水分量のバランスが整った理想的な肌質です。つまり、美肌の素質が最も高い肌質であり、刺激にも強く健やかな肌状態なのです。
- だから、普通肌の方は、化粧品などを選ぶ場合も自由に選べます。また、化粧品の使い方も過度に神経質になる必要はありません。
- 普通肌の方でも、生活習慣が乱れたり、適切なスキンケアやエイジングケアを行わなければ、肌トラブルを招くこともあります。だから、正しいスキンケアを行うことが大切です。
- 普通肌の方もエイジングとともにお肌の老化が進むので、30代前後からはエイジングケアを行いましょう。また、そのためには、よいエイジングケア化粧品を使いましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.普通肌のあなたは、美肌の素質が十分
「普通肌は理想の肌質?スキンケアとエイジングケアの対策」をお届けします。
普通肌とは、ノーマルスキンとも呼ばれる肌の水分量と皮脂量のバランスがよい理想の肌質。
考えてみると、「普通肌」とはおかしな表現ですが、いまや定着しているので仕方がありませんね。
本来は、美肌や健康肌などがふさわしいと思うのですが・・・。
呼び方はさておき、そんな普通肌のあなたは、誰もがうらやむ美肌の素質を十分に持っています。
しかし、そんな普通肌の方でも30代に差し掛かると、スキンケアはやはりエイジングケアを意識する必要があります。
また、食生活をはじめとして生活習慣もアンチエイジングを意識することで、エイジレスな美肌を維持することができるのです。
なぜなら、どんな美肌の素質が高い方でも、30代、40代、さらには50代、60代と年齢を重ねれば、からだやお肌の老化は避けられないからです。
この記事では、普通肌の特徴と正しいスキンケアやエイジングケアをご紹介します。
また、おすすめのエイジングケア化粧品もご紹介します。
2.肌質と普通肌
1)肌質とは?
肌質とは、肌を角質の水分量の多い・少ないとお肌表面の皮脂の量の多い・少ないでタイプ分けしたものです。
主に下記の4タイプがあります。
- 普通肌(ノーマルスキン)
- 乾燥肌(ドライスキン)
- 脂性肌(オイリースキン)
- 乾燥性脂性肌(インナードライ肌)
「敏感肌はないの?」と思った方がいたかもしれませんが、敏感肌とは、遺伝やアトピー性皮膚炎などにより、もともと肌が敏感であったり、乾燥肌がひどくなってバリア機能が著しく低下した状態の肌にあたります。
乾燥肌が原因の敏感肌は、乾燥性敏感肌と呼ばれることがあります。
また、最近では、顔のなかであるパーツは脂性肌、あるパーツは乾燥肌というような混合肌もあります。
たとえば、おでこや鼻、あごなどのTゾーンが脂性肌で、フェイスラインなどのUゾーンや目・口の周りなどのOゾーンが乾燥肌の場合です。
そもそも、Tゾーンはべたつきやすく、目元や口元は乾燥しやすいので、だれでもその傾向にはありますが、その差が顕著な場合が、混合肌です。
「質」「タイプ」というと、「変わらないもの」と思いがちですが、どちらかといえば「肌状態」を表しています。
もちろん、遺伝的な要素や生まれつきの要素はありますが、外部の環境的な要素や食生活やスキンケアなどの内的な要素で、肌質は変わります。
だから、肌質に過度にこだわりすぎる必要はありません。
大切なのは、自分の現在の肌の状態を的確に把握して、ふさわしいケアをすることです。
普通肌の方も、定期的に肌の状態を確認してみるとよいでしょう。
簡易な診断方法として以下の方法があります。
Step1:いつもどおりに夜の洗顔を行う。
Step2:タオルなどで顔を拭いて、スキンケアをせず、春~夏なら10分、秋~冬は5分程度放置。
そしてお肌の状態をチェックします。
①しっとり感があり、ツッパリがない。Tゾーンのテカリや脂っぽい感じもない。
→このような場合は普通肌といえます。お肌は健やかな状態です。
②お肌にツッパリ感がある。特に目元や口元、頬などにカサツキを感じる。
→この場合は乾燥肌です。もし、状態がひどいなら敏感肌の可能性もあります。
③しっとり感があり、ツッパリがない。しかし、顔全体にテカリや脂っぽい感じがある。
→この場合はオイリー肌(脂性肌)です。インナードライ肌になっている可能性もあります。
④目元や口元、頬など特定の部位だけにカサツキを感じる。または、Tゾーンだけ脂っぽい。
→この場合は混合肌またはインナードライ肌といえます。
簡単な方法ですが、お肌の状態がわかりやすいですので、気になった時に活用してみましょう。
お肌の状態がわかると、状態に合わせたお手入れが可能となります。
美しい肌、いつまでも若々しいお肌を保つためにとても有効です。
2)普通肌の特徴
健やかな肌といわれる普通肌にはどんな特徴があるのでしょうか?
お肌の状態は「皮脂の分泌量」と「角質の水分量」で決まります。
皮脂腺から出る皮脂の分泌量が適度であれば、天然の保湿クリームである皮脂膜に包まれているので、水分の蒸発を防いでくれます。
また、肌のバリア機能が正常に機能している状態なら、角質層に適度なうるおいが保持されています。
普通肌は、「皮脂の分泌量」も「角質の水分量」もちょうどよいバランスで保たれていることが特徴です。
乳幼児のようなきめ細かくふんわりとした肌をイメージするとわかりやすいでしょう。
この状態を長く保つことが、スキンケアの目標です。
肌トラブルもほかの肌質と比べると少なく、お肌の悩みをそれほど感じないという方が多いのです。
ただし、普通肌でもいつでも同じ状態というわけではなく、誤ったスキンケアやエイジングケア、生活習慣の乱れ、加齢などで肌トラブルが重なると、肌質が変化してしまうこともあります。
そのため、正しい生活習慣や日頃のスキンケアが大切です。
普通肌の主な特徴をまとめると以下になります。
- 肌トラブルに悩むことが少ない
- お肌は適度にしっとりしていてべたつかない
- 気温や室温が変化しても乾燥はあまり気にならない
- 肌理(キメ)細かい上にハリやツヤも感じる
- 毛穴は比較的小さく目立たない
- 季節の変化などで、乾燥肌やオイリー肌に傾く場合もある
- 誰でも年齢とともに乾燥肌傾向になる
3.普通肌も気を付けたいエイジングとお肌の老化
1)どんな肌質でも老化は進む
理想的なお肌の状態である普通肌ならばエイジングケアは必要ない、と勘違いしている人が稀にいますが、もちろん、それは間違いです。
エイジングケアは、普通肌であっても必要なケアといえます。
どんな肌質であっても、肌老化と無縁ではありません。
お肌の老化は、加齢に加えて、主に以下の4つが原因で起こります。
2)肌の老化が進む原因
①紫外線ダメージ(光老化)
紫外線は、肌の土台部分である真皮の中の、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、さらにそれらを生成する線維芽細胞にダメージを与え、変性させたり量を減らします。
その結果、肌にたるみやほうれい線、シワ、たるみ毛穴が生じるのです。
紫外線が怖いのは、日光を浴びた直後に起こる日焼けなどとあわせて、短期的な紫外線ダメージによるサンバーン(日焼け)やシミ・そばかすだけではなく、長年浴びた紫外線の蓄積から生じる肌老化があることです。後者を特に光老化と呼びます。
さらには、紫外線は免疫を低下させるので、皮膚がんのリスクにもなりえます。
そもそも紫外線とは電磁波の1種です。
目に見えない「不可視光線」で、紫外線は波長の長いほうからUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の3種類に分かれます。
そのうち、UVAとUVBが地上に届きます。
紫外線は、すべてが「悪」というわけではなく、UVBは、浴びることでからだの生育に欠かせないビタミンD3をつくるはたらきがあることでも知られています。
また、紫外線には殺菌効果があり、生体リズムを整えるなどのメリットもあるのです。
しかし、紫外線対策をしなければ、デメリットが大きいので注意が必要といえます。
海外の研究によると、肌老化の原因の約80%は紫外線によるものといわれています。
人間のからだにとって、紫外線の浴びすぎはリスクが高いのです。
また、日差しが強い夏などは、短時間でも人体に影響を与えます。
さらに、紫外線に関して、屋内にいれば大丈夫と思っている方がいるかもしれませんが、紫外線に含まれるUVAはガラスを通り抜けますので、室内であっても紫外線対策はとても大切です。
だから、普通肌の方でも、日頃から日傘や日焼け止めを使い、日差しが強い時間帯は外出をさけたり、屋内でも紫外線カットを意識するなど工夫しておくことが肝心です。
また、目の紫外線対策によって、目元のシワや目の下のたるみ、まぶたのたるみほか、目の老化予防が可能です。
普通肌でもUVカットサングラスを使いましょう。
紫外線以外でも有害な太陽光線として、ブルーライトや高エネルギー可視光線、近赤外線があります。
これらも紫外線同様に、肌老化の原因となるデメリットがあります。
②乾燥
乾燥はお肌の老化を促進させてしまいます。
普通肌なら乾燥しないのではないか、と思う方がいるかもしれませんが、年齢を重ねると、どんな肌質の人も乾燥しやすくなるのです。
肌老化を防ぐ意味でも、保湿はとても大切なケアといえます。
特に年齢を重ねるほど、乾燥肌の予防や改善のための保湿が非常に重要となります。
スキンケア化粧品でよい保湿成分を補いましょう。
③酸化
酸化とは、わかりやすくいうとからだが「サビる」ことを指します。
からだに酸素を取り込む過程で発生した活性酸素は、増えすぎると正常な細胞まで酸化させてしまうのです。
お肌の酸化は、サビた鉄などが脆いように、酸化した細胞は、栄養分を取り入れたり老廃物を排出するはたらきが弱くなるため、老化を進めてしまいます。
真皮に存在するコラーゲンも傷めつけられてしまい、それが原因で肌の弾力が損なわれ、たるみやシワなどが生じやすくなってしまうのです。
また、紫外線を大量に浴びることでも活性酸素は生じます。
そんな肌を守るために、メラニン色素が生成されます。
メラニンはお肌を紫外線から守った後、健やかな肌状態ならば、ターンオーバーにあわせて体外に排出されるのです。
しかし、酸化したお肌の場合は、ターンオーバーの力が低下し、メラニン色素が肌に残ってしまってシミとなりやすいのです。
お肌の酸化を避けるには、次の対策を行いましょう。
これらに加え、ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、ナールスゲン、プラセンタエキス、フラーレン、アスタキサンチン、レスベラトロール、金コロイド、エルゴチオネイン、ブドウエキス、コエンザイムQ10 などの抗酸化作用のあるエイジングケア化粧品成分配合のエイジングケア化粧品を使うこともオススメです。
④糖化
糖化とは、体内にあるタンパク質や脂質が食事などで摂取した糖と結びつく現象のことです。
老化を促進させる物質とされているAGEs(最終糖化生成物)を生成してしまうといわれています。
AGEsが蓄積してしまうと、肌が黄色くなるくすみである黄ぐすみの原因になります。
こうなると、もともと普通肌でも肌の透明感が失われます。
もちろん、糖化が心配だからと、糖を一切摂らないようにするという考え方は危険です。糖は、重要なエネルギー源であり、脳やからだを動かすのに役立ちます。
ポイントは、糖の摂取をやめるということよりも、AGEsが溜まらないからだにしていくということでしょう。
食事のバランスに気を配るなど、生活習慣を整えることが効果的といえます。
ほかにも、お肌の菲薄化、女性ホルモンの減少、血管やリンパ管の老化もお肌の老化の原因です。
肌老化は、もちろん普通肌の方でも起こる現象です。
ただし、いつまでも若々しい肌を保っている人がいるように、日頃のスキンケアや生活習慣を整えることで、老化によるダメージをできる限り最小限に留めることは可能です。
4.普通肌の方も30代からはエイジングケアを意識しよう
1)普通肌のエイジングケアの基本
普通肌の人もエイジングケアは非常に大切です。
特に30代以降は、老化による肌の変化が目立ちやすいですので、積極的にエイジングケアを取り入れるようにしましょう。
もちろん、早めにエイジングケアを行うことも効果的です。
エイジングケアはいつから始めるかということも気になりますが、早い人では20代から始めている人もいます。
早すぎていけないということはありません。
自分の肌に合っているなら、早めにエイジングケア化粧品に切り替える方法は大いに効果的といえます。
もちろん、エイジングケア化粧品を使わなくても、自分の年齢に応じたスキンケアは可能です。
ただ、普通肌の方は、肌トラブルで悩むことが少ない分、エイジングケアの重要性を認識する機会が少ない場合もあります。
遅くとも30代以降は、エイジングケアを意識して日頃のケアに取り組むことをオススメします。
先ほどお伝えした紫外線対策に加え、保湿とクレンジングや洗顔を正しく行うことが大切です。
普通肌の方でも、年齢を重ねるとお肌の老化は進むので、年齢を重ねるほどやさしいタイプ、刺激の少ないタイプのアイテムを選びましょう。
なお、30代からはデコルテのエイジングケアや手肌のエイジングケアも意識することが大切です。
2)普通肌の方のエイジングケア化粧品の選び方
①エイジングケア化粧品は、転ばぬ先の杖
誤解している方も多いですが、エイジングケアとは、現れてしまったエイジングサインをキュア(治癒)するものではありません。
エイジングサインが出ないようにケアすることがその役割です。
だから、理想的な肌の状態である現在の普通肌を長く維持するために、日頃のケアに取り入れましょう。
年代別のエイジングケア化粧品については、次の記事を参考にしてください。
*50代のエイジングケアと化粧品の選び方と大切な7つの真実!
*60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
②保湿ならセラミド
普通肌の方をはじめどんな肌質でも使える保湿力の高い成分といえば、セラミドです。
なかでも、ヒト型セラミドがヒトのセラミドと同じ構造なのでオススメの成分です。
ただし、セラミドは油溶性の成分であるため、主に水を主原料とする化粧水には高い濃度では配合されません。
保湿化粧水で肌に与えることも大切ですが、どちらかというと美容液や保湿クリームを活用するほうが効果的でしょう。
セラミド化粧品については、次の記事を参考にしてください。
また、普通肌でも冬の乾燥肌対策には、シアバターやスクワランなど水分の蒸発を防ぐエモリエント成分配合の乳液や保湿クリームを使いましょう。
②エイジングケアにオススメは、ビタミンC誘導体、ナールスゲン
普通肌の場合は、化粧品によるトラブルの可能性が低いので、比較的自由にスキンケア化粧品を選ぶことができます。
たとえば、エイジングケア化粧水なら、ビタミンC誘導体化粧水が特にオススメです。
抗酸化作用や美白、毛穴ケアなどの優れた効果が期待できるビタミンCは、昔から美容成分として注目されていました。
しかし、ビタミンCのままでは壊れやすく、なかなか化粧品に反映できなかったのです。
そこで、化粧品に使える形にビタミンCを変化させたビタミンC誘導体が誕生しました。
ビタミンCと同様に、高い抗酸化作用や、美白効果を期待できるので、エイジングケアに最適です。
最近では、油溶性ビタミンC誘導体やAPPS(アプレシエ)、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸などの両親媒性ビタミンC誘導体が登場しています。
ビタミンC誘導体は、刺激性があること、皮脂の抑制作用があるので、乾燥肌の方はやや注意が必要ですが、普通肌の方はそれほど心配なく使えます。
また、これらの昔から有名な成分に加えて、新しく開発されたナールスゲンもオススメです。
ナールスゲンは、京都大学化学研究所と大阪市立大学院の共同研究で創製されたエイジングケア化粧品成分です。
ナールスゲンは、分子量331.26の小さな水溶性成分のため、角質層の奥まで浸透することが期待できます。
ナールスゲンは、基礎実験で、コラーゲンを2~3倍に、また、エラスチンを1.5倍に、HSP(ヒートショックプロテイン)47を1.3倍に増やすことが明らかになりました。
最近では、ヒアルロン酸やシミを防ぐHSP(ヒートショックプロテイン)70を増やすこともわかっています。
また、ナールスゲンは、表皮で抗酸化成分であるグルタチオンを増やすことで抗酸化作用も発揮します。
そんなナールスゲンとグルタチオンの関係は、「抗酸化物質グルタチオンとナールスゲンのとても不思議な関係」をご覧ください。
さらに、ナールスゲンにビタミンCを加えることで、コラーゲンの増加に相加効果が発揮される基礎実験データもあります。
したがって、エイジングケア化粧品では、ナールスゲンとビタミンC誘導体が両方配合されているものがオススメです。
③エイジングケアは、成分をチェックしよう
化粧品は、全成分表示が義務付けられていますので、成分をチェックしてから購入するようにするとよいでしょう。
基本的に上のほうに書かれている成分ほど、配合量が多くなります。
年齢を重ねるごとに、スキンケア化粧品はできるだけ優しい成分のものに変えていくことが大切です。
普通肌の人は、比較的どんなスキンケア化粧品も問題なく使うことができますが、自分の現在の肌に合っているかどうかはこまめにチェックするようにしましょう。
30代からは、美容液、保湿クリーム、フェイスマスクなども、自分に合ったエイジングケア化粧品成分が含まれているものを選びましょう。
エイジングケア化粧品は、自分の知識と感性で選ぶことがとても大切です。
口コミや人気ランキングも参考にはなりますが、残念ながらあなたとまったく同じ肌の状態の人はいません。
1人1人違いがあります。
他人の評価は、参考程度と割り切って、しっかり自分自身で効果を確かめながら選ぶことがポイントです。
ナールスエイジングケアアカデミーの記事は、エイジングケア化粧品をはじめさまざまな化粧品や成分についてまとめてありますので、役立てていただければ幸いです。
3)普通肌のエイジングケア化粧品の使い方の基本
また、どんなによい成分が入っていたとしても、使い方を間違っていては逆効果といえます。
これまでなんとなくケアをしていた方は、正しいスキンケアの方法を再確認してみることをオススメします。
間違ったスキンケアは普通肌でも負担となり、お肌の老化を促進させてしまうことがありますので、注意しましょう。
基本的には、丁寧にお肌を扱うことが大切です。
たとえば化粧水なら、強いパッティングは控えて、じんわりとハンドプレスで美容成分を肌に浸透させるようにしましょう。
年齢を重ねるほど、お肌のケアはより丁寧に優しく行うことが大切になります。
保湿クリームを上手に活用することもエイジングケアには効果的です。
ただし、30代などで十分に皮脂があるなら、無理に使う必要はありません。
気になっている目元や口元だけ使うという選択肢も有効です。
なお、それぞれの化粧品の使い方の詳細は、次の記事を参考にしてください。
*化粧水の正しい使い方とつけ方で美肌に!上手なエイジングケア
*保湿クリームの正しい使い方と塗り方で美肌のエイジングケア!
5.普通肌の初めてのエイジングケアにおすすめの化粧水
普通肌の方の初めてのエイジングケアにぴったりのおすすめのエイジングケア化粧水なら、ナールスゲン配合「ナールスピュア」。
保湿成分として、プロテオグリカン、ウィルブライドS-753、グリセリンなどを配合。
また、エイジングケアのためにナールスゲン、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体も配合。
そのため、お肌の酸化を防いだり、お肌の老化を防ぐのにはピッタリの組み合わせなのです。
また、ナールスピュアは、香料・着色料・界面活性剤はもちろん、アルコール(エタノール)を含まないシンプルな配合のアルコールフリー化粧水であり、無添加化粧水です。
だから、普通肌はもちろん、どんな肌質の方でも使いやすく、敏感肌でも使えるエイジングケア化粧水です。
6.普通肌でも30代からは日常生活の見直しも大切
エイジングケアは、スキンケア化粧品に頼るだけではありません。
十分な睡眠、バランスのよい食事、適度な運動習慣など、内側からのケアで健康なからだを保つことも大切です。
健康なからだは、すこやかで美しい肌の基本となります。
化粧品をエイジングケア化粧品に切り替えることを機に、日頃の生活を見直してみるとよいでしょう。
なかでも、栄養を補給するための食事は、健やかな素肌と密接な関係があります。
3大栄養素をはじめ、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取するとともに、栄養がきちんと吸収されるように腸内環境を整えることを心がけましょう。
食事と美肌との関係については、「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」の記事を参考にしてください。
また、良質の睡眠も健やかな素肌を育みます。睡眠との関係については「美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策」や「夜の上手なスキンケアとエイジングケアでハリ・ツヤ美肌!」をお読みください。
なお、ほとんどの方がご存知ですが、アンチエイジングやエイジングケアの観点からすると、喫煙習慣はオススメできません。
タバコの有害物質が活性酸素を発生させ、からだやお肌の老化を早めてしまうからです。
生活リズムを整えることとあわせて、からだにとって負担になる悪い習慣は、やめることを推奨します。
また、副流煙による受動喫煙にも注意しましょう。
7.まとめ
普通肌の方の肌の特徴、スキンケアやエイジングケアについて幅広くご紹介しました。
また、おすすめのエイジングケア化粧品をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
普通肌は、水分量と皮脂の量のバランスが取れた理想的な肌質です。
しかし、生活習慣が乱れたり、正しいスキンケアを続けないと乾燥肌になったり、肌トラブルになってしまうこともあります。
また、エイジングとともにお肌は老化するので、30代前後から普通肌の方もエイジングケアを意識することも大切です。
この記事「普通肌は理想の肌質?スキンケアとエイジングケアの対策
を参考に、普通肌の方はもともとの理想的な肌質を活かして、いつまでも健やかで美しい素肌を目指しましょう。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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