深く刻まれたほうれい線の原因は「顔のたるみ」。
しかし、若い方、あるいはたるみまで至ってない方でも、乾燥が原因でほうれい線が目立つことがあります。
もし、あなたが悩んでいるほうれい線の原因が乾燥ならラッキーです。
なぜなら、エイジングケア化粧品による保湿ケアで目立たなくすることが可能だからです。
この記事は、乾燥によるほうれい線のスキンケアについて詳しく取り上げます。
ほうれい線だけではなく他の多くの肌悩みの原因でもある乾燥の対策が理解できますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
また、この記事は、章ごとにまとめをつけているので、あなたの読みたい箇所を探して読んでいただくことも可能です。
- 若くてもお肌の乾燥が原因でほうれい線が目立つことがあります。10代の高校生でも目立つことがあります。
- そんなほうれい線は保湿ケアで消すことが可能です。つまり、乾燥肌対策を行えばよいのです。
- しかし、乾燥を放置しておくと、保湿では消せないほうれい線になってしまうので、いち早く保湿を行いましょう。また、乾燥肌を予防する洗顔やクレンジング、紫外線対策も大切です。
- 角層、表皮、真皮はつながっているので、角層のダメージは、放置すると真皮にも悪影響を与えます。その結果、深いほうれい線になってしまうことがあります。
- 乾燥によるほうれい線の保湿ケアには、特別な方法はありません。年齢、肌質、肌の状態に合わせたエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*ほうれい線の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
*乾燥肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.乾燥によるほうれい線が気になるあなたへ
「顔のたるみはないはずなのに、ほうれい線が目立ってきた!」
「まだ20代、ほうれい線が気になる年齢ではないはずなのに…」
など、ほうれい線のお悩みが急に出てきたという方もいるのではないでしょうか?
もしかしたら、原因は乾燥肌かもしれません。
ほうれい線が目立つと美肌から遠ざかります。また、老け顔に見えます。
そんなほうれい線を消すことはできるのでしょうか?
ほうれい線の主な原因は、真皮や表情筋の衰え、皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化による「顔のたるみ」です。
本来、ほうれい線は30代半ば以降になると気になることの多いお肌の悩みです。
しかし、たるみがなくても、ほうれい線が目立つ場合もあります。
その原因は、無理なダイエットやむくみ、悪い姿勢などが考えられますが、こうしたことに心あたりがない場合、お肌の乾燥によるものが多いのです。
幸いなことに、乾燥によるほうれい線は、エイジングケア化粧品で消すことが可能です。
なぜなら、乾燥によって、ほうれい線が目立っている場合は、口元のお肌が乾燥していることだけが原因の場合もあるからです。
この記事では、そんな乾燥によるほうれい線対策の「保湿ケア」について紹介します。また、おすすめのほうれい線ケアのエイジングケア化粧品をご紹介します。
「なぜか冬の乾燥の季節になるとほうれい線が目立つ!消す方法はあるの?」
「時々だけど、ほうれい線が気になるときがある!何が原因?」
「まだ20代だけど、しっかり保湿することで乾燥肌対策を行い、ほうれい線を予防したい!」
「ほうれい線対策のエイジングケアを今のうちに理解しておきたい!教えて。」
「乾燥肌対策とほうれい線対策の保湿成分やエイジングケア化粧品を知りたい!」
とお考えの方は、ぜひ、続きをお読みください。
また、お肌の乾燥以外のほうれい線の原因について詳しく知りたい方は、「ほうれい線の原因と20代、30代、40代、50代の特徴」をご覧ください。
さらに、ほうれい線を消す対策についての詳しい情報は、「ほうれい線を消す、改善するための対策がすべてわかる!」、「乾燥によるほうれい線を消すエイジングケア化粧品ならナールスピュア」をご覧ください。
<動画で見るほうれい線対策>
【プロが解説】美容オタクにほうれい線について質問攻めしてみた
<乾燥によるほうれい線の保湿ケアのエイジングケア化粧水>
初回限定価格!(4,950円→3,465円)(税込)
2.ほうれい線とお肌の乾燥
1)なぜ、お肌の乾燥でほうれい線が目立つの?
ほうれい線とは、頬と口、唇周りの境界線にできる「溝」です。
ほうれい線は、しわのように見えますが、医学的には鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれるもので、本来、誰にもあり、それが年齢とともに目立ってくるのです。
ほうれい線の目立つ顔は、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
このように、ほうれい線によって「老け顔」になることが、エイジングケア世代の女性を悩ませています。
先ほども説明しましたが、ほうれい線の主な原因は「たるみ」です。
エイジングや紫外線のダメージ、喫煙、栄養不足などで、肌の弾力やハリを保つ真皮層が衰え、コラーゲンやエラスチンが減ってしまうことで、たるみができてしまうのが、よくあるほうれい線です。
一方、20代でたるみのない方でも、肌の乾燥が原因でできる細かい小ジワが、口の周りに八の字にできてしまうことがあります。
また、同じ原因で高校生でもほうれい線が目立つことがあります。
これが、乾燥によるほうれい線が目立つケースです。
乾燥によるほうれい線は、エイジングケア化粧品などによる保湿ケアで消すことができます。
しっかり保湿を行って、乾燥肌の原因をなくせば、ほうれい線は目立たなくなります。
しかし、乾燥を放置しておくとダメージが真皮に及んでしまって、たるみによるほうれい線へと進んで行くこともあります。
口元は、顔の中でも皮膚が薄く乾燥しやすいこともあるので、早めに保湿ケアで乾燥肌対策を行うことが必要なのです。
これから、もう少し詳しく、お肌の乾燥とほうれい線について説明します。
2)バリア機能の低下とほうれい線
お肌の角質層には、水分を保持して乾燥を防ぐためにバリア機能が備わっています。
バリア機能の中心的な役割を担っているのは、次の3つです。
これらは、保湿の3大因子と呼ばれ、健康な肌状態であれば、相互に助け合いながら、水分をしっかりキープしてくれます。
しかし、加齢や紫外線などさまざまな原因によって、これらの保湿成分が不足したり、はたらきが悪くなると、角層の水分が減ってしまいます。
これがバリア機能の低下がもたらすお肌の乾燥です。
お肌の乾燥の原因としては、エイジングや紫外線などさまざまで、詳しくは「乾燥肌とは?原因は12の要素!メカニズムを知ることで対策」で説明していますので、そちらを参考にしてください。
ここで大きな問題は、ほうれい線付近のお肌は、「目元・口元の乾燥・肌悩みと特徴を考えたエイジングケア?」でも詳しく説明している通り、厚さが薄いので刺激に弱いことです。
また、ほうれい線付近のお肌は、TEWL(Trans Epidermal Water Loss=経皮水分喪失)の量が、頬の1.5倍から2倍程度もあり、水分が蒸発しやすいこともわかっています。
だから、そもそも、ほうれい線付近はお肌が乾燥しやすいのです。
さらに、問題は、バリア機能の低下がお肌の乾燥だけに留まらないということです。
角質層は、わずか0.02mmで、その奥の表皮も0.2 mm。さらに、その奥に1.8mmの真皮がありますが、それぞれが単独ではたらいているわけではなく、お互いにつながり連携し合っています。
だから、表皮が乾燥したり、バリア機能が低下すれば、敏感肌になったり、真皮にダメージを与えるのです。
つまり乾燥を放置しておけば、最初は「乾燥による浅いほうれい線」だったものが、気が付けば「たるみによる正真正銘の深いほうれい線」になってしまうこともあるのです。
3)表皮の細胞の衰えとほうれい線
続いて、表皮の中をもう少し詳しく考えてみましょう。
表皮の構造は外側から、角層(かくそう)・顆粒層(かりゅうそう)・有棘層(ゆうきょくそう)・基底層(きていそう)の順に重なっています。
この表皮を構成している細胞は、次の3つです。
- 角化細胞(ケラチノサイト)
- 色素細胞(メラノサイト)
- 免疫細胞(ランゲルハンス細胞)
90%が角化細胞で、5~8%を色素細胞、2~5%を免疫細胞が占めています。
角化細胞は、表皮の一番下にある基底細胞が分裂を繰り返すことでつくられる、いわば、表皮の本体で、最後は角質となり、垢として剥がれ落ちていきます。
このプロセスが、お肌のターンオーバーです。
メラノサイトは、ケラチノサイトなど表皮の他の細胞と情報のやりとりをしながら、メラニンを合成したり増殖したりしています。
メラニンは、しみの原因としてよく知られていますが、これは実はお肌の防御反応です。
ランゲルハンス細胞は、皮膚の免疫に関する細胞で、外部からの異物(細菌やウイルス・カビ・放射線・紫外線・温熱や寒冷など)の侵入を認識するセンサーの役目を担っています。
表皮では、お肌を健やかな状態に保つためにこれらの細胞がはたらいているのですが、角層がダメージを受けると表皮本体もダメージを受けることになるのです。
つまり、角層が乾燥するとその奥の表皮全体もダメージを受け、さらにその奥の真皮にも悪影響が及ぶのです。
そして、ほうれい線がより目立ってしまうことにつながるのです。
だからこそ、ほうれい線の原因が乾燥だけの段階でいち早くスキンケアやエイジングケアで保湿を行うことが大切なのです。
その際には、しっかりとエイジングケアで細胞の素肌力で保つことも意識しましょう。
<第2章のまとめ>
本来、ほうれい線は顔のたるみが原因なので、お肌の乾燥が直接的にほうれい線を目立たせるのではありません。
しかし、薄くて刺激に弱い口元のお肌が乾燥することで、ほうれい線が目立つこともあります。
また、乾燥肌を放置することで表皮がダメージを受け、さらには真皮にも悪影響を与えることがあります。
それが、結果的に真皮の衰えを早め、たるみをもたらすリスクにもなるのです。
だから、乾燥を防ぐことは、ほうれい線を目立なくすることや予防することにつながるのです。
3.乾燥によるほうれい線の保湿対策
1)乾燥によるほうれい線対策の基本
ここからは乾燥によるほうれい線を消すため、また、乾燥肌を防いでほうれい線が進まないための保湿対策のポイントをご紹介します。
その前に、簡単に保湿について説明します。
十分に保湿されたお肌とは、
『適切な量の水分が、保湿成分によってお肌の中につなぎ止められ、さらに油分によって水分の蒸発を防ぎ、お肌にしっかり保持されている状態』
のことです。
この状態は、スキンケアやエイジングケアだけでできるわけではありません。
日常生活全般が適切であってこそ、身体やお肌も健康な状態を保つことができるのです。
そして、いつでもこうした状態を維持できる素肌を「保湿力が高い素肌」と呼びます。
この記事では、エイジングケア化粧品をはじめとするスキンケアによる保湿に絞ってお話を進めますので、保湿そのものを深く理解したい場合は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧ください。
また、乾燥肌対策の包括的で詳しい情報を知りたい場合は、「乾燥肌の予防や改善対策は正しいエイジングケアが大切!」をご覧ください。
実は、ほうれい線対策のための保湿というものが特別に存在するわけでありません。
だから、保湿成分についてしっかり理解し、よい保湿成分が配合された化粧品を使って保湿することが、乾燥で目立ったほうれい線を消すことや、たるみによるほうれい線を予防することにつながるのです。
2)実は、洗顔やクレンジングもほうれい線対策!
また、洗顔やクレンジングも強い刺激を与える方法でおこなうと乾燥をもたらすので正しい方法で行いましょう。
間違った洗顔、肌状態がよくない場合のダブル洗顔、また洗浄力が強すぎるクレンジングなどもお肌の乾燥の原因となり、ほうれい線を目立たせる場合があるのです。
洗顔のポイントは、次の5つです。
- 洗顔はゴシゴシ洗うのではなく、しっかり泡立てて、優しく洗う。
- Tゾーンから洗い、次にUゾーン、目元や口元は最後に洗う。
- 泡を残さないように、しっかりと32~34℃程度のぬるま湯ですすぐ。
- 洗顔の時間は、1~5分程度ですませる。
- 洗顔は1日2回までにする。
これに当てはまらない洗顔を行っているなら見直しましょう。
例えば、乾燥肌が気になる方は敏感肌向けのクレンジング料やダブル洗顔不要のクレンジグ料がおすすめです。
詳しくは、「ほうれい線を予防するクレンジング料の選び方と使い方」をご覧ください。
また、若い世代の女性に人気の酵素洗顔は、ターンオーバーが遅くて角質肥厚や毛穴の詰まりがある場合にはよい選択肢ですが、乾燥肌がきつく、バリア機能が低下している場合などは、控えましょう。
ぜひ、上手な洗顔、クレンジングでほうれい線の原因になる乾燥を防いでくださいね。
3)ほうれい線ケアに必要な保湿成分
今回のテーマが、乾燥によるほうれい線の保湿なので、エイジングケア世代より若い方の保湿対策も含めて、年代別の保湿対策のための保湿成分選びのポイントを紹介します。
なぜ、年代別で考える必要があるかと言えば、セラミドや皮脂、NMFなどお肌に備わった保湿成分が年齢とともに減少するからです。
この点について、詳しくは、「「エイジングインデックス」は、エイジングケアの道しるべ!」をご覧ください。
ただし、お肌の年齢と実年齢は、必ずしも一致しません。
お一人おひとりのお肌の質や状態も違うので、年代別で分類することも少し乱暴なのですが、目安として考えていただければ幸いです。
また、ここではコラーゲンやエラスチンをサポートするエイジングケア化粧品のことやエイジングケア化粧品成分のことは触れませんので、そちらの情報が知りたい方は、「ほうれい線を解消したい!エイジングケア化粧品選びのコツ」をご覧ください。
さらに、保湿成分の全体像をご理解いただくために、化粧品に含まれる主な保湿成分の分類の表を掲載しますので、こちらも参考にしてださい。
4)スキンケア以外の乾燥対策でほうれい線をケア
乾燥肌を防ぐことがほうれい線の予防になるので、スキンケア以外の方法で保湿を考えることも大切です。
つまり、ほうれい線対策を意識せずに、日常生活で乾燥を防ぐことを実践すればよいのです。
詳しくは、「ほうれい線を予防・改善する食べ物・飲料・栄養素と食べ方は?」をご覧ください。
他でも、美肌のための食べ物ならば、「乾燥肌は食べ物と飲み物で保湿!+エイジングケア化粧品!」や「セラミドを食べ物、飲み物で!乾燥肌とシワにも効果が期待?」、「女性ホルモンを増やす食べ物でエイジレスな美肌へ!」が参考になります。
また、お風呂などの注意点は、「乾燥肌、敏感肌の方のためのお風呂と温泉の知識」が役に立ちます。
さらに、冬の乾燥肌対策は、次の3つの記事を参考にしてください。
<第3章のまとめ>
お肌の乾燥対策の基本は、スキンケア化粧品による保湿です。
まず、正しい洗顔やクレンジングで乾燥肌にならないようにすることがほうれい線の予防につながります。
また、化粧品による保湿でほうれい線ケアを行うにあたっては、保湿成分の知識を身に着けることも大切です。
さらに、スキンケア以外での保湿も行って、乾燥によるほうれい線を予防しましょう。
4.乾燥肌によるほうれい線ケアの化粧品の選び方
ここでは、20代、30代、40代、50代の年代別のほうれい線ケアの化粧品の選び方を取り上げます。
1)20代のための乾燥によるほうれい線の保湿対策の化粧品
①20代のための化粧品の選び方の基本
20代では、乾燥によるほうれい線対策にエイジングケア化粧品を使わなくてもよいでしょう。
エイジングケアを考えた場合、よい保湿成分はたくさんありますが、エイジングケア化粧品は高価になってしまいます。
20代では、まだセラミドや皮脂膜、NMFが充分にあるので、あまり高価な保湿成分を配合したエイジングケア化粧品を使う必要はありません。
ヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリンは、汎用されている保湿成分で、保湿力もあってそれほど高価な成分ではありません。
また、NMFを構成するアミノ酸やピロリドンカルボン酸ナトリウム(PCA-Na)も高価な保湿成分ではありませんが、保湿力があります。
NMFのアミノ酸が化粧品に配合される場合、グリシン、ヒドロキシプロリン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンなどと記載されますので、こうした成分が全成分表示に記載されているものを選べばよいでしょう。
こうした保湿成分が配合された化粧品は、比較的安価なので購入しやすいと思います。
ご自身の経済事情やお肌の若さに合わせて、リーズナブルな化粧品を選べばよいでしょう。
まだほうれい線が目立たない方や普通肌や脂性肌の場合なら、保湿化粧水だけでも十分ですが、乾燥が気になる場合は、保湿クリームも併せて使うことで水分の蒸発を防ぎましょう。
なお、エイジングケアとは、必ずしもエイジングケア化粧品を使うことではなく、自分の年齢に応じたスキンケアを行うことです。
お肌が若く、素肌の力がある20代は、少し保湿をすればほうれい線は目立たなくなります。
②20代でもエイジングケア化粧品を使った方がよい時
ただし、20代でもお肌の老化が進んでいる場合には、注意が必要です。
- 若い頃から外でスポーツをやっていて紫外線に当たりすぎた
- 生活習慣がよくなく、20代の割にはお肌の老化が進んできた気がする
- もともと乾燥肌で、家族も乾燥肌が多い
などの場合は、20代からよいエイジングケア化粧品でほうれい線対策を行うことも考えましょう。
20代のエイジングケアについての詳しい情報は、「20代でもエイジングケア化粧品は必要?オススメと選び方」をご覧ください。
2)30代~40代のための乾燥によるほうれい線の保湿対策の化粧品
①30代~40代のエイジングケア化粧品の選び方の基本
30代になると、エイジングインデックスの低下が大きくなります。
さらに、40代になるとお肌の老化は進んでしまいます。
自分自身のセラミドなども減りつつあるので、より保湿力の高い成分を使う方がほうれい線ケアのための保湿対策を強化できます。
そんな保湿成分としては、セラミドやプロテオグリカンなどがよい選択肢となります。
また、エイジングケア化粧品成分であるナールスゲンにも、じっくり時間をかけて水分量を維持するはたらきがあるので、保湿を助けます。
ナールスゲンはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成をサポートするので、乾燥以外のほうれい線ケアにもなります。
セラミドについての詳しい情報は、「セラミドは肌の保湿力の鍵!その秘密と化粧品の選び方」をご覧ください。
プロテオグリカンについての詳しい情報は、「プロテオグリカンの効果は保湿とエイジングケア化粧品の要!」をご覧ください。
ナールスゲンについての詳しい情報は、「エイジングケアならナールスゲン配合化粧品『ナールス』」または「ナールスゲン 京都大学発エイジングケア化粧品の10の秘密」をご覧ください。
もちろん、コラーゲンやヒアルロン酸でも、お肌が充分潤うなら、無理にセラミドやプロテオグリカン配合の化粧品を使う必要はありません。
ただ、誰もが年齢とともに乾燥肌になる傾向にあることを知った上で、ご自身の肌年齢にあったタイミングでほうれい線対策のための保湿成分を考えましょう。
さらに、30代後半から40代になると、乾燥以外が原因のほうれい線が目立ち始めることもあります。
そのため、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などのエイジングケア化粧品成分を配合したエイジングケア化粧品を使うことをオススメします。
最近では、通常のビタミンCの100倍浸透すると言われるAPPSという両親媒性ビタミンC誘導体も登場しているので、選択肢が増えました。
②30代から40代にオススメのエイジングケア化粧品は?
30代から40代で乾燥肌を防ぐためのエイジングケア化粧品のアイテムを1つ選ぶなら、エイジングケア美容液をオススメします。
なぜなら、エイジングケア美容液には保湿成分とエイジングケア化粧品成分が凝縮されて配合される場合が多いからです。
つまり、水分の保持とエイジングケアが合わせてできるのがエイジングケア美容液です。
だから、どれか1つを乾燥によるほうれい線対策の中心にするなら、エイジングケア美容液がオススメなのです。
もちろん、必要に応じてエイジングケア化粧水やエイジングケア保湿クリームを使っても問題ありません。
なお、乾燥や他の原因によるほうれい線が気になってエイジングケア化粧水を使うことを考えたい場合は、「30代~40代でほうれい線を消すエイジングケア化粧水!」をご覧ください。
また。30代と40代のエイジングケアとエイジングケア化粧品の選び方の全般については、「30代、初めてのエイジングケア化粧品。失敗で老け顔に!」や「40代だからこそ考えたいエイジングケア化粧品の選び方!」をご覧ください。
3)50代以降のほうれい線の保湿対策の化粧品
①50代のエイジングケア化粧品の選び方の基本
50代以降は、セラミド、NMF、皮脂も減り、バリア機能が低下するため、どうしても乾燥肌に傾いてしまいます。
また、急に敏感肌や乾燥性敏感肌、インナードライ肌になってしまう場合もあります。
このため、40代同様に乾燥によるほうれい線対策は、やはり保湿力の高い成分であるセラミドやプロテオグリカンなども選択肢として考えた方がよいでしょう。
特に、ヒト型セラミド配合のセラミド美容液やセラミドクリームが乾燥肌のスキンケアにおすすめです。
ただし、これらの保湿成分が適切に配合されているエイジングケア化粧品は高価な傾向にあります。
これらでなければ絶対ダメというわけではありませんので、もちろん、十分に潤いを感じられる化粧品なら、この2つの成分にこだわる必要はないでしょう。
一方、50代のほうれい線は、乾燥だけが原因である場合は少ないのが一般的です。
そのため、40代同様、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などのエイジングケア化粧品成分を配合したエイジングケア化粧品を使うことをオススメします。
②50代にオススメのエイジングケア化粧品は?
50代になると40代と比較して、全体にお肌の成分が減ってしまいます。
特に、皮脂なども減ってお肌の水分の蒸発を防ぐ力も低下します。
だから、美容液を中心としながらも冬場など乾燥が気になる場合は、スクワラン、シアバターやオイル成分などの皮脂膜に近いはたらきをするエモリエントを配合したエイジングケア保湿クリームをオススメします。
もちろん、50代のほうれい線対策として、エイジングケア化粧水を一緒に使うことも問題ありません。
なお、乾燥や他の原因によるほうれい線が気になってエイジングケア化粧水を使う場合は、「50代からのほうれい線ケアの化粧水の選び方の秘密って?」をご覧ください。
また。50代のエイジングケアとエイジングケア化粧品の選び方の全般については、「50代のエイジングケア化粧品の選び方と大切な7つの真実!」をご覧ください。
また、それ以降の年代の方は、「60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方」を参考にしてください。
4)ほうれい線対策の化粧品の選び方
この記事でも20代、30代、40代、50代以降の化粧品の選び方の基本をご紹介しましたが、簡単な内容にとどめています。
詳しくは、ほうれい線対策のエイジングケア化粧品、美容液、保湿クリーム、フェイスマスクの選び方関連の記事です。
また、さまざまな成分のほうれい線の効果を検証した記事は、こちらを参考にしてください。
<第4章のまとめ>
乾燥によるほうれい線対策の化粧品の選び方は、年代で変わります。
お肌の乾燥対策の基本は、スキンケア化粧品による保湿です。
20代ならもともとお肌の保湿力が高いので、高価なエイジングケア化粧品を使わなくても保湿成分がしっかり配合されている化粧品を使えば大丈夫です。
しかし、30代や40代からは、エイジングケア化粧品を使うことも考えましょう。
ほうれい線対策なら、エイジングケア美容液がオススメです。
さらに、50代以降はエイジングケア保湿クリームで水分の蒸発を防ぐことも大切なので、エイジングケア保湿クリームを一緒に使うことも考えましょう。
5.乾燥によるほうれい線ケアのオススメのエイジングケア化粧品
乾燥によるほうれい線ケアのためのおすすめのナールスブランドのエイジングケア化粧品をご紹介します。
1)エイジングケア化粧水
ナールスゲン、プロテオグリカン、APPSを含む2種のビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体(トコフェリルリン酸Na)を配合したシンプルなエイジングケアが可能なエイジングケアローションがナールスピュアです。
アルコールフリーの化粧水で、保湿化粧水の1つです。
お肌の環境にはたらきかけ、お肌のキメを整え、じっくりとお肌の潤いとハリやツヤを取り戻すことで、ほうれい線をケアします。
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2)オススメのエイジングケア美容液
ナールスゲンとスイス発のバイオテクノロジーで開発されたネオダーミル、さらに大学発のプロテオグリカンやダエダリンAなどのエイジングケア化粧品成分配合。
ほうれい線ほか目もと・口元など気になるエイジングサインを集中的にケアするエイジングケア美容液ナールス ネオです。
3)オススメのエイジングケア保湿クリーム
ナールスゲンと3種のヒト型セラミド、シアバター、スクワラン、油溶性ビタミンC誘導体VCIPを配合。
「育む」「守る」「攻める」の3方向からほうれい線のエイジングケアのアプローチをする高機能保湿クリームがナールス ユニバです。
透明感ある肌の潤いとハリ・ツヤ感にあふれる、本来の上質な素肌の美しさを最大限に引き出します。
6.乾燥によるほうれい線の基礎化粧品の使い方
化粧品で十分な保湿を行うためには、適量を正しく使うことが大切です。
使用量が少なすぎては十分な実感が期待できませんし、多すぎても意味がありません。
化粧品会社の使用説明書をよく読んで正しく使いましょう。
ただし、化粧水にはさまざまな使い方があるので、誤った使い方はかえってお肌を乾燥させたり傷つけてしまって、ほうれい線を目立たせるリスクになります。
ほうれい線ケアの化粧水の使い方は、次の記事を参考にしてください。
*化粧水パックのコットンでの失敗で美肌が遠のく!正しい方法は?
*化粧水のパッティングは、エイジングケアにとって良いつけ方?
一方、美容液や保湿クリームは変わった使い方のあるものは少ないと思います。
「美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開」や「保湿クリームの正しい使い方を知って美肌のエイジングケア!」を参考にしてください。
ほうれい線の対策で新たな化粧品を使い始めて、お肌のハリやお肌のツヤが出てきたなどの実感が得られたなら、よい兆候です。
もし、すぐに実感しなくても、「ターンオーバーの周期で考えるエイジングケア化粧品の使い方」でもご紹介しているとおり、刺激や問題がない限り、1~2ヶ月は使い続けましょう。
<第6章のまとめ>
乾燥によるほうれい線のケアの化粧品は、化粧品会社の説明書に従って使うことが基本です。
少なすぎず多すぎず、正しく使いましょう。
なかでも、化粧水はさまざまな使い方ができるので正しい知識を持って上手に使うことで乾燥を防いで、ほうれい線ケアに役立てましょう。
7.乾燥以外の原因を考えたほうれい線対策
今回の記事では、お肌の乾燥が原因となるほうれい線の保湿対策を中心に取り上げました。
しかし、ほうれい線対策は、本来、たるみの予防などを含めて考えるものです。
また、身体の内側からのエイジングケアや表情筋の対策も大切です。
エイジングケアアカデミーでは、さまざまなほうれい線対策の記事を用意していますので、それらも参考にしてください。
1)ほうれい線の表情筋対策
ほうれい線は、乾燥だけでなく表情筋の衰えが原因ですから、エクササイズなどで鍛えることで予防や対策となります。
また、フェイスマッサージなどもほうれい線ケアにつながります。
ほうれい線のタイプや表情筋対策の記事は、次を参考にしてください。
*気になるほうれい線は消せる?かっさを使うマッサージのコツ!
*ほうれい線を消すには歯ブラシが効く?マッサージやエクササイズ
2)ほうれい線の予防と全身対策
お肌の保湿や乾燥対策以外でも、全身の代謝を上げることや血行の促進、ストレス解消などはほうれい線の予防に大切です。
だから、ほうれい線ケアは、お肌の乾燥対策を超えて、より広い範囲で考えることも大切です。
ほうれい線の予防のための食事や運動、ダイエットとの関係についての記事は、次を参考にしてください。
*続けられる!ほうれい線予防のエイジングケアと日常の対策とは?
<第7章のまとめ>
ほうれい線対策は、乾燥対策以外にも食べ物や、運動、表情筋対策などさまざまな手段があります。
ほうれい線が目立つ前からの予防が大切なので、できることを日常生活に組み込みましょう。
エイジングケアアカデミーでは、ほうれい線の予防や対策の記事をたくさん用意していますので、この記事以外もチェックしてくださいね。
8.まとめ
乾燥によるほうれい線の対策、つまり表皮の保湿対策について紹介しました。
また、おすすめのエイジングケア化粧品をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
ほうれい線の主な原因はたるみですが、乾燥も影響を与えていることがおわかりいただけたと思います。
なぜなら、お肌の中は、表皮と真皮がつながっていて、連携してはたらいているからです。
だから、乾燥など角質へのダメージは、放置するとやがて真皮にもダメージを与え、たるみによるほうれい線の原因をつくってしまうリスクにもなるのです。
お肌の乾燥とほうれい線の関係を理解し、年齢やお肌の質、状態に合わせた保湿ケアを行っていただければ幸いです。
<おすすめのほうれい線ケア化粧品はコチラ>
★ナールスゲン、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体配合。
ほうれい線ケアをサポートするエイジングケア化粧水「ナールスピュア」
★ナールスゲンに加えてネオダーミルを推奨最高濃度配合。ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体に加えて、6種のヒト型セラミド、プロテオグリカン、抗酸化成分の金コロイドやレスベラトロール配合。
ほうれい線ケアをサポートするエイジングケア美容液「ナールス ネオ」
★ナールスゲン、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体に加えて、3種のヒト型セラミド(セラミド2、セラミドAP、セラミドNP)、スクワラン、シアバター配合で保湿もバッチリ。
ほうれい線ケアをサポートする高機能エイジングケア美容クリーム「ナールス ユニバ」
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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