「フェイスマスクで、ほうれい線ケアができるのかしら?」
あなたは、フェイスマスクをほうれい線ケアに試されたことはあるでしょうか。
顔のたるみで目立つほうれい線を消すことはできませんが、乾燥で目立ったほうれい線の改善や予防ならフェイスマスクでエイジングケアが可能です。
ただし、エイジングケア美容液と同じように、よい美容成分が入っていることや、よい素材のフェイスマスクであることが大切です。
この記事では、そんなほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方と使い方をご紹介します。
また、この記事は、章ごとにまとめをつけているので、あなたの読みたい箇所を探して読んでいただくことも可能です。
- フェイスマスクはその成分が美容液と近いので、ほうれい線ケアのフェイスマスクと美容液のエイジングケア化粧品成分は、同じ考え方で選べばよいのです。酸化予防やコラーゲンを増やすアプローチができるエイジングケア化粧品成分に着目しましょう。
- ほうれい線ケアに毎日使う美容液が決まっている場合は、その美容液と成分が異なるフェイスマスクを選ぶことが大切です。美容成分をしっかりチェックしましょう。
- フェイスマスクのタイプはさまざまですが、ほうれい線ケアの場合は、機能性が高いものがよいでしょう。バイオセルロース製などがおすすめです。
- フェイスマスクは、夏場には紫外線の強い日のアフターケアなどにも使って、しっかりほうれい線ケアを行いましょう。紫外線ダメージを少しでも抑えることで予防できます。
- フェイスマスクの使用時間は、製品にもよりますが、10~15分が目安です。長い時間使うことはほうれい線ケアにも逆効果です。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*ほうれい線の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.フェイスマスクでほうれい線ケアを考えたいあなたへ
「ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方と使い方」をお届けします。
目立ってくると、美肌から遠ざかります。
だから、どんな女性でも早くほうれい線を消したいって思いますよね。
ケアのために、さまざまなエイジングケア化粧品が使われています。
きっと、あなたがほうれい線にお悩みなら、エイジングケアのための化粧水、美容液または保湿クリームなどを、お使いではないでしょうか?
これらのエイジングケア化粧品は、ほぼ毎日使うものです。
一方、フェイスマスクの場合はいかがでしょうか?
フェイスマスクは、まだお使いの経験がなかったり、選ぶ基準もわからない、というエイジングケア世代の方も多いのではないでしょうか?
フェイスマスクは、ほかのエイジングケア化粧品とは異なり、毎日使う方は少ないですし、そのほかのアイテムと比較すれば、ほうれい線ケアにどう使うかなどの情報も少ないようです。
しかし、上手に使えば予防美容やエイジングケアに有効です。
そこで、この記事では、少し特別な存在であるフェイスマスクについて、ほうれい線ケアのための選び方や使い方などをご紹介します。
また、おすすめのエイジングケアフェイスマスクをご紹介します。
「ほうれい線はフェイスマスクで予防できるの?改善は?」
「ほうれい線ケアには、どんなフェイスマスクがいいの?オススメは?」
「ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方は?ポイントを知りたい!」
「フェイスマスクは、ほうれい線ケアのためにどんな使い方をすればよいの?」
「フェイスマスクと化粧水や美容液との使い分けはどうするの?」
などにご興味のある方は、ぜひ、続きを読んでみてください。
もし、ほうれい線だけでなくフェイスマスク全般について詳しく知りたい方は、「フェイスマスクの選び方とオススメ・ランキングの関係は?」をご覧ください。
<フェイスマスクでしっかりエイジングケアをしたいなら>
*ナールスゲン配合バイオセルロース製フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」
2.ほうれい線の特徴
1)ほうれい線とは?
ほうれい線は、鼻の両脇から口元の部位に伸びる2本の線です。
医学用語では、鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれています。
この部位は、Oゾーンと呼ばれることもあります。
「ほうれい線とシワは違うの?原因から考えるエイジングケア」でご紹介していますが、実は、ほうれい線の多くは、「しわ」ではなく、「頬の境界線」です。
ほうれい線は、一般的に年齢を重ねるとともに目立ちやすくなってきます。
2)ほうれい線の原因は?
ほうれい線には、深いものと浅いもいのがあります。
①深いほうれい線
深いほうれい線主な原因は、顔のたるみです。
顔のたるみは、「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」の大きく3つに分かれます。
ほかにも急激なダイエット、むくみ、骨格の問題、歯の衰えなどがほうれい線の原因になることがあります。
これらが原因のほうれい線は、フェイスマスクでは改善しません。
だからほうれい線の予防ケアが大切です。
<参考記事>
②浅いほうれい線
浅いほうれい線は、乾燥肌が原因で目立つことがあります。
若い世代で目立つのはこのケースが多いのです。
乾燥肌は、バリア機能やターンオーバーの乱れが原因です。
また、皮膚常在菌のバランスが崩れて、美肌菌が減ることでpHバランスが弱酸性からアルカリ性に変わる場合も。
そんなときは、肌の保湿能が低下して乾燥肌になります。
さらに、最近では、マスク生活でもほうれい線が目立つことがあります。
乾燥肌が原因のほうれい線は、フェイスマスクで改善が可能です。
<参考記事>
<第2章のまとめ>
ほうれい線には顔のたるみが原因の深いものと、乾燥肌が原因の浅いものがあります。
フェイスマスクなどのエイジングケア化粧品で改善できるのは、浅いほうれい線です。
だから、目立つ前からケアをして予防しましょう。
3.ほうれい線ケアのためのフェイスマスクの選び方
ほうれい線の予防や対策で、エイジングケア化粧品を使うことは、今や当たり前になりつつあります。
そして、多くのエイジングケア世代の女性が、エイジングケア化粧水、エイジングケア美容液、乳液、保湿クリームのいずれか、または複数をお使いになっていることでしょう。
エイジングケア化粧品で、美容成分やエイジングケア化粧品成分をお肌に補っても、「顔のたるみ」が原因で目立ってしまったほうれい線を消すまではできません。
しかし、ほうれい線の予防、そして今以上に進まないことを考えれば、よいエイジングケア化粧品を使うことは大切です。
そんな中で、フェイスマスクもほうれい線ケアのエイジングケア化粧品の選択肢としてさまざまなタイプが登場してきました。
今やシートマスクだけではなく、クレイタイプ、クリームタイプ、はがす必要のないものもあります。
フェイスマスクは、次のようなほかのタイプのエイジングケア化粧品とは違う特徴があります。
- 基本的には、毎日使うものではないこと
- マスク、パック、シートなどで美容成分、エイジングケア化粧品成分を浸透させるはたらきが大きい
ほうれい線にだけ使える形のものもある
では、ほうれい線ケアのためのフェイスマスクは、どのように選べばよいのでしょうか?
ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方に、絶対的な基準があるわけでありませんが、次の3つのポイントに着目することで、自分に合ったフェイスマスクを選べるようになります。
1)ほうれい線ケアに有効なエイジングケア化粧品成分が含まれているか?
フェイスマスクは、その成分的な配合パターンとしては、美容液に似たものになります。
だから、基本的には、美容液と同じように水溶性のヒューメクタント成分と油溶性のエモリエント成分の両方の化粧品成分が配合されるケースが多いのです。
そのため、ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方としては、コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分と乾燥肌の原因にアプローチし、しっかり保湿できる保湿成分の両方が配合されていればよいのです。
レチノール、レチノイン酸トコフェリルのようなビタミンA誘導体、VCエチルやAPPS、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸などのビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、ナールスゲン、ネオダーミル、プラセンタなどは、コラーゲンやエラスチンにアプローチする成分です。
保湿成分なら、セラミド、ヒアルロン酸やプロテオグリカンなどがオススメです。
これらの保湿成分は、エイジングケア美容液などでも乾燥肌対策としてよく使われる保湿力の高い成分です。
これらの成分について詳しく知りたい方は、「ほうれい線対策の美容液の選び方は、5つの視点で考える!」の「2.美容液で使いたいほうれい線ケアのためのエイジングケア化粧品成分」をご覧ください。
また、「ほうれい線を解消したい!エイジングケア化粧品選びのコツ」の記事も、ぜひ参考にしてください。
2)美容成分、エイジングケア化粧品成分の浸透への配慮はあるか?
フェイスマスクの真骨頂は、マスクが化粧品成分の浸透をサポートできることです。これが美容液との大きな違いです。
したがって、ほうれい線ケアのフェイスマスクを選ぶには、マスクの素材や機能をしっかりチェックしましょう。
マスクのタイプとしては、シートタイプ、クリームタイプ、クレイタイプ、ピールオフタイプ、スリーピングタイプなどがあり、それぞれ特徴があります。
どれがよい悪いということではなく、それぞれに特徴があるので違いを理解して選びましょう。
「フェイスマスクの保湿効果は高い!なぜ化粧水や美容液より良いの?」にそれぞれの特徴を説明していますので、参考にしてください。
自分に合ったものであれば、どのタイプでもよいのですが、ほうれい線ケアには、シートタイプ、クリームタイプ、スリーピングタイプがおすすめです。中でも、シートタイプが最も手軽なので始めやすいのではないでしょうか。
ほうれい線ケアにシートタイプを考える場合、価格は高くなりますが、不織布ではなく、ナタデココの原料のココナッツを主成分にしたナノ繊維「バイオセルロース」なら、密着度が高く、エイジングケア化粧品成分の高い浸透が期待できます。
不織布の場合は、うまく顔に貼り付かないと剥がれたり、ずれてしまうリスクがあります。
こうしたリスクを回避したいなら、バイオセルロース製のフェイスマスクがおすすめです。
3)手持ちの他のエイジングケア化粧品と成分が重なっていないか?
さきほど、フェイスマスクの化粧品成分と美容液の化粧品成分が、よく似たパターンになることをお伝えしました。
従って、ほうれい線ケアのフェイスマスクを選ぶ場合は、お手持ちの美容液の成分と重ならないものを選ぶ方がよいのです。
ほうれい線に対して、同じ成分を過度に使っても、エイジングケアの効果は高まるわけではありません。
だからこそ、美容液とは異なるエイジングケア化粧品成分や保湿成分が配合されたフェイスマスクを選びましょう。
もちろん、化粧水や保湿クリームと成分が重ならないことにも注意してください。
ほかのアイテムと100%同じ成分が重ならないフェイスマスクを選ぶのは難しいかもしれませんが、特にエイジングケア化粧品成分は、意識してチェックしましょう。
<第3章のまとめ>
ほうれい線ケアのフェイスマスクは、機能性の高いエイジングケア化粧品成分と保湿力の高い保湿成分が配合されているものを選びましょう。
エイジングケア化粧品成分としては、ナールスゲンやプラセンタ、ネオダーミル、ビタミンC誘導体などがオススメです。
保湿成分は、セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸などがオススメです。
また、普段、お使いの美容液と異なる美容成分を補う方が効果的です。
フェイスマスクは、素材もさまざまですが、浸透力を高める工夫のあるバイオセルロースなどがオススメの1つです。
4.ほうれい線予防に効果的なフェイスマスクの使い方
ここからは、ほうれい線予防に効果的なフェイスマスクの使い方をご紹介します。
まず、フェイスマスクの使用時間ですが、おおむね10~15分が適切です。
これ以上長い間フェイスマスクを顔に貼っていると、お肌の水分がフェイスマスクに吸い上げられることもあるので、注意しましょう。
製品ごとに若干の違いがありますので、各製品の使い方をしっかり守ってください。
1)おすすめの使い方
①紫外線のアフターケア
ほうれい線ケアを考えれば、夏場など外出後の紫外線のアフターケアにビタミンACEなどの抗酸化成分やナールスゲンなどが配合されたフェイスマスクを使うことをおすすめします。
日焼け止めのほか、紫外線対策をしていても、夏の陽ざしを浴びたお肌はダメージを受けて活性酸素が増えている可能性も高いのです。
外出から帰った後に、紫外線のアフターケアとしてフェイスマスクを使いましょう。
②生理周期を意識する
女性のからだやお肌は、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの影響を受けます。
一般的には、生理が終わったころからお肌の調子が上がり、排卵日のころが最もキメが整った美しい状態です。
一方、生理の開始前はお肌のバリア機能が低下する一方で、皮脂分泌量が増えるのです。
フェイスマスクは、通常のスキンケアにプラスして使うものなので、お肌の調子がよい生理が終わった後から排卵日の期間に使うのがおすすめです。
人によって異なりますが、基本は生理1週間後に使うことがおすすめです。
これは、ほうれい線ケアに限らず、化粧品を使ったスキンケアの基本です。
女性ホルモンを意識したスキンケアについては、「シンデレラ座談会 in 京都祇園 Vol.2 ~ 女性ホルモンとコラーゲンと美白のお話 ~」も参考になります。
また、「女性ホルモンの変化を知って楽しく生きる!|中川ゆうこさん」もぜひお読みください。
2)使うのを避けるとき
フェイスマスクの使用を控えたいのは、敏感肌や肌荒れなどがある場合で、基本的にはスキンケアやエイジングケアをできるだけシンプルにして、お肌に余計な負担を与えないことが大切です。
したがって、お肌の調子が悪い場合は、フェイスマスクを使うのを控えることがベターです。
<第4章のまとめ>
ほうれい線ケアのフェイスマスクをつける時間は、10分~15分程度にとどめましょう。それ以上長く使っても逆効果になる場合があります。
抗酸化成分が入っているフェイスマスクなら、紫外線のアフターケアのために、外出後に使うのもよい方法です。
また、生理周期を考えて、お肌の調子がよい生理が終わった後から排卵日の期間に使うこともよい方法です。
逆に、お肌が敏感な場合や肌荒れがある場合は、フェイスマスクを使うのを避けましょう。
5.おすすめのほうれい線ケアのフェイスマスク
ここで、ほうれい線ケアにおすすめのフェイスマスクをご紹介します。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品の1つであるバイオセルロース製フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」です。
最先端の美容成分配合です。
1)「ナールス リジェ パーフェクトマスク」の特徴
ナタデココのようなプルプルのバイオセルロース製マスクに、美容液1本分の最先端の美容成分を贅沢に配合しました。
バイオセルロースとは、先ほども紹介しましたが、ココナッツウォーターとナタ菌でつくった密着性や保湿性に優れたナノ繊維のマスク。
マスクをつけている時間は、10分〜15分程度。
外した後は、まるで肌細胞がよみがえったように、肌のハリを実感できます。
また、25mlもの美容成分を閉じ込めているので、マスクのパッケージに残った美容液は、デコルテのケアや手肌のエイジングケアにもお使いいただけます
「ナールス リジェ パーフェクトマスク」は、美容皮膚科や美容クリニック、エステティックサロンでもお使いいただいています。
2)どんな肌悩みによいの?
贅沢な美容の時間を楽しみたいときはもちろん、乾燥肌やそれが原因のほうれい線などの肌悩みのスペシャルケアにお使いいただきたいフェイスマスクです。
たとえば、ほうれい線以外でも次のようなケースにお使いいただけます。
- イベントやお出かけの直前
- リラックスした美容タイムを楽しみたいとき
- 顔のくすみが気になるとき
- ゴワゴワした肌状態を感じるとき
- 毛穴の黒ずみやたるみ毛穴が目立つ
紫外線による日焼けのアフターケア
3)主な10種の美容成分の特徴
ナールス リジェ パーフェクトマスクの主な美容成分をご紹介します。
①ヒト幹細胞培養液
ナールス リジェ パーフェクトマスクには、「ヒト脂肪細胞順化培養液(バチルス/ベニコウジ菌)/(ナツメ果実/ダイズ)発酵液」を使っています。
このヒト幹細胞培養液には、700種類以上のタンパク質、糖質と脂質、さらにEGF、FGF、VEGF、HGF、IGF、アディポネクチンなど、30種類以上の成長因子を含んでいます。
天然の防腐作用のある「ナツメ果実発酵液」を使用することにより、防腐剤無添加を実現しています。
ほうれい線ケアにぜひ試したい成分です。
②ナールスゲン
ナールスゲンは、京都大学発の画期的な美容成分。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、ヒートショックプロテイン(HSP)47やヒートショックプロテイン(HSP)70を増やします。
また、からだや肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やすはたらきがあり、紫外線ダメージによる光老化を予防します。
③カルノシン
カルノシンには、酸化や糖化を防ぐはたらきがあることがわかっています。
そのため、肌やからだの老化を防ぐという研究報告がいくつかあります。
今では、サプリメントや化粧品としても使われています。
カルノシン配合の化粧品は、コラーゲンやエラスチンの劣化を防ぐことが期待されています。
そのため、肌のハリをキープし、ほうれい線の予防的なケアに期待できます。
④馬プラセンタエキス
北海道産のサラブレッド由来のプラセンタエキスを配合。
プラセンタエキスには、アミノ酸をはじめ糖分、脂質、ビタミン、ミネラル、酵素など、生命維持に必要な多種多様な成分が含まれています。
主なはたらきとしては、バリア機能やターンオーバーの正常化による保湿力アップ、シミやソバカスを防ぐ美白効果(医薬部外品の場合)、抗酸化作用などです。だから、ほうれい線のエイジングケアの効果が期待できます。
⑤キュアパッション
キュアパッションは、水、BG、クダモノトケイソウ果実エキスの3つが配合された混合の化粧品成分です。
キュアパッションを特徴づけるのは、クダモノトケイソウ果実エキス。
リンパ管ケアに着目したエイジングケア化粧品成分で、むくみによるくすみやシワをケアします。
⑥プリンセスケア(ヒメフウロエキス)
プリンセスケア(ヒメフウロエキス)は、表皮の一番奥で真皮との間の基底膜にあるⅣ型コラーゲンを保護することで、紫外線による光老化を軽減します。
⑦ビルベリー葉エキス
ビルベリーは、ブルーベリーの仲間です。
ビルベリーの果実には、ブルーベリー以上にポリフェノールのアントシアニンが豊富に含まれます。
また、葉にもクロロゲン酸やフラボノール、ケルセチン、カテキン、プロアントシアニジンなどの抗酸化成分が豊富です。
ビルベリー葉エキスには、抗酸化作用や抗糖化作用、細胞賦活作用があります。
だから、ほうれい線ケアが期待できます。
⑧マンダリンオレンジ果皮エキス
マンダリンオレンジ果皮エキスは、ミカン科の果実であるマンダリンオレンジの果皮から抽出された美容成分。
角層のキメとツヤを保つ効果があり、肌に透明感を与える美容成分として注目されています。
また、天然保湿因子(NMF)のもととなるたんぱく質であるフィラグリン分解酵素の産生促進作用があります。
これは、天然保湿因子(NMF)を増やすはたらきです。
⑨カワラヨモギ花エキス
カワラヨモギ花エキスには、消炎効果と抗菌効果があり、肌荒れの予防効果が期待できます。
また、収れん効果や色素沈着を防ぐ作用などもあります。
最近、カワラヨモギの成熟した頭花を乾燥させて得られる生薬インチンコウエキスには、フィラグリンを増やすはたらきがあることがわかりました。
⑩ゼラニウム
ゼラニウムは、化粧品成分ではニオイテンジクアオイ油と呼びます。ゼラニウムの全草から抽出され、精油や香料としても使われます。
ゼラニウムの花から抽出したニオイテンジクアオイ花油は、主に香りづけの目的で配合されています。
ゼラニウムには、その香りでリラックス効果や女性ホルモンを整えるはたらきがあります。
また、保湿効果や皮脂のコントロール作用も期待されます。
また、カルノシンをリポソーム化して肌の奥へ浸透させるためにレシチンを配合しています。
リポソーム化とは、小さなカプセルをつくって美容成分を閉じ込める技術のことで、レシチンがそのはたらきをします。
<全成分>
水、BG、グリセリン、ペンチレングリコール、アロエベラ液汁、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、(バチルス/ベニコウジ菌)/(ナツメ果実/ダイズ)発酵液、カルノシン、オオアザミ果実エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、カワラヨモギ花エキス、ビルベリー葉エキス、ヒアルロン酸Na、ヒメフウロエキス、プラセンタエキス、クダモノトケイソウ果実エキス 、クロクスクリサンツス根エキス、アラビアゴム、グルコシルヘスペリジン、レシチン、PEG-60水添ヒマシ油、加水分解水添デンプン、グリコシルトレハロース、ポリアクリレート-13、ポリイソブテン、ポリソルベート20、1,2-ヘキサンジオール、エタノール、ニオイテンジクアオイ油、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、エチルヘキシルグリセリン、ココイルアルギニンエチルPCA、フェノキシエタノール
ナールス リジェ パーフェクトマスクは、ナールスゲンは重なりますが、ほかのナールスブランドとはできる限り違う成分の配合を意識したので、ナールスブランドをお使いの方にもほうれい線ケアのフェイスマスクとしてプラスすることが可能です。
また、そのほかの美容液をお使いの方でも、エイジングケア化粧品成分が重ならないなら、プラスして使えます。
そんな点から、ナールス リジェ パーフェクトマスクは、次のどんな世代のエイジングケアにもオススメできるフェイスマスクです。
<第5章のまとめ>
ほうれい線ケアのオススメのフェイスマスクの1つが、「ナールス リジェ パーフェクトマスク」。
ナールスゲンを推奨濃度で配合し、ヒト幹細胞培養液をはじめ、プラセンタ、ヒアルロン酸、アロエベラエキス、リンパ管ケアに着目した成分キュアパッションなどを配合しています。
素材は、美容成分をしっかり浸透させることができる「バイオセルロース」。
とても使い心地のよいフェイスマスクです。
6.まとめ
ほうれい線予防や対策のためのフェイスマスクの選び方や使い方について、ご紹介しました。
また、おすすめのアイテムも取り上げました。
いかがだったでしょうか。
最近では、バイオセルロース製をはじめ、フェイスマスクの種類も増えてきたので、選択肢が広がっています。
そんな中、ほうれい線ケアにフェイスマスクを使いたいという方も増えてきました。
一方、フェイスマスクは、化粧水や美容液とは異なり、毎日使うものではないだけに、選び方や使い方に工夫が必要です。
上手に使って予防ケアに役立てましょう。
この記事「ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方と使い方」が、エイジングケア世代の女性のお役に立てば幸いです。
<ほうれい線ケア化粧品 こちらもオススメ>
◎ナールスゲン、高浸透型ビタミンC誘導体「APPS(アプレシエ)」、セラミドプロモーターやナイアシンアミド、ビタミンE誘導体、プロテオグリカン配合。
*ほうれい線ケアをサポートするエイジングケアローション「ナールスピュア」
◎ナールスゲンに加えてネオダーミルを推奨最高濃度配合。ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体に加えて、6種のヒト型セラミド(セラミドNG、NP、NS、EOS、EOP、AP)、プロテオグリカン、抗酸化成分金コロイド配合。
*ほうれい線ケアをサポートするエイジングケア美容液「ナールス ネオ」
◎ナールスゲン、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体に加えて、3種のヒト型セラミド(セラミド2、セラミドAP、セラミドNP)、スクワラン、シアバター配合で保湿もバッチリ。
*ほうれい線ケアをサポートする高機能エイジングケア美容クリーム「ナールス ユニバ」
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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