年齢とともに鼻の付け根や鼻の周りでもシワが目立つことがあります。
誰だって、すっきりした鼻筋に見せたいのにとても残念ですね。
そんな鼻のシワの原因と対策は?
この記事では、鼻のシワの予防や改善のためのエイジングケアやその他の対策をご紹介します。
30代以上のエイジングケア世代の女性は必見です。
鼻のシワのケアに
- 鼻の周り・付け根のシワも顔のシワの一部で、小ジワ、真皮ジワ、表情ジワがあります。また、縦のシワと横のシワがあります。これは、ほかの顔のパーツと同じです。
- 鼻の周り・付け根のシワの原因は、乾燥、加齢や紫外線ダメージによる真皮の衰え、表情のクセ、皮下組織の衰え、悪い姿勢、よくない生活習慣です。これらの原因は顔のたるみと同じ原因です。
- 鼻の周り・付け根のシワを予防する対策の基本は、清潔、保湿、紫外線対策の3つです。この3つはすべての肌悩みに共通するエイジングケアの基本です。
- 30代以上は、しわ対策のエイジングケア化粧品を使うことをオススメします。優しい保湿成分とコラーゲンを増やしたり、酸化を防ぐエイジングケア化粧品成分を配合したものを選びましょう。
- スキンケア化粧品以外でも生活習慣やマッサージで鼻の周りのシワ対策が可能です。これらの対策を上手に取り入れましょう。
- 鼻の周りの小ジワを改善する医薬品があるので、対策の1つになりえます。スキンケアやエイジングケアで改善しない場合は、試してみる価値があります。
- 鼻の付け根の深いシワはスキンケアでは改善しないので、美容整形で改善する選択肢があります。その場合は、専門医と十分に相談しましょう。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*シワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.鼻の周り・付け根のシワが気になるあなたへ
顔にシワが目立つのはどんな女性でも嫌ですが、悪い意味で存在感のあるシワが、鼻の付け根や鼻の周りのシワ。
鼻の肌悩みといえば、いちご鼻が真っ先に思い浮かびますが、エイジングケア世代なら、鼻のシワにも注意を払うことが大切です。
鼻のシワには、鼻の付け根、目と目の間にできる横のシワもあれば、鼻の下にできる縦のシワもあります。
横であれ縦であれ、目立つシワを消すことは、世の女性の望みですね。
シワは、早い方なら30代で目立つこともありますし、40代のエイジングケアが必要な世代になると少なからず、顔のどこかで気になってしまいますね。
鼻のシワも他の顔のシワやほうれい線と並んでお肌の乾燥やお肌の老化などが原因です。
そんな鼻のシワは、美肌の敵。誰もが予防したいですね。
また、鼻の周りにシワが目立ってきたなら早く対策を行って改善したいですね。
この記事では、そんな鼻の周り・鼻の付け根のシワの原因から、予防や改善のためのエイジングケアやそのほかの対策、美容医療・美容整形まで幅広くご紹介します。
また、おすすめのエイジングケア化粧品をご紹介します。
「鼻の周りに目立つシワの原因は?老化のほかに何があるの?」
「鼻の周りのシワに縦と横のシワがあるのはなぜ?違いを知りたい!」
「まだ目立たないけど、鼻のシワを予防したい!よい方法は?」
「鼻のシワのエイジングケアを詳しく知りたい!スキンケアでも対策できるの?」
「鼻の付け根の深いシワを消す対策は?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<シワの対策を動画で学ぶなら>
*小じわを消す3つのエイジングケア|動画で3分間エイジングケア
*しわ対策のおすすめ美容液の選び方|動画で3分間エイジングケア
2.鼻の周り・付け根のシワの種類と特徴
パーツが大きく顔の中でも目立ちやすいのが鼻です。
鼻の周りや付け根にシワが生じてしまうと、一気に老けた印象になってしまいがち・・・。
そんな鼻の周りのシワは、大きく分けて3つの種類があります。
シワの種類といえば、小ジワ・真皮ジワ・表情ジワですが、鼻の周りのシワも同じです。
ただ、その分け方よりもシワができるパーツで分けた方がわかりやすいので、ここでは鼻の周りのシワができるパーツごとに分類していきます。
それでは鼻のシワの種類と特徴を見ていきましょう。
1)鼻筋に沿った縦のシワの特徴
鼻の周りのシワで、代表的なのが鼻筋に沿った縦のシワです。
最初はあまり目立たない小ジワとして生じます。
鼻筋に沿った縦のシワは、気付かない場合もありますし、気付いてもメイクで隠してしまうことも難しくないので、ケアを怠ってしまう方もいるようです。
しかしそのまま放っておくと、くっきりとした縦ジワとして浮き上がってしまい、メイクで隠すのも難しくなります。
だから、いつも鼻筋の縦ジワに気をつけておくことが大切です。
もし発見したら、小ジワの段階からスキンケアによる改善の対策を行うことをオススメします。
2)鼻の下の縦シワの特徴
鼻の下に縦シワが生じることもあります。
鼻の下から唇の上の皮膚に、シワが生じてしまうのです。
梅干しを食べたときのように見えることから下あごのシワと同じく、「梅干しジワ」とも呼ばれることがあります。
また、鼻の付け根の横ジワは、深くなってしまうと改善が難しくなります。
だから、鼻の付け根の横ジワも、しっかりチェックして目立たないうちに改善の対策を行うことが大切なのです。
このように鼻の周りのシワといっても、少しずつ特徴が違うのです。
3.鼻の周り・付け根のシワの原因
鼻の周りのシワは、基本的には顔のシワの原因と同じですが、鼻の特徴も影響しています。
それでは鼻のシワの種類別に原因を見ていきましょう。
1)鼻筋に沿った縦のシワの原因
まず、鼻筋に沿った縦ジワですが、これは主に2つの原因が考えられます。
①乾燥で目立つ鼻筋の縦ジワ
1つ目は、お肌の乾燥です。
肌が乾燥してしまうと、表皮の角質層に含まれる水分、NMF(天然保湿因子)や、セラミドを50%程度含む「角質細胞間脂質」が減少します。
その結果、肌の潤いやツヤが失われ、乾いた砂漠で地面の溝が目立つように、肌の表面にシワが生まれてしまうのです。
もちろん、皮脂分泌が減って皮脂膜が少なくなったり、バリア機能の低下、ターンオーバーの乱れなど、乾燥肌の原因となる要素が関係しています。
このタイプの鼻筋の縦ジワは、ほかの顔のシワと同じく乾燥による小ジワです。
②鼻への物理的ダメージが原因の場合も
2つ目は、鼻周りを触ってしまう癖があることです。
鏡を見ながら表情をつくってみるとわかりますが、よっぽど怒った歯をむき出しにするような表情をしないかぎり、この部分にほとんどシワは生じません。
しかし、自分で鼻をつまむなどの癖でいつも鼻にダメージを与えていると、鼻筋に縦ジワが生じることもあるのです。
たとえば、摩擦の強い洗顔やクレンジングが鼻のシワの原因になることもあります。
2)鼻の下の縦ジワの原因
鼻の下の縦ジワの場合は、3つの原因が考えられます。
①口輪筋の衰えで鼻の下に縦ジワに
口輪筋は、日常でよく動かす筋肉といえます。
実は、表情筋の約7割とつながっており、顔の筋肉の中心のような存在です。
しかし、加齢や無表情でいることが多いなどの表情の癖によって衰えることもあります。
口輪筋が衰えると、皮膚のたるみが生じ、シワやほうれい線などが目立ちやすくなってしまうのです。
②真皮の衰えも原因に
2つ目は、肌のハリや弾力の低下です。
加齢や紫外線ダメージなどによって、真皮で肌のハリを保ってくれるコラーゲンやエラスチンなどのたんぱく質が減少してしまうことで、肌にたるみシワが生まれます。
また、真皮にはヒアルロン酸、プロテオグリカンもありますが、これらも年齢とともに減るので、シワを目立たせてしまう原因になるのです。
これらの成分をつくっているのは、真皮線維芽細胞ですが、これも年齢とともに活力が低下するのです。
③乾燥も鼻の下の縦ジワの原因
そして3つ目は、お肌の乾燥です。
口周りは、目元周りと同じく顔の中でも特に皮膚が薄い箇所であり、ちょっとした刺激でも負担になってしまいます。
また、皮脂腺が少ないので、顔の他の部分よりも乾燥しやすいという特徴があるのです。
その結果、乾燥で鼻の下の縦ジワが目立ってしまうことがあるのです。
3)鼻の付け根の横のシワの原因
鼻の付け根にできる横ジワの場合は、主に2つの原因があります。
①表情のクセで横のシワが目立つ
鼻の付け根の横ジワは、眉間にある表情筋である「鼻根筋」の収縮によって生じる表情ジワの一種です。
鼻根筋は、小さな筋肉ですが、軽く眉間の間に指をおけば、手で触ることができます。
眉間に指を置いて、顔をしかめてください。
鏡の前でやれば、そこの筋肉が動いて、鼻の付け根に横ジワができますね。
鼻根筋には、眉間の皮膚を引き下げるはたらきがありますので、怒った時などに「しかめっ面」をすれば、鼻の付け根に横ジワができるのです。
視力が悪い人で、見えづらいために目を細めたり、顔をしかめる癖があると、何度も繰り返すことで、横ジワとして刻まれます。
②皮下脂肪の衰えで目立つ鼻の付け根の横ジワ
鼻の付け根の横ジワは、鼻根筋の影響に加えて皮下脂肪の減少で、一層目立つことがあります。
③やはりお肌の乾燥も悪影響
3つ目の原因は、乾燥です。
眉間の部分もしっかり保湿ケアをしているでしょうか?
目元や口元ばかりを気にして、意外とこの部分のお手入れがおざなりになっている場合があります。
気をつけましょう。
4.紫外線ダメージはもちろん鼻のシワの原因
1)紫外線はシワも含めて肌老化の大きな原因
ここまで触れませんでしたが、紫外線はもちろん鼻の周りのシワの原因になります。
なぜなら、紫外線が乾燥の原因になるため。
そして、もう1つは紫外線のダメージが真皮の衰えの原因になるためです。
紫外線を多量に浴びているとそのダメージが蓄積し、鼻の周りの肌もお肌の酸化が進み、年齢以上にお肌は老化するのです。
紫外線のうち紫外線A波(UVA)は真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンを変性させてしまいます。
そんな紫外線によるお肌の老化は、光老化と呼ばれ、たるみによる深いシワの原因になるのです。
2)鼻のシワを防ぐ紫外線対策の基本
紫外線対策は、鼻の付け根や周りもしっかり行いましょう。
UVAは、曇りの日や室内にいる場合も届きますし、年中降り注いでいますから、冬も紫外線対策が必要なのです。
日焼け止めは、UVAを防ぐ指標であるPAをチェックして選びましょう。
一方、UVBの対策が不要というわけではありません。
UVBは、UVAよりエネルギーが強くサンバーン(日焼けによるやけど)の原因になります。
陽ざしのきつい春や夏は、UVBを防ぐ指標であるSPFをチェックして、紫外線対策を行いましょう。
鼻のシワ予防のために、紫外線対策は日焼け止め以外にも、日傘、帽子などが役立ちます。
だから、ファッションでも紫外線対策を行いましょう。
5.鼻の周り・付け根のシワのスキンケア
1)鼻の周り・付け根のシワの予防の基本は、保湿
今、鼻の周り・付け根のシワの種類別の原因を確認しましたが、すべてに共通している原因は、お肌の乾燥と言えます。
だから、まずは鼻周りのスキンケアで保湿をしっかり行って、乾燥肌対策に力を入れることが、シワの予防に有効なのです。
また、年齢を重ねると、肌が乾燥しやすくなるという特徴もありますので、30代からはエイジングケアを考慮したスキンケアがオススメです。
では、十分に保湿された状態の肌とはどのようなものでしょうか?
十分に保湿されたお肌とは、
『適切な量の水分が保湿成分によってお肌の中につなぎ止められており、さらに油分によって水分の蒸発が適度に食い止められ、お肌が潤っている状態』
のことです。
スキンケアで「保湿」することで、「保湿力のある素肌」、つまり、自ら潤う力のある健やかな素肌を育むことが理想的です。
では、乾燥を防ぎ保湿力のある素肌をもたらすスキンケアやエイジングケアの方法を順番に見ていきましょう。
2)洗顔やクレンジングでできる鼻のシワ対策
①洗顔は乾燥を助長させない方法で!
鼻の周り・付け根のシワの予防や改善に大切なのは、まず、洗顔。
洗顔は、保湿ケアというより、間違ったスキンケア方法で乾燥を助長させないために大切です。
洗顔は強い刺激を与える方法で行うことはNGです。
乾燥をもたらしてしまいますので、正しい方法で行いましょう。
洗顔のポイントは、次のとおりです。
- ゴシゴシ洗うのではなく、洗顔料をしっかり泡立てて優しく洗う。
- Tゾーンから洗い、次にUゾーン、目元や口元は最後に洗う。
- 泡を残さないように、しっかりと32~34℃程度のぬるま湯ですすぐ。
- 洗顔の時間は、1~5分程度ですませる。
洗顔は1日2回までにする。
顔周りの皮膚は繊細ですので、優しくケアすることを基本としましょう。
なお、すすぐ際にシャワーをあびる方もいますが、シャワーは水流が強すぎるのでオススメとはいえません。
手ですくって、パシャパシャかけるようにしながら20回程度、丁寧にすすぎましょう。
すすぐ時に、手を肌に直接触れさせないこともコツです。
摩擦が生じて肌を痛めるのを防いでくれます。
肌が乾燥している時には、ダブル洗顔やあまり洗浄力が強すぎる洗顔料はオススメといえません。
1回の洗顔で、正しく丁寧なケアをしましょう。
②クレンジング料も優しいものを
クレンジングも洗顔と同じく鼻の周り・付け根のシワの予防や改善を意識することが大切です。
そのためには、30代からはより優しいものを使うことがオススメです。
ジェルタイプのクレンジング料ほかミルクタイプ、クリームタイプが肌への刺激が少ないのでオススメです。
また、アミノ酸系の界面活性剤、弱酸性の界面活性剤でできたクレンジング料もオススメです。
なお、30代未満でも肌質がインナードライ肌の方や敏感肌なら、アミノ酸系の界面活性剤、弱酸性の界面活性剤でできたクレンジング料がオススメです。
エイジングケア世代のシワ対策のクレンジング料は、敏感肌でも使えるメイク落としを使いましょう。
ただし、クレンジングの際のフェイスマッサージは、肌にダメージを与えるので控えましょう。
さらに、メイクしたまま寝落ちすることはNGです。なぜなら、肌の酸化が進みシワの原因になるからです。
3)化粧水による鼻の付け根・周りのシワ予防のスキンケア
①化粧水の役割
洗顔の後に使うのは、化粧水です。
次に化粧水ケアを行っていきます。
お肌の老化が進むと、乾燥しやすくなるという特徴がありますので、年齢に応じてエイジングケア化粧品成分が配合されたシワケアに向く化粧水を選ぶとよいでしょう。
20代は無理にエイジングケア化粧水を選ばなくてもよいかもしれませんが、肌の老化は始まっています。
早い方ですと20代から取り入れる方もいますので、鼻周りのシワが気になるという方は、早めにエイジングケア化粧水に切り替えることをオススメします。
早くエイジングケアを始めることで予防美容になるのです。
化粧水の役割と目的のポイントは、次のとおりです。
- お肌を潤しキメを整えることが基本的な役割なので、深いシワを消すことはできない
- 化粧水だけでは水分を保持するには不十分なので、ほかの化粧品とあわせて使う
シワのエイジングケアを求めるなら、エイジングケア化粧品成分配合のものを使う
②化粧水の選び方
化粧水ランキングや口コミだけに頼るのではなく、成分などの知識で自分の肌質や年齢に合ったものを選びましょう。
肌質は、角質層の保湿力によって、普通肌、乾燥肌、混合肌、脂性肌(オイリー肌)に分かれます。
鼻の周りや付け根のシワが気になる場合は、「乾燥肌」か部分的に乾燥している「混合肌」である可能性が高いといえます。
保湿力が高く乾燥肌対策ができるヒアルロン酸、プロテオグリカン、コラーゲン、エラスチンなどを配合した保湿化粧水でしっかりケアをおこないましょう。
30代以上なら、ナールスゲンやネオダーミルなどコラーゲンやエラスチンを増やすエイジングケア化粧品成分を配合したエイジングケア化粧水が、鼻の周りのシワ対策にオススメです。
また、水溶性ビタミンC誘導体や両親媒性で浸透型のAPPS(アプレシエ)などは、コラーゲンを増やす作用、抗酸化作用、美白作用、毛穴の引き締め効果などがあるので、とても広い範囲のエイジングケアが可能です。
コエンザイムQ10、エルゴチオネイン、ブドウエキス、レスベラトロール、金コロイド、フラーレン、ビタミンE誘導体、プラセンタエキス、アスタキサンチンなども抗酸化作用があるので、オススメのエイジングケア化粧品成分です。
③化粧水の使い方
化粧水は、正しく使うことが大切です。優しくハンドプレスしながらお肌に染み込ませましょう。
化粧水のパッティングは、あまりオススメできません。肌への刺激になってしまい、乾燥や老化を助長する可能性があります。
鼻の周りもじんわりいたわりながらも、しっかり有効成分を届ける気持ちで念入りにケアすることが大切です。
化粧水で肌の角質層を十分にうるおった状態にしておくことで、次に使う美容液やクリームなどの有効成分が肌に浸透しやすくなります。
4)美容液や保湿クリームによるによる鼻の付け根・周りのシワ予防のスキンケア
①鼻のシワケアの美容液・クリームの選び方
鼻の付け根・周りのシワ予防には、美容液や保湿クリームも必要です。
化粧水の後には美容液や保湿クリームを活用します。
これらも美容液ランキングや保湿クリームランキングだけに頼らず、成分をしっかりチェックしましょう。
また、丁寧なケアのためには、オールインワン化粧品はあまりオススメできません。
美容液や保湿クリームの成分としては、高い保湿力があるセラミド、中でもヒト型セラミドがオススメの成分です。
セラミドなどは油溶性なのでセラミド化粧水ではなく、セラミド美容液やセラミドクリームから補ったほうが効果的です。
また、保湿クリームならシアバターやスクワランなどもオススメの成分です。
しわ対策の美容液や保湿クリームの選び方は、次の記事も参考にしてください。
②鼻のシワケアの美容液・クリームの使い方
使い方としては、表情筋やリンパの流れに沿うように、内側から外側へ優しく塗布することが基本です。
最後はハンドプレスで美容成分が染み込むように、しっかりケアしましょう。
また、気になる箇所は重ね塗りをする方法もあります。
鼻の周りや付け根に塗る時は、ついつい気になって強い力でこすり過ぎの方が多いです。
そんな時は、小指で塗布してみる方法も有効といえます。
小指は力を入れづらいので、余分な負荷をかけることなく、しっかり塗り込むことができるでしょう。
小指が使いにくいという方は、薬指を活用する方法もオススメです。
こちらも不要な力が入りにくいので、よい方法です。
肌の老化は誰にでも起こりますが、エイジングケア化粧品成分配合のものを使うことで、老化速度をゆるやかにすることは可能です。
十分な保湿ケアを繰り返すことで、乾燥が改善し、鼻の周りや付け根のシワが目立たない保湿力のある素肌にしていくことができるでしょう。
5)紫外線のアフターケアとしてのスキンケア
紫外線対策については、外出後の紫外線のアフターケアとして、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などの抗酸化作用のある成分を配合したエイジングケア化粧品を使うこともオススメです。
6.鼻のしわ予防におすすめのエイジングケア美容液
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。
私たちの美容液ランキングの第1位です。
敏感肌の方でも使え、目元や口元のハリやツヤをキープして、「エイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
そんなナールス ネオは、鼻やその周囲にも使えます。
1)鼻の周りの乾燥による小じわを防ぐ高保湿成分配合
ナールス ネオは、鼻のしわを防ぐために大切なバリア機能の正常化をサポートする6種のヒト型セラミド(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合しています。
また、高保湿の水溶性成分プロテオグリカン配合のプロテオグリカン美容液です。
さらに、9種のアミノ酸を配合しています。
ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合することによって、NMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
このため、敏感肌の方の保湿の要「水分保持」をしっかりサポートします。
さらに、水分の蒸発を防ぐスクワランを配合することで、バリア機能を守ります。
2)鼻のシワのエイジングケアをサポート
ナールス ネオは、ナールスゲンとネオダーミルをともに推奨最高濃度配合することで敏感肌のエイジングケアをサポートします。
ほかにもVCエチル(エチルアスコルビン酸)と両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)の2種のビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル、FGF((Fibroblast Growth Factor=線維芽細胞増殖因子)のはたらきをするアセチルデカペプチド-3を配合し、肌のハリやツヤを改善して美肌を取り戻すサポートをします。
また、抗酸化成分として、金コロイド、コエンザイムQ10、エルゴチオネオン、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキスを配合しています。
3)刺激成分を排除してエイジングケアに使いやすい
ナールス ネオは、無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
※フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
このようにナールス ネオは、エイジングケア世代の鼻のシワ予防にオススメの美容液です。
7.そのほかの鼻の周り・付け根のシワ対策
鼻の周り・付け根のシワ対策は、エイジングケアやスキンケアだけでは、十分ではありません。
栄養バランスのとれた食生活や適度な運動習慣によるアンチエイジングを意識した規則正しい生活を行うことで、からだの内側から健康な状態を保つことが必要です。
また、顔のパーツ別にマッサージなどを行うことも有効といえます。
鼻筋に沿った縦ジワは鼻周りを触ってしまう癖が原因の一つにありますので、まずは癖を改めるように意識しましょう。
一回でやめられればよいですが、癖というのは無意識にしてしまっていることも多くすぐにやめられるとは限りません。
気付いた時に、意識して触らないようにしていきましょう。
1)口輪筋を鍛えて鼻の下の縦ジワ予防
鼻の下に縦ジワに関しては、口輪筋を鍛えるトレーニングを行うことで予防や改善が期待できます。
ベロ回し体操を実践してみましょう。
表情筋を鍛えることはほうれい線対策にもなります。
ベロ回し体操のやり方
①口を閉じたまま口の中で舌を右に20回まわす
※この時、歯茎や歯の間、歯の土台と舌の間の空間まですべてを細かく舐めまわす
②口を閉じたまま①とは反対のまわし方で舌をまわす
1日3回くらい行うと、一層効果的です。
もし20回行うことが辛いという場合は、筋肉がコッている可能性があります。
ベロ回し体操をすることで、コリが取れ、口周りの血行も促進されるため、肌のタ―ンオーバーも促されます。
エイジングケア全体にとってもプラスでしょう。
簡単ですし、二重顎の解消や虫歯や口臭予防としても役に立つのでオススメです。
2)表情のクセを解消して鼻の付け根の横ジワ対策
鼻の付け根にできる横ジワ対策としては、眉をひそめるような表情をしないようにすることも有効です。
PC画面をずっと見つめていたり、考え事をしている時などに、無意識に眉間にシワがよっていることもあります。
こちらも、気付いた時に直していくことが効果的です。
オススメとしては、デスク周りに小さな鏡をおいて、表情チェックをしてみる方法があります。
気付いた時に自分の表情を客観的に確認できますので、女優のように相手に見られたい表情をつくる練習にもなります。
また、目が悪い人は、無意識に目を細めてしまっていることもありますので、眼鏡をつくるなど、視力のサポートをすることも効果的です。
3)フェイスマッサージで鼻の付け根の横ジワ対策
鼻の付け根の横ジワ対策には、フェイスマッサージもよい手段の1つです。
フェイスマッサージをする場合は、摩擦を減らすためにクリームや乳液をつけて行うことをオススメします。
鼻の付け根の両端を両手の人差し指で挟みます。そして、上に向かってさするように、やさしくゆっくりとマッサージを行います。
10回をワンセットで行いましょう。
4)エクササイズで鼻の付け根の横ジワ対策
眉間のシワに効くものとしては、カッ!と思いっきり目を開いた後、視線を上に向け、舌を思いっきり下に出してキープするというエクササイズがあります。
無理のない範囲でできるだけキープしてみましょう。
スキンケアとセットで行うと効果を実感しやすいです。
5)姿勢をよくしてシワ対策
また、お肌のたるみケアとして、姿勢をよくすることも大切といえます。
近年では、スマホなどに夢中になって、気付かず長時間猫背の姿勢でいる人も増えてきています。
これが、スマホがシワやたるみの原因といわれる所以です。
日頃から、姿勢を意識して、顔や目線を必要以上に下げないように心がけましょう。
立っているときだけでなく、座っている時も正しい姿勢を意識していくことが大切です。
スマホを使うときには、スマホを持っている腕の肘を反対の手で掴むようにして、視線が下がらない位置にスマホをキープしましょう。
鼻の周りや付け根のシワは、日頃のスキンケアや生活習慣などの積み重ねの結果です。
地道にこまめにできるところからケアしていくことで、改善することが可能となります。
また、予防の意味でも、正しいスキンケアや規則正しい生活などを心がけることが有効です。
8.鼻の小ジワに効く医薬品
スキンケアやエイジングケア、生活習慣にエクササイズを試しても、シワが改善しない、あるいは組み合わせで何とかしたいという場合は、医薬品を飲むという手段もあります。
ロスミンローヤルという飲む医薬品が、その選択肢の1つです。
「小ジワ」に効能・効果のある医薬品です。
これは、「第3類医薬品」といって、副作用のリスクは少ないとの判断から、薬局でなくてもネットなどでも販売されています。
用法・用量を守って使えば、比較的安全に使える小ジワ対策の医薬品です。
ロスミンローヤルには、アスコルビン酸(ビタミンC)、トコフェロール(ビタミンE)、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)などが配合されています。
- ビタミンCには、コラーゲンの酸性、皮膚や粘膜の正常なはたらきを助けるとともに抗酸化作用があります。
- ビタミンEには、抗酸化作用があります。また、血行に障害をあたえる過酸化脂質ができるのを抑えて、血行を改善します。
- ビタミンB2は、脂肪の代謝に関与し、エネルギー産生に欠かせない成分です。また、ビタミンCやビタミンEのはたらきをサポートします。
- ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の正常なはたらきを助けます。
シアノコバラミンは、たんぱく質やアミノ酸の合成をサポートします。
ロスミンローヤルの効能・効果は、次のとおりです。
だから、鼻の周りの小ジワの改善に使える医薬品です。
9.鼻のシワの美容医療
鼻の付け根の横ジワが深い場合は、スキンケアやエイジングケアでは、なかなか改善することが難しいのが正直なところ。
それでも何とかしたいなら、美容整形などの美容医療の手助けをうけることも対策の1つです。
美容整形、美容医療にはさまざまな手段がありますので、信頼できる医師と十分に相談して、どんな手段で対策をするかを決めましょう。
鼻の付け根の横ジワでは、ヒアルロン酸やボトックス注射が使われることが多いようです。
シワの大きさや部位、美容皮膚科、美容クリニックにもよりますが、ともに価格は5~10万円程度で済むことが多く、プチ整形として人気の美容医療です。
1)ヒアルロン酸注射による鼻の横ジワの治療
ヒアルロン酸は、もともと真皮にある成分で、肌組織の水分、潤滑性、柔軟性を保っています。
シワやくぼみがある箇所にヒアルロン酸注射を行うと、体内にあるヒアルロン酸と融合し、皮膚を膨らませるのです。
その結果、ふくらみ、シワを解消してくれるのです。
①ヒアルロン酸注射のメリット
- 即効性がある
- ダウンタイムが短い(ほぼなし~2週間程度)
- すぐにメイクが行える(施術当日は激しい運動、飲酒、喫煙を控える)
安全性が高い施術の1つである
②ヒアルロン酸注射のデメリット
- 持続性が低い(3か月程度~1年)
細胞を活性化するわけではない
2)ボトックス注射による鼻の横ジワの治療
シワのある箇所のポツリヌス菌から作られたボトックスを直接注射することで、神経からアセチルコリンが出るのを抑えて、筋肉の過剰な動きをやわらげます。
つまり、鼻の横ジワの原因である鼻根筋の動きを一定期間、止めていることによって解消するのです。
①ボトックス注射のメリット
- 効果発現が早い(治療後3日目くらいから7日)
- ダウンタイムが短い(ほぼなし~2週間程度)
- すぐにメイクが行える(施術当日は激しい運動、飲酒、喫煙を控える)
安全性が高い施術の1つである
②ボトックス注射のデメリット
- 持続性が低い(3か月程度)
- 細胞を活性化するわけではない
深いシワには効果が低い
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10.まとめ
鼻の周り・付け根のシワの原因、予防、改善・解消の対策についてご紹介しました。
また、おすすめのエイジングケア美容液をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
鼻の周り・付け根のシワは、他の顔のパーツにできるシワと同じく小ジワ、真皮ジワ、表情ジワに分かれますが、縦と横のシワがあります。
最初は目立ちにくい反面、目立ってしまうと老けてみえるインパクトが大きいので、しっかり予防すること、少しでも目立ったら早くスキンケアやエイジングケア、またはそのほかの手段で対策することが大切です。
この記事を参考に、鼻の周り・付け根のシワが目立たない美肌をキープしていただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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