化粧品かぶれとは、化粧品を使うことが原因でぶつぶつなどの湿疹ができたり、肌が赤くなってしまう皮膚症状です。
成分への接触で肌が刺激に負けた状態です。
または、成分でアレルギー反応が起きている可能性があります。
この記事では、化粧品かぶれの原因や症状、また対策や治療法を幅広くご紹介します。
CONTENTS
1.化粧品かぶれが気になるあなたへ
「化粧品かぶれは美肌の敵!症状・原因と対策を知ろう」をお届けします。
新しい化粧品を使ったら、湿疹などで肌荒れになったり、赤みがでる、熱を持つ、腫れる、かゆみが続くなどの症状が出ることがあります。
これは、「化粧品かぶれ」かもしれません。
化粧品かぶれは、接触皮膚炎の1つです。
化粧品かぶれは、化粧品に含まれる成分が原因ですが、季節や体調、肌質や肌状態によっても症状が出やすくなります。
また、乾燥肌や敏感肌でお肌のバリア機能が低下している場合も起こりやすくなります。
さらに気をつけたいのは、赤くも痒くもならないため、ずっと合わない化粧品を使っているうちに色素沈着を起こしてしまうこと。
結果的にシミになるので気をつけたいですね。
この記事では、化粧品かぶれの原因や症状、対策や治療法を幅広くご紹介します。
「化粧品かぶれの原因って?何が問題か教えて!」
「できることなら化粧品かぶれになりたくない!予防法は?」
「化粧品かぶれにならないためにどんな成分に気をつければよいの?教えて!」
「敏感肌は化粧品かぶれになりやすい?どんな化粧品がおすすめ?」
「もし、化粧品かぶれになったら治療法は?皮膚科へいけばよいの?」
などが気になる場合は、続きをチェックしてくださいね。
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- 化粧品かぶれは、接触皮膚炎の1つです。その原因は刺激性とアレルギー性の2つに分かれます。多くは刺激性ですが、ヘアカラーではアレルギー性が多くなります。
- 化粧品の多様化、過度な清潔意識、ストレスが多い現代社会の状況も化粧品かぶれが起こる原因です。また、生活習慣が乱れていると化粧品かぶれのリスクになります。
- 化粧品かぶれの原因成分の特定のためには、パッチテストを行います。1製品の場合は、それだけを調べますが、複数使った場合は、使った製品全部を調べる必要があります。
- 化粧品かぶれは、顔全体、目元やまぶた、口元や唇、頭部や首・デコルテなどで起こります。多くの場合、原因はその部位に使った化粧品です。
- 化粧品かぶれの原因成分は、香料・着色料、界面活性剤、ラノリンアルコール、PPDA(パラフェニレンジアミン)、日焼け止めの成分の紫外線吸収剤などです。防腐剤もまれに原因成分となります。
- 化粧品かぶれの対処法・治療法は、起こった際には、可能性のある化粧品の使用を中止し、なるべく早めに皮膚科専門医に相談することです。症状に応じた治療薬が処方されます。
- 化粧品かぶれの予防法は、体調や肌状態のよい時に新しい化粧品を試す、新しい化粧品使用の前にパッチテストを行う、刺激のないスキンケアでバリア機能を守る、敏感肌でも使える化粧品を使う、アンチエイジングを意識した日常生活を実践することの5つです。普段から、リスクを減らす工夫を行いましょう。
2.化粧品かぶれが減らない背景
現代では、かつての化粧品の品質と比較すれば安全面で随分と改良が進んでいます。
全般的には成分の品質も向上しているので、化粧品かぶれのリスクは減っているはずです。
しかし、いまも化粧品かぶれを起こす方が少ないとは言えない状況です。その背景を考えてみます。
1)化粧品の多様化で化粧品かぶれのリスクが増加
最近ではヘアカラー、BBクリーム、アイシャドー、マスカラ、二重まぶた用ノリ、まつ毛エクステンションなど、さまざまな機能性化粧品やメイク用品が登場しています。
また、美白成分やシワを防ぐ医薬部外品、EGF(ヒトオリゴペプチド-1)やFGF(ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11やヒト遺伝子組換ポリペプチド-3)などの細胞賦活成分なども登場しています。
女性の社会進出で美意識が高まっていることもあり、これらの製品が多く使われます。
そのなかには、刺激が強い成分が含まれていることもあり、化粧品かぶれの原因になることがあります。
2)過度な清潔意識と誤った使用で化粧品かぶれのリスク増加
最近の社会では、過度なほど抗菌対策や清潔を求める風潮があります。
そのため消毒剤を多用したり、ダブル洗顔などで洗顔への意識も高まっています。
清潔に保つこと自体は、スキンケアやエイジングケアの基本なのでよいことですが、過度な消毒や洗顔は肌への刺激になることもあります。
それを続けることで、抗菌成分や界面活性剤が刺激となって化粧品かぶれを引き起こすケースもあります。
また、化粧品を適量以上に使い過ぎることをはじめ、誤った使い方やかまい過ぎのスキンケアも化粧品かぶれを助長する要因です。
3)ストレスの多さやよくない生活習慣
現代では仕事を持つ女性が多く、ストレスにさらされるケースも増えています。
30代や40代のエイジングケア世代では仕事の責任も重くなってきます。
そんなストレスで肌荒れになったり、それが化粧品かぶれを助長することがあります。
また、仕事で夜遅くなったり飲酒機会が増えることで生活が乱れると、肌にも悪影響を及ぼします。
これも化粧品かぶれを助長する要因になります。
3.化粧品かぶれの原因は?
化粧品かぶれの原因は、大きく分けて「刺激性」と「アレルギー性」の2つが挙げられます。
一般的な化粧品では刺激性の場合が多く、ヘアカラーではアレルギー性が多いと考えられています。
それぞれの原因をチェックしてみましょう。
1)刺激(1次性接触性皮膚炎)
化粧品かぶれの原因の1つ目として、皮膚に使った化粧品の刺激や毒性があります。
刺激によって化粧品かぶれが発生するかどうかは、皮膚の状態によっても違ってきます。
たとえば、脱毛でムダ毛処理をした後で皮膚に傷があると、化粧品かぶれが発生しやすくなります。
また、体調が悪かったり、季節の寒暖差などでお肌の状態が不安定なゆらぎ肌や、乾燥によってバリア機能が低下した乾燥性敏感肌などの場合も化粧品かぶれを引き起こす可能性が高くなります。
つまり、お肌の不調によって、バリア機能が低下している時は刺激で化粧品かぶれになりやすいのです。
2)アレルギー性接触皮膚炎
人体には、細菌やウイルスなどの危険な異物であるアレルゲンが侵入した際に、これらを撃退する免疫反応があります。
しかし、この免疫反応が本来であれば人体に害がない物質などにも過剰に反応して、逆にからだを傷つけてしまうことがあります。
これがアレルギーです。
アレルギーによる化粧かぶれは、皮膚の状態に関係なく発生します。
症状がおさまったとしても、再びアレルゲンに接触するとかぶれが生じるので注意が必要です。
ヘアカラーではアレルギー性皮膚炎が起こることがよくあります。
4.化粧品かぶれの原因成分の検査
化粧品かぶれの原因成分の検査は、パッチテストで行います。
化粧品かぶれが起こった際に使っていた化粧品が1つの場合なら、全成分表示に記載の成分をメーカーから取り寄せて、それらをすべて皮膚につけてテープで覆います。
そして、2日後にはがして、皮膚が何により赤くなっているか調べます。
それで化粧品かぶれの成分を特定します。
つまり、成分別にパッチテストを行うことで原因を特定するのです。
化粧品かぶれが起こった際に使っていた化粧品が複数ある場合は、それらをすべて皮膚につけてテープで覆いパッチテストを行います。
それで、化粧品かぶれが起こった製品を特定します。
その後、成分別にパッチテストを行います。
パッチテストによって化粧品かぶれの原因となる成分がわかれば、以降は全成分表示をチェックすることで、その成分を配合した製品の使用をさけることにより、かぶれを防ぐことができます。
5.化粧品かぶれを起こしやすい部位と化粧品のタイプ
化粧品かぶれが起こった部位によって、どの製品が原因なのかはおおよその見当をつけることが可能です。
1)顔全体の化粧品かぶれ
顔全体にかぶれ症状が起こった場合は、顔に塗った化粧品のどれかが原因です。
洗顔料、クレンジング料、化粧水、美容液、乳液、保湿クリーム、ファンデーション、日焼け止めなどが原因の製品候補です。
2)目元やまぶたの化粧品かぶれ
目元の皮膚は薄く刺激に弱いパーツです。
また、乾燥しやすく、バリア機能が低下しやすいので、化粧品かぶれが起こりやすいパーツです。
目元美容液、アイクリーム、アイシャドー、アイライナーが原因の製品候補です。
目薬やマツエクが原因となる場合もあります。
3)口元や唇の化粧品かぶれ
口元も目元と同じく皮膚が薄く、刺激に弱いパーツです。
また、唇は粘膜に近く、かぶれが起こりやすいパーツです。
口元に塗ったスキンケア製品や口紅、リップクリームなどが原因の製品候補です。
歯磨き粉が原因となることもあります。
また、マニキュアをしている方で爪を噛むクセがあれば、その成分が原因となることもあります。
4)頭部や首・デコルテの化粧品かぶれ
シャンプー、リンス、ヘアカラー、パーマ液、そのほかヘアケア製品などが原因の製品候補です。
特に洗い残しがあった場合には、頭部だけでなく首やデコルテにかぶれが出ることもあります。
6.化粧品かぶれの原因となる成分は?
化粧品でかぶれの原因となる成分には、香料や着色料、界面活性剤などがあります。
1)香料・着色料
香料や着色料は、化粧品かぶれの原因に多く見られます。
化粧品かぶれが起こりやすい方は、無香料の化粧品を選ぶことをおすすめします。
2)界面活性剤
石けん、洗顔料、クレンジング料、シャンプーなどの洗浄成分です。
また、スキンケア製品の乳化剤としても使われます。
さらに、食器洗いの洗浄成分としても使われます。
アミノ酸系界面活性剤や非イオン界面活性剤などは、比較的低刺激なのでそれほど心配はありません。
しかし、トリエタノールアミン、ラウリルエーテル硫酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ラルリル硫酸塩などは刺激が強く、化粧品かぶれを引き起こすことがあります。
3)ラノリンアルコール
ラノリンアルコールは、クリームや口紅、ヘアケア製品、塗り薬に多く含まれている乳化剤です。化粧品かぶれを引き起こすことがあります。
4)PPDA(パラフェニレンジアミン)
PPDA(パラフェニレンジアミン)は、ヘアカラーに使われる染料成分です。
頭皮でアレルギー性接触皮膚炎による化粧品かぶれを引き起こすことがあります。
多くの場合は、いままで問題がなかったのに、頭皮のかゆみや傷がある場合にヘアカラーを使って、軽いかゆみやかぶれなどが起こり、その後も使い続けて症状が悪化する遅延型のアレルギー性接触皮膚炎です。
重症になると、ヘアカラーの接触部位以上に広がります。
また、まれにヘアカラー使用後すぐに、気分が悪くなったり、動悸や蕁麻疹が出るなど、アナフィラキシーショックを起こす即時型のアレルギー性接触皮膚炎の場合があります。
5)日焼け止め
日焼け止めの成分の紫外線吸収剤は、汗や紫外線の影響で刺激を起こしやすい性質があります。
そのため化粧品かぶれの原因になることがあります。
6)そのほか
化粧品の防腐剤であるパラベン、フェノキシエタノール、ヒノキチオールや美白成分がまれに化粧品かぶれの原因になることもあります。
7.化粧品かぶれの対処法・治療法
1)使用を中止し専門家に相談する
化粧かぶれが生じた場合は、その可能性のある化粧品の使用を中止し、なるべく早めに皮膚科専門医に相談をしましょう。
原因がよくわからない場合は、疑わしい化粧品の使用を避け、専門医の診断を受けることがおすすめです。
薬が処方された時は、医師や薬剤師の指導の下、それで治療しながらお肌の調子を整えていきます。
2)化粧品かぶれの治療薬
化粧品かぶれが起こったとき治療薬の成分をご紹介します。
薬局で治療薬を買う場合や薬剤師さんと相談する際に、参考にしてくださいね。
①炎症を抑える医薬品成分
ウェフナマート、グリチルリチン酸2K、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾロンなど
②かゆみを抑える医薬品成分
リドカイン、クロタミトン、グリチルリチン酸、ジフェンヒドラミンなど
③患部の治癒を助ける医薬品成分
④皮膚の組織修復を助ける医薬品成分
3)化粧品かぶれ後のセルフケア
化粧品かぶれの治療中や治療後のセルフケアは慎重に行いましょう。
治療中の化粧品や洗顔料の使用は医師と相談することが大切です。
治療が終わったのちも、スキンケアやエイジングケアは優しい力加減で行うことを徹底しましょう。
洗顔やクレンジングは泡を使って、こすらずに優しく汚れを落とします。
もし、治療後でも刺激や痛みがある場合は、使用を中止して医師の判断を仰ぐことが大切です。
刺激の少ないアルコール(エタノール)などを不使用のノンアルコール化粧品や敏感肌化粧品を使い、バリア機能を整えます。
紫外線も、化粧かぶれを悪化させるリスクがあります。
しかし、日焼け止めも刺激になります。
使用量を減らしたり、敏感肌でも使える日焼け止め、ノンケミカルの日焼け止めを使いましょう。
また、紫外線カット力のあまり高いものを避けるためにも、UVカットサングラス、日傘やUVカット効果のある衣類などファッションでも紫外線対策を行いましょう。
8.化粧品かぶれの予防法は?
1)体調や肌状態のよい時に新しい化粧品を試す
化粧品かぶれを予防するには、新しい化粧品は、体調やお肌の状態がよい時に試すことが基本です。
体調やお肌の状態が不安定な時に、新しい化粧品を試すことは控えましょう。
女性の場合、特に月経前は注意が必要です。
月経前は体内で増加する女性ホルモンの1つ黄体ホルモンの影響で、肌トラブルが増えます。
この時期に新しい化粧品を試すことはリスクが高いです。
新しい化粧品を試すのは、月経後、もしくは排卵日前のお肌の状態がよい時にしましょう。
また、新しい化粧品は1品ずつ試すことをおすすめします。
もし万が一、化粧品かぶれが発生した時に、1品ずつ試していると、どれが原因なのかを判別しやすいからです。
1つ1つの化粧品が、自分の肌質や肌状態に合っていることを確かめてから取り入れることをおすすめします。
2)新しい化粧品使用の前にパッチテストを
化粧品かぶれを防いで、安心して新しい化粧品を使用したいなら、まずパッチテストをしましょう。
簡単なパッチテストであれば、自宅で行うことも可能です。
自宅でパッチテストを行う方法は次のとおりです。
- お肌を清潔な状態にする(石けんなどで洗う)
- 二の腕の内側の柔らかい部分の水気を拭き取る
- 二の腕の内側の柔らかい部分にテストしたい化粧品を少量塗る
- 30分ほど経過してから、お肌に異常がないか様子を見る
- 異常がなければ1日、2日経ったあとで皮膚に変化がないか確かめる
- 二の腕で問題なければフェイスラインに少量塗り様子を見る
もし異常が出た時は、すぐにテストを中止して皮膚科医に相談しましょう。
パッチテストで異常がでなければ、使っても問題ありません。
ただし、お肌の不調などによって、パッチテストで問題がなくても合わなくなることはありますので気をつけましょう。
お肌はデリケートなので、状態と相談しながら使用するかどうかを見極めることが大切です。
3)刺激のないスキンケアでバリア機能を守る
化粧品かぶれの経験がなくても、スキンケアやエイジングケアでしっかりバリア機能を守ることが大切です。
バリア機能が正常ならターンオーバーも整って健やかな肌状態がキープできます。
皮膚の一番外側にある表皮の角質層には、外部の刺激からお肌を守り蓄えている水分が逃げないようにするバリア機能があります。
バリア機能が正常にはたらいていると、健やかな美肌を保つことが可能です。
バリア機能を守るためには、刺激の少ないスキンケアが基本です。
①正しい洗顔やクレンジング
刺激の強いクレンジングや洗顔はバリア機能を低下させます。
エイジングケア世代や肌状態がよくない場合は、汚れ落ちやメイク落としの効果が高くても刺激のリスクのある洗浄成分には注意しましょう。
お肌に合った低刺激の敏感肌向けのクレンジング料や洗顔料を使いましょう。
また、優しい力加減でケアすることを心がけましょう。
皮膚をこすりすぎないことが大切です。
間違った方法や洗い過ぎもバリア機能を低下させる原因となります。
正しいクレンジング方法や洗顔方法で、バリア機能を守りながらお手入れすることが大事です。
もちろん、メイクをしたまま寝落ちするなどもメイクの油分が酸化の原因となるので避けましょう。
②正しい乾燥肌対策
化粧品かぶれを起こしにくい肌を育むために、保湿をしっかり行うことで乾燥肌対策を行いましょう。
おすすめは、セラミドやヒアルロン酸、プロテオグリカンなど、刺激が少なく保湿力の高い保湿成分配合のアイテムです。
エイジングケア化粧品成分では、レチノールやビタミンC誘導体があります。
ほかにも、ピーリングで使うフルーツ酸や酵素洗顔で使うパパイン酵素なども化粧品かぶれが気になる場合は、要注意です。
化粧品の選び方は、次の記事も参考にしてください。
*おすすめの敏感肌化粧水!選び方はランキングより刺激成分を避ける
4)エイジングケア世代は敏感肌でも使える化粧品を使う
加齢に伴ってバリア機能は低下します。
そのため、エイジングケア世代は、エイジングケアを行うことにより、バリア機能の低下を防ぐことが大切です。
化粧品かぶれを防ぐために、敏感肌でも使える刺激の少ない化粧品に切り替えましょう。
年齢を重ねるごとにお肌は乾燥しやすくなるので、若い時に使用していた化粧品が合わなくなることがあります。
使用するクレンジング料や洗顔料は、定期的に見直すことが必要です。
早めに刺激の少ないエイジングケア化粧品成分が含まれた化粧品に切り替えることがおすすめです。
化粧品かぶれに負けない肌をつくる年代別のエイジングケア化粧品の選び方は、次の記事を参考にしてください。
*60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
5)アンチエイジングを意識した日常生活
不摂生な生活は肌状態を悪化させます。だから、化粧品かぶれを引き起こす要因となります。
日頃から規則正しいアンチエイジングを意識した生活を行うことを心がけましょう。
適度な運動習慣を取り入れることもおすすめです。
週2日30分程度のウォーキングを行うだけでも、からだによい変化をもたらします。
また、睡眠時間をしっかり確保することも大事です。
寝不足は、肌トラブルを引き起こす原因となります。
質の高い睡眠を得るためにも、寝る前にスマホやPCの画面を見ることは避け、リラックスして就寝することが効果的です。
また、朝・昼・晩の3食をできるだけ決まった時間に摂りましょう。
腹八分目の食事を意識し、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを十分に摂りましょう。
からだをあたためる食べ物を摂取することや、なるべく毎日入浴する習慣を取り入れることなどもおすすめします。
9.まとめ
化粧品かぶれの症状、原因、原因成分、治療や対処法、予防法など幅広くご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
化粧品かぶれは、接触皮膚炎の1つですが、刺激性とアレルギー性があります。
刺激性の場合は化粧品だけの問題もあれば、体調や肌状態がよくない場合もリスクがあります。
また、アレルギー性の場合は、即時型と遅延型があります。
何が原因であれ化粧品かぶれが起こった場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
そして、適切な治療で改善を目指しましょう。
もちろん、予防法もあるのでこの記事「化粧品かぶれは美肌の敵!症状・原因と対策を知ろう」を参考に、化粧品かぶれを避ける対策を実践していただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ)
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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