「無添加化粧品なら敏感肌に優しくて安全!だから、エイジングケアにピッタリ」と思い込んでいませんか?
スキンケアや化粧品の世界では、間違った情報が垂れ流しにされていることも。
「無添加化粧品なら敏感肌でも安心」というのもその1つです。
この記事では、そのウソと真実を検証します。
- 2001年4月以前は、「無添加化粧品」は、「表示指定成分無添加化粧品」のことでした。当時の「表示指定成分」(今でいう「旧表示指定成分」)を使用していない化粧品のことだったのです。
- 現在の「無添加化粧品」には、決まった定義はありません。何らかの刺激が懸念される成分を配合していない場合に、広告目的に使用されます。
- 無添加化粧品だからといって、必ずしも敏感肌の方が刺激を感じないとは限りません。なぜならば、配合されているいずれかの成分(つまり添加されている成分)に刺激を感じることがあるからです。
- 敏感肌の方は、「無添加」の言葉に踊らされずに、配合されている成分に着目することが大切です。成分の特性を理解して、自分にとって肌に合う成分を配合した化粧品を選びましょう。
- 敏感肌で気をつけたい成分は、アルコール、PG、植物エキス、合成香料、合成着色料です。これらが無添加、あるいは配合濃度が低い化粧品がおすすめです。
- 無添加にこだわる必要のない成分は、界面活性剤、シリコーンオイル、ポリマー、防腐剤です。基礎化粧品に配合されるこれらの成分には、刺激が小さい場合が多いのです。
- 誰にでも100%安全な化粧品はありません。まずは製品の全成分表示を確認し、トライアルキットなどで実際に試してみることをおすすめします。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*敏感肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.無添加化粧品が敏感肌に安心とお考えのあなたへ
「無添加化粧品なら敏感肌に優しい?コスメのウソと真実」をお届けします。
「私は敏感肌だから無添加化粧品を使っているの!」というエイジングケア世代の方もたくさんおられるのではないでしょうか。
無添加化粧品に刺激を感じず、使い続けることができる敏感肌の女性はたくさんいます。
一方、「無添加化粧品なので安心して使ったのに刺激を感じた」という敏感肌の方も。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
実は、この2つの現象は不思議でも何でもなく、当たり前に起きてしまうことです。
化粧品や成分についてちょっとした知識があればそのことが理解できます。
巷では、無添加化粧品や自然派化粧品、オーガニックコスメなど、安心、安全をイメージさせる言葉がコスメの広告などでたくさん登場します。
また、無添加を謳うエイジングケア化粧品もあります。
たしかに、これらの化粧品には安心で安全なものがたくさんあります。
一方、これらの化粧品で刺激を感じて使えない方もいます。
その理由は何でしょうか?
正しいアンチエイジングやエイジングケアのためには、この理由を知ることも大切です。
この記事では、「無添加化粧品はなら敏感肌に優しくて安全」の本当の意味をご紹介します。
また、敏感肌やエイジングケア世代の方が安全に化粧品を使うためのコツをご紹介します。
「そもそも無添加化粧品って?特徴は?」
「無添加化粧品って敏感肌によいの?悪いの?」
「無添加化粧品と自然派化粧品は同じ?違うの?」
「敏感肌でも使える化粧品を見つけるコツは?」
「おすすめの無添加化粧品は?教えて!」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<アルコール・香料・着色料・石油系界面活性剤無添加のエイジングケア化粧品なら>
2.無添加化粧品と敏感肌の関係
1)そもそも無添加化粧品とは?
化粧品のパッケージの裏を見ると、配合成分がすべて記載されていますよね。
現在、化粧品は全成分表示の義務があります。
しかし、2001年4月以前は「全成分表示義務」はありませんでした。
そのため、当時はまれにアレルギーなどの皮膚障害を起こす可能性があるとされる成分など、ごく一部の化粧品成分だけが記載を義務付けられていたのです。
それらは「表示指定成分」と呼ばれました。
現在では、記載を義務付けられた成分は「旧表示指定成分」と呼ばれ、香料を含めて103成分ありました。
「旧表示指定成分」が入っていない場合は「表示指定成分無添加化粧品」と表示することとなっていたのです。
だから、2001年4月以前は、「無添加化粧品」は、「表示指定成分無添加化粧品」が略された名称として使用されていたのです。
つまり、無添加化粧品は、「旧表示指定成分」を使用していないということを意味した言葉だったのです。
現在では「旧表示指定成分」を配合した化粧品は減少しました。
時代とともにより低刺激な化粧品の需要が高まり、肌に刺激を与える可能性がある成分を添加していない化粧品が販売されるようになったのです。
そんな時代の流れの中で、「無添加化粧品」という言葉には、一般的に安心・安全・優しそうというイメージがつきました。
そこで、化粧品メーカーは自社製品のイメージアップのために、無添加化粧品という言葉を好んで使うようになったのです。
その結果、現在では無添加化粧品を謳う商品が増えたのです。
しかし、無添加化粧品に明確な定義があるわけではありません。
何が無添加かは化粧品によって異なっています。
だから、無添加化粧品というコピーを見たら、必ず「一体何が無添加なの?」ということをチェックすることが大切なのです。
2)なぜ敏感肌に無添加化粧品が使えないことがあるの?
無添加化粧品には低刺激のイメージがあり、インナードライ肌や敏感肌、乾燥性敏感肌でも使える印象があります。
また、子供の乾燥肌や高齢の方の乾燥肌などでも使えそうなイメージがあります。
しかし、無添加化粧品だからといって、必ずしも敏感肌に合っているわけではありません。
そもそも化粧品をつくるために配合される原料成分はある意味「すべて添加物」です。
無添加化粧品は、何かが無添加というだけで、さまざまな化粧品成分が配合されています。
だから、敏感肌の方が、そのいずれかの成分が合わなければ刺激を感じます。
また、敏感肌といっても、刺激を感じる成分は人によって異なります。
だからこそ、自分の肌に合わない成分を避け、合う成分を使った化粧品を使うことがポイントなのです。
つまり、無添加化粧品だからとむやみに信用するのではなく、自分の肌質や肌状態に本当に合っている成分だけを配合した化粧品を選ぶことが大切なのです。
敏感肌は乾燥肌が悪化してバリア機能が大きく低下した肌状態です。
だから、しっかり保湿を行うことが大切。
乾燥肌の改善に役立つ高保湿で低刺激の保湿成分を配合した化粧品を選ぶことが肝心です。
3.無添加を気にせず化粧品成分を理解しよう
1)無添加化粧品の中身
どんな化粧品であっても、それはいくつかの成分の集まりです。
もちろん、無添加化粧品もそうです。
だから、化粧の効果や作用、安全性を理解する早道は、成分を理解することです。
無添加化粧品やオーガニックコスメなどという、耳に心地よい言葉でイメージを膨らますのではなく、成分1つ1つの理解とそれに対して自分が使えるかどうかをチェックすることが美肌への近道なのです。
特に敏感肌の方には大切なことです。
化粧品は化粧水や美容液などの種類を問わず、次のような成分で構成されています。
何が違うかといえば、配合比率です。
洗顔料やクレンジング料などは、洗浄成分である界面活性剤の割合が多くなります。
- 水
- 水溶性の保湿成分(ヒューメクタント)
- 油溶性の保湿成分(エモリエント)
- 機能性成分(エイジングケア化粧品成分)
- 界面活性剤
- 防腐剤(フェノキシエタノール、パラベン)
- そのほかの成分(香料、着色料、アルコール、増粘剤など)
だから、化粧品の基本的な構造と成分1つ1つの役割を知ることが、化粧品選びに最も大切なことなのです。
2)敏感肌の方は、全成分表示のチェックが大切
化粧品の全成分表示が義務化されたことで、誰もが自分に合った化粧品を選びやすくなりました。
そのためには、全成分表示を読み解くことが大切です。
特に、敏感肌の方にとって大切なことです。
全成分表示を読み解くためのポイントは次の3つです。
- 1つ目は、全成分表示は配合量が多い順に記載されていること。
- 2つ目は、配合量が1%以下の成分は順不同となっていること。
- そして3つ目に、香料・着色料は最後にまとめて記載されていること。
この3つを理解しておくと、全成分表示が読み解きやすくなります。
全成分表示を読み解いて、安全性と有効性をチェックしましょう。
安全性においては、自分のお肌に合わない成分があるかどうか、また表示上位の中に刺激の強い成分があるかどうかを確認することが大切です。
有効性においては、自分の肌悩みの解決に役立つ成分が含まれているか、また、配合濃度はどのくらいかを見ておくとよいでしょう。
全成分表示からは、さまざまな情報を得ることができます。
主要な成分を理解しておくと、化粧品を選ぶ際に役立ちます。
4.敏感肌の方が安心して無添加化粧品を使うために
敏感肌の方にとって、化粧品成分1つ1つの理解が大切であることをお伝えしました。
しかし、すべての成分を覚えることは不可能です。
そこで、この章では、敏感肌の方が、気をつけたい成分をご紹介します。
この章で紹介する成分が無添加であったり、配合濃度が低い化粧品がおすすめです。
1)アルコール
アルコールは、全成分表示では「エタノール」と記載されます。
スッキリとした清涼感があり、殺菌・防腐に役立つアルコールですが、刺激性があります。
また、揮発性があり蒸発する際に肌の水分を奪ってしまう特性があるので、敏感肌の方や乾燥肌の方は避けたほうがよい成分です。
全成分表示をチェックして、アルコールが入っていないものを選びましょう。
ノンアルコール化粧品やアルコールフリー化粧水などの記載あるものがおすすめです。
2)PG
PG(プロピレングリコール)とは、表皮の柔軟化及び水分量増加による保湿作用などを目的として化粧品に配合されている成分です。
最近では、PGを使う化粧品は少なくなり、刺激を弱くしたDPGに置き換わっています。
だから、あまり見かけることはなくなりましたが、刺激を感じやすいので、敏感肌の方は避けたほうがよいでしょう。
3)植物エキス
植物エキスは一見するとお肌に良さそうです。
しかし、植物由来の成分にはさまざまな成分が混ざっているため、合成成分よりも不確実性が高いのが特徴です。
また、効果が高いものがありますが、その分、刺激も強くなります。
さらに、植物が自分を守るために出した毒素が含まれている可能性があります。
だから、天然コスメやオーガニック化粧品だからと言って、必ずしも敏感肌によいとはいえないのです。
ほかにも、植物由来成分を化粧品に溶かすために、アルコールが使用されていることがありますので気をつけましょう。
4)合成香料
香り付けをするために用いられる成分には、主に「天然由来の香料」と「合成香料」の2種類があります。
合成香料は、人工的につくられたもの、もしくは石油や石炭などを原料に合成されたものです。
香りによる癒しの効果がある香料ですが、刺激性があるもありますので、基本的に敏感肌の方には香料、特に合成香料が含まれていない化粧品を選ぶことをおすすめします。
一方、香料ではない成分の中にもよい香りがある成分は存在します。
たとえば、ダマスクローズなどのバラ成分がその例です。
香りに癒されたいなら、もともと香りのある成分を配合した化粧品を使うこともよい方法です。
5)合成着色料
その名のとおり、色を付けるために用いられる成分です。
主に「無機顔料」「有機合成着色料」「天然由来の天然着色料」の3種類があります。
有機合成着色料は、科学的に合成した着色料であり、タール色素(赤色201号・黄色404号など)が有名です。
無機顔料よりも鮮やかな色合いを出すことができますが、刺激性への懸念があります。
そのため、近年では着色料が配合される化粧品は減少傾向にあります。
特に有機合成着色料は避けたほうが無難です。
一方、シアノコバラミンなどのように、着色料ではなくても色のある成分があります。
必ずしも色のついた化粧品が着色料を使っているわけではないことにも留意しましょう。
5.無添加でなくてもそれほど恐れなくてよい成分は?
化粧品成分の中には、誤った情報のせいで過度に恐れられている成分があります。
それらが無添加ではなくても、敏感肌に問題のない場合もあります。
また、なんとなく肌によくないものというイメージがあるなど、誤解されている成分もあります。
1)界面活性剤
界面活性剤は肌に悪いイメージがありますが、洗剤や化粧品にとってはなくてはならない成分です。
実は種類が豊富で、安全なものもあれば刺激のあるものまであります。
食器などの洗剤に使われる界面活性剤には注意が必要です。
一方、クレンジング料や洗顔料で使われるラウロイルグルタミン酸Naなどのアミノ酸系界面活性剤や弱酸性界面活性剤、非イオン系界面活性剤の刺激性は、石けん素地よりも低いのでそれほど心配はありません。
また、化粧水や美容液の乳化剤として使われるココイルアルギニンエチルPCAなどの界面活性剤も最近では刺激性が低くなって、敏感肌の方でも問題のないケースが増えています。
2)シリコーンオイル
シクロペンタシロキサンやジメチコン、ジフェニルジメチコンなどのシリコーンオイルには、化粧品の質感や安定性を高めるはたらきがあります。
さまざまな化粧品成分と相性がよく、日焼け止めなどの感触(テクスチャー)をよくする成分としても重宝する成分です。
一方、次のような悪い噂のある成分です。
これらは、すべて間違いです。
シリコーンオイルは、毒性や刺激性が少なく、安全性が高い成分として知られています。
だから、敏感肌の人でも使うことが可能です。
3)ポリマー
カルボマーなどの高分子ポリマーも誤解の多い成分です。
ポリマーとは、同じ物質がたくさんつながった「重合体」です。
たとえば、私たち「ヒト」の主成分であるたんぱく質は、アミノ酸の重合体です。
だから、たんぱく質もポリマーです。
また、保湿成分であるヒアルロン酸ナトリウムもポリマーの1種です。
さらには、繊維に用いられるナイロン、ポリ袋のポリエチレンなどの合成樹脂もポリマーです。
このように、一口にポリマーといっても多種多様で、それぞれ特性が異なります。
数多くあるポリマーで、カルボマーなどの化粧品成分の多くは、毒性がなく刺激性もほとんどありません。
だから、増粘剤としてオールインワン化粧品にもよく配合されます。
化粧品成分で使われるポリマーは、基本的に安全性が高く、刺激性が低い成分で、敏感肌の人も使用することが可能です。
4)防腐剤
防腐剤は、細菌などの微生物の繁殖を防ぐために配合される成分です。
防腐剤を用いることで、品質を長く一定に保つ効果を期待できます。
主な防腐剤成分は、パラベンとフェノキシエタノールです。
このほか、ヒノキチオールなどが防腐剤として使われるケースもあります。
最近では、化粧品の技術の進化で低濃度配合でも防腐効果を発揮できるようになってきました。
だから、比較的、安心できるようになっています。
それでも、刺激が気になる成分であることは確かです。
防腐剤では、敏感肌の方でパラベンは合わないがフェノキシエタノールなら問題ないという方もいれば、パラベンは問題ないがフェノキシエタノールは合わないという方もいます。
防腐剤が入っているからダメと判断するのではなく、自分に合う防腐剤が入っている化粧品を選ぶとよいでしょう。
6.おすすめの無添加化粧品は?
1)ナールスピュアは無添加化粧品
2017年7月にリニューアルして登場したエイジングケア化粧水がナールスピュア。
無添加化粧水とは名乗っていませんが、お肌に刺激になる成分は、できるだけ配合を避けました。
防腐剤としてフェノキシエタノールは使っていますが、次の成分が無添加です。
- アルコール
- 香料
- 着色料
- 界面活性剤
- 鉱物油
- PG・DPG
- パラベン
現在の配合成分は、水を含めてわずか15種類(2020年11月リニューアル後)というとてもシンプルなエイジングケアローションです。
全成分は次のとおりです。
- 水
- BG
- グリセリン
- ベタイン
- 1,2-ヘキサンジオール
- PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
- 3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸
- PCA-Na
- カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル
- アスコルビルリン酸Na
- トコフェリルリン酸Na
- ナイアシンミド
- パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
- 水溶性プロテオグリカン
- フェノキシエタノール
*カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル=ナールスゲン
*パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na=APPS(アプレシエ)
2)ナールスピュアの特徴
ナールスピュアの特徴的成分は、ナールスゲンです。
ナールスゲンは、コラーゲンやエラスチン、HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やす作用やグルタチオンを増やす作用があります。
そのため、肌のハリやツヤをもたらすエイジングケア化粧水です。
また、高い保湿力によってお肌に潤いをもたらし、肌のキメを整えて乾燥肌を改善し、透明感のあるお肌へと導きます。
30代からの初めてのエイジングケアはもちろん、40代のエイジングケアにも50代のエイジングケアにもオススメのエイジングケア化粧水です。
さらに、ナールスピュアは、2020年11月のリニューアルで新たに3つの美容成分を追加。
1つ目はビタミンC誘導体の1つである3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸。
セラミドを増やすことから、セラミドプロモーターという名でも呼ばれます。
この成分には、敏感肌で起こっている皮膚の神経線維が伸びるのを抑制する効果があります。
だから、敏感肌にもおすすめです。
2つ目は、ナイアシンアミド。
ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種で、別名「ニコチン酸アミド」または「ビタミンB3」とも呼ばれる成分です。
シワ改善、肌荒れ対策、美白ケアの医薬部外品の有効成分としての認可を得ています。
もちろん、化粧品成分としての使用も可能なので、エイジングケアにオススメの成分です。
3つ目がPCA-Na。
これは潤いアップのための美容成分。
ピロリドンカルボン酸ナトリウムのことで、もともとお肌にある天然保湿因子(NMF)の12%を占め、アミノ酸に近いはたらきで乾燥肌や敏感肌の予防や改善におすすめの成分です。
<お肌に刺激を与える成分が無添加のエイジングケア化粧水なら>
*ナールスゲン配合エイジングケアローション「ナールスピュア」
初回限定価格!(4,950円→3,465円)(税込)
なお、ナールスブランドのエイジングケア化粧品は、すべてアルコール、PG、合成着色料、合成香料が無添加の化粧水です。
7.敏感肌の誰にでもおすすめの無添加化粧品はあるの?
1)誰にでも100%安全な化粧品はない
化粧品とは、そもそも化粧品原料を添加してつくった化学製品です。
だから、すべて無添加にすれば物質として存在しなくなります。
化粧品である以上、水をはじめ何らかの物質が添加されています。
無添加化粧品を名乗る化粧品や敏感肌化粧品は多くの場合、刺激性のある成分を避けたりその濃度を低くするなどの工夫がされています。
それでも、その化粧品を使う方にとって刺激を感じる成分が入っていれば、肌に合わないことがあるのです。
だから、無添加化粧品をはじめどんな化粧品であっても、どんな方でも100%安心、安全な化粧品は存在しません。
だからこそ化粧品や成分、皮膚などの知識を身につけて、自分に合う化粧品を選ぶことが大切なのです。
2)最終的には自分の肌で試してみる
全成分表示をチェックする方法をご紹介しましたが、細かい部分まで確認することは大変です。
そのため、まずは全成分表示を見て自分に合いそうと思われる商品を見つけてから、最終的に自分のお肌で試してみる方法をおすすめします。
試す時は、お試し用のトライアルキットなどを使うと便利でしょう。
なお、いきなり顔に使用するのではなく、まずは腕の内側など柔らかい部分で試すことをおすすめします。
違和感を感じるなら、即座に洗い流して使用を控えてください。
大丈夫そうなら顔につけてみて、効果を確かめてみるとよいでしょう。
一晩使うと、自分に合うか合わないか判断しやすいと思います。
<参考記事>
*おすすめの敏感肌化粧水!選び方はランキングより刺激成分を避ける
*敏感肌におすすめの日焼け止め厳選11種をご紹介!選び方と使い方は?
8.無添加化粧品と敏感肌に関する質問
Q1.コスメの無添加とオーガニックの違いは何ですか?
無添加化粧品とは、特定の添加物を使用していない化粧品のことです。それに対してオーガニックコスメとは、一般的に有機栽培で育てられた植物由来の成分を配合したコスメのことを指しますが、明確な定義はないためブランドによって定義づけが異なることがあります。敏感肌の方は、無添加化粧品に関しては、何が無添加なのか成分を確認すること、オーガニックコスメについては、さまざまな成分が混ざっていて、合成成分よりもアレルギーや刺激になる可能性の高い植物由来の成分が入っているので、特に注意が必要です。
Q2.基礎化粧品が合わないとどんな症状が出る?
基礎化粧品が合わない場合、かゆみを感じる、赤味がでる、かぶれる、ヒリヒリする、吹き出物が出るなどの症状が起こる場合が多いです。肌に合わない化粧品を使い続けると症状が悪化してしまう恐れがあるため、すぐに使用を中止してください。また症状がひどい場合は、皮膚科医や美容皮膚科医等にご相談することをおすすめします。
Q3.肌に優しい化粧品とは?
肌に優しい化粧品とは、一般的に肌に負担がかかる成分やアレルゲンなどが配合されていない化粧品のことを指します。ただし、「肌に優しい化粧品」の明確な定義はありません。アルコールやPG、合成香料、合成着色料、植物エキスなど、敏感肌や乾燥肌の方が気をつけた方がよい成分が無添加あるいは、配合濃度が低い化粧品などが、肌に優しい化粧品に挙げられます。
Q4.防腐剤不使用とは何ですか?
防腐剤不使用といわれている化粧品は、「防腐剤」と呼ばれている成分が配合されていない化粧品のことを指します。化粧品の品質を維持するためには、防腐剤または、防腐効果を発揮する成分を配合することが不可欠なので、一般的な保管方法が可能な商品なら防腐剤の代わりに防腐効果のある成分、たとえば、ヒノキチオールやダマスクローズのような抗菌作用のある成分が配合されています。敏感肌の方は、防腐剤不使用だからという理由で化粧品を選ぶのではなく、どんな成分が防腐剤として使われているのか、その成分が自分に刺激になるものではないか、を確認することが大切です。
Q5.パラベンとは何ですか?
パラベンは、化粧品や食品などに使われている防腐剤の1種です。広い範囲の微生物に対して抗菌力があり、毒性が低く、安全性も高い成分で100年近く使われています。旧表示指定成分のため、なんとなく悪いというイメージがある方もいらっしゃるかもしれないですが、現在では、研究が進んだことにより安全性や品質が向上するとともに、配合濃度も低下しているので、パラベンの刺激性を過度に心配する必要はありません。
ただし、敏感肌の方は、通常よりもアレルギーや皮膚炎になる可能性が高いので、注意が必要です。
9.まとめ
無添加化粧品が実際に敏感肌に優しくて、安全かどうかを検証しました。
また、敏感肌やエイジングケア世代の方が安心してスキンケア化粧品を選び、使うためのコツについてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
化粧品でいうところの無添加の意味をご理解いただけたのではないでしょうか。
敏感肌の方やエイジングケア世代の方は、ぜひ、この記事「無添加化粧品なら敏感肌に優しい?コスメのウソと真実」を参考にして、自分の肌に合う化粧品を選んでいただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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