腸内フローラ(腸内細菌叢)を整えることは、便秘などを改善し健康な腸をもたらします。
その結果、肌荒れなどの肌悩みも解消して健やかな美肌が手に入るのです。
エイジングケア化粧品でのスキンケアも大切ですが、腸の健康はもっと大切なのです。
この記事では、腸内フローラ(腸内細菌叢)を整え、腸を健康にして美肌になるための方法や食べ物・飲料・サプリメントなどをご紹介します。
- 腸内環境の悪化が、便秘や肌荒れの原因になります。その大きな要素が腸内フローラです。
- 腸の中には、1000種以上、約5kgの腸内細菌が棲んでいますが、これらは大きく善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに分かれます。腸内細菌は、顕微鏡で視ると植物が群生している「お花畑(フローラ=flora)」のように見えることから、腸内フローラ(腸内細菌叢)と呼ばれます。
- 食生活を中心とした日常生活を見直すことで腸内フローラのバランスを良い状態にする、つまり、腸内環境を整えることで、便秘は予防・改善できます。その結果、美肌につながるのです。
- サプリメントや飲料などで乳酸菌やビフィズス菌を補うことも腸内フローラに良い影響を与えます。つまり、腸内環境を整える対策の1つです。
- 市販の医薬品でも腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを改善し、腸内環境を整えることが可能です。しかし、便秘が長引いたり症状がひどい場合には、早めにクリニックや病院を受診しましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
*肌荒れの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.腸内フローラ(腸内細菌叢)を整え美肌になりたいあなたへ
「腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ」をお届けします。
今回は、腸内フローラ(腸内細菌叢)と便秘、美肌とエイジングケアの関係に関するコンテンツとなっています。
化粧品で美肌を目指す前に、まずは「腸内フローラ(腸内細菌叢)を整え、便秘からの開放を!」と思いますが、実際、女性の中には、便秘に悩む人が多いようです。
数日お通じがないと、おなかが張った感じがして不快なうえ、ポコッとおなかも出て、「太った?」と思うほど体型にも影響しますよね。
何より便秘になると、肌がカサついて吹き出物がポツポツ出やすくなります。
肌荒れなどの肌悩みを起こしたり、化粧のノリも悪くなったりと、肌にいろいろトラブルがあらわれだします。
では、腸内の環境である腸内フローラ(腸内細菌叢)と便秘の関係はあるのでしょうか?
また、なぜ便秘は、肌の不調を引き起こしてしまうのでしょうか?
なども気になるのではないでしょうか。
この記事では、腸内フローラ(腸内細菌叢)を整え、腸を健康にして美肌になるための方法や食べ物・飲料・サプリメントなどをご紹介します。
「腸内細菌や腸内環境って何?正しく知りたい!」
「腸内フローラ(腸内細菌叢)が整うと便秘しないの?それはなぜ?」
「腸内フローラ(腸内細菌叢)が良くないと肌荒れになるの?改善できるの?」
「腸内環境を整える方法は?対策が知りたい!」
「どんな食べ物や飲料で腸内環境が整うの?ぜひ、知りたい!」
などとお考えの方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
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腸内環境を整えるサプリメント・飲料・一般医薬品のご紹介
2.腸内環境の悪化が便秘による肌荒れ原因に
1)腸内環境と腸内フローラ
腸内環境とは、便の状態を含む腸の中の環境です。
便は、健康な状態だと水が80%ですが、下痢の場合は90%以上、便秘なら70%程度になります。
水以外の20%の成分は「食べ物のカス」、「はがれた腸粘膜」、「腸内細菌」です。
この腸内細菌は、便1グラムあたりに1兆個も含まれますが、その全体が腸内フローラです。
腸内環境は、腸内フローラの状態によって大きく左右されます。
2)腸内フローラと肌荒れや健康の関係
便秘によるお肌のトラブルは、便をいつまでも腸内に溜めておくことで、腸の中で便が腐敗し、腸内細菌の中でも悪玉菌が増え、有害物質が発生することが原因のひとつといわれています。
つまり、便秘の場合は、腸内フローラのバランスが悪いために有害物質が発生しているのです。
この有害物質は腸から吸収され、血液中に溶け込み、全身をめぐります。
この有害物質に含まれる毒素がからだの基礎代謝や免疫力を低下させ、ニキビの原因菌に感染しやすくなったりと、お肌に悪影響を与えるのです。
さらに、美しい肌は、食事に含まれるたんぱく質やビタミン、ミネラルなどのはたらきでつくられます。
しかし、こうした栄養素も腸が健やかで腸内フローラが整っていなくては吸収されません。
肌細胞が栄養不足になると、お肌のターンオーバーが滞り、くすみやかさつきの原因にもなります。
また、便秘になるということは、もとから自律神経やホルモンバランスが崩れているケースも多いです。
このような場合は、便秘が原因というより、自律神経やホルモンの問題で、便秘とともに肌のトラブルが起こってしまうそうです。
いずれにしても、便秘は美肌の大敵なのです。
また、腸内フローラの乱れは、生活習慣病、肩こり、冷え性、老化などにも関係するといわれています。
腸内フローラを整えてお肌を健やかに保つためにも、ふだんの食事や生活習慣を見直して、適度な運動や快眠とともに、腸にやさしい食事・生活を心がけることが大切です。
では、ここから腸内フローラについて詳しくご紹介します。
3.腸内フローラ(腸内細菌叢)と腸内細菌
1)大腸は見た目年齢を表す
からだのなかで一番病気の種類が多いのは、どこだと思いますか?
それは、「大腸」なんです。
私たちの健康や見た目の若さは腸の年齢、つまり腸内の環境がどれくらい健康に維持されているかに左右されるそうです。
腸内環境は、腸内に棲む細菌(腸内細菌)のバランスによって保たれていますが、崩れると、便秘や下痢をはじめとする腸疾患が引き起こされます。
腸内細菌は、排便にどんな影響を与えるのでしょうか?
2)腸内細菌とは?
腸の中には、約1.5kgの腸内細菌が棲んでいます。そして、その種類は1,000種類以上にもなります。
口から入れた食物は、胃で液状となって、小腸でそのほとんどが消化・吸収されて半固形となり、大腸へと送られた後、便となって外に出ますが、その時に、便と一緒に腸内細菌も大量に排泄され、その量は便の半分に及びます。
この腸内細菌ですが、有益な細菌と有害な細菌、その時々の状況で変わる細菌の3つに分かれています。
それぞれの役割を説明します。
①善玉菌
腸に対して有益な働きをする細菌で、腸の運動を促したりすることで消化吸収を助けたり、病気に対する抵抗力をつけるはたらきをします。
食品中の糖類を分解して乳酸などをつくって発酵することで、増殖していきます。
また、悪玉菌の侵入や増殖を防いでくれます。
代表格:ビフィズス菌、乳酸菌、ルミノコッカスなど
②悪玉菌
腸に対して悪影響を及ぼす細菌で、炎症を起こしたり、発がん性物質をつくったりします。
たんぱく質を分解することで、腸内に腐敗物をため込み、有害物質を作りながら増殖していきます。
悪玉菌が増えると、便秘や下痢などの原因にもなります。
代表格:大腸菌、ウェルシュ菌、ピロリ菌など
③日和見菌
そのときの腸内環境によって、善玉菌あるいは悪玉菌どちらか優勢なほうになびく細菌です。
3)腸内フローラ(腸内細菌叢)とは?
腸内細菌は、小腸から大腸にかけて、細菌が種類ごとにグループを形成して「叢(そう)」をつくって腸の壁面に棲みついています。
この腸の中の壁面を顕微鏡で視ると、植物が群生している「お花畑(フローラ=flora)」のようにみえます。
このことから、腸内細菌がグループで腸に棲んでいる状態を腸内フローラ(腸内細菌叢)と呼ぶようになったのです。
そして、腸内フローラの状態が「腸内環境」に大きな影響を与えるのです。
腸内細菌の種類や数は、人種のほかに食事や生活習慣、健康状態、年齢などによって異なります。
そのため、腸内フローラのバランスや腸内環境も人それぞれなのです。
4.腸内細フローラのバランスの乱れが、悪玉菌を増やす!
1)腸内フローラが乱れるとは?
健康な腸では、腸内細菌が腸内にいる割合は、「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」と、日和見菌が圧倒的に多く棲息しています。
しかし、腸内環境が乱れてくると、この日和見菌が悪玉菌に加勢し、腸内環境が一気に悪くなってしまいます。
また、便秘で腸内に便が滞っていると、大腸内の悪玉菌が有害物質をつくり、それが腸管から吸収されて全身の血中に巡り、大腸内にガスが溜まって有害物質ができ、さらに便秘がひどくなってしまいます。
さらに、腸にも年齢があって、年齢を重ねることで腸管運動も低下していき、腸内に有害物質がたまりやすくなります。
そうすると、腸内細菌のバランスが崩れて、悪玉菌が増加していき、腸内が腐敗した環境となります。
そして、つくられた有害物質が腸管から吸収されると、腸の老化が進み、便のにおいがきつくなったり、排泄される量も少なくなり、ますます悪循環が生まれます。
これが肌荒れやお肌の老化の原因にもなってしまうのです。
2)腸内フローラが乱れる原因
①欧米化した食事
かつての日本人の食生活は、野菜や穀類中心で味噌や納豆などもよく食べていました。
しかし、今では欧米の食スタイルの中心である肉類を多く摂る傾向にあります。
その結果、脂質や動物性たんぱく質を好む悪玉菌が増え、腸内フローラが乱れやすくなっています。
②エイジング
赤ん坊の腸内フローラはビフィズス菌が豊富です。
そして成長とともにバランスが取れた状態になります。
しかし、エイジングが進むとビフィズス菌が減ります。
一方、ウェルシュ菌などの悪玉菌が増えます。
つまり、エイジングも腸内フローラを乱す原因になるのです。
③ストレス
脳と神経や腸は密接な関係があると考えられています。
そのため、精神的なストレスが脳や神経を通して、腸にも悪影響を与えることがあります。
つまり、ストレスによって腸内フローラが乱れるリスクがあるのです。
<参考記事>
④抗菌薬などの薬
抗菌薬は、細菌感染症治療のために病原菌を減らすはたらきがあります。
しかし、同時に腸内の善玉菌まで殺すことがあるのです。
<参考記事>
*風邪に抗生物質(抗菌薬)はNG!腸内細菌を乱して肌荒れのリスクも
⑤お酒の飲みすぎ
お酒を飲みすぎると大腸菌などの悪玉菌が増え、腸内でつくられる毒素が増えるリスクがあります。
過度な飲酒は腸内フローラを乱し、腸内環境を悪化させます。
<参考記事>
3)腸内フローラのバランスが整えば肌はキレイに
腸内フローラのバランスが整えば、腸内環境が良くなります。
その結果、腸内で吸収した栄養素は血管を通して全身の細胞へと運ばれます。
そして、肌の新陳代謝を促し、新しい細胞をつくります。
その結果、肌にも十分な栄養が届き、真皮のコラーゲンやエラスチンなどをつくるのを助けます。
さらに、肌表面の皮膚常在菌のバランスも保たれるのです。
だから、肌のハリがあってキメの整った素肌がキープできるのです。
5.腸内環境を整えて便秘を解消するポイント
腸内環境を整えて、便秘を解消するには、日和見菌を「善玉菌」のほうへ導くことです。
それができると、一気に腸内が善玉菌優勢の状態になります。
食生活を改善したりなど日常生活を見直すことで、副交感神経を高めるようにすると腸のぜんどう運動も活発化し、腸内環境が整いやすくなります。
1)便秘を解消するための、食事による腸内環境の整え方
便秘を解消するにはまず食べ物を見直すことが大切です。
①どんな食生活が良いか?
善玉菌を活発にするには、善玉菌を多く含む食事をすることです。
まず、食物繊維がたっぷり入った大豆や納豆、豆類、ごぼう、海藻類などで腸のなかを掃除しましょう。
あわせて、乳酸菌やビフィズス菌、発酵食品で善玉菌を増やしていきます。
ヨーグルト、牛乳、チーズだけでなく、和食ですと納豆、漬物、味噌(汁)などに多く含まれています。
ビフィズス菌のエサになるオリゴ糖を摂り入れるのも、善玉菌を増やすのによいでしょう。
善玉菌の勢力が腸内で優位になれば、腸の運動も活性化して、便秘が改善します。
その結果、肌悩みは解消して美肌へ近づくのです。
②どんな食生活が悪いか?
悪玉菌が増える食生活の大きな原因は、高脂肪・高タンパク・食物繊維が少ない食事です。
野菜やフルーツが少なく、肉類を中心とした食生活は、悪玉菌にとって嬉しい環境です。
こうしたバランスの悪い食事を避けることが、美肌をキープするために大切です。
<参考記事>
*腸内環境を食物繊維や乳酸菌が豊富な食べ物で改善!便秘解消で美肌へ
*ヨーグルトは夜に食べるのが効果的!おすすめの食べ方と乳酸菌の効果
*「発酵食品で体を元気に!」@健康ラボステーションのセミナーに参加してきました
*内側からきれいになるために腸内細菌を整える by pino
2)腸内環境を整える食べ方の工夫
腸内環境の改善を目指して、毎日の食べ方の習慣として、以下に挙げるポイントを取り入れてみましょう。
- 水分を十分に摂る。
たとえば、朝、起床後に、コップ1杯のお水(できれば室温か白湯)を飲むことを習慣にすれば、腸が刺激されて、ぜんどう運動が活発になります。
- 朝食をきちんと摂る。
時計遺伝子を整えるために、朝食を摂ることを習慣づけてみて下さい。
食物繊維が多いバナナやヨーグルトなどは、手軽でオススメです。
- 食事は朝・昼・夜の1日3回摂り、食事のリズムをつけるようにする。
夜に食べ過ぎると交感神経が活発のままとなるので、夜は少なめが良いでしょう。
<参考記事>
3)アンチエイジングを意識した生活習慣を!
食べ物や食習慣以外でもアンチエイジングを意識した生活習慣は、腸内環境を整え、美肌をキープするための手段です。
具体的には、次のようなことが挙げられます。
- 朝、起きたら、太陽の光を浴びる
- 息を吸って、吸った長さの2倍の時間をかけて息を吐き出す(副交感神経を高めるスイッチになります)
- ウォーキングなど軽い運動をする
- 腹式呼吸を行ったり、腹筋を鍛える運動をする
- 半身浴をする
十分な睡眠を取る
このような腸を元気にする食事や蠕動運動を高める運動など、身近な生活を見直すことで便秘は解消できそうですね。
加えて、「便意をがまんしない」ことも基本中の基本です。
朝は早めに起きて身支度し、トイレタイムを確保することをふだんから心がけておきましょう。
<参考記事>
*ブルーライトをうまく浴びてアンチエイジングや健康に役立てよう!
*美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策
6.サプリメントや薬の力を借りることも
1)便秘が長く続く、ひどい場合はクリニックへ
腸内フローラ(腸内細菌叢)を整え便秘を解消して美肌をキープする基本は、これまでご紹介したような食べ物や毎日の規則正しい生活が大切です。
しかし、それでもなかなか難しい場合は、サプリメントを試したり、医薬品などに頼る必要があることもあります。
また、便秘の症状が長引いたり、ひどい場合は、自己判断せずにクリニックや病院を受診することも大切です。
最近では、ルビプロストン(アミティーザ)というまったく新しいタイプの医療用医薬品が便秘治療の選択肢に加わりました。
医師の診断のもと、それぞれの腸の症状などにあった治療をしてもらえるでしょうから、便秘で気になることがあれば早めに受診しましょう。
<参考記事>
2)サプリメントで腸内環境を改善
最近では、善玉菌の代表である乳酸菌やビフィズス菌を補えるサプリメントや飲料も選択肢が増えています。
乳酸菌は腸内で乳酸・酢酸を増やし、悪玉菌の定着・増殖を防ぎます。
その結果、腸の不調を予防したり、腸の運動を正常にし、下痢や便秘などの改善をサポートするのです。
だから、サプリメントや飲料を活用することで、食事で補いきれない乳酸菌やビフィズス菌を摂ることも、腸内フローラを整え、腸内環境を改善するのに役立つのです。
また、最近ではエクオールも腸内環境を整えるサプリメントとして注目されています。
<乳酸菌やビフィズス菌を含むサプリメントや飲料>
<参考記事>
*腸内フローラを整えダイエット!特許取得の『医師が選ぶNo.1酵素サプリ』 by KIE
3)ビフィズス菌配合の一般医薬品で腸内環境を改善
ビフィズス菌は、代表的な善玉菌の1つです。
腸内で増殖・定着し、乳酸ならびに酢酸をつくり、腸内有害菌の増殖を抑制します。
また、腸内有害菌によって産生される毒性物質がつくられるのを防ぎます。
さらに、ビフィズス菌優位の腸内環境に導くことで、すぐれた整腸作用を発揮します。
その結果、便秘や下痢などを改善し腸を正常にするはたらきがあります。
ビフィズス菌を配合した市販医薬品があります。
- ビオフェルミン便秘薬
- ラックビー・N錠
レベニンS散
<参考記事>
*巣ごもり便秘が急増!新型コロナウイルスで外出自粛やテレワークの人は注意
*新型コロナウイルスで外出控え!室内エクササイズと室外の紫外線対策
*夏は痩せやすい季節ってホントなの?脳腸相関でダイエットの工夫!
<参考書籍>
*美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐(山﨑まいこ著、 ワニブックス)
*医者が教える最高の美肌術(小林暁子 著、株式会社アスコム)
7.まとめ
「腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ」をお届けしました。
さて、腸とお肌の深~い関係は、わかっていただけましたか?
腸内フローラの影響が大きな腸内環境の善し悪しは、巡り巡って肌の美しさを大きく左右します。
ちょっとしたことで、腸内環境は良くも悪くもなります。
悪玉菌が増殖している状態でいると、腸内に善玉菌が定着しにくい環境になってしまいます。
ですから、便秘を予防するには、善玉菌を増やすような食事をするだけではなく、そもそも悪玉菌を増やさないようにして、腸内細菌を上手くコントロールしましょう。
たかが便秘と侮らず、腸の状態を良好に整えておくことで美肌に近づき、エイジングケアにも役立てましょう。
エイジングケア化粧品を使う前に、まずは便秘対策ですね!
便秘のことについてもっと知りたい、治療法や便秘に良い食事、近くのお医者さんを探してみたいという方は、こちらも参考にしてみてくださいね。
*慢性便秘やおなかの病気に関する総合情報サイト 『おなかのはなし.com』
<参考文献>
1)小林弘幸.便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~.ワニブックス.2011
2)厚生労働省.日本人の食事摂取基準(2020 年版)
3)松生恒夫.「排便力」をつけて便秘を治す本―専門医が教える「便意リハビリ」.マキノ出版, 2012
4)辨野義己.腸内細菌の排便への影響について.泌尿器ケア 2013; 18: 23-26
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。文部科学省後援日本化粧品検定1級。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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