ウォーキングには正しい方法があることをご存知ですか?
一般社団法人 日本姿勢と歩き方協会 代表理事である高岡よしみさんによる「エイジングケアにとってのよい姿勢や歩き方、ウォーキングについて」の特別記事です。
ビッグメゾンのコレクションに数多く出演したモデル経験を生かして、ウォーキングに関する今回の記事をご寄稿くださいました。
CONTENTS
1.ウォーキングをよい姿勢で行いたいあなたへ
アンチエイジングやエイジングケアにとってよい姿勢や歩き方、ウォーキングって?
姿勢や歩き方、ウォーキングをプロから教わったことがある方は少ないと思います。
そこで、今回、ナールスピュアのモデルでもおなじみの一般社団法人 日本姿勢と歩き方協会 代表理事である高岡よしみさんに、エイジングケアによい姿勢と歩き方、ウォーキングについての記事を寄稿していただきました。
モデルの経験を踏まえ、身をもって成果を出してこられた高岡さんのウォーキングのノウハウです。
また、歩き方やウォーキング研修の過程で発見したエッセンスも公開いただいています。
エイジングケア化粧品だけに頼らず、身体全体のエイジングケア、内側からのエイジングケアにウォーキングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
<高岡よしみさんのプロフィール>
一般社団法人 日本姿勢と歩き方協会 代表理事
ホテルでの勤務を経て、ショーモデルに転身。ビッグメゾンのコレクションに数多く出演。
現在はショーモデルの経験を生かし、ウォーキングやマナーを取り入れたオリジナルの企業研修や講演を行っている。
エイジングケアやダイエットはもちろん、心のバランスのためにも効果的なウォーキングの魅力を「多くの人に伝えたい!」という熱い想いから、2009年に「日本姿勢と歩き方協会」を設立。
テレビ、イベントへのゲスト出演や雑誌での執筆活動などメディアの仕事でも多忙な日々を送る。
<屋外でのウォーキングの後に使いたいエイジングケア化粧水>
- 正しい姿勢とウォーキングでアンチエイジングとエイジングケアが可能です。なぜなら、代謝がよくなってボディや顔が引き締まるからです。
- そのためには、自分の姿勢や歩き方、ウォーキングのクセをつかむことが最初の一歩です。自分の姿勢の問題点を把握しましょう。
- 屋外でウォーキングする場合は、紫外線対策を怠らないようにしましょう。また、紫外線のアフターケアも大切です。
- ウォーキングの前に保湿をしっかり行って乾燥肌対策を行いましょう。保湿はエイジングケアやスキンケアの基本です。
- 自分では気付けないウォーキングのポイントは、プロのサポートを受けることでより効果的な実践が可能です。
2.私、高岡よしみが伝えたいエイジングケア
仕事や家事、育児に追われて女性って忙しいですよね。
エイジングケアやアンチエイジングという言葉が気になっているけれど実際はなかなかケアできていない、なんて心当たりのある方、いらっしゃるのではないでしょうか。
エイジングケアやアンチエイジングのため、お肌のお手入れに気を使っている女性も多いはず。目につきやすく、印象に残りやすいお顔のお手入れはアンチエイジングにおいて大事ですよね。
アンチエイジングやエイジングケア対策は化粧品を使ったお肌のお手入れだけではありません。私がお伝えできるアンチエイジング対策のキーワードは「姿勢と歩き方(ウォーキング)」。
そこで、姿勢と歩き方、ウォーキングが持つアンチエイジングの方法とその効果をご紹介します。
これは、私が長年にわたって実際にやってきた方法です。
走ったり、道具を使ったりすることも不要です。
正しい姿勢によるウォーキングは、前向きな気持ちと少しの時間の投資があればできるエイジングケアなので、ぜひ、実践いただければ嬉しいです。
3.アンチエイジングは正しい姿勢とウォーキングから
これまでウォーキングレッスンやイベント出演、企業研修を通してたくさんの方の姿勢とウォーキングを見てきました。
その経験を通して気が付いたことがあります。
それは、姿勢と歩き方、ウォーキングの「法則」があること。
太りやすいタイプの人には共通する“姿勢グセ”があります。
更に、太もも、おなか、ふくらはぎなど、気になる部分が共通している人は似た姿勢と歩き方、ウォーキングをしています。
これって、正しい姿勢と歩き方、ウォーキングを実践すれば体型は変えられるということ。
激しいエクササイズや無理な食事制限は必要ありません。
正しい姿勢と歩き方、ウォーキングによって、若々しく美しい体型を手に入れることができます。
これは、お顔のエイジングケアも同じです。お肌のエイジングケアのためには、自分のお肌の質や状態を知ることが大切でした。
姿勢や歩き方、ウォーキングについても、まずは、自分の悪いクセがあるなら、それを知りましょう。
1)カラダのゆがみを知っていますか?
ウォーキングの前に、何よりも大事なのが、自分のカラダのゆがみを徹底的に知ることです。
カラダにゆがみがあると、むくみや腰痛の原因になるばかりか、脚太りや下腹部がぽっこり出た体型を作つくってしまいます。ゆがみの原因は日常生活に潜んでいます。
早く気付くことが美しい体型を手に入れる近道です。
足を組む、鞄を利き腕ばかりで持つといったクセが積み重なると、カラダがゆがむ原因になります。
テレビを見ているときにしてしまいがちな横になってひじをつくポーズは、片側に強い圧力がかかるので顔がゆがんでしまう恐れも!
美しいカラダづくりは、ゆがまない生活習慣を心掛けるところから始まります。
こんなクセ、思い当たりませんか??
①上半身がゆがむクセ
鞄を持ち上げようと、鞄をかけた側の肩を引き上げて歩いている
鞄の重さに引きずられて、鞄をかけた側の肩を下げて歩いている
②腰がねじれるクセ
片足に重心をかけて立っている
横座り(お姉さん座り)をする
③腰がゆがむクセ
足を組んで座っている
④顔がゆがむクセ
テレビを見るときなど、テーブルにひじをついたり、寝転がってひじをついたりしている
顔のゆがみは、たるみやほうれい線などのエイジングサインにもつながるので、特に注意しましょう。
⑤横向きに寝ている人は要注意
横向きに寝ると、肩甲骨に重心がかかり、肩が内側に巻き込んだり、あごの関節がずれ、顔がゆがんだりする危険が高くなり、ゆがみを生じやすくなります。
また、右向きでしか寝られないなど、一方に傾くクセのある人はすでにカラダがゆがんでいる可能性があります!
2)正しい姿勢のためのセルフチェック
自分の姿勢やカラダのゆがみをセルフチェックできる簡単な方法をご紹介します。
ひとつでも当てはまる項目があったら、早めに姿勢の改善に取り組むことをおすすめします。
今のカラダの状態と向き合い、美しいボディラインを手に入れましょう!
①ステップ1 壁に背をつける
まっすぐな壁に背中をつけることでカラダのゆがみをセルフチェックできます。
壁に背をつけたとき、頭、肩甲骨、お尻、かかとの4点が壁について、壁と腰の間に手の平一枚分の空間ができればOK。
このチェックでは、普段いかに「まっすぐ立つ」ということを意識していないかがよくわかります。
うまくいかない場合は、姿勢がくずれている可能性が高いです。下腹部を引き締めるように意識して立つとよいでしょう。
②ステップ2 あおむけに寝る
あおむけに寝転ぶと、カラダの緊張がほぐれてリラックスした状態になります。この状態で左右の足の開き具合をチェックしましょう。
つま先が左右同じ角度で、外側に等間隔に開いていればOKです。
③ステップ3 背中で後ろ合掌
デスクワークが多い人は、猫背になりがちで肩が前に巻き込みやすいもの。
背中で腕組みや合掌するポーズで、肩の可動域の広さや胸の筋肉のかたさをチェックすることができます。
まず、カラダの後ろで腕組みし、次に合掌のポーズができるかどうかチェックしてみましょう。
ただし、肩やひじなどに痛みのある場合は無理をしないように注意しましょう。
お顔のエイジングケアもボディのエイジングケアも、まずはセルフチェックが大切です。
ウォーキングを始める前に、まずここで紹介した方法で、しっかりセルフチェックを!
4.正しいウォーキングで代謝のよいボディに
1)正しいウォーキングは美肌をサポート
正しい姿勢が身についたら、正しいウォーキングを日常に取り入れます。
通勤やお買い物、家事の時の歩き方、ウォーキングが変わると自然に運動量が増えます。
運動量が増えると、消費エネルギーが格段に上がり、代謝がよくなります。
これが若々しく、美しいボディラインをつくるカギとなります。
もちろん、お肌のエイジングケアにとっても、ターンオーバーの正常化によって美肌につながるので大いにプラスなのです。
また、ウォーキングには、ストレスを解消してリラックス効果や精神統一の効果もあります。
その昔、お釈迦様や修行僧は「歩行禅」という業を行ったと言われています。
ウォーキングをすることで頭がスッキリし、思考がクリアになります。
ハツラツとした内側からの輝きもウォーキングから得ることができるのですよ。
2)ウォーキング中は紫外線対策も大切
ただし、屋外でウォーキングをする際には、紫外線対策を忘れないようにしましょう。
紫外線対策は、お肌のエイジングケアの基本の1つですから、こちらもしっかりと実践しましょう。
また、日焼け止めクリームや帽子などで紫外線対策をしていた場合でも、エイジングケアのためには、紫外線のアフターケアも大切です。
紫外線のアフターケアのポイントは次の通りです。
- ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む美肌のための食べ物を摂る
- ビタミンA誘導体(レチノールやレチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体(APPSやVCエチルなど)、ビタミンE誘導体(トコフェロールやトコフェリルリン酸Na)やナールスゲンなどを配合したエイジングケア化粧品をウォーキングの前後で使う
ウォーキングだけでなく、外出時は冬でも紫外線対策を行いましょう。
5.プロのアドバイスも大切
姿勢と歩き方、ウォーキングは、見た目の美しさだけでなく内面的な美しさをも形成します。
毎日の積み重ねが大事だからこそ間違ったやり方は禁物。でも自分自身ではなかなか間違いに気付きにくいもの。
子どもの頃、お母さんから注意された人もいるかもしれないけど、やっぱりウォーキングのプロの指導を受けると生徒さんはそれぞれに格好よくなってきます。
日本姿勢と歩き方協会では、年に複数回、「ウォーキング技能検定」を実施しています。
この検定のよいところは、「対策講座」とセットになっていること。
この対策講座で学んでいただく内容は、美意識の向上やアンチエイジングに直結していることは間違いないと自負しています。さらに、資格も取得できるんですよ。
正しい姿勢のウォーキングに興味がある方は、お問い合わせしみてはいかがでしょうか?
6.エイジングケアアカデミー編集部から
高岡さんには、エイジングケアローション「ナールスピュア」をはじめ、ナールス製品を通してお世話になっており、健康やエイジングケアのイベントもコラボさせていただくなどの関係から、今回、正しい姿勢やウォーキングの記事をご寄稿いただきました。
エイジングケアにとって、高岡さんの提唱するウォーキングは、非常によい方法だと思いますので、ぜひ、試してみてください。
ご興味のある方は「日本姿勢と歩き方協会」公式ウエブサイトをチェックしてみてください。
なお、乾燥肌のスキンケア対策はすべてのエイジングケアの基本です。
ウォーキングの前にもしっかり保湿を行いましょう。
是非、「乾燥肌の予防や改善対策は正しいエイジングケアが大切! 」も合わせてお読みくださいね。
7.まとめ
正しい姿勢でのウォーキングについて、高岡よしみさんにご紹介いただきました。
今回のまとめは、高岡さんのコメントを掲載します。
「アンチエイジングやエイジングケアは、エイジングケア化粧品だけで完結するものではありません。
ナールスエイジングケアアカデミーでも、そのことをさまざまな記事で強調されていますが、私もその通りだと思います。
また、実際に私自身も正しい姿勢やウォーキングを実践し、今では美しい姿勢や歩き方、ウォーキングについて啓発したり、研修させていただく立場になりました。
これは、道具もお金も大してかからない方法ですし、また、大きな負荷をかける運動でもないので、どなたでも始めやすい身体全体のアンチエイジングです。
さらには、お肌のエイジングケアにとってもよい方法です。
読者の皆様には、美しい姿勢と歩き方、ウォーキングのスキルを身に付けて、洗練された印象の女性を目指していただきたいです。
とても簡単に始められますよ。
著者・編集者・校正者情報
プロフィールは前出
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
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