春は気温や湿度が上がって、乾燥肌から解放される季節。
しかし、春を含めて年中、保湿は大切です。
また、花粉をはじめとしたさまざまな刺激もあるため、乾燥肌対策は必要なのです。
この記事では、春の乾燥肌の予防や改善の対策、スキンケアやエイジングケア、化粧品の使い方のコツについて、幅広くご紹介します。
・春の季節的な特性とそのスキンケアに関する情報が幅広く入手できます。
・ 春の乾燥肌の原因と対策のポイントがわかります。
・ 春の乾燥肌の予防や改善のためのスキンケアアイテムがわかります。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.春の乾燥肌が気になるあなたへ
「春(3月・4月・5月)の乾燥肌対策は正しいスキンケアで!」をお届けします。
乾燥肌といえば、冬の肌悩みと思いがちですが、春でも油断できません。
あなたは、春の乾燥肌の予防や対策を十分行っているでしょうか?
春の季節では、最初の3月を迎えると少しずつ気温はあがり、春本番の4月や5月にはずいぶんと過ごしやすくなります。
そのため、お肌は潤って、健やかな美肌がキープしやすくなるのです。
それでも春には春特有のお肌の乾燥のリスクがあります。
また、毎年、春を迎えると年齢を1つ重ねているので、乾燥肌になりやすい傾向にあります。
だから、春でも乾燥肌の予防や改善のために、30代や40代からはエイジングケア化粧品を上手に使うことが大切です。
この記事では、春の乾燥肌の予防や改善の対策、スキンケアやエイジングケアのコツについて、幅広くご紹介します。また、春の乾燥肌に使いたいおすすめのアイテムをご紹介します。
「春の乾燥肌の原因は?気をつけるポイントを教えて!」
「春の乾燥肌を予防したい!何をすれば良いの?」
「40代になって春でも乾燥が気になる!対策が知りたい!」
「春の乾燥肌におすすめのアイテムを教えて!」
「スキンケア以外でも春の乾燥肌の予防や改善にできることって?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
なお、乾燥肌対策のスキンケア全般について知りたい方は、「乾燥肌のスキンケアは、優しい洗顔・クレンジングと保湿!」をご覧ください。
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<春の美肌のためのスキンケアと内側のケア>
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
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- 春は気温や湿度が高くなりつつあるので、冬と比べて乾燥肌にはなりにくい季節です。なぜなら、肌からの水分蒸散も減り、皮脂分泌も増えるからです。
- しかし、ストレス、花粉、日々の寒暖差、紫外線が強くなるなど、春特有の乾燥肌の原因があります。そのため、ゆらぎ肌のリスクもあります。
- 春の乾燥肌対策の基本は、ほかの季節と同じく保湿と紫外線対策です。特にエイジングケア世代の方は、優しい保湿ケアを行いましょう。
- 春の乾燥肌の原因がクレンジング料や洗顔料の場合もあるので、必要に応じて見直しを行いましょう。エイジングケア世代は、より刺激の少ない製品への切り替えをオススメします。
- 十分な睡眠や運動などでストレスを発散させること、春の旬の食べ物などでも乾燥肌対策は可能です。内側からの対策も考えましょう。
2.春の乾燥肌の原因
1)乾燥肌とは?
春の乾燥肌対策を考える前に、乾燥肌について整理しましょう。
乾燥肌とは、表皮の角質層の水分量が減ってしまい、お肌が十分な水分を抱えていられなくなった状態の肌のことです。
健康な肌は、角質層に約20~30%の水分が含まれています。
しかし、これよりも水分が少なくなると「乾燥肌」となります。
お肌は、次の3つが相互にはたらくバリア機能を有しており、水分を維持して肌を外部刺激から守ってくれています。
これが保湿の3大因子で、正常なら肌の保湿能が十分に保たれている状態です。
しかし、加齢などによってバリア機能が十分にはたらかなくなると、水分量が低下しがちです。
また、ターンオーバーも乱れがちです。
だから、お肌の乾燥が続けば、さまざまな肌悩み、肌老化の原因となり、美肌から遠ざかってしまうのです。
2)乾燥肌の原因
乾燥肌の原因はたくさんありますが、大きな分類として「内部的な問題」と「外部的な問題」に分かれます。
内部的な問題とは、次のとおりです。
外部的な問題とは、次のとおりです。
- 紫外線ダメージ
- 外気の乾燥
- 急激な温度や湿度の低下
- 大気汚染や花粉などのアレルギー源の影響
- 他人のタバコの煙(受動喫煙)
などです。
一つ一つ見ていくと、意外と身近なものが原因になっていることがわかります。
3)2020年からは感染対策でお肌が乾燥
2020年からは、新型コロナウイルス感染予防対策として、マスクや手洗いをしっかりしている方が多いので、肌荒れや手荒れ、手肌の乾燥などのリスクが増えています。
また、目からのウイルスや花粉の侵入を防ぐことも大切です。
<2021年春に読みたい記事>
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
*新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント
*新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!
こうした中で、春に特に気をつけたほうがよい原因は何があるでしょうか?
3.なぜ、春でも乾燥肌になるの?
過ごしやすい気候の春ですが、気候が変わったり生活に変化が訪れる時期であることから、乾燥肌やストレスによる肌荒れになってしまうことも少なくありません。
春の特徴的な原因として考えられるのは、次にあげるとおりです。
1)春は花粉や黄砂の影響を受けやすい
春はスギやヒノキ、ブナなどの花粉が飛散しています。
また、黄砂やPM2.5の濃度が上昇する傾向があることも特徴的です。
お肌がこれらのアレルゲンからの攻撃にさらされることで乾燥肌につながります。
また、花粉症が皮膚で発症すれば花粉症皮膚炎になってしまいます。
このほか、春風などによって汚れが顔に付着しやすく、肌荒れなどを引き起こすリスクもあることを理解しておきましょう。
<花粉花粉の飛散情報>
2)春は環境変化によるストレスが増える
春は新生活が始まる時期でもあります。
就職、転職、異動や引っ越しなどの環境変化が、ストレスとして蓄積しやすいのです。
ストレスが溜まると、自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れやすくなります。
その結果、乾燥肌になったり、一時的な敏感肌である乾燥性敏感肌やゆらぎ肌になってしまうこともあるのです。
3)紫外線ダメージ
春は、3月、4月、5月と夏へ向かってだんだん紫外線量が上昇してくる時期です。
紫外線のダメージを受けることで、肌のバリア機能が弱まり、皮脂が減って乾燥肌を生じさせることがあります。
だから、この季節には日焼け止めを使うことも必要です。
紫外線対策は一年を通して必要ですので、春も忘れずにケアをすることが大切です。
また、春は紫外線以外の有害光線であるブルーライトや近赤外線の照射も増えます。
これらも乾燥肌や肌老化の原因になります。
4)昼夜や日々の寒暖差
春になると全体的には気温、湿度ともに上昇します。
しかし、3月の相対湿度は東京では60%前後で、地域によってはそれ以下の場合もあります。
だから、春でも必ずしも湿度が高いとはいえないのです。
「1876年から2021年までの東京の相対湿度の月平均値(%)(気象庁)」
また、1日の中では、日中はあたたかい陽気に恵まれますが、夜には冷え込むことも少なくありません。
つまり、春は昼夜の寒暖差が激しいのです。
また、3月や4月初旬などは、日によって温かい日、寒い日があり、温度差が大きいこともあります。
3月、4月、5月は、「1876年から2021年までの東京の月別の気温(気象庁)」を見てもわかるとおり、年度や月によって気温の変化も大きくなっています。
気温の差が激しいと、肌がついていけなくなり、油分と水分のバランスが崩れて乾燥肌になってしまうのです。
5)冬の乾燥ダメージの影響
冬の乾燥の影響が春になって、お肌に現れることもあります。
冬の乾燥によって肌がダメージを受けて弱っており、気候の急激な変化などにともなって、一気に悪化してしまうことがあるのです。
とくにエイジングケア世代になると、センサーとしての皮膚のはたらきも低下しているため、環境変化に弱くなっています。
4.春の乾燥肌の予防と対策のスキンケア
1)春でもスキンケアの要は保湿
春のスキンケアにおいては、保湿を重点的に行うことがポイントです。特に3月から4月の初めはまだ寒い日もあるので、丁寧にしっかり保湿をしましょう。
お肌の状態にもよりますが、化粧水と美容液を基本として、必要なら乳液または保湿クリームを使い、トータルな保湿ケアを行うことが大切です。
①化粧水の保湿では不十分な場合も
誰もが使う保湿化粧水。
最近では、メンズ化粧水もたくさん登場し、男性でもエイジングケアを行なう方が増えています。
そんな化粧水は、気温が上昇し暖かくなってくる春は、さっぱりとしたテクスチャーのものを選んでもよいでしょう。
保湿成分としては、プロテオグリカン、グリシンやプロリン、ヒドロキシプロリンなどのアミノ酸系の成分、ヒアルロン酸やコラーゲンなら加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲンなどは、粘性が低いながらもしっかりとした保湿力があります。
それでも、化粧水はセラミドなどの油溶性成分の配合濃度が低い場合が多いので、保湿力が十分とはいえないのです。
だから、春の保湿を化粧水だけに求めるより、美容液なども含めて考えたほうがよいのです。
なお、保湿成分の代表格であるセラミドはいくつかの種類があります。
グルコシルセラミドなどの植物性セラミドを除けば、ヒト型セラミドなど多くは油溶性の保湿成分です。
そのためセラミドは、セラミド化粧水よりもセラミド美容液、セラミドクリームなどで補うことをオススメします。
ただし、最近ではセラミドを増やす成分も登場しています。
ナイアシンミドや3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(セラミドプロモーター)、ライスパワーNo.11などです。
これらは水に溶けやすい成分なので、春の乾燥肌対策の化粧水にもぴったりです。
<春の乾燥肌対策の参考記事>
*春に実践したい!おすすめのほうれい線対策で美肌へ(飯塚美香さん)
*春先の敏感肌を防ぎたい!原因を突き止めて美肌対策(飯塚美香さん)
②30代からは春もエイジングケア化粧水
30歳を過ぎてからはエイジングケアを意識してすることも必要です。
そのためには、エイジングケア化粧品成分を配合したエイジングケア化粧水がオススメです。
エイジングケア化粧品成分としては、ナールスゲン、水溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体アプレシエ(APPS)、プラセンタエキス、アスタキサンチン、フラーレン、水に溶けるビタミンE誘導体トコフェリルリン酸Naなどが配合されているものがオススメです。
春のエイジングケアでは、化粧水をコットンで使うより手を使うことをオススメします。
コットンは、どんなに上質であっても正しく使わなければ、繊維の刺激で角層に細かい傷がつくリスクがあります。
また、つい強く化粧水でパッティングしてしまったり、力を入れすぎるなど使い方を間違いやすいので、扱いにくさがあります。
つける時は、適量を手にとって顔全体にさっとなじませましょう。
仕上げにハンドプレスをすることも効果的です。
なお、春の乾燥肌対策のための年代別の化粧水の選び方は、次の記事を参考にしてください。
*30代におすすめのエイジングケア化粧水!選び方と使い方のコツ
*40代におすすめのエイジングケア化粧水!選び方・使い方は肌悩みで!
*50代のエイジングケア化粧水は優しいのがおすすめ!選び方と使い方
③美容液で目元や口元をケア
美容液はどのメーカーも開発に力を入れているアイテムです。
エイジングケア美容液などは、保湿成分とエイジングケア化粧品成分が凝縮されています。
だから、春の乾燥肌対策には、ヒト型セラミドなどの保湿力に優れた成分とエイジングケア化粧品成分が両方はいっているもの、さらに水分の蒸発を防ぐスクワランなど美容オイルが入ったものがオススメです。
適量を手にとって顔全体に塗り、両手で抑えるようにしてなじませます。
目元や口元などの乾燥しやすいパーツには、目元美容液などを使って集中的にケアするとよいでしょう。
目元美容液ならネオダーミル配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」がオススメです。
<春の美容液関連記事>
*春に使いたいエイジングケアのための美容液の選び方と使い方
*40代のおすすめの美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア
④乳液やクリームは不要?
春の乾燥肌対策として、化粧水と美容液で十分に保湿ができているなら、乳液や保湿クリームを使わなくてもOKです。
しかし、不十分な場合は、乾燥しやすい目元や口元に乳液や保湿クリームを重ね塗りするなど、適度に油分を補うことも大切です。
革製品に油を塗ると表面がなめらかになるように、乳液やクリームをお肌に塗ると油分によって補われた皮脂膜が肌をやわらかくなめらかにしてくれます。
ジェルタイプのものを選べば、比較的ベタつきにくく使いやすいです。
春でも使えるエイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」がオススメです。
⑤スペシャルケアにフェイスマスク
春の乾燥肌対策に、週1回程度フェイスマスクのケアも効果的でしょう。
普段美容液を使っているなら、美容液とは異なる成分が配合されているフェイスマスクを選ぶことがポイントです。
過度に気にする必要はありませんが、できるだけ成分が重ならないようにすることで、よりスペシャルなケアとしてフェイスマスクを活用できます。
また、素材としては密着性の高いバイオセルロース製のフェイスマスクがオススメです。
そんなフェイスマスクが、リンパ管ケアのためのエイジングケア化粧品成分キュアパッション配合のナールス パッションです。
2)春になると強化したい紫外線対策
紫外線は、乾燥肌の原因となるだけでなくお肌の酸化をもたらし肌老化を進めてしまいます。
紫外線による肌老化を光老化といいますが、肌にたるみをもたらし、シワやほうれい線、たるみ毛穴を早く目立たせるのです。
なぜなら、紫外線A波は、真皮まで到達して線維芽細胞を劣化させ、コラーゲン、エラスチンにダメージを与えるからです。
また、紫外線を浴びると肌を守ろうとメラニン色素がつくり出され、上手く排出されない場合にはシミとして残ってしまうことがあるので注意が必要です。
だからこそ、乾燥肌だけでなく、エイジングサインの予防のために春の紫外線対策が大切です。
春の外出時は、日焼け止め、長袖の衣類、UVカットサングラスなどを着用して紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めはSPFとPAの数値に着目して選びます。
紫外線B波をカットする効果を示すのがSPF、紫外線A波のカット効果を示すのがPAです。
春なら、日常生活ならSPF20~30、PA+~PA++くらいで十分でしょう。
だから、春の乾燥肌を防ぐなら、酸化チタンや酸化亜鉛など紫外線散乱剤だけを使ったノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。
しかし、日焼け止めは、塗る量が不十分だと効果が下がります。
たとえSPF20だったとしても、少なすぎるとSPF10程度の効果しか得られないことがありますので、使う際に気をつけましょう。
使用説明書を読み、十分な量を肌に塗ることがポイントです。
なお、頬骨あたりは紫外線によるシミができやすいので、少し厚めに塗ってもよいでしょう。
女性の場合、生理前は黄体ホルモンの分泌量が増え、紫外線感受性を高めてしまいます。
生理前は、いつもより念入りに紫外線対策をしておくことがオススメです。
なお、紫外線対策については、次の記事も参考にしてください。
*外出とエイジングケア 日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
*紫外線対策はファッションで差がつく!透過率は色・素材で違う
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
*日焼け止めは正しい塗り方と使い方が大切!紫外線をカットするコツ
<春の乾燥肌を防ぐ日焼け止めの選び方の参考記事>
*敏感肌におすすめの日焼け止め厳選11種をご紹介!選び方と使い方は?
*乾燥肌におすすめの日焼け止め11選!選び方の5つのコツと使い方は?
3)春はクレンジングや洗顔も注意
①春の乾燥肌を防ぐクレンジング
メイクをしっかり落としたり、顔に付着したアレルゲンや汚れを取って顔を清潔にするために、春のクレンジングや洗顔は重要なポイントとなります。
まず、クレンジングは正しい方法をマスターすることが大切です。
クレンジングは、メイクを落とすためには必要なものですが、お肌に負担がかかりやすいプロセスです。
そのため、やさしくかつ手早く行うことがコツといえます。
すすぎまで含めてトータル1分程度、長くても1分30秒程度で終わらせるように心がけましょう。
クレンジング料にはいくつか種類がありますが、ナチュラルメイクの方がデイリーに使うなら、お肌に優しいクレンジングクリームやクレンジングジェル、クレンジングミルクがオススメです。
クレンジングは、とにかくこすらないことを意識しましょう。
ゴシゴシこすってしまうと、ただでさえ汚れによって負担がかかっている肌を傷つけてしまうリスクがあります。
説明書をよく読んで適量を手に取り、Tゾーン、Uゾーン、目元・口元の順でクレンジング料を伸ばしてメイクオフします。
エイジングケア世代の方には、ダブル洗顔不要で優しいタイプのものがオススメです。
ダブル洗顔を行う場合は、全部の汚れが落ちていなくても6割程度落とせていればOKです。
<春の乾燥肌対策のクレンジングの参考記事>
*毛穴汚れにオススメのクレンジング料の選び方とおすすめ・人気12選
*肌荒れを防ぎたい!おすすめのクレンジング料の選び方と使い方
②春の乾燥肌を防ぐ洗顔
乾燥肌を防ぐには優しい洗顔料を選ぶことも大切ですが、十分に泡立てた上で使用することがポイントです。
Tゾーン、Uゾーン、目元・口元のOゾーンの順で泡をなじませ、汚れをしっかり落とします。
優しい力加減で行い、余計な力を加えないようにしましょう。
最後はすすぎ残しがないように丁寧に洗い流します。
髪の生え際などに洗顔料が残らないように、キチンと確認して洗顔しましょう。
洗顔も1分~1分半程度が目安です。
角栓が目立ったり、顔のくすみや角質肥厚を感じる場合は、酵素洗顔を週1~2回行うこともよい方法です。
<春の酵素洗顔の参考記事>
4)春も手肌の乾燥対策を
春は手荒れに悩むことは減ってきますが、新型コロナウイルス感染予防のため手洗いの頻度が増えています。
だから、手の乾燥肌対策として保湿は大切です。
春の手肌のケアについては、「春こそ手肌のエイジングケアが大切!ハンドクリームを使おう」や「ハンドクリームは春や夏も必要?エイジングケアの視点から」をご覧ください。
また、春は手肌への紫外線ダメージが増える季節です。
手肌のシミや手肌のシワを防ぐために、日焼け止めやハンドクリームを使ったり、エイジングケアハンドクリームも使いましょう。
<参考記事>
*コロナ禍の手荒れ対策 薬剤師オススメの保湿成分・クリームとは?
5)春の後半はデコルテケアも大切
春は、首やデコルテのケアも大切です。
強くなる紫外線ダメージは、デコルテの乾燥だけでなく首のしわの原因になるので要注意です。
首やデコルテも紫外線対策を行いましょう。
また、皮脂が増えて、デコルテのニキビのリスクも増えます。
デコルテの中でも胸元は汗腺や皮脂線が多く、ニキビができやすいパーツです。
肌質がオイリー肌ならビタミンC誘導体化粧水などを使うことがオススメです。
5.日常生活で気をつけたい春の乾燥肌の対策
1)疲れやストレスが溜まらないように
疲れを適度に発散し、心理的なストレスが溜まらないように工夫することも、春の乾燥肌対策に効果的です。
「春眠暁を覚えず」ということわざがあるとおり、春は眠くなりやすい時期でもあります。
理由としては、気温の変動が激しいために自律神経がその変化についていこうと必死にはたらいていることや、メラトニンの分泌量が影響していることが考えられます。
睡眠を誘導する作用があるメラトニンという成分は、光によって分泌量が変化します。
冬は分泌量が多いですが、日照時間が長くなるにつれてだんだん少なくなっていくのです。
ただし、春先はからだが冬モードから切り替わっている頃なので、メラトニンの分泌がまだ多く、眠気を感じやすくなります。
自律神経は意志でコントロールすることはできないので、からだが眠気を感じている時は、無理せず10分程度の仮眠をとってからだを休ませるとよいでしょう。
また、夜しっかり質の高い睡眠をとって、疲れをとることも大切なポイントとなります。
夜10時~深夜2時は、肌のゴールデンタイムと呼ばれている時間帯ですが、最近では入眠時の90分が最も大切だと考えられています。
入眠をスムーズにするためには、まず入浴で深部体温をいったん上げて、その後、体温を下げておくことがおすすめです。
睡眠中は、成長ホルモンの分泌によって、昼間の疲れをリセットしたり、肌の修復もさかんに行われ、美しい美肌を育むといわれています。
この成長ホルモンは、入眠直後の深いノンレム睡眠中に多く分泌されることがわかっています。
ストレス発散に関しては、歌を歌ったり、旅行に行くなど、動的な方法で発散する方法もありますが、春先は環境の急激な変化に慣れようと交感神経の緊張状態が持続してしまっています。
緊張を解いてリラックスできるように、お風呂にゆっくり浸かったりボーとするなど、静的な方法で発散することがオススメです。
適度な運動で軽くからだを動かすことも効果的でしょう。
ウォーキングなど大きな筋肉を使う運動は、セロトニンという物質の分泌を高め、気持ちを明るくしてくれます。
こまめに疲れをとったり、ストレスを発散することで、お肌にもよい影響が期待できます。
疲れやストレスが溜まらないように工夫しましょう。
<ストレス対策の参考記事>
*美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策
*ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10
*ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査
2)春の季節食材で乾燥肌対策
乾燥肌対策に積極的に摂りたい栄養素として、ビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類、亜鉛や鉄などのミネラル、セラミドやα-リノレン酸などがあげられます。
実は、春の季節食材には、乾燥肌対策に有効な成分を効率よくとることができるものがたくさんあるのです。
春の味覚でいえば、一例として次の食べ物がオススメです。
魚ではさわら、鯛などがオススメです。
さわらは、たんぱく質、ビタミンB12(シアノコバラミン)、ビタミンD、DHA、EPAが豊富です。
鯛は、ビタミンB1、ビタミンB2、DHA、EPAが豊富です。
野菜では、わらび、パセリ、そらまめ、たけのこ、春キャベツ、新玉ネギ、新ジャガイモなどが春野菜です。
野菜については、「野菜の食べ方で美肌に差がつく!?エイジングケアによい野菜」をご覧ください。
果物では、キウイ、デコポン、アボカド、いちご、甘夏などの柑橘類が春に旬を迎えます。
果物については、「フルーツで美肌になる!栄養素と美容効果と食べ方」をご覧ください。
これらの旬の食べ物を摂ることも美肌になる方法の1つです。
もちろん、バランスのよい食事をすることが前提です。
1日のトータルで栄養バランスを整えた上で、乾燥肌対策につながる食べ物を積極的にとるように意識してみるとよいでしょう。
<春の乾燥肌を防ぐ食べ物の参考記事>
*春が来た!3月の肌の栄養になるオススメの食べ物と美肌レシピ
*春の美肌のために摂りたい!旬の食べ物10選とは?(飯塚美香さん)
*「発酵食品で体を元気に!」@健康ラボステーションのセミナーに参加してきました
3)花粉に気をつけよう
春は花粉症のシーズン。
だから、1年の中でも、もっとも花粉症対策に力を入れることが大切です。
春の花粉といえばスギが有名でしょう。
スギの花粉は九州・四国では2月の上旬から飛散し始めます。
早めに花粉症対策を行いましょう。
外出する時は、顔に花粉をなるべく付けないように、マスクをしてメガネをかけることがオススメです。
マスクは、口や鼻のまわりにすき間ができないタイプの不織布素材のものがよいでしょう。
髪や眉毛、まつ毛などに付着した花粉は、帰宅した後にシャワ―を浴びたり、洗顔を行って洗い流すことがポイントです。
出かける時はコート・ジャケットを羽織り、なるべく室内へ花粉を持ち込まないようにします。
花粉が滑り落ちやすいナイロンやシルクのコートなどが特に有効です。
家に入る時はコート・ジャケットを叩いてできる限り花粉を落としましょう。
<春の花粉対策の参考記事>
*春になる前から要注意!花粉対策ですっきりと美肌を(飯塚美香さん)
*花粉症に悩む30代の関西美女がナールスアイケアメガネを使ってみた!
<花粉も紫外線もしっかりカット!ナールスのアイケアメガネ>
*2021年の花粉&ウイルス&紫外線対策におすすめ!ゴーグルタイプのファッションメガネ
6.春のエイジングケアにオススメのエイジングケア化粧品
1)春から始めたいエイジングケアを意識したクレンジングジェル
春の乾燥肌対策の1つとして、エイジングケア世代の方にオススメしたいのが、優しいクレンジング。
アミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naを主な洗浄成分にしたエイジングケア世代の方向けのクレンジング料「ナールス エークレンズ」をオススメします。
敏感肌でも使えるクレンジング料で、毛穴の黒ずみなど、毛穴の悩みにアプローチするために、クレイとアーチチョーク葉エキスを配合しています。
だから、毛穴ケアのクレンジングとしてもオススメです。
さらに、水溶性のセラミドであるグルコシルセラミドで潤いをキープします。
マツエクOKのクレンジング料で、ダブル洗顔不要のクレンジング料です。
2)春の乾燥肌対策のスキンケアは、エイジングケア化粧水から
春の乾燥肌対策に使いたいエイジングケア化粧水は、ナールスゲン配合のナールスピュア。
春の乾燥肌対策に加えて、くすみ、ほうれい線、毛穴、たるみ毛穴、小じわなど、幅広くエイジングケアに使える化粧水です。
また、ナールスピュアは、イオン導入でも使えます。
ナールスピュアの主な配合成分は次のとおりです。
- ナールスゲンを推奨濃度で配合
- ナイアシンアミド配合
- プロテオグリカン配合
- 水溶性ビタミンC誘導体(アスコルビルリン酸Na)配合
- 両親媒性ビタミンC誘導体(APPS=アプレシエ&セラミドプロモーター)配合
- アミノ酸の代謝物PCA-Na配合
7.まとめ
春の乾燥肌の原因、またその予防や改善の対策について幅広くご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
冬が終わり春が来ると、乾燥肌に悩むことが減ってきます。
しかし、春は気温の変化が激しかったり、花粉などで乾燥肌をまねく外的要因が多い季節。
また、新生活のスタートでストレスも多い季節です。
だから、春でも乾燥肌になってしまうリスクがあるのです。
さらに新しい春を迎えると誰もが1つ年齢をかさねるので、よりエイジングケアを意識することが大切になってくるのです。
つまり、季節と年齢を意識したスキンケアやエイジングケアが大切なのです。
ぜひ、この記事「春(3月・4月・5月)の乾燥肌対策は正しいスキンケアで!」でご紹介したスキンケアやエイジングケア、そのほかの対策を実践していただき、春の乾燥肌の予防や改善に役立てていただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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