2021年もとうとう12月。
冬がやってきました。
寒さが厳しくなる師走、12月も、スキンケアやエイジングケアは、清潔、保湿、紫外線対策が基本です。
しかし、12月という冬の季節特性や気温などの外部環境、更なる気温や湿度の低下など本格的な冬への備えを考慮し、優先順位を考えて、12月のスキンケアを実践することが大切です。
この記事では、そんな12月のスキンケアとエイジングケアのコツをご紹介します。
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12月のスキンケアに、ナールスゲン配合エイジングケア化粧品「ナールス」
- 12月の季節的な特性とそのスキンケアに関する情報が幅広く入手できます。
- 真冬に向かう中で、保湿による乾燥肌対策や冷え対策などのポイントがわかります。
- 美容面だけではなく、12月に気を付けたい日常生活における注意点がわかります。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.12月のスキンケアを実践したいあなたへ
「冬が来た!2021年12月のスキンケアとエイジングケア」をお届けします。
2021年もとうとう12月、師走を迎えました。
秋が終わりを迎え、冬の乾燥の季節の到来です。
また、キメが乱れお肌の透明感が失われて、顔がくすみがちになります。
そんな12月は、11月と比べて気温、湿度ともますます下がり、保湿による乾燥肌対策がとても大切になってきます。
この記事では、そんな12月にふさわしいスキンケアやエイジングケアをご紹介したいと思います。
ナールスエイジングケアアカデミーでは、前年までの気温や湿度、紫外線照射の状況を踏まえて、最新の季節別、月別のスキンケアやエイジングケアに役立つ情報を発信しています。
今回は、2021年最後の月である12月のスキンケアやエイジングケア情報をお届けします。
気象庁などのデータを確認しながら、最新情報を発信しますので、2021年度の最新情報に基づく12月のスキンケアやエイジングケアをチェックしたいなら、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<ナールスから、12月のワンポイントアドバイス>
12月は、冬本番。
気温、湿度が低い日が多く、誰もが乾燥肌のリスクにさらされます。
だから、まず保湿による乾燥肌対策でお肌のバリア機能とターンオーバーを正常に保つことが大切なのです。
12月は、空気の乾燥によって、お肌の水分の蒸発が進むので、乳液や保湿クリームで油分(エモリエント成分)を補うことが保湿ケアとして行っていただきたいポイントです。
また、潤いが逃げやすい毎日のクレンジングや洗顔も優しく行うことが大切です。
そのために実践していただきたいのは、次の2点です。
- スキンケアには、油分がしっかり配合された保湿クリームを取り入れる
特に負担の大きいクレンジング料は、エイジングケア用などの優しいものを使う
今回は、その中からオススメしたいのがエイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」とアミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」。
①ナールス ユニバとは?
冬の乾燥肌対策にピッタリのエイジングケア保湿クリームです。
ナールスゲンを推奨濃度で配合。
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、HSP(ヒートショックプロテイン)47に加え、お肌の表皮で抗酸化物質「グルタチオン」や「HSP(ヒートショックプロテイン)70」を増やすサポートをします。
また、ヒト型セラミドであるセラミド2、セラミドAP、セラミドNPの3つのセラミドに加え、次の成分を配合しています。
べたつかずなめらかなテクスチャーで、伸びのよい保湿クリームです。
刺激性成分がほとんど配合されていないので肌質を選ばず、普通肌、混合肌、脂性肌、乾燥肌、インナードライ肌、敏感肌のどんなタイプのお肌にも使えます。
②ナールス エークレンズとは?
石鹸よりも優しいアミノ酸系洗浄成分「ラウロイルグルタミン酸Na」でメイクを落とし、ダブル洗顔不要、マツエクOKのオイルフリーのクレンジングジェルです。
オイルフリーのクレンジング料は摩擦も少なく、乾燥肌、敏感肌でも使えるクレンジング料です。
粘りのあるジェルがお肌に密着し、お肌を優しく洗い上げながらも、グルコシルセラミドやユズ果実エキスの効果で潤いを保ちます。
クレイ(軟質多孔性の海泥)が毛穴の汚れを吸着して落とし、アーチチョーク葉エキスで毛穴悩みにアプローチする、毛穴ケアのクレンジング料です。
また、ナノサイズまで小さくした金コロイドがお肌の老化の原因となる活性酸素を除去し、エイジングケアをサポート。
さらに、10の無添加 (無香料、無着色、無鉱物油、オイルフリー、アルコールフリー、パラベンフリー、フェノキシエタノールフリー、石油系界面活性剤フリー、PG・DPGフリー、旧表示指定成分フリー)を実現しました。
<12月にコラーゲンを生み出す力をチェックしたいなら!>
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
<冬12月のスキンケアやエイジングケアにおすすめ記事>
*なぜか冬はお肌がくすむ?飯塚美香さんおすすめ冬のくすみ対策
- 12月は、まさに冬。これから続くさらに寒い日、湿度が低い日に備えることが大切です。スキンケアやエイジングケアもその点を意識しましょう。
- 12月で最も大切なスキンケアは、保湿です。スキンケアによる保湿で顔だけでなく、手足やからだ、首、デコルテなどの乾燥を防ぐ対策を行いましょう。
- 12月の乾燥肌対策は、乳液や保湿クリームを使って水分の蒸発を防ぐことが大切です。化粧水や美容液だけのスキンケアだけでは不十分な場合もあります。
- 12月は冷え性を予防するために、お風呂だけではなく下着や靴下などによる温活もオススメです。内側からの保湿やエイジングケア、アンチエイジングも行いましょう。
- 12月は、忘年会などで飲酒の機会が増え、年末を迎えて疲れが出やすい季節です。食べ物や飲み物の摂りすぎなどにも十分に注意しましょう。
2.12月の季節的特徴
スキンケアの前に、ここでは、2021年の12月の季節的な環境について考えてみましょう。
1)12月は、まさに乾燥の季節の到来
12月の平均気温は、11月から3~5度程度下がります。
10月から11月への気温の低下も大きいのですが、11月から12月も気温の低下が大きな月なのです。
2020年12月の場合は東京の平均気温は、7.7度。
ここ数年は、7度〜9度なので、昨年は例年並みの12月だったようです。
このように平均気温が、10度を切る12月はまさに、冬の季節です。
湿度については、2020年度の12月の平均相対湿度は61%でした。
12月の湿度は、ここ数年でも50%台後半〜60%台でした。
だから、ほぼ平年並みの湿度だったようです。
それでも10月や11月と比べると湿度は低く、12月は秋と比較して大気の乾燥が明らかな月であるとがわかります。
12月のスキンケアやエイジングケアは、大気の乾燥を意識して保湿をしっかり考えることが大切です。
*1875年から2021年までの東京の月別の相対湿度(気象庁)
なお、相対湿度とは、ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値で、百分率(%)で表します。
一般的に湿度といえば、相対湿度のことです。
このデータからいえることは、気温や湿度の観点からは、12月は気温と湿度の低下による乾燥肌のリスクが増える月だということです。
2)12月の紫外線は?
①紫外線と地域の関係
紫外線のデータは、気象庁の「紫外線に関するデータ」でチェックすることが可能です。
日本は、南北に伸びる縦長の国なので、紫外線量は地域によって異なります。
そのため、気象庁では、つくば、那覇、札幌のデータを公開しています。
それぞれ住んでいる地域がどこに近いかによって、自分の地域の紫外線量がどの程度かが推測できます。
基本的には、南へ行けば行くほど、紫外線照射量が大きくなるので、より高いレベルの紫外線対策が必要です。
これは、12月だけではなく、どの月でも同じ傾向です。
②紫外線の強さの指標「UVインデックス」とは?
紫外線は波長により、A波(UVA;波長315~400nm)、B波(UVB;波長280~315nm)、C波(UVC;波長100~280nm)に分けられます。
幸いにも紫外線C波は地上にくるまでにオゾン層で吸収され、紫外線B波も大きく吸収されます。
このように、紫外線は波長によって強度が大きく異なる状況を鑑みて、1つの指標として表す工夫をしたのがUVインデックスです。
日本では、UVインデックスを、弱い順から0〜13+までで表示しています。
もちろん、この値が大きいほど紫外線ダメージが大きいことを意味します。
環境省から「紫外線環境保健マニュアル」が刊行され、ダウンロード可能です。
このマニュアルでは、UVインデックスに応じた紫外線対策の具体的な例が示されていますので、お役立てくださいね。
③12月の紫外線
気象庁のデータで1994年から2008年までの札幌、つくば、那覇の「月最大UVインデックス(観測値)の時別累年平均値グラフ」を閲覧することが可能です。
詳細は、このデータを見ていただければわかりますが、12月のUVインデックスは、11月に比べ、いずれの地域でも紫外線量がかなり少なくなります。
札幌では、10時~14時で0.4~1.1です。
一番大きな11時、12時でも1.1なので、「弱い」レベル。
12月の札幌は紫外線ダメージのリスクは小さいといえます。
つくばでは、10時~14時で、1.0〜2.2です。
11時、12時でも2.2なので、「弱い」レベルです。
つくばの12月も紫外線ダメージのリスクは小さいといえます。
那覇では、10時~14時で、2.5~4.8です。
12時や13時は4以上で「中程度」のレベルです。
だから、沖縄や日本の南部の方は、12月も紫外線対策が必要であることがわかります。
この数値からも、12月はどの地域でも、11月と比較して紫外線の強さは減って紫外線ダメージが小さくなる傾向にあることがわかります。
しかし、冬でも紫外線対策がまったく不要になるわけではありません。
紫外線B波によるシミのリスクは減るので美白を意識する必要はなくなってきますが、紫外線A波による紫外線ダメージは、光老化によるお肌の老化の原因になるので、お昼間などは、日焼け止めなどで紫外線対策を行いましょう。
とくに、波長の長いロングUVAには注意が必要です。
<参考記事>
3)お肌やスキンケアに影響を与えるほかの要素
先ほどもお伝えしましたが、12月は11月と比べて気温が3~5度前後低下します。
また、湿度も60%台あるいはそれ以下です。
だから、気温の低下による乾燥肌と冷え症を避けることが大切です。
また、気温と湿度の低下によって、手足やひじ・ひざ・かかとなども乾燥しやすくなってきます。
さらに、2021年は新型コロナウイルス感染の影響でマスクをしたり、消毒や手洗いの回数も増えています。
3.12月のスキンケアとエイジングケアの基本
1)12月のスキンンケアの基本は?
今、見てきたように12月の季節的特徴はあっても、スキンケアの基本は、清潔、保湿、紫外線対策です。
これは、12月であってもほかの季節でも同じです。
しかし、その優先順位が季節の特徴や月の特徴で異なるのです。
また、冬が到来した12月という状況に加えて、あなたご自身の肌状態や肌質などを意識することも必要です。
とくに、12月は忘年会などでお酒(アルコール)をたくさん摂る機会が増えたり、年末の忙しさでストレスや疲れで肌荒れになることも多くなる月です。
だから12月には、次のようなことが考えられます。
- 気温・湿度ともが低下して、乾燥肌のリスクが高い
- ストレスや疲れで肌荒れなどの肌悩みも増えがち
飲酒や忙しさによる睡眠不足などで体調も乱れがち
そのため、体調の悪さがお肌の不調をもたらすこともあります。
特に、子供や高齢の方は乾燥肌になりやすいので要注意です。
<参考記事>
そんな12月は、保湿による乾燥肌対策に加えて、冷え対策、ストレス対策など生活習慣にも特に気をつけなければいけない月なのです。
そして、もう1つはエイジングケアの視点。
誰もがそうですが、毎年、12月を迎える時には、昨年の12月よりは1つ年齢を重ねています。
だから、去年の肌とは少し異なっているのです。
たとえば、肌の保湿を自ら保つ力である保湿能が低下します。
だからこそ、来年の12月も少なくとも同じ若さのお肌、エイジレスなお肌に保つためには、何をすればよいかを意識することも大切なのです。
さらに2021年12月は、来るべき2022年に備えてお肌だけでなく心身の健康に注力しましょう。
<季節にかかわらず意識したいポイントの整理>
- スキンケアの基本は、清潔、保湿、紫外線対策の3つ。
- 肌状態や肌質を意識する。
来年の同じ季節、同じ月でも今年より老けないお肌を目指す。
その上で、12月の季節特性を考えてスキンケアやエイジングケアを実践しましょう。
2)12月も化粧品の保管に注意を!
化粧品や容器にもウイルスや細菌が付着します。
日本でも海外でも、使いかけの化粧品やパフなどに細菌が付着しているという研究報告があります。
また、新型コロナウイルスは、インフルエンザ以上に感染力を持つ時間が長いので、化粧品の取り扱いや保管に気をつけることが大切です。
12月ほか、いつでも化粧品の使い方や保管まで強く意識しましょう。
<参考記事>
*使いかけのメイクアイテムは細菌に汚染されている?研究で検証!
4.実践!12月のスキンケアとエイジングケア
1)12月のスキンケアは、油膜での水分の蒸発を防ごう
12月の保湿は、肌表面を油膜で覆って、水分の蒸発を防ぐことが大切です。
だから、保湿化粧水やエイジングケア化粧水、美容液を使った保湿ケアに加えて、皮脂膜のはたらきをしてくれる保湿成分配合の乳液や保湿クリームを使いましょう。
そんなエモリエント成分としては、シアバターやスクワラン、ワセリンなどがあります。
お肌のツヤをキープするため、これらの成分を配合した保湿クリームを使いましょう。
また、水分の保持にはセラミドがオススメです。
セラミドは油溶性成分なので、保湿クリームに配合しやすい成分です。
保湿クリームは、セラミド配合クリームがオススメです。
最近では、セラミドを増やすナイアシンアミドやセラミドプロモーター(3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸)など、水溶性で内側から保湿できる成分も登場しているので、化粧水や美容液などにも高保湿が期待できるアイテムがあります。
昨年にリニューアル新発売したエイジングケア化粧水ナールスピュアもその1つです。
<おすすめの成分の参考記事>
*ナイアシンアミドの効果は?話題のシワ改善化粧品のおすすめ紹介!
*3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸はセラミドを増やすビタミンC
また、手足やボディの乾燥肌対策も大切なので、ボディクリームやハンドクリームも上手に取り入れましょう。
さらに、冬の乾燥肌対策としては、美容オイルを最後に使うこともオススメです。
2)12月の洗顔やクレンジングは優しさを重視
洗顔やクレンジングは、お肌を清潔に保ち、不要な皮脂を取ることによって、角栓などでいちご鼻が目立たないように予防する上ではとても大切なスキンケアのプロセスです。
しかし、擦りすぎによるお肌への摩擦や、洗顔料やクレンジング料の洗浄力、脱脂力が強すぎると、必要な皮脂や天然保湿因子(NMF)、セラミドまで洗い流してしまうリスクが高くなります。
冬場にそんな洗顔やクレンジングをやってしまえば、すぐに乾燥肌になってしまいます。
特に、40代以上のエイジングケア世代の方は、お肌が乾燥しやすいので要注意です。
洗顔やクレンジングはいつでも優しくすることが基本ですが、冬は特に意識して優しく行いましょう。
3)12月は、温活で冷え対策を!
12月は、寒さが身に染みる季節です。
そんな12月は、からだを温めて冷え症を予防することが大切です。
とくに、更年期を迎える40代からのエイジングケアは、体温をキープすることが美肌や健康にとって大きなポイントです。
11月のスキンケアでは、お風呂の入り方を取り上げましたが、12月は、下着や靴下を活用した温活についてご紹介します。
初めて温活をされる方、または忙しい方の温活は、まずは「足元を温めること」がオススメ。
足の裏には第二の心臓と呼ばれるくらい、全身のツボが集まっています。
ツボが集中している末端部分の足元を温めると、そこから全身の血行もよくなります。
だから、足元の温活はお肌のエイジングケアにもプラスです。
さらに詳しい情報は、「温活でエイジングケア!冷え性対策、まずは足元から始めよう」をご覧ください。
また、下着での温活におすすめしたいのは、「シルク」です。
シルクは人間の皮膚と同じタンパク質(18種類のアミノ酸)から構成されていて、第二の肌とも呼ばれるほど人間の肌とは相性がよい素材です。
吸湿性・保湿性・放湿性に非常に優れているので、肌を清潔に保ち、細菌の繁殖を抑えるので肌細胞の活力を促進します。
いつもシルクの下着をつけるのは経済的にも大変ですが、12月など冬場専用の下着として活用してもよいのではないでしょうか。
もっと詳しく知りたい方は、「温活でボディのエイジングケア!シルクの下着の秘密のパワー」をぜひご覧ください。
<参考記事>
*2019年オススメ温泉ランキング第1位は?入り方も注意しよう!
*体温アップで免疫を高める!不眠・肩こりを改善して健康と美肌へ
*低体温は体調不良のもと!体温を高く保つ5つの生活習慣で健康と美肌
4)12月も適度な紫外線対策を続けよう
12月になると紫外線照射の量はとても少なくなります。
中でもUVBの影響は小さくなっていくので、シミのリスクは減っていきます。
スキー場など以外の日常生活では、夏のようなSPF40以上の強い日焼け止めは必要なく、SPF30以下のもので十分です。
エイジングケア世代には、ノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。
また、日焼け止め効果のある化粧下地やファンデーションも活用しましょう。
しかし、光老化によるたるみが原因のほうれい線、たるみ毛穴、シワのリスクは残ります。
だから、冬でも紫外線対策は大切なのです。
そんな12月の紫外線対策に関する情報は、下記も参考にしてください。
*外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
*エイジングケアもできる日焼け止めの選び方とおすすめアイテム
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
*敏感肌におすすめの日焼け止め厳選11種をご紹介!選び方と使い方は?
*紫外線ブロックの指標SPFとPAを知って正しく日焼け止めを選ぼう!
5)12月は、手足、かかと、ひじ、ひざなどの保湿対策を
①ひじ・ひざ・かかとの保湿
12月は、ひじ・ひざ・かかとの乾燥のリスクが高くなります。
さらに、角質も厚くなりがちです。
なぜなら、皮膚の構造や役割は大きな意味ではからだのどのパーツでも同じなのですが、ひじ・ひざ・かかとは顔と比べて皮脂が少なく、ターンオーバーが遅いなどの特徴があるからです。
顔の肌との違いは次のとおりです。
<ひじ・膝・かかとの違い>
こうした特徴からひじ・ひざ・かかとは乾燥しやすいパーツなので、12月などの冬の季節は、特に意識して乾燥対策を行うことが大切です。
なお、ボディやかかとの保湿についての詳しい情報は、「ボディの乾燥肌対策も大切!からだの保湿ケアを」や「かかとのエイジングケアは保湿!ガサガサから美しいかかとへ」をご覧ください。
②手肌のエイジングケア
12月は、手荒れを予防することが大切です。
手荒れがひどくなると、ひび割れやあかぎれになるので、冬の手肌のケアは特に入念に行いましょう。
冬のハンドケアは、脂溶性成分を含んだこってりタイプのハンドクリームがオススメです。
また、手肌がゴワゴワする場合は、尿素を配合したハンドクリームがオススメです。
ただし、尿素は長く使うと角質を薄くし過ぎるリスクがあるので、注意が必要です。
手肌のエイジングケアには、エイジングケアハンドクリームがオススメです。
ダマスクローズ、ナールスゲン、セラミド、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、シアノコバラミンを配合した「ナールス ロゼ」をオススメします。
12月の手肌のエイジングケアに!
③デコルテのケア
12月になるとデコルテの乾燥肌対策も大切です。
デコルテのケアもクリームなどでしっかりと保湿しましょう。
乾燥してしまえば首のシワの原因になってしまうので、乾燥肌対策を秋以上に意識しましょう。
6)コロナ禍におけるスキンケア
2021年は、2020年に続いてまさにコロナ禍の年。
さらに、真冬はインフルエンザ感染や流行性感冒も流行る季節です。
そのため、マスクや手洗いなども必須です。
そんな季節のスキンケアやエイジングケアは次の記事も参考にしてください。
*マスク生活になって半年、あなたは敏感肌になっていませんか?
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
*新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!
7)12月のスペシャルケア
12月のスペシャルケアにオススメしたいのが、「ヒト幹細胞培養液」配合のバイオセルロース製フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」。
ナールス リジェには、EGFやFGFなどの成長因子を含むヒト幹細胞培養液とナールスゲン以外にも、糖化を防ぐカルノシンやビルベリー葉エキス、フィラグリンを増やすマンダリンオレンジ果皮エキスなどを配合しています。
5.12月に気をつけたい日常生活
1)12月は、アルコールと上手に付き合おう!
12月は寒い日が多く、風邪をひいたりインフルエンザにかかる方が増えます。
この点については、11月のスキンケアでもご紹介しました。
そこで、ここでは上手なアルコールとの付き合い方をご紹介します。
12月など冬の季節は、お酒でからだを温めることも可能です。
詳しくは、「お酒の飲み方と成分を知って美肌に!エイジングケアの視点」で取り上げていますので、ポイントをご紹介します。
①適量を守る
一般的に、適量とは、血中アルコール濃度が0.02%といわれています。
ビールなら500ml、日本酒なら180mlが目安です。
ただし、女性は男性よりも体内の水分量が少なく、女性ホルモンの影響を受けることもあり、お酒に弱い傾向があります。
また、適量の基準にも個人差があるため、自分自身の適量を知っておくことが大切です。
②水をたくさん飲む
アルコール度数が高いお酒を飲むときなど、いっしょに水を飲むことがオススメです。
水を飲む量の目安は、飲んだお酒の同量以上です。
水を飲むことで、アルコールの分解にも効果がありますし、飲酒量も減らせます。
また、翌朝のむくみ予防にもなります。
③おつまみを工夫する
おつまみや食べ物は、お酒を飲むことで不足する栄養素を上手に補うことができるものを選びましょう。
必ず摂取したいのは、アルコールを代謝するときに消費されるビタミンB群。
特に、ビタミンB1は、アルコールを飲むことによってできる有害物質アセトアルデヒドを体外に排出するはたらきがあります。
ビタミンB1を多く含むのは、豆類(大豆製品含む)、木の実、豚肉、牛肉、ウナギ、たらこ、ハム、オレンジなどです。
また、アセトアルデヒドの有害性を解消してくれるのは、ニンジンやかぼちゃなど赤や黄色の野菜に含まれる栄養素フィトケミカルやゴマに豊富に含まれるセサミンです。
お酒を飲む機会の多い12月は、飲み方にも注意しましょう。
<参考記事>
*科学的根拠あり。お酒を飲むと、ラーメンや甘い物が食べたくなる理由
<コロナ禍の日常生活の参考記事>
*新型コロナウイルス感染予防に大切な市販・手作りマスクの効果と限界
*巣ごもり便秘が急増!新型コロナウイルスで外出自粛やテレワークの人は注意
*新型コロナウイルスで外出控え!室内エクササイズと室外の紫外線対策
*Withコロナの運動不足はスポーツで解消!GYMEで検索が便利
*新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント
2)美肌に効く!12月の食べ物
12月は、まさに冬。
スキンケアやエイジングケアも大切ですが、美肌の基本を支えるのは食べ物。
12月の食べ物をご紹介します。
- 野菜では⇒春菊、白菜、みずな、野沢菜、クワイ、八つ頭、にんじん、金時にんじん、わさび
- 果物では⇒りんご、みかん、なし、ゆず、国産レモン、キウイ、いちご
- 魚では⇒あんこう、ヒラメ、クエ、サバ、タイ、ふぐ、ニシン、アワビ、甘エビ、ズワイガニ
などが、12月の食べ物です。
どんな食べ物も旬が美味しく栄養価も高い場合が多いので、これらもオススメです。
もちろん、どの季節も抗酸化や乾燥肌対策を意識した食べ物や飲み物、栄養素を摂ることは大切です。
美肌のための食べ物や乾燥肌を防ぐ食べ物は、次の記事を参考にしてください。
*乾燥肌は食べ物と飲み物で内側から保湿を!おすすめ10の栄養素とは?
*スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!
6.まとめ
2021年の最後を締めくくる12月のスキンケアとエイジングケアについてご紹介しました。
12月は、冬本番。
気温、湿度も11月より下がって、お肌に厳しい季節です。
12月は、そんな季節的な特性を踏まえたスキンケアを考える必要がありますが、特に気をつけたいのが、乾燥肌対策。
そこでオススメは、保湿クリームを上手にエイジングケアに活かすことと血行の促進です。
どの季節も、どんな年齢でも「清潔」「保湿」「紫外線対策」がスキンケアの基本ですが、12月で優先順位が高いのは、保湿。
そして、からだを温めること。
12月は、保湿クリームと温活に励みましょう。
この記事「冬が来た!2021年12月のスキンケアとエイジングケア」が、エイジングケア世代の男性や女性の皆様のスキンケアの参考になれば幸いです。
<前月と翌月のスキンケア&エイジングケア>
*11月のスキンケアとエイジングケア
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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