お肌だけでなく眼もアンチエイジングが必要とは知っていましたが、どうするの?と思っていました。
先日オンラインセミナーで大内雅之アイクリニックの大内雅之先生が
眼のアンチエイジングについて色々と教えてくださいましたので、ご紹介しますね。
CONTENTS
1.「これだけは知っておきたい眼のアンチエイジング」セミナー概要
セミナーのタイトルは、
「これだけは知っておきたい 眼のアンチエイジング」です。
大内雅之先生のプロフィールをご紹介します。
眼のアンチエイジング??
眼の老化ってことは、老眼??
と、タイトルを見たときに考えましたが、老眼だけって考えは、甘かったです。
老眼ももちろん、眼のアンチエイジングには関係ありますが、他にも眼には大切なことが沢山あるので、ぜひご紹介させてください。
<大内雅之先生のセミナー動画はこちらからご覧いただけます>
<参考記事>
目の老化の原因とアンチエイジングとエイジングケアの基本
2.屈折異常(近視、遠視、乱視)とは?
まずは、身近な老眼についての説明の前に、屈折異常(近視、遠視、乱視)についての説明がありました。
私自身、近視と乱視で目が悪く、コンタクトやメガネがないととても不便なのですが、疾患というわけではなく、視力矯正さえしてしまえば日常生活は何の問題もないものです。
近年では、手術によりメガネやコンタクトをせず裸眼で過ごすことも出来るようになっています。
1)近視、遠視、乱視の眼ってこんなに違う!?
目って、毎日使うもので、大切な体の一部ですが、そういえばどんな構造なのか、日ごろ意識したことはありません。理科とかの授業で習ってはいるはずなんですけどね。
そんな目の構造や役割についても丁寧に分かりやすく説明してくださいました。
正視の人の目と、
近視や遠視、乱視の目の違いも説明してくださいました。
私の場合は、近視なので、眼球の奥行がこんなに長くなっていたなんてびっくりです。
遠視は、その逆で短いのですが、若いうちは自力でどうにか調整しているので、見ることは出来るそうです。
ただそれが、年齢とともに見えなくなってきて、メガネが必要になるんだそうです。
このような基礎的な目についての説明の後に、老眼についての説明がありました。
2)近視でも老眼にはなる!?
老眼のない若い人の目の場合、正視も近視も遠視も、見える幅自体は一緒なので、見えなかったり、見にくい部分はあるものの矯正することで問題なく見ることが出来ます。
ただ、この見える幅が狭くなるのが老眼なんです。
だから、よく近視の人は老眼にならない。なんて言われているけど、あれは嘘だということが分かりました。
近視の場合、元々近くが見えすぎていたので、その幅が狭くなったところで、近くが見えなくて困ることはないということなんです。
その代わり、遠視の人は、遠くは見えるものの、近くの見える幅が狭くなってしまい見えなくなるという仕組みです。
3.近視の治療にレーシックはもう古い
現在では、近視は手術で治すことが出来るようになったので、レーシック手術は有名だと思いますが、今はICLが主流になりつつあるんだそうです。
レーシックと比較してどのような違いがあるのかも教えてもらいました。
有名な芸能人も行っているといったお話も聞き、とても興味を持ちました。
そして、本日のメインテーマでもある眼の老化に直結するお話になりました。
4.目の老化の原因は「紫外線」!
目の老化を早める原因は紫外線なので、紫外線対策が大事とのことでした。
目から入る紫外線は、視神経にまで行き、そのことで肌にシミができるのではないか。とも言われています。
また、目の老化はドライアイとも関係があり、涙は目にとってとても大切な役割をしています。
さらに、白内障の原因の一つとして紫外線があるそうです。
1)ドライアイ
ドライアイは主に2つのタイプがあり、涙が出ないタイプと、涙が蒸発するタイプがあるのですが、蒸発するタイプの場合は、このような原因があります。
読書やパソコン、TVゲームなどが原因のドライアイは、実は画面に集中して瞬きが減るからなんです。なので、意識して瞬きをすることや、見る角度が大切になってきます。
コンタクトをしている人は、人口涙液の点眼をこまめにすることが大切です。
2)白内障は高齢者だけでなく若い人でも起こる
そして最後に、白内障についての説明がありました。
白内障というと、若い人には関係ないと思いがちですが、実は若い人でもなる可能性があるそうです。
原因としては、これらのことがあります。
若いからと言って無関係の病気ではないのですね。
自覚症状としては以下のことがあります。
メカニズムとして、水晶体の蛋白質が変性することで白内障になるのですが、一度なってしまうと元に戻すことは出来ません。
例えとして、卵が出てきました。おもわずなるほど!!と思いました。
目玉焼きの透明な卵白の部分って、加熱することで白身になりますが、もう一度透明にすることは不可能ですよね。これと同じなんだそうです。
白内障の原因には、加齢に加えて、様々な要因がありますが、紫外線もその一つなので、予防として、食生活や紫外線を気を付けることが大切です。
紫外線の対策方法としては、決して難しいことではなく、やろうと思えば実践できることばかりです。
5.目のためにできる紫外線対策
紫外線予防を気にしてはいても、時間帯まで気にしている方は意外と少ないのではないでしょうか?
出かける時間帯も、調整できるものであれば調整することでより予防になります。
紫外線対策は、今では老若男女問わず大勢の方がされているとは思いますが。気にしてはいるが対策をしているのは、主に顔や体で、目に関しては紫外線対策をしている人は少ないというデータがあります。
意識調査の中で、目から入る紫外線も日焼けの一因になることは半数以上の人が知りませんでした。
また、欧米人に比べて紫外線を浴びやすいということは、9割近くの人に知られていませんでした。
目に入る紫外線を確実に、簡単に防ぐには、UVカットサングラスが必要です。
ただのサングラスではなく、UVカットサングラスというのがポイントです。
さらに、UV透過率や、波長も選ぶ際の大事なポイントです。
レンズの色については、濃いと瞳孔が開いてしまうので、かえって紫外線を目に入れてしまうため、薄い色で、高いUVカット率のものがベストです。
デザインについては、サイズが小さかったり、顔にサイズが合っておらず隙間が沢山あると、紫外線が隙間から入ってきてしまい効果が薄れてしまうので、
自分の顔にあったレンズを選んだり、ゴーグル型で全方位から守ってもらえるタイプを選ぶと良いそうです。
<スゴ腕眼科医が教えるサングラスの正しい選び方>
ナールスさんからも沢山のアイケアメガネが出ているので、私もチェックしてみようと思いました。
セミナー後の質問タイムで、アンチエイジング効果のある食生活についてもご紹介いただいたので、こちらの資料もご紹介しておきます。
食事も毎日必ず行いますが、意識することでアンチエイジングにつながるので、食生活についても意識していきたいな。と思いました。
<紫外線対策に関する参考記事>
*飯塚美香さんがナールスアイケアメガネを使って目の紫外線対策!
*コラーゲンの敵!紫外線による光老化から肌を守るコラーゲンペプチド
*紫外線対策の食べ物と飲料!日焼けや肌老化を防ぐ7つの栄養素とは?
*紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策
<アンチエイジングを意識した食事に関する参考記事>
*スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!
*ソラレンを含む食べ物で紫外線による日焼けがしやすくなるのはなぜ?
*アンチエイジング的生活習慣は肌老化予防にエイジングケアより大切
6.目からの紫外線がお肌のシミをつくる(ナールスエイジングケアアカデミー編集部)
milkyさんも言っておられましたが、目からの紫外線がお肌のシミになるということが、実験からわかっています。
シミは見た目を5歳から10歳も老けさせるという印象があるという調査報告もあります。
だから、しっかり対策したいですね。
大阪市立大学の井上正康所長らのチームが行った実験(2012年)で、お肌が紫外線を直接浴びなくても、目で受けるだけで日焼けするか?ということを、マウスを使って確認しました。
紫外線をあてない、耳の皮膚だけにあてる、目だけにあてるの3つのパターンで調べたところ、
目に紫外線を受けているマウスは、耳の皮膚だけに紫外線を受けているマウスと同じ量のメラニン色素ができていることがわかりました。
マウスで増えていたということは、人間でも同じように目が紫外線にさらされると、メラニンが増える可能性があります。お肌の日焼け防止には、UVカット率の高いサングラスを使うのが効果的です。
もちろん、肌の日焼け止めも大切なので合わせて行いましょう。
<参考記事>
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
*エイジングケアもできる日焼け止めの選び方のコツとおすすめ10選
7.ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント
milkyさん、大内雅之先生の眼のアンチエイジングに関するセミナーについてのレポートを有難うございます。画像をたくさん使って詳しくご紹介いただき、読者の方の参考にもなるかと思います。
大内先生は白内障手術の第一人者としてご活躍の先生で、眼科医の先生から目の構造や目の病気と対策だけでなく、
紫外線予防におけるサングラスの重要性をお話し頂き、なんとなく知っていたことや新しい発見などがあったのではないでしょうか。
先生のセミナーは、ただいまナールス公式チャンネルでも公開していますので、是非ご覧ください。
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ)
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、
その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
SNS Share
\ この記事をシェアする /