「エイジングケアって、いつから(何歳から)始めればいいの?」は、20代後半や30代前半の女性にとっての大きな関心事の1つ。
「そのためのエイジングケア化粧品ってどう選べばよいの?」なども気になりますね。
この記事は、そんな女性のお声に応えるための記事です。
この記事を読めば、エイジングケアの進め方がわかり、いつまでも美しい素肌でいるための基本的な知識が身に付きます。
- 20代以上の多くの方がエイジングケアに興味を持ち、取り組んでいますが、その知識は不十分です。健やかな素肌をキープするために、正しい知識を身につけましょう。
- エイジングケアの一般的な定義は、「年齢に応じたお肌のお手入れ」であって、「若返り」の意味ではありません。つまり、アンチエイジングではありません。
- エイジングケアを化粧品によるスキンケアだけではなく、日常生活も含めて広くとらえれば、始める時期は「今」、つまりいつでもよいのです。20代であっても70代であっても、年齢に応じた方法があるので、チャレンジしましょう。
- スキンケアでもエイジングケアでも、大切なのは紫外線対策、保湿、洗顔の3つです。この3つを正しく行えば、肌悩みや肌老化のない美肌がキープできる可能性が高くなります。
- エイジングケア化粧品は、老化を防ぐものではなく、期待できるのはあくまで予防的なはたらきです。つまり、深い肌老化を改善することはできません。
- エイジングケア化粧品を使い始めるタイミングに決まりはありませんが、エイジングサインが目立ち始める前、30歳前後くらいを1つの目安にしましょう。上手なエイジングケアを行ないましょう。
- もちろん、それより前でもよいのです。20代でもエイジングケアを意識したスキンケアは大切です。
CONTENTS
1.わたしはエイジングケアが必要?
「私は、まだ20代なので、エイジングケアは関係ない?でも少し不安があるわ」
「35歳、そろそろエイジングケアを始めようかしら・・・。何からやればよいの?」
「40代になってお肌が乾燥する!今までと違うエイジングケア化粧品を使いたい!」
「50代になってたるみがすごく目立つ。どんなエイジングケアをすればよいの?」
「私はもう60代。今さらエイジングケアを始めたって遅いのでは?」
など、エイジングケアに関する女性の声を聞くことがあります。
「エイジングケア」と言う言葉が、市民権を得た今、いつまでも美肌をキープするために、「エイジングケアをいつから始めればいいの?」については、多くの女性が知りたいことではないでしょうか?
答えを言ってしまえば、「今でしょ!」ということになります。
簡単な答えですね!
この記事では、「エイジングケアをいつ始めればよいのか?」の答えが「今」である理由を説明します。
また、一般的なエイジングとお肌の老化の指標からも、エイジングケアを始める時期や年齢について考えてみます。
「エイジングケアを始めたい!具体的な方法は?」
「エイジングケアってどんな化粧品を使えばよいの?プチプラでもよいの?」
「エイジングケアを始める年齢を知りたい!何を基準に考えればよいの?」
「私は、30代。本当に、エイジングケアが必要なの?」
「エイジングケアはアンチエイジングと同じ?違うの?」
などが知りたい方は、ぜひ、続きをお読みください。
なお、エイジングケア化粧品をいつから、どのような考え方で使えばよいかを知りたい方は、この記事の「5.エイジングケア化粧品はいつから(何歳から)使えばよいの?」をお読みください。
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2.アンケートからわかったエイジングケアの知識と悩み
1)2015年のエイジングケアの調査
私たちは、ナールスエイジングケアアカデミーで、2015年10月~11月にかけ、エイジングケアに関するアンケート調査を行いました。
その結果の詳細は、『エイジングケア アカデミー』充実のためのアンケート 調査結果にあります。
調査は、20代、30代、40代、50代、60代以上の女性に分けて行いました。
そこからわかったことは、次のとおりです。
- 30代以上の女性はもちろん、20代からエイジングケアの必要性を感じている
- エイジングケアの必要性を感じても、半数近くは、どうやればよいかわからない
- 20代以上では、90%以上の人がエイジングケアの知識不足を感じている
要は、エイジングケアを実践されている方々は、本当のところはよくわからないまま行っているということではないでしょうか?
これは、エイジングケアという言葉が出てきた背景や定義などにも関係していると思います。
また、お肌の悩みとしては、たるみ、ほうれい線、毛穴、しみ、しわの順に高くなっていました。
これらは、おおむね30代前後から気になる肌老化や肌悩みで、エイジングサインと呼ばれます。
こうしたエイジングサインにエイジングケア化粧品を使っておられる方が多いのですが、おそらくはエイジングケア化粧品に対する知識も不十分なままに、お使いなのではないでしょうか?
2)2019年のエイジングケアに関する第3者機関の調査
2019年には、全国の30代~50代の女性1229名を対象に、第3者機関でエイジングケアに関する調査を行いました。
その結果は、「2019年エイジングケアに関するアンケート調査結果」で掲載しています。
興味深いのは、「何歳からエイジングケア化粧品を使い始めるべきだったと思いますか?」の回答で、実際にエイジングケア化粧品を使い始めた年代より、早くに使うべきだったと考える方が多い傾向にあったことです。
これは、エイジングケア化粧品を使うことで一定の効果を感じたり、エイジングケアを意識することで肌老化を防げていると感じる方が多いのではないかと推測できます。
一方、エイジングケア化粧品を使い始めるのが遅すぎたために、肌老化や肌悩みを解決できないことを後悔している方がいる可能性もあります。
エイジングケアアカデミーでは、エイジングケアやエイジングケア化粧品について幅広い情報を提供しています。
この記事では、「エイジングケアって、いつから(何歳から)始めればいいの?」という点にフォーカスをして考えてみます。
また、「エイジングケアとは何か?」やエイジングケアアカデミー内にたくさんあるエイジングケア化粧品の選び方の記事をご紹介します。
<エイジングケア化粧品をいつから使い始めたか?>
<エイジングケア化粧品をいつから使うべきだったか?>
3.一般的なエイジングケアの定義と私たちの考え方
まず、エイジングケア化粧品で言うところの「エイジングケア」=「年齢に応じたお肌のお手入れ」であることを、本サイトのトップページの後半部分に記載している記事「エイジングケアを正しく理解しよう!」で説明しています。
化粧品はエイジングケア化粧品であっても、老化に対抗することはできないため、アンチエイジングという言葉が使えません。
また、エイジングケアという言葉も、化粧品の広告用で使うために化粧品の定義の範囲でしか使えないのです。
そこで、「スキンケア化粧品による年齢に応じたお手入れ」と注釈を入れて、「エイジングケア」と表現すれば薬機法(旧 薬事法)上許されることから、多くの化粧品の広告に「エイジングケア」が使われるようになりました。
そんな成り立ちについては、一般の方はご存じないため、アンチエイジングとエイジングケアの意味の違いがわかりにくいのではないでしょうか。
また、エイジングケアを「スキンケア」の範囲だけの言葉として使うことで、お肌が健やかで若々しい状態でいることについての情報の範囲が狭まってしまいます。
なぜなら、お肌も身体の一部である以上、化粧品やスキンケアだけで老化を予防することはできないからです。
私たちは、エイジングケアを、単なる「化粧品によるケア」だけではなく、それ以外の心身のケアを含めた広い範囲で考えています。
つまり、「ゆっくりと健やかに歳をとれるように、身体やお肌のことを考えた生活を続けること」を「エイジングケア」ととらえています。
これは、化粧品の広告で使う「エイジングケア」の意味を広げた解釈です。
そう考えると最近、話題になりつつある予防美容とエイジングケアはとても近いのです。
だから、エイジングケア化粧品によるお手入れは、エイジングケアの一部でしかないのです。
そんなエイジングケアをいつ(何歳)から始めればよいのでしょうか?
4.エイジングケアをいつ(何歳)から始める?
1)エイジングケアを始めるのに、早すぎるタイミングはあるの?
「最近、どうも “しわ” が目立ってきたのでは・・・?」
「去年はなかった “しみ” が、今年は気になる・・・」
こんな経験は多くの女性にあるでしょうし、目で見て気になることがあってから、エイジングケアを考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、こうしたエイジングサインの前兆は、自分で気付く前から始まっています。
日々の生活習慣や誤ったスキンケアが原因で、知らず知らずのうちに、エイジングを進行させてしまっているケースがあるのです。
また、これらは、お肌の乾燥や酸化、糖化の原因となる生活習慣です。
その結果、お肌の老化を早め、しわやしみといったエイジングサインが目立つことを、早めてしまうのです。
この中でスキンケアと関係があるのは、洗顔、クレンジングと紫外線対策ですが、これらには、スキンケア製品は必要ですが、特に高価なエイジングケア化粧品が必要なわけではありません。
つまり、お肌を清潔にすることと紫外線を避けることは、10代や20代の方にとってエイジングケアを意識しなくてもスキンケアの大切な要素なのです。
エイジングケアのポイントは、それを意識するかどうかは別として、年齢に関係なく、正しい生活習慣や正しいスキンケアを実践し続けることです。
もし、悪い生活習慣があるなら、今すぐやめるべきですし、間違ったスキンケアに気付いたら、すぐに改めるべきですね?
だから、「エイジングケアを始めるのはいつ(何歳)?」と聞かれれば、答えは「今」なのです。
つまり、その必要性を感じた時が、エイジングケアを始めるタイミングなのです。
なお、エイジングケア化粧品より大切な生活習慣については、「エイジングケアより大切な日常の生活習慣で肌老化の予防を!」をご覧ください。
2)エイジングケアを始めるのに、もう手遅れということはあるの?
逆に、すでにしわやしみが目立ってしまってからでは、もう遅いのでしょうか?
そんなことはありません。
もちろん、長年、スキンケアやエイジングケアを怠っていれば、肌老化は進みます。
こうなると、生活習慣や一般的なスキンケアに加えて、エイジングケア化粧品の助けを借りたり、美容皮膚科などで美容医療の助けを借りることが必要な場合もありますが、お肌の老化を遅らせたり、エイジングサインを目立たないようにすることは可能です。
「もう遅い」とあきらめるより、前向きに考えてエイジングケアに取り組むことで、気持ちも前向きになることは、心身の健康にもお肌にもよいことだと思います。
このように考えると、エイジングケアを始める年齢は、10代あっても60代、70代であっても、「今です」が答えなのです。
3)スキンケア以外のエイジングケアで最も大切なこと
この中でも、美肌のためには食生活が子供の頃からの積み重ねなので、特に大切です。
You are what you eat.
という英語のことわざがあります。
直訳すると、「あなたは、あなたが食べる物そのものです。」と言う意味ですが、これは食べ物の大切さを伝えています。
表皮の角質層にある天然保湿因子(NMF)は、たんぱく質のもとであるアミノ酸が半分近くを占めています。
また、プロテオグリカンは糖とたんぱく質の複合体です。
さらに、人の生活に欠かせない酵素もたんぱく質です。
皮脂の30%は油分ですから、もちろん、脂肪も必要です。
また、活性酸素を無力化するには、ビタミン類も大切です。
つまり、お肌にとって必要な要素は、ほとんどが食べ物を通して体内で代謝されて利用されるのです。
この当たり前のことを考えると、極論すれば、アンチエイジングやエイジングケアは生まれた時から必要であるとも言えるのです。
エイジングケアと食べ物については、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」や「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」をご覧ください。
4)スキンケアで大切な3つのこと
では、スキンケアでのエイジングケアを考える際に、大切なことは何でしょうか?
エイジングを進行させる大きな問題は、紫外線です。
これは、どの年齢、どの肌質でも同じです。
先ほども、紫外線対策がエイジングケアの基本であることに触れましたが、特にオゾン層が破壊されつつある今、紫外線対策は若いときから必要です。
たとえ、子供でも屋外で活動する時間が長い場合は、UVカットサングラスや帽子や衣服などを含めた紫外線ケアを実践することが、エイジングケアになりえます。
もう1つ大切なのは、保湿です。
人の成人の60%は水分でできていますし、健やかな素肌は、十分に保湿されて潤った肌です。
そんなお肌の角質層には、健康なお肌なら20%~30%程度の水分が含まれます。
この状態が崩れて水分量が減るとお肌は乾燥し、乾燥肌が原因となるさまざまな肌悩みが目立つリスクが高まります。
だから、お肌の保湿はとても大切で、乾燥肌対策をしっかり行うことが大切なのです。
もう1つ、スキンケアとの関係で大切なことは、何でしょうか?
それは、お肌を清潔に保つこと。顔の場合は「洗顔」です。
もちろん、メイクをしている場合はクレンジングも大切です。
洗顔はスキンケアの一部でもありますが、もはやスキンケアの域を超えて、私たちの日常生活の習慣ともいえますね。
この3つがスキンケアの基本であり、エイジングケアにとっても大切なのです。
この点については、「エイジングケアで本当に大切なのは紫外線対策と保湿と洗顔」をご覧ください。
このように、エイジングケアは、日々の生活とスキンケアの中で考えるものであり、日々の生活習慣と一体化して考えるべきものです。
したがって、エイジングケアを始める時期は、自分がそれを意識した瞬間なのです。
5.エイジングケア化粧品はいつから(何歳から)使えばよいの?
1)エイジングサインをいつもチェックしよう!
エイジングケア化粧品を使い始める年齢に決まりはありません。
また、お肌の老化の状況も人それぞれですから、その答えは一人ひとりで違ってきます。
さらに、「エイジングケア」と冠のない化粧品であっても、スキンケアによるエイジングケアは可能です。
では、具体的にどう考えればよいのでしょうか?
まず、エイジングサインをチェックしてみましょう。
□ 目元のシワが気になることが多い
□ 口元のほうれい線が目立ってきた
□ 頬に縦長のたるみ毛穴があるようだ
□ 顔が大きくなった気がする
□ ファンデーションが浮く日が多くなってきた
□ 今まで使っていた化粧品で刺激を感じることがある
□ 年齢を重ねてから肌表面がテカることが増えてきた
これらは、全てお肌の老化の表れです。
こんなエイジングサインが気になりだしたら、待ったなしです。
すぐにエイジングケアを始めましょう。
2)25歳はお肌の曲がり角は、本当?
今、目に見えるエイジングサインについてお話をしましたが、実はお肌の内部ではその前から老化が始まり、お肌のハリやツヤ、キメや透明感をキープするために必要な成分が減り始めています。
しかし、それは目に見えないのです。
そこで、私たちは、お肌の老化、つまり、エイジングを目に見える形であらわす指標として、エイジングインデックスというものを考えました。
それは、「ターンオーバ―の期間」「女性ホルモンの1つであるエストロゲンの量」、「お肌の水分量」、「皮脂の量」、「セラミドの量」、「コラーゲンの量」、「エラスチンの量」、「ヒアルロン酸の量」の8つを年齢別で指標化したものです
詳しくは、「「エイジングインデックス」は、エイジングケアの道しるべ!」をお読みいただければと思いますが、ここでは20歳から30歳までにお肌がどう変わるかをみてみます。
20歳では、すべての指標が最も高い水準にあります。
しかし、25歳になるとセラミド、コラーゲン、エラスチンなどが少しずつ減りはじめ、他の指標も少し老化へと向かっていくことがわかります。
さらに、30歳ではコラーゲン、エラスチンの減少は顕著になり、お肌の水分量や皮脂量も減っていることがわかります。
こうしてエイジングインデックスで見ても、昔から言われている「25歳はお肌の曲がり角」は、正しいようです。
25歳では、まだエイジングサインで悩むことは少ないと思いますが、お肌の内側では目に見えない変化は始まっています。
その点では、25歳からはエイジングケアを強く意識した方がよさそうです。
もちろん、「25歳からエイジングケア化粧品を使え!」と言う意味ではありません。
この年代から、「日常生活に加えて、保湿、紫外線対策、洗顔というエイジングケアの基本を強く意識しましょう」という意味です。
3)エイジングケア化粧品はいつから使うのか?
では、何歳からエイジングケア化粧品を使えばよいか?
目安としては、30歳前後ではないでしょうか?
もちろん、20代でもエイジングケア化粧品を使ってもよいですし、40代だからと言って、必ずしも使う必要はありません。
例えば、若いころから活発に外でスポーツをする機会の多い方や紫外線ケアが不十分だと感じる方は、20代からエイジングケア化粧品を使うことをオススメします。
一方、洗顔、紫外線対策、保湿が十分で、お肌が健やかな状態をキープできているなら、何歳でも今お使いの化粧品で十分な方もいるでしょう。
ただ、そんな方でもエイジングケア化粧品を使う意義はあります。
1つには、この時期から肌悩みが目に見えてくる場合がありますが、できればエイジングサインが目立つ前からエイジングケア化粧品を使うことで、よりエイジングケアを意識することができるから。
もう1つは、エイジングケア化粧品には、機能性の高い成分が配合されるケースが多く、それが肌悩みの予防や改善に期待できるからです。
エイジングケア化粧品を選び、使う際に意識していただきたいことは、次の通りです。
- ターンオーバーの正常化に役立つ
- バリア機能の維持に役立つ
- 抗酸化に役立つ
- コラーゲンやエラスチンなどのサポートに役立つ
刺激が少ないこと
6.エイジングケアを始めるための化粧品の選び方
エイジングケアを始めるのが、「今」であることはお分かりいただけたと思います。
では、そんなエイジングケア化粧品の選び方は?という疑問が沸いてきますね?
ここではそんな疑問に応えるために、エイジングケアアカデミーの記事をご紹介します。
1)エイジングケア化粧品の選び方
エイジングケア化粧品の選び方の基本的な考え方は、「エイジングケア化粧品の効果とその選び方は、7ステップで!」をご覧ください。
まず、20代のエイジングケア化粧品の選び方は、「20代でもエイジングケア化粧品は必要?オススメと選び方」をご覧ください。
また、30代、40代、50代のエイジングケア化粧品の選び方は、「30代、初めてのエイジングケア化粧品。失敗で老け顔に!」、「40代だからこそ考えたいエイジングケア化粧品の選び方!」、「50代のエイジングケア化粧品の選び方と大切な7つの真実!」を参考にしてください。
60代や70代になれば、「60代・70代でも大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方」を参考にしてください。
さらに、エイジングケアアカデミーでは、化粧水、美容液、保湿クリーム、洗顔料、クレンジング料の選び方やお肌の悩み別のエイジングケア化粧品の選び方などたくさん掲載しています。
どんなタイプの化粧品を使いたいか?自分の肌悩みは何かによって、下記の記事を参考にしてください。
2)エイジングケア化粧品全般の選び方について
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みや肌老化別にエイジングケア化粧品の選び方や使い方の記事を用意しています。
3)化粧水について
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みや肌老化別、年齢別の化粧水の選び方や使い方の記事を用意しています。
*夏はどんな化粧水がオススメ?エイジングケアと季節性で考えよう!
4)美容液について
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みや肌老化別、年齢別の美容液の選び方や使い方の記事を用意しています。
*40代のおすすめの美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア
5)保湿クリームについて
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みや肌老化別、年齢別の保湿クリームの選び方や使い方の記事を用意しています。
*保湿クリームの正しい使い方と塗り方で美肌のエイジングケア!
6)フェイスマスク
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みや肌老化別、年齢別のフェイスマスクの選び方や使い方の記事を用意しています。
7)洗顔料・クレンジング料
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みや肌老化別、年齢別の洗顔料やクレンジング料の選び方や使い方の記事を用意しています。
*洗顔の正しい知識でランキング不要のオススメの洗顔料の選び方
*クレンジングをエイジングケア発想で選んで、肌老化ストップ!
8)ハンドクリーム
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みや肌老化別、年齢別のハンドクリームの選び方や使い方の記事を用意しています。
9)日焼け止め・UV化粧下地
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌質やタイプ別の日焼け止めやUV化粧下地の選び方や使い方の記事を用意しています。
*エイジングケアもできる日焼け止めの選び方とおすすめアイテム
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
7.エイジングケアにオススメのエイジングケア化粧品成分
エイジングケアを始めるにあたり、エイジングケア化粧品を選ぶ際は、肌悩みで考えることが基本ですが、まだ、目立ったエイジングサインがないという場合には、1成分でたくさんのはたらきのあるエイジングケア化粧品成分が配合されたエイジングケア化粧品がオススメです。
そんなオススメのエイジングケア化粧品成分は、ナールスゲン、ビタミンC誘導体、プロテオグリカン、ヒト型セラミド、ヒアルロン酸、シアバター、スクワランです。
なぜなら、この7つはエイジングケアにとってありがたい効果をたくさんもっているからです。
これらははたらき方が違うので、3つとも配合されたエイジングケア化粧品は特にオススメです。
1)ナールスゲン
ナールスゲンは、アミノ酸誘導体で水分を吸着するヒューメクタントです。
エイジングケアにとって次のようなよい効果があります。
- 保湿効果
- コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、HSP(ヒートショックプロテイン)
- 47、HSP(ヒートショックプロテイン)70を増やす作用
- 表皮のグルタチオンを増やす(抗酸化作用)
- ビタミンC誘導体との相乗効果によってそれぞれ単独で使うよりもコラーゲンをより増やす効果
- 線維芽細胞への紫外線のダメージを軽減することで光老化を遅らせる効果
詳しくは、「ナールスゲン。京都大学発エイジングケア化粧品の10の秘密」をご覧ください。
2)ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体には、次のようなエイジングケアにとってよいはたらきがあります。
- コラーゲンを増やす効果
- メラニン色素の生成を抑制する効果
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 皮脂分泌抑制
- セラミド合成の促進効果
ビタミンC誘導体には、化粧水や美容液に配合するのに適した水溶性ビタミンC誘導体と保湿クリームに配合するのに適した油溶性ビタミンC誘導体があります。
さらに、最近では水と油のどちらにも溶ける両親媒性ビタミンC誘導体(APPS=アプレシエ)も登場しています。
詳しくは、「水溶性ビタミンC誘導体の種類・特徴と効果的な使い方は?」や「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)の特徴は?」をご覧ください。
3)プロテオグリカン
プロテオグリカンには、次のようなエイジングケアにとってよいはたらきがあります。
- 優れた保湿効果
- コラーゲンを増やすはたらき
- ヒアルロン酸を増やすはたらき
- EGF(ヒトオリゴペプチド-1)様作用
- 抗酸化作用
詳しくは、「プロテオグリカンの効果は保湿とエイジングケア化粧品の要!」をご覧ください。
4)ヒト型セラミド
水分を挟み込んで保湿するヒトのお肌にあるセラミドは、角質細胞間脂質の1つでラメラ構造をサポートしてバリア機能の正常化を担っています。
そんなヒトのセラミドと同じ構造を持つセラミドが、ヒト型セラミドです。
ヒト型セラミドは、保湿力が高くエイジングケアを考える際の保湿成分としてとてもオススメです。
また、セラミドは油溶性のエモリエントですが、水とも馴染みやすい特徴があります。
詳しくは、「保湿効果の高いヒト型セラミド。種類による特徴と違いは?」をご覧ください。
5)ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、ヒトのお肌ではほとんどが真皮にある成分で、お肌のハリや潤いをもたらしてくれます。
化粧品成分としても有名で比較的古くからあり、保湿力が高いながらも比較的安価な成分です。
今では、ナノ化したものほか、いくつかの種類があります。
詳しくは、「ヒアルロン酸の効果を考える!正しいエイジングケアのために」をご覧ください。
6)シアバター
シアバターは、保湿力と安全性の高い成分です。融点が体温に近いので、手で温めるとなめらかになります。
化粧品の全成分表示では、シア脂と表記されます。
主成分は、ステアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸で、保湿力が持続する点がメリットです。
詳しくは、「シアバターの保湿効果と上手な使い方の秘訣!」をご覧ください。
7)スクワラン
スクワランは、スクワレンというお肌の皮脂に含まれる成分に水素を添加し、酸化しにくくした保湿成分です。
美容オイルとしてもよく使われる安全性が高い保湿成分です。
詳しくは、「スクワランの美肌効果と安全性はエイジングケアに役立つ!」をご覧ください。
8.エイジングケアのまとめ
「エイジングケアっていつから(何歳から)始めればいいの?」についての、「答え」を出すための考え方をご理解いただけましたか?
また、エイジングケア化粧品をいつから(何歳から)使えばよいかの考え方もご理解いただけましたでしょうか?
この2つのポイントは大切なので詳しく説明しました。
さらには、アンチエイジングとの違いやエイジングケア化粧品の選び方についても、さまざまな記事を紹介しています。
エイジングケアを始めるタイミングは、「今」であること知り、日々、健やかで美しいお肌を維持していただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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