マンダムが行った30~40代の女性対象の疲れ顔に関する調査結果で、エイジングケア世代女性の9割以上が夕方の顔は朝からマイナス60点と考えていることが!
年を重ねても、いつまでも綺麗でいたいのに、仕事や家事、育児と多忙な日々を送る中で疲れ顔が目立つことも。
その改善の対策は?
CONTENTS
1.疲れ顔とその原因って?
疲れ顔は、カラダや肌に溜まった疲れが顔にでてしまうこと。
決まった定義はありませんが、肌疲労とも呼ばれます。
また、春に多いゆらぎ肌、夏老け肌、秋枯れ肌、冬に多い顔冷えなども行ってみれば疲れ顔の1種と言えます。
季節を問わずふとした時に、疲れ顔で自分の顔を鏡で見て愕然!とした日がやってきた経験のある女性は多いと思います。
「え?いつから、こんな疲れた顔してるの?」って。
毎日多忙に過ごしつつも、自分なりにエイジングケアやスキンケアをがんばっているのに・・・と、気持ちも沈んでしまいますよね。
疲れ顔は、老けて見える原因の一つですが、そもそも原因として挙げられるのが、さまざまな肌悩みや肌老化。
シミ、目の下のクマ、肌のくすみ、ハリの低下、毛穴の開き、顔のむくみ、肌荒れなどがあります。
疲れ顔は、加齢でも目立つことが増えますし、目の使いすぎや目の老化、ストレス、睡眠不足、血行不良などが原因になります。
こうした要素がさまざまに絡み合って、知らない間に「疲れ顔」になっています。
2.マンダムが調査した「疲れ顔」の調査概要
今回、マンダムが調査した「疲れ顔」についてご紹介します。30代~40代のエイジングケア予備軍・エイジングケア世代群の女性はどんな風に感じているのでしょうか?
その調査概要は次の通りでした。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2019年8月実施
調査対象:30歳~49歳 女性 n=426
(マンダム調べ)
3.30~40代女性の9割以上が、夕方に「疲れ顔」を実感
ここからは、マンダムが行った30~40代の女性対象の疲れ顔に関する調査結果をレポートします。
自分の顔を見て疲れていると感じたことがあると答えた女性は、なんと92.5%!
ほぼ回答者全員に近い方が、「疲れ顔」を実感していることがわかりました。
<自分の顔を見て疲れていると感じたことがあるか?>
また、「疲れ顔」実感したシーン別では、「夕方のトイレ」が70%と一番多く、ついで、肌状態が気になった時(50%)、仕事後の電車の窓を見て(44%)となっています。
ここから、肌状態の変化だけでなく、夕方のトイレや仕事終わりの電車の窓といった、1日の終わりの「夕方」に疲れ顔を実感していることが浮き彫りになりました。
<「疲れ顔」を実感したシーンは?>
4.疲れ顔を特に実感する時間帯は、17~19時
疲れ顔を実感する時間帯は、「17時~19時」との回答が多く、この時間帯が「疲れ顔のピークの時間帯」のようです。
疲れた顔をしていると思うシーンとこの時間帯はリンクしており、夕方の疲れ顔の印象が少なくなるようなケアの見直しが、自分のエイジングケアの改善のヒントになりそうです。
<自分の顔が一番疲れていると感じる時間帯は?>
5.夕方の顔の評価は、朝の顔からマイナス60点という結果に!
また、夕方6時の自分の顔に点数をつけてもらったところ、平均点が40点。なんと、朝の顔からマイナス60点にもなっています!
満足した顔ができている朝と近い顔の状態が維持できないのは、やるせない気持ちになりますよね。
夕方の疲れ顔は、メイク崩れだけでなく、乾燥肌、毛穴の開きや朝に目立たなかったメラニンの蓄積といった疲れ顔の印象を左右する要素が前面に出てくるからかもしれません。
その結果、夕方に顔がくすむことになる可能性が高いのです。
<夕方6時の顔は何点か?>
6.あなたの「疲れ顔」、例えるとなに?
自分の顔をみて疲れてると感じた時、その状態を例えると何か、との問いには、悲しい例えばかりが上がってくる結果に。
他人はそう思っていなくても、自分自身では特に敏感に感じるのかもしれませんね。
- ゾンビ(30代、40代多数)
- しぼんだ風船(40代多数)
- ブルドッグ(40代多数)
- 渋柿(34歳)
- しおれたブドウ(42歳)
- 梅干し(45歳)
- 干しシイタケ(49歳)
- しなびたピーマン(40歳)
・・・など、他食べ物多数
7.疲れ顔の改善に対策は?
疲れ顔の原因は、エイジングに加え、ストレス、睡眠不足、血行不良などさまざまでした。
また、人によってそれぞれ原因が違うので「これをやれば必ず疲れ顔が解消できる!」といった特効薬はありません。
それでも大きくは3つのアプローチで疲れ顔を改善することが可能です。
1)化粧品によるスキンケアやエイジングケア
化粧品による疲れ顔の予防や改善の対策は大きく3つ。
洗顔やクレンジングでお肌を優しく清潔に保つこと、化粧水や美容液による保湿をしっかり行うこと、そして紫外線対策です。これについては、「エイジングケアで本当に大切なのは紫外線対策と保湿と洗顔」でも取り上げています。
ここでは簡単に疲れ顔を改善するスキンケアやエイジングケアのポイントをご紹介します。
①洗顔やクレンジング
洗顔やクレンジングに関しては、エイジングケア世代ではできるだけ優しいタイプを使うことや正しくアイテムを使うことが大切です。
だから、敏感肌でも使えるクレンジング料がおすすめです。
一方、しっかりとメイクや毛穴の汚れ、古い皮脂を取ることも大切です。
しっかり毛穴の汚れを落とせるクレンジング料を使いましょう。
また、角栓が目立った李、角質肥厚などがある場合は酵素洗顔も良い方法です。ただし、酵素洗顔の回数は週1~3回くらいまでが適切です。
②保湿ケア
保湿ケアの目的は、バリア機能の正常化とターンオーバーの正常化で疲れ顔を予防、改善することです。
そのためには、セラミドなど保湿力の高い保湿成分を配合したエイジングケア化粧品を使いましょう。
また、ナールスゲンなどの肌の素肌力を高める成分を配合したアイテムもおすすめです。
さらに、スキンケアとアロマセラピーを組わせることで心身のリラックスができるのでおすすめです。
③紫外線対策
紫外線は、サンバーンやサンタンの原因です。また、シミやソバカス、光老化によるたるみやほうれい線などの原因にもなります。
さらに、紫外線は免疫を低下させるはたらきもあります。
このように紫外線ダメージは疲れ顔をもたらすはたらきがあるのです。
だから、日焼け止めなどを使ってしっかりと紫外線対策を行うことが大切です。
エイジングケア世代なら刺激の少ないノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。
2)美顔器やフェイスマッサージを活用して疲れ顔を改善
疲れ顔の予防や改善には、美顔器やフェイスマッサージも有効です。
美顔器には、イオン導入器やEMS美顔器、美顔ローラーなど様々なタイプがあります。
また、最近ではヤーマンから発売された目元集中トリートメント機能搭載『フォトプラスEX eye pro』など目元のお肌専用の美顔器などもあります。
フェイスマッサージは、「40代血行の悪いくすみ肌はメイク前のマッサージで解決!|メイク動画」で動画を使って方法を紹介していますので、疲れ顔を感じた際は、ぜひ、お試しください。
なお、クレンジングをしながらマッサージをすることは、肌ダメージを与えて疲れ顔の原因になるので控えてくださいね。
3)内側からのアンチエイジングで疲れ顔を改善
疲れ顔を根本的に改善するには、美肌のための栄養素の摂取や食事の取り方などアンチエインイングを意識した日常生活を取り入れることが大切です。
もちろん、質の高い睡眠が疲れ肌の無い美肌をもたらしますし、ウォーキングやストレッチなど適度な運動も大切です。
「新型コロナウイルスで外出控え!室内エクササイズと室外の紫外線対策」で室内でもできるエクササイズを紹介しているので参考にしてください。
また、ストレスも肌荒れの原因です。ストレスを受けると肌は酸化したり、免疫も下がってしまいます。
趣味を楽しんだり笑顔で過ごすことも免疫を上げるので、疲れ顔の予防や解消に大切です。
もちろん、「ナールス60日間美肌プログラム」も疲れ顔を改善して美肌をもたらします。
ほかにも、ナールスエイジングケアアカデミー編集部ニュースで、下記のような疲れ顔対策の参考になる記事を掲載しています。さらに、ナールスエイジングケアアカデミー書籍レビューでも参考となる書籍を紹介しています。
<疲れ顔の改善のための参考記事>
*美意識の高い30代~50代の女性が実践しているエイジングケアって?
*【20代、30代必見】40代が実感!エイジングケアのスタート年齢と理由
*エイジングケア世代が最も気になる目元の加齢!アンチエイジングは?
<疲れ顔の改善のための参考書籍>
*38歳からはじめたいリカバリー美容辞典 監修 吉木伸子/中村格子/田村マナ
8.お出かけ前ならメイクで疲れ顔をカバー
疲れ顔の対策は、スキンケアやエイジングケアと毎日の日常生活が基本です。
それでも、急に人と会う用ができたりなどでお出かけする場合には、メイクでカバーしたいですね。
肌悩みを隠せば、疲れ顔は目立ちませんし、メイクを楽しめば心理効果も発揮できます。
ここでは、そんなメイクの方法の動画記事をご紹介します。
<疲れ顔をメイクでカバーする参考記事>
*肌悩みを完璧カバー!美容のプロMANAMIさんに学ぶ美肌動画メイクレッスン
*30代以上必見! 毛穴を目立ちにくくするメイク術|メイクレッスン動画
*30代の目元のくすみをパッと明るくするメイク術|レッスン動画
*40代、目の下のクマをナチュラルに隠すメイク法|メイクレッスン動画
*40代のしみ・そばかすはメイクでこうカバー!|メイクレッスン動画
*50代のメイクレッスン 目元やくちびるのエイジングを隠すメイク術
<疲れ顔をカバーするメイクの参考書籍>
*メイクの超基本テクニック キレイになるメイクのプロセス・道具がよくわかる MANAMI(メイクアップアーティスト)
*悩みがぶっとぶ 50代からヘア&メイク術(えがお写真館、船津有史)
9.編集後記
マンダムが行った30~40代の女性対象の疲れ顔に関する調査結果をご紹介しました。
また、その改善の対策やメイクでカバーする方法についても取り上げました。
さて、今回の疲れ顔、どれもこれも、私自身も一番多い回答と同様に思っています。
仕事終わりに、誰かと会う約束があると、ボロボロの顔で会うのがなんとも憂鬱で、一度家に帰ってシャワー浴びてリフレッシュしてから出かけたい気持ちに毎回なります。
夕方でも単なるメイクの崩れなら、テクニックで戻しようがありますが、やはり、土台となるお肌が、水分をしっかり蓄えたハリやツヤのある美肌でいたいですね。
この記事が疲れ顔の予防や改善のお役にたてば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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