ストレスの多い現代、生き方が多様になった女性の環境もさまざまに変化しています。
ストレスオフに過ごすために、一体どのようなリラックス方法を取り入れているのでしょうか?
メディプラス研究所が全国7万人の女性を対象に実施している「ココロの体力測定」の結果からのぞいてみます。
また、ナールスエイジングケアアカデミーおすすめの美肌にもなれるストレス解消法もあわせてご紹介します。
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CONTENTS
1.女性7万人を対象とした「ココロの体力測定」の概要
「ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10」をお届けします。
女性の生き方が多様になり社会進出が当たり前となるなか、結婚や出産、育児など、ライフステージが変わっても、はたらき続けることを選択する女性が増えています。
そんな社会では、女性を取り巻く状況も大きく変わり、多様なストレスを感じる時代になってきました。
また、スキンケアをそれほど注意しなくても美肌をキープできる20代や30代、そしてだんだんと肌の老化を感じる40代、50代、60代といったエイジングケア世代といった年代別で感じるストレスもさまざま。
この女性のストレス状況の実態について、メディプラス研究所で2016年から定期的に、全国7万人の女性にストレスに関する調査「ココロの体力測定」を実施しています。
今回はその中から、ストレスをためにくい低ストレス女性が行っている「リラックス方法」に注目し、2017年と2019年を比較した結果が発表されましたので、ご紹介します。
これらのデータはビッグデータとして蓄積され、一般社団法人ストレスオフ・アライアンスとともに研究が進められています。
【ココロの体力測定とは】
東邦大学名誉教授・脳生理学者 有田秀穂氏の監修のもと、全国20~69歳の男女各7万人(合計14万人)を対象に実施されているストレス指数チェックです。
この「ココロの体力測定」では、2015年12月より厚生労働省から義務付けられている、ストレスチェック制度の対象となる従業員50人以上の企業だけでなく、義務化の対象とならない有職者や専業主婦まで、幅広くストレス状態を計測・数値化しています。
【調査概要】
■ココロの体力測定2019
方法:インターネット調査 期間:スクリーニング調査 2019年3月16日~3月18日
■ココロの体力測定2017
方法:インターネット調査 期間:スクリーニング調査 2017年2月28日~3月5日
<スクリーニング調査>
調査対象:全国20~69歳の14万人(男女各7万人)
調査項目:15問
分析データについて:厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて:集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
<今回抽出対象者>
SCR調査より女性7万人 ※サンプル数値WB集計後の誤差
- 2019年 高ストレス者:10939人、低ストレス者:6181人
2017年 高ストレス者:11320人 低ストレス者:7590人
2.ストレスの低い女性がこの2年間で増加傾向に
ここからは、メディプラス研究所が全国7万人の女性を対象に実施している「ココロの体力測定」の結果をご紹介します。
2017年の調査では高ストレス者が15.0%、低ストレス者が13.1%でしたが、2019年の調査では高ストレス者16.1%、低ストレス者14.5%でした。
依然、高ストレス者の方が低ストレス者よりも多い傾向にありますが、低ストレス者の割合は両年を比較すると2019年で1.4ポイント増えていました。
<女性のストレスレベル:2017年と2019年の比較>
3.低ストレス者のリラックス方法はこの2年でどう変わった?
低ストレスの女性のリラックス方法は、2017年も2019年も「コーヒーを飲む」がトップでした。
コーヒーに含まれるカフェインには不安や恐怖を消す効果があり、またコーヒーの良い香りもリラックス効果につながっているのかもしれません。
また、コーヒーや美肌やアンチエイジングにも役立つ飲料なので良いことです。
そのほか、上位10位にランクインしたリラックス方法は両年でさほど変わりがみられませんが、その順位には違いが出ています。
2017年の調査時では、第1位「甘いものを食べる」をはじめ、「スマホ、パソコンを使う」「笑う」「人としゃべる(電話他)」とストレス発散系が目に付きます。
ですが、2019年の調査時では「甘いものを食べる」「寝る」はランクダウン。とくに「寝る」は、第3位から7位にまで順位を落としています。
逆にランクアップしたのが、「テレビをみる」「とにかくゆっくりする」「家族と過ごす」で、低ストレス女性のリラックス方法としては、自宅など室内でのんびりと過ごす傾向がより高まっていることがうかがえます。
また、「ウォーキング、ジョギングする」「同性の友人と食事」「ウィンドウショッピング」もランクアップしており、からだを動かしたり、人とのつながりや気分がウキウキする方法を取り入れている人も増えているようです。
<低ストレス女性のリラックス方法:2017年と2019年のランキング>
4.県別のストレスオフTOP3は、「鳥取県」「広島県」「三重県」
2019年のストレスオフ第1位の「鳥取県」在住の女性は、通勤時間のストレスが低く、自分のプライベート時間、仕事のパフォーマンス(家事含む)も含めて、「時間のワークライフバランス」が取れており、「健康状態」「家族・身近な人との時間」「人とのつながり方(リアルな人間関係)」のストレスのスコアも低い傾向にありました。
2017年の調査時でストレスオフ第1位だった「愛媛県」の場合、「セルフライフバランス(自分の生活のペース)」が充実しており、なかでもセルフケア、時間・リズム、女子力、デジタル環境でストレスのスコアが低い傾向でした。
そのほかに温暖で乾燥が少ない気候環境のためお肌が乾燥肌の人が少なく、スキンケアやエイジングケアやメイクへのストレスも少ない傾向でした。
5.ナールスエイジングケアアカデミーおすすめのストレスの解消法
ここからは、メディプラス研究所が全国7万人の女性を対象に実施している「ココロの体力測定」の結果をも考察するとともに、ナールスエイジングケアアカデミー編集部おすすめのストレスの解消法をご紹介します。
アンチエイジングや美肌にも役立つので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
1)コーヒーだけでなく緑茶などでもストレスオフ
コーヒーは、からだの酸化を防ぐのでストレスオフとあわせて、健康やアンチエイジング、美肌にも良い飲料です。
これがストレスオフの女性のリラックス方法の1位にランキングされているのはとても良いことですね。
また、アーモンドミルクや緑茶も健康やアンチエイジング、美肌にも良い飲料なので、おすすめです。
2)気になる「寝る」と「笑う」の順位低下
ストレスオフの女性のリラックス方法で、2019年順位を落とした、「寝る」と「笑い」が気になります。
良質で十分な睡眠は美肌の源ですし、笑いは免疫機能を高めて健康やアンチエイジングの効果を発揮します。
この2つは、簡単にできることなのでもっと意識していただきたいと感じました。
睡眠に関しては、ナールスエイジングケアアカデミーの編集部ニュースの「無重力まくらで快眠と美肌を!頭の動きに合わせたフィット感が大切」も参考にしてくださいね。
<参考書籍>
*スタンフォード式 最高の睡眠(西野精治 著、サンマーク出版、2017年3月)
3)「甘いものを食べる」が下がったのは良い傾向
女性が大好きな甘い食べ物ですが、過度に摂ると肥満や糖化の原因になってしまうことも。
特に糖質とたんぱく質が結びつくと、黄ぐすみの原因になってお肌の透明感がなくなってしまうことも。
これが、ストレスオフの女性のリラックス方法のランキングが2位から4位に下がっているのは良い傾向ですね。
おやつなら、カカオが豊富なダークチョコレートがおすすめです。
なお、肥満に関しては「肥満型?それともやせ型? 都道府県別のBMIに関する実態調査」は興味深いので参考にしてくださいね。
4)旅行もおすすめのストレスオフの方法
この調査で6位にランキングされている旅行は、「40代・50代女性に聞く、『第二の人生』に関する意識調査」では最上位。
これも非日常を楽しむことができて、ストレスオフのおすすめの方法ですね。
5)入浴や温泉で上手にストレスオフ
11位の「温泉に行く」と13位の「入浴する」もとても大切ですね。
入浴は、「低体温は体調不良のもと!体温を高く保つ5つの生活習慣で健康と美肌」や「体温アップで免疫を高める!不眠・肩こりを改善して健康と美肌へ」でも紹介しているとおり、体温アップにも効果的ですし、美肌にも役立ちます。
また、温泉や入浴でヒートショックプロテインを増やすこともできます。
なお、温泉の選び方や入り方は、「2019年オススメ温泉ランキング第1位は?入り方も注意しよう!」を参考にしてくださいね。
<参考記事>
6)音楽習慣も実証されたストレスオフの方法
この調査で14位の音楽もストレスオフに良い方法です。
「ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査」でもそのことが示されています。
7)スキンケアやメイクでもストレスオフ
スキンケアやエイジングケア、メイクを上手に活用することもストレスオフにおすすめの方法です。
スキンケアやエイジングケアにもプラセボ効果がありますし、メイクにも心理的な効果があります。
たとえば、夜のスキンケアの際にフェイスマスクを10分〜15分間つけて、リラックスすることも良い方法です。
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6.ストレスオフのコーヒーと一緒にコラーゲンを
今回の調査結果で一番多かったリラックス方法の「コーヒーを飲む」ですが、コーヒーだけでなく、紅茶やお茶など、ちょっと一息入れる際にコラーゲンのサプリを一緒に飲むのはいかがでしょうか?
コラーゲンはプロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、リシン、グリシンなど20種類のアミノ酸から構成されていて、お肌のハリ・ツヤや、ぐっすりと良い睡眠を取るためのサポート、さらには血行促進して冷え性を防いでくれます。
リラックス効果があるだけでなく、美肌に睡眠、冷え予防と一石四鳥になるので、オススメです。
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北米カナダ東海岸ノヴァスコシア半島周辺の水質のきれいな海で獲れた天然海水魚皮(タラ科等)を原料にして作られている「マリンコラーゲン」と名乗れる、数少ない純度100%のコラーゲン・ペプチド使用!
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7.編集後記
「ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10」と題して、メディプラス研究所が全国7万人の女性を対象に実施している「ココロの体力測定」の結果をご紹介しました。
また、ナールスエイジングケアアカデミーおすすめのストレスの解消法をご紹介しました。
仕事や家の仕事などで多忙であったり、不眠などでストレスがたまると肌荒れや大人ニキビなどの吹き出物、乾燥肌などの肌悩みといった肌トラブルを引き起こします。
さらに脳がストレスを感じていると、それが腸に伝わり便秘の原因ともなり、これがまた肌荒れを悪化させる一因にもなります。
また、ストレスは美肌にとって必要な質の高い睡眠の妨げともなります。
今回の調査で挙がった以外のリラックス方法としては、アロマなども手軽に取り入れられますよね。
本格的にアロマオイルを使って気分をリラックスさせるのも良いですし、たとえば、レモンをカットして紅茶に入れる前に、少し香りを嗅ぐだけでも気持ちがスッキリするかなと思います。
さらに、ダマスクローズなどのバラの香りをかぐなどもストレスオフに良い方法です。
『バラの香り成分「フェニルエタノール」に抗うつ効果が!』でも紹介したとおり、リラックス効果があるからです。
この記事が、ストレスの多い現代のエイジングケア世代の女性のお役にたてば幸いです。
【参考】
*メディプラス研究所
*完全版》過去2年で低ストレス女性が増えた!? 2017年と2019年のリラックス方法の違いTOP20
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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