日焼け止めをSPF値だけで決めていませんか?UVケアを完璧にするにはその選び方では不十分です。
パシフィックコミュニケーション株式会社が資生堂ジャパン株式会社の協力の元、20~40歳の女性に聞いた日焼け止めに関する調査結果とともに、効果的な選び方と使い方をご紹介します。
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CONTENTS
1.春の日焼け止めはSPFだけで選んでいませんか?
「SPF値だけで決めてはダメ?! UVケアを完璧にする日焼け止め選びとは?」をお届けします。
さて、もうすぐ春ですね。日焼け止めで春の紫外線ブロック!が欠かせない季節になります。
みなさんは、どんな日焼け止めを使っていますか?選ぶ基準はなんですか?どんな風に使っていますか?重視するのはやはりSPF値でしょうか?
紫外線による光老化は、肌老化の80%もあるという米国皮膚科学会の声明があります。また、紫外線は免疫低下の原因になります。
そんな紫外線をブロックすることは、保湿やお肌を清潔に保つことと並んでエイジングケアで最も大切なことの1つです。
だから、ナールス エイジングケアアカデミーでもたくさんの紫外線に関連する記事を配信しています。
そんな折、プレスリリースで見つけた記事がパシフィックコミュニケーション株式会社が資生堂ジャパン株式会社の協力の元、20~40歳の女性に聞いた日焼け止めに関する調査結果。
また、効果的な日焼け止めの使い方も紹介されていました。
私たちも基本的に同じ考え方なので、「SPF値だけで決めてはダメ?! UVケアを完璧にする日焼け止め選びとは?」と題して、編集部ニュースでその記事を参考に日焼け止めの使い方をご紹介します。
2.危険信号発令!春からの紫外線量はどれくらい?
あと数日で2019年も3月。暦の上ではすでに立春を過ぎました。
朝晩の気温は低いので、コートなどまだまだ手放せませんが、昼間は暖かい日が増えてきて心地よいお天気が続く季節になりましたよね。
ということは、紫外線量がグンっと増えてくるので、紫外線対策を怠ると大変!
気象庁発表のデータ(UVインデックス)では、3月から紫外線の強さは「中程度」。
このUVインデックスというのは、紫外線の強さを分類したものですが、3月からは本腰を入れて紫外線対策をしなくては、気がつけば日焼けしてお肌にダメージが…といったことになりかねません。
UVインデックス
(気象庁HPより)
UVインデックスの分類
1~2 弱い | 安心して戸外で過ごせます。 |
3~5 中程度 | 日中はできるだけ日陰を利用しましょう。 できるだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しましょう。 |
6~7 強い | |
8~10 非常に強い | 日中の外出はできるだけ控えましょう。 必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しましょう。 |
11+ 極端に強い |
(WHO. Global solar UV index-a practical guide-2002より)
気象庁のウェブサイトに行くと、お住まいの都道府県の年間の紫外線量の平均値が見れるので、参考にしてくださいね。
3.みんなの日焼け止めを選ぶ基準はなに?やはりSPF値?
エイジングケア世代にとって肌悩みの種の、シミ、シワ、たるみ、ほうれい線などといった肌老化やお肌の乾燥の原因の一つは「紫外線」です。
紫外線対策としては、日焼け止めや、UVカット効果のある、洋服、帽子、日傘などやUVカット効果のあるサングラスで目の紫外線を防ぐなどいろいろとありますが、日焼け止めが一番ポピュラーですよね。
あなたは「日焼け止め」を購入するとき、何を基準に選んでいますか?
パシフィックコミュニケーション株式会社が資生堂ジャパン株式会社の協力の元、20~40歳の女性225を対象に行った日焼け止めに関する調査結果によると、約70%の人が「おもにパッケージのSPF値をみて決めてしまう気がする」とのことです。
日焼け止めを選ぶ際の基準として、「SPF(UV-B波のブロック力)の高さ」(79.6%)、「PA(UV-A波のブロック力)の高さ」(62.2%)、「汗や水への耐性の強さ」(57.8%)と、日焼け止めの役割を認知した回答をしているのに、いざ購入するときには、パッケージに大きく書かれている「SPF値」に引っ張られて、選んでいる人が多いわけです。
<日焼け止めをSPFで決める人の割合>
(パシフィックコミュニケーションズ株式会社 2019.02.18プレスリリースより)
4.SPF値だけではなくUVケアを完璧にする日焼け止めの選び方は?
SPF値だけではなくUVケアを完璧にする日焼け止めの選び方をご紹介します。
紫外線は、波長の長さによってUV-A、UV-B、UV-C、そして最近よく聞くロングUV-Aがあります。
UV-Bは、エネルギーが強くお肌の表皮のダメージを与え、サンバーン(日光皮膚炎)の原因やシミの原因になります。
一方、UV-Aは、エネルギーはUV-Bほど強くありませんが、お肌の中の真皮まで届いて、コラーゲンやエラスチンをじわじわと壊してしまいます。
だから、UV-Bをブロックする「SPF値」だけでなく、UV-Aをブロックする「PA値」も意識した日焼け止め選びが大切。
とはいっても、とにかくSPFやPAが高ければ良いというものではありません。
季節や使うシーン、肌質や肌状態で上手に使い分けることが大切です。
日常生活や、屋外での軽いレジャーやスポーツ程度なら、SPF20~40、PA値+++で十分です。
<生活シーンに合わせた日焼け止めに選び方>
(パシフィックコミュニケーションズ株式会社 2019.02.18プレスリリースより)
その他に、成分にも注目です。
日焼け止めには、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。どちらにもメリット・デメリットはありますが、日常生活で使うなら、お肌への負担が少ない「紫外線散乱剤」がオススメです。
「紫外線吸収剤」は、炎天下でのレジャーやマリンスポーツといった、強い紫外線を浴びるときに使うのがよいでしょう。
特に、顔に塗る場合、ほとんどの方がUVケア効果のある化粧下地を使っていると思いますが、なるべくお肌に負担が少ないものを使いたいですよね。
ナールスでは、2月15日に、UV化粧下地「ナールスヴェール」を新発売しました。
紫外線散乱剤だけを使っていて、SPF40/PA+++、ウォータープルーフタイプで、もちろんナールスゲンを推奨濃度配合。お肌の外側からも、内側からも、紫外線対策を考えて作りました。
5.日焼け止めは、「こまめに、こまめに」を鉄則に!
朝のスキンケアで日焼け止めを塗ってしまえば、夕方までOKというわけではありません。
目に見えなくても、お肌の表面は汗をかいているので、汗で流れてしまったりするので、1日中室内にいるなら、お昼に1度塗りなおせば十分です。
でも、室内とはいえ、例えば日の当たる窓に近いところにいる場合や、ベランダや庭などに出る、外出している時間が長いなら、2~3時間置きに塗りなおしたり、紫外線を受ける前に塗りなおすと、効果を保てるのでオススメです。
塗りなおすときは、ムラをなくすために、汗や水などが付いていれば、その都度ふいてくださいね。
もちろん、そんな日焼け止めは、夜のスキンケアでクレンジングなどを使ってしっかり落としてくださいね!
1年後、5年後、10年後の自分が美肌をキープできてハッピーな気分になるよう、少しだけ気を付けて日焼け止めを選んで、少しだけ手をかけて紫外線をブロックするようにしたいですね。
ナールスエイジングケアアカデミーでは、紫外線対策の記事をたくさんご紹介しています。
今回、ここでそれをご紹介しますので、ぜひ、上手にご活用くださいね。
<日焼け止めの選び方や使い方>
*日焼け止めは正しい塗り方と使い方が大切!紫外線をカットするコツ
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
*エイジングケアもできる日焼け止めの選び方とおすすめアイテム
*ノンケミカルの日焼け止めの選び方とおすすめは?人気11選をご紹介!
<春以外の季節別の紫外線対策>
<ナールスが提供する紫外線対策のアイテム>
*日焼け止め・UV化粧下地「ナールス ヴェール」モデル白山真希さんインタビュー
<紫外線対策でエイジングケア世代も希望が見える!>
<目の紫外線対策なら!>
紫外線だけでなく近赤外線やブルーライトも吸収してブロック!
*紫外線・近赤外線をカットするアイケアメガネを40代美女が試着
*肌と目の老化をまね近赤外線はどう防ぐ?アイケアメガネでブロック!
6.編集後記
「SPF値だけで決めてはダメ?! UVケアを完璧にする日焼け止め選びとは?」をお届けしました。
この記事は、春の紫外線対策に使いたい日焼け止めについて、パシフィックコミュニケーション株式会社が資生堂ジャパン株式会社の協力の元、20~40歳の女性に聞いた調査結果を参考にしながらご紹介したものです。
いかがだったでしょうか?
私たちは、日焼け止めを購入するときには、パッケージに大きく書かれている「SPF値」に引っ張られて選ぶ方の多さに驚きました。
頭ではわかっているつもりでも、いざ、店頭へ行けば誰でもそうなるかもしれませんね。
ぜひ、この記事「SPF値だけで決めてはダメ?! UVケアを完璧にする日焼け止め選びとは?」を参考に春の紫外線対策のための日焼け止めを正しく選ぶコツを身に着けていただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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