40代、50代になると子育てが一段落したり、キャリアのゴールが近づくため、「第二の人生」をどう過ごしていくかを考え始める女性が多いのではないでしょうか。
エステサロン「Bloom」が行った、エイジングケア世代女性を対象とした、『第二の人生』に関する意識調査から気持ちとカラダの代謝の変化をみてみましょう。
CONTENTS
1.女性が「第二の人生」を意識し始めるのは40歳過ぎ
「40代・50代女性の『第二の人生』の意識調査に見る思いと代謝の変化」をお届けします。
仕事や育児が落ち着いてきたり、独身で仕事をバリバリと続けて活躍してきた女性にとって、エイジングケア世代となる40歳を過ぎた頃から、
「このままの人生でいいのかな・・・」
「仕事以外に、残りの人生何かできないかな・・・」
など、自分のこれまで過ごしてきた過去を振り返りつつ、未来、つまり『第二の人生』を意識し始める人も多いのではないでしょうか。
新しいチャレンジを始めようと思う方、やり残していることをやってみようと思う方、後悔が残っている方、このまま過ごしてきた通りの日々を過ごしていきたい方、さまざまだと思います。
今回、株式会社Staueticが運営するエステティックサロンである「Bloom」が行った、40代〜50代の女性を対象とした「第二の人生」に関するアンケート調査の結果をご紹介します。
この結果からは、思いやカラダの代謝の変化も見て取れます。
第二の人生をどのように過ごして行こうかと、考えたり悩んだりしている方の参考になれば幸いです。
【調査概要】
調査テーマ:40代・50代女性の『第二の人生』に関する意識
調査日: 2019年11月29日(金)
調査方法: インターネット調査
調査人数: 1,015人
調査対象: 全国40代~50代の女性
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
【参考】
エステサロン「Bloom」
https://bloom.ne.jp/
2.第二の人生のスタートを切るにあたり、「1番重視したいこと」 「やり残したこと」
1)1番重視したいことは、「健康的な生活」
まず初めに、「第二の人生をどう過ごしたいですか?」という質問に対して、もっとも多かった回答は「健康的な生活を重視」(69.3%)でした。
ついで、「夫婦生活や婚活などパートナーシップを重視」(15.2%)、「引越しや移住など住まい選びを重視」(6.9%)、「起業や転職など仕事を重視」5.3%と続きました。
<第二の人生をどう過ごしたいか?>
<ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント>
40代以上の女性で健康的な生活を重視するという方が約70%で圧倒的に1位。
これは、すごく納得感があります。
年齢を重ねると、健康が大切であることを実感しますね。
ナールスエイジングケアアカデミーの編集部のスタッフも40代や50代の女性がいますが、やはり気になるのは、カラダの健康や老化を防ぐこと。
そのためには、やはり栄養バランスを意識した食生活、質の高い睡眠、適度な運動などアンチエイジングを意識した生活が大切ですね。
また、趣味が28.8%もあることも興味深いですね。
「肌の触感でその日の気分が左右される女性はなんと8割にも!」でもご紹介しましたが、趣味で笑顔のある毎日を送れば免疫もアップして健康的な生活が送れます。
だから、40代から趣味を持って生きることはアンチエイジングや健康にとてもおすすめです。
2)半数の人が、「旅行に行きたい!」
第二の人生をスタートする前に「やり残したことはありますか?(複数選択可)」と質問したところ、もっとも多くの声が聞かれたのは、「旅行」(50.6%)でした。
次いで、「貯金」(38.7%)、「自分磨き」(31.5%)、「趣味」(28.8%)、「ダイエット」(17.4%)、「恋」(12.7%)と続きました。
「もっとこんなことをしたかった・・・」といった具体的なエピソードをいくつかご紹介します。
- 「子育てが終わったら、友達と旅行に行きたい」(島根県/40代/パート・アルバイト)
- 「豪華客船に乗って世界一周の旅に出たい!」(埼玉県/40代/会社員)
- 「年々体重が増えているが、忙しくてダイエットが続いてない…」(埼玉県/40代/会社員)
「子どもの教育費にお金が掛かりすぎて…貯金が少ないため」(東京都/50代/パート・アルバイト)
40代〜50代の多くの女性は、子育てや仕事に忙しく、自分自身ことは二の次にせざるを得なかったことがうかがえます。
ちょうど子供が独立したり、キャリアの転換を図ったり、夫婦生活の見直しや結婚相手を探すなど、第二の人生のスタートを切る前に、「今後、自分がどうしていきたいか?やりたいことはやれるか?」といったことは重要です。
まずその第一歩として、やり残したと思っていることに挑戦してみたいですよね。
<ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント>
旅行が約50%という結果も納得です。
旅行は気分転換になりますし、ストレスを発散できる良い手段です。
だから、健康や美肌にもプラス。
もちろん、旅行そのものを楽しめることが最高ですね。
海外にはさまざまな観光地がありますし、日本にも温泉などリラックスできる場所がたくさんあります。
40代や50代の女性の第2の人生には旅行は必要ですね。
もちろん、ストレス解消には旅行以外もたくさんあるので自分に合ったものを選びたいですね。
<参考記事>
*ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10
*ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査
<ナールスエイジングケアアカデミー編集部コラム>
このアンケート調査が行われたのは、2019年11月。
当時は新型コロナウイルス感染の流行もここまで続くとは、誰も思い至らなかったのではないでしょうか。
2020年から2022年まで、一時的にGo to Travelはありましたが、多くの方は旅行に出かける機会は少なかったはずです。
今後、新型コロナウイルス感染も収束し、旅行に行ける機会が増えれば良いですね。
3.40~50代女性の3割近くが「恋をしている」。お相手は!?
第二の人生でやり残したこととして、「恋」を挙げた方も少なくありませんでした。
そこで、タレントや二次元キャラなども含めて「恋していますか?」という質問をしたところ、3割近くの女性が「はい」と回答。
<40~50代女性の恋をしている割合>
一体、どのような人に恋しているのでしょうか?
■40代〜50代女性が恋する身近な人
- 「夫」(岩手県/40代/会社員)
- 「郵便局の人」(栃木県/40代/専業主婦)
- 「孫」(茨城県/50代/専業主婦)
「職場に来るお客様」(埼玉県/50代/パート・アルバイト)
■40代〜50代女性が恋するタレント
- 「木村拓哉(歌手/俳優)」(岡山県/40代/会社員)
- 「福山雅治(歌手/俳優)」(東京都/50代/自営業・自由業)
- 「羽生結弦(フィギュアスケート選手)」(神奈川県/50代/会社員)
「竹野内豊(俳優)」(兵庫県/50代/パート・アルバイト)
■40代〜50代女性が恋する二次元キャラ
- 「伊達政宗、明智光秀(イケメン戦国アプリ)」(三重県/40代/パート・アルバイト)
- 「はたけカカシ(NARUTO)」(静岡県/40代/パート・アルバイト)
- 「クラウド(ファイナル・ファンタジー7)」(茨城県/40代/無職)
「工藤新一、降谷零(安室透)(名探偵コナン)」(北海道/50代/専業主婦)
など多くの名前が挙がりました。
身近な人だけではなく、タレントや二次元キャラに恋している方もいるようで、これは若い頃とあまり変わりないのではないでしょうか?
<ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント>
興味深い質問ですが、恋をしている割合が30%というのは、高いのか低いのかよくわかりません。
ナールスエイジングケアアカデミーの読者の40代、50代の皆様はいかがでしょうか。
いえることは、「女性ホルモンの変化を知って楽しく生きる!|中川ゆうこさん」でも紹介したとおり、恋をすれば女性ホルモンに良い影響を与えるので、健康や美肌のプラスです。
40代や50代の女性の第二の人生には、恋も大切ですね。
4.40歳を過ぎると痩せにくい・・・、その具体的なエピソードとは?
「恋」以外にも、第二の人生でやり残したこととして「ダイエット」を挙げる人も少なくありませんでした。
ですが、40代以上の方なら共感いただけると思いますが、40歳を過ぎたあたりから、なかなか痩せづらいと感じてきますよね。
これは、基礎代謝の低下が主な原因です。
それを裏付けるかのように、「40歳を過ぎてから痩せにくくなりましたか?」との質問には、8割近くが「はい」と回答しています。
<痩せにくいと感じている40代以降の女性の割合>
痩せにくいと感じた具体的なエピソードとしては、以下のような声が寄せられています。
- 「以前と同じように体重を減らそうとしても変わらない」(東京都/40代/会社員)
- 「ウォーキングやダイエットをしても体重が…若い頃はすぐに成果が出てたのに…」(東京都/40代/専業主婦)
- 「食べたら食べただけ体重が増えて、元に戻らない」(兵庫県/50代/専業主婦)
「食事調整しても若い頃のように体重コントロールが難しい」(静岡県/50代/公務員)
<ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント>
ダイエットを行って、生活習慣病や肥満を防止することはアンチエイジングや健康、美肌に良いことです。
そのために、スーパーフードなどを上手に取り入れることは良いことです。
しかし、「ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動は?」でご紹介しているとおり、急激なダイエットはたるみやほうれい線の原因になるので要注意です。
とはいえ、40代や50代の女性が第2の人生を考える場合は、スマートでいるほうがいいですね。
健康的なダイエットを行いましょう。
5.「ダイエットが続かない」人は、7割近くも!
40歳を過ぎると、痩せにくくなったと感じている人が多いことがわかりましたが、実際、どのようなダイエットに取り組んでいるのかを聞いたところ、もっとも多かったのが「食事制限」(42.1%)。
次いで、「ヨガ・ピラティス」(10.4%)、「ジム」(7.9%)、「ランニング」(6.2%)、「痩身エステ」(1.8%)と続きました。
半数近くが、食事制限でダイエットをしているようです。
しかし、ダイエットが続いているかとの質問には、7割近くが「いいえ」と回答しています。
<ダイエットのためにやっていること>
40代以降は、基礎代謝や吸収の低下や、筋肉量の低下により、年々からだが太りやすくなるといわれています。
特に女性では、更年期になると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に低下します。
エストロゲンは脂肪を燃焼させるはたらきがありますので、減ることで脂肪、特に内臓脂肪がつきやすい、太りやすいからだになってしまうわけです。
そのほかにも、女性ホルモンが低下すると骨が弱くなり、骨粗しょう症のリスクも高まります。
あまり食べていないのに・・・、昔と比べて食べる量を減らしているのにやせない・・・、と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、若い頃のようなダイエットではなく、たとえば、更年期以降につきやすくなる内臓脂肪をターゲットにしたダイエットなど、続けやすくて、年齢にあったダイエット法を知ることが成功させるカギではないでしょうか。
<ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント>
40代や50代になると代謝が落ちるので体重も落ちにくくなります。
上手なダイエットには、ナールスエイジングケアアカデミーの編集部ニュースで取り上げた「夏は痩せやすい季節ってホントなの?脳腸相関でダイエットの工夫!」が参考になります。
また、ナールスエイジングケアアカデミーの書籍レビューでご紹介している「1日30秒ラクしてやせる! ダイエットウォーキング 高岡よしみ」や「便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~ 小林弘幸」、「やせる生活」がお役に立ちます。
<参考記事>
*お酢で始める!美肌もダイエットもできる欲張り習慣(飯塚美香さん)
6.40代・50代女性の『第二の人生』に役立つ美肌プログラムとは?
1)エイジングと共に健康をキープするのが難しくなる
40代・50代女性に聞く、『第二の人生』に関する意識調査で最も重視することは、「健康的な生活」でした。
そのためには、基礎代謝に関する知識も必要です。
エイジングに伴って基礎代謝量は低下しますが、主な理由は筋肉などの除脂肪量の低下です。
これで、活動時のエネルギー代謝量が低くなってしまいます。
また、その他複数の要因が組み合わさり、エイジングとともに総エネルギー消費量(24時間相当)も低下するのです。
基礎代謝量は、女性の場合、12歳~14歳でピークを迎え、1410kcal/日となります。
その後、低下が始まり、
30歳~49歳 1150 kcal/日
50歳~69歳 1100 kcal/日
となります。
基礎代謝量以外にもエイジングで臓器の肌の老化も進みます。
そのため、健康を維持したり、体重をキープすることも難しくなるのです。
<参考記事>
2)40代・50代の健康と美肌を応援するプログラム
そんな健康を応援できるのが、「ナールス60日間美肌プログラム」です。
美肌は、スキンケアやエイジングケアだけでなく内側からのアンチエイジングが大切です。
つまり、美肌づくりは健康づくりなのです。
私たちは、エイジングケア化粧品を提供するだけではなく、今まで培った医学や薬学の知識を活かすとともに、各方面のプロフェッショナルにご協力をいただくことで、お客様が本当にキレイになるためのお手伝いをしたいと考えています。
美肌プログラムでは、まず、ターンオーバーを整える方法やバリア機能を守る方法、保湿などスキンケアやエイジングケアに大切なことを動画で解説しています。
また、内側からのエイジングケアも大切。
食べ物、睡眠、水、姿勢や歩き方、アロマセラピーなど幅広く健康によいテーマが満載。
40代・50代女性の『第二の人生』に役立つはずです。
詳しくは、こちら!
7.編集後記
エステサロン「Bloom」が行ったエイジングケア世代女性を対象とした、『第二の人生』に関する意識調査をご紹介しました。
また、それぞれについてナールスエイジングケアアカデミー編集部としてコメントしました。
さらに、健康にも美肌にも良いプログラムをご紹介しました。
『第二の人生』に関する意識調査で、やり残したことの3位にランクインしている「自分磨き」は、外見・内面ともに美しく年齢を重ねていくためのエイジングケアとして、とても必要なことですよね。
40歳を過ぎたあたりから、外見でいえば、まわりが思う以上に肌老化を実感して、シミ、シワ、毛穴の開き、ほうれい線、顔のたるみといった肌悩みが年々増えてきますし、外見の衰えが気になってくる人も多いのではないでしょうか。
また、内面については、それまでどのように過ごしてきたか、その人の暮らし方や考え方などが、ほんとうに表情に現れてくるものだと思います。
外見の磨き方は、日々、エイジングケア化粧品によるお手入れを地道につづけていったり、たまにエステに行ってプロの手を借りるのもいいと思いますし、深い肌悩みがあるならいっそ美容クリニックなどで美容医療も使うのもアリではと思っています。
内面の磨き方は、人それぞれで課題が違うと思うので、取り組み方もさまざまあると思います。
私自身は、「いやなことは速攻で忘れる」「ものごとは大らかにとらえる」「すべては自分のせい。人のせいではない」「好奇心、新しいことにアンテナを張り続ける」といったことだけは、心がけるようにしています。
もちろん、これらはすべて、「健康」であることが大前提ですよね。
年々、健康の大切さを痛感するようになってきました。
「健康を維持する」には、アンチエイジングを意識した日常生活や、野菜をたっぷりとるなど食生活を少し気を付ける、睡眠はしっかりととる、運動を少しでもいいから自分のできるペースでする、肩こりなど疲れやからだの緊張がとれるようお風呂にしっかり入るなどの温活をしてからだをしっかり温める。
どこか痛いところがあったり気になることがあれば、すぐに病院に行きお医者さんに相談する。
それと、必ずやらなくちゃいけないのは、紫外線カットです。(紫外線による光老化が肌老化の原因の80%といわれていますから)
私が実践したいことを挙げてみました。
実際できているのは、食生活と睡眠、お医者さんに行く、マッサージするぐらいですが、少しずつ、自分が理想とする生活を取り入れていけるように頑張ろうと思います。
この記事「40代・50代女性の『第二の人生』の意識調査に見る思いと代謝の変化」やナールスエイジングケアアカデミーの編集部コメントが、読者の皆様のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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