あなたは、脂性肌を改善するのに酵素洗顔をうまく活用したいとお考えですね。脂性肌は、ニキビ、毛穴の詰まり、毛穴の開き、いちご鼻などの原因となる肌悩み。
そんな脂性肌の改善は洗顔がとても大切。そして、その1つの手段が酵素洗顔です。
この記事では脂性肌を改善するための酵素洗顔の方法と選び方のコツをご紹介します。
*大人の脂性肌あの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.脂性肌を酵素洗顔で改善したいとお考えのあなたへ
「脂性肌を改善したい!酵素洗顔の方法と選び方の5つのコツとおすすめ」をお届けします。
若い女性に多い脂性肌(オイリー肌)の肌悩み。エイジングケア世代でも夏などに脂性肌で悩む方もいます。
脂性肌はいちご鼻や大人ニキビなどになりやすく、美肌を目指す女性にとっては大敵。特に、皮脂の分泌量が増える夏にはTゾーンが気になりますね。
そんな脂性肌は、洗顔料やクレンジング料、エイジングケア化粧品などで対策することも大切ですが、生活習慣も大切です。
今回の記事では、脂性肌を酵素洗顔で改善するポイントをご紹介します。
また、脂性肌におすすめの酵素洗顔パウダーをご紹介します。
などが気になる方は、ぜひ、この記事をチェックしてくださいね。
この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
化粧品検定1級/日本エステティック協会認定エステティシャン/日本エステティック業協会上級認定エステティシャン/ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
- 脂性肌を改善する方法の1つとして酵素洗顔があります。上手使うことで顔のテカリを改善することが期待できます。
- しかし、脂性肌の場合でも、酵素洗顔が合う方と合わない方がいます。だから、使ってよいかどうかをしっかり見極めることが大切です。
- 遺伝的に皮脂の多い脂性肌の方、ターンオーバーが遅い方、角質がゴワゴワしている方は、酵素洗顔が合う方です。また、お肌が丈夫な方で春や夏に皮脂が過剰に分泌してオイリーな場合も使えます。
- 脂性肌は、乾燥肌によるバリア機能の低下が原因で皮脂分泌が過剰になっている場合もあるので、そんな方には酵素洗顔は向きません。インナードライ肌も酵素洗顔が向かないお肌です。
- 脂性肌で肌が丈夫な方でも酵素洗顔を毎日行うことはやりすぎです。週3~4回を目安にしましょう。また、刺激を感じるならストップしましょう。
- 自分にとって適度な洗浄力と肌の負担にならないピッタリな酵素洗顔料を選びましょう。おすすめは、洗浄成分の質が高く泡立ちが十分なものです。
- 脂性肌の改善には、酵素洗顔だけでなく、お肌に負担の少ないクレンジングや紫外線対策を心がけましょう。
また、酵素洗顔のメリットは次の動画や記事「酵素洗顔のメリットを知ってツヤ肌へ|動画で3分間エイジングケア」もチェックしてくださいね。
*先に、脂性肌を改善するための酵素洗顔パウダーをチェックしたい方はこちら
天然パパイン配合酵素洗顔パウダー「ナールスフォーム」
<おすすめの酵素洗顔をご紹介>
*酵素洗顔パウダーおすすめ12選!効果的な使い方を体験&頻度も解説
2.脂性肌の原因と改善方法の基本
脂性肌の酵素洗顔のポイントやおすすめの洗顔料のご紹介の前に、脂性肌についておさらいしましょう。
1)脂性肌とは?
脂性肌は、オイリー肌とも呼ばれます。
脂性肌そのものについては、「脂性肌(オイリー肌)は改善できる!7つの原因と5つの対策」でその症状、原因、改善の対策について幅広く取り上げていますので、ここでは簡単に説明します。
脂性肌は、肌質あるいは肌タイプの1つですが、「質」というと変わらないイメージがあるので、むしろ「肌がオイリーな状態」と考えたほうがよいと思います。
肌質とは、「肌質(肌タイプ)の診断と改善のコツは?」でも紹介しているとおり、肌表面の皮脂の量と角質層の水分量でわかれます。
そのタイプは、「普通肌」、「乾燥肌」、「乾燥性脂性肌(インナードライ肌)」、「脂性肌」の4つです。
また、パーツによって乾燥肌と脂性肌が混在する混合肌もあります。さらに、敏感肌や乾燥性脂性肌などもあります。
<お肌の質・タイプの分類>
そのなかで、皮脂量、水分量とも多いのが「脂性肌」です。
- 洗顔後、20分~30分ほどで顔がオイリーになってテカる
- 夕方になると化粧崩れが気になる
- 毛穴の開き、詰まり、黒ずみやいちご鼻などが気になる
- ニキビができやすい
- 肌の肌理(キメ)が人より粗く汚れているように見える
などが脂性肌の症状です。
2)脂性肌の原因は
脂性肌は、男性ホルモンや女性ホルモンの1つである「プロゲステロン」のホルモンバランスの乱れや過剰分泌によって、皮脂が過剰に分泌してしまうことが直接的な原因です。
そして、そのホルモンバランスの乱れや過剰分泌の要因としては、次のようなものが考えられます。
- 遺伝的に男性ホルモンが多い
- 遺伝的に皮脂腺が多いまたは大きい
- 思春期などの年齢的なもの
- 季節的なもの
- 誤った食生活
- よくない生活習慣
- 肝機能の低下
もう1つは、皮脂を過剰に取り除くなど間違ったスキンケアでバリア機能が低下し、ターンオーバーが促進しすぎて、お肌が自らを守るために皮脂をたくさん分泌することもあります。
同じ脂性肌でも間違ったスキンケアとほかの原因の脂性肌とは分けて考えたほうがよいのです。間違ったスキンケアによる脂性肌は、乾燥肌の対策を行うことが大切です。
また、なかにはインナードライ肌や敏感肌になっている場合あるので、この場合、酵素洗顔は避けるほうがよいです。
3)脂性肌の改善の方法は?
①食べ物・日常生活
脂性肌の改善の方法は1つではなく、さまざまあります。遺伝的な原因はスキンケアだけでは取り除けませんが、対策がないわけではありません。
まず基本は、食べ物・栄養素による脂性肌の改善です。中性脂肪など脂質の過剰摂取や、GI値の高い食べ物を控える引き算の対策が1つです。
ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、烏龍茶など皮脂をコントロールする栄養素を積極的に摂る足し算の対策もあります。
また、日常生活では、アンチエイジングを心がけて、次のようことをおすすめします。
- 適度な運動
- 喫煙しない、副流煙を避ける
- お酒を飲み過ぎない
- 質の高い睡眠を十分に取る
- 過労やストレスを避ける
すべてを1度に改善することは難しいかもしれませんが、皮脂コントロールのためにも、1つでもよい習慣を身につけましょう。
②スキンケアによる脂性肌改善
スキンケアは、クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなどをこの順番に必要に応じて使います。
いずれのアイテムも刺激があった場合は避けることが大切です。特に、洗顔はスキンケアの最初のステップなので大切です。
洗顔全般については、「洗顔の正しい知識でランキング不要のオススメの洗顔料の選び方」で詳しく取り上げていますので、この記事では酵素洗顔に絞ってお話を進めます。
洗顔後のエイジングケア化粧水として、ビタミンC誘導体化粧水は皮脂コントロールやニキビ対策などにはたらく化粧品なので、脂性肌の方にオススメです。
化粧水の選び方は、「脂性肌を改善する!オススメの化粧水の選び方と使い方」を参考にしてくださいね。
ただし、ビタミンCの濃度が高い場合、乾燥肌の原因になるリスクがあるので自分に合ったものを選びましょう。
その点については、「乾燥肌対策の保湿にビタミンC誘導体化粧水は使っていいの?」を参考にしてください。
3.脂性肌を改善するための酵素洗顔
1)酵素洗顔の基本
酵素洗顔については、「酵素洗顔とパウダーの全て!ランキング無用の正しい選び方」で幅広くご紹介していますので、ここでは簡単にふれておきます。
酵素洗顔とは、たんぱく質や脂肪などを分解する力を持つ「酵素」を配合した洗顔料を使って洗顔することです。
お肌の角質や角栓の70%はケラチンと呼ばれるたんぱく質で、皮脂は脂肪が多く含まれます。だから、酵素は角質や角栓、皮脂を落とすことができるのです。そんな酵素には、パパイン、プロテアーゼ、リパーゼなどがあります。
2)こんな脂性肌に酵素洗顔はOK? NG?
脂性肌だからといってすべての方に酵素洗顔が合うわけでありません。酵素洗顔を試してもよいタイプの脂性肌と、ダメなタイプの脂性肌があります。
①酵素洗顔を試してもよい脂性肌のタイプ
- 遺伝で皮脂が多い
- お肌にゴワゴワ感や角質肥厚がある
- ターンオーバーが遅くなっている
- あまり積極的なスキンケアをしていなくて、いちご鼻が目立つ
あまり積極的なスキンケアをしていなくて、毛穴の開きや黒ずみが気になる
②酵素洗顔を避けるべき脂性肌のタイプ
- お肌表面だけがテカテカで、内側は乾燥しているインナードライ肌
- 皮脂をいままでずっと取り続けているけど改善していない
- 皮脂は多いけど赤みや炎症がある、また肌荒れやかゆみがある
- お肌が以前より弱っていると感じる
脂性肌なのに刺激に弱い(敏感肌)
3)脂性肌のための酵素洗顔の方法って?
酵素洗顔の方法は、「酵素洗顔の頻度はどれくらいが適切?その回数と正しい方法」に詳しく紹介していますので、ここではポイントをお示します。
脂性肌の場合だけではなく、どんな場合でも酵素洗顔は次の点に注意して使いましょう。はじめて酵素洗顔を試す場合は、週1回夜のスキンケアからはじめることをおすすめします。
なぜなら、お肌の状態がよくなかったり、酵素や界面活性剤に合わない場合は、赤みが出たり、刺激を感じたりすることがあるからです。
「私は脂性肌だし、肌が強いから大丈夫!」などを過信せず、まずは慎重にはじめましょう。何の問題もなく使えることがわかれば、皮脂や角質の状態に応じて、週3~4回程度までは増やしても大丈夫です。しかし、毎日、朝晩、酵素洗顔を使うことはやりすぎです。
生まれつきの脂性肌で肌が強い方でも、これでは乾燥肌の原因をつくったり、バリア機能を低下させるリスクが高くなってしまいます。
酵素洗顔料のなかには、洗い上がりがサッパリしていて、気持ちよいものも多いのですが、「瞬間的な実感がよい」ことと「健やかな素肌、美肌のために本当によいこと」が必ずしもイコールではないことを覚えておきましょう。
また、次のようなことも大切です。
- 水よりも、体温より2~3度低いぬるま湯で洗顔する
- 酵素洗顔の後は、しっかりと保湿する
刺激の強いゴシゴシ洗顔は決して行わない
年齢別や肌悩み別、季節別の酵素洗顔のポイントは次の記事を参考にしてください。
4.脂性肌の酵素洗顔料の選び方
1)酵素洗顔料を選ぶポイント
残念ながら、すべての人に合う洗顔料、酵素洗顔料はありません。人の肌質はそれぞれ違いますし、同じ脂性肌の方であっても、その程度も違えば、原因も違います。
ですから、ここで「これが正解!」という酵素洗顔料を決めつけることはできません。このことは酵素洗顔に限らず、どんなスキンケアアイテムやエイジングケア化粧品であっても同じです。
ここからは、脂性肌の方が酵素洗顔料を選ぶための基本的なポイントを紹介します。
2)古い皮脂を適度に落とすことができる
脂性肌の方にとっては、皮脂を適度に落としてくれないと酵素洗顔は使う意味がないですよね。
酵素には、たんぱく質を分解する「パパイン」や、「ブロメライン」「リパーゼ」などの皮脂を分解する酵素のいずれか、あるいは複数が含まれる場合があります。
一見すると、皮脂分解酵素配合が脂性肌にはよさそうですが、必ずしもそうではありません。なぜなら、皮脂は酵素でなくても石けんをはじめとする界面活性剤でも落とすことができるからです。
つまり、「酵素で皮脂を落とすか?」「界面活性剤で皮脂を落とすか?」ということがポイントですが、絶対的な正解はありません。
良質の石けんなら十分に皮脂を取ることができます。
だから、リパーゼなどが配合されている場合は、アミノ酸系界面活性剤など刺激の少ない界面活性剤が含まれている酵素洗顔料を選び、パパインなどが配合されているならしっかり皮脂を落とせる石けん配合の酵素洗顔料がオススメです。
酵素洗顔の洗浄剤の見分け方は、「酵素洗顔の洗浄剤の見分け方とは?|動画で3分間エイジングケア」も参考にしてくださいね。
3)古い角質を適度に落とすことができる
古い角質を落とすのは、酵素洗顔を使う必要性そのものです。
酵素洗顔料を使う必要性のある脂性肌の方は、角質ケアの必要性も感じているでしょうから、古い角質にアプローチするパパインなどの酵素が含まれている酵素洗顔料がオススメです。
4)肌への刺激や負担が少ない
脂性肌の方にとっても、界面活性剤では落ちない角質を分解して取り除くことは、やはりお肌に負担がかかります。
だから、できるだけお肌に負担のある成分が含まれない酵素洗顔料がオススメです。アルコール(エタノール)、合成香料、合性着色料、強い界面活性剤などは避けることがポイントです。
また、できれば防腐剤などもなくて済むような配合の酵素洗顔料を選びたいですね。その点では、配合成分が多いものよりも、配合成分が少ないシンプルな酵素洗顔料を選ぶことが大切です。
5)洗い上がりのツッパリ感がない
洗顔の基本は、古い皮脂、角質、汚れを落とすことなので、保湿は不要です。しかし、まったく保湿成分がない洗顔料だとツッパルこともあります。
脂性肌の方の場合はその心配は少ないでしょうから、保湿成分が含まれない酵素洗顔料でも問題ない場合が多いでしょう。
洗顔後のツッパリ感がいやな場合は、コラーゲンやヒアルロン酸などの水溶性の保湿成分が配合された酵素洗顔料がオススメです。
プロテオグリカンなど高価な水溶性の保湿成分もありますが、洗顔で使うにはもったいないのであまりオススメできません。
脂性肌の方は、セラミドなど油分やオイル系の保湿成分配合の洗顔料は避けましょう。もちろん、洗顔後の保湿は脂性肌の方も大切です。
保湿化粧水、保湿美容液、乳液、保湿クリームなどでしっかり保湿を行いましょう。
その場合は、もちろん、プロテオグリカン、セラミド、美容オイルなどを使うことは問題ありません、
6)使ってはいけない酵素洗顔料
試してみないとわからないチェックポイントですが、酵素洗顔を行って、以前より洗顔後にオイリーになる時間が早いものは避けましょう。
これは、ターンオーバーが促進しすぎているかもしれません。インナードライ肌やバリア機能低下が原因でオイリーな方は、こうした症状が出るリスクがあります。
こうした症状が出たら酵素洗顔が向いていないか、酵素または界面活性剤が強すぎる可能性があります。
5.脂性肌にオススメの酵素洗顔パウダー
1)ナールスフォーム
「脂性肌の酵素洗顔料を選ぶポイントはわかったけど実際、どんな酵素洗顔がよいの?」というお声が聞こえてきそうです。
しかし、@コスメや美容雑誌など数ある情報のなかから酵素洗顔料を選ぶのは大変ですよね。
酵素洗顔料も実際に使ってみないとなかなか自分に合うかどうかはわからないので、やはり気になるのは口コミ、評判、酵素洗顔人気ランキング、さらには売れ筋などですよね。
これらを参考にするのも、一つの手です。
ここでは、脂性肌におすすめの酵素洗顔パウダー「ナールスフォーム」をご紹介します。
良質なカリ含有石けん素地、パパイン、シリカ、加水分解コラーゲン、タルクのたった5成分でつくったシンプルな酵素洗顔パウダーです。
もちろん、アルコール(エタノール)、着色料や香料、パラベンやフェノキシエタノールなど防腐剤も配合していません。
「ナールス フォーム」の特徴は、次のとおりで脂性肌にぴったりです。
- とてもキメ細かい泡立ち
- 高品質な石けんによる適度な洗浄力
- 天然パパインが不要な角質だけを除去
- 刺激をもたらすリスクをできるだけ排除
フィッシュコラーゲンで、しっとりした洗い上がり
「ナールス フォーム」のさらに詳しい情報は、こちらをご覧ください。
*天然パパイン&石鹸でつくった酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」
「パパイン配合酵素洗顔パウダー「ナールスフォーム」の使い方」の動画も参考にしてください。
2)FANCLの酵素洗顔料「ディープクリア洗顔パウダー」
すばやく簡単に弾力のあるきめ細かい泡が立つ、濃密クッション泡処方の酵素洗顔料です。
毛穴の汚れはしっかり落とすのに、うるおいはきちんと残して“うるつる素肌”に洗い上げることが特徴です。
酵素と炭、吸着泥の3つが配合されているのが特徴で、毛穴の汚れ・黒ずみ・角栓を分解して取り除きます。
それぞれのはたらきは次の通りです。
- 酵素が角栓・ザラつきのもととなるタンパク質に働きかける
- 炭が肌表面の角栓や毛穴汚れをかき出す
- 吸着泥が角栓や毛穴汚れ、老廃物を吸着し、からめとる
また、糖とヒアルロン酸と独自アミノ酸系洗浄成分が、肌本来のうるおいを守りながら毛穴の汚れをしっかり落とし、うるおいと透明感のある肌に導きます。
うるおいを保ちながら、毛穴の汚れを落とすFANCLの酵素洗顔料「ディープクリア洗顔パウダー」
防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤 無添加の酵素洗顔料
<参考記事>
酵素洗顔パウダーおすすめ12選!効果的な使い方を体験&頻度も解説
6.脂性肌は酵素洗顔だけでなくクレンジングや紫外線対策も大切
1)脂性肌のクレンジング
「脂性肌のためのオススメのクレンジング料の選び方と使い方」で詳しくご紹介しているので、ここではポイントをご紹介します。
メイクなど油性の汚れを酵素洗顔だけで落とすことはできません。だから、メイク落としにはクレンジング料が必要です。
オイリーだとサッパリしたタイプ、刺激の強い界面活性剤配合のものを選びがちですが、脂性肌でも皮脂の落とし過ぎはよくありません。
肌に必要な皮脂は残せるような適度な洗浄力のクレンジング料を選ぶことが大切です。
特にエイジングケア世代の方は、汚れはしっかり落ちながらも優しいものを選びましょう。
タイプとしては、クレンジングクリームやクレンジングミルク、クレンジングジェルをオススメします。また、最近登場しているダブル洗顔不要のクレンジング料なども、エイジングケア世代にはオススメです。
酵素洗顔で脂性肌のケアをしない日は、ダブル洗顔を控えることが可能になります。一方、メイクが落ちなかったり毛穴汚れが落ちないと、お肌が酸化して肌老化の原因になってしまいます。
だから、いちご鼻や角栓を改善するクレンジング料や毛穴汚れをしっかり落すクレンジング料を選ぶことも大切です。アーチチョーク葉エキスやタナクラクレイなどを配合したクレンジング料がオススメです。
2)脂性肌も紫外線対策も忘れずに!
脂性肌でも紫外線対策は大切です。酵素洗顔と保湿を終えたら、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
脂性肌は温かくなると一層、皮脂分泌が増えるので、春の紫外線対策や夏の紫外線対策は特に大切です。日焼け止めや脂性肌向きのUV化粧下地を使いましょう。
紫外線対策については、「光老化とは?紫外線ダメージによる肌老化のメカニズムと対策・治療法」、「紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策」をご覧ください。
7.まとめ
脂性肌の方のための酵素洗顔について幅広くご紹介しました。一見、脂性肌はお肌が強く、余分な皮脂を取り除くためにどんな洗顔料を使っても大丈夫なように思えてしまいますが、そうではありません。
脂性肌の原因もさまざまで、間違ったスキンケアやエイジングケアでインナードライ肌の方もいます。そんな方には酵素洗顔は不向きです。
一方、遺伝が原因の脂性肌や角質肥厚、ターンオーバーが遅れているタイプの脂性肌の方もいます。
そんな場合は、酵素洗顔料を試す価値があります。自分の脂性肌は何が原因かを理解して、上手な洗顔を心掛けましょう。
この記事「脂性肌を改善したい!酵素洗顔の方法と選び方の5つのコツとおすすめ」が、エイジングケア世代の女性の肌悩み改善のお役に立てば幸いです。
★ナールス フォーム
エイジングケアの第一歩は、良質な洗顔料による正しい洗顔から!
脂性肌の対策に!
*天然パパイン&石鹸でつくった酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
SNS Share
\ この記事をシェアする /