たるみ毛穴ケアのための化粧水の使い方をご紹介します。どんなに良いものを選んでも使い方を誤れば、正しいエイジングケアはできません。また、悪化ししてしまうことも。
そこで、この記事ではたるみ毛穴を予防したり、少しでも改善するための化粧水の使い方をご紹介します。
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CONTENTS
1.なぜたるみ毛穴化粧水は使い方が大切?
たるみ毛穴は、涙型に見える毛穴のことです。30代になってエイジングケアを始める時期や40代のど真ん中のエイジングケア世代になると目立ってきます。
これは、肌老化によるエイジングサインです。
<たるみ毛穴>
たるみ毛穴は、その名のとおり顔のたるみが原因の肌悩みです。
加齢、紫外線、真皮の衰え、表情筋の衰えなどがたるみの原因です。
そのため、抗うことができないほどひどくなることもあります。
だから、毛穴の黒ずみや開きなどと比べると、改善が難しいです。
もちろん、予防や改善には、機能性の高い良いエイジングケア化粧水を選ぶことが大切です。
加えて、良い化粧水を正しく使うことも大切です。
その大きな理由は次のとおりです。
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が気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<参考記事>
たるみ毛穴ケアにおすすめの化粧水20選!選び方や注目成分も徹底解説!
<毛穴対策におすすめ>
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- たるみ毛穴とは、乾燥などで目立つ毛穴の開きや詰まりにたるみが加わって、頬に目立つことが多い帯状や涙型の毛穴です。30代以上のエイジングケア世代の頬で目立ちます。
- たるみ毛穴を改善するには、そもそもの目立つ毛穴を改善することとたるみを改善することの2つのアプローチがあります。たるみの改善は美容医療が必要な場合もあります。つまり、化粧水だけで改善できないこともあるのです。
- エイジングケア化粧水でできるのは、保湿をメインとして、目立つたるみ毛穴を改善することです。まずは、しっかり保湿ケアを心がけましょう。
- エイジングケア化粧水では、顔のたるみそのものを改善することはできません。だからこそ、たるみ毛穴には予防美容が大切です。
- たるみ毛穴ケアの化粧水は正しく使うことも大切です。多すぎず少なすぎず、適量を使いましょう。
- たるみ毛穴の改善は、化粧水やエイジングケア化粧品に加えて食べ物なども取り入れることが必要です。日々の生活習慣も大切にしましょう。
2.たるみ毛穴のケアにおける化粧水の役割
たるみ毛穴対策の化粧水の選び方を考える前に、化粧水のスキンケアやエイジングケアにおける役割を考えてみましょう。
化粧水にはさまざまな種類がありますが、一般的には、たるみ毛穴ケアには、保湿化粧水(柔軟化粧水)やエイジングケア化粧水を使います。
1)たるみ毛穴ケアにおける保湿化粧水の役割
保湿化粧水(柔軟化粧水)の基本的な役割は、お肌を保湿し、整え、滑らかにすることです。
多くの場合は水(精製水)がおおむね80%以上で、美容成分や保湿成分など水溶性の成分の占める割合が多いのが特徴です。
毛穴のケアであれ乾燥肌のケアであれ、化粧水のはたらきは、次の3つです。
- 洗顔後のお肌の表皮の角質層に水分と保湿成分を届け、潤いを与える
- お肌を柔らかくしたり、肌理(キメ)を整える
- 化粧水の次に使う美容液、乳液、保湿クリームなどの肌なじみをよくする
だから、たるみ毛穴ケアの保湿化粧水の役割は、保湿によって毛穴を目立たなくすることや毛穴の目立ちを予防することなのです。
<参考記事>
化粧水にピッタリの美容成分で美肌になれる保湿とエイジングケア!
2)たるみ毛穴はエイジングケア化粧水を使おう
エイジングケア化粧水は、保湿化粧水より機能性の高いエイジングケア化粧品成分が配合されているのが特徴です。
エイジングケア化粧水には、次のような特徴があります。
- 抗酸化作用のある成分が含まれている
- コラーゲンやエラスチンなどを増やす成分が含まれている
- 保湿力の高い成分やナノ化などでお肌への浸透に工夫した成分が含まれている
エイジングケア化粧水は保湿に加え、たるみ毛穴の原因であるお肌の老化の予防をサポートしてくれるものです。
30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれ、お肌は老化が進むので、たるみ毛穴ケアには、より高機能なエイジングケア化粧水を使うのがおすすめです。
しかし、残念ながらエイジングケア化粧水でも「たるみ」そのものを改善することはできません。
なぜなら、たるみは、真皮の衰えに加えて、表情筋の衰えや皮下組織・皮下脂肪の衰えが原因なので、化粧品で改善するパーツではないのです。
それでも、保湿力の高いものや機能性の高いエイジングケア化粧水を正しく使うことで、バリア機能を守り、肌の新陳代謝であるターンオーバーが正常に機能するようになります。
その結果、たるみ以外の毛穴を改善するとともに、たるみ毛穴を目立たなくすることが期待できるのです。
たるみ毛穴ケアに良い化粧水を使うことをおすすめするのは、このためです。
<参考記事>
3.たるみ毛穴化粧水の使い方の基本
1)化粧水は適量で
「化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?」でご紹介しているとおり、化粧水は、基本的に洗顔の後につけます。
適量を手に取り、肌全体に優しく塗布していきましょう。
また、一度にたくさんの量を使っても肌へ浸透する量には限りがあるので、より高い効果を期待できるわけではありません。
化粧水などの化粧品は適量を守り、日々のケアを積み重ねていくことが大切です。
特にたるみ毛穴が気になる場所は、よくなじませることがポイントです。
<参考記事>
化粧水は90%が水!バシャバシャたっぷり使っても乾燥肌は改善しない
2)化粧水を目立たない毛穴にも使う
化粧水は手であたためてから使用すると肌に浸透しやすくなります。
また、使い方として指で塗るというよりは、手のひら全体で顔にじんわりと押し当てましょう。
3秒間くらいじっくりなじませると、肌がしっとりします。
意外と忘れがちなのがおでこや顎です。
たるみ毛穴は鼻から頬にかけて生じやすいですが、毛穴のトラブルが出ているということは、全体的な毛穴のケアが必要である可能性が高いといえます。
顔全体に化粧水を浸透させましょう。
なお、化粧水は肌をうるおわせてくれますが、水分の蒸発を防ぐ力は弱いです。
化粧水でケアした後は、美容液やクリームを使い、肌に蓋をして有効成分をとじこめるようにしましょう。
正しい化粧水ケアをしていれば、美容液などの効果を高めてくれます。
4.たるみ毛穴ケアの使いたいおすすめのエイジングケア化粧水
初回限定価格!(5,170円→3,618円)(税込)
ナールスピュアは、ナールスゲン推奨濃度配合のエイジングケア化粧水です。
「素肌の本来の力を引き出す」ことを目指し、開発されました。
ナールスゲンに加えて、今話題のヒト幹細胞培養液(純国産)、ナイアシンミド、3種のビタミンC誘導体(APPS、セラミドプロモーター、アスコルビルリン酸Na)、プロテオグリカン、CICA(ツボクサエキス)、ビタミンE誘導体などのたるみ毛穴ケアをサポートする贅沢な美肌成分を配合。
そのほか、界面活性剤フリー(無添加)を実現。さらに、無香料・無着色・アルコールフリーなど、エイジングケアに不要な成分は、いっさい配合されていません。
これらの成分と無添加によって、エイジングケア世代のたるみ毛穴ケアを優しくサポートします。
<全成分>
水、BG、グリセリン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、ベタイン、1,2-ヘキサンジオール、ヒトサイタイ血幹細胞順化培養液、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、ナイアシンアミド、アスコルビルリン酸Na、トコフェリルリン酸Na、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、PCA-Na、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸、ツボクサエキス、水溶性プロテオグリカン、フェノキシエタノール
5.たるみ毛穴ケアの化粧水のオススメのつけ方は?
1)簡単にできるオススメの化粧水のつけ方
たるみ毛穴のエイジングケアのための化粧水のつけ方で、浸透力を高める方法がいくつかあります。
特に美顔器などを使わない方法としては、ハンドプレス、化粧水パック、化粧水のパッティングがあります。
いずれも正しく行うと効果的ですが、誤った方法で行うとお肌にダメージを与えるので注意しましょう。
また、化粧水は「手」でつけるべきか、「コットン」を使うべきか悩む場合もありますが、どちらも正しく行えば問題ありません。
ただ、エイジングケアの観点でいえば、いつもお肌と触れ合える「手」をオススメします。
コットンには、少量ずつ含ませ、優しくパッティングしましょう。
叩きつけるように使うのはNGです。
顔の皮膚は薄いので、不必要な刺激は肌にとって負担になります。
優しく丁寧にケアしていき、肌の角質層に有効成分を浸透させましょう。
2)イオン導入で効果アップ
化粧水は、美容液や乳液よりも水溶性成分の割合が高いので、イオン導入に向くスキンケアアイテムです。
イオン導入に化粧水を使うことで普通につけるよりも、美容成分を肌の奥まで浸透させることが可能になります。
イオン導入器を使う場合、ビタミンC誘導体、アミノ酸、ナールスゲンなどのアミノ酸誘導体、プラセンタエキスなどは、イオン導入に向いた成分です。
だから、これらの成分を配合した化粧水をイオン導入で使うことは、たるみ毛穴対策にオススメの方法です。
ただし、妊娠している場合、肌荒れがあったりバリア機能が低下している場合は、控えましょう。
6.たるみ毛穴化粧水の効果はいつ実感できる?
たるみ毛穴が目立っている原因が、お肌の乾燥による毛穴で、たるみ自体がそれほど進んでいないなら、乾燥肌が改善すればたるみ毛穴も目立ちにくくなります。
そんな場合は、1週間程度で実感できる可能性もあります。
30代前半などの若い方の場合は、より早い時期に改善が実感できる可能性が高いですが、40代、50代と年齢を重ねるほど乾燥肌の改善にも時間がかかります。
年齢以外の要素もあるので、個人差がありますが、ターンオーバーの期間が1つの目安です。
40代以上の場合なら、ターンオーバーが、2カ月程かかる場合もあるので、できれば2カ月くらい、50代なら2~3カ月は継続してお使いになることをおすすめします。
一方、たるみそのものが原因で目立っているたるみ毛穴は、残念ながら一朝一夕には改善しません。
もちろん、エイジングケア化粧水だけで改善できるものではないので、化粧品以外の対策もあわせて、長期的に取り組みましょう。
真皮の新陳代謝は、3年以上と考えられているので、食べ物や睡眠などにも注意してあきらめずに取り組むことが大切です。
<参考記事>
7.化粧水以外でたるみ毛穴のケア
たるみ毛穴化粧水の使い方をご紹介してきました。
しかし、いくら良いエイジングケア化粧水を正しく使っても進んだたるみ毛穴は改善しません。
ここでは、化粧水以外でもたるみ毛穴のエイジングケアで工夫できることがありますので、5つのポイントを簡単にご紹介します。
1)ピーリングでターンオーバー改善
たるみ毛穴は、たるみや肌老化の初期症状です。
年齢とともにターンオーバーが低下傾向にあることも原因の1つです。
30代以降のエイジングケア世代の方は、美容クリニックなど専門家のいるところでピーリングを受けることで、ターンオーバーを活性化し、皮膚の再生を促進することもたるみ毛穴を進ませない方法としてよい選択肢の一つです。
また、新しいタイプのマッサージピール(コラーゲンピール)などは真皮へアプローチしてたるみ毛穴を改善します。
<参考記事>
ケミカルピーリングの効果はいつから?ニキビ跡や毛穴にも効果が?
2)レチノール配合美容液を使う
ビタミンA誘導体は、コラーゲンの産生をサポートしてくれます。
また、肌のターンオーバーを促進する力があるので、ピーリングしたような効果を期待することもできます。
しかし、油溶性の成分なので、化粧水に配合するには不向きなため、美容液や保湿クリームに配合されます。
ビタミンAにはいくつかの種類がありますが、美容クリニックなどでは医薬品であるトレチノインが使うことができます。
トレチノイン配合の美容液や保湿クリームは、たるみ毛穴をある程度改善することが可能です。
市販の医薬部外品、化粧品でもレチノールやレチノイン酸トコフェリル配合のものがあるので、これらをたるみ毛穴ケアに使うことも選択肢の一つです。
ただし、刺激性があり、紫外線で不安定になるので必ず日焼け止めなどと一緒に使うなど注意が必要です。
<参考記事>
たるみ毛穴を改善するオススメの美容液の選び方と使い方のコツ!
3)食べ物でビタミンCを摂る
たるみ毛穴を予防するには食べ物でビタミンCを摂ってコラーゲンを増やすことも大切です。
ビタミンCを摂ることは、シミやくすみの対策にもなります。
ビタミンCは、ピーマン、パプリカ、トマトのほか、ゴーヤ、ブロッコリーなどの野菜に豊富に含まれます。
また、じゃがいもやカリフラワーにも多く含まれています。
果物では、アセロラやキウイがビタミンCの宝庫として知られています。
<参考記事>
ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!
4)血行促進のマッサージ
顔のリンパや血行の流れをよくすることはお肌の新陳代謝アップにつながります。
だから、フェイスマッサージもたるみ毛穴のケアにつながります。
ただし、過剰に皮膚を動かしたり、強い刺激を与えることはお肌を傷つけて逆効果になるので正しく行いましょう。
これら以外で見たるみ毛穴のケアには、もちろん、十分な睡眠、紫外線対策、喫煙習慣のない生活なども大切です。
これらについては、次の記事を参考にしてください。
*美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策
*紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策
8.まとめ
たるみ毛穴を改善するための化粧水の使い方について幅広くご紹介しました。
また、おすすめの化粧水をご紹介しました。
たるみ毛穴とは、先に目立つ毛穴がたるみによって帯状や涙型に目立ってしまった毛穴です。
たるみが原因なので、化粧水では改善が難しいです。
それでも、化粧水を正しく選んで上手に使えば、乾燥が改善してたるみ毛穴が目立たなくなることもあります。
また、予防や進行防止にも化粧水を正しく使うことが大切です。
この記事を参考に、たるみ毛穴ケアのための正しい化粧水の使い方をマスターしましょう。
<参照論文>
PMID:36440737 doi: 10.1111/jocd.15502
日本語要旨:顔面毛穴(拡大毛穴・“たるみ毛穴”を含む)に対する文献をレビュー。毛穴数・面積を減少させるための外用剤・機器・施術の比較を行い、毛穴の拡大・たるみは「皮脂分泌過多」「毛包径拡大」「真皮支持構造(コラーゲン・エラスチン)低下」「皮膚弾力低下」「皮膚下脂肪のシフト」など複雑なメカニズムから生じると整理されている。化粧水・外用剤研究は限定的であるが、たるみ毛穴ケアとしてはコラーゲン・エラスチン産生促進・真皮支持構造改善・毛包径縮小を狙う成分が理論的に重要と結論付けられている。
doi: 10.3390/cosmetics12040144 MDPI
日本語要旨:皮膚老化(内因性・外因性)に伴う分子的・細胞的・組織的変化(例えば真皮コラーゲン減少、エラスチン網の崩壊、線維芽細胞老化、マトリックスメタロプロテアーゼ活性上昇、皮下脂肪構造変化など)を整理したレビュー。皮膚のたるみ・毛穴開大もこの構造変化の延長線上にあり、たるみ毛穴ケアにおいても「真皮支持構造・皮下脂肪構造・細胞外マトリックスの再構築」が鍵となると述べられている。
PMID: 18492135doi:10.1111/j.1467-2494.2004.00228.x.
日本語要旨:40〜60歳女性50名を対象に、5%ナイアシンアミド配合クリームと基剤クリームを左右顔面で12週間比較した二重盲検試験。ナイアシンアミド配合側で、しわ・色ムラ・赤み・テクスチャー(凹凸や毛穴を含む)が有意に改善。同成分が加齢肌全体の質感・毛穴目立ちに寄与しうることを示した。
PMID: 38140770doi:10.1111/jocd.16118.
日本語要旨:ナイアシンアミド・レンズ豆エキス・ホワイトウィローバーク抽出物を含む新規乳液を、脂性肌の被験者30名に56日間使用させた臨床試験。VISIAなどで評価したところ、皮脂量の低下に加え、ニキビ・黒ずみ・「目立つ顔面毛穴」が有意に改善。ナイアシンアミドを含む処方が拡大毛穴対策にも有用である可能性が示された。
PMID: 17291309 doi: 10.1111/j.1346-8138.2007.00256.x
日本語要旨:ランダム化・単盲検・プラセボ対照試験にて、ビタミンC誘導体APPS外用が「毛包周囲の色素沈着(perifollicular pigmentation)」を有意に改善したと報告。色素沈着の改善に伴って“conspicuous facial pores(目立つ毛穴)”が減少し、APPSが毛穴の目立ちにくさを改善する可能性が示された。毛穴の印象は、開きだけでなく周囲色素の有無にも左右されることを示した臨床的に重要な研究。
PMID: 19284462 doi: 10.1111/j.1346-8138.2009.00605.x
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19284462/
日本語要旨:グリシルグリシン配合製剤を顔の片側みに塗布し、コンピュータ画像解析で評価した単盲検試験。4週間で“conspicuous facial pores(目立つ毛穴)”の平均サイズが有意に縮小した。毛穴周囲の角化異常(有核細胞残存)や皮脂バランスの乱れが毛穴拡大の一因であり、グリシルグリシンはこれら角層・皮脂の状態を整えることで毛穴の見え方を改善すると示唆されている。毛穴改善のエビデンスとして最も引用される臨床研究の一つ。
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