夏は暑くて汗ばむ季節。そんな季節にはどんな化粧水を選べばよいでしょうか?
また、高温多湿でTゾーンがテカるこの季節のオススメや使い方とは?
この記事ではエイジングケアの視点から、夏の化粧水の選び方と使い方をご紹介します。
また、おすすめのエイジングケア化粧水もご紹介します。
- 夏はサッパリタイプの化粧水がオススメです。ただし、保湿成分をしっかり配合した保湿化粧水を選ぶことが大切です。乾燥肌対策のために、刺激がなく保湿力の高い化粧水を選びましょう。
- 夏に意識したいもう1つのポイントは、酸化を防ぐエイジングケアです。酸化を防ぐとともに、エイジングケアによいはたらきの成分を配合した化粧水を選びましょう。
- 夏は紫外線によるシミ対策も大切です。美白化粧水やビタミンC誘導体化粧水もオススメの選択肢です。ただし、刺激があるので肌質や肌状態によっては注意が必要です。
- 夏だからといって、刺激の強いアルコール濃度の高い化粧水や拭き取り化粧水、収れん化粧水を選ぶのは危険です。特にエイジングケア世代の女性や敏感肌の方にはおすすめできません。
- 夏は化粧水によるスキンケアやエイジングケア以外でも、疲れをためないような対策を行うことが美肌のために大切です。アンチエイジングを意識した生活習慣を実践しましょう。
奈良県立医科大学卒業。泌尿器科医として臨床に従事する傍ら、
南カリフォルニア大学、国立がん研究センター研究所等でエピジェネティクス、幹細胞の研究に従事。
令和4年にはノリス美容クリニックを開設し、幹細胞の知識を生かした肌再生医療に取り込んでいる。
CONTENTS
1.夏にどんな化粧水を使えばよいかが気になるあなたへ
気温が高く、汗や皮脂分泌が多くなる夏。
Tゾーンがテカって気になりますし、紫外線ダメージも気になりますね。
そんな夏の季節には、美肌をキープするため、どんな化粧水を選べばよいのでしょうか?
また、化粧水の使い方は?
まず、夏でも乾燥肌になるリスクはあるので十分に保湿できることが大切です。
紫外線が強い夏に保湿がうまくできないと、バリア機能が低下したり、ターンオーバーが乱れてしまいます。
だから、夏でもスキンケアやエイジングケアで優先すべきは、保湿による乾燥肌対策です。
では、ほかにどんなことに気をつけて夏の化粧水を選べばよいのでしょうか?
この記事では、夏の季節的な特徴に加えてエイジングケアの視点から、化粧水の選び方や使い方をご紹介します。また、夏におすすめのエイジングケア化粧水「ナールスピュア」もご紹介します。
「夏の化粧水ってどう選べばよいの?教えて!」
「夏だからアルコール配合化粧水でサッパリしたいけど大丈夫?」
「夏こそ拭き取り化粧水を使いたいけど、注意点はあるの?使い方は?」
「夏におすすめのエイジングケア化粧水を知りたい!どんなアイテムがよいの?」
「夏の暑い季節では、化粧水以外には何に気をつければよいの?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<季節を意識した大切なポイント!>
<夏のエイジングケアにおすすめの化粧水なら>
*ナールスゲン配合エイジングケアローション「ナールスピュア」
<参考記事>
夏のダメージを防ぐ!おすすめのエイジングケア化粧水20選を徹底解説!
2.夏の季節的特徴と肌悩み
夏には季節的な乾燥肌ほか、紫外線ダメージなど肌悩みのリスクがたくさんあります。
だからこそ、化粧水による保湿に加えて、さまざまな対策を行う必要があるのです。
「夏の肌トラブルや肌悩みはスキンケア&エイジングケアで解消!」で詳しく紹介しているので、ここではポイントを紹介します。
1)高温多湿な季節でも乾燥肌のリスク
夏は高温多湿な季節です。
気温・湿度ともに、1年のなかでもピークを迎えます。
汗をたくさんかく夏は、一見すると保湿できていそうですが、実は夏でもお肌は乾燥します。
適度な汗はお肌の潤いに大切ですが、大量の汗をかくと乾燥肌などの肌トラブルを引き起こしてしまうことも。
汗が流れている間は、角質層が水浸しになり、乾く際には水分や天然保湿因子(NMF)、皮脂が減ってしまいます。
その結果、バリア機能が低下して乾燥肌になってしまうのです。
インナードライ肌とは、お肌の内部は乾燥しているのに、お肌の表面は過剰に分泌された皮脂でテカテカしているお肌のことを指します。
一見、脂性肌のような状態ですが、内部の乾燥に気付かず過剰に分泌された皮脂を取り除くことに躍起になっていると、さらに乾燥を助長させてしまいます。
インナードライ肌の対策は、化粧水や美容液でしっかり保湿を行うことです。
また、高温多湿の影響でからだやお肌が疲れやすく、肌疲労や夏老け肌になってしまうこともあります。
2)紫外線ダメージで乾燥肌や肌老化
①夏の紫外線量は?
夏は1年のうちでも紫外線量が最大の季節です。
だから、紫外線対策がエイジングケアで最も大切です。
1年で降り注ぐ紫外線のうち、約70%〜80%は4月~9月に集中的に降り注ぐと考えられています。
日本は夏至の頃に太陽に最も近づきますよね。
太陽との距離が近くなる分、夏は紫外線が大気層を通過する距離が短くなり、強い紫外線のまま地表に到達するのです。
紫外線ダメージを求める方程式は次のとおりです。
紫外線ダメージ = 紫外線の照射量の大きさ × 紫外線を浴びている時間
紫外線の照射量が大きくなる夏の時期は、特に入念な紫外線対策が必要といえます。
紫外線は免疫低下をもたらして皮膚がんや感染症のリスクになることも。
しっかり日焼け止めを使ったり、衣類などファッションでも紫外線対策を行いましょう。
また、UVカットサングラスなどで目の紫外線ブロックも大切です。
②紫外線B波でシミや乾燥肌に
紫外線には、A波(UVA)とB波(UVB)があります。
エネルギーの強いUVBが肌表面の表皮に大きなダメージを与え、日焼け(サンバーン)でバリア機能を低下させて乾燥肌をもたらします。
また、お肌が紫外線から自分自身を守ろうとして、過剰な皮脂を分泌させたり、まだ未成熟な角質層をお肌の表面に押し上げてしまうことがあります。
それが、角栓やいちご鼻、角質肥厚の原因となることがあります。
紫外線B波が強いと、メラニンの過剰分泌やターンオーバーの乱れによって、シミやソバカスの原因になります。
③紫外線A波で光老化
一方、紫外線A波の量も夏は最大になります。
紫外線A波は、サンタンの原因です。
B波と比較すればエネルギーは小さいのですが、真皮まで到達します。
特に波長の長いロングUVAは肌を透過しやすい特徴があります。
UVAが真皮まで届くことで、線維芽細胞がダメージを受け、コラーゲンやエラスチンをつくる力が低下します。
その結果、顔のたるみ、ほうれい線、シワなどが目立ってしまうのです。
3)エアコンで乾燥肌に
急激の気温の上昇や、エアコンなどによる乾燥は、お肌にとってストレスになります。
外気の暑さと反対に、室内はエアコンの冷風で冷やされているため、その寒暖差にからだがすぐに反応できないのです。
だから、室内と室外との大きな温度差は、肌荒れなどの原因になります。
また、エアコンを使い続けることで部屋が乾燥し、吹き続ける冷風も肌にダメージを与えるので注意が必要です。
からだが冷えすぎると血行不良をまねき、くすみやむくみの原因となります。
3.夏の化粧水の選び方
1)夏の化粧水の選び方の基本
化粧水は役割や目的でいくつかの種類があります。
多くのスキンケアアイテムで最も種類が多いのが化粧水ですが、一般的にいえば保湿化粧水のことです。
保湿化粧水の主な特徴は、次のとおりです。
夏の季節はサッパリタイプのほうが使いやすいのでおすすめですが、保湿力の高い水溶性のヒューメクタントやモイスチャライザーを配合したものを選びましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの水分を抱え込むモイスチャライザー成分と、BGやグリセリン、アミノ酸など、水分を吸着するヒューメクタントがバランスよく配合されているものがオススメです。
保湿力が強い成分が配合されている保湿化粧水を選べばよいというわけではなく、タイプの異なる保湿成分がバランスよく配合されていることが大切です。
また、化粧水は水分の割合が多いので、基本的には水溶性のヒューメクタントを中心に配合されます。
このほか、保湿成分の1つであるセラミドは、油溶性のエモリエント成分です。
だから、セラミド化粧水よりもセラミド美容液やセラミドクリームで補うほうがおすすめです。
2)自分の肌質や肌状態に合うものを選ぶ
夏を含めどんな季節の化粧水であっても、自分の肌質や肌状態に合うものを選ぶことが大切です。
基本的には、夏はサッパリタイプがおすすめですが、しっとりが好きな方はそちらのテクスチャーを選んでもかまいません。
サンプルなどを用いて、自分の好みにあった化粧水を探しましょう。
3)夏だからアルコール配合化粧水を使いたいけどよいの?
化粧水にアルコールが配合されると、次のような効果を発揮します。
- 殺菌
- 清浄
- 収れん(毛穴の引き締め)
メリットとして、サッパリして気持ちがよい、清涼感がある、皮脂によるベタツキがなくなるなどが挙げられます。
アルコール配合化粧水はさっぱりとした使い心地で、夏に使用したいと思う人は多いです。
だから、メンズ化粧水、収れん化粧水、拭き取り化粧水などによく配合されます。
しかし、アルコール配合化粧水には、揮発性や刺激性があります。
紫外線のダメージなどでお肌のバリア機能が低下しているときに、アルコール配合化粧水がさらに刺激となるため、お肌に負担を与えてしまいます。
夏だからといって、アルコール配合化粧水を使うことはあまりおすすめできません。
さっぱりとした使い心地のアルコールフリー化粧水を使うほうが、お肌への負担を軽減してよい効果を期待できます。
特に敏感肌やエイジングケア世代の方は、夏でもノンアルコール化粧品がおすすめです。
4)拭き取り化粧水や収れん化粧水は夏によい?
拭き取り用化粧水や収れん化粧水などはアルコールが比較的高濃度の10%以上配合されていることもあります。
アルコール配合量が多いということは、お肌にそれだけ負担を与えます。
また、フルーツ酸などのピーリング成分が高濃度で配合されることが多いのです。
お肌に刺激を与えて炎症を引き起こしたり、大切な保湿成分であるセラミドを溶かす、皮膚常在菌や顔ダニ(毛穴や皮脂腺に棲んでいる毛包虫)のバランスを崩す場合があるなど、リスクが高いのであまりおすすめとはいえません。
5)夏でも避けたい化粧水成分
夏に限らずどの季節でも避けたいのが、刺激性のある化粧水の成分やスキンケアやエイジングケアに不要な成分。
PG(プロピレングリコール)や合成着色料、合成香料などがそうです。
また、DPG(ジプロピレングリコール)もPGほどではありませんが、高濃度の場合は要注意です。
4.エイジングケア世代は夏にエイジングケア化粧水を使おう
1)夏の化粧水はエイジングケアも意識
紫外線などによるダメージを受けやすいからこそ、夏の化粧水はエイジングケアも意識しましょう。
特に、水溶性のエイジングケア化粧品成分を配合したアルコールフリー化粧水を選ぶことがおすすめです。
年齢を重ねると、コラーゲンやエラスチンなどが減少して、お肌のハリやツヤがなくなっていきます。
エイジングケア化粧品成分が配合されたエイジングケア化粧水を使うことで、若々しい美肌をキープしましょう。
夏は毛穴ケアや皮脂ケアもできるビタミンC誘導体化粧水が特におすすめです。
なお、年代別の化粧水の選び方は次の記事も参考にしてください。
2)肌悩みと化粧水
夏は、さまざまな肌悩みに直面してしまいます。
どんな肌悩みでもエイジングケアの基本は保湿ですが、肌悩みによって化粧水の選び方を変えることが必要な場合もあります。
肌悩み別の化粧水の選び方は、次の記事も参考にしてください。
*30代~40代でほうれい線を消すエイジングケア化粧水!選び方は?
*50代からのほうれい線ケア化粧水の選び方の秘密?おすすめもご紹介
*シワ対策のエイジングケア化粧水!選び方の3つのポイントと使い方
*失敗で老け肌!くすみ対策の化粧水の正しい選び方の3つコツとは?
*もう間違えない!脂性肌を改善するオススメの化粧水の選び方と使い方
3)おすすめのエイジングケア化粧品成分
①ナールスゲン
夏に特にオススメの成分はナールスゲン。
京都大学・大阪市立大学の共同研究で開発された水溶性のアミノ酸誘導体です。
コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47の産生をサポートするはたらきがあります。
お肌にうるおいを与えるのはもちろんのこと、表皮で抗酸化成分であるグルタチオンを増やし、紫外線ダメージから線維芽細胞を守ることで光老化を抑えるはたらきもあります。
また、最近ではヒアルロン酸やヒートショックプロテイン(HSP)70も増やすことがわかってきました。
HSP70はシミを防ぐははたらきもあります。
テクスチャーも軽く夏にピッタリの成分なので、夏はナールスゲン化粧水がおすすめです。
②ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体も夏におすすめの成分。
まず、肌の酸化を防ぐ作用があるのでエイジングケアに効果が期待できます。
エイジングケア化粧水に配合されるのは、主にアスコルビン酸ナトリウムやVCエチルなどの水溶性ビタミンC誘導体や両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)です。
多様なはたらきがあり、コラーゲンの生成をサポートしたり、メラニンの生成を抑制して美白作用を発揮します。
ほかにも、夏に気になる毛穴のケアやニキビ予防などの効果もあります。
ただし、刺激性があるので、乾燥肌や敏感肌の方は要注意です。
③ネオダーミル
ネオダーミルは、スイスのインデュケム社が開発したエイジングケア化粧品成分です。
国際的にも評価が高く、2013年の世界の化粧品展示会(in cosmetics)ではイノベーションアワード金賞を受賞しました。
ネオダーミルは、単一の成分ではなく、グリセリン、水およびメチルグルコシド6 リン酸・銅・リシン・プロリン複合体の混合物です。
細胞のエネルギー源としてはたらくだけでなく、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンの産生をサポートします。
④プラセンタエキス
プラセンタエキスは、多くのアミノ酸が含まれています。
保湿作用以外にも血行促進、新陳代謝促進、美白作用などがあります。
エイジングケア化粧水にも配合されます。
⑤そのほかの抗酸化成分
コエンザイムQ10、エルゴチオネイン、ブドウエキス、フラーレン、アスタキサンチン、レスベラトロール、金コロイドなどの抗酸化作用を持つエイジングケア化粧品成分もよい選択肢の1つです。
5.美白化粧水は夏に上手に使えば心強い味方
美白成分が配合された薬用化粧水が美白化粧水です。
美白成分には、紫外線を浴びることで生じるメラニン色素を抑制するはたらきがあります。
夏の季節は、シミやソバカスの予防として美白化粧水を使うことはおすすめです。
ただし、美白化粧水はあくまで、メラニン色素の生成を抑制するためのもので、できしまったシミやソバカスを漂白するものではありません。
予防美容のために美白化粧水を使用するようにしましょう。
また、メラニン自体は肌の防御のために必要な成分です。
だから過度に美白化粧水に頼るのではなく、日焼け止めなどでしっかり紫外線対策を行うことが大切です。
美白成分としては、カモミラET、トラネキサム酸、 t-AMCHA、ビタミンC誘導体、ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、プラセンタエキス、トラネキサム酸などがあります。
さらに、美白成分には刺激性もあるので使い過ぎに注意しましょう。
6.夏におすすめのエイジングケア化粧水
夏のエイジングケアにオススメしたい化粧水が、ナールスゲン配合のエイジングケアローション「ナールスピュア」。
ナールスピュアは、エイジングケアを考える方なら、どなたでも使っていただけるエイジングケア化粧水です。
また、アミノ酸化粧水であり、APPS化粧水、アルコールフリー化粧水です。
しわやほうれい線、たるみ毛穴など夏のエイジングサインの予防対策にピッタリなエイジングケアローションです。
その特徴は、次のとおりです。
- ナールスゲンを推奨濃度で配合することによって、しっかりお肌に浸透し、エイジングケアをサポート
- 純国産ヒト幹細胞培養液エキスがターンオーバーの正常化をサポート
- ナイアシンアミド配合でエイジングケアと美白ケアをサポート
- 両親媒性ビタミンビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)&セラミドプロモーター配合による美肌効果
- 高保湿成分プロテオグリカン&ウィルブライドS-753配合による保湿効果
- ビタミンE誘導体とCICA(ツボクサエキス)で肌荒れなどを防ぐ
<全成分表示>
水、BG、グリセリン、ベタイン、1,2-ヘキサンジオール、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、ヒトサイタイ血幹細胞順化培養液、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、アスコルビルリン酸Na、トコフェリルリン酸Na、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、ツボクサエキス、水溶性プロテオグリカン、フェノキシエタノール
7.化粧水の使い方の基本
夏でも、そのほかの季節でも化粧水の使い方は原則として同じです。
化粧水の使い方は、「化粧水の使い方・つけ方で美肌に!上手なエイジングケア」で、詳しく説明していますので、ここではポイントをご紹介します。
1)夏も化粧水は適量を使う
化粧水をはじめ化粧品は使用量を守って適量を使うことが基本です。
夏だからといって、バシャバシャと大量に化粧水を使うことは控えましょう。
1回の使用料としては500円硬貨くらいが適量とされている場合が多いのですが、それぞれの化粧水の説明文を読み、化粧品会社の適量を守りましょう。
2)化粧水を使う順番は?
「化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの違いとつける順番は?」でお伝えしているとおり、化粧水は洗顔やクレンジングの後に使いますが、洗顔後にあまり時間をおかないで使用することが一つのコツです。
洗顔後、しっかり水気を拭き取って塗布していきます。
夏は、首やデコルテなどにも使い、広範囲をケアすることが大切です。
化粧水を使った後、必要に応じてフェイスマスクなどを使いましょう。
外出時間が長く紫外線ダメージが大きい場合は、スペシャルケアとしてフェイスマスクやシートマスクを使うこともおすすめです。
3)化粧水は夏も優しく使う
化粧水を使うときは優しさも大切にしましょう。
肌を叩くようにパッティングしたり、コットンできつく叩く、擦るなどはお肌の負担となるのでNGです。
ハンドプレスは有効ですが、優しい力加減で行うことを意識しましょう。
8.まだある夏に気をつけたいこと
1)洗顔やクレンジングにも気を配ろう
正しい洗顔やクレンジングを行うことが大切です。
自分のお肌に合った洗顔料やクレンジング料を選んで、正しい方法で使いましょう。
洗顔を行うときは、適量を手にとってたっぷりと泡立てることがポイントです。
また、すすぎの際は洗い残しがないようにしっかり洗顔料を落としましょう。
すすぎまで含めて1分程度で手早く行います。
刺激の少ないクリームやバームタイプ、ジェルタイプのクレンジング料がおすすめです。
クレンジングも十分な量を手にとって、手早く行います。
すすぎまで含めて1分程度で行いましょう。
夏の上手な洗顔やクレンジン方法については、下記を参考にしてください。
2)夏は必ず紫外線対策を!
紫外線対策は、特に夏場は必須のスキンケアです。
基本的には、毎日、日焼け止めを塗るように心がけましょう。
ただし、日焼け止めは量が少ないと十分な効果を発揮しません。
気持ち多めくらいの量を手にとって使うことがポイントです。
UVカット効果のある衣服やサングラス、帽子などを活用することもおすすめです。
短時間の外出であっても、紫外線対策を怠らないこともポイントとなります。
夏の日焼け止めの使い方は、下記を参考にしてください。
*日焼け止めは正しい塗り方と使い方が大切!紫外線をカットするコツ
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
3)夏の日常生活で気をつけるポイントは?
夏は暑さのため、からだに負担がかかりやすい季節です。
十分な睡眠、適度な運動、栄養バランスのよい食生活を心がけ、夏に負けないからだをつくりましょう。
*美人に化粧水はいらない(吉木伸子 著、講談社)
9.まとめ
夏の季節の化粧水の選び方や使い方をご紹介しました。
また、おすすめのエイジングケア化粧水もご紹介しました。
いかがでしたか?
夏は紫外線ダメージでシミやシワなどのリスクが高い季節。
また、エアコンの影響で乾燥肌のリスクもあります。
また、高温多湿や疲れで夏老け肌になることも。
そんな夏の化粧水は保湿、エイジングケア、美白の3つを意識して選ぶことが大切です。
ただし、効果があっても刺激性のある成分には注意が必要です。
ぜひ、この記事「夏はどんな化粧水がオススメ?エイジングケアのための選び方と使い方」を参考に、上手に夏の化粧水を選んでくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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