<フェイスマスクやシートマスクを毎日使う方は少ないのではないでしょうか。
化粧水は毎日使っても、これらはスペシャルケアのアイテム。
お出かけの前、季節の変わり目、お肌が疲れた時など、普段とは肌状態が違う時に使うことも。
だからこそ、上手に使いたいですね。
この記事では、フェイスマスクやシートマスクの使い方のコツをご紹介します。
また、おすすめのエイジングケアのためのフェイスマスクをご紹介します。
- フェイスマスクは、マスクに化粧水または美容液で使う美容成分をしみこませたスキンケアアイテムです。だから、期待できる効果は美容成分の種類で決まります。どんなものでも、正しい使い方があるので、それを守りましょう。
- フェイスマスクの使う順番や回数は、タイプによってさまざまなので正解がありません。化粧水成分配合のシートタイプなら洗顔後に毎日使えます。一方、美容液タイプのものなら、化粧水の後に週1~2回使えば十分です。
- 美容成分が凝縮したフェイスマスクは、季節の変わり目や目元・口元などのパーツの集中ケアに適したアイテムです。お肌の状態に合わせて上手に使いましょう。
- フェイスマスクを長時間使うこと、入浴中に使うこと、バリア機能低下が激しい場合に使うことは控えましょう。肌状態を悪化させるリスクになってしまいます。
- フェイスマスクで改善できるのは、乾燥肌や乾燥が原因で目立つ肌悩みです。一方、顔のたるみが原因で目立つ深いほうれい線などを消すことはできません。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.フェイスマスクを上手に使って美肌になりたいあなたへ
「フェイスマスクやシートマスクの上手な使い方で美肌になろう!」をお届けします。
フェイスマスクやシートマスクは、どちらかといえばスペシャルケアでエイジレスな美肌を目指すためのスキンケアアイテム。
密閉効果で美容成分がよく浸透することが特徴です。
イベントやお出かけの前、自分のお肌へのご褒美、乾燥肌、肌疲労、夏老け、顔冷え、ゆらぎ肌などが気になる季節の変わり目に、保湿を強化するために使うことが多いのではないでしょうか。
また、鏡を見て目元のシワや口元のしわ、毛穴の黒ずみや開き、ほうれい線などが気になった場合にも、早めのエイジングケアの手段としてフェイスマスクやシートマスクを使うことも。
でもどんな使い方が本当によいのか?
1枚100円未満のものもあれば、逆に1枚1000円以上の高級品もあります。
選び方や使い方をどのようにするのか、悩ましいですね。
美容雑誌やウェブの記事では、フェイスマスクやシートマスクの使い方が紹介されていますが、断片的な情報ばかり。
この記事では、フェイスマスクやシートマスクの上手な使い方で美肌になる方法をご紹介します。
また、NGな方法も取り上げます。
さらに、おすすめのエイジングケア向けのフェイスマスクをご紹介します。
「フェイスマスクってどんな使い方がよいの?正しい方法やコツが知りたい!」
「フェイスマスクの使い方のNGは?失敗したくないので教えて!」
「化粧水や美容液を一緒に使ってもよいの?だめなの?」
「フェイスマスクを使わないほうがよい時って?どんなケース?」
「おすすめのフェイスマスクの特徴は?また、使い方は?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<フェイスマスクでしっかりエイジングケアをしたいなら>
*ナールスゲン配合バイオセルロース製フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」
<おすすめのフェイスマスクを動画で紹介>
*オススメのフェイスマスクは高浸透力!をエイジングケア3分動画で
2.フェイスマスクとは?
1)フェイスマスクは、化粧水?美容液?
フェイスマスクの使い方を考える前に、そもそもどんなアイテムなのかをしっかり理解しましょう。
このスキンケアアイテムは、「化粧水+マスク」または「美容液+マスク」です。
つまり、美容成分に関していえば、化粧水や美容液と変わりません。
比較的安いフェイスマスクは、グリセリンなど水溶性の保湿成分の割合が多く保湿化粧水に成分設計が近いものがたくさんあります。
一方、値段が高いものは保湿美容液やエイジングケア美容液などと同じように、水溶性成分と油溶性のエモリエント成分が凝縮されています。
もちろん、美白成分が入ったシミ対策のフェイスマスクもあります。
そんなタイプは、美白化粧水または美白美容液と同じ役割です。
つまり、素材がマスクであっても、効果は配合成分で決まります。
2)マスクやシートの素材はさまざま
フェイスマスクを特徴づけるのは、何といってもマスクです。
一般的なマスクやシートは、不織布タイプです。
プチプラのフェイスマスクはこのタイプです。
値段は安いのですが、次のようなデメリットがあります。
- 美容成分の浸透性が低い、また、下へ流れる
- 短時間で蒸発して早くシートが乾く
- あまり使用感がよくない
- 密着性が低く、鼻や口元、目元のなど起伏がある付近にすきまができる
そんな不織布の欠点を補ったものが、バイオセルロースマスクです。
ココナッツウォーターとナタ菌でつくったナノ繊維のマスクで、浸透性と密着力が高いことがメリットです。
こちらは、ランコムなどの海外ブランドの高価なコスメやエイジングケア向きのフェイスマスクに使われることが多い素材です。
不織布タイプのシートの欠点が改良されていることがメリットですが、価格が高いことがデメリットです。
<参考記事>
*フェイスマスクの保湿効果は高い!なぜ化粧水や美容液より良いの?
3.フェイスマスクの使い方
1)しっかり密着させて使う
肌とフェイスマスクの間にすき間をつくらないように、しっかりと密着させることが大切です。
目元や口元などをはじめ、お肌のパーツにしっかり密着させましょう。
2)フェイスマスクを使う順番は?
フェイスマスクを使う順番は、実は決まっているわけではありません。
フェイスマスクのタイプとお一人お一人のスキンケアのスタイルで異なるのです。
使う順番について、いくつかのパターンを例示します。
①クレンジングや洗顔後すぐに使う
化粧水に近い成分のシートタイプのものなら、洗顔後やクレンジング後、すぐに使えます。
この場合は、化粧水を使う感覚と同じです。
シートマスクの後に美容液を使っても構いません。
②化粧水の後に使う
美容液のように美容成分が凝縮したタイプのフェイスマスクを使う場合は、化粧水の後に使いましょう。
とくに、美容液を使わない場合なら、このタイミングで使うとよいでしょう。
美容液を使うなら、フェイスマスクより先に美容液を使ってもOKです。
③美容液の後に使う
「美容液も使っているけどフェイスマスクも使いたい!」という方もいますね。
もし、美容液とフェイスマスクがよく同じ成分ならあまり意味はありません。
でも、異なった成分が多いなら美容液を使った後にフェイスマスクを使ってもOKです。
もちろんこのタイミングで使うのは、シートマスクの化粧水タイプではなく、美容成分が凝縮したとろみのあるタイプです。
<参考記事>
*化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?
3)フェイスマスクを使う頻度は?
①毎日、使ってもいいの?
化粧水に近いシートタイプものなら、毎日、使っても構いません。
化粧水による保湿と同じく、水分補給や角質層を潤してお肌を柔軟にする目的で使います。
この場合は、シートマスクは化粧水代わりなので、高級なタイプ、高価なタイプではなくプチプラのもので十分です。
この使い方は、化粧水パックと同じです。
また、角質ケア・ピーリングを主な目的としたスクラブタイプのフェイスマスクを高頻度で使用すると、バリア機能低下の原因になるので注意しましょう。
②週1、2回のスペシャルケアに使う
美容成分が凝縮されたフェイスマスクやバイオセルロースのものなら、スペシャルケアに週1回または2回程度で十分です。
角質がゴワゴワする場合やお出かけ前などのスペシャルケアに贅沢な逸品を使いましょう。
先に美容液を使うなら、成分構成が異なるフェイスマスクを使うことがおすすめです。
もちろん、このタイプのフェイスマスクは毎日使う必要はありません。
4)フェイスマスクをつける時間は?
さまざまなタイプのフェイスマスクがありますので、それぞれのアイテムの使用説明書をチェックしてそれに従いましょう。
一般的な使用時間は、10分から15分程度です。
シートタイプならそれくらいで乾いてしまうこともあるので、かえってお肌の水分をマスクが吸うこともあります。
これでは、乾燥肌のスキンケアとは逆行してしまいます。
バイオセルロース製のマスクなどは密着性や浸透性が高いので、美容成分を角質層へ届ける力が強いことはメリットですが、長時間のパックは角質層を水浸しにてふやけさせるデメリットもあります。
そうなると、かえってバリア機能を低下させてしまうのです。
だから、フェイスマスクの使用時間が長すぎることはよくないのです。
5)フェイスマスクのおすすめの使い方
①お風呂上りすぐに
お風呂上がりの肌が温まっている時は、毛穴も開いています。
だからフェイスマスクを使うにはよいタイミングです。
夜のスキンケアのアイテムとして上手に使いましょう。
②蒸しタオルの後に
朝などお風呂に入る時間がない場合などは、フェイスマスクを使う前に、蒸しタオルで顔を温めることもよい方法です。
温かいタオルで顔を覆って毛穴を開きましょう。
③シートマスクなら上からラップ
シートマスクはバイオセルロース製のマスクと比べると密閉性が劣るので、浸透性も劣ります。
だから、上から食品用ラップなどを巻くこともよい方法です。
ただし、使用時間を守らないと逆効果なのでその点には注意しましょう。
4.フェイスマスク後のケアは必要?
フェイスマスクは、乳液や保湿クリームと比べると油分の配合濃度が低いのが一般的です。
だから、使う順番としてはその後に、乳液、保湿クリーム、美容オイルなどが来ます。
しかし、必ずしもこれらすべてを使う必要はありません。
自分のお肌の状態や季節で決めればよいのです。
たとえば冬で乾燥肌になりやすいなら、フェイスマスクの後に乳液、保湿クリームなどで水分の蒸発を防ぐ保湿ケアをすればよいでしょう。
逆に、夏の乾燥肌対策なら、美容液後にフェイスマスクで十分な場合があります。
誰にとっても「これが正解!」という答えはありませんが、季節や肌質、肌状態で決めましょう。
<参考ページ>
5.こんな肌悩みにフェイスマスクを使おう
1)パーツ別や季節別の集中ケア
- 春先の寒暖差でお肌が乾燥する
- 冬にお肌がごわつく
- 夏老けを感じる
- 秋枯れを感じる
- 寝不足で肌疲労気味
- うっかり日焼けしてしまった
- 最近寝不足で肌が疲れている
- 目元や口元が乾燥する
- 寝起きのほうれい線が気になる
- 目の下のクマが気になる
などという時は、フェイスマスクを数日間、続けて使用したり、週2回から3回を行って集中ケアしましょう。
2)乾燥肌に使う
フェイスマスクは、基本的には乾燥肌対策に使うアイテムです。
乾燥肌が改善すれば、ターンオーバーも正常化し、くすみや毛穴の悩み、小じわなどが改善します。
3)エイジングサインの予防
エイジングケア化粧品として市販されているフェイスマスクもあります。
ヒト幹細胞培養液、プラセンタエキス、ビタミンC誘導体ほか、肌の酸化を抑えるエイジングケア化粧品成分やナールスゲンなどのコラーゲンやエラスチンを増やす成分を配合したエイジングケアフェイスマスクなら、エイジングサインの予防に使えます。
しわやほうれい線、たるみ毛穴などの予防美容のスペシャルケアに使いましょう。
ただし、顔のたるみが原因の深いほうれい線を消すことや表情筋の衰えでできた深いシワを消すことは、エイジングケアのためのフェイスマスクでもできません。
<参考記事>
6.フェイスマスクのこんな使い方は、NG
1)肌状態が悪い時に使うのは避けよう!
フェイスマスクは、バリア機能の低下がひどい敏感肌の方や肌荒れなどの場合は控えたほうがよいスキンケアアイテムです。
また、ニキビで炎症がある場合も同じです。ニキビ跡になった場合でも、完全に炎症が治まっていない場合は、控えましょう。
なぜなら、美容成分の浸透度が高いので、成分によっては刺激を与えてしまうことになるからです。
特に、ビタミンC誘導体などはエイジングケア効果が高い一方で、刺激性もあるので注意しましょう。
また、ニキビや大人ニキビ、接触性皮膚炎などの皮膚疾患の場合にも使わないほうがよいでしょう。
ほかにも、いちご鼻や角栓対策に毎日、毛穴パックを使うこともNGです。
2)お風呂でフェイスマスクは使わない
フェイスマスクをお風呂に入っている場合には使うこととはおすすめしません。
汗をかいているのでマスクは剥がれやすくなります。
また、入浴中は肌が老廃物を出しているので、よいタイミングではないのです。
一般的なフェイスマスクならお風呂での使用はしないことが基本です。
3)長時間のフェイスマスク使用はNG
先ほども触れましたが、長い時間、フェイスマスクを肌に乗せるのは、NGです。
マスクが乾けば、肌の水分を吸収し始めるので、乾燥を助長することになります。
フェイスマスクをしたまま寝るなども避けましょう。
4)果物や食べ物を使ったフェイスパックもNG
キュウリパックやレモンパックなど、野菜や果物を使ったフェイスパックやヨーグルトパックを行う人がいますが、これらもNGです。
キュウリやレモンには有効成分も含まれますが、ソラレンという紫外線に当たると毒性を持つ成分が含まれます。
また、ヨーグルトには乳酸菌など皮膚常在菌にとっても良いとされる成分も含まれますが、あくまで食品であり、皮膚に不要な成分も含まれます。
食べ物をスキンケアで使うことは控えましょう。
7.おすすめのフェイスマスク
最先端の美容成分配合のフェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」は、エイジングケア世代におすすめ。
1)「ナールス リジェ パーフェクトマスク」の特徴
ナタデココのようなプルプルのバイオセルロース製マスクに、美容液1本分の最先端の美容成分を贅沢に配合しました。
バイオセルロースとは、先ほども紹介しましたが、ココナッツウォーターとナタ菌でつくった密着性や保湿性に優れたナノ繊維のマスク。
マスクをつけている時間は、10分〜15分程度。
外した後は、まるで肌細胞がよみがえったように、肌のハリを実感できます。
また、25mlもの美容成分を閉じ込めているので、マスクのパッケージに残った美容液は、デコルテのケアや手肌のエイジングケアにもお使いいただけます
「ナールス リジェ パーフェクトマスク」は、美容皮膚科や美容クリニック、エステティックサロンでもお使いいただいています。
<バイオセルロースと不織布のフェイスマスクの比較>
2)どんな肌悩みによいの?
贅沢な美容の時間を楽しみたいときはもちろん、乾燥肌やそれが原因の肌悩み、ターンオーバーの乱れによる肌悩みなど、さまざまなエイジングサインの予防美容およびスペシャルケアにお使いいただきたいフェイスマスクです。
たとえば、次のようなケースにお使いいただけます。
- イベントやお出かけの直前
- リラックスした美容タイムを楽しみたいとき
- 顔のくすみが気になるとき
- ゴワゴワした肌状態を感じるとき
- 乾燥による小じわが気になるとき
- 乾燥によるほうれい線が目立つ
- 毛穴の黒ずみやたるみ毛穴が目立つ
3)主な10種の美容成分の特徴
ナールス リジェ パーフェクトマスクの主な美容成分をご紹介します。
①ヒト幹細胞培養液
ナールス リジェ パーフェクトマスクには、「ヒト脂肪細胞順化培養液(バチルス/ベニコウジ菌)/(ナツメ果実/ダイズ)発酵液」を使っています。
700種類以上のタンパク質、糖質と脂質、さらにEGF、FGF、VEGF、HGF、IGF、アディポネクチンなど、30種類以上の成長因子を含んでいます。
天然の防腐作用のある「ナツメ果実発酵液」を使用することにより、防腐剤無添加を実現しています。
②ナールスゲン
ナールスゲンは、京都大学発の画期的な美容成分。
真皮の線維芽細胞を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、ヒートショックプロテイン(HSP)47やヒートショックプロテイン(HSP)70を増やします。
また、からだや肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やすはたらきがあり、紫外線ダメージを軽減し、光老化を予防します。
③カルノシン
カルノシンには、酸化や糖化を防ぐはたらきがあることがわかっています。
そのため、肌やからだの老化を防ぐという研究報告がいくつかあります。
今では、サプリメントや化粧品としても使われています。
カルノシン配合の化粧品は、コラーゲンやエラスチンの劣化を防ぐことが期待されています。
そのため、肌のハリをキープし、シワやほうれい線の予防的なケアに期待できます。
④馬プラセンタエキス
北海道産のサラブレッド由来のプラセンタエキスを配合。
プラセンタエキスには、アミノ酸をはじめ糖分、脂質、ビタミン、ミネラル、酵素など、生命維持に必要な多種多様な成分が含まれています。
主なはたらきとしては、バリア機能やターンオーバーの正常化による保湿力アップ、シミやソバカスを防ぐ美白効果(医薬部外品の場合)、抗酸化作用などです。
だから、エイジングケアの効果が期待できます。
⑤キュアパッション
キュアパッションは、水、BG、クダモノトケイソウ果実エキスの3つが配合された混合の化粧品成分です。
キュアパッションを特徴づけるのは、クダモノトケイソウ果実エキス。
リンパ管ケアに着目したエイジングケア化粧品成分で、むくみによるくすみやシワをケアします。
⑥プリンセスケア(ヒメフウロエキス)
プリンセスケア(ヒメフウロエキス)は、表皮の一番奥で真皮との間の基底膜にあるⅣ型コラーゲンを保護することで、紫外線による光老化を軽減します。
⑦ビルベリー葉エキス
ビルベリーは、ブルーベリーの仲間です。
ビルベリーの果実には、ブルーベリー以上にポリフェノールのアントシアニンが豊富に含まれます。
また、葉にもクロロゲン酸やフラボノール、ケルセチン、カテキン、プロアントシアニジンなどの抗酸化成分が豊富です。
ビルベリー葉エキスには、抗酸化作用や抗糖化作用、細胞賦活作用があります。
⑧マンダリンオレンジ果皮エキス
マンダリンオレンジ果皮エキスは、ミカン科の果実であるマンダリンオレンジの果皮から抽出された美容成分。
角層のキメとツヤを保つ効果があり、肌に透明感を与える美容成分として注目されています。
また、天然保湿因子(NMF)のもととなるたんぱく質であるフィラグリン分解酵素の産生促進作用があります。
これは、天然保湿因子(NMF)を増やすはたらきです。
⑨カワラヨモギ花エキス
カワラヨモギ花エキスには、消炎効果と抗菌効果があり、肌荒れの予防効果が期待できます。
また、収れん効果や色素沈着を防ぐ作用などもあります。
最近、カワラヨモギの成熟した頭花を乾燥させて得られる生薬インチンコウエキスには、フィラグリンを増やすはたらきがあることがわかりました。
⑩ゼラニウム
ゼラニウムは、化粧品成分ではニオイテンジクアオイ油と呼びます。
ゼラニウムの全草から抽出され、精油や香料としても使われます。
ゼラニウムの花から抽出したニオイテンジクアオイ花油は、主に香りづけの目的で配合されています。
ゼラニウムには、その香りでリラックス効果や女性ホルモンを整えるはたらきがあります。
また、保湿効果や皮脂のコントロール作用も期待されます。
また、カルノシンをリポソーム化して肌の奥へ浸透させるためにレシチンを配合しています。
リポソーム化とは、小さなカプセルをつくって美容成分を閉じ込める技術のことで、レシチンがそのはたらきをします。
<全成分>
水、BG、グリセリン、ペンチレングリコール、アロエベラ液汁、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、(バチルス/ベニコウジ菌)/(ナツメ果実/ダイズ)発酵液、カルノシン、オオアザミ果実エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、カワラヨモギ花エキス、ビルベリー葉エキス、ヒアルロン酸Na、ヒメフウロエキス、プラセンタエキス、クダモノトケイソウ果実エキス 、クロクスクリサンツス根エキス、アラビアゴム、グルコシルヘスペリジン、レシチン、PEG-60水添ヒマシ油、加水分解水添デンプン、グリコシルトレハロース、ポリアクリレート-13、ポリイソブテン、ポリソルベート20、1,2-ヘキサンジオール、エタノール、ニオイテンジクアオイ油、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、エチルヘキシルグリセリン、ココイルアルギニンエチルPCA、フェノキシエタノール
8.フェイスマスクに関するよくある質問
Q1. フェイスパックを上手につけるコツは?
フェイスマスクは、空気が入って浮かないようにお肌にピッタリつけましょう。
空気が入ってお肌から浮いてしまうと、せっかくのフェイスマスクの効果が半減してしまいます。
貼る時は、顔の中心から貼り付けて、引っ張りながら左右上下に貼ると空気が入りにくく、上手に貼ることができます。
Q2. フェイスパックを毎日使うデメリットは?
化粧水に近いシートタイプのフェイスマスクは、優しく貼るなら刺激も少なく毎日使っても問題ありません。
ただし、素材にアレルギーなどがある場合は肌荒れに原因になることがあります。
そのほかのデメリットとしては、スペシャルケア用のフェイスマスクは、美容成分が多く配合されている分、高価なものが多いので、毎日使用すると経済的にも負担になります。
Q3. フェイスパックは常温で保存できますか?
フェイスマスクは、冷蔵庫で保管するなど特別な保管方法が推奨されている場合を除いて、直射日光があたらず、温度変化の少ない常温の場所で保管することができます。
常温で保管されることが前提とされているフェイスマスクを冷蔵庫などで保管すると急激な温度変化などによって、かえって品質が低下する可能性があるので、
推奨されている保管方法を守ることをおすすめします。
Q4. パックの前に化粧水をつけるのはなぜ?
パックの前に化粧水をつけるのは、美容成分を凝縮しているようなフェイスマスクを使用する前に、化粧水などでお肌に水分を与えておくことによって、美容成分が角質層に浸透しやすくなるためです。
せっかくフェイスマスクを使用しても、肌が乾燥したままの状態では、フェイスマスクに含まれている美容成分が浸透しづらくなってしまうので、
化粧水に近い成分のシートタイプのマスク以外は化粧水や導入美容液などでお肌を整えてから使用するようにしましょう。
Q5. マスクシートの素材は何ですか?
フェイスマスクの素材は、製品によって異なりますが、一般的によく使われているのは、コットンやマイクロファイバー、レーヨン、パルプなどの不織布の素材です。
不織布よりも肌に密着する素材には、美容成分をゲル化したハイドロゲルマスクや、ココナッツウォーターから作られたナタデココのようにプルプルしていて、
肌にピタッと密着するバイオセルロースなどの素材もあります。
9.まとめ
フェイスマスクやシートマスクの使い方を幅広くご紹介しました。
また、NGな方法や毛穴パックやヨーグルトパックなどについてもふれました。
さらに、おすすめのバイオセルロース製のエイジングケアフェイスマスクをご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
化粧水や美容液とは少し役割が違うフェイスマスクですが、配合される美容成分によって期待できる効果が違います。
また、タイプもいくつかあるので使用する順番、頻度、時間など使い方が違うのです。
だからこそ、フェイスマスクを上手に使いたいですね。
ぜひ、この記事「フェイスマスクやシートマスクの上手な使い方で美肌になろう!」を参考に、上手な使い方でエイジレスな美肌をキープしてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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