基礎化粧品には、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなどの種類があります。
その違いやつける順番をご存知でしょうか?
この記事では、正しいエイジングケアを実践するために、基礎化粧品の種類による配合成分や役割の違い、正しい使い方やつける順番をご紹介します。
- 基礎化粧品は、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの4種類がメインです。また、フェイスマスク、オールインワン化粧品や美容オイルなどもあります。
- 基礎化粧品の役割は、お肌の成分と同じはたらき、または近いはたらきをする保湿成分を補い、お肌の保湿をサポートすることです。どのアイテムも基本は同じです。
- 基礎化粧品の配合成分はどれも似ています。しかし、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの順に、水や水溶性成分の割合が下がり、油溶性成分の割合が高くなります。
- 基礎化粧品のなかでどれか1つしか使わない場合は、美容液をおすすめします。なぜなら、水溶性、油溶性の保湿成分の両方が凝縮されているからです。
- 基礎化粧品をつける順番は、水溶性成分の配合比率が高いものからになります。だから、原則として、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの順につけます。
- フェイスマスクやオールインワン化粧品は、美容液と成分構成が似ています。だから、美容液と同じ順番で使いましょう。
- 美容オイルは、最も油分の配合比率が高いアイテムです。だから、スキンケアやエイジングケアの最後に使いましょう。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの違い・つける順番を知りたいあなたへ
基礎化粧品は、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの4種類が主要なアイテムです。
ほかにも、フェイスマスク、オールインワン化粧品や美容オイルなどもありますが、メインとなるものといえば、いま、挙げた4つですね。
ところで、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの配合成分や役割の違い、つける順番などはご存知でしょうか?
なんとなくといった感じで、使い分けていませんか?
基礎化粧品をつける最大の目的は、保湿ですが、役割の違いやつける順番は化学的な根拠や理論があるのです。
正しいスキンケアやエイジングケアのためには、それらを理解することも大切です。
この記事では、主に化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの4種の基礎化粧品の種類による配合成分や役割の違い、つける順番をご紹介します。
「化粧水を洗顔後に真っ先につける理由は?美容オイルが先っていう話も聞くけど?」
「美容液と乳液はどちらを先に使うの?教えて欲しい!」
「保湿クリームをスキンケアの最後に使う理由は?」
「基礎化粧品の種類による違いや役割を正しく知りたい!」
「コッテリ化粧水とサッパリ美容液って違うの?同じ?」
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化粧水は不要?必要?基礎化粧品の役割をしっかり知れば答えが!
2.化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違い
1)基礎化粧品と保湿のメカニズム
お肌は、自身がもっている保湿成分によって、保湿されています。
基礎化粧品による保湿は、加齢や空気の乾燥などが原因で弱った肌本来の保湿力を補うことが目的です。
だから、基礎化粧品に配合されている保湿成分は、お肌の持つ保湿成分と同じものや近いものが多いのです。
お肌の保湿のメカニズムは、表皮の角質層にある水分の比率を20%~30%程度にキープすることです。
お肌の表面では、皮脂腺から分泌される皮脂と汗が混じってできた皮脂膜が天然の保湿クリームとして、水分が肌から蒸散するのを防いでいます。
お肌の角質層では、アミノ酸や尿素でできた天然保湿因子(NMF)が、水分を吸着することで保湿しています。
また、角質細胞間脂質であるセラミドやコレステロールは、ラメラ構造を形成することで、水分を挟み込んで保湿しているのです。
この3つのはらたきでお肌はバリア機能を発揮し、保湿とともに外部から異物が侵入するのを防いでいます。
また。これらの成分は表皮の新陳代謝、つまりターンオーバーで常に入れ替わっているのです。
基礎化粧品の役割は、お肌の成分と同じはたらき、または近いはたらきをする保湿成分を補い、このメカニズムをサポートすることです。
その結果、乾燥肌やそれが原因で目立つくすみや毛穴、小じわなどの肌悩みを予防するのです。
2)化粧水の役割
化粧水にはさまざまな種類がありますが、一般的には保湿化粧水を指します。
ここでは、保湿化粧水やエイジングケア化粧水の役割をご紹介します。
化粧水の主な役割は、肌に水分を与えることと水溶性の保湿成分で水分の保持をサポートすることです。
クレンジングや洗顔でメイクや汚れ、不要な皮脂を取り除いた角質層に、水分と保湿成分を届けることで、保湿のファーストステップの役割を果たすのです。
また、化粧水によってお肌が柔軟になるため、後につける美容液が浸透しやすくなります。
エイジングケア化粧水の役割は、保湿成分に酸化を防ぐ成分やコラーゲンを増やす成分を加えて、エイジングケアをサポートすることです。
男性向けの化粧水でもその役割は同じです。
また、肌質や肌状態、肌悩み別に、脂性肌化粧水、敏感肌化粧水、肌荒れケアの化粧水、ニキビケアの化粧水といった分類や、ビタミンC誘導体化粧水やプロテオグリカン化粧水など成分名を冠にした呼び方もあります。
これらは、保湿とエイジングケアの役割を発揮します。
なお、収れん化粧水、ふき取り化粧水、美白化粧水、アルカリ化粧水などは、一般的な保湿化粧水とは役割が異なります。
3)美容液の役割
美容液もたくさんの種類があります。一般的には保湿美容液を指します。
ここでは、保湿美容液やエイジングケア美容液の役割をご紹介します。
美容液の役割は、水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分を凝縮して配合し、水分の保持をしっかりおこなうことです。
つまり、スキンケアやエイジングケアの要が美容液です。
また、エイジングケア美容液には、しわ対策やほうれい線対策など、特定の肌老化や肌悩みをターゲットにしたものもあります。
最近では、化粧水の前に使用する導入美容液(ブースター)と呼ばれるものも登場しています。
化粧水と同じく、敏感肌向け美容液など肌質別のものや目元美容液など、パーツを集中的にケアするものもあります。
また、ビタミンC誘導体美容液やセラミド美容液、プロテオグリカン美容液など成分名を冠にしたものもありますが、役割は保湿とエイジングケアです。
4)乳液の役割
乳液の役割は、水分を保持することと油分で水分の蒸散を防ぐことです。
油分は皮脂膜と似たはたらきで、肌表面にフタをすることによって、水分や保湿成分を閉じ込めます。
だから、保湿クリームを使わない場合は、スキンケアやエイジングケアの仕上げの役割も担います。
乳液には、水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分がバランスよく配合されています。
乳液をベースに、UVカット成分を含み紫外線対策ができるUV乳液やUV化粧下地の役割も果たすティント乳液などもあります。
5)保湿クリーム
保湿クリームの役割は、乳液と同じで水分を保持することと油分で水分の蒸散を防ぐことです。
油分は皮脂膜と似たはたらきで、肌表面にフタをすることによって、水分や保湿成分を閉じ込めます。
だから、スキンケアやエイジングケアの仕上げの役割を担います。
水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分がバランスよく配合されていますが、乳液よりも油分が多いのが一般的です。
ほうれい線クリーム、しわ取りクリーム、セラミドクリームといった肌悩みや成分名がついたものがあります。
また、アイクリームなどのパーツ別のものもあります。やはり役割は保湿とエイジングケアです。
原則として、乳液と保湿クリームはどちらか一方を使えば問題ありません。
ただし、美容液を使わない場合や乳液と保湿クリームの配合成分の種類が違う場合は、両方を使ってもよいでしょう。
また、季節や肌質、好みで使い分ける方法もあります。
たとえば、春や夏は乳液を使い、秋や冬は保湿クリームを使う方法があります。
また、朝のスキンケアで乳液、夜のスキンケアで保湿クリームを使うこともよい方法です。
乾燥肌がひどい場合には、乳液と保湿クリームの両方を使う方法もあります。
ご自身の肌質や肌状態、年齢、季節、好みで上手に使い分けましょう。
3.化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの配合成分の違い
いま、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いを説明しましたが、それは配合成分の違いによるものです。
ここでは、それぞれの基礎化粧品の配合成分の違いについてご紹介します。
1)化粧品の成り立ちの基本と違い
化粧水、美容液、乳液、保湿クリームのいずれであっても、基本的な配合成分は同じです。
その基本構成は、次のとおりです。
- 水
- 水溶性の保湿成分
- 油溶性の保湿成分(エモリエント成分)
- 機能性成分(エイジングケア化粧品成分)
- 界面活性剤
- 防腐剤(フェノキシエタノール、パラベン)
- そのほかの成分(香料・着色料・アルコール・増粘剤など)
それぞれの基礎化粧品を特徴づけるのは、主に水、水溶性の保湿成分、油溶性の保湿成分の配合比率です。
化粧品の特徴を理解するには、配合成分の知識を持つことが大切です。
配合成分の知識があれば、それぞれの化粧品の全成分表示を見ることによって、ある程度どんな特性があるかがわかるのです。
2)化粧水を特徴づける配合成分
化粧水の成分は大半が水です。
水が化粧水の80%以上あるいは90%以上を占めています。
さっぱりタイプであればあるほど、水の配合率が高くなるのが一般的です。
後は、基本成分としてグリセリンやBGなどの水溶性で水分を吸着する成分であるヒューメクタントが配合されます。
アミノ酸やジグリセリン、エチルヘキシルグリセリンなども同じ仲間です。
そのほかには、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの水分を抱えこむ保湿成分が配合されます。
一方、油溶性の保湿成分は配合されないか、微量が配合される程度です。
セラミドも油溶性成分ですが、親水基をもつので比較的、化粧水に配合されることの多い成分です。
ただし、化粧水には、それほど高い濃度で配合されることはまれです。
また、エイジングケア化粧水には、ナールスゲン、VCエチルなどの水溶性ビタミンC誘導体、APPSなどの両親媒性ビタミンC誘導体、トコフェリルリン酸Naなどの両親媒性ビタミンE誘導体、水溶性フラーレン、アスタキサンチンといったエイジングケア化粧品成分が配合されることがあります。
また、ほかにも金コロイドやエルゴチオネイン、レスベラトロールなどの酸化を防ぐ成分が配合されることがあります。
3)美容液を特徴づける配合成分
美容液も多くの場合、80%程度が水です。
美容液には、水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分が凝縮されて配合されています。
だから、一般的には保湿力の高いセラミドなどの成分が高濃度で配合されます。
なかでも、ヒト型セラミドを配合したセラミド美容液が人気です。
このほか、美容液に配合される油溶性成分としては、スクワランなどのオイルがあります。
また、エイジングケア美容液には、先ほど挙げた成分に加えてレチノールやレチノイン酸トコフェリルなどのビタミンA誘導体やビタミンE誘導体のトコフェロールなども配合されます。
また、ナイアシンアミドやニールワンなどの抗シワ成分配合の美容液などもあります。
4)乳液を特徴づける配合成分
乳液も多くの場合、70%~80%程度が水です。
乳液には、水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分がバランスよく配合されます。
油溶性成分の割合が、美容液より高く保湿クリームより低いのが一般的です。
5)保湿クリームを特徴づける配合成分
保湿クリームも多くの場合、60%~70%程度が水です。
保湿クリームには、水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分がバランスよく配合されます。
油溶性成分の割合は、乳液より少し高いのが一般的です。
油溶性の保湿成分としては、シア脂(シアバター)、スクワラン、ワセリンなどが配合されます。
また、エイジングケア保湿クリームには、油溶性ビタミンC誘導体VCIPなどが配合されます。
4.化粧水、美容液、乳液、保湿クリームをつける順番
1)化粧水、美容液、乳液、保湿クリームをつける順番の原則
化粧水、美容液、乳液、保湿クリームをつける順番は、水溶性成分の配合比率の多いものが先、油溶性成分の配合比率が多いものが後です。
なぜなら、油分の多い保湿クリームを化粧水の前に使ってしまうと、肌に油分が乗っているので、化粧水に含まれる水や水溶性の成分が浸透しなくなるからです。
したがって、化粧水→美容液→乳液→保湿クリームの順番で使うのが基本となります。
この順番を守って使うことで、それぞれの基礎化粧品の役割を果たすことができるのです。
これが、スキンケアやエイジングケアで美肌をキープする基本的な考え方です。
もし、どの順番につけるか迷った場合は、テクスチャーの軽いものから重いものの順に使えば大丈夫です。
同じ程度のテクスチャーなら順番は過度に意識しなくてもよいでしょう。
もちろん、どの化粧品も適切な量を使うことが大切です。
そして、朝のスキンケアで基礎化粧品を使った後は、日焼け止めやメイクアイテムを使います。
化粧水、美容液、保湿クリームの使い方は下記を参考にしてください。
2)基礎化粧品をつける順番に例外はないの?
いまでは、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームも多種多様です。
そのため、美容液と乳液で水溶性成分の配合比率が、「美容液<乳液」ということもなくはありません。
この場合は、乳液→美容液がつける順番です。
この配合比率は、全成分表示にも記載がないので、テクスチャーで感じ取るしかありません。
ただし、テクスチャーにそれほどの差がなければ、過度に順番を気にしなくても大丈夫です。
また、導入美容液や導入乳液などのスキンケアアイテムも登場してきました。
これらは、洗顔後真っ先につけて、あとからつける化粧水などのアイテムの浸透をよくする役割があります。
この場合は、導入美容液や導入乳液が化粧水の前となります。
ただし、これがどこまで科学的根拠があるかというと難しいのです。
化粧品メーカーは、さまざまな名前で新たなカテゴリーの基礎化粧品を販売しますが、名前にあまり惑わされると混乱します。
迷った場合は、さっぱりからこってりというふうに、水分が多い順であることを思い出して、基礎化粧品を使う順番を決めましょう。
5.そのほかのアイテムの役割の違いやつける順番は?
1)オールインワン化粧品
お手軽で経済的、時短スキンケアができることから、いまや人気のオールインワン化粧品。
多くは、ジェルタイプやゲルタイプです。
これを使えば順番を考えずに済みますね。
はたしてオールインワン化粧品の配合成分は特別なのでしょうか?
実は、オールインワン化粧品の配合成分は美容液と似ていて、水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分が凝縮されて配合されているのです。
その上で、カルボマーなどのゲル化剤を加えて、独特のテクスチャーにしたものなのです。
化粧品には、法的に「オールインワン」を名乗れるかどうかのルールはありません。
多くの美容成分を配合すれば、オールインワン美容液やオールインワンクリームと名乗ってもよいのです。
もしオールインワン化粧品とほかの基礎化粧品を合わせて使う場合の順番は、化粧水の後、乳液の前です。
美容液も使いたいなら、テクスチャーの軽いほうを先に使いましょう。
2)フェイスマスク
お出かけ前やイベントなどの前に目元のくすみなどの気になるエイジングサインがある場合、スペシャルケアとしてフェイスマスクを使うこともありますね。
フェイスマスクの役割や配合成分、使う順番をおわかりでしょうか?
さまざまなタイプがあるので、一概にはいえませんが、フェイスマスクには水溶性の保湿成分と油溶性の保湿成分が凝縮されたものが多くあります。
だから、成分としては美容液に近いのです。
だから、お手持ちの美容液と比較して、サッパリしているなら美容液の前に、コッテリしているテクスチャーなら美容液の後に使います。
美容液を使わないなら、化粧水の後に使って、その後、乳液や保湿クリームを使いましょう。
おすすめは、バイオセルロース製の密着度の高いタイプです。
また、フェイスマスクは使い方に注意が必要です。
付ける時間は10分程度に留めましょう。
なぜなら、長時間つけると、肌の水分がマスクやシートに奪われて乾燥肌になるからです。
なお、フェイスマスクの代わりにシートマスクや化粧水パックを行う場合も、長時間つけることを控えましょう。
3)美容オイル
ホホバオイルやアルガンオイルなどの美容オイルも保湿アイテムとして人気です。
こちらは、単独の植物オイルや動物オイルでつくっていることが多く、保湿クリームよりも油分の割合が多くなる場合がほとんどです。
だから、美容オイルを使う場合は、最後に使うことが基本です。
時々、「美容オイルを洗顔後、スキンケアの最初のステップに使えば、肌が柔らかくなってあとからつける化粧水が浸透しやすくなる」との情報を見かけることがあります。
美容オイルのエモリエント効果で肌が柔軟になるのは事実ですが、化粧水が浸透しやすくはなりません。
肌に油膜ができるので、水や水溶性の保湿成分をはじくことになるからです。
だから、やはり美容オイルはスキンケアやエイジングケアの最後に使うことが正しいのです。
また、美容オイルだけの保湿もNGです。
オイルは水分の蒸散を防ぐ力に優れていますが、水分を保持する力がないからです。
そのため、美容オイルだけではインナードライ肌などは改善が難しいのです。
6.季節や肌状態、年齢による基礎化粧品の使い分け
さまざまな基礎化粧品の役割の違いと使う順番をご紹介してきましたが、すべてを使う必要はありません。
季節や肌状態で使い分けることが大切です。
また、年齢に応じて使い方を変えることも大切です。
たとえば、次のような方法も一例です。
- 春の乾燥肌対策やスキンケアでは、化粧水と乳液を使う
- 夏の乾燥肌対策やスキンケアでは、化粧水と美容液を使う
- 秋の乾燥肌対策やスキンケアでは、化粧水、美容液をベースに時々フェイスマスクを使う
- 冬の乾燥肌対策やスキンケアには、化粧水、美容液、保湿クリーム、美容オイルを使う
また、エイジングケア世代では、すべてのアイテムをアルコール(エタノール)が配合されていない敏感肌化粧品に変えるなどもおすすめです。
基礎化粧品の使い方や使い分けに絶対的な正解はありません。
季節、肌質や肌状態、年齢に応じて、自分に合った選び方、使い方、使い分けを考えましょう。
<年代別のエイジングケア化粧品の選び方と使い方>
*60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
7.まとめ
化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなどの基礎化粧品の役割や配合成分の違いをご紹介しました。
また、基礎化粧品をつける順番についての考え方や基本のつけ方もご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなどの基礎化粧品は、その役割を正しく理解して適切な順番で使うことで、最大の効果を発揮します。
それぞれの基礎化粧品の役割の違いや効果的に使う順番を知ることによって、毎日のスキンケアやエイジングケアに活かし、美肌をめざしましょう。
この記事「化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?」が、エイジングケア世代の女性の美肌づくりのお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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