この記事は、50代でエイジングケアを実践されている方、あるいははじめてエイジングケアを考える方のために、化粧品の選び方や使い方をはじめ、美肌をキープしていくために役立てていただくための記事です。
また、おすすめのエイジングケア化粧品をご紹介します。
各章ごとに、テーマ別のエイジングケアのポイントをまとめていますので、それだけを読んでいただいても結構です。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
- 50代を通して、お肌の老化の指標である「エイジングインデックス」は低下します。ただし、急激な低下ではないので、閉経によるホルモンの影響ほど大きなものではありません。
- 50代では、40代で使っていたエイジングケア化粧品がお肌に合わなくなることもあります。その場合は、より刺激の少ない成分のエイジングケア化粧品に切り替えましょう。
- 50代のエイジングケア化粧品は、まず保湿力の高い成分を配合したものを選びましょう。その上で、抗酸化やコラーゲン、エラスチンをサポートする成分が配合されたものを選びましょう。
- 毎日の生活習慣も50代の美肌のために大切です。食べ物、運動、睡眠なども意識しましょう。
- 50代のエイジングケアは、肌悩みの大きな改善を目指す場合は、美容医療が必要な場合が増えてきます。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.50代で良いエイジングケア化粧品を選びたい方へ
「50代のエイジングケア化粧品の選び方と大切な7つの真実!」をお届けします。
50代といっても、今ではまだまだ若い世代。
しかし、30代から40代と本気でエイジングケアを行ってきた方も、そうでない方も、50代になると、美肌のために考えるべきエイジングケアのポイントが増えてきます。
1つは、誰もが避けて通れない更年期を迎え、閉経を迎える年代であるということ、さらには美肌に必要なお肌の要素が、40代の時よりも減ってしまうことです。
この記事では、そんな50代のエイジングケア化粧品の選び方や使い方についてご紹介します。単にスキンケアだけの話よりも、幅広く50代のからだの変化も交えながら、美肌をキープするためのエイジングケアについて考えたいと思います。
また、50代のお肌の老化を示す指標もあわせてご紹介します。
ほかのメディアではこうした視点でのアプローチはないので、エイジングケア化粧品を選ぶ際などにきっとお役に立てると思います。
さらに、おすすめのエイジングケア化粧品をご紹介します。
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2.50代のエイジングケア化粧品の選び方の基本
1)50代もエイジングケア化粧品は保湿重視
上記でお示しした、50代のエイジングインデックスでお分かりのとおり、50代では40代に比べて、すべて低下しています。
エイジングケアは、基本的には40代で行うエイジングケアと同じで、自分のお肌に足りない成分や抗酸化作用のある成分を配合したエイジングケア化粧品を選択するのが大切です。
ただ、40代と違うのは、バリア機能の低下で、皮膚全体が薄くなっていることを心に留めておいてください。
「50代だから、もっと手入れしなくては!」と化粧品を使い過ぎるのは、かえってマイナスになります。
とにかく、50代のエイジングケアの基本は、「保湿」です。
これは、どの年代でも第一に挙げられるほどに大切なスキンケアの基本ですが、50代は女性ホルモンが激減するため、これまで以上に乾燥が目立つお肌になり、シミ、シワ、たるみなどが目立つようになります。
だからこそ、10年後、20年後のお肌を考え、いまのお肌の状態をなるべく維持できるようなエイジングケアを実践することがポイントです。
次の章からは、50代のエイジングケアで選びたい化粧品成分と、肌悩みから考えるエイジングケア化粧品の選び方のポイントをご紹介します。
2)50代は刺激の強い成分を避ける
50代になると肌質が普通肌や脂性肌で合った方でも、バリア機能が低下し乾燥肌になったり、乾燥性敏感肌、混合肌になることもあります。
もちろん、もともと乾燥肌だと敏感肌やインナードライ肌になってしまうこともあります。
だから、50代からのエイジングケアにとって、気を付けたいのは、刺激の強い成分が入っている化粧品を使うことです。
せっかく、さまざまなエイジングケアを実践していても、乾燥している肌や敏感な肌は、刺激の強い成分によって、さらに悪化してしまうことになります。
PG(プロピレングリコール)やDPG(ジプロピレングリコール)は、保湿性成分として使用されるアルコール系成分です。
特にPGは刺激性が強いため、アレルギー反応を起こす可能性もあります。
また、アルコール(エタノール)は、揮発性があるためお肌の乾燥を進行させるリスクもあるので、50代からはノンアルコール化粧品を使うエイジングケアをオススメします。
そのほかに、合成香料、合成着色料や、高濃度に配合された精油や植物成分も50代のエイジングケアには避けたい成分です。
だから、50代では敏感肌化粧品や敏感肌化粧水がオススメです。
3)化粧品のランキングや口コミも参考に
日本では、40代や50代のエイジングケア世代の女性が増えています。
そして、百貨店、専門店、ドラッグストアやコンビニなどでエイジングケア化粧品が販売されています。
さらに、アマゾン、楽天、ヤフーなどの通信販売でもエイジングケア化粧品が市販されるようになり、いろんな種類の化粧品がありとあらゆるところで買える時代になりました。
そんな場合に役立つのが、@コスメなどの化粧水ランキングや美容液ランキングなど、エイジングケア化粧品のランキングや口コミです。
これらは、50代の女性にとってエイジングケア化粧品を選ぶための情報を得る上で参考になります。
ただし、販売目的の場合や恣意的なランキングもあります。
だから、過度にランキングや口コミに頼らず、参考情報として活用しましょう。
4)50代のエイジングケア化粧品はどのアイテムを選ぶのか?
エイジングケア化粧品といっても、化粧水、美容液、保湿クリーム、乳液などがあります。
これらは、どれか1つを選べばよいわけではなく、1つ1つに違った役割があります。
<基礎化粧品のアイテムと期待できる保湿のプロセス>
また、フェイスマスクもあります。
フェイスマスクはおおむね美容液と同じ役割で、乳液は保湿クリームに近い役割です。
それぞれ保湿における得意分野が違うので、どれか1つにこだわらずに上手に使い分けましょう。
また、オールインワン化粧品は時短ケアにはよいのですが、50代のエイジングケア化粧品として、これだけを使うことはオススメできません。
50代で大切なのは、水分の保持をサポートするエイジングケア美容液と水分の蒸発を防ぐエイジングケア保湿クリームです。
50代のアイテム別のエイジングケア化粧品の選び方は、次の記事も参考にしてください。
*50代のエイジングケア化粧水は優しいのがおすすめ!選び方と使い方
*50代からのほうれい線ケア化粧水の選び方の秘密?おすすめもご紹介
また、ほかの年代別のエイジングケア化粧品の選び方は次の記事を参考にしてください。
*60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
<第2章のまとめ>
エイジングケア化粧品の種類が増え、選ぶことが難しくなっています。
しかし、50代でエイジングケア化粧品を選ぶ際は、保湿と優しさを重視しましょう。
そして、ランキングは参考にしても過度に頼るのは控えましょう。
また、50代ではエイジングケア美容液とエイジングケア保湿クリームが大切です。
3.成分で考える50代のエイジングケア化粧品の選び方
1)エイジングケアインデックスから必要な成分を補う
50代のエイジングケア使いたい保湿成分としては、以下が挙げられます。
①水溶性成分
プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などがオススメの水溶性成分(ヒューメクタント)です。
なかでも、プロテオグリカンはヒアルロン酸を増やしたり、コラーゲンを増やす作用なども実験で認められています。
プロテオグリカンは高価なエイジングケア化粧品成分なので、それが配合されたエイジングケア化粧品は価格が高い傾向にありますが、50代のエイジングケアには試してみたい成分の1つです。
水溶性成分は、エイジングケア化粧水にオススメの成分です。
②油溶性成分
セラミド、スクワラン、シアバターなどがオススメの油溶性成分(エモリエント)です。
なかでも、セラミドは油だけではなく水にもなじむ親水基も持っているので、化粧水や美容液でも使われ、お肌のバリア機能の維持のための保湿成分です。
先ほどもお話したとおり、化粧品成分としてのセラミドはお肌が元から持つ成分と近いはたらきをしてくれるので、50代のエイジングケアには特に使いたい油溶性の保湿成分です。
中でも、ヒト型セラミドは、人のセラミドとほぼ同じ構造なので特にオススメです。
スクワランやシアバターは、皮脂膜に似たはたらきで水分の蒸発を防ぐことで保湿作用を発揮する成分です。
これらをエイジングケア保湿クリームなどで補うことも50代のエイジングケアに有効です。
セラミドは、セラミド美容液やセラミドクリームがオススメです。
2)50代のエイジングケアで使いたいエイジングケア化粧品成分
また、50代のエイジングケアで使いたいエイジングケア化粧品成分としては、40代と同じく、保湿作用以外の機能性の高いナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体(レチノール)、ビタミンB、ヒト幹細胞培養液などが挙げられます。
ほかにもプラセンタエキス、ビタミンE誘導体、フラーレンやアスタキサンチンなどの抗酸化作用にある成分も50代のエイジングケアにオススメです。
これらのエイジングケア化粧品成分の詳しい情報は、下記をご覧ください。
①ナールスゲン
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチンに加え、コラーゲンを美しい構造に導くたんぱく質であるHSP(ヒートショックプロテイン)47も増やす実験データを持つエイジングケア化粧品成分です。
刺激が少なく、とても分子量の小さなお肌に浸透しやすい成分で、保湿作用、光老化の軽減作用、グルタチオンを増やす作用などさまざまな特徴もあり、 50代のエイジングケアにオススメです。
②ネオダーミル
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれたエイジングケア化粧品成分です。
グリセリン、水、メチルグルコシド6 リン酸(MG6P)、銅、リシン、プロリンを混合したエイジングケア化粧品成分です。
2013年のパリ開催のIn Cosmeticsで、イノベーションアワード金賞を受賞しています。
50代のしわやたるみのエイジングケアに重要とされるⅢ型コラーゲンを増加させることがわかっています。
③ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体とは、ビタミンC本来の力を化粧品で発揮させるために、少し加工したものです。
ビタミンC誘導体には、エイジングケア効果や美白効果などさまざまなよい効果がある一方、刺激もあるので万能ではありません。
また、高濃度であればよいわけでもありません。
だから、ビタミンC誘導体化粧水は慎重に選ぶ必要があります。
ビタミンC誘導体には、水溶性、油溶性のほかに両性のものもあります。
化粧水には水溶性ビタミンC誘導体配合のものがおすすめで、油溶性ビタミンC誘導体は、保湿クリームがおすすめです。
*テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は油溶性ビタミンC誘導体
*3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸はセラミドを増やすビタミンC
④ビタミンA誘導体
レチノールやレチノイン酸トコフェリルなどのビタミンA誘導体は、ターンオーバーを促進し、コラーゲン産生を促して、エイジングケアが必要な世代のお肌のハリアップに使えます。
また、ニキビ跡のケアにも使われる美容成分です。
⑤ヒト幹細胞培養液
ヒト幹細胞培養液には、アミノ酸やたんぱく質、糖質、脂質に加えてEGF、FGFをはじめVEGF、HGF、IGF、アディポネクチンなど多くの成長因子が含まれています。
これらは、50代のエイジングケアにも大切な美容成分です。
⑥ナイアシンアミド
ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、ニコチン酸アミドとも呼ばれる効果が高い成分です。
医薬部外品の承認を受けていて、エイジングケア化粧品にもよく配合される人気の成分です。
セラミドを増やすはたらき、メラニンを抑えてシミやソバカスを予防する美白の効果、コラーゲンを増やしてシワを改善する効果があります。
⑦カルノシン
カルノシンには、酸化や糖化を防ぐはたらきがあることがわかっています。
そのため、肌やからだの老化を防ぐという研究報告がいくつかあります。
今では、サプリメントや化粧品としても使われています。
カルノシン配合の化粧品は、50代の肌のハリをキープし、シワやほうれい線の予防的なケアに期待ができます。
⑧マンダリンオレンジ果皮エキス
マンダリンオレンジ果皮エキスは、ミカン科の果実であるマンダリンオレンジの果皮から抽出された美容成分。
角層のキメとツヤを保つ効果があり、肌に透明感を与える美容成分として注目されています。
また、天然保湿因子(NMF)のもととなるたんぱく質であるフィラグリン分解酵素の産生促進作用があります。
これは、天然保湿因子(NMF)を増やすはたらきです。
<第3章のまとめ>
50代では、保湿力の高いセラミドなどの保湿成分、コラーゲンを増やすナールスゲンやビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体などのエイジングケア化粧品成分の両方が配合されたエイジングケア化粧品を選びましょう。
4.肌悩みから考えるエイジングケア化粧品の選び方
1)50代は保湿力の高いエイジングケア化粧品を選ぶ
エイジングケア化粧品を選ぶ基本は、肌悩みを基にして選ぶことです。
でも、難しいことはありません。
エイジングケアの基本中の基本である「保湿」することが、エイジングケア化粧品のはたらきです。
50代にとって最大の悩みとなる「乾燥肌」の対策のためのエイジングケアには、保湿力が高いエイジングケア成分が配合されていて、刺激のある成分が少ないものを選ぶとよいでしょう。
50代の肌悩みから考えるエイジングケア化粧品選びは、40代のエイジング化粧品選びと同じです。
「保湿力を高めるには、どんなエイジングケア化粧品成分を選べばよいのか?」
が最初の問いかけなのです。
だから、まず大切なことは保湿力の高いエイジングケア化粧品成分が十分に配合されていて、刺激のある成分が少ないことです。
バリア機能の正常化をサポートするセラミド、なかでもヒトのセラミドと構造がほとんど同じであるヒト型セラミドを配合しているエイジングケア化粧品を選びましょう。
それ以外では、セラミドとは違う作用で保水する成分を組み合わせましょう。
それに加えて、先ほど説明したエイジングケア化粧品成分や抗酸化作用を持つ成分の配合されたエイジングケア化粧品を選びましょう。
乾燥肌を解消すれば、次のような肌悩みを改善することが可能です。
2)エイジングケア化粧品では解決できない肌老化
50代の肌悩みはエイジングケア化粧品だけでは改善しない場合もたくさんあります。
目の下のくまの中で、たるみで起こる黒くまや青くまはエイジングケア化粧品では改善することができません。
ほかにも顔のむくみを改善したり、深いシワやほうれい線を消すこともできません。
おでこのしわ、鼻のしわ、口元のしわ、首のしわなどでも、表情クセやたるみが原因なら化粧品で改善できません。
エイジングケア化粧品はあくまで予防美容的に使うものなので、20代や30代から予防を行いましょう。
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みの対策を紹介していますので、ぜひ、そちらも参考にしてくださいね。
<第6章のまとめ>
エイジングケア化粧品は、乾燥が原因で目立つ小じわなどの肌悩みなら、乾燥を改善することで目立たなくすることが可能です。
しかし、真皮などの衰えによるたるみや血行不良が原因の目の下のクマ、顔のむくみは改善できません。
50歳になる前からエイジングケアで肌悩みを予防しましょう。
5.50代のエイジングケアにおすすめ「ナールス」の化粧品
40代、50代以降の肌悩みやお肌の状態を考慮して開発したのが、ナールスブランドのエイジングケア化粧品です。
主力成分は、先ほどご紹介したナールスゲンですが、製品ごとにその目的に合わせてネオダーミル、セラミド、ビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体、ビタミンE誘導体、プロテオグリカン、プラセンタエキス、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸など保湿とエイジングケアを考えた配合に工夫を凝らしました。
また、ナールスブランドのエイジングケア化粧品は、40代や50代以降のエイジングケアで刺激となる成分を可能な限り配合していません。
具体的には、アルコール、着色料、香料はいずれの製品にも配合せず、敏感肌の方でも使えるように考えました。
また、防腐剤、界面活性剤などは品質上、最低限の配合は行いながらも、製品ごとに異なる防腐剤を使うことで、いずれかの製品を使える工夫を凝らしました。
たとえば、エイジングケアローション「ナールスピュア」には、パラベンは使わずフェノキシエタノールを使っています。
一方、エイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」には、パラベンもフェノキシエタノールも使っていません。
エイジングケア美容液「ナールス ネオ」は、直接的にはパラベンもフェノキシエタノールも使っていません。
ただし、キャリーオーバー成分として、微量のパラベンとフェノキシエタノールがもとの原料に含まれています。
ほかにもナールスゲン配合のナールスブランドの製品には、次の3つがあります。
- バイオセルロースのフェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」
- ダマスクローズの芳醇な香りのハンドクリーム「ナールス ロゼ」
敏感肌でも使えるUV化粧下地「ナールス ヴェール」
また、ナールスゲンを配合していない製品には、次の2つがあります。
ナールスブランドは、全部で8つのアイテムのエイジングケア化粧品ですが、すべて香料や着色料、アルコールは配合していません。
このようにナールスブランドは、40代や50代以降のエイジングケアのために期待できる実感と刺激の少なさを強く意識して開発したエイジングケア化粧品です。
<ナールスブランドの化粧品の使い方>
<第5章のまとめ>
ナールスは、ナールスゲンなどのエイジングケア化粧品成分が配合された50代にオススメしたいエイジングケア化粧品です。
化粧水、美容液、保湿クリーム、フェイスマスク、UV化粧下地、クレンジング料、洗顔料、ハンドクリームの8つのアイテムがあります。
6.50代はエイジングケア化粧品に加えて美容医療やマスク対策も!
1)アンチエイジングとしてエステや美容医療も選択肢の1つ
そうはいっても、やっぱり、老いを感じるお肌を今すぐ何とかしたい!と50代の方もいらっしゃると思います。
また、エイジングケア化粧品を使ったり、身体の内側からのエイジングケアだけでは改善が難しいエイジングサインもあると思います。
そういう時は、エステティックサロンや美容医療の力を借りてはどうでしょう。
まず、エステティックサロンは、美容整形などの美容医療に比べればハードルは低いですね。
施術も美顔器などを使ったものが多く、侵襲は多くありません。
美容医療は、エイジングケアというよりアンチエイジングですね。
たとえば、シワやほうれい線。
乾燥による浅いシワや口もとの小じわが原因のほうれい線ならば、エイジングケア化粧品でもサポートはできますが、深く刻まれたシワやほうれい線を消すのは、エイジングケア化粧品では期待できません。
深いシワやほうれい線の改善や解消には、レチノイン酸といった外用の医薬品による治療や、ケミカルピーリング、ヒアルロン酸注入、レーザー治療などがあります。
また、紫外線や美白専用のエイジング化粧品によりシミ対策を行っても、限界があるときもあります。
そういった場合もフォトフェイシャルやQスイッチレーザーによる治療などを検討してはどうでしょうか。
ただし、美容医療を受ける際は、信頼できる専門医としっかり相談の上、ご自身が納得された上で行うことが大切です。
2)マスク生活とエイジングケア
2020年から新型コロナウイルス感染予防のためにマスク生活が日常となりました。
そのため、50代でもマスクによる肌荒れで悩む方が増えています。
実際、当社が2021年に実施したアンケートでも35.1%の方が、マスクによる何らかの肌トラブルを感じています。
<マスクによる肌荒れについてのアンケート>
マスクをつけることで起こる肌荒れなど、お肌にダメージを与える原因は主に5つあります。
- 素材によるダメージ
- マスク内が蒸れることで雑菌が繁殖
- マスクによる摩擦でお肌のバリア機能が低下
- マスクを外した際の肌の乾燥
マスクの汚れ
だから、50代もマスクによる肌ダメージを予防するスキンケアやエイジングケアが大切です。
つまり、より優しいエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。
また、お肌に優しいマスク素材を選ぶことが大切です。
<参考動画>
マスク肌荒れの原因とは?~皮膚科医に聞くマスク肌荒れ PART1~
<参考記事>
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
*マスク生活に使いたいクレンジング料!擦らず落とせるおすすめは?
*マスク生活になって半年、あなたは敏感肌になっていませんか?
<第6章のまとめ>
50代までエイジングケア行ってこなかった方でも、今からエイジングケアを始めれば効果が期待できます。
劇的な改善は見込めませんが、1年、2年かけてあせらず、じっくり楽しみながらエイジングケアに取り組みましょう。
また、2020年から続くマスク生活による肌荒れ対策も大切です。
なお、50代で肌悩みの大きな改善を望むなら、美容医療も選択肢の1つです。
検討する場合は、信頼できる専門医としっかり相談しましょう。
7.まとめ
50代のエイジングケア化粧品の選び方について幅広く取り上げました。
また、オススメや人気、ランキングの高いエイジングケア化粧品をご紹介しました。
50代といえばかつては人生の終盤でしたが、いまやまだまだ健康で美肌でいられる時代。
実際、女優さんや芸能人でなくても若々しくご活躍の方も多い現代。
そんな50代を過ごすためは、やはりエイジングケアや化粧品に関する幅広い知識と実践が大切です。
また、正しく使うことも大切です。
この記事「50代のエイジングケア化粧品の選び方と大切な7つの真実!」が、エイジングケア世代の皆様にお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。文部科学省後援日本化粧品検定1級一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト著作(共著)KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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