最近では知名度が上がってきたプロテオグリカン。
いろいろなエイジングケア化粧品に配合されるようになってきました。
そんなプロテオグリカンを配合した美容液の人気が高まっています。
では、オススメのプロテオグリカン配合美容液の選び方は、ランキングに頼ればよいのでしょうか?
この記事では、プロテオグリカン配合美容液の選び方や使い方のコツ、そしてオススメのプロテオグリカン配合美容液をご紹介します。
- プロテオグリカンは、高い保湿力のある水溶性の化粧品成分なので、美容液や化粧水との相性がよい美容成分です。一方、保湿クリームや乳液にはあまり適していません。
- プロテオグリカンは、保湿力以外にもヒアルロン酸やコラーゲンを増やすはたらきがあります。だから、エイジングケア美容液で使いたい成分の1つです。
- プロテオグリカン配合の美容液の選び方は、他の保湿成分やエイジングケア化粧品成分もチェックして選ぶことが大切です。また、自分の肌質、年齢、肌状態に合ったものを選びましょう。
- プロテオグリカン美容液は、安全性を意識して選ぶことも大切です。特にエイジングケア美容液は、アルコールなど刺激の強い成分は避けましょう。
- プロテオグリカン配合の美容液の使い方に特別なことはありません。基本を守って正しく使うことが大切です。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.プロテオグリカン配合の美容液を使いたいあなたへ
最近では、美容液はじめ色んなエイジングケア化粧品に配合されるようになってきました。
なぜなら、プロテオグリカンはとても優秀な化粧品成分で、エイジングケアにとってウレシイはたらきがたくさんあるからです。
具体的には、次の効果が期待できます。
- とても高い保湿力を持っていること
- ヒアルロン酸を増やすはたらきがあること
- コラーゲンを増やすはたらきがあること
- EGF(Epidermal Growth Factor=上皮成長因子)という新しい皮膚の生成を促す成分によく似たはたらきがあること
- 抗炎症物質の作用を促進するはたらきがあること
プロテオグリカンは、水溶性なのでエイジングケア美容液やエイジングケア化粧水に適した成分です。中でも美容液が人気。
そんなプロテオグリカン配合の美容液は、@コスメなどの美容液ランキングで取り上げられています。とても気になりますね。
また、「VOCE」や「美人百花」などの美容雑誌などでもプロテオグリカン配合のオススメの美容液の紹介が増えています。
このようにメディアでも注目を浴びているのです。
では、プロテオグリカン配合の美容液は、どのように選べばよいのでしょうか?
この記事では、プロテオグリカン配合美容液の選び方や使い方のコツをご紹介します。
また、安全性についてもチェックします。そしてオススメのプロテオグリカン美容液をご紹介します。
「プロテオグリカンってどんな美容成分?」
「どんな肌悩みによいの?」
「プロテオグリカン配合の美容液の選び方は?」
「プロテオグリカン以外にどんな成分が入っていればよいの?」
「安全性は?刺激などはないの?」
「プロテオグリカン配合の美容液の使い方は?」
「オススメのプロテオグリカン配合の美容液を教えて!」
などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<PR>
プロテオグリカン配合の美容液なら
2.オススメの美容液の前にプロテオグリカンを知ろう!
プロテオグリカン配合の美容液の選び方や使い方の前に、プロテオグリカンそのものをおさらいしましょう。
プロテオグリカンについては、「プロテオグリカンの効果は保湿とエイジングケア化粧品の要!」で詳しくご紹介していますので、ここではポイントを説明します。
1)プロテオグリカンとはいったい何?
プロテオグリカンは、「たんぱく質」と「糖」が結合してできた「糖タンパク」の1種です。
「プロテオ」とはプロテイン(protein)のことで、「たんぱく質」を意味し、「グリカン」は多糖類を意味します。
つまり、プロテオグリカンは意味がそのまま名前になった成分です。
このプロテオグリカンは、ある特定のたんぱく質に何本かの糖鎖(糖が結合してできた化合物)である「グリコサミノグリカン」が結合しているものすべてのことです。
つまり、プロテオグリカンは総称で、いくつかの種類があるのです。
グリコサミノグリカンを構成している糖鎖の種類によって、いくつかのタイプに分類されます。
これは、セラミドやコラーゲンなども同じです。
2)プロテオグリカンのお肌でのはたらき
プロテオグリカンは、人間や動物の皮膚や軟骨などにあります。
いくつかの種類がありますが、お肌の真皮にある「ヴァーシカン」、そして、表皮の最下層部にあり、表皮と真皮をつないでいる基底膜に含まれる「パールカン」が有名です。
真皮に存在するプロテオグリカンは、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどと一緒に、線維芽細胞の周りで、細胞外マトリクスを形成しています。
細胞外マトリクスとは、細胞の外にあって、細胞と細胞の間を埋める物質です。
表皮の下にありお肌の土台になる真皮は、細胞だけでは安定しません。
そのため、プロテオグリカンをはじめとする成分が組み合わさって、細胞が安定できる足場のような場所をつくっているのです。
お肌においてもクッションの役割を果たし、ハリや弾力を支えくれます。
また、ひざなどの関節にある軟骨の中でも、外部からの衝撃を緩和するクッションとしてはたらきます。
3)美容成分としてのプロテオグリカンの安全性
美容成分としてのプロテオグリカンは、鮭の鼻の軟骨から抽出されたものです。
高い保湿力が最大の特徴です。
化粧品の全成分表示では、「水溶性プロテオグリカン」と表記されます。
毒性や刺激性はなく、アレルギーの報告もない安全性の高い成分と考えられています。
そのため、どんな肌質でも使いやすいエイジングケア化粧品成分です。
したがって普通肌や脂性肌はもちろん、混合肌、乾燥肌、敏感肌、インナードライ肌の方でも使うことが可能です。
だから、プロテオグリカン配合化粧水は敏感肌化粧水としても販売されています。
そして、化粧水ランキングでも人気です。
また、もちろん、プロテオグリカン美容液も敏感肌コスメとして人気です。
4)プロテオグリカンの化粧品成分としての効果
人の持つ成分と化粧品成分は別のものです。
そのため、お肌の真皮にもともとあるプロテオグリカンと全く同じ効果や効能を発揮するわけではありませんが、優れた効果がある上に使いやすいエイジングケア化粧品成分の1つです。
ヒアルロン酸に劣らない高い保湿効果があり、お肌のツヤや潤いをもたらすとともに、キメ(肌理)を整え、透明感のあるお肌をサポートします。
また、プロテオグリカンには、コラーゲンやヒアルロン酸を増やすはたらきがあることが知られています。
さらに、EGF様作用というはたらきがあり、20代後半から急激に減少すると言われているEGF(上皮成長因子、Epidermal Growth Factor)と同じようにはたらいてくれます。
そのため、お肌のターンオーバーの促進や正常化が期待できます。
プロテオグリカンは、こうしたはたらきから乾燥肌対策に優れた成分の1つと言えます。
また、20代後半のエイジングケアや30代のエイジングケアにもオススメの成分です。
5)プロテオグリカンが不足するとどうなる?
プロテオグリカンは身体にとって大切な成分の1つです。だから、キープすることが重要です。
プロテオグリカンが肌で不足すると、真皮の水分保持力が低下し、お肌のハリやうるおいが失われます。
また、ターンオーバーの乱れなどで肌荒れや乾燥肌などの肌悩みの原因にも。
また、プロテオグリカンが関節で不足すると、膝などのクッションとしての機能が弱まってしまい、関節の軟骨がすり減るなど、滑らかな動きができなくなります。
さらに、痛みや腫れなどの症状を引き起こす関節症などのリスクも高まります。
また、長期的にプロテオグリカンが不足すると、身体は新しくプロテオグリカンを生成しようとして、コンドロイチン硫酸という成分を使い始めます。
コンドロイチン硫酸は、細胞の老化を防止する成分であるため、プロテオグリカン生成に使われることで、老化が進みやすくなってしまうのです。
だから、不足すると、肌老化の原因になります。
プロテオグリカンは、加齢に伴って生産量が減るので、アンチエイジングを意識したよい生活習慣で、不足しないように心がけることも大切なのです。
3.プロテオグリカン美容液の役割を知ろう!
プロテオグリカン配合の美容液を選ぶ前に、美容液の役割についてポイントを整理します。
美容液は、エイジングケアの要です。まずは、役割を押さえておくことがプロテオグリカン美容液を選ぶ上で大切になります。
1)美容液の役割とは?
美容液には、美白効果を持つものもがありますが、保湿が中心の美容液やそれにエイジングケア化粧品成分を加えたエイジングケア美容液に絞ったお話を進めていきます。
美容液は、基本的に化粧水の後に使うもので、主に次の役割があります。
クレンジングや洗顔後に真っ先に使うのは化粧水ですが、それだけのスキンケアでは不十分です。
そこで、水溶性成分と油溶性成分がともに凝縮して配合されている美容液を使うことで、保湿を強化して、お肌のバリア機能やターンオーバーを整えることができるのです。
保湿には、次の3つのプロセスがあります。
- お肌の角質層に水分を与える
- お肌の角質層の水分を保持する
- 角質層の表面を油膜で覆って水分の蒸発を防ぐ
美容液はこの中心である「水分を保持する(Keep Water)」ことが得意なアイテムなのです。
保湿クリームは、一般的に油溶性成分の配合割合が高く、皮脂膜に近いはたらきをして、水分の蒸発を防ぐことが美容液より得意です。
2)美容液に期待できるエイジングケアの効果
エイジングケア美容液には、保湿成分だけではなく、酸化を防ぐ成分やコラーゲンやエラスチンを増やすはたらきのあるエイジングケア化粧品成分が配合されます。
そのため、エイジングケア美容液には、お肌の老化を予防するはたらきも期待できます。
ただし、エイジングケア美容液を使うことで、小じわや乾燥によるほうれい線を消すことはできますが、顔のたるみが原因の深いほうれい線、シワ、ゴルゴライン、マリオネットラインなどを解消することは難しいのです。
プロテオグリカン配合のエイジングケア美容液であっても同じで、予防美容としてのアイテムであることを認識しておきましょう。
効果を得るためにも、エイジングケア美容液に期待できる範囲を正しく理解しておくことが大切です。
4.プロテオグリカン配合の美容液の選び方
1)プロテオグリカンの配合量はどうか?
美容成分の濃度を知ることが1つのポイントです。
少しでもプロテオグリカンが含まれていれば、「プロテオグリカン配合美容液」です。
だから、ドラッグストアや通信販売でもたくさんの種類があります。
研究では、ある程度の濃度まではプロテオグリカンの含まれる量が多いほど、ヒアルロン酸の産生量が増えることがわかっています。
だから、基本的には高い濃度であれば効果が高いのです。
このように、プロテオグリカンの配合量が多い美容液は、その良さを感じることが期待できます。
化粧品は、美容液を含め配合されている全成分の名称を表示する「全成分表示」のルールが法律(薬機法)によって定められています。
このルールによって、ボトル、化粧箱、説明書などのどこかに、配合成分名が全て記載されているのです。
ルールでは、配合量の多い順に記載して、配合成分1%以下は順不同で記載するという決まりがあります。
だから、美容液を選ぶ際は、全成分表示を見て、プロテオグリカンの配合量が多いかどうか確認することが大切です。
美容液の場合、1番目は水で、2番目はグリセリンやBGなどの基本成分が記載されているケースが一般的です。
3番以降がそれ以外の美容成分です。
だから、プロテオグリカン配合美容液では、3番目から5番目くらいに表示があるなら比較的配合量が多いものです。
全成分表示は、他の成分を確認する時も有効な手段となりますのでチェックしてみましょう。
ただし、他の美容成分とのバランスや美容液としての設計もあるので、ただ濃度が高ければよいというわけではありません。
最近では、プロテオグリカン原液といって、プロテオグリカンだけを主要美容成分にしたものもあります。
これは、プロテオグリカンの濃度は高い傾向にありますが、プロテオグリカン100%というわけではありません。
プロテオグリカン原液には、水、BG、プロパンジオール、フェノキシエタノールなどが配合されています。
2)プロテオグリカンを補完する成分は配合されているか?
①水溶性の保湿成分をチェックしよう!
プロテオグリカン美容液の選び方では、他の水溶性成分をチェックすることも大切です。
プロテオグリカンは、水分を抱え込んで保湿力を発揮するタイプの成分です。
だから、水溶性の保湿成分としては、水分を吸着するタイプの成分を組み合わせることでお互いが補完できます。
グリセリン、アミノ酸などが水分を吸着するタイプの成分です。
グリセリンは、基本成分としてほとんどの化粧品に配合されます。汎用性が高いので、話題にあがることが少ないですが、吸湿性に優れた保湿成分で、水になじみやすい上に刺激も少ない成分です。
アミノ酸は、天然保湿因子(NMF)を構成する成分で、ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンなどがあります。
また、水分を抱えこむタイプの中でも、コラーゲンやエラスチンはプロテオグリカンと組成や構造が異なるタイプのため、一緒に配合されていてもお互いに補完できる成分です。
ヒアルロン酸は、プロテオグリカンと比較的よく似た成分です。
ヒアルロン酸は、真皮にある成分ですが、美容液に含まれているヒアルロン酸は真皮に直接影響を及ぼすわけではありません。
水分を抱え込んで保湿効果を発揮する成分で、安全性も高いので敏感肌やインナードライ肌の方をはじめ肌タイプを選ばず使えます。
プロテオグリカンよりヒアルロン酸の方が原料としては安いので、互いの濃度を下げてコストや価格を抑えることが可能なので、両方配合されている美容液もよい選択肢の1つです。
②油溶性の保湿成分をチェックしよう!
プロテオグリカン美容液は、油溶性成分をチェックすることも大切です。
スクワランやシアバター、アルガンオイルなどの美容オイルが配合されているかどうかもチェックしましょう。
3)プロテオグリカン美容液に加えたいエイジングケア化粧品成分
プロテオグリカン配合美容液に一緒に配合したいエイジングケア化粧品成分としては、コラーゲンを増やす成分や抗酸化作用のある成分です。
水溶性成分のナールスゲンや水溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)などがオススメです。
油溶性成分としては、ビタミンA誘導体レチノールや油溶性ビタミンC誘導体がオススメです。
①ナールスゲン
ナールスゲンは、分子量が約321.26ダルトンという極めて小さな水溶性のアミノ酸誘導体で、近年開発されたエイジングケアの新成分として注目されています。
お肌の水分量を維持するだけでなく、真皮の線維芽細胞を活性化し、コラーゲン、エラスチン、 HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やす効果や表皮のグルタチオンを増やす効果もあります。
②ネオダーミル
ネオダーミルは、スイスのインデュケム社によって開発された新しいエイジングケア化粧品成分で、2013年の世界の化粧品展示会(in cosmetics)ではイノベーションアワード金賞を受賞しました。
ネオダーミルは、I型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンの産生をサポートします。
③ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、水溶性ビタミンC誘導体(アスコルビン酸NaやVCエチル)、両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)、油溶性ビタミンC誘導体がありますが、美容液によく配合されるのは水溶性ビタミンC誘導体と両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)です。
ビタミンC誘導体は、抗酸化作用を持つとともに、線維芽細胞にはたらきかけて、コラーゲンの生成をサポートする成分です。
また、皮脂の抑制作用、メラニンの生成抑制による美白作用があります。
④ビタミンE誘導体
ビタミンE誘導体であるトコフェロールにリン酸を加えて改良したトコフェリルリン酸Naは、両親媒性なので化粧水に配合しやすい成分です。
抗酸化作用や血行促進作用など、エイジングケアによいはたらきがあります。
⑤プラセンタエキス
プラセンタエキスは、馬、豚、羊の胎盤(プラセンタ)から抽出した成分で、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富な成分です。
保湿、抗酸化、美白などの作用があり、人気のエイジングケア化粧品成分の1つです。
⑥ビタミンA誘導体
レチノールやそれを改良したレチノイン酸トコフェリルなどがあります。
ターンオーバーを促進してコラーゲンの生成をサポートする成分です。
刺激が強いので高濃度配合の美容液は要注意です。
また、肌の弱い方や敏感肌の方も要注意です。
⑦その他の抗酸化成分
コエンザイムQ10、フラーレン、リコピン、アスタキサンチンなどの抗酸化作用を持つエイジングケア化粧品成分もよい選択肢の1つです。
4)プロテオグリカン美容液で気をつけたいポイント
先ほどもお伝えしましたが、プロテオグリカンそのものは、高い保湿力とエイジングケアが期待できるとともに刺激性もない成分です。
ほとんどの方で、安全性や副作用の問題が起こるリスクはありません。
だから、プロテオグリカン配合美容液で注意したいのは、他の成分です。
刺激のある成分としては、アルコール(エタノール)、PG、DPG、防腐剤(フェノキシエタノールやパラベン)、合成着色料、合成香料などです。
多くの場合、防腐剤は微量の配合ですが、アルコール(エタノール)、PG、DPGは配合濃度が高いと刺激を感じるリスクが上がります。
これらが全成分表示の1行目から3行目に記載されている場合は、要注意です。
エイジングケアを考える場合は、プロテオグリカン配合美容液はノンアルコールがオススメです。
5.プロテオグリカン美容液で改善できる肌悩み
1)乾燥肌の改善
乾燥肌とは、角質層の皮脂量も水分量も少ない状態のお肌であり、加齢とともに誰もが乾燥肌傾向に。
最も多い肌悩みで肌老化の原因にもなります。
プロテオグリカン配合美容液は、保湿力が高いので、お肌をしっかり保湿することができます。
乾燥肌が改善することで、くすみ、毛穴の黒ずみ、目元のしわなども予防できます。
2)エイジングサインの予防
シミやシワ、たるみ、ほうれい線、たるみ毛穴など、加齢にともなって生じてくる肌の変化をエイジングサインと呼びます。
エイジングサインが出ると、見た目にも影響を及ぼします。
特に、女性ホルモンの減少が生じる30代以降に目立つことが多くなります。
プロテオグリカンに加えて、他のエイジングケア化粧品成分が入ったものも使うことで、これらのエイジングサインを予防し、エイジレスな美肌を保ちやすくなるのです。
しかし、先ほどもお伝えしたとおり、顔のたるみをプロテオグリカン配合美容液で改善することはできません。
3)年代別や悩み別のプロテオグリカン美容液の選び方
プロテオグリカン配合美容液は、さまざまな肌質、年代、肌老化、肌悩みなどに使えるアイテムです。
そんなプロテオグリカン配合美容液の選び方は、次の記事も参考にしてください。
①年代別
②パーツ別
③肌悩み別
④季節別
6.プロテオグリカン美容液の使い方
プロテオグリカン配合の美容液と言っても特別な使い方があるわけではありません。
一般的な美容液と同じ使い方でよいのです。
詳しくは、「美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開 」でご紹介していますので、ここではポイントを示します。
1)プロテオグリカン配合美容液を使う順番
スキンケア化粧品やエイジングケア化粧品の水溶性成分の割合は、通常
化粧水 > 美容液 > 乳液 > 保湿クリーム
です。
化粧品を使う順番は、水溶性成分の多いものからとなりますので、
美容液を使う順番の基本は、「化粧水の後」、「乳液の前」です。
ただし、美容液によっては、違う順番で使うような場合もありますので、その場合は、メーカーや販売会社の説明にしたがってください。
2)プロテオグリカン配合美容液のつけ方
①手のひらに適量とる
顔全体に使う美容液なら直径2cm程度を基本として、適宜、増減してください。
目元や口元などの集中ケア美容液なら直径1cm程度が基本です。
②内から外へ、下から上へ
美容液を顔の数箇所につけ、内から外へ、また、下から上へなじませます。気になる箇所がある場合は、2~3回重ねづけしてください。
③やさしく押さえる
両方の手のひらで顔全体を包み込むようにして、やさしくハンドプレスしましょう。
目元や口元などの皮膚の薄いデリケートな部分は、指先でやさしく押さえましょう。
年齢が上がるほどリスクは高まるので、「美容液はやさしくつける」を意識しましょう。
7.オススメのプロテオグリカン配合エイジングケア美容液
オススメのプロテオグリカン配合エイジングケア美容液は、「ナールス ネオ」。
ナールス ネオは、目元、口元などの小じわをはじめ、気になるエイジングサインへの集中ケアの美容液です。
そんなナールスネオが2019年5月にリニューアルしました。
1)ナールス ネオはどんなプロテオグリカン美容液
30代からの初めてのエイジングケアはもちろん、40代のエイジングケアにも50代のエイジングケアにもオススメのエイジングケア美容液です。
いろんなエイジングケア美容液を試したけども、まだ自分にピッタリのしわ美容液やほうれい線ケアの美容液に出会っていないという方におすすめです。
プロテオグリカンの他に、「ネオダーミル」を最高推奨濃度(2%)で配合し、大学発の2つの成分「ナールスゲン」「ダエダリンA」などを配合しています。
また、プロテオグリカン以外にも保湿成分としては、6種のヒト型セラミドと9種の「アミノ酸」などを配合。
さらには、「レチノイン酸トコフェリル」も加えて、コラーゲンやエラスチンへのアプローチを強化。
APPSとVCエチルのビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、金コロイドなどの抗酸化成分も配合しています。
防腐剤は直接配合せず、化粧品原料にもとから入っているレベルなので微量です。
つまり、ナールス ネオは、水分保持のパターンが異なる3種の保湿成分、コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分、抗酸化作用のある成分をバランスよく配合し、安全性にも配慮したしわ対策美容液なのです。
ナールスネオは、顔のしわや目元のしわだけでなく、おでこのしわや鼻のしわにも使えます。
また、ほうれい線対策やたるみ毛穴対策にも使えるエイジングケア美容液です。
プロテオグリカン配合美容液なら、
初回限定価格ならお手頃価格で購入できる!9,900円→6,600円(税込)
1)新しいナールスネオに追加された成分は?
そんなプロテオグリカン美容液ナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して生まれ変わりました。
従来の成分はそのままに3つの成分を追加しました。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
顔のたるみが原因のエイジングサインやシワ、ほうれい線の予防が期待されています。
これら3つの成分は、刺激性がなく、敏感肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
8.プロテオグリカン美容液に関するよくある質問
1)プロテオグリカンの美容効果は?
プロテオグリカンはヒアルロン酸に劣らない高い保湿効果があり、お肌のツヤや潤いをもたらすとともに、キメ(肌理)を整え、透明感のあるお肌をサポートするという美容効果があります。
コラーゲンやヒアルロン酸を増やすはたらきがあることも特徴で、水溶性の成分なので化粧水や美容液に配合されることが多いです。
2)プロテオグリカンの美容液の使い方は?
プロテオグリカンの美容液の使い方は、一般的な美容液の使い方と変わりありません。
使う順番は、化粧水→プロテオグリカン美容液→乳液(保湿クリーム)で問題ありません。
使い方は、プロテオグリカン美容液を手のひらに出した後、顔の数か所につけ、内から外へ優しく塗りこみます。この時、気になるエイジングサインには重ね塗りをするのも良いです。最後に、顔全体を包み込むようにハンドプレスをしましょう。
なお、お使いのプロテオグリカン配合美容液メーカーの使用方法を参考にしてください。
3)プロテオグリカンは何からとれる?
プロテオグリカンはサケの鼻の軟骨から抽出しています。高純度かつ安全性も高いことから、様々な健康食品や美容製品に配合され、注目されている美容成分の一つです。
9.まとめ
プロテオグリカン配合の美容液の選び方や使い方について幅広くご紹介しました。
また、オススメのプロテオグリカン配合の美容液「ナールス ネオ」をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
プロテオグリカン配合美容液は、他の保湿成分やエイジングケア化粧品成分にも注意して選ぶことが大切です。
また、美容液ランキングや口コミなどだけに頼らないプロテオグリカン配合美容液を選ぶことが大切です。
つまり、成分の知識が必要なのです。
プロテオグリカンの知識はもちろんのこと、正しいエイジングケアや化粧品についての知識も身につけましょう。
そして、あなたにピッタリのプロテオグリカン配合の美容液を選んでくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
SNS Share
\ この記事をシェアする /