酸化鉄は、密着性に優れた有色の無機顔料です。
主に化粧下地などの着色料として使われます。
また、日焼け止めの紫外線散乱剤としてUVブロック効果もあります。
この記事では、酸化鉄の役割やはたらき、効果、安全性について幅広くご紹介します。
また、どんな化粧品に使われるかを取り上げます。さらに、おすすめの酸化鉄配合の日焼け止め・UV化粧下地をご紹介します。
- 酸化鉄は、鉄が酸化した酸化物の総称です。引っ付いた酸素の数でさまざまな種類があります。どれも錆の原因となる物質です。
- 酸化鉄は、有色の無機顔料です。黒色の黒酸化鉄、赤色のベンガラ、黄色の黄酸鉄の3種があります。
- 酸化鉄は、肌への密着性や隠ぺい力、分散性に優れています。そのため、多くの種類のメイクアップ製品に配合されます。
- 酸化鉄には、紫外線散乱剤を補助し防御効果を高めるはたらきもあります。また、ブルーライトを防ぐはたらきもあります。だから、日焼け止めに配合されることもあります。
- 酸化鉄は、皮膚や目に対する刺激性のない安全な化粧品成分です。そのため、肌質を選ばず使うことが可能です。
- 酸化鉄が配合される化粧品は、アイシャドー、アイライナー、マスカラ、ファンデーション、チーク、化粧下地、口紅やリップグロス、マニキュアなどです。メイク用品を中心に30000種以上の化粧品に配合されます。
- 酸化鉄は化粧品以外にもさまざまな製品に応用されています。食品添加物、塗装、医療、記録メディアなどがあります。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.酸化鉄を日焼け止めやメイクアイテムで上手に使いたいあなたへ
「酸化鉄は無機顔料であり紫外線散乱剤!化粧品としての効果と安全性」をお届けします。
酸化鉄はメイクアップ用品や日焼け止めなどに配合されています。
着色目的で使用されることが多いのですが、なぜ日焼け止めに含まれているのでしょうか。
実は、酸化鉄には紫外線散乱作用があり、紫外線を防ぐはたらきを向上させる効果もあるのです。
つまり、光老化を予防して美肌をキープするはたらきもあるのです。
紫外線は年中降り注ぐので、どの季節もブロックすることが大切です。
<UVA量、UVB量の月間変動>
だから、酸化鉄は、その一助となる化粧品成分です。
紫外線対策をはじめ正しいエイジングケアやスキンケアのためには、酸化鉄などの化粧品成分を理解する必要があります。
この記事では、酸化鉄の特性、効果、安全性について詳しくご紹介します。また、どんな化粧品に使われるのかを取り上げます。さらに、おすすめの酸化鉄配合の日焼け止め・UV化粧下地をご紹介します。
「酸化鉄ってどんな化粧品成分?役割は?」
「どんな特性があるの?使う場合のメリットやデメリットは?」
「酸化鉄に期待できる肌への効果って何?ブルーライトカットできるって本当?」
「安全性や刺激性について知りたい!どんな肌質でも使えるの?」
「酸化鉄はどんな化粧品に使われているの?おすすめの日焼け止めは?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
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【紫外線対策】肌老化の80%は紫外線が原因!知っておくべき最低限のこと
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2.酸化鉄とは?
酸化鉄は、鉄が酸化した酸化物の総称です。
酸化数に応じて酸化鉄(II) (FeO) や酸化鉄(III) (Fe2O3) など組成が異なります。
酸化鉄は、水酸化鉄と同じで「錆」の原因となります。
酸化鉄は自然界に存在する鉱物です。
代表的なものは赤鉄鉱(ヘマタイト)、褐鉄鉱(リモナイト)、磁鉄鉱(マグネタイト)[1]、 ウスタイト、磁赤鉄鉱(マグヘマイト)があります。
現代では、酸化鉄は優れた合成法が確立され、工業的に製造されます。
そんな酸化鉄は、顔料、日焼け止めや化粧下地などの化粧品、食品添加物、塗装、医療、記録メディアとして利用されています。
3.化粧品としての酸化鉄
1)酸化鉄の基本特性
酸化鉄は、古くから用いられている有色の「無機顔料」です。
顔料は、「無機顔料」と「有機顔料」の大きく2つに分けられ、無機顔料は天然の鉱石や金属の化学反応によって得られる酸化物などからつくられる顔料です。
水や油に溶けない性質を持つ粉末状の色材である顔料の中でも、分子構造中に有機物を含まないものをさします。
酸化鉄は、主に黒色、赤色、黄色の3色です。
それぞれ黒は黒酸化鉄、赤はベンガラ、黄色は黄酸鉄と呼ばれます。
化粧品で全成分表示に記載される時は、「酸化鉄」とだけ書かれている場合が多いです。
一方、医薬部外品表示名称は、「黒酸化鉄」、「ベンガラ」、「黄酸化鉄」です。
酸化鉄と人類との関わりは古く、特にベンガラは、人類が最初に使った赤色の無機顔料といわれています。
ちなみにベンガラという名前は、インドのベンガル地方で産出した天然の赤色酸化鉄が輸入されていたことに由来します。
日本でも、江戸時代に鎖国が始まるまで、インドや中国産のベンガラが輸入されていました。
なお、1707年には国内でも良質なベンガラを製造することに成功しています。
ベンガラは、日光や水分に強く、古くは魔除けや厄除けの意味で建物などに塗られていました。
化学式では、黒酸化鉄はFe3O4またはFeO Fe2O3で表記されます。
ベンガラは、Fe2O3を主成分としており、黄酸化鉄はFeOOHまたはFe2O3・H2Oで表されているのです。
ベンガラの耐熱温度は約500℃とされています。
強い光などに接しても、色相の変化が見られないことが特徴です。
2)酸化鉄の効果やはたらき
①酸化鉄は優れた無機顔着色剤
1940-1950年代に優れた合成法が確立され、現在は合成によってつくられています。
酸化鉄の主なはたらきは着色です。
着色力のほか、肌への密着性や隠ぺい力、分散性にも優れた顔料です。
組み合わせることでさまざまな色合いをつくり出すことができ、重宝されています。
化粧品で酸化鉄といえば、着色剤として認識されている場合がほとんどです。
酸化鉄を用いることで、化粧品に色を付けることができることから、メイクアップ製品に活用されています。
②酸化鉄は紫外線散乱剤の補助剤
また、あまり知られていませんが、酸化鉄には紫外線散乱剤を補助し、UV防御効果を高めるはたらきもあります。
酸化鉄の中で微粒子のものは、光の屈折率が大きいことから、紫外線散乱剤としての作用もあります。
紫外線散乱剤とは、紫外線を反射して跳ね返すことで、皮膚を守る成分のことです。
酸化鉄は、メインの成分とはいえませんが、補助的に紫外線散乱作用を助けます。
化粧品が商品として評価を得るためには、見た目も重要な要素です。
見た目を華やかに演出してくれる着色剤は、商品価値を高めることから重宝されています。
なお、酸化鉄は手づくり化粧品の着色顔料として市販もされており、比較的、安価です。
スキンケア化粧品以外では、アロマセラピーに使うアロマキャンドルや石鹸の色付けにも用いられます。
③酸化鉄はブルーライトをカット
ブルーライトは、太陽光から発せられている以外に、スマートフォンやパソコンのモニターなど、電子機器の画面が放つ光にも含まれています。
ブルーライトは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光で、強いエネルギーを持っています。
お肌では真皮に到達し、顔のたるみやしわ、シミの原因になることがわかっています。
最近では、ブルーライトの研究が進み、体内リズムを整え、健康を維持する上で重要な役割を果たしているメリットと、肌老化や目の老化をはじめ、癌、睡眠障害、肥満、精神障害などのリスクになることが指摘されるようになってきました。
だから、ブルーライトをいかに防ぐかということも、健康やアンチエイジングの観点から大切になってきました。
実は、酸化鉄は、「酸化鉄配合の日焼け止めでブルーライトはカットできる?検証結果!」でご紹介していますが 酸化亜鉛や酸化チタンと一緒に使うことで、ある程度のブルーライトをカットすることができます。
3)酸化鉄の安全性は?
目の近くに使用するアイライナーなどにも含まれる酸化鉄。
安全性が気になりますよね。
結論からいうと、酸化鉄は安定していて毒性の少ない安全性の高い化粧品成分と考えられています。
皮膚への刺激性がほとんどなく、アレルギーに関してもほぼないとされています。
また、眼への刺激性についてもほとんどないと考えられています。
食品を梱包する紙などにも、酸化鉄が含まれていることがありますが、間接的な食品成分としても安全と認められています。
だから、基本的にはどんな肌質や肌タイプでも使えます。
普通肌や脂性肌はもちろん、混合肌、乾燥肌、敏感肌、乾燥性敏感肌、インナードライ肌でも使うことが可能な成分です。
しかし、どんな成分であっても、肌荒れやかゆみ、赤みが出るほか、刺激を感じる可能性を100%否定することはできません。
つまり、化粧品かぶれ(接触皮膚炎)のリスクがまったくないわけではないのです。
アトピー性皮膚炎がある方、肌が弱く心配な方は、パッチテストをすることをおすすめします。
また、酸化鉄に不純物が含まれている場合はこの限りではありません。
微量のコバルトやニッケルなど、金属が含まれているとアレルゲンとなって金属アレルギーを引き起こす危険性があるので注意が必要です。
最近では、シリカなどでコーティングされるのでリスクは低くなっていますが、使用していて違和感を感じる場合には、速やかに使用を中止しましょう。
もし症状がおさまらない場合は、皮膚科医などに相談しましょう。
4)酸化鉄はどんな化粧品に配合されるの?
酸化鉄は使い勝手の良さから、30,000種近くのアイテムに配合されます。
着色する目的で、アイシャドー、アイライナー、マスカラ、ファンデーション、チーク、化粧下地、UV化粧下地、口紅やリップグロスなどのリップ化粧品、またマニキュア、ネイルカラーなどのネイル製品に使用されます。
日焼け止め、洗顔料、フェイスクリームに配合されることもあります。
酸化鉄の種類別では、黒酸化鉄は調色がしやすく、マスカラやアイライナーなどに多く配合されています。
ベンガラは、アイカラーやファンデーションなどのメイクアップ用品に多用されています。
黄酸化鉄もメイクアップ用品やネイルケア用品に使われていることが少なくありません。
どれか1種類ではなく、ブレンドをしてさまざまな色調をつくり出している場合もあります。
4.おすすめの酸化鉄配合の日焼け止め
1)おすすめの酸化鉄配合の日焼け止め「ナールス ヴェール」とは?
酸化鉄配合のエイジングケアにオススメの日焼け止めがナールス ヴェール。
ノンケミカルの日焼け止めですが、春の紫外線対策や夏の紫外線対策にもおすすめです。
「ナールス ヴェール」は、京都大学と大阪市立大学で共同開発されたエイジングケア化粧品成分である「ナールスゲン」を推奨濃度で配合したエイジングケアもできる日焼け止め・UV化粧下地です。
ナールス ヴェールは、紫外線散乱剤のみの配合ですが、SPF50+・PA++++という高いUVカット力を実現しています。
だから、春や夏の陽ざしでも十分にブロックする力があります。
そのため、レジャーや屋外でのスポーツでも使えます。
さらに、独自処方により、つけているのを忘れるほど軽いテクスチャーであることも大きな特徴です。
また、保湿もできるので敏感肌でも使える優しい日焼け止めです。もちろん、乾燥肌でも使える日焼け止めです。
酸化鉄配合以外のナールス ヴェールの特徴を整理すると、次のとおりです。
- SPF50+&PA++++で春や夏でも日常生活や外出時の紫外線をしっかりカット
- 敏感肌の方にもオススメのノンケミカル&ノンパラベンでお肌に優しい処方
- お肌になじみやすい独自処方の肌色で白浮きしない
- べとべとしないノンオイリー処方で脂性肌の化粧下地としても使いやすい
- 汗や水でもメイクが崩れにくいウォータープルーフ処方
- ナールスゲン&油溶性ビタミンC誘導体(VCIP)配合でエイジングケアもできる
- スクワランやセラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分配合でうるおいをキープ
<全成分表示>
シクロペンタシロキサン、水、酸化亜鉛、ジメチコン、BG、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー 、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、リンゴ酸ジイソステアリル、水酸化Al、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ハイドロゲンジメチコン、ステアリン酸、イソステアリン酸、グリセリン、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワラン、ジステアルジモニウムヘクトライト、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル(*)、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、セラミドNP、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、ヒメフウロエキス、イザヨイバラエキス、マグワ根皮エキス、トコフェロール、EDTA-3Na、フェノキシエタノール、酸化チタン、酸化鉄
(*)ナールスゲン
2)ブルーライトもカットする
酸化鉄配合のナールス ヴェールがブルーライトをカットすることがわかりました。
ブルーライトは、先ほどもご紹介しましたが、近赤外線などとともに太陽光線に含まれる有害光線です。
紫外線と同じく光老化による肌老化の原因となります。
このグラフでわかるとおり、波長の短いブルーライトの場合、ほとんど透過しません。
真ん中あたりだと15%程度透過、つまり85%程度をカット、最も長い500nmなら25%程度透過、つまり75%カットしています。
これは平均で84.8%のカット率です。
完全に十分とはいえませんが、ノンケミカルで敏感肌でも使えるタイプの日焼け止めなのに、ここまでブルーライトをカットできるなら、とても良い検証結果です。
3)酸化鉄配合の日焼け止め「ナールス ヴェール」のレビューは?
酸化鉄配合の日焼け止め「ナールス ヴェール」の使用者のレビュー記事は、下記をご覧ください。
*UV化粧下地「ナールス ヴェール」モデル白山真希さんインタビュー
5.日焼け止めの正しい選び方・使い方とその他の紫外線対策
1)日焼け止めの選び方
地上に届く紫外線には、UVA(波長320~400nm)と、UVB(波長290~320nm)があります。
そんな紫外線は、サンバーンやサンタンといった日焼けの原因になるだけではなく、顔のたるみやほうれい線、しわ、しみをもたらします。
また、紫外線による免疫低下で皮膚がんの原因になったり、感染症の原因にもなります。
だから、男性でも紫外線対策は大切です。
紫外線対策の最も重要なアイテムである日焼け止めは、酸化鉄だけではなくさまざまな成分でつくられます。
日焼け止めは、紫外線をブロックする指標であるSPFとPAを中心に、季節や肌質、生活シーンにあったものを正しく選ぶことが大切です。
基本的には、エイジングケア世代には、刺激が小さく光劣化しにくいノンケミカルタイプがおすすめです。
<ケミカルとノンケミカルの日焼け止めの違い>
<日焼け止めの生活シーンに合わせたSPF・PAの選び方・使い分け>
<参考記事>
*SPF値だけで決めてはダメ?! UVケアを完璧にする日焼け止め選びとは?
*紫外線によるシミがあると見た目が10歳も老ける!ケアや対策は?
2)酸化鉄などを配合した日焼け止めの使い方は?
酸化鉄を配合した日焼け止めや化粧下地は、紫外線対策としてとても大切な1つの要素です。
だから、日焼け止めは正しく使うことが大切です。
また、現在外出の際にはマスクを着用していますが、一般的なマスクでは紫外線を完全にブロックすることはできません。
だから、紫外線対策のために日焼け止めを使うことが大切です。
マスク着用時の日焼け止めを選ぶ条件は、汗や水に強い、刺激が少ない、摩擦に強い、光劣化しない、適度な紫外線ブロック力です。
使い方のポイントは、マスクが触れやすい両方の頬、鼻の上、口の下から顎はしっかりと重ね付けすることです。
だから、日焼け止めは正しく使うことが大切です。
ぜひ、次の記事を参考にしてください。
*日焼け止めは正しい塗り方と使い方が大切!紫外線をカットするコツ
*日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!
3)日焼け止めだけに頼らない紫外線対策
酸化鉄配合の日焼け止めだけに頼らない紫外線対策も大切です。
そんな紫外線対策は、次の記事も参考にしてください。
*外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
*ソラレンを含む食べ物で紫外線による日焼けがしやすくなるのはなぜ?
6.酸化鉄の化粧品以外の利用は?
酸化鉄は無機顔料や化粧品以外でも次のような用途で使われています。
1)食品添加物
酸化鉄は、三二酸化鉄 (Fe2O3) などの名前で、赤こんにゃくやバナナの果柄などの着色料として利用されています。
2)塗装剤
酸化鉄は、黒色酸化物(マグネタイト)の名前で、防腐のために鉄製工具の被覆に利用されています。
また、酸化鉄の一種であるヘマタイトは、建造物の防錆塗料として利用されています。
3)医療用品
酸化鉄は核磁気共鳴画像法のコントラスト造影剤としても利用されています。
4)記録メディア
磁性体の磁気メ
ディアとして、オーディオテープ、磁気カード、磁気ディスク、ビデオテープ等に利用されています。
7.まとめ
酸化鉄の特徴やはたらき、UVカット効果、安全性について詳しくご紹介しました。
また、どんな化粧品に使われるのか、それ以外の使用目的も取り上げました。
さらに、おすすめの酸化鉄配合の日焼け止めをご紹介しました。
ご理解いただけましたでしょうか?
酸化鉄は無機顔料で、主に着色剤として多くのメイクアップ用品に配合されています。
また、日焼け止めに配合されている場合は、紫外線散乱剤を補助するために用いられます。
特性を理解するとともに、酸化鉄配合の化粧品を上手にメイクやエイジングケアに活かしてくださいね。
この記事「酸化鉄は無機顔料であり紫外線散乱剤!化粧品としての効果と安全性」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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