ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。
今回は、エイジングケアの要!線維芽細胞を増やす方法や活性化させる方法について。
最近では、線維芽細胞を増殖させる美容医療・再生医療や活性化させるエイジングケア化粧品成分なども登場しています。
今回は、再生医療の専門医監修により、線維芽細胞を増やす方法や活性化する方法を解説します。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。
線維芽細胞とは?
線維芽細胞は真皮幹細胞(しんぴかんさいぼう)から変化(分化)する細胞です。
線維芽細胞は、エイジングケアを考える上で、とても重要です。
なぜなら、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、お肌のハリや弾力を生み出す
たんぱく質をつくっているからです。
エイジングケアアカデミーでは、線維芽細胞の役割とエイジングケアについて、詳しい記事を作成しましたので、概要をご紹介します。
線維芽細胞は、真皮線維芽細胞とも呼ばれます。
スキンケアやエイジングケアとの関係では、お肌のハリや弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をつくり出す細胞としてよく知られています。
線維芽細胞には、いくつかのはたらきがあります。
1)お肌のハリや弾力のもととなる成分をつくり、古くなれば分解する
2)線維芽細胞自身を増やす
3)血管をつくるのを助ける
4)女性ホルモン(エストロゲン)をつくる
5)お肌の損傷を修復する
この5つが線維芽細胞のはたらきです。
この線維芽細胞を元気な状態にすることが、エイジングケアの基本です。
<エイジングケアアカデミーの記事のコンテンツ> 1.線維芽細胞とは? 2.線維芽細胞のはたらき 3.知っておきたい!線維芽細胞とステロイドの関係 4.線維芽細胞を元気にすることがエイジングケア 5.線維芽細胞を活性化させるエイジングケア化粧品成分 6.線維芽細胞にはたらきかける美容医療とは? |
<参考記事>
線維芽細胞とは?特徴と役割を知って肌老化を防ぐ
真皮とは?構造と役割を知ってエイジレスな美肌を!
線維芽細胞はなぜ減る?
線維芽細胞は、エイジング(加齢)で減少することが知られています。
真皮幹細胞が加齢で減ると、線維芽細胞も少なくなってしまうのです。
医学の研究論文では、新生児の幹細胞を100とした場合に、80代では200分の1に減ってしまうという報告もあります。
また、紫外線ダメージや喫煙、ストレス過多などによる体の酸化も線維芽細胞が減る原因です。
線維芽細胞が減るとたるみやほうれい線が目立つ
線維芽細胞の数が減ることによって、そこから生み出されるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸なども減少します。
そうなると、肌のハリ・弾力が失われ、たるみやほうれい線、シワが目立ってきます。
このように、線維芽細胞は美肌やエイジングケアの点でとても大切なのです。
線維芽細胞を増やす美容医療
線維芽細胞は、再生医療によって増やすことが可能です。
その方法は、線維芽細胞療法と呼ばれます。
線維芽細胞療法は、自分の皮膚から採取した線維芽細胞を培養し、それを肌老化が気になる部位に注入する治療です。
耳の裏や口腔内など、紫外線ダメージのないパーツの皮膚から元気な線維芽細胞を採取し、
老化や紫外線ダメージによる減少部位に移植することで、そこで線維芽細胞が増えます。
<参考記事>
幹細胞とは?種類と肌への美容医療と化粧品の効果を解説
肌の再生医療とは?効果や種類からメリット・デメリットを解説
線維芽細胞を活性化する美容医療
直接的に線維芽細胞を増やしませんが、活性化する美容医療の施術はたくさんあります。
PRP療法
PRP療法とは、自身の血液を採取して遠心分離機にかけ、多結晶血漿(PRP)のみを取り出して注入する治療法です。
PRPには線維芽細胞増殖因子(FGF)などの線維芽細胞を刺激し、活性化させる成分が多く含まれていいます。
また、ヴァンパイアフェイシャルと呼ばれるダーマペンとPRP療法の組み合わせ治療も線維芽細胞を活性化させます。
<参考記事>
PRP再生療法とは?効果や費用、ダウンタイムなど徹底解説
ヴァンパイアフェイシャルとは?効果やダウンタイムなど全解説
ダーマペン4の効果を徹底検証!症例や体験談も掲載
FGF(Fibroblast Growth Factor=線維芽細胞増殖因子)とは?特徴とはたらき
ハイフ
ハイフ(HIFU)とは、「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字取った略称で、日本語では「高密度焦点式超音波」のことです。皮下組織・SMAS筋膜層に超音波を一点に集中して照射し、肌のたるみを改善する治療法です。
ハイフは、熱エネルギーを線維芽細胞に送ることで活性させる施術の一つです。
<参考記事>
ハイフ(HIFU)とは?効果・特徴・安全性から機種まで大公開!
高周波(RF)治療
高周波(RF)を用いた治療も線維芽細胞を刺激するため、コラーゲンやエラスチンの生成を促進させます。
高周波(RF)とはラジオ波という電磁波の一種で、体内の分子同士を摩擦し、熱を発生させるメカニズムがあります。
高周波治療法のマシンには、サーマクールやボルニューマ、オリジオX、インモードなどがあります。
<参考記事>
最新たるみの高周波治療「ボルニューマ」の効果・メリットと副作用
オリジオXは高周波(RF)たるみ治療機器!サーマクールとの違いは?
サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説
マイクロニードルRF治療
マイクロニードルRFとは、極細針(マイクロニードル)を皮膚に刺してRF(高周波)を照射する治療です。真皮より深い層を加熱し、線維芽細胞を活性化することでコラーゲン増生などの効果が得られます。
また、薬剤を導入することでさまざまな肌悩みの改善が期待できます。
マイクロニードルRF治療のマシンには、ポテンツァやエリシスセンス、シルファームX、エオニアンなどがあります。
<参考記事>
ポテンツァとは?効果やダウンタイム、費用、ダーマペンとの違い
エリシスセンスは最新のマイクロニードルRF!効果や副作用は?
シルファームXの効果は?ダーマペンやポテンツァとの違いも解説
フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーとは、マイクロドット状に光線を照射して肌に小さな点の穴を開ける施術です。
肌の表面に穴を開け、皮膚にダメージを与えることによって線維芽細胞を活性化します。
最近では、高密度のレーザーを点状に肌に照射し、その衝撃波で肌の奥にある真皮層に無数の空洞をつくり、肌ダメージを軽減したピコレーザーによるフラクショナル照射(ピコフラクショナル)も登場しています。
<参考記事>
フラクショナルレーザーの効果は?治療期間とダウンタイムも解説
ピコフラクショナルレーザーの効果はいつから?毛穴や小じわに効く?
IPL(光治療)
IPL(Intense Pulsed Light)とよばれる複数の周波数の光線を真皮層に照射することで、線維芽細胞を活性化させて、エラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸を増やす治療です。
フォトフェイシャルM22やノーリス、ルメッカほか、たくさんの種類のマシンがあります。
<参考記事>
フォトフェイシャルの効果がすごい!?毛穴やシミにはいつから?
フォトフェイシャル(光治療)の機器の種類と特徴!おすすめは?
IPLの効果は何日後に表れる?治療の期間や回数について解説
フォトシルクプラスの効果はいつから?回数や持続期間について解説
浸透型ピーリング
浸透型ピーリングとは、「剥がす」ケミカルピーリングとは異なり、薬剤を真皮まで浸透させて線維芽細胞を活性化し、さまざまな肌悩みに効果を発揮する美容医療の治療法です。
コラーゲンピールが有名ですが、最近ではやミラノリピール、リバースピール、シルクピールなど、多くの種類が登場しています。
<参考記事>
浸透型ピーリングが常に進化!種類と効果・デメリットを解説
コラーゲンピールの効果はいつから何回で出る?料金とあわせて紹介
ミラノリピールは皮膚再生に優れた浸透型ピーリング!効果とリスク
リバースピールは肝斑や色素沈着に効果的な浸透型ピーリング
幹細胞培養上清液の点滴・注射
幹細胞培養上清液には、たんぱく質やアミノ酸、ビタミン、ミネラル、サイトカインと呼ばれる成長因子が多く含まれています。
そのため、線維芽細胞を活性化することが期待できます。
<参考記事>
ベビースキン(臍帯血幹細胞培養上清液療法)の効果とリスク
エクソソーム(幹細胞培養上清液)点滴の効果とデメリットや費用
線維芽細胞は食べ物で増やすことができる?
食べ物で線維芽細胞は増やすエビデンスはない
線維芽細胞を食べ物で増やす方法としては、明確なエビデンスを持つものはありません。
しかし、食べ物で線維芽細胞を増やしたり、活性化できる可能性は否定できません。
たとえば、大豆に含まれるポリフェノール「イソフラボン」やキャベツに含まれるミネラル「ボロン」は、女性ホルモンであるエストロゲンの活性化を助けます。その結果、線維芽細胞が活性化する可能性があります。
また、コラーゲンが分解されたコラーゲンペプチドも線維芽細胞を活性化することが研究で明らかになりつつあります。
そのため、コラーゲンを含む食べ物やコラーゲンサプリメントも線維芽細胞を活性化する可能性があります。
<参考記事>
女性ホルモンを増やす食べ物でエイジレスな美肌へ!
線維芽細胞を減らさない食べ物は?
線維芽細胞が減る原因の一つは、酸化です。
そのため、酸化を防ぐ食べ物を摂ることで、線維芽細胞を減らさないことが可能です。
体内でビタミンAに変わるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質をたくさん含んでいる食べ物を摂りましょう。
ピーマンやニンジン、トマトなどの緑黄色野菜やアセロラやキウイ、いちごなどのフルーツがおすすめです。
<参考記事>
野菜の食べ方で美肌に差がつく!?エイジングケアによい野菜
フルーツで美肌になる!栄養素と美容効果と食べ方
バランスの良い食生活が大切
女性ホルモンのバランスを整える食べ物や抗酸化作用のある食べ物を摂ることは、線維芽細胞を健やかな状態にする上で大切です。
しかし、それだけに偏ることは良くありません。
たんぱく質や糖質、脂質などもバランス良く摂りましょう。
また。過度なダイエットや、ファストフードに頼った食生活は控えましょう。
<参考記事>
美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで
運動で線維芽細胞が増える?
細胞を培養する際に圧力、張力、振動力などの刺激を与えると、細胞が増殖する場合があるということは確認されています。
また、有酸素性運動と筋力トレーニングが真皮の厚みを増加させるという研究論文があります。
そのため、運動は細胞そのものに良い影響があるといえます。また、線維芽細胞が活性化している可能性も否定できません。
ただし、線維芽細胞が増えるかどうかはわかっていません。
それでも、適度な運動は健康増進や美肌のためにはおすすめです。
線維芽細胞を活性化する化粧品成分
エイジングケア化粧品の成分には、線維芽細胞にアプローチしてコラーゲンやエラスチンを増やすものがあります。
たとえば、ナールスゲンやネオダーミル、ペプチドなどがあります。
また、ヒト幹細胞培養上清液やプラセンタエキスはFGFなどの成長因子を含んでいるので、線維芽細胞を活性化することが期待できます。
これらの多くは、基礎実験で証明されていますが、臨床試験では明確に示されているわけではありません。
また、化粧品は角質層までしか浸透しないことが前提となっています。
過度な期待はできませんが、エイジングケアにおすすめの成分です。
<参考記事>
ナールスゲンのうれしい10の特徴
ネオダーミルは、いま注目の新エイジングケア化粧品成分!
ペプチドは注目のエイジングケア化粧品成分!効果と安全性は?
プラセンタエキスの化粧品での効果!馬・豚・羊の違いは?
ヒト幹細胞コスメとは?効果と役割、安全性を知ろう!
線維芽細胞を減らさない対策
今、紹介した方法以外にも線維芽細胞を減らさない方法、健やかな状態に保つ方法があるので、ご紹介します。
紫外線対策
紫外線、特に紫外線A波(UVA)は肌の真皮層まで到達し、線維芽細胞にダメージを与えます。
UVAは紫外線のうち、90%以上を占め、ガラスを透過して室内でも降り注いでいます。
そのため、春や夏だけでなく1年中、紫外線対策を行うことが大切です。
日傘や帽子、日焼け止めなど、季節やライフスタイルに合わせた紫外線対策を行い、線維芽細胞を守りましょう。
<参考記事>
紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策
紫外線による光老化とは?原因と対策を考える!
喫煙習慣を持たない
タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。
そのため、喫煙は線維芽細胞にダメージを与えます。
線維芽細胞を守るためには、喫煙習慣を持たないこと、またタバコを吸っているなら禁煙することをおすすめします。
<参考記事>
喫煙(タバコ)で肌老化・スモーカーズフェイスになる原因と対策
タバコを止めれば美肌が叶う!禁煙のメリットと治療法
ストレスマネジメント
ストレスを受けると、血液の流れが悪くなります。これを元に戻そうと、活性酸素が発生します。
一時的なものや過度のものでなければ、大きな問題はありませんが、ストレスが続いたり大きくなると、酸化が促進されます。
その結果、線維芽細胞がダメージを受けてしまいます。
趣味やスポーツ、十分な睡眠などでストレスを発散させ、線維芽細胞を守りましょう。
<参考記事>
なぜストレスが多いと肌荒れに?原因と予防・改善の対策
腸内環境を整える
腸内環境が整うと、活性酸素が抑えられることがわかっています。
なぜなら、腸内細菌叢が抗酸化物質である活性硫黄分子の量の維持や促進にはたらくからです。
線維芽細胞を守るためには、正しい腸活を行うことも大切です。
<参考記事>
腸活は効果なし?便秘が改善できる自分に合うやり方とおすすめサプリ
腸内環境を食物繊維や乳酸菌が豊富な食べ物で改善!便秘解消で美肌へ
腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ
まとめ
線維芽細胞を増やす方法や活性化する方法をご紹介しました。
線維芽細胞は幹細胞から分化される細胞で、肌のハリをキープする上でとても大切です。
そんな線維芽細胞を確実に増やすのは、「線維芽細胞療法」だけです。
一方、線維芽細胞を活性化する方法は、美容医療の施術やエイジングケア化粧品成分でもある程度可能です。
また、線維芽細胞を減らさないようにするためには、紫外線ダメージを避けたり、食べ物など日常生活を工夫することが大切です。
線維芽細胞を守って美しい素肌をキープしましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナールスゲン配合化粧品の通販サイト「ナールスコム」をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。
SNS Share
\ この記事をシェアする /