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エイジングケア化粧品「ナールスコム」のブログを訪れていただきありがとうございます。
今回は、ビタミンCのデメリットについて。
ビタミンCと言えば、万能のビタミンと言われ、美肌効果やアンチエイジング、免疫力アップなど様々なメリットがあります。
しかし、食品やサプリメントで摂りすぎたりするとデメリットがあります。
また、高濃度ビタミンC点滴・注射でもデメリットがあります。
そこで、今回は、ビタミンCのデメリットを取り上げます。
ビタミンCとは?
ビタミンCとは、アスコルビン酸のことです。
人体に必要不可欠な水溶性ビタミンで次のような効果があります。
- 抗酸化作用で体内の有害な活性酸素から細胞を守ります
- 免疫力の向上を助け、風邪や感染を防ぐ
- コラーゲン合成を促進して健やかな骨や肌をキープ
- 傷の治癒を促進
- 鉄分の吸収促進
そんなビタミンCは体内で作ることができないため、かんきつ類(オレンジ、レモン等)やイチゴ、キウイフルーツなどの果物、ブロッコリーやピーマン、じゃがいもなどの食事やサプリメントなどで摂り入れる必要があります。
厚生労働省による1日の推奨摂取量は、次のとおりです。
- 成人男性:100mg
- 成人女性:100mg
- 妊婦・授乳中:120mg
しかし、アンチエイジングや美容が気になる人はもう少し多く1000mg程度は摂った方が良いとされています。
一方、ビタミンCが、不足すると、疲れやすくなったり、傷の治りが遅くなる、免疫力が低下するといった症状が起こることがあります。
また、重症の場合は壊血病の原因となってしまいます。
そのため、ビタミンCを普段の食事で十分な量を摂取することが推奨されます。
また、それが難しい場合は、サプリメントや美容医療で高濃度点滴・注射で体内に摂り入れる方法もあります。
さらに、スキンケアやエイジングケア、美肌のためには、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使うこともおすすめの方法の1つです。
このようにメリットが多いビタミンCですが、デメリットもあります。
次の章からは、ビタミンCのデメリットを紹介します。
<参考記事>
コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!
ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!
食品やサプリメントのビタミンCのデメリット
ビタミンCは、水溶性で過剰摂取の心配は比較的少なく、余分は尿として排出されます
ただし、熱や光に弱いため、調理の際は注意が必要です。
また、ビタミンCを過度に摂ることは不要ですし、デメリットが大きくなります。
特に、サプリメントから摂取する場合は、次の点に注意しましょう。
- 推奨摂取量を守る
- 既往歴や持病がある場合は、医師に相談してから摂取を開始する
- 他の薬との相互作用に注意する
- 体調の変化に注意を払う
ただし、ビタミンCを摂りすぎても、健康な人であれば、重篤な副作用は報告されていません。
実際に厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」においても、以下のように記載されています。
<参照元>厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」】
といっても無駄に過剰の摂ることはおすすめできません。
ここからは、ビタミンCのデメリットについて紹介します。
過剰摂取による副作用
- 胃部不快感、腹痛
- 下痢や吐き気
- 便秘や胸焼けなどの消化器系の問題
特に空腹時の大量摂取は胃への刺激が強くなるので注意が必要です。
他の栄養素・薬との相互作用
- 鉄分の過剰吸収を引き起こすリスク
- 血液凝固に影響を与える薬との相互作用のリスク
- 特定の抗がん剤の効果を弱めるリスク
- 一部の血糖値測定に影響を与える可能性
腎臓への負担
- 高用量の継続摂取は腎臓結石のリスクを高める
特に、腎臓病患者は注意が必要です。
歯への影響
- 高濃度のビタミンC(特に錠剤やドリンク)は歯のエナメル質を溶かすリスク
- 酸性が強いため、頻繁な摂取は虫歯のリスクを高める
アレルギー・過敏症
まれにアレルギー反応を引き起こして、皮膚のかゆみや発疹、じんましんが起こることがあります。
保存・使用上の問題
- 光や熱に弱く、劣化しやすい
- 開封後の保存期間が比較的短い
- 酸化により効果が低下しやすい
経済的なデメリット
高品質のサプリメントは比較的高価です。それを継続的に摂取すると経済的負担が生じる点もデメリットです。
高濃度ビタミンC点滴・注射のデメリット
美容医療では高濃度ビタミンC点滴・注射のメニューがあります。
生活習慣病の予防・改善、ストレスの緩和、アレルギー疾患の予防、疲れやだるさの改善、風邪の予防、ダイエットなどの効果が期待されています。
また、高濃度ビタミンC点滴は、アメリカではがんの代替医療としても適応されます。
一方、副作用や費用負担などでメリットもあります。
点滴・注射中のデメリット
高濃度ビタミンCの点滴や注射をするためには、針を刺す必要があります。針を刺す際にはチクッとした痛みがあります。
また、点滴時間が長くなると痛みが強くなることがあります。
副作用・リスク
ビタミンC高濃度点滴・注射には副作用としては下記が挙げられます。
- 喉の渇き、筋肉のけいれん、しびれ
ビタミンCを吸収するのに水分が必要になることと、利尿作用でからだの水分が抜けやすくなるため喉の渇きが出ることがあります。
また、利尿作用でカルシウムを排出させるはたらきがあるため、筋肉のけいれん、しびれなどの症状がまれに出る場合もあります。
- 低血糖 めまい、冷や汗、疲労感
ビタミンCはブドウ糖と構造がよく似ているため、ビタミンC点滴によってブドウ糖が入ったと勘違いをして、血糖を下げるインスリンを分泌し低血糖になることがあります。
- 眠気
ビタミンCの抗ヒスタミン作用で眠気に誘われることがあります。
また、G6PD欠損症の方、インスリンの持続自己注射をされている方は、高濃度ビタミンC点滴療法を受けることができません。
その他、心不全の方、腎臓病の方は、高濃度ビタミンC点滴療法を受けられないことがあります。
コスト負担
現在国内では高濃度ビタミンC点滴・注射には、健康保険は適用されません。初診料や再診料、必要に応じた検査にかかる費用についても、自費となります。
それを継続するとコスト負担が大きくなる点もデメリットです。
このように高濃度ビタミンCの点滴・注射にはデメリットがありますが、未然に防ぐことも可能です。
高濃度点滴を受ける際は、次のような点に注意しましょう。
- 点滴当日は激しい運動や長い入浴は控える
- 点滴中は水分補給をする
- 点滴速度をゆっくりにしたり、ビタミンC投与量を減らすなどで軽減できる場合は医師に相談する
- 点滴前はできるだけ空腹を避ける
- 点滴が始まって強い痛みがある場合は、薬剤が血管の外に漏れている可能性があるので、すぐに医師やスタッフに伝える。
<参考記事>
高濃度ビタミンC点滴の効果はいつから?即効性はある?
高濃度ビタミンC点滴・注射にどんな効果?医師と体験者が対談
まとめ
ビタミンCを食事やサプリメントと摂る場合のデメリットを紹介しました。
また、高濃度ビタミンC点滴・注射のデメリットも紹介しました。
基本的には、ビタミンCの摂取は健康やアンチエイジング、美肌にメリットがあります。
しかし、過剰な摂取や間違った摂取、過度な期待を持つと思わぬデメリットに遭遇することもあります。
また、高濃度点滴・注射ビタミンCは副作用のリスクもあります。
ビタミンCのデメリットを理解した上で、適切な量を摂って美肌と健康をめざしましょう。
ありがとうございます。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。
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