こんにちは!
エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンです。
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ヘルスケアに関するちょっとしたお話
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当社スタッフの本業は、
医学・薬学関連の事業のため、
日々、医学論文や医学会の発表などの
最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、
みなさまの健康づくりの
ご参考になるような情報があれば、
月1回、ご紹介していくコーナーです。
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今回は、認知症を防ぐ食べ物に関する研究報告をご紹介。
実は、美肌に良い食べ物は、認知症予防にも良いようです。
抗酸化成分が豊富な緑黄色野菜や色鮮やかな果物は、健康や美肌に良いことはご存知ですね。
今回は、そんな食べ物が、認知症を防ぐ可能性があることを示唆する研究報告のご紹介です。
この研究は、米国立老化研究所(NIA)によって、5月4日に医学雑誌「Neurology」に発表されました。
<研究の概要>
45〜90歳の男女7,283人のデータを平均16〜17年間(最長26年間)追跡調査して、血液中のビタミンA、C、およびEと、カロテノイド類の血中濃度を調べ、
・抗酸化物質の測定値が高いグループ
・抗酸化物質の測定値が中程度のグループ
・抗酸化物質の測定値が低いグループ
の3グループに分類して、認知症との関係を調べました。
<研究結果の概要>
・カロテノイド類のうちのルテインとゼアキサンチンの血中濃度が高いグループでは、これらの血中濃度が低いグループと比べて認知症の発症リスクが低いことが示された。
・カロテノイド類のβクリプトキサンチンの血中濃度が高いほど、認知症の発症リスクが14%低下することが示された。
つまり、血液中にルテイン、ゼアキサンチン、βクリプトキサンチンの3種類の抗酸化物質が含まれる量の多い人では、量が少ない人と比べて認知症の発症リスクが低いことが示されたのです。
ルテインやゼアキサンチンは、ケールやホウレンソウなどの緑色の葉野菜やブロッコリー、エンドウ豆などに含まれています。
βクリプトキサンチンは、オレンジやパパイヤ、カキなどのオレンジ色の果物に含まれています。
これらは、健康や美肌に良いことが知られていますが、脳の健康を守る効果も期待できるのです。
ただし、これらの抗酸化物質が認知症の発症リスクに与える影響は、教育や収入、身体活動といった因子を考慮して解析すると小さくなったそうです。
また、研究者は、血液検査のデータのみに基づくものであり、生涯にわたる抗酸化物質の濃度が反映されたものではないことにも留意する必要があるとしています。
つまり、今回の研究だけでは、まだ根拠としては不十分で、より広く長期的な研究を進める必要があるようです。
それでも、カロテノイド類を含む野菜や果物は酸化を防ぐため、紫外線の強い夏に摂ることは、健康や美肌にも良いので、ぜひ、積極的に摂りたいですね。
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知って得する!
納得のエイジングケア講座 第279回
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今回から夏のエイジングケアシリーズがスタート。
今回、第1回目は、「30代からの美白は、+αが大切!おすすめ厳選成分3選」をお届けします。
★「知って得する!納得のエイジングケア講座」は、動画でお届けしています。
次回は、夏のエイジングケアシリーズ第2回
「この夏、食べ物でできる美白まるわかり!おすすめの8栄養素と食材」
をお届けします。
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ありがとうございます。
ナールスゲン配合化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。
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