2024年2月27日

ビタミンA誘導体の種類と効果

こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第148回
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「しわ対策に使われるレチノールってどんな成分」を連載中です。

前回の第3回目で、レチノールがレチノイン酸になって
はじめて効果を発揮することをお伝えしました。

実は、化粧品に配合されるレチノールはいくつか種類があって、
少し効果や特徴が異なります。

今回は、「ビタミンA誘導体の種類と効果」をご紹介します。

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レチノールは、一般的に化粧品に配合される場合、
その濃度は0.1%程度までです。

レチノールの効果は、
医薬品であるレチノイン酸の1/20~1/100程度になります。

医薬部外品では、もう少し高い濃度で配合される場合もありますが、
配合濃度の高いものは、刺激も高くなるので注意が必要です。

そんなレチノールにもいくつか種類があり
特徴が違うので、そのポイントを整理してご紹介します。

1)パルミチン酸レチノール

レチノールパルミテートとも呼ばれる
浸透力の高いレチノールです。
パルミチン酸レチノールは、
レチノールにパルミチン酸を結合させることで、
浸透力を高めた成分です。

2)酢酸レチノール

レチニルアセテートとも呼ばれる
比較的安定性の高いレチノールです。
レチノールに酢酸を結合させることで、
安定性を増した成分です。

3)シラスフィアレチノール

レチノールと天然ビタミンEなどを配合した混合成分で
レチノールよりもマイルドです。
レチノール以外では、水 、BG、ダイズ油、カルボマー、
トコフェロール(ビタミンE)、アラビアゴム、アルギン酸PG、
エチルパラベン、メチルパラベン プロピルパラベンが
配合されている混合成分です。

4)ピュアレチノール

即効性に優れ、浸透力も高いことが特徴です。
ピュアレチノールは、レチノールの効果に近いので
高い効果が期待できる反面、刺激も強いリスクがあります。

5)レチノイン酸トコフェリル

レチノイン酸と名前がついていますが、
医薬品ではなくレチノールの一種で、
効果をそのままに安全性を高めた成分です。
レチノイン酸とビタミンE誘導体(トコフェロール)を結合させることで、
安全性を高めています。

「ナールス ネオ」と「ナールス ユニバ」は、
抗酸化力と刺激の少なさの点から、
レチノイン酸トコフェリルを配合しています。

★次回は、「レチノール配合化粧品の使い方と注意点」です。

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