2024年2月27日

『セラミドは、角質層にある大切な成分』

こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第128回
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今回から、新シリーズ「セラミドとセラミド化粧品の秘密!」
のシリーズを開始します!
                                          
「セラミドとセラミド化粧品の秘密!」の第1回は、
『セラミドは、角質層にある大切な成分』をテーマにお話しします。
                                          
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最近のエイジングケア化粧品はセラミドを配合したものが多いので、
「セラミド」の名前をご存じない方は、
ほとんどいないのではないでしょうか?

そんなセラミドは、もともとお肌の角質層にある成分です。

お肌の表皮のもっとも上部には、たった0.02mmの角質層があります。

角質層は、大きく「角質細胞」と「角質細胞間脂質」に分かれます。
このうち、角質細胞が約90%で、残り10%が角質細胞間脂質です。

イメージ的に言えば、角層細胞が“レンガ”の役割で、
角質細胞間脂質がその間を埋める“セメント”です。

セラミドとは、この角質細胞間脂質の約50%を占める成分で、
「ちょっと変わった油分」なのです。

角質細胞間脂質あとの50%は、コレステロールや遊離脂肪酸などです。

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さて、セラミドの「ちょっと変わった」という性質が、
お肌を守るとても大切な要素になるんです。

セラミドは、油分なので「親油基」といって、
油になじみやすい性質があります。
ところが一方で、水にもなじみやすい「親水基」も持っているのです。

セラミドの構造をイメージでいうと “マッチ棒” になります。
マッチ棒の「火薬」の部分が「親水基」で、
「棒」の部分が「親油基」です。

セラミドのこの「ちょっと変わった構造」のおかげで、
たった0.02mmの角質層内は、

「水-脂質-水-脂質-水・・・」

と、規則正しくサンドイッチのような薄い層状になっています。
これが、「ラメラ構造」と呼ばれるものです。

セラミドは、「水分を挟み込んで保湿する」と言われますが、
このことを言っているのです。
この構造のおかげでしっかりと水分を保持、
つまり「保湿」できるのです。

また、このラメラ構造のおかげで熱や冷たさに対しても緩衝材になり、
お肌への刺激を緩和することができるのです。

さらに、外部からの侵入物も防いでいます。
これが、お肌のバリア機能を果たすということです。

つまり、セラミドはお肌の角質層でしっかり水分を挟み込んで、
保湿しつつバリア機能を果たしているのです。

いかがしたか?
今回は、お肌のセラミドのはたらきをご紹介しました。

★次回は、「セラミドはどうやってできるの?」を取り上げます。

<参考記事>

セラミドの種類!天然と合成、ヒト型の効果と特徴の違い

保湿成分セラミドのはたらきとエイジングケア効果とは?

ありがとうございます。
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