2024年2月27日

角栓が過度に大きくなる原因は?

こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第101回
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現在、シリーズで「角栓~その原因と対策~」を連載中です。

角栓については、ナールスエイジングケアアカデミーの記事の一つである「角栓の除去はダメ!?鼻の毛穴に詰まる原因と正しいエイジングケア」でも詳しく紹介していますが、ここでもチェックしてくださいね。

第4回目の今回は、「角栓が過度に大きくなる原因は?」です。

これまで、

●角栓が、毛穴部分の剥がれかけた「角質」の集まりであること
●角栓の主成分が角質と同じく、ケラチンと呼ばれるタンパク質が70%、皮脂が30%であること
●毛穴の角質に皮脂や化粧品の油脂(油分)がついて酸化することで、角栓ができること
●健康はお肌なら、自然に角栓が剥がれること

を取り上げました。

では、なぜ過度に角栓が「育って」しまうのか?

角栓が過度に大きく育って、剥がれ落ちない原因についてご説明します。

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角栓が過度に大きくなる要素は、

1)皮脂の過剰分泌 
2)お肌表面の酸化
3)古い角質または未成熟な角質細胞 

の3つです。

これら一つひとつが起こる原因が、角栓が大きくなってしまう原因です。

まず、1つめの皮脂の過剰分泌は、
・年齢や遺伝、肌質の問題
・お肌のバリア機能の低下や乾燥肌

お肌表面の酸化は、
・メイクなどによる油分の洗い残し

そして、古い角質が留まってしまうのは、
・ターンオーバーが遅くなっている
・角質が酸化してしまう

また、未成熟な角質細胞ができるのは、
・バリア機能が低下している

が原因です。

これらが複雑に絡み合って鼻の角栓が大きくなってしまうのですが、
なかなか改善しない角栓は、
「お肌の不適切なケアによるバリア機能の低下」と「ターンオーバーの乱れ」が
悪循環を起こしていることが多いのです。

バリア機能が低下したお肌は、
表皮細胞が未熟なままお肌表面に上がってきている状態です。

未熟な表皮細胞は未成熟なので、ここで剥がれず、
皮膚にとどまろうとします。
そこに、皮脂やメイクなどの油分が混じって酸化が始まります。

そして、「立派な」角栓として毛穴を目立たせます。

ターンオーバーが早すぎると、この悪循環が繰り返されます。
一方、ターンオーバーが遅いと角質が剥がれ落ちずに、とどまってしまいます。

この状態で、いくら「角栓」を剥がしても、同じことが繰り返されるのです。

つまり、悪いのは「角栓」ではなく、
角栓が自然に剥がれ落ちない「不健康なお肌」が問題なのです。

バリア機能が低下した未熟なお肌の状態で、無理に角栓を取り除くのは問題なのです。

★次回は、「角栓対策!これはNG」を取り上げます。

ありがとうございます。
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