こんにちは。
エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。
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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第42回
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「カラダ・お肌の酸化と対策」のシリーズの第12回目、
ビタミンB群の「ビタミンB12」を取り上げます。
ビタミンB12は、コバルトを含むビタミンの総称で、コバラミンとも呼ばれます。
ヒドロキソコバラミン、アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、
シアノコバラミン、スルフィトコバラミンがビタミンB12の仲間です。
「12」は、発見された順番ではなくて、
次々と発見されたビタミンB群と重複しないように
大きめの数字をつけられたそうです。
ビタミンB12が不足すると、赤血球が減ったり、
異常に巨大な赤血球ができてしまったりする、
巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)という
悪性の貧血のリスクが高まります。
ビタミンB12は、先週紹介した「葉酸」と一緒にはたらくことで、
赤血球の合成をサポートするので、
悪性の貧血対策に有効なビタミンとして知られています。
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もう1つは、最近、脳からの指令を伝える神経を正常に保ち、
体内時計を整えるはたらきがあることがわかってきました。
体内時計が狂うと、昼夜逆転するなどで睡眠のリズムが狂って、
睡眠の質が低下したり、睡眠不足になるリスクが増えます。
ビタミンB12は、そんな状態にならないよう、体内時計を保ってくれるのです。
良質の睡眠は、エイジングケアにとっても大切な要素ですから、
ビタミンB12を摂ることで、こうした間接的なエイジングケア効果も期待できそうです。
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ビタミンB12は、化粧品原料としては、保湿剤としてや暗紅色素材として、
化粧水、乳液、美容液、クリーム、UVケア化粧品、チーク、口紅など、
幅広い範囲で使われています。
また、食品では、植物性食品には少なく、動物性食品に含まれています。
ビタミンB12を多く含むのは、シジミやアサリなどの貝、
カツオなどの魚や、牛や鶏のレバー等です。
水溶性のビタミンB12は、幸い、食品からの過剰摂取の心配はほとんどなく、
有害な事象の報告もなく安全性は高いので、安心して摂取できる成分といえます。
ビタミンB12は、葉酸やビタミンCを一緒に摂るのがオススメです。
<参考記事>
★次回は、「抗酸化のための食品と成分-Part13」で、「ビチオン」を取り上げます。
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